
ゲーム業界の転職について
「未経験だけど興味のあるゲーム業界へ転職したい!」
「おすすめの転職エージェントはどれだろう?」
といった考えをお持ちではないですか?
結論から言いますと、ゲーム業界は人気があり転職が難しいです。
ただし、ゲーム業界の理解をした上で、適切な転職エージェントのサポートを受ければ未経験・経験者問わず転職することは十分に可能です。
そこで、転職のプロとしてゲーム業界の転職サポートをしてきた私が、ゲーム業界に転職するためのコツやおすすめの転職エージェントについて、以下の流れでご紹介します。
今すぐにおすすめの転職エージェントを知りたいという方は『ゲーム業界の転職におすすめの転職エージェント15選』までスキップしてください。
全て読めば自分がゲーム業界に転職するイメージが持て、自信を持って転職活動を始められるようになるでしょう。
1. ゲーム業界に興味があれば気軽に一歩踏み出そう
ゲーム業界に興味があれば、あなたの経験や年齢に限らず、まずは気軽に一歩踏み出してみましょう。
転職のプロである私がそのように考える理由を以下の通りご紹介します。
1-1. 希望のキャリアをつかんでいる方がいるから
一歩踏み出したことで、希望のキャリアをつかむことに成功した人を私は見てきました。
実際に転職に成功した人たちの声を紹介します。
大好きだったゲームに携わることができる
好きなものを仕事にできた
ゲーム業界に憧れはあるものの、実際に転職活動を行う人は少数です。
ゲーム業界はコンシューマーゲーム(DSやPS4のような家庭用ゲーム)からスマホゲームであるソーシャルゲームへ大きく舵を切っています。
それに伴う新しい企業の出現や既存企業の事業拡大が人員不足招いたことで、勇気を出して転職活動を始めた未経験の方が正社員として採用されるケースが増えているのです。
ゲーム業界の平均年収は610万円(業界動向サーチより)で、全業種の中でも平均以上の水準なので、条件の良い求人を見つけられれば年収アップも狙えます。
1-2. 転職しなかったことを後悔している人がいるから
勇気を出したおかげでゲーム業界で働けている人がいる一方で、転職しなかったことを後悔している人もいます。
若いうちにチャレンジすべきだった
Eさんはゲーム業界の夢を持っていましたが、特に転職活動をすることなく30代後半になってしまいました。
ゲーム会社としても同じスキルなら、若くて安い給料で働いてくれる人材を欲しがるので、30代後半になると業界未経験者の求人はほとんどなくなります。
仮にあったとしても、未経験のため現職よりも給料がガクンと落ちるケースがほとんどです。
上記のようにゲーム業界では、未経験の場合、1年歳をとるごとに転職が不利になっていき、気が付いた時には転職が困難になって後悔します。
将来後悔しないためにも、勇気を出して転職活動を始めてみましょう。
1-3. 最終的に転職をしない決断をしてもプラスになるから
転職活動を始めても、最終的に転職をしなかったというケースもあります。
未練がなくなり、現職へのモチベーションが上がった
この男性は、ゲーム業界に漠然と夢を持ち続けていましたが、一回ゲーム業界への転職を真剣に考えた結果、諦めることになりました。
ただ、ゲーム業界が彼の求めているものにマッチしなかったことを実感でき、ゲーム業界への未練なく現職にもっと打ち込めるようになり、前よりももっと高いモチベーションで働けるようになりました。
最終的に転職をしないことになったとしても、未練がなくなったことがプラスにはたらくケースは非常に多いです。
まとめ. 思い立った今、行動しましょう!
ここまで紹介した3つの理由から、私はゲーム業界に興味があるならまずは気軽に一歩踏み出してみることが重要だと考えています。
多くの方が面倒に感じて転職活動を後回しにしがちですが、思い立った今動かないと「今のままでいいや」という感覚が芽生え、のちのち後悔するといったことになりかねません。
次の章では、転職活動を良いものにするためのポイントを紹介します。
2. 【未経験向け】ゲーム業界転職の成功のポイント3選
次に未経験からゲーム業界への転職を目指す方に向けて、転職成功のためのポイントを3つご紹介します。
順に見ていきましょう。
2-1. まずはゲーム業界の理解をする
業界理解がないままに転職活動を始めても、初歩的な質問にすら回答できず、選考で落とされるのが目に見えています。
また、運よく転職できたとしても業界理解が浅いと「入社前に想像していたものと違う」といった入社後のギャップに苦しまされる可能性が高くなります。
そういったことを避けるためにも、下記の2点は最低限理解しておきましょう。
順に見ていきましょう。
ゲーム会社の種類
ゲーム会社は大きく下記の5つに分類できます。
順に見ていきましょう。
プラットフォーマー (本体)
プラットフォーマーとは、基盤(プラットフォーム)を提供する事業者を指します。
例えば、プレイ環境である家庭用ゲーム機のハードウェアを提供しているメーカーがプラットフォーマーに該当します。
具体的な企業は、任天堂・ソニー・GREEといった企業が挙げられます。
コンシューマーゲーム
コンシューマーゲームとは、市販されている家庭用ゲーム機でのプレイを前提としたコンピューターゲームのことです。
ソーシャルゲームやスマホゲームと混同されることがありますが、専用のゲーム機の有無という決定的な違いがあります。
つまり、プレイステーションや任天堂スイッチ、DSといったゲーム機のソフトは全てコンシューマーゲームです。
スクウェア・エニックスやカプコンはコンシューマーゲームを作っている会社になります。
ソーシャルゲーム
ソーシャルゲームとはSNS上でプレイするオンラインゲームを指します。
近年は、スマホゲームと混同されソーシャルゲームと一括りにされることが多いです。
パズドラやモンスターストライク、シャドウバースといった作品の知名度が高く、実際に作っている会社だとガンホーやmixi、DeNAといった企業が有名です。
アーケードゲーム
アーケードゲームとは、ゲームセンターに設置されているような業務用のゲームのことを指します。
有名な作品には太鼓の達人やマリオブラザーズ、ストリートファイターがあります。
カプコンやコナミ、バンダイナムコが主要なメーカーとして知名度が高いです。
PC / ブラウザゲーム
ブラウザゲームとは、ウェブブラウザで遊べるコンピュータゲームのことです。
ネット環境さえあれば、ゲームソフトのダウンロードをせずに遊べると利点があります。
ビビッドアーミーや百花繚乱、ナイトメアクロノスといった作品があり、製作会社ではPlayfishやスパイク・チュンソフト、デイブレイクゲームといった企業が知られています。
ゲーム業界の職種
ゲーム業界の職種を下記の7つ順に紹介します。
同じ業界とはいえ、職種によって業務内容が大きく変わるため確実に理解しておきましょう。
プランナー
ゲームクリエイターと呼ばれることもある、ゲームの企画を立てる人です。
ディレクターやプロデューサーの指示のもと、ゲームの概要など企画を立てたり、ゲームの設計図のようなものである「仕様書」を書く仕事をします。
ディレクター
企画やデザイン、シナリオといったゲームを作る全ての工程で現場をまとめる人です。
作品の監督をします。
プロデューサー
プロジェクト全体のヒト・モノ・カネを動かす、司令塔のような存在で、部長〜社長クラスのポジションの方が担います。
デザイナー
プランナーが描いたゲームのイメージをデザインにする仕事です。
デザインしたキャラクターや世界観、アイテムをイメージ通りに動かしてもらえるようにプログラマーとも連携します。
デバッガー
ゲームのバグを見つけて、修正に向けて報告書を作る仕事です。プログラマーが報告書をもとに修正していきます。
とても忍耐力がいる仕事ですが、特殊なスキルは必要ないので、アルバイトの方が担っている会社もあります。
プログラマー
企画書や仕様書通りに動くように、デザイン、サウンド、グラフィックなどをまとめ上げる仕事です。
企画の段階で実現可能なのか?というところから、実際のプログラミングまで、プロジェクトに幅広く携わります。
スマホが高機能化してきたことから、ソーシャルゲーム開発でも高いプログラミングスキルが求められるようになってきました。
サウンドクリエーター
ゲーム全体の音を担当し、作曲などを行います。
このようにたくさんの職種があり、それぞれやっていることが全く違うので、誤った仕事選びをしないように十分に理解しておく必要があります。
2-2. ゲーム業界に強い相談相手を作る
未経験からゲーム業界への転職を目指す場合、ゲーム業界に強い相談相手を作ることが重要です。
というのも、ゲーム業界各社の社風や働き方、求められるスキルといったものは、インターネット上で情報収集するだけでは限界があり、実際に働いている人に聞くのが1番だからです。
とはいえ、都合よくゲーム業界に詳しい相談相手がいるとは限らないでしょう。
その場合は、ゲーム業界に強い『ワークポート』『GEEKLY』などの転職エージェントを頼ることをおすすめします。
なぜならば、上記のエージェントを活用すれば、ゲーム業界に詳しいキャリアアドバイザーの転職支援を受けることができるからです。
2-3. 転職エージェントのサポートを受ける
ゲーム業界の経験の有無に関係なく転職エージェントに登録してサポートを受けることをおすすめします。
というのも、転職エージェントを活用すれば、転職のプロのアドバイスや職務経歴書の添削、年収交渉といったサポートを全て無料で受けることができるからです。
また、下記の面倒な手続きや書類の管理等も代理で行ってくれます。
- 履歴書・職務経歴書の作成(添削)
- 求人探し
- 求人の応募手続き
- 面接の日程調整
- 配属先の交渉
- 給与・ポジションの交渉
- 雇用契約書の確認
- 入社関連手続き
一方、転職エージェントを活用しないと、現職を続けながら上記の煩雑なタスクを自分1人で行うことになり、相当の苦労を強いられます。
以上の理由から、ゲーム業界の経験の有無に関係なく転職エージェントを活用することが転職活動成功への近道と言えるのです。
転職エージェントについてより詳しく知りたい方は下記のページをご覧ください。
自分が知らない知識をもらえた
ゲーム業界にずっといた方に面談していただきました。
専門領域にしているだけあって、会社事情に詳しく、自分が知らない知識をたくさんいただきました。
3. ゲーム業界への転職におすすめの転職エージェント15選
次にゲーム業界の転職におすすめの転職エージェントを下記3点を基準に15社厳選したので順にご紹介します。
ゲーム業界に強い転職エージェントを選ぶポイント
- 求人の量・質
…ゲーム業界の質の良い求人を多く保有している - 提案力
…キャリアに適した求人提案を行ってくれる - サポート
…一人一人に合ったサポートを行ってくれる
下記の3つに分けて紹介するので、自分にあっていると感じるエージェントがあれば気軽に数社登録して、話を聞いてみましょう。
話を聞いてみるだけでも、未経験からの転職やゲーム業界でのキャリアアップのイメージを持てるようになるでしょう。
3-1. 全ての方におすすめ大手総合転職エージェント5選
まず初めに全ての方におすすめの大手総合転職エージェントを5社ご紹介します。
なお、求人数は2020年11月時点の件数になります。
転職エージェント | 求人数 | 提案力 | サポート体制 |
リクルートエージェント | ◎ 約2,800件 | ◎ 4.0 | ◯ 3.5 |
doda | ◎ 約2,060件 | ◯ 3.9 | ◎ 4.0 |
マイナビエージェント | ◯ 約440件 | ◎ 4.1 | ◎ 4.3 |
パソナキャリア | ◯ 約950件 | ◯ 3.9 | ◯ 3.8 |
type転職エージェント | ◯ 約430件 | ◯ 3.6 | ◯ 3.6 |
リクルートエージェント | 求人数豊富。地方にも強い
リクルートエージェントは、求人数No.1の総合転職エージェントであり、コロナ禍で求人数が減っている今、必ず登録すべき1社です。
ただ、1社だけだと十分な求人数には満たないので、No.2の『dodaエージェント』をはじめとした他の転職エージェントも同時登録しておくことをおすすめします。
また、コンサルタントに一部ネガティブな口コミもありましたので(※大手なので担当差が大きい)、不安な場合は、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
公式サイト:
https://r-agent.com/
※年収700万円以上での転職を目指すなら『キャリアカーバー(byリクルート)』がおすすめ
Point:転職エージェントは必ず3社登録しよう
コロナ禍で求人数が減っている今、たった1社の転職エージェントでは良い求人を集めることができません。
最初の登録は、少しだけ面倒かもしれませんが、可能な限りたくさん登録することが、転職成功への最初の一歩です。
例えば、総求人数No.2の『doda』、サポート満足度が高い『マイナビエージェント』など、最低でも3社登録することをおすすめします。
doda | 求人数No.2・転職サポートが評判
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
dodaエージェント公式サイト:
http://doda.jp/
マイナビエージェント | 初めての転職に強く20代実績No.1
丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
ただ、コロナによって若年層向けの求人数が大きく減ってしまったことから、口コミ評判もネガティブな内容が増えてきています(2020年12月現在)
そのため、いま利用するならば、求人数が豊富な大手(例えば、リクルートエージェントやdodaエージェントなど)を優先したほうが賢い選択かもしれません。
公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/
パソナキャリア | サポート充実で満足度No.1
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナは人材派遣領域で業界最大手の企業であり、16,000社以上と取引実績があるため、求人数も充実しています。また、年収700万円以上の非公開求人を多く取り扱う『ハイクラス向けサービス』など、サービス内容も多岐にわたります。
そしてなにより、パソナの社風自体が「利益よりも社会貢献」を重要視しているため、「親身な転職者サポート」を実現しているようで、その結果として「アンケート満足度No.2」とリクルートエージェントに次ぐ実績を誇っています。
そのため、転職活動をするのであれば、まず登録すべき転職エージェントの1社です。
公式サイト:
https://pasonacareer.jp
type転職エージェント | 首都圏とIT職種に強い
『type』は1994年から運営をしている老舗エージェントで、幅広い年齢・職種のサポート実績がある総合転職エージェントです。
他にも、『type女性の転職エージェント』があり、女性には強くおすすめできます。
サポート範囲は、首都圏のみですが、未経験OKの案件を多く保有しているため、職歴に自信がない方も気軽に相談してみましょう。
公式サイトを見る:
https://type.career-agent.jp
3-2. 未経験からゲーム業界を目指す方におすすめの2選
次に未経験からゲーム業界への転職を目指す方におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
なお、求人数は2020年11月時点の件数になります。
転職エージェント | 求人数 |
ワークポート | ◎ 約1,600件 |
Geekly | ◯ 約600件 |
ワークポート | 第二新卒や未経験からIT転職を目指すなら
『ワークポート』は、設立13年の総合転職エージェントです。
キャリアコンサルタント(コンシェルジュと呼んでいる)の対応は非常に丁寧と評判で、エージェントが初めての方にもおすすめです。
手厚いサポートを行うために拠点を『東京・大阪・福岡』に限定し、対面でのサポートを前提に、じっくりと時間をかけて親身に転職支援をしてくれるのが特徴です。
専任キャリアアドバイザーによる対面でのサポートを重視するエージェントなので、登録したら実際に面談に足を運びましょう。
ワークポート公式サイト:
https://workport.co.jp
※拠点|東京: 大崎駅 大阪: 淀屋橋駅(本町駅) 福岡: 博多駅
Geekly | IT・Web・ゲーム業界の転職なら
『Geekly』はIT・Web・ゲーム業界を専門としていて、特にゲーム業界への転職に強い転職エージェントです。
実際、GREEなどのメガベンチャーと呼ばれる企業から、gumiなどの急成長ベンチャー企業の案件を多数保有しています。
また、元Web・ゲーム業界のエージェントが多いことに加え、リクルートが選ぶ優秀エージェント賞で1位を獲得するなど実績も十分です。
ゲーム業界への転職を少しでも検討している方は、是非以下から登録してみましょう。
Geekly公式サイト:
https://geekly.co.jp
3-3. ゲーム業界の経験がある方におすすめの8選
最後にゲーム業界経験者向けに、キャリアを活かした転職を目指せる転職エージェントを8社ご紹介します。
なお、求人数は2020年11月時点の件数になります。
転職エージェント | 求人数 |
G-JOBエージェント | ◎ 約2,300件 |
ワークポート | ◎ 約1,600件 |
マイナビIT AGENT | ◯ 約440件 |
レバテックキャリア | ◯ 約880件 |
キャリアカーバー | ◯ 約770件 |
TechClips | — |
ビズリーチ | ◯ 約470件 |
Geekly | ◯ 約600件 |
G-JOBエージェント | ゲーム業界特化型エージェント
『G-JOBエージェント』はゲーム業界特化型エージェントの中で、ゲーム企業求人数No.1を誇ります。
コンサルタントに「ゲーム会社での人事経験3年以上」「ゲーム開発現場のマネージメント経験」といった条件があるため、豊富な経験と知識に基づく質の高い提案をしてくれます。
また、正社員だけでなく派遣社員や業務委託といった求人も保有するため、働き方に合わせた提案が可能です。
ゲーム業界の転職を考える方は登録必須の転職エージェントと言えます。
G-JOBエージェント公式サイト:
https://game-creators.jp
ワークポート | 第二新卒や未経験からIT転職を目指すなら
『ワークポート』は、設立13年の総合転職エージェントです。
キャリアコンサルタント(コンシェルジュと呼んでいる)の対応は非常に丁寧と評判で、エージェントが初めての方にもおすすめです。
手厚いサポートを行うために拠点を『東京・大阪・福岡』に限定し、対面でのサポートを前提に、じっくりと時間をかけて親身に転職支援をしてくれるのが特徴です。
専任キャリアアドバイザーによる対面でのサポートを重視するエージェントなので、登録したら実際に面談に足を運びましょう。
ワークポート公式サイト:
https://workport.co.jp
※拠点|東京: 大崎駅 大阪: 淀屋橋駅(本町駅) 福岡: 博多駅
マイナビIT AGENT | 豊富な求人とサポートが好評
『マイナビIT AGENT 』は、大手人材会社マイナビが運営する「IT・Web業界」に特化した転職エージェントです。
大手企業ならではの幅広いネットワークを駆使し、優良企業の『非公開求人』を多く取り揃えています。
ただ、コロナの影響で求人数が減ってしまっていることもあり、レバテックキャリアやワークポートの方が、中小企業から大手企業まで求人を豊富に保有していると評判なので、上記エージェントへの登録も検討してみましょう。
レバテックキャリア | ITエンジニア・クリエイター実績No.1
『レバテックキャリア』は、エンジニア・クリエイターに特化した転職エージェントです。
1位のリクルートエージェントはすべての業界を網羅的に扱うサービスであるのに対し、レバテックキャリアはIT・WEB業界を専門に転職支援を行っています。
そのため、担当者は業界情報に詳しく、IT・WEB業界ならではのサポートを受けられます。
「WEBエンジニアとしてさらなるキャリアアップを目指している」という方におすすめです。
レバテックキャリア公式サイト:
https://career.levtech.jp/
キャリアカーバー | リクルート運営のヘッドハンティング型サイト
『キャリアカーバー(by リクルート)』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職支援サービスです。
レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を自ら選んで相談をすることもできれば、レジュメを登録して好条件のスカウトも待つこともできます。
また、年収800万円以上の求人は約28,000件(2020年5月時点)と、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスです。
気になる方は、ぜひ一度登録してみることをおすすめします。
公式サイト:
https://careercarver.jp/
TechClips| ITエンジニア特化のハイクラス転職サイト
『TechClips』は首都圏のITエンジニアを専門としたハイクラス転職エージェントで、高年収&高待遇の案件に特化しています。
特徴としては、全ての案件が年収500万以上で、案件内容もVR、AI、機械学習、データサイエンティスト分野など、ITエンジニアが好条件で活躍できる求人を多数保有しています。
また、大手転職会社にはない現役エンジニアによる手厚いサポートも好評です。
高年収を狙いつつ手厚いサポートを受けたいITエンジニアの方は、必ず登録をしましょう。
※首都圏限定で年収500万以上の方
Techclips公式サイト:
https://agent.tech-clips.com
ビズリーチ | CMで話題のヘッドハンティング型サイト
『ビズリーチ』は、管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティングサービスです。
約1700名のヘッドハンターが登録しており、数では約600名のキャリアカーバーを圧倒しており、ヘッドハンティングサービスでは圧倒的首位となっています。
最近では年収500万円前後のミドル層への求人も豊富で、高年収を目指す全ての人におすすめできる転職サイトです。
ビズリーチ公式サイト:
https://bizreach.jp/
Geekly | IT・Web・ゲーム業界の転職なら
『Geekly』はIT・Web・ゲーム業界を専門としていて、特にゲーム業界への転職に強い転職エージェントです。
実際、GREEなどのメガベンチャーと呼ばれる企業から、gumiなどの急成長ベンチャー企業の案件を多数保有しています。
また、元Web・ゲーム業界のエージェントが多いことに加え、リクルートが選ぶ優秀エージェント賞で1位を獲得するなど実績も十分です。
ゲーム業界への転職を少しでも検討している方は、是非以下から登録してみましょう。
Geekly公式サイト:
https://geekly.co.jp
4. ゲーム業界の転職でよくあるQ&A9選
ここで、ゲーム業界への転職でよくある質問とその答えを解説していきます。
- ゲーム業界の転職は何歳まで大丈夫ですか?
- ゲーム業界は勤務時間が長いというのは本当ですか?
- ゲーム業界の志望動機はどう書けばいいでしょうか?
- ゲーム業界の面接のポイントは?
- ゲーム業界の転職が有利になるスキルはありますか?
- ゲームパブリッシャーって?
- ゲーム業界は転職回数が多いのですか?
- ゲーム業界からの転職先が知りたいです。
- 転職サイトと転職エージェントの違いは?
4-1. ゲーム業界の転職は何歳まで大丈夫ですか?
あなたのスキルや経験によります。
未経験であれば、20代のうちでないと正社員としてのゲーム業界での転職は難しいでしょう。
ただし、ゲーム業界の経験がなくてもプログラミング経験がある方や、ゲーム開発の専門学校などでスキルを磨かれた方であれば30代でも可能性があります。
ただし、実務経験がないと40代以降は非常に転職が困難になります。
また、40代を超えるとスキルや経験だけでなくマネジメント能力も求められるようになるため転職の難易度は上がっていきます。
4-2. ゲーム業界は勤務時間が長いというのは本当ですか?
結論から言いますと、ゲーム業界の勤務時間が長いのは事実です。
特に、タイトルリリース前後は徹夜するケースもあります。
そのため、それでもチームメンバーで一つのものを作り上げることや自分の好きなゲーム制作に携わることにやりがいを感じる方がゲーム業界には向いています。
その一方、プライベートな時間をしっかりとりたいという方には向かない可能性が高いです。
とはいえ、企業によって違いがあるため、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
4-3. ゲーム業界の志望動機はどう書けばいいでしょうか?
第一に重要なのは、「ゲーム業界・応募企業でなければいけない理由」と「あなたが応募企業で貢献できること」が伝わる志望動機であるということです。
下記の内容は最低限盛り込みましょう。
- ゲーム業界への興味関心
- どうしてその企業が良いか
- その企業に貢献できる自分のスキルと経験
以下の志望動機は上記を盛り込んだ良い例です。
【Good例】
家庭用ゲーム機のソフトに強みがある貴社でなら、私の夢を実現できると思い志望しました。
現職では映像業界でアニメーション制作を3年間続けてきました。
現職は非常にハードでしたが、仕事から帰ってゲームをする時間が自分にとって何よりの楽しみで、ここまで続けてこられました。
そして、自分のアニメーション制作のスキルを活かせば、自分にもゲームを通じて人々に安らぎの時間を届けることができるのではないかと考えるようになりました。
次に、御社の志望理由ですが、家庭用のソフトとアニメーション技術に強みがあるため、自分のキャリアアップと夢の実現を両立することができると考え、応募に至りました。
ゲーム業界は未経験ですが、現職で培ったアニメーション制作技術を活かして、貴社に貢献していきたいと思います。
4-4. ゲーム業界の面接のポイントは?
ゲーム業界での面接で特に聞かれるのが、「どうしてゲームを作りたいか」「どんなゲームを作りたいか」です。
自分の熱意が伝わるように十分に対策をしておきましょう。
また、面接まで進んだ会社に関してはその会社の主力のゲームを事前にプレイしておくことをおすすめします。
あなたならどうやってそのゲームをより良くするかといった視点でプレイすると、選考の役に立つタイミングがあるかもしれません。
面接が心配な方は、サポートの評価が高い『ワークポート』に登録しておくことをおすすめします。
4-5. ゲーム業界の転職が有利になるスキルはありますか?
ゲーム業界はスキルと経験が非常に大切になってくるので、未経験者は不利ですが、以下のようなスキルや資格があれば転職の際に評価される傾向があります。
- unity(ゲーム開発のプラットフォーム)の知識
- 独学で勉強しゲームを0から作った経験
- 基本情報処理技術者などのITの資格
- C、C++などの言語環境を扱った経験
以上は一例ですが、ゲーム業界の仕事は幅広いので、あなたのスキルを活かせるポジションを見つけるためにも、一人で考えずにまずは転職エージェントに相談しましょう。
4-6. ゲームパブリッシャーって?
ゲーム業界でよく耳にするのがパブリッシャーとディベロッパーという単語です。シンプルに説明すると以下のような分け方になります。
- パブリッシャー:ゲームを発売し、宣伝する会社
- ディベロッパー:ゲームを開発する会社
任天堂やコナミなどよく名前の聞くゲーム会社はパブリッシャー、あまり名前の聞かない会社はディベロッパーであるケースが多いです。
例えば、「ポケットモンスター赤」だと、発売元(パブリッシャー)は「任天堂」ですが、開発元(ディベロッパー)は「ゲームフリーク」「クリーチャーズ」という会社が担っています。
ディベロッパーはパブリッシャーに資金などを援助してもらいながら、開発に専念して優れた作品を仕上げます。
ただし、自社で開発から宣伝まで全て手掛けることもあります。
4-7. ゲーム業界は転職回数が多いのですか?
「ゲーム開発者の就業とキャリア形成2013」によれば、ゲーム業界の転職回数は平均2回を超えており、一般的な企業のサラリーマンよりも高いです。
理由として多いものは、以下の通りです。
- 会社や事業の将来性に不安を感じたから・・・31.6%
- 給与・報酬が少なかったから・・・27.5%
- 会社の経営方針に納得できなかったから・・・26.5%
- 会社で成長するために十分な能力開発の機会を得られなかったから・・・22.3%
4-8. ゲーム業界からの転職先が知りたいです。
ゲーム業界でのキャリアやスキルを活かせる転職先を紹介します。
- Web業界
- SNS業界
- 映像デザイン業界
- IT業界
- パチンコ業界
- ゲームやデザインの講師
4-9. 転職サイトと転職エージェントの違いは?
大きな違いは、転職エージェントには担当者がつく一方、転職サイトには担当者がつかないことです。
転職エージェントであれば、面談をした上で応募作業、面接日程調整、最終交渉などをすべてしてくれますが、転職サイトの場合は、応募企業の選定から最終交渉まで全て自分で行う必要があります。
以下に、担当者の有無による転職エージェントと転職サイトの違いをまとめました。
転職エージェント | 転職サイト | |||
気軽さ | ◯ | 専任のアドバイザーと打ち合わせをしながら進めていく。 | ◎ | 自分の判断で、マイペースに進めることができる。 |
選択肢 | ◎ | 転職サイトにはない非公開求人にも応募可能で、非公開のものを併せると求人数は10万件を超える。 | ◯ | 多いところでは5万件以上の案件が常時掲載されており、選択肢は多い。 |
企業との調整 | ◎ | 専任アドバイザーが面接日程、給与交渉、入社時期まで調整してくれる。 | △ | 応募から面接日程、入社条件の交渉などは全て自分で行う。 |
転職成功率 | ◎ | 面接指導や、企業へ強く推薦してくれる場合もあり、成功率は高い。 | ◯ | 選考対策を全て一人で行う必要があり、内定に中々繋がりにくい。 |
転職アドバイス | ◎ | 自身の正確な市場価値や、理想のキャリア実現に向けたアドバイスを受けることができる。 | △ | サイト内のツールは使用できるが、機械的なアドバイスしか受けることができない。 |
面接対策 | ◎ | 豊富な転職支援実績を元にした模擬面接で、それぞれの企業の対策ができる。 | △ | 一人で練習することになり、客観的なアドバイスをもらえない。 |
情報収集 | ◯ | 転職アドバイザーを通して、企業の独自情報を容易に入手できる。 | △ | 企業の情報を収集するにあたって、複数のサイトや口コミを当たる必要があり、時間がかかる。 |
まとめると、転職サイトよりも転職エージェントの方が企業の内部情報・選考対策情報にも詳しく、サポートもきめ細かい、といった特徴があります。
そのため、転職活動がはじめての人は特に転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントと転職サイトの違いをより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
5. IT関連記事まとめ
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- 『危険!未経験エンジニア転職の前に知っておくべき注意事項』
- 『20代エンジニア転職完全ガイド|プロが教える成功のための全ポイント』
- 『30代エンジニア転職完全ガイド|プロが教える成功のための全ポイント』
これらの記事は、エンジニア・SE転職の全体像が分かる記事となっていますので、ぜひご覧ください。
6. まとめ
ゲーム業界の転職について紹介してきましたがいかがでしたか?
興味はあるものの転職活動のイメージがつかめない方や一歩踏み出せないという方は、まずは気軽に転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
今回ご紹介したエージェントを下記にまとめましたので、気になるものがあれば登録して気軽に話を聞いてみましょう。
全ての方におすすめ
未経験からゲーム業界を目指す方におすすめ
ゲーム業界のキャリアを活かした転職を目指す方におすすめ
このページを参考にあなたが最高の転職を実現できることを心から祈っています。