薬剤師免許の更新や届出票の提出方法|忘れたらどうなる?氏名や住所変更の方法まで徹底解説!

薬剤師 免許 更新

「薬剤師免許は更新が必要?不要?」
「薬剤師免許の更新を忘れたらどうなる?」

と考えていませんか。

結論として、薬剤師免許の更新は不要ですが、2年に1回の届け出が必要で、もし忘れると原則、罰金を払うこととなります。

この記事では、これまで薬剤師のキャリアをサポートしてきた私が、薬剤師免許の届け出書類の提出方法、忘れた場合の対処方法等をご紹介します。

(目次)

  1. 薬剤師の免許更新は不要!2年に1回届け出をする
  2. 薬剤師免許の届け出期日や提出方法
  3. 薬剤師免許の届け出を忘れないための方法や忘れた場合の対処方法
  4. キャリアアップしたい薬剤師におすすめの転職エージェント5選
  5. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
  6. 【図解】転職エージェント利用の流れ

この記事を読めば、薬剤師免許の届け出方法について、また届け出を失念しないためにはどのようにしら良いか、詳しく知ることができます。

1.薬剤師の免許更新は不要!2年に1回届け出をする

基本的な知識として、薬剤師免許の「更新」は不要ですが、「届け出」は義務であることを忘れないようにしましょう。

薬剤師免許は薬剤師国家試験合格後に一度申請を行った後は、更新する必要はありません。

しかし、2年に1度、12月31日時点の状況を翌年1月15日まで(1月15日が休日の場合は1月16日まで)に届け出を行うことが法律で義務付けられています。

薬剤師免許の届け出に関する概要については、簡単にまとめると以下のようになります。

  • 日本国内に居住している薬剤師免許を持っている人全員
  • 2年に1度
  • 12月31日現在における所在地、従業地、従事している業務の種別等

次の章では、薬剤師免許の届け出について、さらに詳しく解説します。

2.薬剤師免許の届け出期日や提出方法

ここでは、薬剤師免許の届け出について、以下の順に詳しく紹介します。

ひとつずつ、見ていきましょう。

2-1 届け出の対象者

届け出を行う必要がある人は以下の人です。

日本国内に住所があり、日本の薬剤師名簿に登録されている全ての薬剤師
  • 現在、子育て中で主婦をしているなど、薬剤師として勤務していない場合も対象です。
  • 12月31日時点で海外に居る場合も、日本国内に住所がある場合、対象となります。
  • 12月31日時点で住所を国外に移動している場合には、届出は不要です。

2-2 届け出の期限と書類の入手方法

(1).提出期限

該当する年度の翌年1月15日まで(1月15日が祝日等の場合は1月16日まで)

(2).書類の入手方法

薬剤師として勤務中の人の場合、届け出の書類は提出前年の12月14日頃に最寄りの保健所から、勤務する病院・診療所・薬局などに郵送されます。

その他の入手方法は

となります。

薬剤師として勤務していない場合は、自分で書類を入手する必要がありますので、上記の方法で書類の入手を行ってください。

2-3.届け出書類の提出方法や手数料

(1).書類の提出方法

必要事項を記入後、最寄りの保健所へ提出するのが一般的な提出方法です。

どこに提出したらいいかわからない場合は、こちらで調べることができます。→ 保健所管轄区域案内

薬剤師として勤務している場合は、職場ごとにまとめて提出してくれる場合もあります。

その他の提出方法としては

  • 郵送
  • オンライン申請(対応している自治体のみ)

があります。

郵送の場合は、提出期限に間に合うように投函をしましょう。

オンライン申請は、自治体によって対応・非対応の場合がありますので、お住いの自治体のホームページを確認してみてください。

(2).手数料

届け出に際して、特段の手数料は不要です。

郵送で提出する場合は、切手代などがかかります。

2-4.結婚・引っ越し等の場合|薬剤師免許書き換え交付の方法

薬剤師免許を取得してから結婚した場合や、引っ越しをして住所が変わった場合などは、薬剤師免許書き換え交付を行う必要があります。

手続きの期間は変更が生じた日から30日以内です。

(1).必要書類

  • 薬剤師名簿訂正申請書
  • 薬剤師免許書換交付申請書
  • 戸籍謄本又は抄本(発行後6ヶ月以内のもの)
  • 薬剤師免許証
  • 印鑑

申請書は、住所地の保健所窓口で入手可能です。

万が一、30日以内に提出できなかった場合は「遅延理由書」も提出します。

(2).申請にかかる手数料

  • 登録免許税(収入印紙)/1,000円
  • 収入印紙/2,750円

収入印紙は郵便局等で事前に購入してください。(保健所では販売していません)

(3).保健所で手続きを行う

申請書類と手数料が用意できたら、お住いの地域の保健所で手続きを行います。

参考:剤師名簿の訂正薬剤師免許証の書換交付

3.薬剤師免許の届け出を忘れないための方法や忘れた場合の対処方法

薬剤師免許の届け出は、法律で定められているため、忘れないようにする必要があります。

しかし、薬剤師として勤務していない場合は、うっかり忘れてしまうこともあり得ますので、忘れてしまった場合の対処方法もご紹介します。

3-1.届け出日を忘れない方法

薬剤師の届け出は、2年に1回ですが、届け出日は毎回同じなので、覚えてしまいましょう。

提出期限は、奇数年の1月15日
(祝日の場合は16日)

これまで2017(平成29)年、2019(平成31)年と奇数年の年に提出期限が来たので

今後は、

2021年(令和3年)1月15日
2023年(令和5年)1月15日
2025年(令和7年)1月15日



と2年ごとに続きます。

忘れっぽい人は、カレンダーなどに印をつけておくなど対策をしておきましょう。

3-2.やむを得ず間に合わない場合は予め保健所に相談する

なんらかの理由で、提出が期限に間に合わないとわかった場合には、早めに最寄りの保健所に相談をしておきましょう。

この後の章でご紹介しますが、故意に届け出をしないなど悪質なケースでは罰金を科せられる場合もあるからです。

あらかじめ提出が遅れることを伝えておけば、罰金の対象にならないよう対応してもらえる可能性があります。

3-3.届け出が間に合わなかったら原則罰金を科せられることもある

もし、届け出を1月15日までに行わなかった場合、また間に合わなかった場合、原則として薬剤師法の規定により50万円以下の罰金が科せられます 。

ただし、故意に届け出をしない、何年も届け出を怠る等、よほど悪質な違反でない限り、罰金までは科されないことが多いようです。

もし、届け出を忘れた場合、薬剤師資格確認検索システムへの登録が抹消されます。

薬剤師資格確認検索システムは、厚生労働省に登録されている薬剤師を検索できるシステムです。

転職活動中などに、転職先企業が応募してきた人の本人確認のために使用する場合もありますから、情報が抹消されてしまったら、就職や転職に不利になることが確実です。

このため、現在求職中の場合や、薬剤師として働いていない人も必ず届け出を行いましょう。

もし届け出を忘れたことに気がついたら、急いで最寄りの保健所に相談してください。

なんらかの対応をしてもらえる可能性があります。

将来的に、転職してもっと薬剤師としてキャリアアップしたい方は次の章をお読みください。

4.キャリアアップしたい薬剤師におすすめの転職エージェント5選

薬剤師としてキャリアアップを目指す方におすすめの転職エージェントを5つ選びました。

下記は、200名の口コミの結果から採点した薬剤師転職エージェントの総合ランキングです。

  求人数・質 提案力 サポート力
薬キャリエージェント
4.1

4.3

4.1
マイナビ薬剤師
4.2

4.2

3.7
ファルマスタッフ
3.9

3.8

4.1
ファーマキャリア
4.2

3.4

4.1

リクナビ薬剤師


4.2

3.9

3.4

転職エージェントは、担当するキャリアアドバイザーの相性や質が重要ですから、数社登録して面談をしてみて、一番良いと思ったところを活用することをおすすめします。

面談を受けて、最終的に転職をしないことに決めても全く問題ないので、まずは気軽な気持ちで一歩を踏み出してみましょう。

それでは、ひとつずつご紹介します。

4-1.薬キャリエージェント|求人数が多く、交渉力が強い転職エージェント

薬キャリ

『薬キャリエージェント』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、(※エムスリーキャリア調べ)調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

公式サイト:
https://agent.m3career.com/

4-2.マイナビ薬剤師|豊富な求人数と面談の安定感

マイナビ薬剤師

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、54,673件の求人を掲載しています

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

※マイナビのプロモーションを含みます。

※マイナビのプロモーションを含みます。

4-3.ファルマスタッフ |20代正社員薬剤師から高評価&派遣も対応

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

特に調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスです。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。正社員求人だけでなく、派遣求人も多く扱っています。

20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力です。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

4-4.ファーマキャリア |希望に沿った好条件求人を提案

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
https://pharmacareer.jp

4-5.リクナビ薬剤師|優秀なコンサルタント・ドラッグストア求人1位

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

5転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

6【図解】転職エージェント利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

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7.さいごに

薬剤師免許は、更新は不要ですが、2年に1回の届け出を行う必要があります。

対象者は、日本国内に居住している全ての薬剤師免許保持者です。

今後の届け出期限(直近)は、
2021年(令和3年)1月15日
2023年(令和5年)1月15日
2025年(令和7年)1月15日


と奇数年ごとに行われますので、忘れないように手続きをしましょう。

キャリアアップのために転職をする場合は、ぜひおすすめの転職エージェントに登録してみてください。

上位3サイト(『薬キャリエージェント』、『マイナビ薬剤師』、『ファルマスタッフ』)は薬剤師向けのサポートが特に手厚いという評価を受けているため、すべて登録しておくと、転職成功に大きく近づくでしょう。

なお、それぞれのサイトの利用者からの評判を知りたい方は、以下を参考にしてください。

あなたの転職活動がうまくいくよう、心から願っています。