「ビズリーチでヘッドハンターにランクがあるけど、ランクが高ければ高いほどいいの?」「どういうヘッドハンターを選んだらいいんだろう」と思っていませんか。
ヘッドハンターの選び方によっては、自身の転職先の選び方が大きく変わり、転職成功率も左右されます。
この記事では、現役コンサルタントである私が、ヘッドハンターのランク、選び方のコツについて以下の流れでお伝えいたします。
全て読めば、ヘッドハンターのランクとは何か、どういうヘッドハンターを選んだらいいか分かるでしょう。
目次
1.ビズリーチのヘッドハンターランクとは
ビズリーチでは、各ヘッドハンターの評価を可視化するために、以下の項目をもとにランク付けを行っています。
- 直近6か月の採用決定人数
- 採用された会員の決定年収
- 送信したプラチナスカウトの返信率
上記の3つをもとに5点満点で評価を行い、Sから新規加入までのランクごとに分かれています。
- Sランク・・・4.0~5.0
- Aランク・・・3.5~4.0
- Bランク・・・3.0~3.5
- Cランク・・・2.5~3.0
- Dランク・・・2.5未満
- 新規加入・・・スコアなし
ヘッドハンターの評価や得意領域は、以下の図のように表示されます。
ここまでのまとめ
以上のことから、点数が高いほどヘッドハンターが優秀である可能性は高いです。
転職者が転職した後の満足度は関係ないので、ヘッドハンターによっては営業感が強まってしまう可能性が高いです。
そのためあなたが納得のいく転職をするためにも、次章で紹介するコツをしっかり押さえてヘッドハンターを探すようにしましょう。
2.自分に合った優秀なヘッドハンターを選ぶための注意点3選
自分の転職を成功に導くためには、自分に合ったヘッドハンターに担当してもらうことは必須です。
そのため以下のことを意識して、ヘッドハンターを選ぶようにしましょう。
- ヘッドハンターのスコアをチェックする
- 希望する業界・職種に強いかどうか確認する
- 自分のプロフィールを充実させておく
順に説明していきます。
2-1. ヘッドハンターのスコアをチェックする
まずはヘッドハンターが、どれくらいのスコアを保有しているのか確認しておきましょう。
以下の項目に沿って点数が明確に提示されているので、点数が高いほど信頼性は高くなります。
- 直近6か月の採用決定人数
- 採用された会員の決定年収
- 送信したプラチナスカウトの返信率
そのため、「2-2. 希望する業界・職種に強いか確認する」の項目と加えて、できるだけ点数が高いヘッドハンターを選ぶようにしましょう。
2-2. 希望する業界・職種に強いか確認する
担当のヘッドハンターが自分が希望する業界・職種か確認するようにしましょう。
以下の赤い枠内で確認できます。
加えて彼らが強い業界・職種だけでなく、保持している求人までも見ることができますので、合わせて確認することをおすすめします。
2-3. プロフィールの任意項目を充実させておく
任意項目もしっかりと記載しておくようにしてください。
なぜならヘッドハンターは気になった人にスカウトも出すので、しっかり記入している人の方が見られやすいうえに、スカウトもかかりやすいです。
その際、特にしっかり記入して欲しいところは以下の4つです。
それでは順に説明していきます。
No.1|職務要約
まずは職務要約です。
ビズリーチ公式ページの引用になりますが、下記5点を意識して書きましょう。
- コアスキルに書いたキーワードはすべて含める
- 主観的な内容や表現は排除し、客観的な視点で事実を伝える
- 経験に対する成果は具体的な数字やファクトで表現する
- 職務経歴をまとめるのではなく、キャリアストーリーとしてまとめる
- コアスキルを証明できるように構成する
例:
大手総合商社のビズリーチ商事で審査部門からキャリアをスタートし、最初の7年間は事業投資及び事業戦略の立案、次の4年間は投資先事業の組織作り・事業立ち上げを行って参りました。
のべ700件の事業投資審査と75件(計2200億円)の投資判断を行った実績を持ち、豊富な事業構造分析の経験から、事業戦略の策定・実行を最も得意としております。
事業運営の成功事例としては、米国ケーブルテレビ会社との合弁子会社、ビズリーチ・ケーブルテレビ社にプロジェクト責任者として出向した際、戦略立案からオペレーションまで担当。 2年間で売上100億円達成、国内トップシェア(70%)の獲得を実現し、対象者5万人中3人の社長表彰を受けました。
私費留学にてMBA(ルクサ大学大学院)取得後、現在はポストIPOベンチャーのビズリーチ・コマース社にて、事業管理部にて経営企画、事業戦略、M&A 案件を担当しております。英語はビジネスレベルで使用可能です。
引用:ビズリーチ公式ページ 「職務経歴アドバイス」より
No.2|コアスキル
次にコアスキルを記入します。
今いる業界に紐づくような知識やスキルの優位性を書くと、受けが良いです。
特記事項は、キャリアに空白がある場合や、出版経歴などがあれば書きましょう。
もし特に書く事がない場合は、メッセージボックスとして転職全般に関する希望を書きましょう。
例えば、『年収は低くても良いので、事業立ち上げの経験を求めます』などです。
あるいは、「良い案件があればすぐにでもキャリアアップをしたいと考えております」と入力すれば、ヘッドハンターも気合をいれて案件を紹介してくれるのでおすすめです。
No.3|希望年収
次に希望年収ですが、あまり高く設定しすぎるとスカウトが減ってしまうので、気をつけましょう。
ただし、「本当に良い案件があった時だけたまにスカウトが来れば良い」と考えている方は、あえてハードルを上げてしまうのも手です。
No.4|希望業種・職種・勤務地
次に、希望職種・業種・勤務地を入力していきますが、こちらは注意が必要です。
基本的にハイキャリア向け案件は、今までの経験を活かすことが前提で、未経験者については取り扱いはされないケースが多いため、最初の方に書いた経験職種や業種となるべくリンクさせましょう。
さっき何を入力したっけ…という方も、一通り入力が終わった後に修正できますので、安心して次に進みましょう。
まずは希望業種から書きます。
次に、希望職種です。
最後に勤務地です。
より魅力的な人材だと判断されるためにも、細かいところまでしっかりと記載しておくようにしておきましょう。
3.良いヘッドハンターが見つからない方におすすめの転職エージェント3選
良いヘッドハンターと巡り会えなかった方のためにも、おすすめの転職エージェントを3つご紹介いたします。
- パソナキャリア|サポート充実・満足度No.1
https://www.pasonacareer.jp/ - JACリクルートメント|ハイクラス転職実績No.1
https://jac-recruitment.jp/ - リクルートダイレクトスカウト|ビズリーチのリクルート版
https://directscout.recruit.co.jp/
順にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
パソナキャリア|サポート充実・満足度No.1
『パソナキャリア(ハイクラス向け)』は、大手人材サービス会社「パソナグループ」が運営するハイクラス向け転職エージェントです。
豊富な求人数を誇る『パソナキャリア(ハイクラス)』は、充実したサポート体制が魅力のハイクラス向けの人材サービスです。
年収800万円以上のハイクラス求人が非常に豊富であり、ハイクラス転職にグッと近づくことができます。
また、『パソナキャリア(ハイクラス)』では多くの独占求人を保有しており、希少な求人を求めて登録する方も数多くいます。
なにより、注目すべきなのが利用者満足度の高さです。
2019〜2022年オリコン顧客満足度調査の転職エージェント部門において、4年連続総合1位を獲得し、実績と信頼を兼ね揃えたサービスであることは疑いようがありません。
CareerTheory編集部が行ったアンケート調査でも、「満足のいく転職ができた」「サポートがよかった」という声が多く寄せられています。
「なるべく多くのハイクラス求人を見比べたい」「サポート体制が整った転職エージェントを探している」とお考えの方は、『パソナキャリア(ハイクラス)』をぜひ利用してください。
JACリクルートメント|ハイクラス転職実績No.1
\n
『JACリクルートメント』は、ハイクラス求人に特化した転職エージェントです。
30年以上にわたり、約43万人を超える求職者の転職支援を行ってきた信頼と実績があります。担当するキャリアコンサルタントは、各業界・職種の専門知識と経営者視点を持つ少数精鋭のエキスパートなので、心強いパートナーとなるでしょう。
ロンドン発祥の日系転職エージェントということもあって、他の転職エージェントにはないグローバルな求人を多く扱っています。外資系企業や海外進出企業への転職を検討している方におすすめです。
\n
リクルートダイレクトスカウト(by リクルート)
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。
レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
また、専門性に満足できなかった場合、下記業界別に特化型のエージェントを併用すると良いでしょう。
おすすめエージェント | 業界別解説サイト | |
IT・Webエンジニア | リクルートエージェント | IT転職サイト・エージェントおすすめ11選 |
外資 | リクルートダイレクトスカウト | 外資転職に強い転職エージェント15選 |
管理職エグゼクティブ | リクルートダイレクトスカウト | エグゼクティブ管理職に強い転職エージェント9選 |
海外 | ビズリーチ | 海外就職でも困らない!目的・国別の転職エージェント20選 |
第2新卒/フリーター | リクルートエージェント | 第二新卒に強い転職サイト・転職エージェントおすすめ13選 |
女性 | type女性の転職エージェント | 女性におすすめの転職エージェントランキング!職種・年代別に比較して紹介 |
アパレル | クリーデンス | アパレル業界の転職で使う価値あるエージェント14選と活用法 |
看護師 | 看護roo | 看護師さん723人が選んだ転職サイトおすすめランキング |
薬剤師 | 薬キャリ | 薬剤師の転職サイト目的別おすすめ8選|15社を口コミ比較 |
介護 | レバウェル介護(旧:きらケア) | 介護転職に強い転職サイト・エージェントおすすめ14選 |
保育士 | ヒトシア保育 | 保育士転職サイトおすすめ14選|目的別にプロが厳選! |
4.ビズリーチの関連記事
ビズリーチに関してもっと詳しく知りたい方は、以下記事を参考にしてください。
- ビズリーチを利用すべき人の3つの特徴
- ビズリーチは利用すべき?500人の口コミ評判
- ビズリーチの悪い口コミ評判を徹底検証
- ビズリーチの2ch(5ch)での評判まとめ
- タレント会員ハイクラス会員の違い
- ヘッドハンターランクとは?
- プラチナスカウトとは?
- 審査落ち?断られる理由とは
- 退会方法
5.まとめ
いかがだったでしょうか。
上記で示したように、ヘッドハンターの選び方によって転職先や方向性も変わるので、まずは優秀なヘッドハンターに相談したうえで、転職活動をするようにしましょう。
また、自分に合ったヘッドハンターに出会うことができなければ、以下のような転職エージェントに相談するといいでしょう。
- パソナキャリア|サポート充実・満足度No.1
https://www.pasonacareer.jp/ - JACリクルートメント|ハイクラス転職実績No.1
https://jac-recruitment.jp/ - リクルートダイレクトスカウト|ビズリーチのリクルート版
https://directscout.recruit.co.jp/
あなたが最高の転職ができることを心から願っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。