治験コーディネーターに転職するには?保有資格別のポイントと合わせて解説

「治験コーディネーターに転職したい…」
「転職するために、何が必要だろう?」

と考えていませんか。

結論、治験コーディネーターへの転職は狭き門であると言えます。

これは、治験コーディネーターは部署異動等で人員がまかなわれることが多く、そもそも外部に出る求人が少ないからです。

このため、転職による中途入社で治験コーディネーターを目指す場合、ご自身の保有資格を活かし、しっかりとした対策を練ることが必要となります。

そこでこの記事では、人材コンサルタントとして、多くの方を治験コーディネーター転職の成功に導いてきた私が、転職するうえでの知っておくべき全知識を解説します。

  1. 治験コーディネーターへのキャリアチェンジは難易度が高く入念な準備が必要
  2. 【保有資格別】治験コーディネーターに転職するためのポイント
  3. 治験コーディネーターになりたい人におすすめする転職サイト
  4. 転職サイトをより効果的に利用する7ポイント
  5. 【図解】転職サイト利用の流れ
  6. 治験コーディネーターの労働環境まとめ
  7. 治験コーディネーターとは臨床試験の進行をサポートする人
  8. 治験コーディネーターのやりがい・メリットや評判
  9. 治験コーディネーターの大変なこと・デメリットや評判

この記事を読めば、治験コーディネーターに転職するための全てが分かります。

1.治験コーディネーターへのキャリアチェンジは難易度が高く入念な準備が必要

治験コーディネーターへのキャリアチェンジは、難易度が高く入念な準備が必要となります。

このため、これから目指したいと考えている方は、以下のポイントを押さえておきましょう。

順番にご紹介します。

1-1.必須ではないが治験コーディネーターの7割は医療系国家資格の保有者である

治験コーディネーターになるうえで、特定の資格は不要であるものの、その7割は医療系国家資格の保有者です。

これは、職業がら医学や薬学、医療システムに関する知識と理解が欠かせないためであり、実際に臨床経験を持つ人や、医療系の国家資格保有者、病院勤務の経験者は就職時に有利となります。

また、国家資格ではないものの、以下の認定資格が設けられており、治験コーディネーターを目指すのであれば、これらの資格を取得することもおすすめです。

  • 日本SMO協会公認CRC制度
  • 日本臨床薬理学会認定CRC制度
  • SMONA認定CRC制度

看護師や薬剤師・臨床検査技師の資格保持者が多い

日本SMO協会の調査によると、治験コーディネーターの70%以上が、医療系の国家資格を持っています。

出典:日本SMO協会データ

上記のように、臨床検査技師が29.4%、看護師がほぼ同率の28.6%、管理栄養士が6.9%、薬剤師が4.7%と、医療資格を保有している人は合計74%にも上ります。

このデータからも、医療系国家資格がない状態での治験コーディネーターへのチャレンジは、厳しくなりやすいことが分かるでしょう。

1-2.治験コーディネーターへのキャリアチェンジの多くは、医療機関内の部署異動

実際に、治験コーディネーターへのキャリアチェンジの多くは、医療機関内での部署異動によるものです。

特に、院内治験コーディネーターの場合、すでにその病院に看護師、薬剤師、臨床検査技師として勤務している人が、部署異動や担当替えによって治験コーディネーターとなるケースが多くあります。

このため、医療機関での直接雇用の治験コーディネーター求人は、外部に出にくいのです。

そこで、新たに中途採用で治験コーディネーターを目指す人の多くは、治験施設支援機関に所属することになります。

1-3.求人が非常に少ない

部署異動以外の方法として、転職して中途入社するという方法がありますが、前述の通り求人数は非常に少ないです。

このため、転職で治験コーディネーターを目指す場合は、しっかりとした対策が必要です。

20代で臨床経験が3年以上あると、未経験でも選考がスムーズに進みやすいですが、医療系国家資格や臨床経験がない状態でのチャレンジは厳しくなりやすいでしょう。

また、治験業界未経験で、治験コーディネーターへの転職に成功した人の90%が35歳以下であるため、ご自身の経験と年齢も考慮したうえで、対策を取る必要があります。

2.【保有資格別】治験コーディネーターに転職するためのポイント

治験コーディネーターは、多くの医療系国家資格保有者が活躍している職種です。

そこでこの章では、国家資格保有者が治験コーディネーターに転職するうえでのポイントや、転職によって変わることを解説します。

ご自身に該当するところをぜひチェックしてみてください。

2-1.看護師/准看護師の方

看護師/准看護師は、医療系国家資格を保有する治験コーディネーターとして活躍する人の28.6%を占め、1位の臨床検査技師とほぼ同率です。

これは、看護師が患者さんに接するという点において業務が共通しており、治験コーディネーター業務を安心して任せやすいからと言えます。

このため、看護師や准看護師の方は、治験コーディネーターへの転職で比較的有利となりやすいでしょう。

活かせるポイントと懸念点

看護師としての症状や疾患に関する知識、医師や患者とのコミュニケーション能力、患者のちょっとした変化を見逃さない洞察力は、転職後に患者さんと接するうえで大いに役立ちます。

また、カルテを読むことに関しては、他のどの国家資格保有者よりも速いでしょう。

一方で、薬の知識に関して覚えることや、パソコンを利用した事務作業が多い点で、特に最初は苦労する傾向があります。

夜勤がない分、看護師の診療科によっては給料が下がる場合も多く(看護師平均:483万円→治験コーディネーター:417万円)、看護業務に携わらなくなる点と合わせて念頭に置いておく必要があります。

転職によって変わること

転職することで夜勤がなくなり、土日休みとなるため、生活リズムが整いやすいです。

また、看護師とくらべて治験コーディネーターは人間関係がドライである場合が多く、働きやすいと感じる人もいるでしょう。

転職することで患者さんや医師だけでなく、製薬会社や多くの医療関係者と関わる機会が増えるため、仕事の視野が広がります。

ビジネスマナーや資料作成のPCスキルも身に付けられる点がメリットである一方、医療従事者や関係者、患者さんがお客様となるため、これまでとの立場の違いに戸惑う方も見受けられます

2-2.管理栄養士の方

管理栄養士からの転職は、看護師、臨床検査技師、薬剤師とくらべると、不利になりやすいです。

これは、ほぼすべてのSMOで臨床経験が必須とされるからであり、応募企業数が限られるだけでなく、応募できる場合でも栄養指導経験を求められることがほとんどです。

一方、対人業務の経験の多さや、栄養指導経験、カルテの判読スキルは治験コーディネーターへの転職に活かせるでしょう。

このため、管理栄養士が治験コーディネーターに転職したいと思ったら病院での栄養指導経験を積むことをおすすめします。

活かせるポイントと懸念点

病院での栄養指導やカルテ判読に加え、NSTで医師や他職種の関係者とチームで仕事をした経験は、転職してからも活かすことができます。

ただ、転職後は関わる病院職員がお客様となるため、これまでの立場の違いがストレスになるなど、慣れるまでは負担に感じるかもしれません。

また、患者さんと接した経験は活かせるものの、生活習慣病以外の治験を担当することも多く、疾患や薬に関する知識をつける必要があります。

治験コーディネーターという仕事の特性上、自己裁量が強いため、書類作成経験があまりない方や、効率的に業務をこなすことに慣れていない方は、一定期間苦労することもあるでしょう。

転職によって変わること

転職することで、栄養指導業務に携われなくなるものの、給料が上がる可能性は高いです(管理栄養士平均:310.5万円→治験コーディネーター:417万円)

週2日のお休みを確保しやすく、福利厚生が整っている企業が多いことに加え、朝5時など早朝からの仕事は少なくなります。

また、調理現場で仕事をしていた方は、患者さんや多くの医療関係者と関わる機会が増えることで、仕事の視野が広がるでしょう。

一般企業の社員としてのビジネスマナーや資料作成のPCスキルも身に付けられる点がメリットである一方、関係者や患者さんとの調整業務のストレスが大きく、精神的につかれるという声も聞かれます。

2-3.臨床検査技師の方

臨床検査技師は、検査値の変動や異常値への見識があるため、治験を円滑に進めることが期待されます。

日本SMO協会の調査によると、医療系国家資格を保有する治験コーディネーターの中で、臨床検査技師は全体の30%と最も高い割合を占めています。

中でも、臨床検査技師は、治験における患者さんの安全性評価に重要な血液検査の値を毎日のように見ていることもあり、転職時に優遇される職種の一つです。

活かせるポイントと懸念点

検査値の読み取りや異常値の見極めなどの検査技術に精通し、医師や看護師と連携して業務をおこなってきた経験は、そのまま治験コーディネーターの業務に生かすことができます。

特に、生理機能検査で患者さんとお話する機会が多かった方は、その経験も大いに活かせるでしょう。

また、臨床検査技師は慎重な方が多く、かつ人と話すことを好む方は仕事がしやすいと言えます。

一方で、看護師や薬剤師とくらべて、疾患や薬についての知識が乏しい傾向にあるため、知識が足りないポイントは勉強が必要となるでしょう。

転職によって変わること

夜勤がなく土日休みが取りやすいことや、事務作業スキル、ビジネスマナーを身に付けられる点は、臨床検査技師との大きな違いです。

また、製薬会社や複数の医療機関など、多くの人と関わることで人間関係が開放的になることや、一般企業への所属により福利厚生が充実する傾向もあります。

一方で、治験や薬についてなど、覚えるべきことが多いことや、初対面の患者さんと1時間近く話をすることも多いため、人によってはこれらの点を負担に感じることもあるでしょう。

臨床検査技師と異なり、治験コーディネーターは医療行為ができないため、ブランクとなることは把握しておく必要があります。

2-4.薬剤師の方

薬剤師の方は、薬剤に関する基本的な知識(名称、用法、作用機序など)があるため、新薬への理解や治験の意図も把握しやすいです。

また、薬剤の知識があることから、薬剤部との調整も期待されることが多いでしょう。

活かせるポイントと懸念点

薬に関する知識は、すぐに活かすことができます。

患者さんへの服薬指示・説明の経験は、スムーズな被験者対応に役立つからです。

また、治験では、治療薬の効果に影響を及ぼす薬を併用禁止薬、併用制限薬と定め、服薬を制限します。

その中で「〇〇系薬剤すべて禁止」など抽象的な表現も多々見られ、そのような場合に薬剤師の知識が活かされやすいです。

一方で、臨床現場での立ち回り経験の少なさから、検査に関する知識が少ないことは懸念点であり、積極的な勉強や吸収が必要となります。

転職によって変わること

一般企業への就職となることで、土日休みになる、ビジネスマナーや事務作業を含むPCスキルが身に付くなど、薬剤師時代に経験できなかったことの多くを経験することができます。

また、調剤薬局とくらべて立ち仕事が少ないことや、薬剤師以外の多くの医療スタッフとの信頼関係が築けるようになるでしょう。

尚、薬剤師時代よりも福利厚生が整う場合が多い反面、給料はほぼ確実に下がります(薬剤師平均:561.1万円→治験コーディネーター:417万円)。

しかし、治験に携わった新薬が世に出されたときに得られる達成感は、他の職種から転職する人よりも大きいかもしれません。

2-5.治験コーディネーター経験者の方

治験コーディネーター経験者の方は、企業規模に関係なくすべての企業でニーズが高く、他の医療系資格保持者よりも有利になりやすいです。

さらに企業は即戦力を求めているため、CRC認定資格を持っていると、より採用されやすくなるでしょう。

ただ、治験コーディネーターの数は年々減少していることや、昨今のコロナ禍の影響により、以前ほど求職者有利な状況とは言えません。

活かせるポイントと懸念点

経験者であるため、他の国家資格所有者よりも有利ですが、面接で印象が悪い人や早期退職の可能性があると判断された人は採用されないでしょう。

このため、なぜ別のSMO企業へ転職したいのか、加えてなぜ貴社で働きたいのかを明確にし、書類から面接まで一貫した説明ができるようにしておくことが必要です。

ご自身のキャリアを洗い出し、プレゼンができるようにしっかりと準備しておきましょう。

また、転職理由の一つが人間関係である場合、転職後も担当施設で前職の関係者と会う可能性があることは、頭の片隅に置いておく必要があります。

転職によって変わること

転職することによって、給料を上げられる可能性は高く、人間関係も基本的にリセットできます。

また、治験コーディネーター経験者として違う領域を任される可能性があり、経験者として高いレベルを求められると、ご自身のスキルアップにも繋がりやすいでしょう。

一方で、企業によって仕事の方法が異なるため、一から覚え直しになることもある点を認識しておく必要があります。

2-6.MR経験者の方

MRは、製薬に関する知識とプレゼン力、医師との信頼関係構築スキルが豊富な人が多く、治験コーディネーターに転職した際に活かすことができます。

プレゼン資料作成の能力を、治験報告書の作成や各種事務処理に活かすことが出来るなど、製薬会社という一般企業勤務であった点で他職種とくらべて有利になりやすいです。

また、MRという職業がら、関係者のスケジュールに合わせることが多い点は、治験コーディネーターと共通していると言えます。

活かせるポイントと懸念点

MRとして仕事をするうえで培った製薬に関する知識や、医師との信頼関係を構築するスキルは、患者さんや他の関係者との信頼関係構築の際にも役立ちます。

また、製薬会社サイドの事情も理解できるため、円滑に業務を進めるうえで役立つでしょう。

一方で、これまでと異なり、医師を含む看護師や検査技師、事務の方など全ての関係者が「お客様」となるため、その立ち居振る舞いに苦労する人も多いです。

前職の経験から薬や疾患についての知識の吸収は早いですが、臨床経験がないため、被験者の検査値の変動を読み取ることや、カルテの判読など、臨床に関する知識習得に努める必要があります。

転職によって変わること

売上目標に対するプレッシャーから解放されることや、転居を伴う転勤がほぼない点は、大きなメリットであると言えます。

また、薬を使用する患者さん(被験者)と直接コミュニケーションを取るため、MR時代の経験が新しい仕事を通じて結びつくことも多くなります。

一方で、収入は大きく下がる(MR平均:658万円→治験コーディネーター:417万円)ため、治験コーディネーターとして働く意欲や、年収を下げてでも転職したい理由を明確にしておきましょう。

2-7.臨床工学技士の方

臨床工学技士から治験コーディネーターに転職する方は、看護師や臨床検査技師、薬剤師と比べて不利になりやすいという実態があります。

これは、治験コーディネーターを目指す臨床工学技士の方の転職理由として「企業で働いてみたい」「工学技士の求人が少ない」というネガティブなケースが多いことを採用担当者が認識しているためです。

このため、なぜ数ある仕事の中から治験コーディネーターを選んだのかを明確にし、伝えられるようにしておきましょう。

活かせるポイントと懸念点

透析業務の知識や経験、マニュアル作成の経験は、治験コーディネーターへ転職後も活かせます。

自己裁量で仕事ができる反面、スケジュール管理の徹底が必要となり、業務の正確性・スピード・効率性を求められるようになるでしょう。

医師や看護師、患者さんとの関わりがあった点は転職後も活かすことができますが、これまでの病院職員からSMO社員としての立場に変わり、全ての関係者が「お客様」となるため、その立ち居振る舞いに苦労する人も多いです。

また、担当先や業務にもよりますが、症例獲得件数を追われることがあり、プレッシャーを感じることもあります。

転職によって変わること

夜勤がなくなるため、体力的な負担は大きく減少しますが、ほとんどの企業で残業が多く、まれに早出もあることは認識しておく必要があります。

また、臨床現場に携わることができなくなることに加え、薬の知識を中心に覚えることが多く、継続的な勉強が必要になります。

さらに、これまでとは異なり、転職によって病院関係者がお客様となることで、医師やスタッフへの配慮や患者さんとの調整によるストレスを負担に感じやすくなるでしょう。

2-8.臨床開発モニター(CRA)の方

臨床開発モニター(CRA)は、治験業界の経験者として、治験コーディネーターの次に有利な職種です。

治験に関する知識がそのまま活かせるため挑戦しやすいですが、長距離出張が減ることで残業時間が減り、給料が下がる傾向にあります。

また、臨床開発モニターは、治験コーディネーターと業務内容が似ているからこそ、転職理由にしっかりとした根拠が必要です。

特に転職経験が3回目以上の人は、採用担当者に定着しない印象を与えてやすいため、職歴とキャリアプランに一貫性を持たせるようにしましょう。

活かせるポイントと懸念点

治験に必要な症例のデータ収集や、進捗状況の管理・モニタリングの経験、GCPに関する知識など、治験コーディネーター以上に治験に関する知識がある点は、圧倒的な強みとなります。

また、臨床開発モニターの立場も理解していることで、スムーズに業務を進められるでしょう。

一方で、薬や疾患についての知識や患者さんの対応経験が少ないため、積極的に吸収する努力が必要です。

転職によって変わること

治験コーディネーターに転職することで、より臨床現場に近い立場での仕事ができ、患者さんと直接コミュニケーションが取れるようになりますが、慣れるまでは大変と感じる方もいます。

また、治験開始前・治験終了後の申請業務に携わることはできなくなってしまいます。

飛行機を使うほどの長距離出張はなくなるため、出張や移動距離は少なくなりますが、年収も下がるという覚悟は必要でしょう(臨床開発モニター平均:607万円→治験コーディネーター:417万円)。

3.治験コーディネーターになりたい人におすすめする転職サイト

治験コーディネーターの求人はそもそも少ないため、転職したい場合は、転職サイトの利用を強くおすすめします。

転職サイトを利用することによって、コンサルタントを通じて求人別の具体的な対策や、治験コーディネーターに必要な選考対策ができるからです。

そこで、治験コーディネーターの求人を所有する転職サイトを以下3点を基準に厳選しました。

選考基準

  • 求人数
    治験コーディネーターの求人がどれくらいあるか
  • サポート力
    求職者一人ひとりのニーズに合った面接・書類対策など、選考対策を丁寧に行ってくれる
  • 提案力
    キャリアの築き方や仕事選びの方法など、求職者にぴったりの提案をしてくれるかどうか

上記基準から選定した治験コーディネータにおすすめの転職サイトは、以下の7社です。

転職エージェント求人数利用満足度
1位
CRC転職ナビ
約3,630件

3.8

求人の86%が非公開求人!独自の求人を多数保有
公式サイト
2位
CRCばんく
約950件

3.7

スマホで履歴書が作成できるなど、便利な機能も多数
公式サイト
3位
CRCJOB
約580件

3.5

治験業界の情報を豊富に展開している転職サイト
公式サイト
4位
マイナビ薬剤師
(薬剤師向け)
約160件

4.2

治験コーディネーターを目指す薬剤師への手厚いサポートが評判
公式サイト
5位
パソナキャリア
約130件

3.9

女性に評判が高く、アドバイザーが親身に相談に乗ってくれる
公式サイト
6位
doda
約100件

3.7

国内No2の転職サイトで、自分に合う求人が見つかる公式サイト
7位
MCナースネット
(看護師向け)
約50件

3.9

治験コーディネーター求人特集など、情報収集に便利
公式サイト

治験コーディネーター転職を目指すなら、求人数が一番多い特化型転職サイト『CRC転職ナビ』への登録は必須です。

ただ、まだどの職種にするか迷っている段階なのであれば、上記と併せて、薬剤師領域に特化した『マイナビ薬剤師』、総合型エージェント『パソナキャリア』を併せて利用してみても良いでしょう。

1位. CRC転職ナビ

治験準備 被験者情報提供 ケア 症例管理資料作成 (SMO(治験施設支援機構)国内病院/総合大学病院 他)

CRC転職ナビ』は、株式会社アスタミューゼとJAC Recruitmentの協力のもと運営されている転職サイトです。

求人の紹介だけでなく、書類作成、面接対策などのアドバイスから、企業との条件交渉まで、専門のキャリアコンサルタントがすべて無料でサポートをしてくれます。

また、CRC転職ナビは非公開求人が多く、治験コーディネーターの求人3627件ある中の3117件が非公開求人です。

そのため、登録することで、CRC転職ナビが独自に交渉して創出した求人案件を、知ることができます。

運営会社株式会社アスタミューゼ、JAC Recruitment
オフィス両社とも東京都千代田区本社
公開求人数約3630件
公式ページhttps://tennavi-job.com/

2位. CRCばんく

CRC ばんく』は、株式会社EP綜合が運営する治験コーディネーター(CRC)に特化した求人サイトです。

「求人のご紹介」「履歴書・職務経歴書作成のアドバイス」「選考スケジュールの調整」「面接対策」「年収交渉」「退職指導」などのサポートを専任のコンサルタントから、すべて無料で受けることが可能です。

さらにCRCばんくでは、「履歴書PDFの自動作成ツール」を提供しており、CRC専用の履歴書を作成する手助けをしてくれるので、簡単に履歴書を作成することができます。

スマホ一台あれば、履歴書を作成することができるため、時間短縮にもなります。

運営会社株式会社EP統合
オフィス東京都新宿区本社
公開求人数約945件
公式ページhttps://crc-bank.com/

3位. CRCJOB

CRCJOBの口コミ、評判 | 転職, 薬剤師 転職, 臨床心理

CRC JOB』は、株式会社SEプラスが運営する治験コーディネーター専門の求人サイトです。

履歴書・職務経歴書などの書類作成アドバイスや、面接対策や転職先決定までのサポートをすべて無料で、専任のコンサルタントから受けることができます。

また、CRC JOBのホームページでは治験業界に関する情報を多く公開していますので、そちらも参考になります。

運営会社株式会社SEプラス
オフィス東京千代田区に本社
公開求人数約600件
公式ページhttps://crcjob.jp/

4位. マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かした転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、治験コーディネーターになるべきか迷っている薬剤師におすすめのサービスと言えます。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の方にもおすすめです。

運営会社株式会社マイナビ
オフィス東京、埼玉など全国に17拠点
公開求人数約160件
公式ページhttps://pharma.mynavi.jp/

5位. パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリア』は、大手の中でもキャリアコンサルタントが親身で、女性からの評判が非常に高い総合転職エージェントです。

自社の利益よりも正しい転職』をモットーに運営しており、キャリアアドバイザーは一人ひとりによりそって、どのような些細な悩みにも対応してくれます。

総合型エージェントなので、治験コーディネーターになるべきかまだ迷っている人は、担当者と相談して自分に本当に適しているか確かめてから、転職活動をしてみるのもおすすめです。

運営会社株式会社パソナ
オフィス東京都本社の他、全国に拠点多数
公開求人数約130件
公式ページhttps://pasonacareer.jp

6位. doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

dodaに申し込むと、全国各地にあるオフィスで面談を受けることができ、その面談の内容を踏まえ、電話やメール、会員専用ページで求人が紹介されます。

その後も書類添削、面接のトレーニングや、内定が決まった後も担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

治験コーディネーターに転職すべきなのかまだ迷っている段階の方は、転職のプロであるdodaに相談してみてから決めると良いでしょう。

運営会社株式会社パーソルキャリア
オフィス東京都千代田区本社
公開求人数約100件
公式ページhttps://doda.jp

7位. MCナースネット

MCナースネットで転職ってどう?リアル口コミ評判集めました | 天職探しのかみてん!

MCナースネット』は、株式会社 メディカル・コンシェルジュが運営している看護師・保健師向けの転職エージェントです。

MCナースネットでは、担当者がお仕事の希望条件などのヒアリングを行い、それに合わせて1日単発、短・長期派遣、常勤転職など、ワークライフに合った求人を紹介してくれます。

治験コーディネーター求人特集」などの掲載しているので、転職すべきか迷っている看護師さんは是非一度サイトを覗いてみましょう。

運営会社株式会社メディカル・コンシェルジュ
オフィス東京都渋谷区の他全国に拠点多数
公開求人数約50件
公式ページhttps://mc-nurse.net/

4. 転職サイトをより効果的に利用する7ポイント

この章では、転職サイトをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職サイトも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいものです。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

5. 【図解】転職サイト利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職サイトに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職サイトのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(日程・場所の都合が合わなければ電話面談になります。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職サイト経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職サイトであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

6.治験コーディネーターの労働環境まとめ

この章では、治験コーディネーターについて、知っておきたい基本情報をまとめました。

治験コーディネーターは直接雇用と医療機関への派遣型の2種類の勤務形態がありますが、いずれも残業や休日出勤が多い仕事です。

以下から詳しく解説していきます。

6-1.治験コーディネーターの勤務形態は、直接雇用と医療機関への派遣型の2種類

治験コーディネーターの勤務先は以下の2パターンがあり、いずれも仕事内容は同じです。

治験コーディネーター2パターン

  • ①医療機関の治験事務局で直接雇用
  • ②民間企業であるSMO(治験施設支援機関)に所属し、医療機関に派遣

治験は数ヶ月〜数年にわたるため、基本的には治験コーディネーター1人につき1つの治験を担当します。

しかし、SMOから派遣される治験コーディネーターの場合、複数の医療機関で治験を担当することもあるようです。

6-2.治験コーディネーターは治験の状況によって残業や休日出勤も多い

治験コーディネーターの勤務時間は、一般企業と変わらず9時から18時頃の職場が多いですが、治験の状況によって残業や休日出勤も多いです。

これは、患者さんや担当する医師のスケジュールに合わせて行動しなければならず、アポイントメントが時間外となることがあるためと言えます。

実際に、転職サイトの『doda』の求人を元に調査したところ、治験コーディネーターの求人118件中、残業が20時間未満の求人は1件でした。

また、勤務日に関しては、基本的に平日の月曜日から金曜日ですが、土曜日に治験が実施される場合は出勤が必要となります。

しかし、イレギュラーな出勤をした際には、平日に代休を取得できるため、一般企業とさほど変わりがない勤務体制であると言えるでしょう。

6-3.治験コーディネーターの平均年収は417万円!

治験コーディネーターの平均年収は、417万円です。

また、他の医療系職業の平均年収と比較すると、治験コーディネーターの年収はちょうど真ん中くらいに位置することがわかります。

職種

平均年収

治験コーディネーター

417万円
看護師483万円
臨床検査技師約470万円
薬剤師約530万円

また、看護師資格、臨床検査技師資格や「日本SMO協会公認CRC制度」「日本臨床薬理学会認定CRC制度」などの認定資格を持っていると、給料が上がる場合もあります。

7.治験コーディネーターとは臨床試験の進行をサポートする人

治験コーディネーターとは、新薬の研究開発過程において、必要な臨床試験をおこなう際に、医療機関の代わりにその進行をサポートする人のことです。

医療機関や製薬会社、患者さんの間に立ち、スムーズに治験が進行するよう調整する役割を担います。

具体的には、 医療機関において治験を実施する医師の指示のもと、治験に係わる事務的業務、チーム内の調整、被験者となる患者さんのサポートなど、医学的判断を伴わない業務を担当する役割です。

日本では新薬の開発が盛んで、国が治験の活性化を促していることもあり、その需要が拡大している仕事での一つと言えます。

ここでは、治験コーディネーターの段階別の仕事内容と、1日のスケジュール例をご紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

7-1.治験準備時

治験準備時の仕事は、大きく分けて以下の3つです。

  • 治験実施計画書(プロトコル)の理解
  • スタートアップミーティングの補助
  • 検査機器の管理

治験の準備は、製薬会社が「治験実施計画書」を作成し、治験責任医師が計画書に合意することで、開始されます。

担当する治験実施計画書を確認し、医師や看護師を含む関係者から情報を収集しながら、治験薬と対象疾患について理解を深めることは、治験コーディネーターの重要な役割です。

その後、製薬会社が関係者向けに開催するスタートアップミーティングにて、資料作成や進行のフォローを行います。

治験開始までに製薬会社から搬入される検査機器を管理することも、仕事の一つです。

7-2.治験実施時

治験実施時の仕事内容は、以下の通りです。

  • 被験者の募集(スクリーニング)
  • 治験の説明文書と同意書の作成
  • 被験者のスケジュール管理と対応
  • 症例報告書の作成
  • 有害事象への一次対応

被験者を募集することは、治験コーディネーターの業務の一つです。

候補者は医師からの紹介や、病院のカルテ等の情報、インターネット広告の利用などで募集します。

被験者への治験の事前説明(インフォームド・コンセント)は治験責任医師の仕事ですが、治験コーディネーターはその説明の場への同席が必要です。

医師から治験の内容やスケジュール、予想される副作用などの説明が行われ、治験コーディネーターは被験者に渡す説明文書や同意書の作成を担当します。

その後、被験者への投薬等を含むスケジュール管理と対応、製薬会社への報告書類である「症例報告書」の作成、被験者に副作用が起こった場合(有害事象)の一次対応なども、治験コーディネーターの仕事です。

7-3.治験終了時

治験が終了したら、治験終了報告書を作成することも治験コーディネーターの役割です。

症例報告書の件数が製薬会社との契約数に達し、被験者の最終観察・追跡調査が完了したら、「治験終了報告書」の作成に取りかかります。

治験コーディネーターが作成した治験終了報告書は、原案として治験責任医師が内容を確認した後、実施医療機関の院長に提出されます。

7-4.治験コーディネーターの1日

治験コーディネーターの1日のスケジュール例を「治験準備中」「治験実施中」の2パターンに分けてご紹介します。

治験準備中

  • 08:30|出勤
    新たに被験者となる患者さんの同意説明のために必要な書類を整え、登録前検査の各種準備を行う
  • 9:00|担当施設へ移動
    患者さんへの同意説明や登録のための検査、実際の登録作業に取りかかる
  • 10:30|被験者への対応
    被験者である患者さんの来院に合わせて診察室で待機し、治験担当医師からの治験説明に同席。詳しい説明は治験コーディネーターが行う
  • 13:30|休憩
    忙しい日は1時間取れないことも
  • 14:00|次の被験者の対応
    新たな被験者である別の患者さんへの対応をする。午前中と同じ対応を行い、書類を完成させる
  • 16:30|臨床開発モニターとのやり取り
    治験担当医師より必要書類へ記載やサインを受領、臨床開発モニターに必要な情報を報告する
  • 18:00|帰社
    デスクを片付けて退社

治験準備中は、被験者である患者さんへの説明が多くなります。

書類の作成や関係者とのやり取りなどを含め、治験がスムーズに進むよう、しっかりとスケジューリングをして準備を進める時期です。

治験実施中

  • 9:00|出社
    オフィスにてメールや当日の予定を確認する
  • 9:30|担当施設へ移動
    患者さんのカルテ確認や、医師やスタッフとの打合せ、治験薬等を準備する
  • 10:30|患者さんへの対応
    患者さんの来院後、治験の詳細を説明する
  • 12:30|症例報告書の作成
    患者さんの帰宅後、データを症例報告書に記入、レビューを行う
  • 13:00|休憩
    1時間の休憩
  • 14:00|ミーティングを開始
    医師や治験依頼者とミーティングを行う。被験者のカルテ確認や状況について打合せする
  • 16:30|帰社
    担当施設での業務がすべて終了後、帰社する。日報の作成、メール返信等を行う
  • 18:00|退社
    翌日の準備をして退社

治験実施中の患者さん(被験者)への対応は、 体調の変化や服薬状況の確認を念入りにチェックすることや、服薬方法の指導や検査への同席、その後の来院スケジュールの調整等が含まれています。

また、患者さんへの治験協力費の支払いも、治験コーディネーターの業務の一つです。

8.治験コーディネーターのやりがい・メリットや評判

治験コーディネーターには、患者さんの手助けをしている大きな実感を得ながら、専門性を磨くことができるなど、多くのやりがいやメリットがあります。

早速見ていきましょう。

8-1.多くの患者さんを手助けしている実感がある

治験コーディネーターとして仕事をしていると、多くの患者さんの手助けをしていると実感できます。

新薬が開発されてから患者さんに服用されるようになるまでには、約10年を要すると言われており、多くの時間と費用がかかるものです。

新薬の効果を承認前に見られることは、勉強になることはもちろん、治験が無事に終了し新薬として処方されるようになった際には感動することさえあります。

このように、治験コーディネーターは、多くの患者さんを手助けしていると大きなやりがいを感じられる仕事なのです。

8-2.専門性を磨くことができる

業務をしながら専門性を磨くことができることも、メリットの一つです。

製薬会社の臨床開発モニターや、医療機関の関係者と接することが多いため、治験コーディネーターは、業務の中で疾患や新薬の知識を多く得ていくことになります。

このため、最新の医学の情報を含めて、専門性を磨きやすいと言えるのです。

8-3.プライベートの時間を確保しやすい

プライベートの時間を確保しやすいというメリットもあります。

治験コーディネーターは9時から18時の勤務が基本ですが、SMO(治験施設支援機関)で働く治験コーディネーターの場合、その日のスケジュールによっては、早く上がれる日があることもあるようです。

また、土日祝日はきちんとお休みが取れ、もし出勤になったとしても代休が得られるため、自分の時間はしっかりと確保できると言えるでしょう。

9.治験コーディネーターの大変なこと・デメリットや評判

治験コーディネーターはやりがいがある仕事である一方、業務の大きな割合を占める調整業務に苦慮することや、細やかな気配りが必要であるなど、大変なことやデメリットも存在します。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

9-1.調整業務が大変である

治験コーディネーターの業務の一つである「調整業務」に大変さを感じる人は多いです。

一つの治験には医師や看護師、製薬会社の担当者、そして患者さんなど、多くの人が関わっており、そのスケジュールや都合を聞いて、それぞれ調整することを大変と感じる人もいます。

また、病気や健康などの悩みに対して、治験が直接関わるため、患者さんが敏感になることや、治験を進める過程で医師や製薬会社が緊張感を持つ中で、作業を円滑に進めるのは気苦労が多いです。

このように、治験コーディネーターの仕事の一つである調整業務は、負荷がかかりやすいと言えます。

9-2.細やかな気配りが必要となる

治験コーディネーターとして仕事をすることは、細やかな気配りが求められます。

被験者である患者さんと多くのコミュニケーションを取ることも、治験コーディネーターの仕事です。

治験は患者さんの健康に直接影響するため、不安を和らげることや、疑問点を解消するなど、業務を進める過程において、優しく配慮しながら進める必要があります。

このため、患者さんの信頼を得られるような心遣いが求められているのです。

9-3.事務作業が多い

治験コーディネーターの仕事の特徴の一つとして、事務作業が多いことが挙げられます。

患者さんを含む関係者の対応をする過程において、治験コーディネーターには書類作成を含む、多くの事務作業が発生しています。

このため、事務作業に苦手意識がある人にとっては厳しいと感じる可能性があるでしょう。

さいごに

治験コーディネーターに転職したい人に向けて、保有資格別の転職ポイントを中心にお話してきました。

治験コーディネーターは医療系国家資格を保有している人が多く働いており、やりがいのある仕事であると言えます。

しかし、医療機関の直接雇用の求人が出回ることは少なく、激戦となることが予想されるため、目指すのであれば転職サイトを活用し、プロに相談することがおすすめします。

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