「東京のおすすめ転職エージェントを知りたい」とお考えですね。
転職エージェントに登録すれば、都内の好条件求人を提案してもらえますが、サービスの種類が多く「どれを選べば良いか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、まず転職エージェントの選び方を解説し、その後エージェント利用者500人を対象にしたアンケート結果から厳選した「東京のおすすめ転職エージェント」を紹介していきます。
- 東京都の転職エージェントを選ぶ3ステップ
- 東京都でおすすめの大手総合転職エージェント7選
- 東京都で併用すべきおすすめ業界特化型転職エージェント13選
- 東京都の求人探しにおすすめの転職サイト(求人広告サイト)7選
- 転職エージェント利用のポイント
- 転職エージェント利用の流れ
- 信頼できるエージェントかどうか見分ける方法
- 東京の地域転職・就職情報
- 東京の転職エージェント選びでよくある質問
全て読み進めてもらうと、東京の転職であなたが本当に使うべき転職エージェントがわかり、転職活動を一歩前に進めることができるでしょう。
目次
1.東京都の転職エージェントを選ぶ3ステップ
転職エージェントには、(1)全国的にサービスを展開する大手総合型と、(2)特定の業種に特化したサービスを提供する業界特化型エージェントの2種類が存在します。
(1)大手総合型 |
(2)業界特化型 | |
概要 | 業種を横断して、様々な種類の求人を大量に保有 | 特定業種の転職支援専門 |
求人 | ◎ 5~30万件 |
△ 100~1万件 |
選考対策 | ○ 支援実績が豊富で、有用なアドバイスが得られる |
○ 業界ならではの選考事情を詳しく教えてくれる |
業種知識 | △ 業種特有の知識には弱いこともある |
◎ 業界出身のキャリアアドバイザーが多く知識が豊富 |
結論からいうと、東京の転職では大手総合型+業界特化型エージェントの併用がベストです。
手順としては、
- 大手総合型転職エージェントに2~3社登録する
- 業界特化型のエージェントに1~2社登録する
- 相性の良いキャリアアドバイザー(担当者)がいるエージェントを選ぶ
の流れで選んでいただくと、間違いのないサービス選びができます。
ステップ1. 大手総合転職エージェントに2~3社登録する
大手総合型は、様々な種類の求人を数多く扱っている全国規模のエージェントです。業種・職種問わず、幅広い選択肢の中から求人を提案してくれます。
まずは大手総合型を選ぶべき理由
- 保有求人数が多く、登録するだけで選択肢を増やせる
- 業種を横断して紹介できるので、志望業種が漠然としている方でも利用可能
- 支援実績が豊富で、選考通過に関する実用的なノウハウが蓄積されている
- 大手ほどサポート体制が整っている傾向にある
ただ、大手でもその数は無数にあり、エージェントごとに主な利用ターゲット層が違うので、適当に選ぶと利用を断られるケースもあります。
登録者の年代・年収がエージェントの利用者層とズレているケース。例えば、ハイクラス層(年収800万円以上目安)を対象としたエージェントに若年層の方が登録すると「紹介できる求人はありません」と利用を断られる。
このようなミスマッチは、「自分の年代・現状の年収」と「エージェントの利用者層」が合っていれば避けられます。
また、転職支援実績が豊富な大手は、選考通過に関する実用的なノウハウが蓄積されており、役に立つアドバイスを受けられます。
このことから、まずは大手総合転職エージェントに登録することがおすすめです。
ステップ2. 業界特化型転職エージェントに1~2社登録する
志望業種が決まっている方は、大手転職エージェントに加えて、業界特化型のエージェントにも登録しておきましょう。
特化型は、ある特定の業界・職種の転職支援専門のエージェントです。業種の経験者が在籍するケースが多く、情報収集や面接対策にかなり役立ちます。
3章で紹介するサービスの中から、気になるエージェント1~2社に登録しましょう。その上でそれぞれの担当者を比較し、相性の良いエージェントをメインに転職活動を進めていきます。
ステップ3. 相性の良いキャリアアドバイザー(担当者)がいるエージェントを選ぶ
上記の流れでエージェントに登録すると、連絡担当者からキャリア面談の日程調整の連絡が入ります。そのキャリア面談を経て、どのエージェントをメインで利用するか最終的に判断します。
というのも、転職エージェント選びで最も重要なのは、優秀なキャリアアドバイザー(担当者)に出会えるかどうかだからです。
実は転職エージェントは、「どのサービスを選ぶか」よりも「誰に担当してもらうか」の方が重要で、評判の良いサービスでも、担当者次第でサポートの質や提案レベルが変わります。
担当者の技量を判断するには、実際に面談を行い、相性を判断するのが最も確実です。そこで、まずは複数のサービスに登録してみて、各社のエージェントをシビアに比較していくのです。
転職エージェント選びの基本原則
- 複数のエージェントに登録し、優秀な担当者に出会える確率を上げていく
- 複数社の担当者と実際に面談を行い相性を比較する
⇨「この人なら信頼できそう」と思える担当者がいるエージェントで転職活動を進める
ではまず次章から、東京でおすすめの大手総合型転職エージェントを紹介します。
2.東京都でおすすめの大手総合転職エージェント7選
本章では、大手総合転職エージェントの中から東京都求人を多く扱うサービスを5つ厳選しました。
転職エージェント比較基準
- 求人の数・質(重要!!)
…十分な数・質の求人を保有しているか - 総合満足度
転職者500人を対象にしたアンケートから導き出した利用満足度
求人数順にランキング形式で紹介します。
←左右にスクロールできます→
転職エージェント | 利用者層 | 現在の年収目安 | 公開求人数 | 利用満足度 (利用者層/現在の年収) |
1位. リクルートエージェント |
20代後半~50代 | 300~700万円 | 約15万件|★★★★★4.4 業界No.1の転職支援実績と求人数。 東京の非公開求人は約13.1万件 |
2位. dodaエージェント |
20代後半~50代 | 300~700万円 | 約8.1万件|★★★★★4.3 顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位) |
3位. マイナビエージェント |
20代~30代 | 300~500万円 | 約2.3万件|★★★★☆4.1 選考アドバイスが的確。初めての転職におすすめ |
4位. パソナキャリア |
30代~50代 | 400~700万円 | 約1.5万件|★★★★☆4.0 親身なサポート体制に高評価!利用者の3人に2人が 年収アップを実現。年収400万円以上の方におすすめ。 |
5位. ワークポート |
20代~30代 | 300~400万円 | 約2.4万件|★★★★☆3.8 IT職種や営業職に強く、未経験歓迎求人も多い |
6位. JACリクルートメント |
30代~50代 | 700万円~ | 約6,700件|★★★★☆4.0 ハイクラス向けに特化したエージェントサービス |
7位. ハタラクティブ |
20代~30代 | ~300万円 | 約1,600件 | ★★★★☆4.0 若年層のはじめての転職に強い |
※求人数は2023年10月10日現在
それぞれ詳しく紹介します。
1位. リクルートエージェント|業界No.1の転職支援実績と求人数
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は12万件以上、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると20万以上の求人を扱っています。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
ただ、コンサルタントに一部ネガティブな口コミもありましたので(※大手なので担当差が大きい)、不安な場合は『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
公式サイトを見る▼
https://r-agent.com/
【東京都の拠点】
東京本社
西東京支社
2位. dodaエージェント|求人数が多く、地方の転職にも強い
『dodaエージェント』は、転職支援実績が豊富な大手転職エージェントで、8万件以上の東京の求人情報を得ることができます。
また、地方での転職に強いため、なかなか良い求人が見つからないという方に適しています。
20代30代だけでなく、中高年の転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられており、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えるでしょう。
公式サイトを見る▼
http://doda.jp/
【東京都の拠点】
3位. マイナビエージェント|サポート充実!20~30代に強い
『マイナビエージェント』は、はじめての転職に最適のエージェントです。
業界・エリアの転職事情に熟知したキャリアアドバイザーが、転職活動を全面的にサポートしてくれます。
公開求人数はそれほど多くありませんが、保有求人の8割が非公開求人となっているため、登録後に多くの求人情報を得ることができます。
「東京ではじめて転職をするが、転職活動をどのように進めれば良いのか分からない」という方におすすめです。
公式サイトを見る▼
https://mynavi-agent.jp/
【東京都の拠点】
京橋オフィス
新宿オフィス(ミライナタワー)
4位. パソナキャリア|初めての転職やサポート重視ならおすすめ
『パソナキャリア』は、東京で年収アップを目的とした転職をするなら、登録しておくべき転職エージェントです。
実際に、パソナキャリアを利用して転職した人のうち、3人に2人が年収アップを実現しています。
求人数はそれほど多いわけではありませんが、求人の質が良いため、高年収・高待遇の仕事も見つけやすいでしょう。
また利用者満足度も高く、オリコン顧客満足度調査では、転職エージェント部門第1位を獲得しています。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に年収400万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
公式サイトを見る▼
https://pasonacareer.jp
※年収700万円以上を目指すという方には、さらにハイキャリア転職に強みのある『パソナキャリア(ハイクラス転職支援サービス)』がおすすめです。
【東京都の拠点】
5位. ワークポート|IT求人&未経験歓迎求人が多い
『ワークポート』は、未経験者の転職支援を得意とする転職エージェントです。
特にIT職種と営業職の求人は、量・質ともに十分で、東京の転職の選択肢を増やせます。
若年層のキャリア形成にかかわる事業(プログラミングスクールなど)も行っているため、未経験者採用を行う企業からも厚い信頼を得ており、他社にはない独自のネットワークとノウハウを駆使し、難易度の高い未経験転職を実現に導きます。
業界のスペシャリストであるコンシェルジュによる充実のサポートも魅力的です。17年の実績に裏打ちされた、きめ細やかな対応が、利用者から好評でした。
公式サイトを見る▼
https://www.workport.co.jp/
【東京都の拠点】
6位.JACリクルートメント|ハイキャリア案件は全てトップレベル
『JACリクルートメント』は、ロンドンが発祥の外資系転職エージェントで、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1です。
『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』のような総合転職エージェントの中でも、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
キャリアやスキルに自信のある方は、必ず登録すべきエージェントです。
ただ、東京の求人数は約11,000件と『リクルートダイレクトスカウト(約51,000件)』ほどではないため、併せて登録しておくことをおすすめします。
公式サイトを見る▼
https://jac-recruitment.jp
【東京都の拠点】
7位.ハタラクティブ|既卒・フリーターの転職実績No.1
『ハタラクティブ』は、第二新卒や既卒など若年層をターゲットにした転職エージェントで、第二新卒向けサービスとしては最大手です。
キャリア相談、職務経歴書や面接対策について徹底したサポートで、書類審査通過率91.4%、内定率80.4%という非常に優れた実績があります。
いまの経歴に自信のない方でも、違う職種で新たに挑戦したい、これから正社員に挑戦してみたいとお考えの方には非常におすすめできるエージェントです。
公式サイトを見る▼
https://hataractive.jp/
【東京都の拠点】
渋谷支店
立川支店
池袋支店
3.東京都で併用すべきおすすめ業界特化型転職エージェント13選
一定の業界や職種に精通したキャリアアドバイザーがいるのが、業界特化型エージェントです。
特化型転職エージェントは、あなたが転職したい業界や条件に合わせて1~2社選びましょう。
担当のキャリアコンサルタントが業界出身者であることが多く、知識面でも頼りになるため、相談をするだけでも、有益な情報を得ることができるからです。
以下に、各業界別に特におすすめな1社を厳選してまとめました。さらに詳細を知りたい方は表内「業界別解説サイト」をご参考ください。
業種 | 特化型エージェント | 詳しい解説記事 (他サービスをランキング形式で紹介) |
東京の拠点 |
IT | レバテックキャリア | ≫IT業界向けエージェント紹介記事 | 渋谷 |
業界未経験者:ワークポート | 大崎 | ||
ゲーム | G-JOBエージェント | ≫ゲーム業界向けエージェント紹介記事 | 麹町 |
外資 | ロバート・ウォルターズ | ≫外資系向けエージェント紹介記事 | 渋谷 |
コンサル | アクシスコンサルティング | ≫コンサル業界向けエージェント紹介記事 | 麹町 |
金融 | マイナビ金融 AGENT | ≫金融業界向けエージェント紹介記事 | 京橋/新宿 |
製造業 | メイテックネクスト | ≫製造業向けエージェント紹介記事 | 御徒町 |
不動産 | 不動産キャリアエージェント | ≫不動産業界向けエージェント紹介記事 | 赤坂 |
広告 | マスメディアン | ≫広告業界向けエージェント紹介記事 | 表参道 |
アパレル | クリーデンス | ≫アパレル業界向けエージェント紹介記事 | 丸の内 |
飲食 | itk | ≫飲食業界向けエージェント紹介記事 | 銀座 |
営業 | マイナビ営業 AGENT | ≫営業職向けエージェント紹介記事 | 京橋/新宿 |
経理 | 経理エージェント | ≫経理職向けエージェント紹介記事 | 半蔵門 |
人事 | MS Agent | ≫人事職向けエージェント紹介記事 | 飯田橋 |
最終的には担当してくれるキャリアコンサルタントとどれくらい相性が合うかがポイントですから、複数社登録して初回面談に行った後、どこをメインに活動するのか選ぶのが良いでしょう。
4.東京都の求人探しにおすすめの転職サイト(求人広告サイト)7選
専任の担当者は不要で、「まずは自分で求人探しだけしたい」という方向けに、東京でおすすめの転職サイトを厳選して紹介します。
転職エージェントとは異なり担当者がつかない分、自分のペースで進められる点が大きなメリットです。
リクナビNEXT
『リクナビNEXT』は、大手人材企業リクルートが運営する、業界最大規模の転職サイトです。
転職をするならまずは登録すべきサイトの一つで、実際に転職者の8割が登録していると言われています(会員数は916万人以上)。
またリクナビNEXTに掲載されている求人は、20代~50代まで幅広い世代を対象としており、「他のサイトは若者向けのものばかり」という方でも、希望条件に合う求人が見つかるでしょう。
公式サイト:
https://next.rikunabi.com
doda
『doda』は、利用者満足度の高い転職サイトです。
東京の掲載求人数は8万件以上、業界・職種問わず多種多様な求人を探すことができます。
様々な詳細条件で絞り込み検索が可能となっており、「フレックス勤務」「原則定時退社」など、希望する働き方を複数組み合わせて、より自分の希望に近い求人を見つけられるでしょう。
一人で転職活動を進められますが、希望すれば転職のプロからのサポートを受けることも可能で、求人広告型とエージェント型の良さを兼ね揃えた転職サイトと言えます。
公式サイト:
https://doda.jp
Green
『Green』は、IT・WEB業界に特化した転職サイトです。
IT業界を中心に、1万5,000件以上の東京求人を常に掲載しており、IT求人探しには欠かせないサイトの一つとなっています。
求人情報も社員やインタビューなどが豊富で、企業の雰囲気などが分かりやすいのも特徴です。
また、登録すると人事担当者からのスカウトが届く機能もあり、利用者の60%以上がスカウト経由で転職を実現させています。
公式サイト:
https://www.green-japan.com/
リクルートダイレクトスカウト
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職支援サービスです。
レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を自ら選んで相談をすることもできれば、レジュメを登録して好条件のスカウトも待つこともできます。
また、東京の求人数は約51,000件と、高年収を狙うすべての方におすすめできる転職サービスです。
気になる方は、ぜひ一度登録してみることをおすすめします。
公式サイト:
https://directscout.recruit.co.jp/
ビズリーチ
『ビズリーチ』は、管理職・専門職などハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティングサービスです。
約4,700名のヘッドハンターが登録しており、数では約2,500名のリクルートダイレクトスカウトを圧倒していることで、ヘッドハンティングサービスでは圧倒的首位と言えます。
最近では年収500万円前後のミドル層への求人も豊富で、高年収を目指す全ての人におすすめできる転職サイトです。
公式サイト:
https://bizreach.jp/
マイナビ転職
『マイナビ転職』は、人材業界大手のマイナビが運営する転職サイトです。
独占求人の多さが魅力で、求人の約84%が他のサイトに掲載されていない求人である点が特徴です。
また、トップページからは「ものづくり特集」「テレワーク・リモートワーク特集」など、トレンドに合わせた情報をも得られます。
「他のサイトを使ってみたが、良い求人がなかった」という方におすすめです。
公式サイト:
https://tenshoku.mynavi.jp/
エン転職
『エン転職』は、質の高い情報を多数保有する転職サイトです。
求人検索だけでなく、その会社の社員の口コミ評価などを閲覧することができるので、社内の雰囲気や働き方をリアルに把握することができます。
ただ、他のサイトと比べて求人数の面でやや劣るので、『リクナビNEXT』などの大手サイトと併用がおすすめです。
公式サイト:
https://employment.en-japan.com/
5.転職エージェント利用のポイント
転職エージェントは、以下のポイントを押さえておくことで、より効果的に利用できます。
どのサービスを選ぶかと同じくらい、どうやって活用するかも重要です。利用前にそれぞれのポイントを押さえておきましょう。
point-1.登録前に「担当者との連絡方法」を確認する
転職エージェントに登録する前に、担当者(キャリアコンサルタント)との連絡方法を確認しておきましょう。
連絡方法は主にメール・電話・LINE・ビデオ通話などのツールが用いられます。どのツールをメインで使うかはサイトによって異なります。「自分が連絡を取りやすい形でやり取りできるか」という視点は、スムーズに転職活動を進める上で大切です。
転職経験者の話では、「メールやLINEなどテキストでのやり取りが楽で良い」という意見が多数派でした。「電話で話をするのが苦手」「休みの日に連絡してほしくない」という方は、メールやLINEでのやり取りが可能なエージェントを選びましょう。
point-2.希望条件をしっかりと伝える
担当者との面談の際は、時間をかけて、希望条件をしっかりと伝えましょう。
前述しましたが、面談でキャリアアドバイザーとの認識を合わせていないと、その後の転職活動の方向性がぶれてしまい、「相談しなければよかった」と後悔してしまう可能性もあります。
希望の働き方や条件を具体的に伝えるのはもちろん、「転職に対する想い」「将来的なキャリアビジョン」などもしっかりと伝えておいてください。
point-3.転職時期は最短可能な日程を伝える
転職エージェントに登録すると、「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と質問されます。特に決まった時期がなければ、「できるだけすぐに転職したい」と伝えておきましょう。
直近で転職を考えている人ほど、積極的にサポートしてもらえるからです。転職エージェントは、転職希望者を企業に紹介し、その仲介料で収益を上げるビジネスモデルなので、転職意欲が高い人を優先する傾向があります。
ただし、働きながら転職活動をする場合は、現実的に退職が可能な時期(引継ぎが終わるタイミング)も併せて伝えておいてください。
point-4.経歴やスキルは正確に伝える
経歴やスキルは正確に伝えるようにしてください。曖昧にしたままでは、適切な提案を受けられません。具体的な担当業務は誤解のないよう伝えておきましょう。
内容に偽りがあった場合は、担当者からの信用を失うリスクもあります。
point-5.紹介された企業の口コミをチェックする
転職後に後悔しないためにも、紹介された企業の口コミを事前にチェックしておくのも大切です。
もちろん、企業の良い面・悪い面、リアルな内部情報は、転職エージェント経由であらかじめ把握できます。ですが場合によっては、担当者が企業の悪い面を正しく把握していないケースもあるのです。
口コミサイトはいくつかありますが、その中でも特におすすめなのが、『OpenWork』です。
いずれも口コミを投稿することで閲覧ポイントを獲得できるものなので、やや労力はかかるものの、事前にリアルな口コミを知ることで、ブラックな職場を避けられます。
point-6.複数の転職エージェントを併用する
複数の転職エージェントを併用することで、スムーズな転職が可能になります。あまり多すぎると連絡がわずらわしくなるので、利用サイトは2~3つがベストです。
複数併用すると、以下のようなメリットがあります。
複数利用のメリット
- 各エージェントの非公開・独占求人にアクセスできる
- 応募先の選択肢が増える
- 担当者を比較し、最も相性の良い人にサポートしてもらえる
- 異なる視点のアドバイスをもらえる
特に各エージェントの非公開・独占求人にアクセスできるのは、かなり魅力です。
複数のエージェントを利用すると、条件の良い求人情報を得られ、より理想に近い職場を見つけやすくなります。
6.転職エージェント利用の流れ
(1)公式サイトから登録
まずは、転職エージェントの公式サイトから利用登録をします。
登録時は主に以下の情報を入力するだけで、3分程度で終了します。
入力項目
- 名前・生年月日・現住所
- 転職希望時期
- 希望勤務地
- 現在の仕事
- 現在の年収
- 連絡先(メールアドレス・電話番号)
登録後は転職エージェントの受付担当者から折り返し連絡があり、次ステップ「面談(キャリアヒアリング)」の予約を行います。
(2)電話・WEB面談(キャリアヒアリング)
担当のキャリアアドバイザーと面談(キャリアヒアリング)を行います。
もともと対面での実施が主流でしたが、近年は電話・オンライン面談を取り入れているサービスがほとんどのようです。面談の手段は、予約時に指定しておきます。
面談では、以下のようなやり取りを通して、あなたの希望条件や理想のキャリア像をキャリアアドバイザーに伝えます。
面談で話すこと
- 希望条件(年収、勤務地など)
- 希望職種、業界
- これまでの経歴
- どのような働き方をしたいか
- 転職を決めた理由
- そもそも今転職すべきかどうか
- 今回の転職で何を一番実現したいか
- 気になっている企業はあるか
- 現在の転職市場の動向
面談時間は30分~1時間ほどかかります。「意外と時間がかかって面倒」と思われがちですが、転職エージェントを活用する上で、この面談が一番重要なポイントです。
キャリアアドバイザーは、二人三脚で転職活動を進めるパートナーのような存在です。そのため、両者が同じゴールを見据えていることが何より重要です。
「転職に対する想い」「将来的なキャリアビジョン」がしっかり伝わっていれば、担当者は希望条件の背景まで先読みして、本当に知りたかった情報を教えてくれたり、キャリアの可能性を広げるような提案をしてくれたりします。
一方で、双方の認識がズレていると、自分の求める病院と提案される病院の方向性が一致せず、時間と手間だけがかかってしまうのです。
希望の働き方や条件を具体的に伝えるのはもちろん、「転職に対する想い」「将来的なキャリアビジョン(5年後、10年後はこうありたい)」などもしっかりと伝えておいてください。
自身の考えを整理できる良い機会なので、じっくり時間をかけて行いましょう。
その後は、転職支援のプロから客観的な意見をもらいながら、転職活動の方向性を定めていきます。
(3)求人紹介
面談の内容に合わせて、キャリアアドバイザーが職場を厳選して紹介してくれます。
紹介求人はエージェントによって異なりますが、5~20件ほどが多いようです。
自分で探す手間が省けるので、転職活動を効率的に進められます。
非公開求人・独占求人の中からニーズに合ったものを提案してもらえるのも、転職エージェントならではの利点です。
(4)応募書類の添削
応募先の企業が決まれば、書類(履歴書と職務経歴書)の作成を行いますが、この際キャリアアドバイザーに内容の添削をしてもらえます。
はじめて転職する方で書き方が分からない場合は、積極的に添削してもらうようにしましょう。
(5)企業にエントリー
選考書類が完成したら、キャリアアドバイザーが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
推薦文では、自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を代わりに企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は有利です。
書類選考に通過したら、次は面接へと進みます。書類選考期間は企業次第ですが、目安として1~2週間程度と想定しておきましょう。
(6)面接対策
面接日が決まれば、それに合わせて面接対策を受けます。
特に、転職エージェントと企業がもともと深い関係を築いている場合は、「面接官はどんな人なのか」「どのような質問をされるのか」などを事前に把握できます。これも、転職エージェントを利用するメリットの一つです。
なお、面接日の調整なども転職サイトが代行してくれます。
(7)内定から入社までのサポート
無事面接が終わり、採用が決まった後も転職エージェントは入社までのサポートをしてくれます。
内定後のサポート
- 入社日の調整
- 年収(条件)の最終交渉
また、退職手続きについて不安な場合は、「上司にどのように報告するか」などの相談もできます。
7.信頼できるエージェントかどうか見分ける方法
本章では、キャリアアドバイザーの比較手順・観点を解説します。このポイントを押さえて比較すれば、登録したエージェントの担当者が信頼できる人かどうかが分かります。いずれも重要なので、要点だけでも押さえておきましょう。
ポイント①必ずキャリア面談を実施して比較する
担当者の比較は、必ずキャリア面談を実施した上で行います。
キャリア面談とは
求人紹介前に、キャリアアドバイザーと行う面談のこと。「転職を考えるに至ったきっかけ」や「どのようなキャリア観を持っているか」など多角的な質問を通して、転職者と企業の本質的なマッチング実現を目指す。
注意点として、転職エージェントは登録後に「キャリアヒアリング日程予約」の電話がかかってきますが、この時の電話口で話している人は、キャリアアドバイザーではなく、事務担当者であることがほとんどです。
なので、その段階で判断してしまわないように気を付けてください。
ポイント②キャリア面談での比較観点
キャリア面談では、以下の観点を意識して比較してください。
チェック観点
- キャリア面談を時間をかけて丁寧に行ってくれるか(最低30分以上)
- 業界の転職トレンドを詳細に把握しているか
- 面談の内容を踏まえた内容の求人提案をしてくれるか
- エージェントの利益にならないアドバイスもくれるか(今は転職しない方が良いなど)
ヒアリング能力が高く優秀なキャリアアドバイザーほど、じっくりと時間をかけて面談を実施し、その上で、あなたが意識していなかった本質的なニーズまで引き出してくれます。
対して、粗悪なキャリアアドバイザーは、表面的な条件をヒアリングするだけで終わってしまい、機械的な提案しかしてくれません。少しでも雑な印象を受けたなら、そのエージェントの優先度は下げてしまいましょう。
担当者比較の裏技
担当者の転職支援歴をはじめに聞いておくのもおすすめです。
人材業界は離職率が高く、入社間もない経験不足の新人が担当になることも考えられるからです。そうなると、やはりベテランと比べて提案やサポートが心もとなくなってしまいます。
特に20代~30代前半のキャリアアドバイザーだと、本人に転職経験がないこともあるので、あらかじめ担当者の転職支援歴や転職経験などを確認してみるのも良いでしょう。
ポイント③キャリア面談「後」の対応をチェックする
キャリア面談後の対応も必ず比較してください。
転職エージェントの中には、最初のキャリア面談だけ力を入れて、その後の対応が粗雑になるというケースもあるからです。
特に担当者からのレスポンスの速さは重要です。
チェック観点
- メール、電話の返信が即座に返ってくるか(目安:1~2営業日以内)
- 「転職活動の経過はどうですか?」など連絡をこまめにくれるか
担当者の対応の手際の良さは、実は転職の成否に関係します。
例えば、好条件な求人ほど応募が殺到するため、「担当者からの連絡を待っているうちに気になっていた企業の応募が締め切られる」といった事態も考えられます。
大手エージェントになると、一人のキャリアアドバイザーが複数人の求職者を担当しますが、優秀なアドバイザーであればどれほど多忙であっても、テキパキと連絡を返してくれます。
複数の転職エージェントに登録してみて、「返信が遅いエージェントは使わない」と判断するのもおすすめです。
転職意欲の高さを示すのも重要
キャリアアドバイザーは、転職意欲の高い人から優先的に対応します。そのため「良いところがあればすぐにでも転職したいと伝える」「書類の提出などは即座に行う」など、あなたの方から担当者と真剣に向き合う姿勢も大切です。
ポイント④絶対にNGな条件に当てはまっていないかチェック
粗悪なキャリアアドバイザーには、以下のような共通点があります。
粗悪なキャリアアドバイザーの共通点
- 表面的な条件を聞くだけで面談が終了する
- 希望条件に合わない求人(内定が出やすい求人)ばかり紹介してくる
- 態度が高圧的に感じる
- ただひたすら大量の求人を紹介してくる
- 対応が遅く、連絡が不定期
- 求人・仕事内容に対して知識が浅い
一つでも該当するなら、利用優先度を下げておきましょう。
ポイント⑤登録から2週間を目途に「一番信頼できそうなエージェント」を決める
転職活動は平均3ヶ月ほどかかるので、目安として「最初の登録から2週間程」で、一番信頼できそうなエージェントを決めておきましょう。
そのエージェントから求人紹介や書類添削などを受けながら、転職活動を進めていきます。とはいえ、他のエージェントを退会する必要はありません。「良い求人があればご連絡ください」と伝えておき、気になる求人を紹介されたときはそちらからエントリーしましょう。
8.東京の地域転職・就職情報
「東京で漠然と転職を考えている」という方に向けて、本章では都内の転職・就職に役立つ情報をお伝えします。
(1).東京都の転職率は全国第3位
総務省統計局がまとめた「統計でみる都道府県のすがた2021」によると、東京都の転職率(1年前の職場と違う場所で働いている人の割合)は全国第3位です。
転職率(転職者数/有業者数) | |
東京都 | 5.7% |
全国平均 | 5.0% |
出典:総務省
大手転職エージェントの拠点もいくつかあり、自治体による就業支援なども行われています。情報も集めやすく他県より転職活動をしやすい環境です。
(2).東京で働きたい人への就業支援
東京都では、都内で就職・転職を希望する方向けに、仕事探しや再就職の支援を行っています。
東京しごとセンター
出典:東京しごとセンター
東京都では、都内で求職中の方向けに「東京しごとセンター」というサポート施設を運営しています。
就職に関する悩み相談や、応募書類の作成、面接対策などの就職活動対策セミナーや、企業説明会などを開催しており、無料で利用が可能です。
対面・オンラインの両方に対応しており、効率的に就職・転職活動を進められるでしょう。
女性しごと応援テラス
出典:女性しごと応援テラス
「女性しごと応援テラス」では、女性の再就職の促進と就職後の定着を目的としたサポートをおこなっています。
登録をすると一人ひとりに専任の就職支援アドバイザーがつくのが特徴で、仕事の相談や職業紹介だけでなく、家庭と仕事の両立や介護、お子さんの預け先など、多くのことを相談できます。
また、希望があれば、各種セミナーや仕事の基礎を学ぶサポートプログラムの受講、イベントの参加も可能です。
初回の相談は予約不要のため、気になる方はぜひ足を運んでみてください。
(3).東京都の平均年収
東京都の平均年収は448.32万円で、全国平均の369.24万円を大きく上回り、全国トップとなっています。
なお、最下位は青森県の288.6万円です。平均年収は、大企業が集中している大都市ほど高くなりやすく、また都市部から離れるにつれて低くなる傾向があります。
9.東京の転職エージェント選びでよくある質問
東京の転職エージェント選びに関する、よくある質問をまとめました。
- Q1. 現時点で東京に住んでいない場合は、どのエージェントを選べばいいですか?
- Q2. そもそも転職エージェントを利用しなくてはならない理由はなんですか?
- Q3. 登録する転職エージェントは1社ではだめですか?
- Q4. 転職エージェントとの面談の前には何か準備が必要ですか?
- Q5. 仕事を辞めてから転職活動を行っても良いのでしょうか?
- Q6. 転職活動に年齢制限はありますか?
それぞれ見ていきましょう。
Q1. 現時点で東京に住んでいない場合は、どのエージェントを選べばいいですか?
大手エージェントであれば、電話・WEB面談に対応しているので、どれを選んでも問題ありません。
「WEB面接を実施している企業を紹介してほしい」と伝えておくと、遠方からでも効率的に転職活動を進められますが、企業によっては最終面接のみ対面など、上京が必要となる場合もあります。
現職が多忙など、自力での日程調整が難しい場合は、転職エージェントのコンサルタントに日程調整をしてもらうことがおすすめです。
Q2. そもそも転職エージェントを利用しなくてはならない理由はなんですか?
転職エージェントを利用することで得られるメリットは、主に以下の2点です。
- 豊富な求人を見ることができる
- 転職のプロにサポートしてもらえる
転職エージェントに登録することによって、非登録者には公開されない、非公開求人の紹介を受けることができます。
そして、この非公開求人には通常よりも待遇が良い求人が多いため、一人で転職活動を進めるよりも好条件で就業できる可能性が高まるのです。
また、転職にあたっての手続きや企業とのやり取り、選考対策などはエージェントの担当者にサポートしてもらうこともできるため、より効率的に転職活動を進めることができるでしょう。
このように、より良い求人に巡り合い、そして転職活動を効率的に進めるためにも、転職エージェントを利用することがおすすめです。
Q3. 登録する転職エージェントは1社ではだめですか?
転職エージェントは、1社だけでなく複数登録することをおすすめしています。
なぜなら、複数登録しておくことで「求人の幅が広がる」「様々な担当者の意見が聞ける」といったメリットがあるからです。
また、1社しか登録していない場合、担当者との相性が悪ければ、良い求人を紹介してもらえず、思うように転職活動が進まないこともあります。
転職活動後に後悔しないためにも、転職エージェントは複数登録した上で活用しましょう。
関連記事≫
転職エージェントに複数登録すべき理由と4つの注意点
Q4. 転職エージェントとの面談の前には何か準備が必要ですか?
短い時間を有効に使うためには、自分がこの面談で何を求めているのかを明確化しましょう。
具体的には、下記の3つの観点で用意をしておくことがおすすめです。
- そもそも考えがまとまっていないため整理したい。その情報が欲しい。
- ある程度、方向性は決まっているが、希望の企業/業界へ行けるかどうかの可能性を知りたい。
- どのような具体的な求人があるのかを知りたい。
これらを明確にするだけでも面談時間がグッと有意義になりますよ。
転職においては、年齢を重ねるごとに自分の経験をどのようにアピールできるかが大切になっていきます。
Q5. 仕事を辞めてから転職活動を行っても良いのでしょうか?
仕事を辞めてから転職活動を行うのは、おすすめできません。一旦退職してしまうと、収入が完全に途絶えてしまうからです。
なかなか転職が決まらなかった場合、余計な焦燥感から、判断を誤ってしまったり、妥協して転職先を決めてしまったりすることもあるでしょう。また、過度にブランクが空いてしまうのも、転職活動において不利になってしまいます。
特別な事情や背景がない限り、転職活動は今の仕事を続けながら行うようにしましょう。
Q6. 転職活動に年齢制限はありますか?
転職活動をするうえでの年齢制限はありません。
しかし、年齢があがるほど求められる条件が変わってくるので、自分の市場価値を客観的に見極めて転職活動を行うことが大切になります。
例えば、20代のような若手であれば最低限のビジネスマナーや長期的に働く意欲・誠実性が求められる一方、40代・50代であればマネジメント経験や豊富な実務経験が求められる傾向にあります。
さいごに
東京のおすすめ転職エージェントを紹介しました。
どれを選ぶか迷ったら、求人数の多い大手「リクルートエージェント」「dodaエージェント」と、希望の業界に特化した転職エージェントへの登録がおすすめです。
全て登録しておけば、東京の好条件求人を得られる可能性がグッと高まります。
あなたの転職活動がうまくいくことを、心から願っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。
・そういったお考えの方なら、過去にこういう業界にキャリアチェンジされた方もいらっしゃいますが、興味はありますか?(視野が広がる提案)
・○○業界の求人ニーズは回復していて、特に○○経験がある方は採用されやすい傾向にあります(転職事情を熟知)。
・絶対に年収を下げたくないなら、もう少しキャリアを積んでからの転職の方が好ましいです(転職のリスクなどエージェントの利益にならないアドバイスもしてくれる)