ゲーム業界に転職するには?必要なスキルや資格、向いている人の特徴を解説

ゲーム業界 転職

「自分でもゲーム業界に転職できるのかな?」
「ゲーム業界の転職に必要なことってなんだろう?」
と考えていませんか。

ゲーム業界は未経験からでも転職しやすい業界です。

ただしゲーム業界の職種は幅広く、専門性の高い知識や経験が重視される職種もあるため、未経験転職が難しいケースもあります。

そこでこの記事では、キャリアアドバイザーとして数多くのキャリアチェンジを支援してきた私が、ゲーム業界への転職について詳しく解説します。

この記事を読めば、ゲーム業界の全体像や転職事情がわかり、あなたがゲーム業界に転職するために必要な知識が身につくでしょう。

  1. ゲーム業界は未経験からでも転職しやすい!
  2. ゲーム業界で未経験転職しやすい職種とは
  3. ゲーム業界に転職した場合の平均年収【職種別に紹介】
  4. ゲーム業界に転職するメリット・デメリット
  5. 【職種別に解説】ゲーム業界への転職に役立つスキル・資格
  6. ゲーム業界に向いている人の特徴
  7. ゲーム業界への転職を成功させるポイント
  8. ゲーム業界に強い転職エージェント・サイト
  9. ゲーム業界への転職でよくある質問Q&A
  10. まとめ

それでは、ゲーム業界の転職事情について解説します。

1. ゲーム業界は未経験からでも転職しやすい!

ゲーム業界は、職種によっては未経験からでも転職しやすく、特に若い年代を積極的に受け入れています。

また実績を積めば、30代以降も転職のチャンスが多い業界です。

本章では、ゲーム業界の転職市場についてまとめました。

順番にご説明していきます。

1-1. 人材ニーズは継続的に高い売り手市場

ゲーム業界の人材ニーズは継続的に高く、売り手市場となっています。

特に以下の3つの業種・職種は採用が活発です。

  • ゲームプログラマー
  • ゲームプランナー
  • ゲームデバッガー

ゲーム業界ではコロナ禍での巣ごもり需要によるニーズの拡大や、後述する業界の発展により、慢性的に人手不足が続いています。

全体として人材確保に力を入れている企業が多く、以前と比べて教育制度や待遇を整える企業も増えてきました。

なおゲーム業界は他業界と比較して転職者が多い傾向にありますが、年齢が上がるほど即戦力が求められる点は、他の業界と同様です。

このため、未経験転職を希望するなら20代のうちにチャレンジするか、ゲーム業界で活きる高いスキルがあっても30代前半まで、と考えておくのが無難でしょう。

1-2. eスポーツ分野の急成長に伴い産業全体が拡大中

eスポーツとは、オンライン上で行うゲームスポーツのことです。

新型コロナウイルス拡大の影響により、リアルスポーツの試合が延期・中止に追い込まれ、同時にオンラインゲームの需要が拡大したことで、注目が高まりました。

有名なプロテニスプレーヤーが「マリオテニスエース」に出場し、大きな話題を呼ぶなど、競技人口とファンの増加が大きな追い風となっています。

またeスポーツ市場規模は、2025年時点で2022年の6〜7倍以上になると見込まれており、これに伴いゲーム業界の業績も伸びてゆくでしょう日本eスポーツ連合:日本のeスポーツの発展に向けて~更なる市場成長、社会的意義の観点から~,2020.

収益構造もリアルなスポーツに似ているのが特徴で、巨大な契約になると数百億〜数千億ものスポンサー料や広告費が動きます。

広告収益や社会的意義の観点から、広告価値の検証など国も積極的に市場調査を行っており、持続的な成長に向けて動いているのです。

このように、eスポーツは今後も国内外での盛り上がりが続くと見込まれており、ゲーム業界全体の市場規模拡大に大きく貢献するでしょう。

1-3. 今後はクラウドゲーム市場が伸びる見通し

追い風を受けているゲーム業界ですが、今後はクラウドゲーム市場がさらに伸びるとされています。

クラウドゲームとは、ゲームをストリーミング方式で受信しプレイする仕組みで、高価なゲーム機などがなくても、高スペックなゲームを楽しめるのが特徴です。

音楽や映像系のサービスがクラウドに移行し、多くのサービスがサブスクリプションモデルを取っている中で、ゲーム業界においても現在のスマホゲームからクラウドゲーム中心の市場に移行する可能性は高いと見られています。

よって今後は、クラウドゲーム特有のゲーム体験やソフトの開発や、その分野に長けた人材の需要が高まると考えられます。

1-4. ただし条件にこだわるなら念入りな対策が必要

ここまで、ゲーム業界の人材ニーズは高く市場が拡大していることをお伝えしてきました。しかしゲーム業界の人気は高く、転職先の条件にこだわるなら、念入りな準備が必須です。

たとえば、以下のような条件についてこだわる場合、まずは転職先の選択肢について条件を満たしている企業に絞りましょう。

そして企業ごとに入念に下調べをおこない、選考の準備を整えることが大切です。

ゲーム業界の転職先の条件の例

  • 言語は「C++」または「Java」を使う職場が良い
  • 月の残業時間は20時間以内にしたい
  • 土日出勤があるかどうか
  • フレックス制など自由な社風かどうか

ゲーム業界では、全体として労働時間が長い傾向があり、残業が多い職場や休日出勤が多い職場も多数あります。

また企業やプロジェクトによって開発環境や扱う言語が異なるため、希望する企業が自分の職歴やスキルにマッチするかの確認は必須です。

このように企業によって働き方や条件は異なりますが、細部まで確認をした上で企業を選ぶことで、自分の希望する働き方を実現できる可能性があります。

ただし、そのぶん選べる企業が限られ、そのなかで内定を得なければならないため、念入りな準備が必要です。

2. ゲーム業界で未経験転職しやすい職種とは

ゲーム業界の転職市場は基本的に売り手市場で、人材ニーズは継続的に高いことをお伝えしました。

条件にこだわるなら念入りな準備は必要になりますが、総じて転職のチャンスは広がっているといえるでしょう。

「ゲーム業界が転職しやすいのはわかったけど、そもそも一体どんな仕事があるんだろう?」という方もいるのではないでしょうか。

そこでこの章では、未経験からゲーム業界に転職しやすい3つの職種を見ていきます。

なおゲーム業界は人気が高く、それまでの経験やスキルなどで何か秀でているものがない限り、未経験から転職するのは難しいでしょう。

このため、後述の転職サイト・エージェントを活用し、選考対策をしっかりと行った上で臨むのがおすすめです。

それでは、各職種について詳しく解説していきます。

2-1. ゲームプログラマー|プログラミング経験があると有利

ゲームプログラマーは、ゲームを動作させるという重要な基盤を担う仕事です。

ゲームのリリースまでには、多くの人がチームとなってゲームの完成を目指します。

そのなかでゲームプログラマーは、企画の段階から、ゲームが仕様書通りに動くようにプログラミングを行い、プロジェクトに広く携わるのが特徴です。

プログラミングをすることで企画や構想が初めて形となるため、プログラミングによって企画が一つの形となったときには、大きな喜びを感じられるでしょう。

ゲーム制作で使う主なプログラミング言語は以下です。

  • C言語
  • C++
  • Java
  • Objective-C
  • unity
  • Kotlin
  • Swift

ゲーム業界未経験でも、上記のプログラミング言語を扱える技術力やゲーム制作に対する熱意が伝われば、採用される可能性があるでしょう。

■異業種からゲームプログラマーになれました

口コミ・評判

匿名 さん
1年以上を経て遂にゲームプログラマーになれました。実は勉強やゲーム制作はひっそりと継続していて、それが何とか転職に繋がる結果となりました。プログラミングもろくに知らない異業種の人間でも、諦めなければ何とかなることを証明できて良かった。

また着実に経験を積んだ先に、チーム全体の指揮を取るゲームディレクターやゲームプロデューサーにキャリアアップする人もいます。

2-2. ゲームプランナー|マーケティングの観点が必要

ゲームプランナーは、新作ゲームのコンセプトや構成を企画する仕事です。

ディレクターの指示のもと、ゲームのキャラクターや画面レイアウト、シナリオ、アイテムなど、全体の設定を企画し、ゲームの設計図にあたる「仕様書」を作成します。

ターゲットの嗜好性やマーケットのニーズを的確に分析することが非常に重要であり、ゲームの面白さやリリース後の売れ行きの命運を握る重要な役割です。

文章を書く能力やプレゼンテーション能力があれば、転職時のアピールポイントになります。

前職で企画書を書いた経験や、人前で発表したという経験があれば、積極的に伝えるようにしましょう。

■ゲームに限らない広い視点を持つことが大切

口コミ・評判

匿名 さん
僕が未経験のゲームプランナーとして結果を出せたのは、ゲーム運用も結局は他のビジネスと本質的には同じだと気づいたから。つまり、『価値に対してお金を払う』ということ。アイテムやキャラを売るためには、ゲーム内でそれらの需要を設計すれば良い。物事の本質を抽象化し、他に転用する能力が大事

ゲーム制作に熱意があり、マーケティングやUI/UXデザインのスキルがあれば未経験でも採用される可能性があるでしょう。

2-3. ゲームデバッカー|業界の成長に伴い需要が上昇中

ゲームデバッカーは、ゲームのバグを見つける仕事です。ゲーム業界で未経験転職するなら、一番可能性が高い職種でもあります。

ゲームデバッカーは、ゲームが正常に動くか、バグがないかを実際にプレイしてチェックする仕事です。このため、未経験でもスマホやゲーム機の操作ができれば仕事がこなせます。

仕事内容は単純作業になりがちですが、ゲームのバグを発見し、商品の品質を保つために重要な役割です。

発売前のゲームをプレイできる点で、ゲームが好きな人にはメリットと感じやすいですが、ゲーム自体が開発中であるため、まともにプレイできないことも多いでしょう。

またゲーム内容について口外することは禁止ですし、「最高のゲームをリリースしたい」という想いや責任感は欠かせません。

■ゲームデバッカーはゲームをやり込んでいる

口コミ・評判

匿名 さん

なんとなくNHK見てたら、FF6のやり込みで有名なエディさんが出てきて草。職業がゲームデバッカーやってるって、まさに天職だな。。

〔出典〕Twitter,2021年7月27日.

ゲーム業界への熱意や、「○○のゲームを徹底的に攻略した」などの具体的な経験があると、採用されやすくなる場合もあります。

【補足】どの職種でも大手企業への転職は難易度が高い

どの職種であっても、大手企業への転職は難易度が高い傾向にあるため、注意が必要です。

ゲーム会社と聞いたときに思い浮かぶような大手企業は、知名度が高いことで就職希望者が多く、書類選考や学歴・職歴である程度ふるいにかけられてしまうからです。

特に中途採用の場合、入社直後から活躍できるような即戦力を持つ人材が求められます。

このため、業種未経験から有名・大手企業に転職するのは厳しいと考えたほうがいいでしょう。

3. ゲーム業界に転職した場合の平均年収【職種別に紹介】

ゲーム業界と聞くと「パソコンを同時に3画面以上あやつるような、頭脳明晰な人が多い」というイメージを持たれている方もいるのではないでしょうか。

確かに大手企業では、年収1,000万円以上を稼ぐ人もいます。しかし実際のところ、ゲーム業界で働く人の年収は職種によって大きく異なるのです。

まず、ゲーム業界で働く3,007人への調査によると、ゲーム業界の平均年収は551.6万円ですCEDEC:ゲーム開発者の就業とキャリア形成,2019.

以下はゲーム業界の平均年収をまとめたものです。

職種平均年収
プロデューサー683.9万円
ディレクター615.9万円
エンジニア566.9万円
アーティスト560.2万円
テクニカルアーティスト522.5万円
ゲームデザイナー548.5万円
サウンドクリエイター540.0万円
品質管理/品質保証457.0万円

〔出典〕CEDEC:ゲーム開発者の就業とキャリア形成,2019

日本全体の平均年収は433万円国税庁:令和2年分民間給与実態統計調査,2021.であることから、ゲーム業界全体の平均年収551.6万円は高めの水準であると言えます。

しかし、300名以上の大手企業の平均年収は598.4万円、300名未満の中小企業は505.4万円であることから、企業規模によって年収が異なるのも事実ですCEDEC:ゲーム開発者の就業とキャリア形成,2019.)

よって、ゲーム業界でさらに高年収を得たいなら「大手企業へ転職する」さらに「プロデューサーなどの上流工程の役割を目指す」ことをおすすめします。

転職時は、入社後にギャップを感じて苦しまないためにも、志望する企業の給与面はよく確認しておきましょう。

4. ゲーム業界に転職するメリット・デメリット

ゲーム業界の職種や平均年収について見てきました。ゲーム業界の全体像がかなり見えてきたのではないでしょうか。

ここからは、さらにゲーム業界で働くことの理解を深めるため、ゲーム業界へ転職するメリット・デメリットを紹介します。

さっそく見ていきましょう。

メリット①:働き方が自由な企業が多い

ゲーム業界は、働き方が自由な企業が多いのが特徴です。ゲーム業界に多い勤務制度として、以下のようなものがあります。

  • 在宅勤務制度
  • 週休3日制
  • 16時退勤制度
  • フレックスタイム制度(自分の好きな時間に働ける)
  • サテライトオフィス利用制度(企業の事務所とは別に設置されているオフィスで働く)

在宅勤務やサテライトオフィス制度によって通勤時間が短くなると、家と会社を往復するために必要だった時間を有効活用できます。

通勤時間が片道30分少なくなれば、1ヶ月で20時間以上を別のことに充てられるのです。

プライベートの時間が増えるだけでなく、その時間を仕事のスキルアップや勉強に使えば、自身の市場価値を高めることもできるでしょう。

自分のペースで仕事ができると、生産性も高まります。成果と評価が上がりやすくなり、結果として収入アップも期待できるのです。

■臨機応変に働き方を変えられる

口コミ・評判

匿名 さん
緊急事態宣言でまたテレワークの方が増えそうですね。
ゲーム会社は前回テレワーク対応したところが多かったので、今回も増える予感。
臨機応変に働き方を変えられるのは ゲーム業界のいい所です!

このようにゲーム業界には、労働者のライフスタイルに合わせた働き方ができる企業が多くあります。

メリット②:最新技術を学べる

ゲーム業界では最新のゲーム開発や技術に携われるため、知的好奇心が高い人にとっては刺激的で面白い仕事になります。以下のような技術に携わることが多いです。

  • CG
  • 2D・3D
  • VR・AR
  • AI

ゲーム業界は、最新テクノロジーとともに成長を続けています。

かつてテレビとゲームが融合したところから、現代ではパソコンやスマートフォン、各種IoT(モノのインターネット)機器が普及し、技術の発展に合わせてあらゆるゲームが進化しているのです。

また今後のゲーム業界は、IoTと5G技術の融合により「現実世界」へと展開していくと言われています。

最新技術を独学で身につけるのには時間がかかりますから、仕事を通じて学べるのは大きなメリットと言えるでしょう。

■ゲーム業界の技術進歩の早さに驚く

口コミ・評判

匿名 さん
ゲーム業界の技術進歩の早さに驚くけど、初期の方のゲームも最新技術のゲームも両方楽しめるこの時代に産まれて良かったなぁって思いましたね……。

ゲームを通じて最先端の技術に携われるのは、ゲーム業界の大きな魅力と言えます。

メリット③:業界内での転職がしやすい

ゲーム業界は、業界内であれば比較的転職がしやすいという特徴があります。

これは、ゲーム業界が最新技術を積極的に取り入れていることや、実力主義の会社が多く、年功序列のように同じ会社に勤め続けることをステータスとしていないなどの理由からです。

また、ゲームのタイトル単位でプロジェクトが組まれていることが多く、プロジェクトが完了するタイミングなど、転職する区切りを得やすいことも理由の一つでしょう。

実際のところ、以下の口コミのように「今のゲーム会社の風土が自分に合わない」と感じて、すぐに他のゲーム会社へ転職している人は多くいます。

■ゲーム業界内での転職が多すぎる

口コミ・評判

匿名 さん

ゲーム業界って同業への転職も多いからね。 中小企業から大手企業への転職とかもよく見かけるし、転職ありきで人生設計してもいいんじゃないかなと。 体感的にゲーム会社の平均勤続年数は10年もない気がする。

〔出典〕Twitter,2021年6月25日.

ゲーム業界内で転職すると、前職の経験や知識を転職先の企業でも活かせます。このため即戦力として採用されやすく、転職先によってはキャリアアップや年収アップも見込めるのです。

メリット④:ゲーム好きであればやりがいが大きい

ゲームが好きな人ほど、大きなやりがいを感じられるのは一番のメリットでしょう。

  • ゲームをすること自体が仕事になる
  • 自分が作ったゲームがユーザーに届く
  • リリース後もゲームに携われる
  • ゲームがヒットすれば大きな達成感となりやすい
  • ゲーム好きな同僚が多いことで、モチベーション高く仕事ができる

特に自分が作ったゲームが世の中のユーザーに届けられ、プレイされる喜びは非常に大きなものとなります。

■ものづくりが好きな人にはやりがいがある面白い職業

口コミ・評判

匿名 さん

ゲームクリエイターって、ものづくりが好きな人にはやりがいがある面白い職業だと思う。 10年やってるけど今でも仕事、楽しい。仕事、大好き。

「仕事が好き」って言える大人が他業種にどれだけいるかわからないけど、ゲーム業界は好きな人が多い方かなと思う。ただ、働き方は色々と大変ではあるけど。

〔出典〕Twitter,2021年1月6日.

ゲーム業界に転職したいなら、ゲーム好きであることは大前提です。「ゲームが好きで、ゲーム開発に携わることで人に喜びを与えたい」人に、最適な環境と言えるでしょう。

デメリット①:残業が多い

ゲーム業界は、全体として残業が多い傾向にあります。とくにタイトルのリリース前後は、毎日のように会社に寝泊りし、最終確認やバグの修正などの業務にあたります。

■朝から22時まで仕事していた

口コミ・評判

匿名 さん
毎日朝から22時までがっつり仕事するって、今ではこの時期しかないのだけれど、現場時代はこんなもんじゃ無かったな
ゲーム業界黎明期なもんで月残業400時間とかめっちゃ当たり前だった
週に一度だけ洗濯物もって一時帰宅する生活、全然楽しかったなあ ゲーム作っていられるだけで幸せだった

〔出典〕Twitter,2021年8月14日.

システムに不具合が発生すれば、たとえ深夜であってもメンテナンスを行う場合もあります。

そのため、「プライベートとの時間が十分に取れない…」という声は多くみられました。

デメリット②:休日出勤の頻度が高い

休日出勤も当たり前のようにあります。

とくにモバイルゲームでは、土日祝日が稼ぎ時であるため、ゲーム内イベントを休日に開催するケースが多いです。

またソーシャルゲームの場合、バグが発生したことによる緊急対応や、新しいガチャが追加される際の監視などもあります。

出勤しなくても自宅待機を求められるなど、休日なのに落ち着かないと感じることもあるでしょう。

■ゲーム業界にいたとき、休日出勤と残業でオーバーワーク

口コミ・評判

匿名 さん

某大手ゲーム会社でQAやっていて

・QA冷遇&軽視(ゲーム業界のド定番)
休日も帰宅後も関わらされるオーバーワーク

と過労死寸前までいって ゲーム業界から離れた人間としては 「ゲーム業界自体滅んでどうぞ」 という気持ちがあったりする。 ゲームは好きだけど業界は滅べ、みたいな二律背反。

〔出典〕Twitter,2021年4月18日.

■体力勝負

口コミ・評判

匿名さん
ゲーム業界(CS)、結局最後(リリース前)は残業と休日出勤が多くなり体力勝負になるのが老体にはきついですなぁ。

昨今では振替休日の取得を必須とする企業も増えており、無償での休日出勤になることはほとんどありません。

しかしタイトルリリースのプレッシャーに加え、休みが流動的になりがちな点に疲れてしまい、ゲーム業界を去る方が一定数いるのは事実です。

デメリット③:給料が仕事量に見合わない場合がある

仕事量のわりに給料が少ないと感じる人もいます。

ゲーム会社のなかには、残業や休日出勤が常態化しているなど労働環境が良くないところもあります。

特に業歴が長い会社の場合では、長年にわたって続いてきた古い価値観や体制が組織へ深く根をおろしていることが多いです。

さらに、ゲーム業界は人気が高く就職希望者が多いことから、現状のままでも人材が集まりやすく、そのことも労働環境の改善に至りにくい要因であると考えられます。

また、比較的女性が少ない業界のため、産休・育休などから復職を支援する体制が整っていないこともあるでしょう。

男女を問わず、良好なワークライフバランスを実現する仕組みが整っていないことも、少なくありません。

■お金持ちになりたいなら海外行くしかない

口コミ・評判

匿名 さん
名越さん中国企業に移籍交渉か そりゃそうだわな
日本の何倍も給料出してくれるし
日本のゲーム業界も廃れてく一方やな

〔出典〕Twitter,2021年8月31日.

■残業が多いのに給料が低い

口コミ・評判

匿名さん

ゲーム業界ほんとみなし残業って所ばっかりで…給料ちょっと高めだからいいかなーって実際聞くと基本給かなり低くてみなし残業手当ついてその給料って事がよくある。 足元見やがって…!って思う。

〔出典〕Twitter,2021年8月28日.

ゲーム業界に憧れをもって入ったものの、給料の安さと長時間労働にきつさを感じ、数年で辞める方は多くいます。

このため転職前に口コミサイトなどで情報収集し、労働環境に問題がないか確認しておくと安心です。

デメリット④:業界自体が景気に左右されやすい

ゲーム業界自体が景気に左右されやすいという点は、デメリットと言えます。

中小企業やベンチャーでも新しくヒット作品を出せば、世界中から利益を得ることができ、短期間でも大きな成長を遂げられるのは、ゲーム業界の特性の一つです。

一方で、誰もが知る大企業であっても、新作がヒットしなければ会社の業績は低迷してしまいます。

絶対に潰れない業界や企業はありませんが、他の業界と比較してゲーム業界は浮き沈みが激しく、勢力図が書き換えられやすいのです。

また、ゲームは娯楽であるため、生活の中で優先順位は下がりやすい傾向があります。

かつ、ゲームの売れ行きは景気に左右されやすく、一度ヒット商品が出たとしてもその後も売れ続ける保証はありません。

2011年の東日本大震災の際には、社会全体が娯楽を自粛したために、リリースの延期や発売中止に追い込まれた作品もありました。

このように景気や社会情勢に左右されやすく、安定しにくい業界であることは、認識しておく必要があるでしょう。

5. 【職種別に解説】ゲーム業界への転職に役立つスキル・資格

ゲーム業界のメリットで資格について触れましたが、資格取得は転職やキャリアアップのために大いに役立ちます。

ここでは、ゲーム業界への転職で役立つスキル・資格を紹介します。

それでは1つずつ解説します。

5-1. ゲームプログラマーの転職に役立つ資格

ここではゲームプログラマーの転職に役立つ資格を紹介します。

順番に見ていきましょう。

(1)基本情報技術者試験|ITエンジニアの登竜門

基本情報技術者試験は、経済産業省が認定する国家資格です。

13種類の試験区分に分かれている「情報処理技術者試験」の一種で、IT技術者の基本的かつ包括的な知識が問われます。

合格すると基本的な知識やスキルや、実践的な活用能力が身についていることを証明できるため、ゲームプログラマーを目指している人やなりたての人におすすめです。

情報処理技術者試験の資格情報
合格率30〜40%
受験料7,500円(税込)
資格の種類国家資格
試験の実施時期年2回(上期・下期)
学習期間の目安2〜3ヶ月
運営団体情報処理推進機構
公式サイト情報処理技術者試験|情報処理推進機構
受験申込方法インターネット申込

〔出典〕情報処理推進機構の公開情報を元に編集部作成

(2)C言語プログラミング能力認定試験|プログラミング初心者にも最適

C言語プログラミング能力認定試験は、C言語についての理解度や技術力に関する試験です。

C言語は歴史あるプログラミング言語であり、プログラミングの基礎から実用性の高い応用まで、幅広く習得できることから、最初にC言語を学ぶ人も多くいます。

ゲーム業界を含む多くのプログラマーが資格を取得しており、合格しておくと未経験で転職する際に他の候補者との差別化になるでしょう。

3級から1級までレベル分けされており、資格取得を通じてステップアップも可能です。未経験者であれば、まずは3級の取得を目指しましょう。

C言語プログラミング能力認定試験の資格情報
合格率64.0%(2020年度平均)
受験料1級:7,800円(税込)
2級:6,400円(税込)
3級:5,200円(税込)
資格の種類民間資格
試験の実施時期年3回(1月・6月・9月)
学習期間の目安2〜3ヶ月
運営団体サーティファイ情報処理能力認定委員会
公式サイトC言語プログラミング能力認定試験|サーティファイ情報処理能力認定委員会
受験申込方法インターネット申込

〔出典〕サーティファイ情報処理能力認定委員会の公開情報を元に編集部作成

5-2. ゲームデザイナーの転職に役立つ資格

次に、ゲームデザイナーの転職に役立つ資格を紹介します。

早速ご紹介します。

(1)Illustratorクリエイター能力認定試験|Adobe Illustratorでの制作スキルを証明

Illustratorクリエイター能力認定試験は、Adobe Illustratorでの制作スキルを証明できる資格です。

試験内容はIllustratorを使用したグラフィックコンテンツの制作能力を測定するもので、DTPファイルおよびWebデザインパーツの作成や、問題の指示から一つの作品を作り上げる表現力などが試されています。

一つのコンテンツを制作するための実践的な試験内容となっている点が特徴で、Illustratorの技術に加え、問題解決力も身につけることができるのが特徴です。

エキスパートとスタンダードにレベル分けされているため、自身の技術に合わせて取得すると良いでしょう。

Illustratorクリエイター能力認定試験の資格情報
合格率72.8%(2020年度平均)
受験料エキスパート:8,600円(税込)
スタンダード:7,600円(税込)
資格の種類民間資格
試験の実施時期年1回(月)
学習期間の目安1〜3ヶ月
運営団体ソフトウェア活用能力認定委員会
公式サイトIllustratorクリエイター能力認定試験|ソフトウェア活用能力認定委員会
受験申込方法インターネット申込

〔出典〕Illustratorクリエイター能力認定試験の公開情報を元に編集部作成

(2)Photoshopクリエイター能力認定試験|Adobe Photoshopでの制作能力を証明

Photoshopクリエイター能力認定試験は、Adobe Photoshopでの制作スキルを証明できる資格です。

試験内容はPhotoshopの活用能力を測定するもので、問題の指示に従い一つの作品を作り上げる表現力や、コンテンツ制作に関するスキルなどが試されています。

実際の制作現場のワークフローに順じて問題が出題されるため、合格するとコンテンツクリエイターに必要な芸術性や視認性に加え、納期の中で最大限のパフォーマンスを発揮しながら制作を進める効率性も証明されます。

Illustratorクリエイター能力認定試験と同様に、エキスパートとスタンダードにレベル分けされています。自身の技術向上にぜひ活用してみてください。

Photoshopクリエイター能力認定試験の資格情報
合格率73.9%(2020年度平均)
受験料エキスパート:8,600円(税込)
スタンダード:7,600円(税込)
資格の種類民間資格
試験の実施時期年1回(月)
学習期間の目安約1〜1.5ヶ月
運営団体ソフトウェア活用能力認定委員会
公式サイトPhotoshopクリエイター能力認定試験|ソフトウェア活用能力認定委員会
受験申込方法インターネット申込

〔出典〕Photoshopクリエイター能力認定試験の公開情報を元に編集部作成

(3)CGクリエイター検定|CG制作スキルを証明

CGクリエイター検定とは、CG制作スキルを証明できる検定試験で、ゲームやアニメーション、アプリなどの広い分野で活躍する人が取得しています。

表現の基礎や映像制作の基本となる2次元CG、モデリングやアニメーションなど3次元CG、知的財産権など、CGクリエイターとして活躍するために必要な必要な多様な知識を測ります。

ベーシックとエキスパートの二段階に分かれており、共に試験方式はマークシートです。

CGクリエイター検定の資格情報
合格率ベーシック:60.2%
エキスパート:24.6%※共に2021年度後期
受験料ベーシック:5,600円(税込)
エキスパート:6,700円(税込)
資格の種類民間資格
試験の実施時期年2回(7月・11月)
学習期間の目安約1〜3ヶ月
運営団体画像情報教育振興協会
公式サイトCGクリエイター検定|画像情報教育振興協会
受験申込方法インターネット申込
郵送申込

〔出典〕CGクリエイター検定の公開情報を元に編集部作成

5-3. ゲームプロデューサー・ディレクターの転職に役立つ資格

最後に、ゲームプロデューサー・ディレクターの転職に役立つ資格を紹介します。

ゲーム業界に限らず、プロデューサーやディレクター職は、経験や実績が注目されます。

資格ありきの職種ではないため、実績を積むことを最優先にしつつ、興味がある人は取得してみても良いでしょう。

それでは見ていきましょう。

(1)プロジェクトマネジメントアソシエイト資格|プロジェクトマネジメントの基礎

プロジェクトマネジメントアソシエイト資格は、プロジェクトの現場業務で習得すべき基本的な知識と技術の習得を証明する資格です。

プロジェクト運営に関する基礎的な内容であるため、将来的にキャリアアップしてプロデューサーやディレクターを目指したい人におすすめの資格と言えます。

eラーニングで学習することができるため、隙間時間や通勤時間を活用して勉強がしやすいでしょう。オンライン試験のため、居住地に関わらず受験しやすい点もポイントです。

プロジェクトマネジメントアソシエイト資格の資格情報
受験料初回:14,300円(税込)
再受験:5,500円(税込)
資格の種類民間資格
試験の実施時期任意のタイミングで受験(受験料支払いから6ヶ月以内)
学習期間の目安約1ヶ月
運営団体一般社団法人 日本PMO協会
公式サイトプロジェクトマネジメントアソシエイト資格|一般社団法人 日本PMO協会
受験申込方法インターネット申込

〔出典〕プロジェクトマネジメントアソシエイト資格の公開情報を元に編集部作成

(2)PMOスペシャリスト認定資格|プロジェクトマネジメントアソシエイト資格の上位資格

PMOスペシャリスト認定資格は、プロジェクトマネジメントアソシエイト資格の上位資格にあたるもので、PMOスペシャリストの中でさらに3段階のランクが設けられています。

資格を取得することで、ゲームプロデューサーやディレクターに求められるプロジェクトマネジメントのおける課題抽出、目標管理、支援など、プロジェクトの現場業務において習得すべき知識を学ぶことができ、知識の認定を受けられるのが特徴です。

PMOスペシャリスト(★)は、3段階の中では初級編に位置づけられているものの、前述のプロジェクトマネジメントアソシエイト資格などを有していることが受験資格に含まれていることから、一定の知識がある人向けの資格と言えるでしょう。

PMOスペシャリスト認定資格の資格情報
受験料初回:14,300円(税込)
再受験:5,500円(税込)
資格の種類民間資格
試験の実施時期任意のタイミングで受験(受験料支払いから6ヶ月以内)
学習期間の目安約1ヶ月
運営団体一般社団法人 日本PMO協会
公式サイトPMOスペシャリスト認定資格|一般社団法人 日本PMO協会
受験申込方法インターネット申込

〔出典〕PMOスペシャリスト認定資格の公開情報を元に編集部作成

【補足】これからはゲーム業界にも英語力が求められる時代

これからゲーム業界への転職を検討している人は、英語力があると転職をさらに有利に進められます。

ゲーム業界において、海外との仕事を中心としている会社もあるため、英語力があると選べる企業の幅が広がるのです。

実際に、海外向けのゲームを開発する企業は増えてきており、英語が使える人の需要は高まっています。

またアメリカのIT技術は世界で最先端と言われていて、業界で必須のプログラミング言語は英語で書かれています。

このため業務で英語を使う場面がなくても、英語力があれば最新の技術や情報をすぐに取得できるでしょう。

英語力は身につくまでに時間がかかることも多いです。TOEICの受検やゲーム業界やITの現場で使われる単語など、日頃から少しずつでも英語の勉強に取り組むと良いでしょう。

6. ゲーム業界に向いている人の特徴

転職を考えたとき、「自分は本当にこの業界に向いているのだろうか」と不安になることもあるでしょう。

そこで、ここではゲーム業界に向いている人の特徴について見ていきます。向いている職種はどれか考えながら読み進めてみてください。

ゲームプログラマーに向いている人

  • ゲームが好きな人
  • 理数系科目や論理的思考が得意な人
  • プログラミングの経験や実績がある人
  • 向上心が高く新しい技術や言語を学ぶ姿勢がある人

ゲームプログラマーは、ゲームを動作させて形にするという重要な役割を担う仕事です。

誤りなく動くプログラムを組むには、論理的な思考力が求められます。このため数学や物理などの理数系科目が得意な人は向いているでしょう。

なおかつゲーム業界は新しい技術と共に日々進歩しているため、新しい技術や言語を学び続けることも求められます。

ゲームプランナーに向いている人

  • ゲームが好きな人
  • マーケティングや分析業務の経験がある人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • ロジカルシンキングができる人
  • 流行やトレンドに敏感な人

ゲームプランナーは、新作ゲームのコンセプトや構成を企画します。

企画する上で必要なマーケティングの観点や、流行やトレンドを察知する力は、ゲームプランナーに欠かせません。

また企画後の制作段階に入ると、エンジニアやプログラマーとのやり取りが多く発生し、根拠と論理を提示しながら理路整然とした話し方が求められます。

このためロジカルシンキングの力があると、ゲームプランナーとして働く際に大いに役立つでしょう。

ゲームデバッカーに向いている人

  • ゲームが好きな人
  • 責任感がある人
  • 根気強く忍耐力がある人
  • 細かいところに気がつく人
  • 自己管理能力が高い人

ゲームデバッカーは、プログラムの不具合やバグを見つける仕事です。未経験が一番目指しやすい職種でもあります。

デバッカーがバグを見逃してしまうと、不具合があるままゲームがリリースされてしまいます。ゲームの品質が担保されていないために、悪評や売上低下につながるなど、大きな不利益につながることもあるでしょう。

このため責任感がある人や、単純作業が続いても自分でモチベーションを管理できる自己管理能力が高い人などに、ゲームデバッカーは向いています。

7. ゲーム業界への転職を成功させるポイント

ここからは、ゲーム業界への転職を成功させるポイントについてご紹介します。

それでは見ていきましょう。

7-1. ゲーム業界の領域や職種を深く理解する

ゲーム業界への転職を成功させるには、業界の職種や業務を深く理解することが重要です。

というのも、ゲーム業界は業界内での職種や業務範囲が非常に幅広く、仕事内容が異なることが多くあります。

そのため、ゲーム業界全体を把握して、自分が転職したい職種や仕事・働き方をしっかりと見極めることが重要です。

さらに深くゲーム業界について知りたい場合は、以下の方法で情報収集するとよいでしょう。

  • 転職サイトで実際の求人を見比べる
  • 企業の口コミサイトを閲覧する
  • ゲーム情報が掲載されているWebサイトを見る
  • ゲーム会社の公式SNSやゲーム業界で働く人のSNSを見る

ゲーム系の情報サイトでは、ゲームの最新ニュースを知ることができる『4Gamer.net』が役立ちます。

転職活動は情報戦でもありますので、情報収集は積極的に行いましょう。

7-2. 過去の経験をどう活かせるか考える

未経験からゲーム業界へ転職する場合、過去の経験をどのように活かすかがポイントとなります。

これまでの業務内容や携わってきた分野について理解を深め、どのようにゲーム業界とつながるかを考えましょう。

たとえば、

  • 前職が販売スタッフ:顧客目線で物事を考えられる強みを活かす
  • 前職が不動産営業職:子どもと家族の暮らしの視点を活かす
  • 前職が一般事務:ミスなく書類チェックを行う正確さの観点を活かす

など、ゲーム業界とは一見無関係に思える仕事でも、深掘りして考えると活かせる要素が見えてくるはずです。

7-3. ゲーム業界に強い転職エージェント・サイトを活用する

ゲーム業界への転職で成功率を上げるなら、ゲーム業界に強みがある転職エージェント・転職サイトを活用しましょう。

  • 転職エージェント:キャリアコンサルタントが転職活動を全般的にサポートしてくれるサービス
  • 転職サイト(求人サイト):求人が掲載されているサイト(自分で求人検索・応募する)

「自分一人での転職活動は不安」「今の仕事が忙しくて転職活動に時間や手間をかけられない」という方は、転職エージェントを利用しましょう。

求人検索や選考対策、内定後の条件交渉や入社日調整など、一貫してサポートしてくれるのが特徴です。

転職活動にかかる負荷をグッと減らせるうえに、自分に最適な転職先を見つけやすくなります。

「まずはゲーム業界の求人を自分で見たい」「興味がある求人に自分のペースで応募したい」という方は、転職サイトの活用がおすすめです。

希望条件を詳細に設定して求人を探せるため、希望の職種や給与相場を把握するのにも役立ちます。

8. ゲーム業界に強い転職エージェント・サイト

ゲーム業界への転職を成功させるポイントとして、転職エージェントや転職サイトの活用をおすすめしました。

しかし、「一体どの転職サービスを選べばいいのかわからない」と悩む方も多いでしょう。

ここでは、ゲーム業界に強い転職エージェント・サイトをまとめてご紹介します。

気になるものがあれば複数登録するのがおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。

8-1. 【業界未経験者向け】ゲーム業界に強い転職エージェント

まず、ゲーム業界未経験者に強い転職エージェントをご紹介します。

転職エージェントは転職活動から内定後まで一貫して充実したサポートが魅力です。

それでは見ていきましょう。

(1)リクルートエージェント(IT)|IT業界求人数No.1

リクルートエージェント(IT)』は、求人数No.1の総合転職エージェントであり、よりよい転職先と出会うためにも必ず登録すべき1社です。

  • 年収を上げたい方
  • 幅広い求人を見たい方(大手~スタートアップ)
  • 相談しながら転職活動をしたい方

公開求人だけでも約6.5万件、登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人を含めると、約13万件のIT業界求人を保有しています(2022年6月時点、「クリエイティブ」の中の「Web・インターネット・ゲーム」「デザイナー・クリエイター・イラストレーター」「SE・ITエンジニア」の合計値)

また、年収700万以上の求人数が約6割と、高年収求人を多数保有しています(2022年6月時点)

さらに専門のキャリアアドバイザーチームがあり、IT・Web・ゲーム業界ならではのサポートを受けることができるので、業界未経験の方も安心です。

(2)ワークポート | 業界未経験者も利用可能

ワークポートは、ゲーム業界を含むIT業界の転職支援を行ってきた、約20年の実績ある転職エージェントです。

  • 未経験者向け正社員求人が豊富
  • IT業界専門のコンシェルジュからサポートを受けられる
  • 職種が細かく分類されており、自分に最適な企業を探しやすい

その実績に裏打ちされた、きめ細やかな対応が、ワークポートの大きな魅力です。

「IT業界の転職を熟知した担当者の丁寧なヒアリングの上で、良質な求人をたくさん紹介してくれる」と高い評判を得ています。

プログラミングスクールである『みんスク』を運営するなど、未経験者向けの転職支援実績も豊富です。キャリアチェンジに不安を抱えている方は、ぜひ登録してみてください。

8-2. 【業界経験者向け】ゲーム業界に強い転職エージェント

次に、ゲーム業界経験者に強い転職エージェントをご紹介します。

多彩なキャリア実現に向けたサポートを受けられるため、ぜひ活用してみてください。

順番にご紹介します。

(1)レバテックキャリア | IT業界最大手!経験者に強い

レバテックキャリア』は、IT業界に特化した転職エージェントです。

  • ゲーム業界を含むIT業界経験者向けの求人ITが豊富
  • IT業界専門のため最新技術の動向にも詳しい
  • 入社後のヒアリングなど長期的な支援を受けられる

技術と市場を知り尽くしたアドバイザーが、あなたの希望に合わせた最適なキャリアの選択肢を提案します。

ゲーム業界経験者に最適な好条件の求人を多数保有しており、履歴書・職務経歴書の添削や、面接のサポート対応が受けられます。

「さらなるキャリアアップを目指している」という方におすすめです。

(2)Geekly | IT・Web・ゲーム業界の経験者に

Geekly』はIT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェントで、特にゲーム業界への転職に強みがあります。

  • 全体の約半数が年収700万円以上
  • 求人のこだわりを細かく検索できる
  • 内定までの平均が約25日と、早く転職先を見つけたい人にもおすすめ

実際に、DeNAなどのメガベンチャーと呼ばれる企業から、sansanなどの急成長ベンチャー企業など、多くの有名企業の案件を保有しているのが特徴です。

また、元Web・ゲーム業界のエージェントが多いのも特徴で、リクナビNEXTと提携している転職エージェントランキング総合部門で1位を獲得するなど実績も十分です。

転職成功者の71%が年収アップを実現しており、ゲーム業界での経験を活かして他社へ転職したい方におすすめです。

(2)G-JOBエージェント| IT・Web・ゲーム業界特化のエージェント

G-JOBエージェント

G-JOBエージェント』はゲーム業界特化型エージェントの中で、ゲーム企業求人数No.1を誇ります

コンサルタントに「ゲーム会社での人事経験3年以上」「ゲーム開発現場のマネージメント経験」といった条件があるため、豊富な経験と知識に基づく質の高い提案をしてくれます。

また、正社員だけでなく派遣社員や業務委託といった求人も保有するため、働き方に合わせた提案が可能です。

ゲーム業界の転職を考える方は登録必須の転職エージェントと言えます。

 

8-3. ゲーム業界に強い転職サイト

最後に、ゲーム業界に強い転職サイトを3つご紹介します。

転職サイトは自分で求人を見比べられ、さらに希望に応じてサポートを受けられる点が魅力です。

さっそくみていきましょう。

(1)Green | ゲーム業界を含むIT業界に強い転職サイト

Green』はキャッチーな広告と、「完全成功報酬型」で着実にシェアを拡大しているIT業界専門の転職サイトです。

  • ゲーム業界求人は約2,300件と、圧倒的求人数を保有
  • 人事担当者から直接スカウトを受けられる
  • 企業の写真が多数掲載されており、雰囲気が伝わりやすい

ゲーム業界の求人を約2,300件保有しているため、転職を検討している人はまず登録しておいて損はないサイトと言えるでしょう(2022年6月時点)

サイト内の特集記事・スカウト機能も充実しており、特集記事を通じて業界研究・企業研究に活かした方や、企業スカウトから、実際に内定を獲得した方も多いです。

特集記事を読むだけでも転職活動の情報収集に有用なため、ぜひ一度登録してみることをおすすめします。

(2)dodaエンジニアIT |IT職種の転職に強い

dodaエンジニアIT』は、IT業界の求人情報に強い大手総合転職サイトです。

  • 約1,400件のゲーム業界求人を保有
  • 「年収査定」などの各種診断ツールが豊富
  • エージェントサービスやスカウトサービスも利用可能

約1,400件のゲーム業界の求人を保有しており、転職先の選択肢を増やしたい方は登録しておきましょう(2022年6月時点)

転職サイトでありながら、希望すればエージェントサービスやスカウトサービスを利用できるという充実のサポートで、多くの転職者から高く評価されています。

毎週月曜・木曜に新着求人をお知らせしており、情報の鮮度の高さも魅力です。

(3)リクナビNEXT|ゲーム業界求人約400件

リクナビNEXT』は、転職業界最大手のリクルートが運営する転職サイトです。

  • 転職決定数No.1の実績
  • 毎週4,000件前後の新着求人が追加
  • キャリアアップにつながる好条件の求人が豊富

好条件の求人が多く、ゲーム業界でも年収500万円以上の求人などを多数保有しています。

あなたの好みを分析して表示する「レコメンド機能」や、魅力的な企業を「気になる」に登録する機能、企業から届く「オファー」機能など、転職活動をスムーズにする要素がたくさんあります。

自分の強みを分析するための『グッドポイント診断』は、志望動機や自己PRを考えるのにも便利です。

 

9. ゲーム業界への転職でよくある質問Q&A

ここまでゲーム業界への転職についてあらゆる角度から見てきました。しかし、「これってどうなの?」と残る疑問もあるでしょう。

そこで、最後にゲーム業界への転職でよくある質問Q&Aをご紹介します。

疑問を解消し、納得してゲーム業界への転職に踏み出しましょう。

Q1. ゲーム業界の将来性は?

A1. ゲーム業界の市場規模は現状伸び続けています。ゲーム業界 転職

〔出典〕ファミ通:『ファミ通ゲーム白書2020』が7月9日に刊行。2019年の世界ゲームコンテンツ市場は前年比約2割増に!,2020年6月24日付.

「GeForce NOW」のスタートや、「PlayStation Now」のサービス改定など、強力なサービスの登場により、2021年以降も大幅な成長が見込まれていますファミ通:『ファミ通ゲーム白書2020』が7月9日に刊行。2019年の世界ゲームコンテンツ市場は前年比約2割増に!,2020年6月24日付.

また2020年の新型コロナウイルスの拡大で、ステイホーム・巣ごもりによるゲーム需要が増加傾向にあることも見逃せません。

しかしゲーム自体が娯楽であるため、今後の社会情勢の変化などによって急変する可能性はあるでしょう。

Q2. ゲーム業界はブラック企業が多いと聞くけど本当?

A2. ゲーム会社のなかには労働環境が良くない企業もあります。ゲーム業界は人気が高く、従来のやり方を改めなくても人が集まりやすいことから、全体的に労働環境が改善されにくいとされています。

残業の多さから、「プライベートな時間をしっかりとりたいという方」には向かない可能性もあるでしょう。

ただし、近年の働き方改革などの影響により、職場によっては労働環境が改善されている企業もあります。

今後は、これまでに比べて長時間労働やサービス残業などの改善が進み、働きやすい企業が増えるでしょう。

転職時には希望する企業をよく調べ、どのような労働環境であるかを確認しましょう。

Q3. ゲーム業界の就業時間数は平均どれくらい?

A3. ゲーム業界の就業時間は、通常期と繁忙期によって大きく異なります。回答者の1週間あたりの就業時間を見ると、通常期は「40時間以上45時間未満」が一番多く40.6%繁忙期は「50時間以上」を合計すると63.9%となりました。

1週間あたりの就業時間通常期(%)繁忙期(%)
40時間未満29.523.6
40時間以上45時間未満40.65.7
45時間以上50時間未満16.07.0
50時間以上55時間未満8.423.5
55時間以上60時間未満0.98.7
60時間以上65時間未満1.419.1
65時間以上70時間未満0.01.3
70時間以上3.311.3

〔出典〕CEDEC:ゲーム開発者の就業とキャリア形成,2019をもとに編集部作成

なおゲーム業界の求人を見ると、みなし残業を導入していることも多くあります。

みなし残業とは、一定の残業時間を働くものとして、その時間分の残業代を固定残業代として給料に上乗せして毎月支払う制度のことです。

みなし残業制度があるということは、毎月その時間と同程度の残業がコンスタントに発生することが前提となっているケースも少なくありません。

もし残業をしたくない場合、企業の口コミサイトなどで残業の実態について調べてみることがおすすめです。

Q4. 中卒や高卒でも転職できる?

A4. 結論、中卒や高卒でもゲーム業界への転職は可能です。転職サイトの『Green』において、ゲーム業界求人2,352件のうち約64%の1,509件が「学歴不問」での応募が可能でした(『Green』求人検索システムによる編集部調べ,2022年5月28日.)

しかしゲーム業界の人気は高く、学歴に自信がない人の転職先として積極的におすすめする業界ではありません。

特に年齢が上がるほど、実務経験と実績が求められるため、注意しましょう。

Q5. 年齢や年代(20代・30代・40代)で転職難易度は変わりますか?

A5.年代が上がるに連れて転職難易度は高くなります。20代は一番転職がしやすい年代ですが、ゲーム業界の人気ゆえに高い倍率を突破する必要があります。

ゲームが好きなだけではなく、ゲーム開発や企業に貢献できる強みを洗い出し、前述の転職エージェントを活用しながら対策をしていきましょう。

未経験転職をしたい場合、原則として20代のうちにチャレンジすることが望ましいです。

30代になると、即戦力となるスキルや経験ありきでの転職となります。

同世代のライバルも多いことから、希望通りの企業・職種に転職するには、それまでの実績を含めた他者との差別化が重要です。

40代は、30代以上に実績が重視されるため、かなり難易度が高くなります。

そもそも求人数が減る年代であり、タイミングよく求人を見つけられる運の良さも必要ですし、あったとしてもプロデューサーなどの管理職がほとんどでしょう。

ゲーム業界に限らず、年齢が上がるほど転職は難しくなるため、キャリアと実績を鑑みて最適なタイミングかつ早めの転職をおすすめします。

Q6. ゲーム業界への転職時に面接でよく聞かれる質問は?

A6. ゲーム業界を志望した理由と自己PRは必ず聞かれるのでしっかり準備しておきましょう。前職や現職での経験を活かしたアピールができると好印象を与えられます。

そのほか、エンジニアやクリエイターとしての経験、ゲーム業界での経験がある場合は、詳しく聞かれるため、説明できるよう整理しておくことが大切です。

Q7. ゲーム業界への志望動機はどうすればいい?

A7. 例文を参考にしながら、以下の3ポイントを伝えるようにしましょう。

  • ゲーム業界への興味関心
  • ゲーム業界・応募企業でなければいけない理由
  • 自分のスキルと経験でその企業に貢献できること

面接官はあなたの志望度の高さと、自社とマッチするかどうかを知りたいと考えています。

あなたがどのようなキャリアプランを考えていて、ゲーム業界や企業を志望したのかを説明することが大切です。

さらに自分の強みを活かして貢献できることをアピールすると、面接官があなたの入社後のイメージを持ちやすくなり、良い評価につながります。

以下の例文を参考に考えてみてくださいね。

【ゲーム業界の志望動機の例文】

現職では3年間、映像業界でアニメーション制作に取り組んでまいりました。
現職は非常にハードでしたが、仕事から帰ってゲームをする時間が自分にとって何よりの楽しみで、ここまで続けてこられました。
そして、自分のアニメーション制作のスキルを活かしながら、ゲームを通じて人々に安らぎの時間を届けたいと考えるようになりました。
ゲーム業界のなかでも、家庭用ゲーム機のソフトにおいてアニメーション技術に強みがあり、映像を通じて魅力あふれるゲームソフトを提供する御社に感銘を受け志望しました。
現職で培ったアニメーション制作技術を活かしながら、御社とお客様に貢献したいと考えています。

Q8. ゲーム業界に特化した転職サービスを選んだ方がいい?

A8. 大手総合型と特化型の両方を利用するのがおすすめです。ゲーム業界に特化した転職サービスは、ゲーム業界に精通したキャリアコンサルタントからサポートを受けられるという利点がある一方で、視野がゲーム業界内に狭まりやすいことや、優良な求人が少ない傾向があります。

大手総合型の転職サービスなら、豊富な求人数と実績のあるサポートで転職活動を進められるため、安心です。

両方をバランスよく活用することで、ゲーム業界への理解や対策を効率的に進められるでしょう。

10.まとめ

当記事では、ゲーム業界への転職について紹介しました。

ゲーム業界は転職しやすく、若手から30代以降まで幅広い人々に開かれています。人材ニーズは売り手市場であり、ゲーム好きならおすすめできる業界です。

またゲーム業界へ未経験から転職する場合、各職種を理解して準備を進めることが大切になります。3つの職種をおさらいしておきましょう。

ゲーム業界で未経験転職しやすい職種

  • ゲームプログラマー|プログラミング経験があると有利
    • プログラミングの経験や実績があると活躍しやすい
    • 論理的思考があり向上心が高い人に向いている
  • ゲームプランナー|マーケティングの観点が必要
    • マーケティングや分析業務の経験を活かしやすい
    • コミュニケーション能力や流行・トレンドへの敏感さも求められる
  • ゲームデバッガー|業界の成長に伴い需要が上昇中
    • 未経験からもっとも転職しやすい職種
    • 責任感や忍耐力があり細かいところに気づく人が向いている

さらに、ゲーム業界への転職を成功させるポイントをおさえて、転職活動に取り組みましょう。以下の3つのポイントをお伝えしました。

ゲーム業界への転職を成功させるポイント

  • ゲーム業界の職種や業務を深く理解する
  • 過去の経験をどう活かせるか考える
  • ゲーム業界に強い転職エージェント・サイトを活用する

とくに、ゲーム業界に強い転職エージェントや転職サイトを活用することで、転職成功にぐっと近付けます。

まずは実際に求人を検索して、エージェントにゲーム業界への転職について相談してみましょう。

あなたにとって最高の転職ができることを心から願っています。