薬剤師転職の落とし穴!失敗談から学ぶ「後悔しない転職」の極意

  • 初めての転職で失敗したくない
  • 失敗を回避する方法はあるのだろうか

と考えている薬剤師の方も多いでしょう。

あらかじめ失敗事例のパターンを把握し、適切な方向性で転職活動を進めていけば、失敗を最大限回避することができます。

一方、漠然とした方法や考えで転職先を選んでしまっては、後悔してしまうこともあるでしょう。

そこでこの記事では、転職エージェントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、失敗しない薬剤師転職の極意を、以下の流れで解説していきます。

(目次)

  1. 薬剤師の転職失敗談4選
  2. 転職に失敗する薬剤師の特徴
  3. 【求人探し編】薬剤師の転職を失敗しないためのポイント
  4. 【転職活動編】薬剤師の転職を失敗しないためのポイント
  5. 失敗しない転職を実現する薬剤師転職サイト5選

このページを読めば、薬剤師の転職について理解が進み、「失敗しない薬剤師の転職ノウハウ」がわかるでしょう。

薬剤師500名が選んだ人気の転職サイト

編集部が実施した薬剤師500名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての薬剤師におすすめの相談先です。

左右にスクロールできます。

おすすめ転職サイト口コミ満足度公開求人数おすすめポイント
薬キャリ ロゴ1位:薬キャリ (薬キャリエージェント)

4.3点

約4.0万件
  • 利用者満足度No. 1(編集部調べ)
  • 丁寧・親身なサポートが大好評
  • 病院・企業との強固なコネクション
ファルマスタッフ2位:ファルマスタッフ

4.1点

約4.5万件
  • 圧倒的公開求人数を誇る大手サイト
  • 20-30代薬剤師のキャリアアップ転職におすすめ
  • 正社員だけでなくパート・派遣求人も豊富
マイナビ薬剤師3位:マイナビ薬剤師

4.0点

約4.5万件
  • 全国に拠点があり地方にも強い
  • ドラッグストア・企業の求人は特に豊富
  • 求人検索システムが超使いやすいのも魅力

〔求人数〕2023年1月5日時点

 

1. 薬剤師の転職失敗談4選

当サイトが取得したアンケートの中から、特に多かった失敗事例を紹介します。

  1. 働き始めて人間関係が最悪なことに気づいた
  2. 残業が多く、体を壊してしまった
  3. 未経験の仕事に慣れることができなかった
  4. 漠然としたイメージだけで転職を決めてしまった

それぞれ詳しく見てみましょう。

1-1. 働き始めて人間関係が最悪なことに気づいた

口コミ・評判

A.Hさん(20代後半)
調剤薬局(中小) → 調剤薬局(大手)
ある中小調剤薬局に勤めていましたが、周りの同僚が何人も転職する姿を見て、自分も転職して今まで以上にいい環境を手に入れようと考えてしまいました。最寄駅で今よりも待遇のいい大手調剤薬局を目にしたので、深く考えずに面接を受けにいくと採用担当も親身に話を聞いてくれ、その場で転職を決断しました。
驚くほど人間関係がギスギスしている事を知ったのは、転職初日。管理薬剤師は事務員さんに横柄な態度を取り、同僚は仕事の愚痴や他人の悪口ばかり・・・。家からは近い職場でしたが、サービス残業が想像以上に多く、帰宅時間は以前より遅いくらいです。転職して3ヶ月ですが、次の転職を検討しています。

A.H.さんが失敗したポイント:「職場の雰囲気を事前に確認しなかった」

この失敗は「職場の雰囲気を事前に確認しなかった」ことが原因のケースです。

「家が近い」「給与がいい」といったプラスの面ばかりを見てしまい、人間関係などの面を重視しなかったため、働き始めてから後悔してしまったようです。

必ず、実際の店舗や職場を自分の目で見て、「この人だったら一緒に働けるかな」と判断してから転職しましょう。

1-2. 残業が多く、体を壊してしまった

口コミ・評判

Y.M.さん(30代前半)
調剤薬局→ドラッグストア
大学卒業後、ずっと同じ調剤薬局で勤めていました。30歳で結婚し子供もできた頃から、調剤薬局の給与の低さが気になってしまい、「もっと給与が良いところを」と考えて転職活動をスタートしました。ある程度しっかり調剤薬局で働いてきた事を評価され、新設される調剤併設ドラッグストアに転職でき、給与も年間100万ほど上がりました。
9〜20時での勤務だったので、ある程度の厳しさは覚悟していましたが、その大変さは想像以上でした。20時以降も品出しを行ったり、慣れないOTC医薬品の扱いに戸惑ったりと、22時を超える事もしばしば。給与がいいからと半年間頑張りましたが、二人目の子供ができたタイミングでギブアップ。以前の職場に戻ろうかと考えています。

Y.M.さんが失敗したポイント:「待遇の良さのみで判断してしまった」

この失敗は「待遇の良さのみで判断してしまった」ことが原因です。

「稼ぎやすい」といった待遇の良さを第一優先にしていたため、ハードワークな職場を選択してしまったようです。

待遇が良い職場には必ず相応の厳しさが待っています。

自分の理想の働き方を考える際に、待遇のみでなく、ワークライフバランスを検討した上で転職する事をおすすめします。

1-3. 未経験の仕事に慣れることができなかった

口コミ・評判

Y.N.さん(20代後半)
病院→調剤薬局(中小)
大学卒業後、将来的なキャリアを重視して、急性期病院での薬剤師として働いていました。仕事は大変でしたが、患者さんの笑顔を見ると疲れは吹き飛び、日々やりがいを感じていました。20代後半で子供ができ、出産と共に円満退職。1年間の育児期間を取った後に、「長く働ける職場を」と思い、家から近い小さな調剤薬局に転職しました。
病院で働いていたので、調剤薬局での働き方をイメージできると思っていたのですが、中小の調剤薬局なので研修は特になく、保険制度なども独学。1人調剤の時間も多く、しばしばミスする事も。特に先輩のフォロー制度といったものもなく、とても辛い半年でした。子供がもう少し大きくなるまで休職しようかと思っています。

Y.N.さんが失敗したポイント:「未経験転職で、フォローや研修の少ない中小を選んでしまった」

「未経験転職で、フォローや研修の少ない中小を選んでしまった」ことが原因のケースです。

キャリアチェンジしようと未経験転職を検討する際に「フォローや研修の少ない中小」を選んでしまい、なかなか仕事に慣れることができなかったようです。

未経験で転職する際には「研修・フォロー」が充実している職場を選びましょう。

1-4. 漠然としたイメージだけで転職を決めてしまった

口コミ・評判

K.H.さん(30代前半)
ドラッグストア→漢方薬局
新卒で入った大手ドラッグストアで、医療用医薬品・OTC医薬品ともに幅広く勉強する事ができました。30代前半でキャリアップしようと考え、以前より興味のあった漢方薬局に転職を検討。転職サイトに登録し、「漢方」を取り扱っている薬局が家の近くにあったので、早速面接を受け転職を決断。
薬局で働き始めてから分かったのですが、確かに漢方を一部取り扱っているものの、漢方専門では全くありませんでした。転職エージェントの人に「漢方も少し経験してみたい」と伝えていたのですが、しっかり「キャリアとして漢方調剤を積みたい」と伝える事が出来ておらず、悔いの残る転職になってしまいました。

K.H.さんが失敗したポイント:「転職サイトの担当者に希望をしっかり伝えきれなかった」

この失敗は「転職サイトの担当者に希望をしっかり伝えきれなかった」ことが原因のケースです。

初めての転職だと、なかなか自分の希望をダイレクトに伝える事を躊躇してしまい、結果的に悔いの残る転職になってしまう失敗例です。

転職は人生の大きな決断です。転職エージェントには、はっきりと自分の希望を伝えましょう。

2.転職に失敗する薬剤師の特徴

転職に失敗してしまう薬剤師には、以下のような特徴があります。

  1. 希望条件が曖昧
  2. 自分の能力を過信している
  3. 待遇の良さのみで判断してしまう
  4. フォロー体制の整っていない職場を選んでしまう
  5. 転職活動を一人で行ってしまう

それぞれ詳しく見てみましょう。

2-1.希望条件が曖昧

転職理由が曖昧なまま転職活動を始めてしまうと、失敗する可能性が高まります。

転職活動の軸や方向性が定まっていないため、求人選びの時点で選択ミスをしてしまうからです。

まずは「なぜ転職活動をしたいと思ったのか」転職理由を明確にすることから始めてください。

「現職の賃金や労働環境に不満がある」のであれば、「雇用条件」「働きやすさ」に重点を置いて、希望条件を具体的に設定しましょう。

希望条件の具体例

  • 月収30万円以上
  • 残業時間は月20時間以内
  • 有給消化率が高い

とはいえ、希望条件を厳格に設定しすぎると、理想の求人がなかなか見つからないこともあるかもしれません。

そこで、「決して譲れない条件」「ある程度妥協できる条件」のように、優先順位をつけておくことをおすすめします。

2位.マイナビ薬剤師 | 親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師 『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、54,673件の求人を掲載しています

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト: https://pharma.mynavi.jp/

3位.ファルマスタッフ | 調剤薬局と派遣の求人が豊富

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

特に調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスです。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。正社員求人だけでなく、派遣求人も多く扱っています。

20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力です。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト: https://www.38-8931.com/

4位.ファーマキャリア | 好条件求人をオーダーメイドで提案

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト: →https://pharmacareer.jp

5位.リクナビ薬剤師 | 優秀なアドバイザーが全面サポート

リクナビ薬剤師 『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

さいごに

薬剤師の失敗しない転職について、コツやノウハウを紹介しました。

転職しやすい薬剤師業界と言えども、誰もが簡単に転職成功できる訳ではありません。

「薬剤師転職の失敗例を理解すること」「転職エージェントに相談しながら進めること」の2点を意識することで、満足いく転職可能性を高めることができます。

失敗しない転職を実現する転職サイト5選

上位3サイト(『薬キャリ』、『マイナビ薬剤師』、『ファルマスタッフ』)は薬剤師向けのサポートが特に手厚いという評価を受けているため、すべて登録しておくと、転職成功に大きく近づくでしょう。

なお、それぞれのサイトの利用者からの評判を知りたい方は、以下を参考にしてください。

※薬剤師が転職するときの注意点

薬剤師は転職率が高く、「年収アップ」などの理由で転職する人が多い業界ですが、口コミの通り、職場雰囲気の悪さや長時間労働に後悔するケースが多いのも事実です。

特に初めて転職する人は、職場雰囲気のヒアリングや面接対策などのため、転職エージェントを活用することをお勧めします。薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!を参考にすると良いでしょう。

転職活動は、将来のキャリアや待遇などに悩み、すぐに決められるものではありません。しっかり考えた上で、次の一歩を踏み出してくださいね。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。