「自分でもゲーム業界に転職できるのかな?」
「ゲーム業界への転職におすすめな転職エージェントはどこ?」
と考えていませんか。
ゲーム業界(ゲーム開発業界)・ゲーム会社は未経験からでも転職しやすい業界です。
ただしゲーム業界の職種は幅広く、専門性の高い知識や経験が重視される職種もあるため、未経験転職が難しいケースもあります。
そこでこの記事では、キャリアアドバイザーとして数多くのキャリアチェンジを支援してきた私が、ゲーム業界への転職について詳しく解説します。
さらに、ゲーム職種への転職可能性を高めるためには、ゲーム業界への転職サポートが豊富な転職エージェントの利用が不可欠です。
本記事では、ゲーム業界の転職に強い転職エージェントのおすすめランキング詳しく紹介しているため見ていきましょう。
この記事を読めば、ゲーム業界の全体像や転職事情がわかり、あなたがゲーム業界に転職するために必要な知識が身につくこと間違いありません。
- ゲーム業界・ゲーム会社に強い転職エージェントおすすめランキング(比較・早見表)
- ゲーム業界は未経験から転職できる?転職に必要な知識を解説
- ゲーム業界で未経験から転職しやすい職種とは
- 【最新】ゲーム業界の転職市場
- 年代別のゲーム業界への転職事情は?
- ゲーム業界に転職した場合の平均年収と企業別年収ランキング
- ゲーム業界に転職するメリット
- ゲーム業界に転職するデメリット
- 【職種別に解説】ゲーム業界への転職に役立つスキル・資格
- ゲーム業界に向いている人の特徴
- ゲーム業界への転職を成功させるポイント
- ゲーム業界への転職でよくある質問Q&A
- まとめ
それでは、ゲーム業界の転職事情について解説します。
目次
- 1. ゲーム業界・ゲーム会社に強い転職エージェントおすすめランキング(比較・早見表)
- 2.ゲーム業界は未経験から転職できる?転職に必要な知識を解説
- 3. ゲーム業界で未経験から転職しやすい職種とは
- 4.【最新】ゲーム業界の転職市場と働きやすい企業ランキング
- 5. 年代別のゲーム業界への転職事情は?
- 6. ゲーム業界に転職した場合の平均年収と企業別年収ランキング
- 7. ゲーム業界に転職するメリット
- 8. ゲーム業界に転職するデメリット
- 9. 【職種別に解説】ゲーム業界への転職に役立つスキル・資格
- 10. ゲーム業界に向いている人の特徴
- 11. ゲーム業界への転職を成功させるポイント
- 12. ゲーム業界への転職でよくある質問Q&A
- 13.まとめ
1. ゲーム業界・ゲーム会社に強い転職エージェントおすすめランキング(比較・早見表)
多くの人が憧れる人気産業・ゲーム業界。
中途入社の競争率も高いゲーム業界への転職を成功させるためには、ゲーム会社の採用ニーズや各職種のキャリアパスを熟知した専門性の高い転職エージェントに頼るのが効率的です。
そこで当記事では、IT業界やデジタルエンタメ業界に強い転職エージェントのなかから、特にゲーム業界・ゲーム会社への転職に強い転職エージェントを調査し、ランキング形式にまとめました。
実際に各エージェントを利用した人の口コミ評判(満足度評価)が高いもののなかから、ゲーム業界・ゲーム会社の求人数が豊富な転職エージェントを厳選しています。
ランキングの作成にあたっては、ゲーム業界向けの転職エージェントについて「求人の質・量」「提案力」「サポート力」の3つを基準に比較・評価しました。
ゲーム業界転職エージェントの比較基準
- 求人の質・量【最重要】
ゲーム業界やゲーム開発会社の求人数が豊富か・条件のよい案件が多いかなど、いかに良質な求人が揃っているか - 提案力
ゲーム業界におけるキャリアの築き方や求人の選び方を提案してもらえるか - サポート力
求職者に合わせたサポートがあるかどうか
※Career Theoryでは「求人の質・量」「提案力・サポート力」をもとに利用者満足度を調査し、ランキング選定基準としています。
それでは早速、ゲーム業界への転職におすすめの転職エージェントランキングを見ていきましょう。
おすすめ転職エージェント | サービスの特徴 |
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1位:レバテックキャリア 公式サイトを見る 詳細を見る |
ゲーム業界公開求人数:約900件|満足度:4.3 IT・Web業界のエンジニア・クリエイティブ職に特化 年収600万円以上の求人が7割 20代30代40代50代以上 プログラマ/エンジニアデザイナー経験者未経験全国首都圏関西東海九州 |
2位:リクルートエージェント(IT) 公式サイトを見る 詳細を見る |
ゲーム業界公開求人数:約1,200件|満足度:4.1 圧倒的求人数を誇る大型転職エージェント 業界出身者がアドバイザーを担当 20代30代40代50代以上 プログラマ/エンジニア経験者未経験全国地方 |
3位:Geekly 公式サイトを見る 詳細を見る |
ゲーム業界公開求人数:約1,400件|満足度:4.1 IT・Web・ゲーム業界専門転職エージェント 高年収のハイキャリア求人多数 20代30代40代50代以上 プログラマ/エンジニアプランナーディレクター/プロデューサーデザイナー経験者首都圏 |
4位:ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
ゲーム業界公開求人数:約2,100件|満足度:4.1 未経験・第二新卒でゲーム業界を目指す人におすすめ ゲームプログラマーやゲーム系クリエイティブ職に強い 20代30代40代50代以上 プログラマ/エンジニアプランナーディレクター/プロデューサーデザイナーシナリオサウンド経験者未経験全国地方 |
5位:G-JOBエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
ゲーム業界公開求人数:約1,200件|満足度:3.5 ゲーム業界に特化した転職エージェント ゲーム業界独自のポートフォリオや書類作成支援あり 20代30代40代プログラマ/エンジニアプランナーディレクター/プロデューサーデザイナーシナリオサウンド経験者全国 |
6位:マイナビクリエイター 公式サイトを見る 詳細を見る |
ゲーム業界公開求人数:約1,300件|満足度:3.7 20代・30代のエンジニア・クリエイティブ職に特化! 未経験からのゲーム業界転職にも相性抜群 20代30代 プログラマ/エンジニアプランナーディレクター/プロデューサーデザイナーシナリオサウンド経験者未経験全国 |
7位:dodaエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
ゲーム業界公開求人数:約2,400件|満足度:3.8 エンジニア求人多数! 細かな職種・分野ごとに求人検索が可能 20代30代40代50代以上 プログラマ/エンジニアプランナーディレクター/プロデューサーゲームデザイナーシナリオサウンド経験者未経験全国地方 |
番外編:Green 公式サイトを見る 詳細を見る |
ゲーム業界公開求人数:約1,900件|満足度;4.0 IT・Web業界の求人情報に特化した転職サイト 20代30代40代50代以上 プログラマ/エンジニアデザイナー経験者未経験全国地方 |
〔求人数〕各サービス求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月18日時点
※検索システムによってゲーム開発業界のみの求人総数を取得できないものについては、該当する職種の合計値で記載
どの転職エージェントを利用するか迷った場合、ゲーム業界経験者・未経験者を問わず、まずは利用者からの評価が1位の転職エージェントである『レバテックキャリア』に登録してみることをおすすめします。
『レバテックキャリア』はエンジニア・クリエイティブ職の求人数が豊富であることに加え、IT・ゲーム業界に詳しいキャリアアドバイザーが多く実践的なサポートが頼もしいと評判の転職エージェントです。
その上で、ゲーム業界の転職にあたっては複数の転職エージェントへの併用が必須です。
というのも、ゲーム業界・ゲーム会社の求人数というものはきわめて数が少なく、かつ採用枠に対して応募者がとても多い(競争率が高い)ので、とにかく多くの応募先候補を確保する必要があるからです。
したがってゲーム業界の転職では、上掲した転職エージェントのなかから、以下のような目安で2~3社ずつ追加で登録することをおすすめします。
◆業種(ソーシャルゲーム開発業界かコンシューマー向けゲーム開発業界か)
上下左右にスクロールできます。
職種 | 経験 | 併用おすすめ1位 | 併用おすすめ2位 | 併用おすすめ3位 |
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ソーシャルゲーム・スマホアプリ | 経験者 | Geekly 公式サイトを見る 詳細を見る |
ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
G-JOBエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
未経験 | ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
マイナビクリエイター 公式サイトを見る 詳細を見る |
dodaエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
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コンシューマーゲーム・PCゲーム等 | 経験者 | Geekly 公式サイトを見る 詳細を見る |
ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
G-JOBエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
未経験 | ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
マイナビクリエイター 公式サイトを見る 詳細を見る |
dodaエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
※2023年10月17日時点の公開求人数と利用者満足度に基づくおすすめ順
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◆職種(技術職・企画職・クリエイティブ職)
上下左右にスクロールできます。
職種 | 経験 | 併用おすすめ1位 | 併用おすすめ2位 | 併用おすすめ3位 |
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ゲームエンジニア・プログラマー系 (ゲームエンジニア・ゲームプログラマ・ゲームスクリプター等) |
経験者 | Geekly 公式サイトを見る 詳細を見る |
リクルートエージェント(IT) 公式サイトを見る 詳細を見る |
G-JOBエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
未経験 | リクルートエージェント(IT) 公式サイトを見る 詳細を見る |
ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
マイナビクリエイター 公式サイトを見る 詳細を見る |
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ゲーム企画職 (ゲームプランナー、ゲームディレクタ―、ゲームプロデューサー等) |
経験者 | Geekly 公式サイトを見る 詳細を見る |
ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
G-JOBエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
未経験 | ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
マイナビクリエイター 公式サイトを見る 詳細を見る |
dodaエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
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グラフィック系クリエイティブ職 (ゲームデザイナー、グラフィックデザイナー、モデラ―、2D・3Dデザイナー等) |
経験者 | Geekly 公式サイトを見る 詳細を見る |
ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
G-JOBエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
未経験 | ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
マイナビクリエイター 公式サイトを見る 詳細を見る |
dodaエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
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シナリオライター | 経験者 | Geekly 公式サイトを見る 詳細を見る |
G-JOBエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
未経験 | ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
マイナビクリエイター 公式サイトを見る 詳細を見る |
dodaエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
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サウンドクリエイター | 経験者 | Geekly 公式サイトを見る 詳細を見る |
ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
G-JOBエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
未経験 | ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る |
マイナビクリエイター 公式サイトを見る 詳細を見る |
dodaエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
※2023年10月17日時点の公開求人数と利用者満足度に基づくおすすめ順
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ここからは、上掲ランキングでおすすめした各転職エージェント・転職サイトを順番に紹介します。
1位:レバテックキャリア|ゲーム業界志望のエンジニア・クリエイティブ職におすすめ
総合満足度 | |
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求人の質・量 | サポート力 |
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おすすめ年代 | 20代30代40代50代以上 |
おすすめ職種 | ゲームプログラマ/ゲームエンジニアゲームデザイナー |
おすすめ属性 | 経験者未経験全国東京・首都圏大阪・関西愛知・東海福岡・九州 |
レバテックキャリアはこんな人におすすめ!
- スキルや経験を活かして、さらなるキャリアアップを目指したい人
- 実績豊富で信頼できるキャリアアドバイザーと転職を進めたい人
- ゲームエンジニア・クリエイターとしてキャリアアップ転職したい人
『レバテックキャリア』は、ゲーム業界の転職において最もおすすめできる転職エージェントです。
他のIT転職エージェントと比較してIT・Web業界全般の求人を取り扱っており、特にエンジニア・クリエイターのIT転職に強いことが特徴です。
ゲーム業界について言えばソーシャルゲーム関連企業の求人を多く保有しており、特にゲームプログラマ・ゲームエンジニアの求人に強い傾向にある転職エージェントです(2023年10月18日時点)。
そして、『レバテックキャリア』には、IT業界の各職種・エンジリニアリング分野別に専門アドバイザーが在籍しています。
在籍している専門アドバイザーの業界に関する知識が豊富であるため、キャリアパスの相談を含めた実践的なゲーム関連求人の提案・ゲーム会社への転職サポートを提供してもらうことができます。
ゲーム業界でキャリアアップしたいエンジニア・クリエイターや、ゲーム開発経験を活かして転職したい人におすすめの転職エージェントです。
ゲーム業界で理想のキャリアを叶えたいエンジニア・クリエイターは、ゲーム業界転職において最もおすすめできる転職エージェントである『レバテックキャリア』に相談するところから始めましょう。
レバテックキャリアの評判・口コミ
実際に『レバテックキャリア』を利用した人から寄せられた評判・口コミを3つ紹介します。
ゲーム業界に特化した転職エージェントを利用したい方は、『レバテックキャリア』の口コミ・評判をぜひ参考にしてみてください。
他の転職エージェントに登録していたときは、いざ面接に進んでも企業別の対策をして頂けずに面接本番を迎えていました。
結果、志望企業からことごとくお見送りされて…。非常に残念な思いをしていました。
そのような状況で、他の転職エージェントにも登録しようと思って登録したのがレバテックキャリアでした。
担当アドバイザーのKさんは、頭はキレるし、転職に関する知識は豊富でIT業界にも非常に詳しくて、本当に頼りになるなと初回面談で感じました。
また、選考が進んで志望企業の面接が控えている時には、企業別での模擬面接を徹底的に行って頂きました!
結果、第一志望の会社から内定を頂くことができ、感謝しても感謝しきれません!
IT業界にて勤務していますが、自分は営業よりもエンジニアの適性があると感じ、エンジニア転職を考えるようになりました。
業界の親和性があるので、たくさん案件を紹介してもらえるだろうと思ったのですが、これが甘かった…。
業界に親和性があっても、職種が違うので、紹介できる案件は少ないとのこと…。
レバテックキャリアは、エンジニア経験者向けのエージェントなのだなと痛感しました…。
口コミ評判からわかったレバテックキャリアの特徴
実際の利用者から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、次のような点が『レバテックキャリア』の特徴であるといえます。
- 「信頼できるアドバイザーが在籍し、徹底的に転職をサポートしてくれる」
- 「質の高い求人を多く保有し、求職者の可能性を広げてくれる」
『レバテックキャリア』では、利用者から「希望の求人を紹介してくれた」「キャリアアドバイザーが頼りになる!」という口コミが寄せられました。
一方で、「エンジニア未経験者向けの求人は少ないため、紹介できる案件は少ないと言われてしまった」という口コミも見られました。
口コミから、『レバテックキャリア』はエンジニア経験者のほうがメリットを実感できるため、ゲーム業界・ITエンジニア経験者やゲーム開発経験のある方に特におすすめしたい転職エージェントといえます。
IT・Web業界での転職を考えるエンジニア・クリエイティブ職経験者の人は、ぜひ『レバテックキャリア』への相談がおすすめです。
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2位:リクルートエージェント(IT)|エンジニア経験者がゲームプログラマー・エンジニアを目指すなら
総合満足度 | |
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求人の質・量 | サポート力 |
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おすすめ年代 | 20代30代40代50代以上 |
おすすめ職種 | ゲームプログラマ/ゲームエンジニア |
おすすめ属性 | 経験者未経験全国地方東京・首都圏大阪・関西愛知・東海福岡・九州 |
リクルートエージェント(IT)はこんな人におすすめ!
- IT・Webエンジニア経験者でゲーム業界を目指す人
- ゲーム業界内でのキャリアアップを目指すプログラマー・エンジニア
- 短期/中長期のキャリア形成についてまずは相談したい人
- 手厚いサポートを受けながら転職を進めたい人
『リクルートエージェント(IT)』は、業界最大級のゲーム関連職種の求人数を誇る転職エージェントです。
IT業界・エンジニア求人を豊富に取り揃えているため、エンジニア経験者がゲーム業界に転職する場合は必ず登録をおすすめする転職エージェントといえます。
ゲーム業界については約1,300件の求人を公開しており(2023年10月18日時点、職種:ゲーム開発/業界:ゲーム・ソーシャルアプリでのヒット数)、特にゲームプログラマ・エンジニアでの転職に活用したい転職エージェントです。
また取り扱い求人のうち約8割が年収600万~1,000万までの求人(2023年10月時点)と、高年収求人を多数保有しているのも魅力といえるでしょう。
また、『リクルートエージェント(IT)』は求人の保有数だけが強みではなく、在籍するキャリアアドバイザーの提案力も他の転職エージェントに負けないと評判です。
IT業界やエンジニアへの転職サポート実績が豊富な専門のキャリアアドバイザーチームがあり、転職者の経験やスキルに応じたゲーム業界の求人を提案してくれる転職エージェントと好評を得ています。
企画・要件定義・設計といった上流工程から、実装・運用業務の求人まで幅広く保有しており、幅広いエンジニア求人を取り扱っているからこそ可能な新たな転職先の提案を受けられるでしょう。
エンジニアとしてゲーム業界でのキャリアアップを考えている人は、多くのゲームに関する求人を保有する転職エージェントである『リクルートエージェント(IT)』への登録をおすすめします(エンジニア経験があれば、ゲーム業界自体は未経験でも問題ありません)。
リクルートエージェント(IT)の評判・口コミ
実際に『リクルートエージェント(IT)』を利用した人から寄せられた評判・口コミを2つ掲載します。
ゲーム業界への転職に特化した転職エージェントを利用するか迷っている方は、『リクルートエージェント(IT)』の口コミ・評判をぜひ参考にしてみてください。
第2新卒、かつ一般事務職しか経験のない状態で、他のエージェントでは紹介できる案件はないと言われ諦めていたが、リクルートエージェントでは30件以上の案件を提示してくれました。
面接対策もばっちりしてもらい、総合職として改めてキャリアをスタートさせることができました。
担当者にもよると思いますが、内定が出た後、とにかく早く入社するようにと促がされた点が気になりました。
その分、企業にも内定出しを迫ってくれたのでトータルでは感謝していますが、積極的すぎて自分のペースでやりたい人にはおすすめしにくいです。
口コミ評判からわかったリクルートエージェント(IT)の特徴
実際の利用者から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、次のような点が『リクルートエージェント(IT)』の特徴であると言えます。
- 「幅広い求人を紹介してくれる」
- 「手厚いサポートと力強い支援が評判」
非公開求人を含めると約18万件のIT業界求人(2023年10月23日時点)を抱える『リクルートエージェント(IT)』では、幅広い選択肢を存分に活かし、利用者からも「希望条件に合った求人を紹介してもらえた」という口コミが寄せられました。
他の転職エージェントでなかなか希望のゲームエンジニア求人に巡り合えないという方は、幅広いゲーム業界求人を保有する転職エージェントである『リクルートエージェント(IT)』で転職に挑戦することをおすすめします。
人材業界最大手企業リクルートのネットワークを活かした豊富な選択肢に頼ってみるのはいかがでしょうか。
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3位:Geekly(ギークリー) |ゲーム業界のエンジニア・企画職・クリエイティブ職全般に強い転職エージェント
総合満足度 | |
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求人の質・量 | サポート力 |
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おすすめ年代 | 20代30代40代50代以上 |
おすすめ職種 | ゲームプログラマ/ゲームエンジニアゲームプランナーゲームディレクター/ゲームプロデューサーゲームデザイナー |
おすすめ属性 | 経験者東京・首都圏 |
Geeklyはこんな人におすすめ!
- ゲーム業界で新たな業務や職種に挑戦したい人
- 希望するゲーム開発職種が決まっている人
- 短期間で効率的に転職したい人
『Geekly(ギークリー)』は、ゲーム業界への転職におすすめの転職エージェントです。
主にITエンジニアとクリエイティブ職に強みを持っているため、質の高いエンジニア・クリエイター求人に挑戦したい方が登録するべきIT転職エージェントだといえます。
ゲーム業界の保有求人傾向としてはエンジニア系(ゲームプログラマ等)・企画職系(ゲームプランナー・ディレクター等)・デザイナー職(ゲームデザイナー・グラフィックデザイナー等)まんべんなく求人案件を有しており、ゲーム業界を志望する全職種の人におすすめできる転職エージェントです。
特に、ゲーム業界で新たな職種に転職したい方や、希望するゲーム開発職種が決まっている転職者は利用するべき転職エージェントと評判を得ています。
他のIT転職エージェントと比較したときに見える『Geekly』の最大の強みは、IT業界・ゲーム業界知識の深さとサポート力です。
『Geekly』は、IT・エンジニア・ゲーム業界の企業と長年にわたり信頼関係を築いてきたIT転職エージェントです。
したがって、『Geekly』のキャリアアドバイザーは求人票には載っていない各社の働き方や文化を熟知しています。
さらに企業の内情だけではなく、ゲーム業界の産業構造や企業のポジショニング、各職種の仕事内容にも詳しいため、言わばゲーム業界転職のプロフェッショナル集団とでも言うべき転職エージェントです。
『Geekly』は、ゲーム開発職種が決まっている方、ゲーム業界に精通している転職エージェントにサポートしてもらいたい方に強くおすすめです。
Geekly(ギークリー)の評判・口コミ
実際に『Geekly』を利用した人から寄せられた評判・口コミを3つ紹介します。
『Geekly』への登録を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
「ギークリー」を使って転職しました。
元々不動産系に携わっていて、Web業界は初めてだったのですが、様々な求人をご提案いただき、最終的にアフィリエイトサービスのアカウントプランナーとして採用されました。
面接の受け答えなど、どうすればいいのか不安だったのですが、電話などを通して何度も相談させていただき、上手い回答方法を一緒に作り上げてくださいました。
IT・Web・ゲーム業界に強いというだけあって、求人数は非常に多くて魅力的でした。
自分の場合はずっと昔から長期インターンでゴリゴリやっていたタイプなので、年齢の割には経験があり、事業責任者としてWeb業界での転職を希望していたのですが、ちょうどいい求人を提案していただき、無事内定をいただきました。
ギークリーさん、ビズリーチ経由でスカウトが来て利用したのですが、担当が若い年次だったのかすごく対応がイマイチでした。
Sierの仕事、たぶんこれあまり理解していないんじゃないですかね。
担当によっては企業側にうまく事情を伝えることができない方もいるようです。
口コミ評判からわかったGeekly(ギークリー)の特徴
実際の利用者から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、次のような点が『Geekly』の特徴であるといえます。
- 「IT業界への転職がはじめてでも、しっかりとサポートしてくれる」
- 「自分の希望通りの求人を提案してくれる」
『Geekly』は、IT業界・エンジニア転職がはじめてでも安心して利用できるIT転職エージェントであり、希望に沿ったゲーム業界の求人を提案してくれるおすすめの転職エージェントです。
一方で、「担当者によっては知識や情報が浅いアドバイザーがいる」という口コミも見受けられたため、ゲーム業界出身者やエンジニア経験者であれば少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
しかし、『Geekly』では担当アドバイザーの変更がいつでも可能なので、まずは初回の面談や求人紹介を受けてみて、合わなそうであれば変更依頼をしてみましょう。
ゲーム業界への転職にはじめて挑戦する方であれば、必ず登録するべきおすすめの転職エージェントといえるでしょう。
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4位:ワークポート|ゲームプログラマー・プランナー・デザイナーいずれにも強い未経験にもおすすめなエージェント
総合満足度 | |
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求人の質・量 | サポート力 |
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おすすめ年代 | 20代30代40代50代以上 |
おすすめ職種 | ゲームプログラマ/ゲームエンジニアゲームプランナーゲームディレクター/ゲームプロデューサーゲームデザイナーシナリオライターサウンドクリエイターその他ゲーム業界の職種 |
おすすめ属性 | 経験者未経験全国地方東京・首都圏大阪・関西愛知・東海福岡・九州 |
ワークポートはこんな人におすすめ!
- 経験が浅いが、ゲーム業界転職に挑戦したい人
- はじめての転職で不安がある人
- 手厚いサポートを受けながら転職活動を進めたい人
『ワークポート』は、ゲーム業界未経験の方や、第二新卒・20代など異業種からゲーム業界への転職を目指す方におすすめの転職エージェントです。
ゲーム業界の求人ではソーシャルゲーム・コンシューマーゲームの求人を半々程度で取り扱っており、エンジニア・企画職・デザイナー職それぞれもバランスよく豊富に保有しています(2023年10月18日時点)。
加えて、ゲームシナリオライターやサウンドクリエイターといったゲーム業界の求人と多く出会える点も他の転職エージェントと比較した場合の注目ポイントです。
さらに、IT・ゲーム業界やエンジニア転職に関する知見が深いアドバイザーが多数在籍していることも『ワークポート』の魅力といえます。
知識が豊富なキャリアアドバイザーが担当してくれるため、初めてゲーム業界へ転職する場合でも安心して任せられる転職エージェントとしておすすめです。
ゲーム会社での就業経験がなく、ゲーム業界の知見に乏しい未経験の方でも、手厚いサポートを受けながら転職活動を進められるでしょう。
それに加え『ワークポート』は丁寧なカウンセリングが強みである転職エージェントであり、ゲーム業界への転職に挑戦したい若手だからこそ抱く悩みに寄り添ってもらえるでしょう。
本当にゲーム会社へ転職をするべきか、本当にゲーム業界が向いているのか分からないなど、転職エージェントに在籍するキャリアアドバイザーに本音を深堀りしてもらうことで、今まで気付かなかった可能性と出会うことができるのです。
初めてゲーム業界に挑戦する未経験の方、転職活動の基本からしっかりとしたサポートを受けたい方は、経験の浅い方におすすめの転職エージェントである『ワークポート』へ相談してみましょう。
ワークポートの評判・口コミ
ここでは、『ワークポート』の口コミを抜粋にて3つ掲載します。
『ワークポート』への登録を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
非公開求人がとても多いことに驚きました。
また、今回の転職でキャリアアップを目指していることを伝えたところ、企業に問い合わせをしながらポジションを模索してくれました。
企業とのつながりの深さと、そこからくる非公開求人の多さは素晴らしかったです。
このように、厳しい条件で求人を探してもらいましたが、私の志向にマッチした求人をたくさん紹介頂いたので、非常に満足です。
「ワークポート」は、対応が極めて早くて驚きました。
実際、初回面談をした日のうちに20件、翌日に50件以上の案件が送られてきました。
また、メールへの返信も即日中にして頂けることが多く、非常に助かりました。
さすがはIT業界の老舗企業といわれるだけありますね。
なんとなく転職を考えて、IT業界に強い「ワークポート」に登録しました。
私の場合、案件を吟味したかったのですが、ワークポートから来る大量の求人に圧倒されてしまいました…。
自分で案件の仕分けができる人じゃないと、「ワークポート」は向いてないかもしれません。
口コミ評判からわかったワークポートの特徴
実際の利用者から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、次のような点が『ワークポート』の特徴であるといえます。
- 「求人数が多く、自分の志向に合った求人を提案してもらえる」
- 「対応が早く、サポートが充実している」
『ワークポート』は、多くのゲーム業界の求人を比較・提案しながら、手厚くサポートしてもらえる転職エージェントであることがわかります。
一方で、「提案されるゲーム職種の求人が多すぎて、自分ですべて確認することが難しかった」という口コミも見られました。
提案された求人の全てを確認することが出来ずに焦ってしまう場合は、キャリアアドバイザーに一度相談することで解決できます。
ゲーム業界の事情に詳しい転職エージェントである『ワークポート』なら、あなたの希望条件に合致するだけでなく、ゲーム業界転職のプロ目線でおすすめできる求人を厳選して提案をしてくれるでしょう。
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5位:G-JOBエージェント|求職者必見のゲーム業界専門転職エージェント
総合満足度 | |
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求人の質・量 | サポート力 |
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おすすめ年代 | 20代30代40代 |
おすすめ職種 | ゲームプログラマ/ゲームエンジニアゲームプランナーゲームディレクター/ゲームプロデューサーゲームデザイナーシナリオライターサウンドクリエイターその他ゲーム業界の職種 |
おすすめ属性 | 経験者全国東京・首都圏大阪・関西愛知・東海福岡・九州 |
『G-JOBエージェント』はこんな人におすすめ!
- ゲーム業界内でさらにキャリアアップしたい人
- ゲーム業界経験者でゲーム業界へ転職したい人
- 有名・人気メーカーへの転職に挑戦したい人
『G-JOBエージェント』は、ゲーム業界に特化した唯一無二の転職エージェントとして高い評判を集めています。
ゲーム関連企業はIT業界の中でも非常に人気が高く、応募が殺到することを防ぐために求人を非公開にしている企業がほとんどです。
したがって、ゲーム業界に強みを持つ転職エージェントである『G-JOBエージェント』や『Geekly』のようなサービスを通して非公開求人の情報を多くキャッチすることが、転職成功への近道となります。
なかでも『G-JOBエージェント』はゲーム業界の求人数が多いため、ゲーム業界への転職を考えている方に特におすすめの転職エージェントです。
実際に『G-JOBエージェント』の公式サイトから、公開求人を検索すると、8割以上がゲーム制作や運営に関わるIT求人であることがわかるでしょう。
加えて、『G-JOBエージェント』が保有する求人の約7割は非公開求人であるため、公開求人として見られる以上の数のゲーム業界求人に出会える転職エージェントと期待できます。
さらに『G-JOBエージェント』は、キャリアアドバイザーのレベルが高く、良質なゲーム会社求人を紹介してくれる点も大きな魅力です。
『G-JOBエージェント』のキャリアアドバイザーになるには、「ゲーム会社での人事経験3年以上」「ゲーム開発現場のマネージメント経験」というゲーム業界経験者かキャリアコンサルタントの国家資格保有者である必要ががあります。
上記の条件をクリアしたゲーム業界に精通しているキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、豊富な経験と知識に基づく質の高いゲーム業界に特化した求人提案が可能な転職エージェントといえるのです。
さらなるキャリアアップ目指し、開発経験を活かしてゲーム会社へ転職したい方は、ゲーム業界に圧倒的な強みを持つ転職エージェントである『G-JOBエージェント』への登録を強くおすすめします。
G-JOBエージェントの評判・口コミ
ここでは、実際に『G-JOBエージェント』を利用して転職した人から寄せられた評判・の口コミを2つ紹介します。
『G-JOBエージェント』への登録を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
前職もゲーム会社で働いており、ゲーム業界での働き方が好きで業界を変えたくなかったので登録しました。
他にdodaやリクルートエージェントなど、幅広い業界の求人が集まるエージェントを併用していましたが、ゲーム業界の求人はここが最多だったと思います
なので、仕事の難易度がイメージしやすく、サイト側で応募したい求人の選別がしやすかったです。最終的にはここの非公開求人で就職が決まりました。
口コミ評判からわかったG-JOBエージェントの特徴
実際の利用者から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、次のような点が『G-JOBエージェント』の特徴であるといえます。
- 「ゲーム業界に強く、求人数が多い」
- 「公開求人が多く、求人の選定がしやすい」
『G-JOBエージェント』は、ゲーム業界求人を多数取り揃えているため、ゲーム関連企業への転職を目指す方におすすめの転職エージェントであることがわかります。
ゲーム開発経験があり、知見や経験を活かして新たなゲーム業界へ転職したい方にとって登録する価値が高い転職エージェントです。
ゲーム業界に挑戦したい方、できるだけ幅広いゲーム業界求人を見たい方は、ゲーム職種に特化した転職エージェントである『G-JOBエージェント』へ必ず登録しましょう。
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6位:マイナビクリエイター|20代・30代でゲーム業界へ転職したい人におすすめの転職エージェント
総合満足度 | |
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求人の質・量 | サポート力 |
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おすすめ年代 | 20代30代 |
おすすめ職種 | ゲームプログラマ/ゲームエンジニアゲームプランナーゲームディレクター/ゲームプロデューサーゲームデザイナーシナリオライターサウンドクリエイター |
おすすめ属性 | 経験者未経験全国東京・首都圏大阪・関西愛知・東海福岡・九州 |
マイナビクリエイターはこんな人におすすめ!
- ゲーム業界へ転職したい20代・30代
- 未経験からゲーム業界・ゲーム会社へ転職したい人
- ポートフォリオなどエンジニア・クリエイターとしての転職ノウハウがわからない人
『マイナビクリエイター』は、大手人材会社マイナビグループが運営する20代・30代のエンジニア・クリエイティブ職を対象とした転職エージェントです。
20代・30代のキャリアアップ支援に特化しており、ゲーム業界・ゲーム会社へ未経験から転職する際の転職サポートが得意です。
同時に若手人材のキャリアアップ(待遇アップや、もっと上のレベルの業務を任せてもらえる会社への転職)も得意な転職エージェントなので、20代・30代が抱えるさまざまな転職ニーズに応えてくれる転職エージェントと言えるでしょう。
クリエイティブのなかでもゲーム業界にはかなり注力しており、ゲームプログラマー、ゲーム企画職(ゲームプランナー・ゲームディレクター・ゲームプロデューサー等)、デザイナー系職種(ゲームデザイナー等)についてはそれぞれ豊富な求人数を保有しています。
加えて、ゲームシナリオライターやサウンドクリエイターのような、常用募集が見つけにくいゲーム系職種の求人も取り扱っています。
さらに、一部の求人は未経験可・第二新卒可のものであるため、ゲーム業界への転職に未経験から挑戦したい場合には応募可能な求人を見つけやすいでしょう。
また『マイナビクリエイター』の良いところは、クリエイティブ職に特化した転職エージェントならではのサポート力にあります。
ゲーム業界を含むものづくり・クリエイティブの世界では、応募にあたって、これまで手掛けたプロジェクトや作品を取りまとめたポートフォリオという資料の提出を求められることが多くあります。
特にエンジニア・プログラマーやデザイナー系の職種では提出を求められることが多いでしょう。
クリエイティブの世界においては実績ほど雄弁に経験・実力を語るものはなく、特に経験者の転職では、ポートフォリオの出来いかんで選考通過が大きく左右されることもあるでしょう。
クリエイティブに特化した転職エージェントである『マイナビクリエイター』であれば、ゲーム開発会社に対してあなたの魅力を伝えられる最適なポートフォリオの作り方まで教えてくれるので、転職成功にぐっと近づくことができるでしょう。
ポートフォリオは一度作ってしまえばしばらく使いまわすこともできるので、転職活動が本格化する前に『マイナビクリエイター』でアドバイスを受けて作り込んでしまうのがおすすめです。
特にエンジニア・デザイナー系職種でゲーム業界に転職したい20代・30代や未経験の方は、ぜひ『マイナビクリエイター』に相談してみてください。
7位:dodaエージェント|ゲームプランナーやデザイナー職に強い
総合満足度 | |
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求人の質・量 | サポート力 |
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おすすめ年代 | 20代30代40代50代以上 |
おすすめ職種 | ゲームプログラマ/ゲームエンジニアゲームプランナーゲームディレクター/ゲームプロデューサーゲームデザイナーシナリオライターサウンドクリエイターその他ゲーム業界の職種 |
おすすめ属性 | 経験者未経験全国地方東京・首都圏大阪・関西愛知・東海福岡・九州 |
dodaエージェントはこんな人におすすめ!
- ゲーム会社の企画職(ゲームプランナー等)に転職したい人
- ゲームデザイナーなどクリエイティブ職に転職したい人
- 書類選考や面接対策など選考対策に自信がない人
『dodaエージェント』は、幅広いゲーム業界求人を保有している総合型転職エージェントです。
ゲーム業界についてはソーシャルゲームメーカー・コンシューマー向けゲームメーカーそれぞれ1,000件以上の求人を保有(2023年10月18日時点)しており、非特化型の転職エージェントながらにきわめて豊富なゲーム業界求人保有状況にあります。
対応職種もエンジニア系(ゲームプログラマー・ゲームエンジニア)・企画職系(ゲームプランナー・ディレクター・プロデューサー)・デザイナー系(ゲームデザイナ・グラフィックデザイナー等)それぞれ幅広く取り扱っており、ややゲーム企画職・デザイナー職の求人が多めの構成です。
また『dodaエージェント』は、総合型転職エージェントならではの選考対策に強みを持っています。
面接対策セミナーや職務経歴書・履歴書の書き方講座など、多くの選考対策支援をオンラインで実施してるため、手軽に受講することが可能です。
履歴書・職務経歴書のテンプレートも用意されているため、初めてのゲーム業界転職で未経験の方でもスムーズに書類作成が行えると高い評判を得ています。
また『dodaエージェント』ではキャリアアドバイザーから書類添削やサポートも受けられるので、選考対策を万全に整えて転職を進めたい方におすすめの転職エージェントです。
力強い選考対策・IT転職サポートを受けたい方、ゲーム開発経験が浅く転職に自信のない方は、『dodaエージェント』のアドバイザーに相談してみましょう。
番外編:Green | ゲーム業界を含むIT業界に強い転職サイト(求人サイト)
総合満足度 | |
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求人の質・量 | サポート力 |
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おすすめ年代 | 20代30代40代50代以上 |
おすすめ職種 | ゲームプログラマ/ゲームエンジニアゲームデザイナー |
おすすめ属性 | 経験者未経験全国地方東京・首都圏大阪・関西愛知・東海福岡・九州 |
Greenはこんな人におすすめ!
- ゲーム業界での転職を考えるすべての人
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『Green』は、ゲーム業界での転職を考えるすべての人におすすめの転職サイト(求人サイト)です。
他の転職サイト(転職エージェント)を利用する場合であっても、『Green』にだけは必ず登録しておくことを強くおすすめします。
『Green』はIT・Web業界やエンジニアの求人に強く、IT業界を中心に3万件以上の求人を掲載しています。
ゲーム業界の求人数も豊富で、約2,000件程度の求人を保有しています(2023年10月18日時点)。
また職種としては主にゲームプログラマ・エンジニアやデザイナー関係のものが中心です。
『Green』を利用することで、ゲーム業界求人を転職エージェントが紹介してくれることを待ちながら自分でも転職先を探せるため、候補企業の幅を広げることが可能です。
また、『Green』に掲載されている理想に近い求人を転職エージェントのキャリアアドバイザーに見せることで、希望条件のすり合わせができる点もおすすめのポイントです。
『Green』の最大の魅力は、「気になるボタン」を利用し気軽に企業へアプローチできるというです。
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実際に『Green』利用者の60%以上が、企業の人事担当者からの「気になるボタン」=スカウトをきっかけに転職成功に至っているのです。
転職の機会を逃さないよう、プロフィールとポートフォリオを充実させておくことも、多くのスカウトを得るための重要なポイントです。
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転職エージェントと比較すると手厚い転職支援は受けられませんが、ゲーム業界における転職先の幅を広げるためにも登録をおすすめしたい転職サイトといえます。
Greenの評判・口コミ
ここでは、実際に『Green』を使って転職した人から寄せられた評判・口コミを2つ紹介します。
『Green』への登録を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Web系企業におけるエンジニア案件は非常に豊富で、文句なしです。
求人内容に関しても、「リクナビNEXT」など他の転職サイトには掲載されていないスタートアップ企業なども掲載されており、他のサイトとの使い分けもできました。
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また、求人票や特集記事を通じて、業界知識や、その企業の業界におけるポジションなども学ぶことができるので、今すぐの転職を考えていない人も一度登録してみることをおすすめします。
口コミ評判からわかったGreenの特徴
実際の利用者から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、次のような点が『Green』の特徴であるといえます。
- 「幅広いIT・Web・エンジニア求人を取り扱っている」
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『Green』は、幅広いIT業界・エンジニア求人を保有しているため、他のIT転職エージェントと必ず併用するべきおすすめの転職サイトであることがわかります。
当記事を見て利用したいIT転職エージェントが決まったら、あわせて『Green』の登録も必ず済ませておきましょう。
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2.ゲーム業界は未経験から転職できる?転職に必要な知識を解説
ゲーム業界は転職において大変人気のある業界であり、元々ゲームを趣味とする方が未経験からゲーム会社への転職を志すことも多いかと思います。
しかし、ゲーム業界は未経験からでも転職できる業界なのか、詳しい実情がわからず不安を抱えている方も多いでしょう。
そこで、本章では未経験からゲーム業界への転職に挑戦できるのかを徹底的に解説します。
未経験からゲーム業界に転職したい人はかなり多い
ゲーム業界への転職を未経験から志すことは、決して珍しいことではないため諦める必要はありません。
未経験からゲーム業界へ転職したい人は非常に多く、転職先としてかなり一般的な選択肢であるといえます。
しかし、ゲーム業界は採用人数が少ないのに対して転職志望者が多いため、特に大手ゲーム企業の転職倍率は高いということを覚悟する必要があるでしょう。
大手ゲーム企業への転職志望者が多い理由として、大手企業は知名度の高いゲームソフトを販売していることが多く、転職者にとって憧れの企業であり就職したい人が殺到してしまうのです。
そこで未経験者がゲーム業界へ転職する方法として、大手ゲーム企業やデベロッパーへの転職を狙うのではなく、転職難度が比較的低い企業を見つけることが重要と言えるでしょう。
例えば、ゲーム制作受託会社など大手企業と比べて転職志望者が少ない企業に転職することで、未経験からでもゲーム業界へ転職できる可能性が上がると考えられます。
ゲーム会社に転職したい人は数多く存在しており、経験者の方が優先的に採用されるため、未経験からのゲーム業界転職はかなりハードルが高いです。
しかし、ゲーム業界から魅力的に映るスキルを保有していれば、未経験から転職することもできます。
次のセクションでは、ゲーム業界からどのようなスキルが評価されるのかを詳しく解説していますので、ご自身のスキルと照らし合わせていきましょう。
活かせるスキルがあればゲーム業界未経験でも転職しやすい
前述した通り、ゲーム業界は即戦力を求めておりスキルや経験を重要視しています。
したがって、もしあなたがゲーム業界で活かせるスキルを持っていれば未経験から転職できる可能性が高いといえるでしょう。
ゲーム業界に未経験から転職したい場合は、ゲーム業界で重宝されるスキルを持っていないか今一度確認してみることをおすすめします。
- プログラミング
- デザイナー
- エンジニア
ゲーム業界での就業経験がなくても、これまでの業務で培った経験やスキルを的確にアピールすることさえできれば異業界から未経験転職することも可能なのです。
ゲーム業界の転職では今までの実績をまとめたポートフォリオの提出が必要な場合が多く、エントリーシートよりポートフォリオで採用可否を判断される場合がほとんどです。
ポートフォリオは、今までの制作物をまとめた作品集であり、あなたの実績や技術・経験をアピールする材料として大変重要といえます。
提出するポートフォリオに今までデザインしたグラフィック作品や開発に携わったアプリを実績として載せることで、ゲーム業界でも力を発揮してくれると評価され未経験からでも転職できる確率が上がります。
ゲーム企業の人事担当者から魅力的に映る異業種のスキルを理解することで、ゲーム業界へ未経験から転職できるかを見極めることができるのです。
未経験者はゲーム業界の職種を知っておくべき!
ゲーム制作にはさまざまな人が関わっており、ゲーム業界には幅広い職種が存在します。
ゲーム業界へ未経験から転職する場合は、まずはどういった職種があるのか、職種によってどのようなスキルが求められるのかをチェックすることが大切です。
例えば、ゲーム業界には下記のような職種があるため、詳しく見ていきましょう。
ゲーム業界の制作・開発職一覧
- ゲームプロデューサー
ゲーム制作の責任者。企画及びマネジメントを担う職種
- ゲームディレクター
ゲーム制作の進行やチームマネジメントを行う職種
- アートディレクター
ゲーム制作におけるビジュアルやデザイン管理を担う職種
- ゲームプランナー
ゲームの設定を考え、仕様書の作成を担う職種
ゲーム業界の制作・開発職一覧
- シナリオライター
ゲームのシナリオやストーリー制作を担う職種
- ゲームエンジニア・ゲームプログラマー
作成された仕様書に沿ってゲームの開発・プログラミングを行う職種
- ゲームデザイナー
2D・3Dデザインを作成し、ゲーム内の演出を担当する職種
- サウンドクリエイター
ゲームにおける音楽や効果音の制作を行う職種
- サウンドクリエイター
バグを見つけ修正を行い、販売前のゲームをテストする職種
ゲーム業界の宣伝・営業職一覧
- 営業職
ゲームを取り扱う企業・店舗へ営業活動を行う職種
- プロモーション・広報
ゲームのPRを行う職種。イベント実施やSNS広告を活用しマーケティングを担う
ゲームエンジニア・シナリオライター・グラフィックデザイナー・サウンドクリエイターなどは、ゲーム業界において代表的であり高い人気を誇る職種です。
未経験から上記ゲーム職種へ転職する場合の難易度は高いですが、スキルと経験次第では挑戦できる可能性も大いにあります。
さらに、未経験でも転職できるゲーム業界職種も少なからず存在するため、興味のある職種は詳しく調べてみることがおすすめです。
次章では、ご紹介した職種の中から未経験でも転職しやすいゲーム業界職種を解説します。
3. ゲーム業界で未経験から転職しやすい職種とは
ゲーム業界の転職市場は基本的に売り手市場で、人材ニーズは継続的に高いといわれています。
条件にこだわるなら念入りな準備は必要になりますが、総じて転職のチャンスは広がっている業界なのです。
しかし、「ゲーム業界が転職しやすいのはわかったけど、未経験でも挑戦できる職種には一体どんな仕事があるんだろう?」という方もいるのではないでしょうか。
そこでこの章では、ゲーム業界へ未経験から転職しやすい3つの職種を見ていきます。
- 3-1. ゲームプログラマー|プログラミング経験があると有利
- 3-2. ゲームデザイナー|デザイン経験が重宝される
- 3-3. ゲームエンジニア|業界の成長に伴い需要が上昇中
- 【補足】どの職種でも大手企業への転職は難易度が高い
なおゲーム業界は人気が高く、それまでの経験やスキルなどで何か秀でているものがない限り、未経験から転職するのは難しいでしょう。
このため、後述の転職サイト・エージェントを活用し、選考対策をしっかりと行った上で臨むのがおすすめです。
それでは、各職種について詳しく解説していきます。
3-1. ゲームプログラマー|プログラミング経験があると有利
ゲームプログラマーは、ゲーム業界未経験者が転職しやすい職種と言われています。
他業界でプログラミング経験があり、ゲーム制作で使用するプログラミング言語を習得してきた方であれば未経験であっても挑戦することが可能です。
例えば、ゲーム制作で使う主なプログラミング言語は以下です。
- C言語
- C++
- Java
- Objective-C
- unity
- Kotlin
- Swift
ゲーム会社への転職経験がなく未経験の方でも、上記のプログラミング言語を扱える技術力やゲーム制作に対する熱意が伝われば、採用される可能性があるでしょう。
ゲームを動作させるという重要な基盤を担う仕事であるゲームプログラマーは、ゲームのリリースまでに多くの人がチームとなって完成を目指します。
そのなかでゲームプログラマーは、企画の段階からゲームが仕様書通りに動くようにプログラミングを行い、コーディングを行うのが特徴です。
プログラミングをすることで企画や構想が初めて形となるため、自らのプログラミングによって企画が一つの形となったときには大きな喜びを感じられるでしょう。
さらに、着実にゲームプログラマーとしての経験を積んだ先に、チーム全体の指揮を取るゲームディレクターやゲームプロデューサーにキャリアアップする人もいます。
■異業種からゲームプログラマーになれました
3-2. ゲームデザイナー|デザイン経験が重宝される
ゲーム業界へ未経験から転職しやすい職種として、ゲームデザイナーが挙げられます。
ゲームデザイナーは、ゲームを構成する上で必要な要素をデザインし、ディレクターの指示のもとゲームのキャラクターや背景、演出やエフェクトなどをデザインする仕事です。
制作するデザインによって使用するツールが異なり、背景、キャラクターなどの2Dデザインでは、Photoshop、Illustratorなどのグラフィックツールでデザインを行います。
動きをつける3Dモーショングラフィックでは、Maya、3ds Max、Softimage(旧名称:XSI)などのハイエンドツールを使用します。
これまで他の業界でデザインに携わってきた経験や実績があれば、未経験からでもゲームデザイナーに挑戦することが可能です。
特に、PhotoshopやIllustratorといったツールを完璧に使いこなせれば、ゲーム業界でデザイナーとして活躍できる可能性が高いでしょう。
ゲームデザイナーは、あなたがデザインに落とし込んだキャラクターを利用者の元に届けることができるため、非常にやりがいのある重要な役割といえます。
ゲーム業界・ゲーム会社未経験からの転職であっても、前職でツールを利用しデザインしてきた経験を活かしてゲームデザイナーとして貢献したいと積極的に伝えるようにしましょう。
ゲーム制作に熱意があり人事担当者が認めるデザイン制作スキルがあれば、ゲーム業界が未経験でも採用される可能性が高いため強くおすすめできる職種です。
3-3. ゲームエンジニア|業界の成長に伴い需要が上昇中
ゲームエンジニアは、ゲーム業界に未経験から転職したい方におすすめしたい職種です。
他業界でエンジニアとして活躍してきた実績があれば、ゲーム業界が未経験であってもゲームエンジニアとして転職することができます。
指示に沿ってプログラミングのみを行うゲームプログラマーとは異なり、ゲームエンジニアは上流工程といわれるゲームの開発・設計書の作成などをメインで行います。
アプリ開発やコンピューターシステムの設計書作成など、ゲーム関連以外でもエンジニアとしての役割を担った経験があれば人事担当者から魅力的に映ること間違いありません。
さらに、ゲームエンジニアを目指す場合でもコーディング経験は必要であるため、プログラミングスキルを持っていればより高い評価を得られるでしょう。
ゲームの開発を専門で行うゲームエンジニアの求人は、ゲーム業界の成長に伴い需要が上がり続けている職種です。
これまでの開発経験を活かしてゲーム業界へ未経験から挑戦したい方は、ゲームエンジニアに挑戦することをおすすめします。
■未経験からゲームエンジニアに転職決まりました
これまでのコーディング経験+考え方の一致で、その場で内定いただけました。フロントエンドエンジニア方面になるかもしれませんが、楽しみです。
Apex好きと伝えたら率先してFPS開発してくれと言われました。夢がある笑
【補足】どの職種でも大手企業への転職は難易度が高い
どの職種であっても、大手企業への転職は難易度が高い傾向にあるため、未経験からの転職は特に注意が必要です。
ゲーム会社と聞いたときに思い浮かぶような大手企業は、知名度が高いことで就職希望者が多く、書類選考や学歴・職歴である程度ふるいにかけられてしまうからです。
特に中途採用の場合、入社直後から活躍できるような即戦力を持つ人材が求められます。
このため、ゲーム業界での経験はあっても業種未経験から有名・大手企業に転職するのは厳しいと考えたほうがいいでしょう。
4.【最新】ゲーム業界の転職市場と働きやすい企業ランキング
本章では、ゲーム業界の転職市場についてまとめました。
- 4-1. ゲーム業界は継続的に高い売り手市場
- 4-2. eスポーツの急成長に伴い産業全体が拡大中
- 4-3. 今後はクラウドゲーム市場が伸びる見通し
- 4-4. 条件にこだわるなら念入りな対策が必要
- 4-5. ゲーム業界の働きやすい企業ランキングは?
順番にご説明していきます。
4-1. ゲーム業界は継続的に高い売り手市場
ゲーム業界の人材ニーズは継続的に高く、転職において売り手市場となっています。
特に、ゲーム業界では以下の3つの業種・職種は中途採用が活発です。
- ゲームプログラマー
- ゲームデザイナー
- ゲームエンジニア
ゲーム業界ではコロナ禍での巣ごもり需要によるニーズの拡大や、後述する業界の発展により、慢性的に人手不足が続いています。
全体として人材確保に力を入れているゲーム関連企業が多く、以前と比べて教育制度や待遇を整える企業も増えてきました。
なおゲーム業界は他業界と比較して転職者が多い傾向にありますが、年齢が上がるほど即戦力が求められる点は、他の業界と同様です。
このため、ゲーム業界への未経験転職を希望するなら20代のうちにチャレンジするか、ゲーム業界で活きる高いスキルがあっても30代前半まで、と考えておくのが無難でしょう。
4-2. eスポーツの急成長に伴い産業全体が拡大中
eスポーツとは、オンライン上で行うゲームスポーツのことです。
新型コロナウイルス拡大の影響により、リアルスポーツの試合が延期・中止に追い込まれ、同時にオンラインゲームの需要が拡大したことで、注目が高まりました。
有名なプロテニスプレーヤーが「マリオテニスエース」に出場し大きな話題を呼ぶなど、eスポーツの競技人口とファンの増加が大きな追い風となっています。
またeスポーツ市場規模は、2025年時点で2022年の6〜7倍以上になると見込まれており、これに伴いゲーム業界の業績も伸びてゆくでしょう(日本eスポーツ連合:日本のeスポーツの発展に向けて~更なる市場成長、社会的意義の観点から~,2020.)。
収益構造もリアルなスポーツに似ているのが特徴で、巨大な契約になると数百億〜数千億ものスポンサー料や広告費が動きます。
広告収益や社会的意義の観点から、広告価値の検証など国も積極的に市場調査を行っており、持続的な成長に向けて動いているのです。
このように、eスポーツは今後も国内外での盛り上がりが続くと見込まれており、ゲーム業界全体の市場規模拡大に大きく貢献するでしょう。
4-3. 今後はクラウドゲーム市場が伸びる見通し
追い風を受けているゲーム業界ですが、今後はクラウドゲーム市場がさらに伸びるとされています。
クラウドゲームとは、ゲームをストリーミング方式で受信しプレイする仕組みで、高価なゲーム機などがなくても、高スペックなゲームを楽しめるのが特徴です。
音楽や映像系のサービスがクラウドに移行し、多くのサービスがサブスクリプションモデルを取っている中で、ゲーム業界においても現在のスマホゲームからクラウドゲーム中心の市場に移行する可能性は高いと見られています。
よって今後は、クラウドゲーム特有のゲーム体験やソフトの開発や、その分野に長けた人材の需要が高まると考えられます。
4-4. 条件にこだわるなら念入りな対策が必要
ここまで、ゲーム業界の人材ニーズは高く市場が拡大していることをお伝えしてきました。しかしゲーム業界の人気は高く、転職先の条件にこだわるなら、念入りな準備が必須です。
たとえば、以下のような条件についてこだわる場合、まずは転職先の選択肢について条件を満たしているゲーム会社に絞りましょう。
そして企業ごとに入念に下調べをおこない、選考の準備を整えることが大切です。
ゲーム業界の転職先の条件の例
- 言語は「C++」または「Java」を使う職場が良い
- 月の残業時間は20時間以内にしたい
- 土日出勤があるかどうか
- フレックス制など自由な社風かどうか
ゲーム業界では、全体として労働時間が長い傾向があり、残業が多い職場や休日出勤が多い職場も多数あります。
また企業やプロジェクトによって開発環境や扱う言語が異なるため、希望するゲーム会社が自分の職歴やスキルにマッチするかの確認は必須です。
このように企業によって働き方や条件は異なりますが、細部まで確認をした上で企業を選ぶことで、自分の希望する働き方を実現できる可能性があります。
ただし、そのぶん選べる企業が限られ、そのなかで内定を得なければならないため、ゲーム業界の転職には念入りな準備が必要です。
4-5. ゲーム業界の働きやすい企業ランキングは?
ゲーム業界は忙しさを極める職種と言われており、ブラックな企業も少なくないという口コミを多く耳にします。
そこでCareer Theory編集部では『Openworks』のデータをもとに、ゲーム業界における人気企業の働きやすさランキングを作成しました。
ゲーム会社の月間の残業時間と有給休暇消化率を詳しくまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
引用:Openwork(2023年現在)
ゲーム業界の月間平均残業時間が29,1時間、平均有給休暇消化率は63.3%というデータが『Openworks』の集計結果からわかっています。
上記の平均値と比較してわかる通り、任天堂やMIXIといった大手ゲーム会社は他のゲーム会社より働きやすい企業であるといえるでしょう。
もちろん平均残業時間や有給休暇消化率だけが転職先を決めるポイントではありませんし、業務が多忙でも風通しの良さで高得点を獲得している企業もあります。
あなたがゲーム業界に転職する上で大切にしたいことは何か、転職の軸をどこに置くかをしっかりと考えた上で転職先を決めると良いでしょう。
上記のデータをもとに、転職の軸やライフワークバランスの大切さを考えてみてはいかがでしょうか。
加えて、ランキングにあるゲーム業界の企業について詳しく知りたい場合は、転職のプロである転職エージェントに紹介することをおすすめします。
風通しの良さや働きやすさ、直近の残業時間など知りたい情報を提供してくれるためゲーム業界への転職には転職エージェントを利用すると良いでしょう。
5. 年代別のゲーム業界への転職事情は?
ゲーム業界の平均年齢は若く企業ごとの平均年齢も他の業界より低いため、20代といった若年層の方が転職しやすい傾向にあります。
したがって、若年層と比較して30代〜40代の方はゲーム業界へ転職しにくいと言われますが実際のところ転職は現実的なのでしょうか。
本章では、年代別に分けてゲーム業界への転職事情を解説していきます。
あなたの年代にあったゲーム業界の転職事情をしっかりと理解し、スムーズに転職を進められるようにしましょう。
20代のゲーム業界への転職事情
20代のゲーム業界経験者が転職する場合、転職先のゲーム会社に歓迎される可能性が高いです。
新卒・第二新卒からゲーム業界に入社し経験を重ねた2o代であれば、どのゲーム会社への転職にも挑戦できるでしょう。
プログラミングやゲームプランニングといった徹底的に磨いてきたスキルや得意なゲーム領域をアピールすることをおすすめします。
しかし転職したゲーム会社でキャリアアップできるかはあなた次第であるため、転職前に今後どのようなキャリアを形成したいのか明確化させると良いでしょう。
一方、異業界からゲーム業界へ転職したい20代は、ゲーム会社で活躍できるスキルや経歴を持ち合わせていれば転職が可能です。
例えば、プログラミングやデザインといったスキルがあれば未経験からゲーム業界へ転職できる可能性もあります。
スキルに加えて、ゲーム制作への熱意をアピールできれば20代からのゲーム業界転職の成功確率をグッと上げられるでしょう。
加えて、ゲーム業界・職種の経験がない20代は、未経験からの挑戦となるので転職に苦戦する可能性が高いと考えられます。
ゲーム業界は大変人気があり即戦力となる若年層の人材が多数応募するため、ポテンシャルを評価されることは少なく、若いだけでは転職におけるアドバンテージにならないのです。
しかしゲーム会社から魅力的に映るスキルや経歴さえあれば、20代でもゲーム業界へ未経験転職できる可能性もあります。
まずは現段階でゲーム業界から求められるスキルがないか考え、もしすぐにアピールできる経歴がなければ経験を積める職種へ転職することをおすすめします。
30代のゲーム業界への転職事情
ゲーム業界でキャリアを築き上げてきた30代であればゲーム業界への転職は可能です。
ゲーム業界は特に即戦力が求められるため、経験豊富な30代は経験年数に応じたスキルをしっかりとアピールできればスムーズに転職できるでしょう。
ただし30代は即戦力となれる技術力やスキルだけではなく、マネジメント経験やリーダーとしての能力も求められます。
組織を管理できる人材を積極的に採用しているゲーム会社も多いため、転職先企業が求めている人材を調査した上でアピールポイントを明確化することがおすすめです。
一方30代で異業界からゲーム業界へ転職する場合はプログラミングやデザイン能力があれば可能と言えますが、20代といった若手より転職難易度が上がる傾向にあります。
しかしゲーム業界に親和性のあるアニメ・映像・Web業界出身者であれば、職歴によっては有利にゲーム業界へ未経験転職できる傾向にあるでしょう。
その際、任天堂やSEGAといった即戦力が求められがちなコンシューマーゲーム企業より、Cygamesといった収益性が高く採用活動を積極的に行なっているソーシャルゲームを手がける企業に挑戦する方が成功確率が高いです。
加えて30代が業界・職種未経験でゲーム業界に挑戦する場合、職種未経験の求人はあるものの、より一層転職難易度が上がる傾向にあります。
特にプログラマーなどの開発職は即戦力が求められているため、スキルのない未経験者が技術の必要な職種に挑戦することは避けた方が良いでしょう。
営業やマーケティング、広報やプロモーションの経験があれば、ゲーム業界へ未経験から転職できる可能性もあります。
30代からのゲーム業界転職は、スキルが必要な技術職ではなく、今までの経歴が活かせる職種の募集をしているゲーム会社を探すことがおすすめです。
40代のゲーム業界への転職事情
40代がゲーム業界へ転職する場合、ゲーム会社で即戦力となれるスキルとマネジメント経験を持ち合わせていれば転職は可能です。
しかし、ゲーム業界は20代〜30代といった若手世代が多く平均年齢が低いことから、若手が多い現場に馴染めない可能性があると採用担当者に判断されてしまうことも少なくありません。
あなたが培ってきた技術力や組織を束ねてきたリーダーとしての力量に加え、組織に馴染める柔軟性と人柄をを存分にアピールできれば40代からゲーム業界で転職することができるでしょう。
さらに、40代からゲーム業界へ転職する場合はマネジメント経験があることは大前提であるため、過去に関わってきたプロジェクトの内容やどのように組織を動かしたかといった実績を具体的に伝えられるかもポイントです。
ゲーム会社が求めている管理者のイメージ像とマッチできれば、若年層が増えたため管理者を採用したいゲーム会社からオファーをもらえる可能性が高いでしょう。
しかし、40代に人気の管理職ポジションは中々募集されることがないため、タイミングよく理想の求人と出会えるかは運の良さも関係します。
40代がゲーム業界の管理職ポジションと出会える可能性を上げるためにも、ゲーム業界に特化した転職エージェントを利用することがおすすめです。
ゲーム業界に関わらず、業界によっては年齢が上がるほど転職が難しくなるため、キャリアプランと経験をもとに最適なタイミングでの転職を意識しましょう。
加えて40代がゲーム業界へ業界・職種未経験から転職する場合は、大変険しい道のりであると言えるでしょう。
即戦力を求められるゲーム業界では、採用担当者にアピールできるようなスキルや経歴がなければ転職は難しいと言われています。
反対に、ゲーム業界未経験であっても他業界で十分なキャリアを積み重ねた40代であれば転職成功の可能性が上がるでしょう。
例えば、データを緻密に分析できるマーケティング力を活かして消費者のニーズに沿った商品を開発した経験や、企画力を活かしてサービスや商品の認知度を拡大するプロモーションに携わった経験は異業界からの転職でも有利に働きます。
キャリアを明確にアピールしゲーム業界の採用担当者にあなたを採用したいと思わせることさえできれば、40代からでもゲーム業界へ転職できる可能性は十分あるでしょう。
6. ゲーム業界に転職した場合の平均年収と企業別年収ランキング
ゲーム業界と聞くと「パソコンを同時に3画面以上あやつるような、頭脳明晰な人が多い」というイメージを持たれている方もいるのではないでしょうか。
確かに大手企業では、年収1,000万円以上を稼ぐ人もいます。しかし実際のところ、ゲーム業界で働く人の年収は職種によって大きく異なるのです。
まず、ゲーム業界で働く3,007人への調査によると、ゲーム業界の平均年収は551.6万円です(CEDEC:ゲーム開発者の就業とキャリア形成,2019.)。
6-1. ゲーム業界の平均年収
以下はゲーム業界の平均年収をまとめたものです。
職種 | 平均年収 |
プロデューサー | 683.9万円 |
ディレクター | 615.9万円 |
エンジニア | 566.9万円 |
アーティスト | 560.2万円 |
テクニカルアーティスト | 522.5万円 |
ゲームデザイナー | 548.5万円 |
サウンドクリエイター | 540.0万円 |
品質管理/品質保証 | 457.0万円 |
〔出典〕CEDEC:ゲーム開発者の就業とキャリア形成,2019.
日本全体の平均年収は433万円(国税庁:令和2年分民間給与実態統計調査,2021.)であることから、ゲーム業界全体の平均年収551.6万円は高めの水準であると言えます。
しかし、300名以上の大手企業の平均年収は598.4万円、300名未満の中小企業は505.4万円であることから、企業規模によって年収が異なるのも事実です(CEDEC:ゲーム開発者の就業とキャリア形成,2019.)。
よって、ゲーム業界でさらに高年収を得たいなら「大手企業へ転職する」さらに「プロデューサーなどの上流工程の役割を目指す」ことをおすすめします。
転職時は、入社後にギャップを感じて苦しまないためにも、志望する企業の給与面はよく確認しておきましょう。
6-2. ゲーム業界で人気を誇る企業の年収ランキング
本セクションでは、ゲーム企業の年収をランキングでまとめました。
ゲーム企業 | 平均年収 | 平均勤続年数 | 平均年齢 |
---|---|---|---|
1位:スクウェア・エニックスHD | 1,427万円 | 6.5年 | 47.1歳 |
2位:バンダイナムコ | 1,205万円 | 19.5年 | 47.2歳 |
3位:ソニーグループ | 1,084万円 | 16.7年 | 42.6歳 |
4位:任天堂 | 988万円 | 14.2年 | 39.8歳 |
5位:ディー・エヌ・エー | 850万円 | 5.6年 | 36.8歳 |
引用:各社の有価証券報告書|決算公告|Openwork(2021年度)
前述した通りゲーム業界の年収は企業規模により大きく異なるため、日本屈指の大手ゲームメーカーの平均年収は必然的に高くなる傾向にあります。
例えば、ゲーム業界の年収ランキングにて1位を誇るスクウェア・エニックスHDは、平均年収1,427万円とゲーム会社の中でもかなり高い水準であることがわかります。
しかし、平均勤続年数が他のゲーム会社と比較して短いことから業務の忙しさから途中退職者が多いことが読み取れるため、年収の高さに比例して多忙であるといえるでしょう。
ゲーム業界は多忙を極める仕事内容であるが故に平均年収が高く、その分やりがいを見出せる人気ゲーム企業が多いため、年収も参考にしながら転職先を探してみることをおすすめします。
特に実際の平均年収やボーナス支給額などは、ゲーム業界に特化した転職エージェントに聞くことで詳しく知ることが可能です。
ゲーム業界への転職に強い転職エージェントの人気ランキングを、本記事1章にて紹介してみるため登録し聞いてみることをおすすめします。
7. ゲーム業界に転職するメリット
ゲーム業界の職種や平均年収について見てきました。ゲーム業界の全体像がかなり見えてきたのではないでしょうか。
ここからは、さらにゲーム業界で働くことの理解を深めるため、ゲーム業界へ転職するメリット・デメリットを紹介します。
さっそく見ていきましょう。
メリット①:働き方が自由な企業が多い
ゲーム業界は、働き方が自由な企業が多いのが特徴です。ゲーム業界に多い勤務制度として、以下のようなものがあります。
- 在宅勤務制度
- 週休3日制
- 16時退勤制度
- フレックスタイム制度(自分の好きな時間に働ける)
- サテライトオフィス利用制度(企業の事務所とは別に設置されているオフィスで働く)
在宅勤務やサテライトオフィス制度によって通勤時間が短くなると、家と会社を往復するために必要だった時間を有効活用できます。
通勤時間が片道30分少なくなれば、1ヶ月で20時間以上を別のことに充てられるのです。
プライベートの時間が増えるだけでなく、その時間を仕事のスキルアップや勉強に使えば、自身の市場価値を高めることもできるでしょう。
自分のペースで仕事ができると、生産性も高まります。成果と評価が上がりやすくなり、結果として収入アップも期待できるのです。
■臨機応変に働き方を変えられる
ゲーム会社は前回テレワーク対応したところが多かったので、今回も増える予感。
臨機応変に働き方を変えられるのは ゲーム業界のいい所です!
このようにゲーム業界には、労働者のライフスタイルに合わせた働き方ができる企業が多くあります。
メリット②:最新技術を学べる
ゲーム業界では最新のゲーム開発や技術に携われるため転職希望者が多く、知的好奇心が高い人にとっては刺激的で面白い仕事となります。以下のような技術に携わることが多いです。
- CG
- 2D・3D
- VR・AR
- AI
ゲーム業界は、最新テクノロジーとともに成長を続けています。
かつてテレビとゲームが融合したところから、現代ではパソコンやスマートフォン、各種IoT(モノのインターネット)機器が普及し、技術の発展に合わせてあらゆるゲームが進化しているのです。
また今後のゲーム業界は、IoTと5G技術の融合により「現実世界」へと展開していくと言われています。
最新技術を独学で身につけるのには時間がかかりますから、仕事を通じて学べるのは大きなメリットと言えるでしょう。
■ゲーム業界の技術進歩の早さに驚く
ゲームを通じて最先端の技術に携われるのは、ゲーム業界の大きな魅力と言えます。
メリット③:業界内での転職がしやすい
ゲーム業界は、業界内であれば比較的転職がしやすいという特徴があります。
これは、ゲーム業界が最新技術を積極的に取り入れていることや、実力主義の会社が多く、年功序列のように同じ会社に勤め続けることをステータスとしていないなどの理由からです。
また、ゲームのタイトル単位でプロジェクトが組まれていることが多く、プロジェクトが完了するタイミングなど、転職する区切りを得やすいことも理由の一つでしょう。
実際のところ、以下の口コミのように「今のゲーム会社の風土が自分に合わない」と感じて、すぐに他のゲーム会社へ転職している人は多くいます。
■ゲーム業界内での転職が多すぎる
ゲーム業界って同業への転職も多いからね。 中小企業から大手企業への転職とかもよく見かけるし、転職ありきで人生設計してもいいんじゃないかなと。 体感的にゲーム会社の平均勤続年数は10年もない気がする。
ゲーム業界内で転職すると、前職の経験や知識を転職先の企業でも活かせます。このため即戦力として採用されやすく、転職先によってはキャリアアップや年収アップも見込めるのです。
メリット④:ゲーム好きであればやりがいが大きい
ゲームが好きな人ほど、大きなやりがいを感じられるのは一番のメリットでしょう。
- ゲームをすること自体が仕事になる
- 自分が作ったゲームがユーザーに届く
- リリース後もゲームに携われる
- ゲームがヒットすれば大きな達成感となりやすい
- ゲーム好きな同僚が多いことで、モチベーション高く仕事ができる
特に自分が作ったゲームが世の中のユーザーに届けられ、プレイされる喜びは非常に大きなものとなります。
■ものづくりが好きな人にはやりがいがある面白い職業
ゲームクリエイターって、ものづくりが好きな人にはやりがいがある面白い職業だと思う。 10年やってるけど今でも仕事、楽しい。仕事、大好き。
「仕事が好き」って言える大人が他業種にどれだけいるかわからないけど、ゲーム業界は好きな人が多い方かなと思う。ただ、働き方は色々と大変ではあるけど。
ゲーム業界に転職したいなら、ゲーム好きであることは大前提です。開発に携われるゲーム会社に転職し、ゲームと関わりながら仕事がしたい人にとって最適な環境と言えるでしょう。
8. ゲーム業界に転職するデメリット
転職後に自身の想像と現実とのギャップを減らすためは、メリットだけでなくデメリットもしっかり理解しておく必要があります。
ここからは、ゲーム業界へ転職するデメリットを紹介します。
順番に解説します。
デメリット①:残業が多い
ゲーム業界は、全体として残業が多い傾向にあります。とくにタイトルのリリース前後は、毎日のように会社に寝泊りし、最終確認やバグの修正などの業務にあたります。
■朝から22時まで仕事していた
ゲーム業界黎明期なもんで月残業400時間とかめっちゃ当たり前だった
週に一度だけ洗濯物もって一時帰宅する生活、全然楽しかったなあ ゲーム作っていられるだけで幸せだった
システムに不具合が発生すれば、たとえ深夜であってもメンテナンスを行う場合もあります。
そのため、「プライベートとの時間が十分に取れない…」という声は多くみられました。
デメリット②:休日出勤の頻度が高い
休日出勤も当たり前のようにあります。
とくにモバイルゲームでは、土日祝日が稼ぎ時であるため、ゲーム内イベントを休日に開催するケースが多いです。
またソーシャルゲームの場合、バグが発生したことによる緊急対応や、新しいガチャが追加される際の監視などもあります。
出勤しなくても自宅待機を求められるなど、休日なのに落ち着かないと感じることもあるでしょう。
■ゲーム業界にいたとき、休日出勤と残業でオーバーワーク
某大手ゲーム会社でQAやっていて
・QA冷遇&軽視(ゲーム業界のド定番)
・休日も帰宅後も関わらされるオーバーワーク
と過労死寸前までいって ゲーム業界から離れた人間としては 「ゲーム業界自体滅んでどうぞ」 という気持ちがあったりする。 ゲームは好きだけど業界は滅べ、みたいな二律背反。
■体力勝負
昨今では振替休日の取得を必須とする企業も増えており、無償での休日出勤になることはほとんどありません。
しかしタイトルリリースのプレッシャーに加え、休みが流動的になりがちな点に疲れてしまい、ゲーム業界を去る方が一定数いるのは事実です。
デメリット③:給料が仕事量に見合わない場合がある
仕事量のわりに給料が少ないと感じる人もいます。
ゲーム会社のなかには、残業や休日出勤が常態化しているなど労働環境が良くないところもあります。
特に業歴が長い会社の場合では、長年にわたって続いてきた古い価値観や体制が組織へ深く根をおろしていることが多いです。
さらに、ゲーム業界は人気が高く就職希望者が多いことから、現状のままでも人材が集まりやすく、そのことも労働環境の改善に至りにくい要因であると考えられます。
また、比較的女性が少ない業界のため、産休・育休などから復職を支援する体制が整っていないこともあるでしょう。
男女を問わず、良好なワークライフバランスを実現する仕組みが整っていないことも、少なくありません。
■お金持ちになりたいなら海外行くしかない
日本の何倍も給料出してくれるし
日本のゲーム業界も廃れてく一方やな
■残業が多いのに給料が低い
ゲーム業界ほんとみなし残業って所ばっかりで…給料ちょっと高めだからいいかなーって実際聞くと基本給かなり低くてみなし残業手当ついてその給料って事がよくある。 足元見やがって…!って思う。
ゲーム業界に憧れをもって入ったものの、給料の安さと長時間労働にきつさを感じ、数年で辞める方は多くいます。
このため転職前に口コミサイトなどで情報収集し、労働環境に問題がないか確認しておくと安心です。
デメリット④:業界自体が景気に左右されやすい
ゲーム業界自体が景気に左右されやすいという点は、デメリットと言えます。
中小企業やベンチャーでも新しくヒット作品を出せば、世界中から利益を得ることができ、短期間でも大きな成長を遂げられるのは、ゲーム業界の特性の一つです。
一方で、誰もが知る大企業であっても、新作がヒットしなければ会社の業績は低迷してしまいます。
絶対に潰れない業界や企業はありませんが、他の業界と比較してゲーム業界は浮き沈みが激しく、勢力図が書き換えられやすいのです。
また、ゲームは娯楽であるため、生活の中で優先順位は下がりやすい傾向があります。
かつ、ゲームの売れ行きは景気に左右されやすく、一度ヒット商品が出たとしてもその後も売れ続ける保証はありません。
2011年の東日本大震災の際には、社会全体が娯楽を自粛したために、リリースの延期や発売中止に追い込まれた作品もありました。
このように景気や社会情勢に左右されやすく、安定しにくい業界であることは、認識しておく必要があるでしょう。
9. 【職種別に解説】ゲーム業界への転職に役立つスキル・資格
ゲーム業界のメリットで資格について触れましたが、資格取得は転職やキャリアアップのために大いに役立ちます。
ここでは、ゲーム業界への転職で役立つスキル・資格を紹介します。
それでは1つずつ解説します。
9-1. ゲームプログラマーの転職に役立つ資格
ここではゲームプログラマーの転職に役立つ資格を紹介します。
順番に見ていきましょう。
(1)基本情報技術者試験|ITエンジニアの登竜門
基本情報技術者試験は、経済産業省が認定する国家資格です。
13種類の試験区分に分かれている「情報処理技術者試験」の一種で、IT技術者の基本的かつ包括的な知識が問われます。
合格すると基本的な知識やスキルや、実践的な活用能力が身についていることを証明できるため、ゲームプログラマーを目指している人やなりたての人におすすめです。
情報処理技術者試験の資格情報 | |
合格率 | 30〜40% |
受験料 | 7,500円(税込) |
資格の種類 | 国家資格 |
試験の実施時期 | 年2回(上期・下期) |
学習期間の目安 | 2〜3ヶ月 |
運営団体 | 情報処理推進機構 |
公式サイト | 情報処理技術者試験|情報処理推進機構 |
受験申込方法 | インターネット申込 |
〔出典〕情報処理推進機構の公開情報を元に編集部作成
(2)C言語プログラミング能力認定試験|プログラミング初心者にも最適
C言語プログラミング能力認定試験は、C言語についての理解度や技術力に関する試験です。
C言語は歴史あるプログラミング言語であり、プログラミングの基礎から実用性の高い応用まで、幅広く習得できることから、最初にC言語を学ぶ人も多くいます。
ゲーム業界を含む多くのプログラマーが資格を取得しており、合格しておくと未経験で転職する際に他の候補者との差別化になるでしょう。
3級から1級までレベル分けされており、資格取得を通じてステップアップも可能です。ゲーム会社での就労経験がなく、ゲーム業界未経験者であれば、まずは3級の取得を目指しましょう。
C言語プログラミング能力認定試験の資格情報 | |
合格率 | 64.0%(2020年度平均) |
受験料 | 1級:7,800円(税込) 2級:6,400円(税込) 3級:5,200円(税込) |
資格の種類 | 民間資格 |
試験の実施時期 | 年3回(1月・6月・9月) |
学習期間の目安 | 2〜3ヶ月 |
運営団体 | サーティファイ情報処理能力認定委員会 |
公式サイト | C言語プログラミング能力認定試験|サーティファイ情報処理能力認定委員会 |
受験申込方法 | インターネット申込 |
〔出典〕サーティファイ情報処理能力認定委員会の公開情報を元に編集部作成
9-2. ゲームデザイナーの転職に役立つ資格
次に、ゲームデザイナーの転職に役立つ資格を紹介します。
- (1)Illustratorクリエイター能力認定試験|Adobe Illustratorでの制作スキルを証明
- (2)Photoshopクリエイター能力認定試験|Adobe Photoshopでの制作能力を証明
- (3)CGクリエイター検定|CG制作スキルを証明
早速ご紹介します。
(1)Illustratorクリエイター能力認定試験|Adobe Illustratorでの制作スキルを証明
Illustratorクリエイター能力認定試験は、Adobe Illustratorでの制作スキルを証明できる資格です。
試験内容はIllustratorを使用したグラフィックコンテンツの制作能力を測定するもので、DTPファイルおよびWebデザインパーツの作成や、問題の指示から一つの作品を作り上げる表現力などが試されています。
一つのコンテンツを制作するための実践的な試験内容となっている点が特徴で、Illustratorの技術に加え、問題解決力も身につけることができるのが特徴です。
エキスパートとスタンダードにレベル分けされているため、自身の技術に合わせて取得すると良いでしょう。
Illustratorクリエイター能力認定試験の資格情報 | |
合格率 | 72.8%(2020年度平均) |
受験料 | エキスパート:8,600円(税込) スタンダード:7,600円(税込) |
資格の種類 | 民間資格 |
試験の実施時期 | 年1回(月) |
学習期間の目安 | 1〜3ヶ月 |
運営団体 | ソフトウェア活用能力認定委員会 |
公式サイト | Illustratorクリエイター能力認定試験|ソフトウェア活用能力認定委員会 |
受験申込方法 | インターネット申込 |
〔出典〕Illustratorクリエイター能力認定試験の公開情報を元に編集部作成
(2)Photoshopクリエイター能力認定試験|Adobe Photoshopでの制作能力を証明
Photoshopクリエイター能力認定試験は、Adobe Photoshopでの制作スキルを証明できる資格です。
試験内容はPhotoshopの活用能力を測定するもので、問題の指示に従い一つの作品を作り上げる表現力や、コンテンツ制作に関するスキルなどが試されています。
実際の制作現場のワークフローに順じて問題が出題されるため、合格するとコンテンツクリエイターに必要な芸術性や視認性に加え、納期の中で最大限のパフォーマンスを発揮しながら制作を進める効率性も証明されます。
Illustratorクリエイター能力認定試験と同様に、エキスパートとスタンダードにレベル分けされています。自身の技術向上にぜひ活用してみてください。
Photoshopクリエイター能力認定試験の資格情報 | |
合格率 | 73.9%(2020年度平均) |
受験料 | エキスパート:8,600円(税込) スタンダード:7,600円(税込) |
資格の種類 | 民間資格 |
試験の実施時期 | 年1回(月) |
学習期間の目安 | 約1〜1.5ヶ月 |
運営団体 | ソフトウェア活用能力認定委員会 |
公式サイト | Photoshopクリエイター能力認定試験|ソフトウェア活用能力認定委員会 |
受験申込方法 | インターネット申込 |
〔出典〕Photoshopクリエイター能力認定試験の公開情報を元に編集部作成
(3)CGクリエイター検定|CG制作スキルを証明
CGクリエイター検定とは、CG制作スキルを証明できる検定試験で、ゲームやアニメーション、アプリなどの広い分野で活躍する人が取得しています。
表現の基礎や映像制作の基本となる2次元CG、モデリングやアニメーションなど3次元CG、知的財産権など、CGクリエイターとして活躍するために必要な必要な多様な知識を測ります。
ベーシックとエキスパートの二段階に分かれており、共に試験方式はマークシートです。
CGクリエイター検定の資格情報 | |
合格率 | ベーシック:60.2% エキスパート:24.6%※共に2021年度後期 |
受験料 | ベーシック:5,600円(税込) エキスパート:6,700円(税込) |
資格の種類 | 民間資格 |
試験の実施時期 | 年2回(7月・11月) |
学習期間の目安 | 約1〜3ヶ月 |
運営団体 | 画像情報教育振興協会 |
公式サイト | CGクリエイター検定|画像情報教育振興協会 |
受験申込方法 | インターネット申込 郵送申込 |
〔出典〕CGクリエイター検定の公開情報を元に編集部作成
9-3. ゲームプロデューサー・ディレクターの転職に役立つ資格
最後に、ゲームプロデューサー・ディレクターの転職に役立つ資格を紹介します。
ゲーム業界に限らず、プロデューサーやディレクター職は、経験や実績が注目されます。
資格ありきの職種ではないため、実績を積むことを最優先にしつつ、興味がある人は取得してみても良いでしょう。
それでは見ていきましょう。
(1)プロジェクトマネジメントアソシエイト資格|プロジェクトマネジメントの基礎
プロジェクトマネジメントアソシエイト資格は、プロジェクトの現場業務で習得すべき基本的な知識と技術の習得を証明する資格です。
プロジェクト運営に関する基礎的な内容であるため、将来的にキャリアアップしてプロデューサーやディレクターを目指したい人におすすめの資格と言えます。
eラーニングで学習することができるため、隙間時間や通勤時間を活用して勉強がしやすいでしょう。オンライン試験のため、居住地に関わらず受験しやすい点もポイントです。
プロジェクトマネジメントアソシエイト資格の資格情報 | |
受験料 | 初回:14,300円(税込) 再受験:5,500円(税込) |
資格の種類 | 民間資格 |
試験の実施時期 | 任意のタイミングで受験(受験料支払いから6ヶ月以内) |
学習期間の目安 | 約1ヶ月 |
運営団体 | 一般社団法人 日本PMO協会 |
公式サイト | プロジェクトマネジメントアソシエイト資格|一般社団法人 日本PMO協会 |
受験申込方法 | インターネット申込 |
〔出典〕プロジェクトマネジメントアソシエイト資格の公開情報を元に編集部作成
(2)PMOスペシャリスト認定資格|プロジェクトマネジメントアソシエイト資格の上位資格
PMOスペシャリスト認定資格は、プロジェクトマネジメントアソシエイト資格の上位資格にあたるもので、PMOスペシャリストの中でさらに3段階のランクが設けられています。
資格を取得することで、ゲームプロデューサーやディレクターに求められるプロジェクトマネジメントのおける課題抽出、目標管理、支援など、プロジェクトの現場業務において習得すべき知識を学ぶことができ、知識の認定を受けられるのが特徴です。
PMOスペシャリスト(★)は、3段階の中では初級編に位置づけられているものの、前述のプロジェクトマネジメントアソシエイト資格などを有していることが受験資格に含まれていることから、一定の知識がある人向けの資格と言えるでしょう。
PMOスペシャリスト認定資格の資格情報 | |
受験料 | 初回:14,300円(税込) 再受験:5,500円(税込) |
資格の種類 | 民間資格 |
試験の実施時期 | 任意のタイミングで受験(受験料支払いから6ヶ月以内) |
学習期間の目安 | 約1ヶ月 |
運営団体 | 一般社団法人 日本PMO協会 |
公式サイト | PMOスペシャリスト認定資格|一般社団法人 日本PMO協会 |
受験申込方法 | インターネット申込 |
〔出典〕PMOスペシャリスト認定資格の公開情報を元に編集部作成
【補足】これからはゲーム業界にも英語力が求められる時代
これからゲーム業界への転職を検討している人は、英語力があると転職をさらに有利に進められます。
ゲーム業界において、海外との仕事を中心としている会社もあるため、英語力があると選べる企業の幅が広がるのです。
実際に、海外向けのゲームを開発する企業は増えてきており、英語が使える人の需要は高まっています。
またアメリカのIT技術は世界で最先端と言われていて、業界で必須のプログラミング言語は英語で書かれています。
このため業務で英語を使う場面がなくても、英語力があれば最新の技術や情報をすぐに取得できるでしょう。
英語力は身につくまでに時間がかかることも多いです。TOEICの受検やゲーム業界やITの現場で使われる単語など、日頃から少しずつでも英語の勉強に取り組むと良いでしょう。
10. ゲーム業界に向いている人の特徴
転職を考えたとき、「自分は本当にこの業界に向いているのだろうか」と不安になることもあるでしょう。
そこで、ここではゲーム業界に向いている人の特徴について見ていきます。向いている職種はどれか考えながら読み進めてみてください。
ゲームプログラマーに向いている人
- ゲームが好きな人
- 理数系科目や論理的思考が得意な人
- プログラミングの経験や実績がある人
- 向上心が高く新しい技術や言語を学ぶ姿勢がある人
ゲームプログラマーは、ゲームを動作させて形にするという重要な役割を担う仕事です。
誤りなく動くプログラムを組むには、論理的な思考力が求められます。このため数学や物理などの理数系科目が得意な人は向いているでしょう。
なおかつゲーム業界は新しい技術と共に日々進歩しているため、新しい技術や言語を学び続けることも求められます。
ゲームプランナーに向いている人
- ゲームが好きな人
- マーケティングや分析業務の経験がある人
- コミュニケーション能力が高い人
- ロジカルシンキングができる人
- 流行やトレンドに敏感な人
ゲームプランナーは、新作ゲームのコンセプトや構成を企画します。
企画する上で必要なマーケティングの観点や、流行やトレンドを察知する力は、ゲームプランナーに欠かせません。
また企画後の制作段階に入ると、エンジニアやプログラマーとのやり取りが多く発生し、根拠と論理を提示しながら理路整然とした話し方が求められます。
このためロジカルシンキングの力があると、ゲームプランナーとして働く際に大いに役立つでしょう。
ゲームデバッカーに向いている人
- ゲームが好きな人
- 責任感がある人
- 根気強く忍耐力がある人
- 細かいところに気がつく人
- 自己管理能力が高い人
ゲームデバッカーは、プログラムの不具合やバグを見つける仕事です。ゲーム開発経験がなく、業界未経験の方が一番転職しやすい職種でもあります。
デバッカーがバグを見逃してしまうと、不具合があるままゲームがリリースされてしまいます。
ゲームの品質が担保されていないために、悪評や売上低下につながるなど、大きな不利益につながることもあるでしょう。
このため責任感がある人や、単純作業が続いても自分でモチベーションを管理できる自己管理能力が高い人などに、ゲームデバッカーは向いています。
11. ゲーム業界への転職を成功させるポイント
ここからは、ゲーム業界への転職を成功させるポイントについてご紹介します。
それでは見ていきましょう。
11-1. ゲーム業界の領域や職種を深く理解する
ゲーム業界への転職を成功させるには、業界の職種や業務を深く理解することが重要です。
というのも、ゲーム業界は業界内での職種や業務範囲が非常に幅広く、仕事内容が異なることが多くあります。
そのため、ゲーム業界全体を把握して、自分が転職したい職種や仕事・働き方をしっかりと見極めることが重要です。
さらに深くゲーム業界について知りたい場合は、以下の方法で情報収集するとよいでしょう。
- 転職サイトで実際の求人を見比べる
- 企業の口コミサイトを閲覧する
- ゲーム情報が掲載されているWebサイトを見る
- ゲーム会社の公式SNSやゲーム業界で働く人のSNSを見る
ゲーム系の情報サイトでは、ゲームの最新ニュースを知ることができる『4Gamer.net』が役立ちます。
転職活動は情報戦でもありますので、情報収集は積極的に行いましょう。
11-2. 過去の経験をどう活かせるか考える
ゲーム業界へ未経験から転職する場合、過去の経験をどのように活かすかがポイントとなります。
これまでの業務内容や携わってきた分野について理解を深め、どのようにゲーム業界とつながるかを考えましょう。
たとえば、
- 前職が販売スタッフ:顧客目線で物事を考えられる強みを活かす
- 前職が不動産営業職:子どもと家族の暮らしの視点を活かす
- 前職が一般事務:ミスなく書類チェックを行う正確さの観点を活かす
など、ゲーム業界とは一見無関係に思える仕事でも、深掘りして考えると活かせる要素が見えてくるはずです。
11-3. ゲーム業界に強い転職エージェント・サイトを活用する
ゲーム業界への転職で成功率を上げるなら、ゲーム業界に強みがある転職エージェント・転職サイトを活用しましょう。
- 転職エージェント:転職コンサルタントが転職活動を全般的にサポートしてくれるサービス
- 転職サイト(求人サイト):求人が掲載されているサイト(自分で求人検索・応募する)
「自分一人での転職活動は不安」「今の仕事が忙しくて転職活動に時間や手間をかけられない」という方は、転職エージェントを利用しましょう。
求人検索や選考対策、内定後の条件交渉や入社日調整など、一貫してサポートしてくれるのが特徴です。
転職活動にかかる負荷をグッと減らせるうえに、自分に最適な転職先を見つけやすくなります。
「まずはゲーム業界の求人を自分で見たい」「興味がある求人に自分のペースで応募したい」という方は、転職サイトの活用がおすすめです。
希望条件を詳細に設定して求人を探せるため、希望の職種や給与相場を把握するのにも役立ちます。
12. ゲーム業界への転職でよくある質問Q&A
ここまでゲーム業界への転職についてあらゆる角度から見てきました。しかし、「これってどうなの?」と残る疑問もあるでしょう。
そこで、最後にゲーム業界への転職でよくある質問Q&Aをご紹介します。
- Q1. ゲーム業界への転職におすすめの転職エージェントは?
- Q2. ゲーム業界に未経験から挑戦する際におすすめの転職エージェントは?
- Q3. ゲーム業界の将来性は?
- Q4. ゲーム業界はブラック企業が多いと聞くけど本当?
- Q5. ゲーム業界の残業時間は平均どれくらい?
- Q6. ゲーム業界は中卒や高卒でも転職できる?
- Q7. ゲーム業界は年齢や年代(20代・30代・40代)で転職難易度は変わる?
- Q8. ゲーム業界への転職時に面接でよく聞かれる質問は?
- Q9. ゲーム業界への志望動機はどうすればいい?
- Q10. ゲーム業界に特化した転職エージェントを選んだ方がいい?
疑問を解消し、納得してゲーム業界への転職に踏み出しましょう。
Q1. ゲーム業界への転職におすすめの転職エージェントは?
ゲーム業界に転職する場合におすすめの転職エージェントは、下記ランキングの通りです。
ゲーム業界におすすめの転職エージェントランキング
- 1位『レバテックキャリア』ゲーム業界志望のエンジニア・クリエイティブ職におすすめ
- 2位『リクルートエージェント(IT)』エンジニア経験者がゲームプログラマー・エンジニアを目指すなら
- 3位『Geekly(ギークリー)』ゲーム業界のエンジニア・クリエイティブ職全般に強い転職エージェント
- 4位『ワークポート』ゲームプログラマー・デザイナーいずれにも強いおすすめな転職エージェント
- 5位『G-JOBエージェント』求職者必見のゲーム業界専門転職エージェント
- 6位『マイナビクリエイター』20代・30代でゲーム業界へ転職したい人におすすめの転職エージェント
- 7位『dodaエージェント』ゲームプランナーやデザイナー職に強い
- 番外編『Green』ゲーム業界を含むIT業界に強い転職サイト(求人サイト)
『レバテックキャリア』は、ゲーム業界の求人が多く、ゲームエンジニアやゲームクリエイターとして更なるキャリアアップを目指す人から評判の高い転職エージェントです。
ゲーム業界に転職する場合は、ランキング1位の転職エージェントである『レバテックキャリア』を利用することをおすすめします。
Q2. ゲーム業界に未経験から挑戦する際におすすめの転職エージェントは?
ゲーム業界に未経験から転職する場合におすすめの転職エージェントは、下記ランキングの通りです。
ゲーム業界未経験者におすすめの転職エージェントランキング
- 1位『ワークポート』未経験におすすめのゲーム業界職種いずれにも強い転職エージェント
- 2位『リクルートエージェント(IT)』ゲーム業界トップクラスの求人を保有し、未経験求人も多数
- 3位『マイナビクリエイター』20代・30代からゲーム業界へ未経験転職したい人におすすめ
ゲーム業界に未経験から転職する場合は、ランキング1位の転職エージェントである『ワークポート』を利用することをおすすめします。
ゲーム業界が未経験でも応募可能な求人が多く、転職の可能性が広がるエージェントと言えるでしょう。
さらに未経験者へのサポートも充実しており、ゲーム業界転職では必須のポートフォリオ作成なども支援してくれると評判を得ています。
『ワークポート』は、未経験者がゲーム業界への転職に挑戦する際の転職エージェントとしておすすめです。
Q3. ゲーム業界の将来性は?
ゲーム業界の市場規模は現状伸び続けています。
〔出典〕ファミ通:『ファミ通ゲーム白書2020』が7月9日に刊行。2019年の世界ゲームコンテンツ市場は前年比約2割増に!,2020年6月24日付.
「GeForce NOW」のスタートや、「PlayStation Now」のサービス改定など、強力なサービスの登場により、2021年以降も大幅な成長が見込まれています(ファミ通:『ファミ通ゲーム白書2020』が7月9日に刊行。2019年の世界ゲームコンテンツ市場は前年比約2割増に!,2020年6月24日付.)。
また2020年の新型コロナウイルスの拡大で、ステイホーム・巣ごもりによるゲーム需要が増加傾向にあることも見逃せません。
しかしゲーム自体が娯楽であるため、今後の社会情勢の変化などによって急変する可能性はあるでしょう。
Q4. ゲーム業界はブラック企業が多いと聞くけど本当?
ゲーム会社のなかには労働環境が良くない企業もあります。ゲーム業界は人気が高く、従来のやり方を改めなくても人が集まりやすいことから、全体的に労働環境が改善されにくいとされています。
残業の多さから、「プライベートな時間をしっかりとりたいという方」には向かない可能性もあるでしょう。
ただし、近年の働き方改革などの影響により、職場によっては労働環境が改善されている企業もあります。
今後は、これまでに比べて長時間労働やサービス残業などの改善が進み、働きやすい企業が増えるでしょう。
転職時には希望する企業をよく調べ、どのような労働環境であるかを確認しましょう。
Q5. ゲーム業界の就業時間数は平均どれくらい?
ゲーム業界の就業時間は、通常期と繁忙期によって大きく異なります。回答者の1週間あたりの就業時間を見ると、通常期は「40時間以上45時間未満」が一番多く40.6%、繁忙期は「50時間以上」を合計すると63.9%となりました。
1週間あたりの就業時間 | 通常期(%) | 繁忙期(%) |
40時間未満 | 29.5 | 23.6 |
40時間以上45時間未満 | 40.6 | 5.7 |
45時間以上50時間未満 | 16.0 | 7.0 |
50時間以上55時間未満 | 8.4 | 23.5 |
55時間以上60時間未満 | 0.9 | 8.7 |
60時間以上65時間未満 | 1.4 | 19.1 |
65時間以上70時間未満 | 0.0 | 1.3 |
70時間以上 | 3.3 | 11.3 |
〔出典〕CEDEC:ゲーム開発者の就業とキャリア形成,2019をもとに編集部作成
なおゲーム業界の求人を見ると、みなし残業を導入していることも多くあります。
みなし残業とは、一定の残業時間を働くものとして、その時間分の残業代を固定残業代として給料に上乗せして毎月支払う制度のことです。
みなし残業制度があるということは、毎月その時間と同程度の残業がコンスタントに発生することが前提となっているケースも少なくありません。
もし残業をしたくない場合、企業の口コミサイトなどで残業の実態について調べてみることがおすすめです。
Q6. ゲーム業界は中卒や高卒でも転職できる?
Q7. ゲーム業界は年齢や年代(20代・30代・40代)で転職難易度は変わる?
年代が上がるに連れて転職難易度は高くなります。20代は一番転職がしやすい年代ですが、ゲーム業界の人気ゆえに高い倍率を突破する必要があります。
ゲームが好きなだけではなく、ゲーム開発や企業に貢献できる強みを洗い出し、前述の転職エージェントを活用しながら対策をしていきましょう。
ゲーム業界へ未経験から転職をしたい場合、原則として20代のうちにチャレンジすることが望ましいです。
30代になると、即戦力となるスキルや経験ありきでの転職となります。
同世代のライバルも多いことから、希望通りの企業・職種に転職するには、それまでの実績を含めた他者との差別化が重要です。
40代は、30代以上に実績が重視されるため、かなり難易度が高くなります。
そもそも求人数が減る年代であり、タイミングよく求人を見つけられる運の良さも必要ですし、あったとしてもプロデューサーなどの管理職がほとんどでしょう。
ゲーム業界に限らず、年齢が上がるほど転職は難しくなるため、キャリアと実績を鑑みて最適なタイミングかつ早めの転職をおすすめします。
Q8. ゲーム業界への転職時に面接でよく聞かれる質問は?
ゲーム業界を志望した理由と自己PRは必ず聞かれるのでしっかり準備しておきましょう。前職や現職での経験を活かしたアピールができると好印象を与えられます。
そのほか、エンジニアやクリエイターとしての経験、ゲーム業界での経験がある場合は、詳しく聞かれるため、説明できるよう整理しておくことが大切です。
Q9. ゲーム業界への志望動機はどうすればいい?
例文を参考にしながら、以下の3ポイントを伝えるようにしましょう。
- ゲーム業界への興味関心
- ゲーム業界・応募企業でなければいけない理由
- 自分のスキルと経験でその企業に貢献できること
面接官はあなたの志望度の高さと、自社とマッチするかどうかを知りたいと考えています。
あなたがどのようなキャリアプランを考えていて、ゲーム業界や企業を志望したのかを説明することが大切です。
さらに自分の強みを活かして貢献できることをアピールすると、面接官があなたの入社後のイメージを持ちやすくなり、良い評価につながります。
以下の例文を参考に考えてみてくださいね。
【ゲーム業界の志望動機の例文】
現職では3年間、映像業界でアニメーション制作に取り組んでまいりました。
現職は非常にハードでしたが、仕事から帰ってゲームをする時間が自分にとって何よりの楽しみで、ここまで続けてこられました。
そして、自分のアニメーション制作のスキルを活かしながら、ゲームを通じて人々に安らぎの時間を届けたいと考えるようになりました。
ゲーム業界のなかでも、家庭用ゲーム機のソフトにおいてアニメーション技術に強みがあり、映像を通じて魅力あふれるゲームソフトを提供する御社に感銘を受け志望しました。
現職で培ったアニメーション制作技術を活かしながら、御社とお客様に貢献したいと考えています。
Q10. ゲーム業界に特化した転職サービスを選んだ方がいい?
大手総合型と特化型の両方を利用するのがおすすめです。ゲーム業界に特化した転職サービスは、ゲーム業界に精通した転職コンサルタントからサポートを受けられるという利点がある一方で、視野がゲーム業界内に狭まりやすいことや、優良な求人が少ない傾向があります。
大手総合型の転職サービスなら、豊富な求人数と実績のあるサポートで転職活動を進められるため、安心です。
両方をバランスよく活用することで、ゲーム業界への理解や対策を効率的に進められるでしょう。
13.まとめ
当記事では、ゲーム業界への転職について紹介しました。
ゲーム業界は転職しやすく、若手から30代以降まで幅広い人々に開かれています。人材ニーズは売り手市場であり、ゲーム好きならおすすめできる業界です。
またゲーム業界へ未経験から転職する場合、各職種を理解して準備を進めることが大切になります。3つの職種をおさらいしておきましょう。
ゲーム業界で未経験転職しやすい職種
- ゲームプログラマー|プログラミング経験があると有利
- プログラミングの経験や実績があると活躍しやすい
- 論理的思考があり向上心が高い人に向いている
- ゲームプランナー|マーケティングの観点が必要
- マーケティングや分析業務の経験を活かしやすい
- コミュニケーション能力や流行・トレンドへの敏感さも求められる
- ゲームデバッガー|業界の成長に伴い需要が上昇中
- 未経験からもっとも転職しやすい職種
- 責任感や忍耐力があり細かいところに気づく人が向いている
さらに、ゲーム業界への転職を成功させるポイントをおさえて、転職活動に取り組みましょう。以下の3つのポイントをお伝えしました。
ゲーム業界への転職を成功させるポイント
- ゲーム業界の職種や業務を深く理解する
- 過去の経験をどう活かせるか考える
- ゲーム業界に強い転職エージェント・サイトを活用する
とくに、ゲーム業界に強い転職エージェントや転職サイトを活用することで、転職成功にぐっと近付けます。
まずは実際に求人を検索して、エージェントにゲーム業界への転職について相談してみましょう。
おすすめ転職エージェント | サービスの特徴 |
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ゲーム業界公開求人数:約1,400件|満足度:4.1 IT・Web・ゲーム業界専門転職エージェント 高年収のハイキャリア求人多数 20代30代40代50代以上 プログラマ/エンジニアプランナーディレクター/プロデューサーデザイナー経験者首都圏 |
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ゲーム業界公開求人数:約2,100件|満足度:4.1 未経験・第二新卒でゲーム業界を目指す人におすすめ ゲームプログラマーやゲーム系クリエイティブ職に強い 20代30代40代50代以上 プログラマ/エンジニアプランナーディレクター/プロデューサーデザイナーシナリオサウンド経験者未経験全国地方 |
5位:G-JOBエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る |
ゲーム業界公開求人数:約850件|満足度:3.5 ゲーム業界に特化した転職エージェント ゲーム業界独自のポートフォリオや書類作成支援あり 20代30代40代プログラマ/エンジニアプランナーディレクター/プロデューサーデザイナーシナリオサウンド経験者全国 |
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ゲーム業界公開求人数:約1,900件|満足度;4.0 IT・Web業界の求人情報に特化した転職サイト 20代30代40代50代以上 プログラマ/エンジニアデザイナー経験者未経験全国地方 |
〔求人数〕各サービス求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月18日時点
※検索システムによってゲーム開発業界のみの求人総数を取得できないものについては、該当する職種の合計値で記載
どの転職エージェントを利用するか迷った場合、ゲーム業界経験者・未経験者を問わず、まずは利用者からの評価が1位の『レバテックキャリア』に登録してみることをおすすめします。
『レバテックキャリア』はエンジニア・クリエイティブ職の求人数が豊富であることに加え、IT・ゲーム業界に詳しいキャリアアドバイザーが多く実践的なサポートが頼もしいと評判のI転職エージェントです。
その上で、求人数自体が少ないゲーム業界の転職にあたっては複数の人材紹介会社(転職エージェント)の併用が必須です。
上掲のおすすめ転職エージェントのなかから、あなたのシチュエーションに合ったエージェントに2~3社ほど登録しておきましょう。
あなたにとって最高の転職ができることを心から願っています。
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