20代薬剤師は転職できる?キャリアアップ&年収を上げる転職に必須の知識

20代の薬剤師の中には

  • 20代で転職しても良いの?
  • コロナの影響で転職は難しくなってる?

と考えている人も多いのではないでしょうか。

結論として、コロナ禍でも若手薬剤師の需要は高いため、それほど長期に渡る転職活動をしなくても、次の職場は見つかるでしょう。

ただ、無計画に行動するのではなく、転職市場の情報や転職を成功させるコツを事前に押さえておく必要があります。

そこで本記事では転職のプロとして多くの薬剤師転職をサポートしてきた私が「20代薬剤師が転職する上で押さえるべきポイント」を解説します。

  1. 20代薬剤師は転職しやすい!積極的に挑戦してもOK
  2. 20代薬剤師が転職しやすい4つの理由
  3. 20代薬剤師が転職に成功するために押さえるべき4つのポイント
  4. 【20代】薬剤師に特化したおすすめ転職サイト5選
  5. 20代薬剤師が転職したいと考える4つの理由
  6. 20代薬剤師が転職する上で知っておきたい業種別の実態
  7. 【Q&A】20代薬剤師の転職に関する疑問を解説

すべてを読めば、20代の薬剤師が転職すべきなのか、納得できるような決断をすることができるでしょう。

1.20代薬剤師は転職しやすい!積極的に挑戦してもOK

コロナ禍では様々な業界・職種で転職難易度は高まりましたが、若手の薬剤師に至っては、それほど大きな影響が出ているわけではありません。

そもそも薬剤師をはじめとする医療専門職(※)は、他の職種より求人倍率が高く、全体職種が0.95倍であるのに対して、2.1倍と高水準を維持しています。(参考:厚生労働省

※医師、歯科医師、獣医師、薬剤師を含む

実際に、当サイトが薬剤師専門転職サイトのキャリアコンサルタントに独自取材を行った結果、「20~30代であれば、満足のいく転職ができる市場感」との回答が返ってきました。

Q.コロナ禍で転職難易度は高まっていますか?

20代~30代の方であれば、コロナ禍であっても十分に満足のいく転職ができる市場感です。特に大手企業は新卒・若手採用に注力していますし、年収も上昇傾向にあります。

詳しくは、『薬剤師の人生を照らす転職を――薬剤師満足度No1『薬キャリ』のコンサルタントによる「求職者ファースト」の転職支援とは』をご一読ください。

新卒から3~5年の転職がおすすめ

20代薬剤師の転職において、3~5年経ったあたりであれば、即戦力として、より評価されやすくなります。

薬剤師は他の職業に比べて、人材が不足しているため、3年以上の経験を積んできた人は引く手あまたです。

反対に、最初の職場を3年続けていないと「忍耐力がないから、またすぐに辞めるのではないか」などと評価される恐れもありますが、今の職場で3年間きっちり働けば、転職の際に忍耐力やスキルの面で心配されにくくなります。

また、5年以上の経験を積むことで、3年目に比べて責任ある仕事を任される機会が増え、1人で対応できる仕事の幅が広がってきます。同時に年齢的にも若いため、勉強や経験を積み重ねていける時期でもあるので、キャリアアップの転職には最適の時期と言えるでしょう。

採用者の観点からも採用しやすい

  • 即戦力となる
  • まだまだ成長の見込みがある
  • 吸収力が速い

採用担当者の観点では「即戦力となる可能性が高いこと」「成長の見込みがあること」から、プラスに捉えられやすくなります。

反対に10年以上のキャリアがある薬剤師の場合、採用担当者によっては「ベテランのため新たな知識の習得が難しいのでは?」と判断することもあるでしょう。

そのため、どの職場でも即戦力として使えるうえに、新しいことにおいても吸収が速いと思われているため、新たなことに挑戦するには5年目での転職をおすすめします。

2.20代薬剤師が転職しやすい4つの理由

20代薬剤師が転職しやすい理由は以下4つです。

それぞれを詳しく紹介していきます。

2-1.ポテンシャル採用の可能性がある

20代での薬剤師転職であれば、ポテンシャル採用の可能性があります。

今までの実績や経験値ではなく、求職者のポテンシャルで採用する企業は非常に多いです。

事実、求人情報をみてみると下記のような応募がありました。

出典:薬キャリ

20代での転職では、今までの実績以上にあなたの将来を重視する傾向があります。

そのため、面接や履歴書では「労働意欲」や「向上心」をアピールしましょう。

2-2.前向きな転職理由であれば高評価につながりやすい

20代の転職でも、キャリアアップのような前向きな理由であれば、高評価につながりやすいです。

新しい職場へのチャレンジは、採用企業側から「将来を見据えて向上心のある人だ」という印象を持ってもらえます。

面接のポイントは以下の通りです。

  • 「キャリアアップをしたい!」などの前向きな理由をアピールする
  • 新たな職場で働きたい理由を明確にする
  • 前の職場への悪口は言わない

特に前の職場の悪口を言うと「この人は、嫌なことがあるとすぐに会社を辞めるかもしれない」と思われかねません。

そのため、面接時はなるべくネガティブな転職理由は控え、ポジティブに伝えられるように事前に準備しておきましょう。

2-3. 30代に比べて異業種の転職にもチャレンジしやすい

20代は「ポテンシャル」が重視されるため、30代に比べて異業種の転職にもチャレンジしやすいです。

30代は即戦力であることが求められる

30代以上の薬剤師転職は「ポテンシャル」ではなく、即戦力であるかどうかが採用の判断基準になるでしょう。

そのため、現状で異業種への転職を考えているのであれば、20代のうちに行動を起こすことがおすすめです。

2-4.年収が下がるリスクが低い

20代の転職は、年収が下がるリスクが低く「転職しやすい」です。

入社して間もない20代の内は、転職をしても対して年収が変わらないケースが多いようです。

反対に、30代での転職は大幅に年収が下がってしまうリスクがあるでしょう。

また転職先によっては、20代の薬剤師でも年収が上がる可能性があります。

MR
(医療情報担当者)
580万円
CRA
(診療開発モニター)
557万円
ドラッグストア512万円
調剤薬局488万円
研究職・開発職478万円
病院434万円

参考:マイナビエージェント

以下の口コミのように、病院から製薬会社へ転職をすると、年収が100万円アップするかもしれません。

病院から調剤薬局に転職して年収が100万円上がった

口コミ・評判

匿名さん

私は調剤薬局に転職しましたが、病院での勤務経験が10年ほどあったので、びっくりするほど仕事が楽に感じました。

しかも、給与は年収で100万円もアップしたのです。

出典:Yahoo!知恵袋

ここまで、20代薬剤師が転職しやすい4つの理由について紹介しました。

次章では、20代薬剤師が転職に成功するために押さえるべき4つのポイントを紹介していきます。

3.20代薬剤師が転職に成功するために押さえるべき4つのポイント

20代薬剤師が転職に成功するために押さえるべきポイントは以下4つです。

それぞれを詳しく紹介していきます。

3-1.転職理由と目的を明確にする

まず転職を考える前に、転職理由と目的を明確にしましょう。

「一時の感情」「日々のストレス」など、転職の理由や目的は人によってさまざまでしょう。

そんな時、理由や目的を深掘りすることで「転職すべき時期は今なのか」「そもそも本当に転職すべきなのか」を、冷静に判断することができます。

薬剤師の主な転職理由や目的は以下です。

  • 職場の人間関係がうまくいかない
  • 年収が低い
  • 労働条件が良い職場で働きたい
  • スキルアップしたい

上記は例の1つですが、自身の転職理由や目的を明確にし、深堀り行うことで「今転職すべきなのか、本当は一時の気持ちではないのか」という判断がつくようになるでしょう。

3-2.転職後になりたい将来像を考える

転職理由と目的を明確にしたら、なりたい将来像を考えます。

「なりたい将来像」は、転職活動の軸となるためです。

また、将来像を設定することは、今転職することが本当に賢明なのかを判断する鍵にもなります。

特に以下ポイントを具体化しておきましょう。

  • 転職の目的・理由
    …なぜ転職したいのか
  • 転職後の将来像
    …仮に転職に成功したとして、5年後、10年後にどんな自分になっていたいか
  • 転職の必要性
    …今の就業先では実現できないことなのか、必ず転職しなければいけないのか
  • 転職に求める条件
    …仕事内容・社風・年収など

そして、転職に求める条件については、必ず優先順位をつけておきましょう。

3-3.自己分析・キャリアの振り返りを行う

次は自己分析・キャリアの振り返りを行いましょう。

《重要な理由》

これまでどんな仕事をしてきたのかを整理し、「自分にはどんな仕事が合っているのか」を知ることで、より自分自身にマッチした転職先を探すことができます。

また、志望先に自分の強みをうまくアピールし、弱みをうまくカバーするためにも必要な作業です。

転職先に対して夢ばかりが膨らんでしまうと、いざ就職した時に思ったほどうまくいかなかったり、「実際に就職してみたら、自分には合っていなかった…」と後悔したりする恐れがあるでしょう。

自己分析やキャリアの振り返りをし、今の自分が持っているものや過去の経験を書き出すことで、本当に自分にマッチした転職先がどこなのかが見えるようになります。

《具体的な方法》

「転職理由と目的を考える」でご紹介したポイントを、紙に書き出してみましょう。

文字にすることで、自分の現在の状況や今後求められる行動などが明らかになり、書類作成や情報収集が行いやすくなります。

当サイトでは「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」コラム内で、自己分析の方法をシート付きでご紹介しています。

出典:プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】

このシートを使ってぜひ自己分析を行ってみてください。

3-4.薬剤師の最新情報を入手する

転職を成功させるためには、薬剤師の最新情報を入手することは大事です。

十分な情報収集をせずに転職をしてしまうと、転職後に「思っていた職場と違った、転職したい…」と後悔してしまうケースがあるでしょう。

そこでこの章では、薬剤師の情報を手に入れる方法を2つ紹介します。

それぞれを詳しく紹介していきます。

(1).薬剤師の友人から現場の声を聞く

薬剤師の友人から現場の声を聞くことは、非常に大切です。

友人の薬剤師の情報は、リアルな本音を聞けるからです。

特に以下の現場の声を聞くといいでしょう。

  • どの勤務地がおすすめか
  • 残業が少ない職場はどこか
  • 働きやすい職場の特徴

上記を聞くことで、リアルな現場の情報を手に入れることができるため、自身の希望に合った転職活動ができるようになるでしょう。

「情報を鵜呑みにしすぎるのも良くない」

友人からの情報は、あくまで個人の主観だったり、その職場限定の話だったりしてしまいます。

そのため、複数の人から話を聞く、業界の専門家に相談するなどして様々な情報を手に入れるのがおすすめです。

(2).薬剤師転職サイトで専門家に相談する

転職情報を手に入れるのに一番おすすめな方法は、薬剤師転職サイトで専門家に相談することです。

先ほど述べた通り、友人の現場の声だけでは情報に偏りが起こったり、個人の主観が入ったりしてしまいます。

反対に転職サイトでは、薬剤師の専門コンサルタントが「独自の転職ノウハウ」を提供してくれます。

薬剤師転職サイトを使うメリット

  • 薬剤師業界の専門家に相談できる
  • 優良な求人を沢山保有している
  • 独自の転職ノウハウを教えてもらえる

そこで次章では、20代薬剤師に特化したおすすめ転職サイトを紹介していきます。

4.【20代】薬剤師に特化したおすすめ転職サイト5選

ここで紹介していく転職エージェントは、下記3つの基準で選んでいます。

選ぶ基準

  • 求人の質・量
    …薬剤師の求人も十分にあり、優良案件が多い
  • 提案力
    …業界の経験の有無に関わらず、希望条件に合った求人を紹介してもらえる
  • サポート力
    …求職者一人ひとりのニーズに合った面接・書類対策など、選考対策を丁寧に行ってくれる

20代薬剤師におすすめの転職サイト5社を紹介します。

転職サイト公開求人数 | 利用満足度
1位.
薬キャリ
1.2万件 | ★★★★☆4.2
利用者満足度No.1!スピーディーで丁寧なサポート
2位.
マイナビ薬剤師
6.2万件 | ★★★★☆4.0
全国の求人を網羅しており、サポート力が高い
3位
ファルマスタッフ
6.2万件 | ★★★★☆4.0
薬剤師の求人数No.1!手厚いサポートが好評
4位
ファーマキャリア
3.9万件 | ★★★★☆3.9
あなたの希望に合わせた好条件求人を提案してくれる
5位
リクナビ薬剤師
5.4万件 | ★★★★☆3.7
リクルートが運営する、大手薬剤師転職サイト

※求人数は2021年3月現在

それぞれ詳しく紹介していきます。

1位.薬キャリ|実績豊富で満足度95%

『薬キャリ』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

公式サイト:
https://agent.m3career.com/

当サイトでは薬キャリのコンサルタントにインタビューを行いました!

薬キャリの強みコロナ禍における薬剤師の転職事情をお話いただいたので、転職を検討している方はぜひご覧ください。

こちらをタップ ▼
薬剤師の人生を照らす転職を――薬剤師満足度No1『薬キャリ』のコンサルタントによる「求職者ファースト」の転職支援とは

2位.マイナビ薬剤師|親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、6万3,000件以上の求人を掲載しています。

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

3位.ファーマキャリア|好条件求人をオーダーメイドで提案

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
https://pharmacareer.jp

4位.ファルマスタッフ|調剤薬局と派遣の求人が豊富

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスであるため、薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。

また、派遣求人の数を業界で最も多く保有している点も特徴です。

さらに、20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力であると言えます。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

5位.リクナビ薬剤師|優秀なアドバイザーが全面サポート

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

公式サイト:
https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

ここまで、20代薬剤師に特化したおすすめ転職サイト5選について紹介しました。

次章では、20代薬剤師が転職したいと考える4つの理由紹介していきます。

5.20代薬剤師が転職したいと考える4つの理由

「20代薬剤師が転職したい!」と考える主な理由は以下4点です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

5-1.職場の人間関係がうまくいかない

「職場の人とうまくいかない…」という悩みを抱えて、転職を考える方は多くいるようです。

薬剤師の転職理由で多いのが、人間関係

口コミ・評判

匿名さん

薬剤師の転職理由で多いのが、人間関係。
私なりに考察すると、女性が中心の職場だからです。
上にいる女性ほど人間関係をややこしくするお局さんがまじで多い。

出典:Twitter

このように、薬剤師の職場は女性が多く、他の薬剤師と人間関係でトラブルになるケースが多いようです。

人間関係は簡単に解決することはできないため、悩みを抱えているのであれば転職を検討しましょう。

5-2.年収が低い

年収が低いので、キャリアアップのために他の職場への転職を考える方も多くいます。

チェーン薬局で給料アップを目指しています

口コミ・評判

匿名さん
病院薬剤師ですが転職を考えています。
神奈川の病院ですが30歳前半で公立病院です。
週休二日で年収600万程度です。しかし将来的には800万くらいにしか昇給しません。
あまりいい待遇ではないため神奈川県内のチェーン薬局で給料アップを目指しています。 

出典:Yahoo!知恵袋

転職理由は年収アップでした

口コミ・評判

匿名さん
転職のキッカケになる最も大きな転職理由は、人間関係のトラブルのようなネガティブなものや年収アップでした。

出典:Twitter

この悩みは「病院薬剤師」に多く、2-4.年収が下がるリスクが低いで載せた通り、勤務地のなかでは一番平均年収が低いです。

そのため、仕事内容には満足しているが、年収が低いために転職を考えている方は多いようです。

5-3.労働条件が良い職場で働きたい

労働条件が良い職場で働きたいという方も多くいるようです。

より待遇がよい病院に転職

口コミ・評判

匿名さん
今の業務量と給与のバランスが悪いといったような理由で、より待遇がよい病院や給与の高い薬局などに転職していくのではないかと感じています。

出典:Twitter

「残業時間と給料が比例しない」「どんなに長く勤務しても給料が上がらない」という不満を抱えている人は多いです。

特に人手が少ない職場では、毎日のように残業があるのも珍しくありません。

残業が多くプライベートや家庭との両立ができないため、転職を考えるのは無理がないことだといえます。

5-4.スキルアップしたい

「スキルアップしたい」という思いから転職を考える方も多いようです。

薬剤師としてスキルアップしたい

口コミ・評判

匿名さん
薬剤師としてスキルアップしたいな。

出典:Twitter

薬剤師としてスキルアップしたい気持ちがある

口コミ・評判

匿名さん
薬剤師としてスキルアップしたい気持ちと薬剤師なんかやめてやるって気持ちが交互にきます。

出典:Twitter

1つの職場を長く続けていると、毎日同じような業務になりがちです。

「やりがいを感じられないな」「新しいスキルを身に付けたい」と思い、病院から薬局や薬局からドラッグストアに転職する方も少なくありません。

ここまで、20代薬剤師が転職したいと考える4つの理由について紹介しました。

次章では、20代薬剤師が転職する上で知っておきたい業種別の実態紹介していきます。

6.20代薬剤師が転職する上で知っておきたい業種別の実態

この章では、20代薬剤師が転職する上で知っておきたい業種別の実態を以下の順序で紹介していきます。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

6-1.高収入を狙うならドラッグストアかMR

高収入を狙うのであれば、「ドラッグストア」か「MR」への転職を目指しましょう。

各業種別に見た平均年収は以下の通りです。

MR
(医療情報担当者)
580万円
CRA
(診療開発モニター)
557万円
ドラッグストア512万円
調剤薬局488万円
研究職・開発職478万円
病院434万円

参考:マイナビエージェント

この表からわかる通り、高収入の求人を狙う方はドラッグストアやMRへの転職をおすすめします。

さらに詳しく「ドラッグストア」「MR」について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

6-2.MR・研究開発職は平均残業時間が長い傾向にある

「MR」「研究・開発職」は平均残業時間が長い傾向にあります。

各業種別に見た月の平均残業時間は以下の通りです。

MR*217.8時間
研究・開発職*217.2時間
病院*114.7時間
CRA*213.8時間
調剤薬局
ドラッグストア*1
9.6時間

出典:*1マイナビ薬剤師アンケート *2doda調べ

調剤薬局・ドラッグストアは、月の平均残業時間が9.6時間でしたが、店舗によって残業時間に大きく差が出るため、募集要項に注意する必要があるでしょう。

6-3.公務員薬剤師は年齢制限があるため、急いだ方が良い

薬剤師の中で、年齢制限があるのは「公務員薬剤師」です。

公務員薬剤師は安定性があり、生涯年収の高く、福利厚生も充実しているため人気の業種です。

公務員薬剤師になるには、公務員試験を受ける必要がありますが、いずれも年齢制限が設けられています。

公務員薬剤師には3通りの働き方がある

  • 国家公務員薬剤師
  • 地方公務員薬剤師
  • 麻薬取締官

「国家公務員薬剤師、麻薬取締官」の場合は30歳未満であること、「地方公務員」の場合は20代後半~30代前半と自治体によって異なります。

そのため、「公務員薬剤師になって安定性&高収入を目指したい」という方は早めの決断がおすすめです。

さらに詳しくに公務員薬剤師について知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

6-4.転職後に身につくスキルは業種ごとに異なる

転職後に身につくスキルは業種ごとに異なります。

各業界で身につくスキルは以下の通りです。

 スキルと特徴
調剤薬局調剤経験を積み「管理薬剤師」を目指せる
ドラッグストア一般医薬品への知識が深まるが、キャリアアップには不向き
病院
薬剤師
  • 急性期
    …多くの種類の症例が見られるため、キャリアアップが図れる
  • 慢性期
    …一人の患者と向き合うため、かかりつけ医療への理解は深まるが、表面的なキャリアアップには不利
MR認定資格あり、他業界の営業への転職が可能
CRA英語力・新薬に関する情報に精通できる
研究
開発職
製薬企業以外の開発職に有利だが、調剤経験がないため薬剤師への転職には不向き

各業界で学べることは異なるため、転職前に将来のキャリアを考えておくことが重要です。

転職理由と照らし合わせ、最適な業界・働き方を選択しよう

ここまで説明してきたように、業種によって特徴はさまざまで、人によって合う業界・働き方はわかれます。

勤務地平均年収残業時間
MR580万円17.8時間
CRA557万円13.8時間
ドラック
ストア
512万円9.6時間
調剤薬局488万円9.6時間
研究
開発職
478万円17.2時間
病院434万円14.7時間

「高年収、好待遇、難易度低く、やりがいある」という『理想の職場』は存在しません。

そのため、自分がなぜ転職するのか、仕事において何を重視しているのかを再度考えて、自分に最適な業界を考えましょう。

7.【Q&A】20代薬剤師の転職に関する疑問を解説

20代薬剤師の転職に関するよくある疑問は以下3つです。

それぞれを詳しく紹介していきます。

7-1.派遣薬剤師とパート薬剤師の違いはどこにありますか?

派遣薬剤師とパート薬剤師の違いは、以下の通りです。

収入社内研修
役職アップ
残業
有休消化
パート低いあり
  • 多い
  • 消化しにくい
派遣高いなし
×
  • 少ない
  • 消化しやすい

パート薬剤師を続けることによって、将来的に「管理薬剤師」になり高年収を狙うことも可能です。

詳しくに管理薬剤師ついて知りたい方は、以下記事を参考にしてください。

派遣では初期から安定した年収を得られるうえ、「子供を迎えに行く」「イベントのために欠席する」などプライベートを優先した働き方も可能です。

ただ20代での働き方としては、パート薬剤師を続けて管理薬剤師へのキャリアの道を残しておくことをおすすめします。

7-2.今後薬剤師に求められるスキルはなんですか?

患者の容体に合わせて医者と連携し、疑義照会を行うスキルです。

これは、薬剤師が処方箋の記載に不明点を感じたとき、作成者に対して内容確認を行うスキルのことです。

AIの台頭によって、ただ薬を揃えて渡すよりも「かかりつけの対人を中心とした業務」が必要とされています。

7-3.業種を変えるほかに年収を上げる方法はありますか?

勤務地にこだわりがなければ、地方への転職をおすすめします。

調剤薬局やドラッグストア、病院では「地方のほうが都市部よりも年収が高い」傾向があります。

また療養病床は、一般病床に比べて人気で劣るため、薬剤師の確保のために待遇を上げているところが多いです。

さいごに

今回は「20代薬剤師の転職」についてを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

20代の薬剤師転職は「即戦力として採用されやすい」「さらなる成長の見込みがある」5年目での転職がおすすめです。

ただ、コロナ禍により求人数は減少しているため、転職を慎重に考えることも大切です。

もし一人では答えが出せないという方は、転職サイトのキャリアコンサルタントに相談するのをおすすめします。

20代薬剤師におすすめの転職サイト5選

あなたの人生が豊かになることを願っています。