薬剤師転職の落とし穴!失敗談から学ぶ「後悔しない転職」の極意

  • 初めての転職で失敗したくない
  • 失敗を回避する方法はあるのだろうか

と考えている薬剤師の方も多いでしょう。

あらかじめ失敗事例のパターンを把握し、適切な方向性で転職活動を進めていけば、失敗を最大限回避することができます。

一方、漠然とした方法や考えで転職先を選んでしまっては、後悔してしまうこともあるでしょう。

そこでこの記事では、転職エージェントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、失敗しない薬剤師転職の極意を、以下の流れで解説していきます。

(目次)

  1. 薬剤師の転職失敗談4選
  2. 転職に失敗する薬剤師の特徴
  3. 【求人探し編】薬剤師の転職を失敗しないためのポイント
  4. 【転職活動編】薬剤師の転職を失敗しないためのポイント
  5. 失敗しない転職を実現する薬剤師転職サイト5選

このページを読めば、薬剤師の転職について理解が進み、「失敗しない薬剤師の転職ノウハウ」がわかるでしょう。

<2020年9月:薬剤師転職の最新情報>

コロナ禍による不況で、総求人数は減り、転職の難易度は日を追うごとに高まっています。転職を考えているならば、早めに行動に移すべきです。

特に好条件の求人であるほど、競争が激しくなります。ライバルに差をつけるためにも、転職のプロの力を借りて、しっかりと対策を行いましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『薬キャリ』『マイナビ薬剤師』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

未だかつて誰も経験したことのない事態だからこそ、周囲よりもいち早く行動を開始し、戦略的に転職活動を行っていくことが重要です。

1. 薬剤師の転職失敗談4選

当サイトが取得したアンケートの中から、特に多かった失敗事例を紹介します。

  1. 働き始めて人間関係が最悪なことに気づいた
  2. 残業が多く、体を壊してしまった
  3. 未経験の仕事に慣れることができなかった
  4. 漠然としたイメージだけで転職を決めてしまった

それぞれ詳しく見てみましょう。

1-1. 働き始めて人間関係が最悪なことに気づいた

口コミ・評判

A.Hさん(20代後半)
調剤薬局(中小) → 調剤薬局(大手)
ある中小調剤薬局に勤めていましたが、周りの同僚が何人も転職する姿を見て、自分も転職して今まで以上にいい環境を手に入れようと考えてしまいました。最寄駅で今よりも待遇のいい大手調剤薬局を目にしたので、深く考えずに面接を受けにいくと採用担当も親身に話を聞いてくれ、その場で転職を決断しました。
驚くほど人間関係がギスギスしている事を知ったのは、転職初日。管理薬剤師は事務員さんに横柄な態度を取り、同僚は仕事の愚痴や他人の悪口ばかり・・・。家からは近い職場でしたが、サービス残業が想像以上に多く、帰宅時間は以前より遅いくらいです。転職して3ヶ月ですが、次の転職を検討しています。

A.H.さんが失敗したポイント:「職場の雰囲気を事前に確認しなかった」

この失敗は「職場の雰囲気を事前に確認しなかった」ことが原因のケースです。

「家が近い」「給与がいい」といったプラスの面ばかりを見てしまい、人間関係などの面を重視しなかったため、働き始めてから後悔してしまったようです。

必ず、実際の店舗や職場を自分の目で見て、「この人だったら一緒に働けるかな」と判断してから転職しましょう。

1-2. 残業が多く、体を壊してしまった

口コミ・評判

Y.M.さん(30代前半)
調剤薬局→ドラッグストア
大学卒業後、ずっと同じ調剤薬局で勤めていました。30歳で結婚し子供もできた頃から、調剤薬局の給与の低さが気になってしまい、「もっと給与が良いところを」と考えて転職活動をスタートしました。ある程度しっかり調剤薬局で働いてきた事を評価され、新設される調剤併設ドラッグストアに転職でき、給与も年間100万ほど上がりました。
9〜20時での勤務だったので、ある程度の厳しさは覚悟していましたが、その大変さは想像以上でした。20時以降も品出しを行ったり、慣れないOTC医薬品の扱いに戸惑ったりと、22時を超える事もしばしば。給与がいいからと半年間頑張りましたが、二人目の子供ができたタイミングでギブアップ。以前の職場に戻ろうかと考えています。

Y.M.さんが失敗したポイント:「待遇の良さのみで判断してしまった」

この失敗は「待遇の良さのみで判断してしまった」ことが原因です。

「稼ぎやすい」といった待遇の良さを第一優先にしていたため、ハードワークな職場を選択してしまったようです。

待遇が良い職場には必ず相応の厳しさが待っています。

自分の理想の働き方を考える際に、待遇のみでなく、ワークライフバランスを検討した上で転職する事をおすすめします。

1-3. 未経験の仕事に慣れることができなかった

口コミ・評判

Y.N.さん(20代後半)
病院→調剤薬局(中小)
大学卒業後、将来的なキャリアを重視して、急性期病院での薬剤師として働いていました。仕事は大変でしたが、患者さんの笑顔を見ると疲れは吹き飛び、日々やりがいを感じていました。20代後半で子供ができ、出産と共に円満退職。1年間の育児期間を取った後に、「長く働ける職場を」と思い、家から近い小さな調剤薬局に転職しました。
病院で働いていたので、調剤薬局での働き方をイメージできると思っていたのですが、中小の調剤薬局なので研修は特になく、保険制度なども独学。1人調剤の時間も多く、しばしばミスする事も。特に先輩のフォロー制度といったものもなく、とても辛い半年でした。子供がもう少し大きくなるまで休職しようかと思っています。

Y.N.さんが失敗したポイント:「未経験転職で、フォローや研修の少ない中小を選んでしまった」

「未経験転職で、フォローや研修の少ない中小を選んでしまった」ことが原因のケースです。

キャリアチェンジしようと未経験転職を検討する際に「フォローや研修の少ない中小」を選んでしまい、なかなか仕事に慣れることができなかったようです。

未経験で転職する際には「研修・フォロー」が充実している職場を選びましょう。

1-4. 漠然としたイメージだけで転職を決めてしまった

口コミ・評判

K.H.さん(30代前半)
ドラッグストア→漢方薬局
新卒で入った大手ドラッグストアで、医療用医薬品・OTC医薬品ともに幅広く勉強する事ができました。30代前半でキャリアップしようと考え、以前より興味のあった漢方薬局に転職を検討。転職サイトに登録し、「漢方」を取り扱っている薬局が家の近くにあったので、早速面接を受け転職を決断。
薬局で働き始めてから分かったのですが、確かに漢方を一部取り扱っているものの、漢方専門では全くありませんでした。転職エージェントの人に「漢方も少し経験してみたい」と伝えていたのですが、しっかり「キャリアとして漢方調剤を積みたい」と伝える事が出来ておらず、悔いの残る転職になってしまいました。

K.H.さんが失敗したポイント:「転職サイトの担当者に希望をしっかり伝えきれなかった」

この失敗は「転職サイトの担当者に希望をしっかり伝えきれなかった」ことが原因のケースです。

初めての転職だと、なかなか自分の希望をダイレクトに伝える事を躊躇してしまい、結果的に悔いの残る転職になってしまう失敗例です。

転職は人生の大きな決断です。転職エージェントには、はっきりと自分の希望を伝えましょう。

2.転職に失敗する薬剤師の特徴

転職に失敗してしまう薬剤師には、以下のような特徴があります。

  1. 希望条件が曖昧
  2. 転職先の職場の雰囲気を事前に確認しない
  3. 待遇の良さのみで判断してしまう
  4. フォロー体制の整っていない職場を選んでしまう
  5. 転職活動を一人で行ってしまう

それぞれ詳しく見てみましょう。

2-1.希望条件が曖昧

転職理由が曖昧なまま転職活動を始めてしまうと、失敗する可能性が高まります。

転職活動の軸や方向性が定まっていないため、求人選びの時点で選択ミスをしてしまうからです。

まずは「なぜ転職活動をしたいと思ったのか」転職理由を明確にすることから始めてください。

「現職の賃金や労働環境に不満がある」のであれば、「雇用条件」「働きやすさ」に重点を置いて、希望条件を具体的に設定しましょう。

希望条件の具体例

  • 月収30万円以上
  • 残業時間は月20時間以内
  • 有給消化率が高い

とはいえ、希望条件を厳格に設定しすぎると、理想の求人がなかなか見つからないこともあるかもしれません。

そこで、「決して譲れない条件」「ある程度妥協できる条件」のように、優先順位をつけておくことをおすすめします。

2-2.自分の能力を過信している

自分の能力を客観的に見極められていない人は、転職に失敗しやすい傾向にあります。

特に、薬剤師としてのキャリアをまだ数年しか積んでいない方は、入念な準備と慎重な姿勢が欠かせません。

就業先によっては、扱う処方箋の種類が異なったり、患者への効能説明に苦労したりするケースも考えられます。

中途採用の場合は即戦力が求められるため、質問したり丁寧に教えてもらったりすることができないかもしれません。

特に経験のない科目を扱うような職場への転職は、注意が必要です。

補足:転職のチャンスは逃さないように

自分の能力を過信しないことは重要です。

とはいえあまりに慎重な姿勢を維持するだけでは、せっかくの転職のチャンスを逃してしまう可能性があります。

重要なのは、自身のキャリアや能力を正しく見極めることです。

もし、客観的な判断が難しいという方は、『失敗しない転職を実現する薬剤師転職サイト5選』で紹介している転職サイトを利用し、専門のキャリアコンサルタントに相談してみることをおすすめします。

2-3.待遇の良さのみで判断してしまう

待遇の良さのみで判断してしまうというのも、失敗の可能性を高めます。

特に給与ばかりに注視してしまわないように気をつけましょう。

給与や条件が良い職場は、レベルの高いアウトプットを求められやすいためです。

手に負えないほど仕事量が多かったり、業務に追いつけなかったりすることもあるでしょう。

また給与を高く設定している職場には、

  • ハードワークとなるため離職率が高い
  • 労働環境が悪いため人材が集まりにくく常に人手不足

といった背景があることも考えられます。

もちろん、待遇面は大事な要素です。

しかし、自分の希望条件をしっかりと見定めて、ワークライフバランスを検討した上で転職先を決めることは、常に意識しておく必要があります。

2-4.フォロー体制の整っていない職場を選んでしまう

特に未経験の転職の場合、フォロー体制の整っていない職場を選んでしまうと、後悔してしまうかもしれません。

例えば、小規模な調剤薬局やドラッグストア、中小企業の製薬会社で未経験から働く場合、十分な教育・研修を受けないまま実務に取り組むことになる可能性があります。

基礎が身についていないまま実務に入ると、当然ながらミスが多くなります。

次第に自信ややる気を失ってしまうこともあるでしょう。

未経験業種への転職(製薬会社の営業から調剤薬局の薬剤師へ転職など)の場合、十分な研修・フォロー体制が整っているかを確認しておきましょう。可能な限り大手の企業を選ぶことをおすすめします。

2-5.転職活動を一人で行ってしまう

転職活動を一人で行ってしまうのも、失敗しやすい人の特徴です。

一人で転職活動を進めようとすると、どうしても視野が狭くなってしまうからです。

先入観に囚われて判断を誤ったり、間違った方向性に進んでいるのに気が付かなかったりすることもあるでしょう。

転職の失敗を避けたいのであれば、転職サイトを利用し、専門のキャリアコンサルタントと二人三脚で転職活動を進めていくことをおすすめします。

※転職サイトの利用を検討している方は、『失敗しない転職を実現する薬剤師転職サイト5選』の章を参考にしてください。

3【求人探し編】薬剤師の転職を失敗しないためのポイント

薬剤師転職を失敗しないために、求人探しで気をつけるべきポイントは以下の通りです。

  1. 思い込みに囚われず客観的な情報を集める
  2. 勤務エリアや業種の年収相場を確認する
  3. 仕事内容を具体的に把握する
  4. 様々な手段で情報収集を行う

それぞれ詳しくみていきましょう。

3-1.思い込みに囚われず客観的な情報を集める

思い込みに囚われず客観的な情報を集めることは、求人探しにおいて最も重要です。

例えば、以下のような思い込み・先入観は、求人の選択ミスにつながる恐れがあります。

【よくある思い込みの例】

  • 大手より個人経営の薬局の方が雰囲気が良さそう
  • ドラッグストアはなんとなく忙しそう
  • 企業で働く薬剤師は大変そうだという噂を聞いた

上記のような主観的な判断を下してしまうと、自分のキャリアの可能性を狭めてしまったり、好条件の求人を見逃してしまったりすることもあるでしょう。

客観的な情報をもとに判断することが大切です。

確認しておくべきポイント

  • 年収額・ボーナスの有無
  • 平均残業時間
  • 年間休暇日数
  • 有給休暇の取得率
  • スタッフの平均年齢

3-2.勤務エリアや業種の年収相場を確認する

薬剤師の年収は、勤務エリアや業種によって異なります。

例えば、調剤薬局やドラッグストアの場合、都市部よりも地方の方が年収が高くなることがあります。

慢性的な人手不足に陥っている地方は、薬剤師の需要が高くなりやすいためです。

また給与の相場は業種によっても異なります。

以下は、薬剤師の就業先別の給与相場です。

 職場 初任給 初年収 平均年収
 調剤薬局 22〜30万円 350〜400万円 450〜700万円
 ドラッグストア 25〜35万円 350〜450万円 500〜800万円
 病院 20〜25万円 300〜350万円 400〜650万円
 製薬企業 22万円前後 300万円前後 600〜1200万円

給与額が妥当かどうかは、地域や業種の相場と比較して判断することも大切です。

3-3.仕事内容を具体的に把握する

仕事内容を具体的に把握することも、失敗を避けるための重要な要素です。

例えば、調剤薬局での業務は、「処方箋に基づいた薬の調剤」だけでなく、服薬説明や健康に関する相談なども含まれます。

また「一般薬局・面対応薬局」「門前薬局」「門内薬局」「院内薬局」など、薬局の形態によって、扱う処方箋の内容は異なります。

さらに、薬剤師の人員が少ない職場では、監査業務を担うこともあるでしょう。

このように、就業場所によって、具体的な業務内容に違いがあります。

ミスマッチを避けるためにも、求人情報を隅々までチェックしましょう。

また、自分がどのような業務に携わりたいのか、解像度高くイメージすることも大切になります。

3-4.様々な手段で情報収集を行う

理想の求人を見つけるためには、様々な手段で情報収集を行うことが重要です。求人情報を集める手段は以下の通りです。

情報収集の手段

  • 転職サイト(キャリアコンサルタントのサポート付き)
  • 求人情報サイト
  • ハローワーク
  • 知人からの紹介
  • 企業の公式サイト

限られた手段でしか情報収集を行っていないと、なかなか良い求人が見つからず、転職活動が長引いてしまいます。

また、転職サイトを一つしか使っていないという方も散見されました。

転職サイトは、それぞれ強みや特徴が異なります。

そのため、いくつか登録してみて、並行して利用していくことが理想的です。

※「どの転職サイトを利用すべきか分からない」という方は、『失敗しない転職を実現する薬剤師転職サイト5選』の章を参考にしてください。

4【転職活動編】薬剤師の転職を失敗しないためのポイント

転職活動で意識しておくべき点は、以下の通りです。

  1. 転職サイトの担当者との相性を見極める
  2. 転職時期のタイミングを見極める
  3. 退職理由は前向きに伝える
  4. 職場の実態を事前に確認しておく
  5. 細かい条件まで確認する

それぞれ詳しく見てみましょう。

4-1.転職サイトの担当者との相性を見極める

転職サイトを利用する場合、担当のキャリアコンサルタントとの相性は非常に重要です。

優秀なキャリアコンサルタントに担当してもらうことができれば、以下のようなメリットがあります。

  • あなたの希望を実現する求人を提案してもらえる
  • キャリアの悩みや迷いに対して、的確なアドバイスをもらえる
  • 薬剤師転職ならではの選考通過のコツを教えてもらえる

一方、キャリアコンサルタントの中には、無理に応募を勧めてきたり、見当外れな提案をしてきたりする人も少なからず存在するものです。

そこでまずは複数の転職サイトに登録し、キャリアコンサルタントとの相性を見極めておくことを推奨します。

4-2.転職時期のタイミングを見極める

転職の成否は、転職活動のタイミングによっても左右されます。薬剤師が転職するのに最適な時期は以下の通りです。

  • 求人が多い時期:1〜3月
  • ボーナス受け取り後(金銭的に損をしない):7月・1月

またキャリアの観点からみると、以下のタイミングでの転職がおすすめです。

  • 1年以上のキャリアを積んだタイミング
  • 結婚などライフスタイルが変わるタイミング

転職活動のタイミングについて詳しく知りたい方は『薬剤師にとって最高の転職時期とは|正しい7つのタイミング』の記事を参考にしてください。

4-3.退職理由は前向きに伝える

薬剤師の面接では、必ずといって良いほど退職理由を質問されます。

ここでは「キャリアアップのため」「新しい業務にチャレンジしたい」など前向きな理由を伝えることを意識しておいてください。

たとえ金銭面や労働環境の不満が転職の理由だったとしても、そのまま伝えてしまうのは避けましょう。

 

4-4.職場の実態を事前に確認しておく

転職先の職場を事前に確認しないのは、後悔のもとになります。

給与など条件面だけを見て内定を決めてしまうと、以下のような事態に直面するケースもあるからです。

  • 人間関係がギスギスしていて働きづらい環境だった
  • 精神的、体力的に疲弊してしまうほど業務量が膨大だった

上記のような失敗を避けるためには、実際に働く職場を見学し、気になったことは逐一質問しておくことがおすすめです。

雰囲気や直感的な印象なども判断基準の一つとしておきましょう。

4-5.細かい条件まで確認する

内定後のミスマッチを避けるためには、細かい労働条件まで確認しておくことが欠かせません。

確認すべきこと

  • 給与額
  • 賞与、昇給の有無
  • 勤務時間、勤務曜日
  • 平均残業時間
  • 遅番、早番の有無・頻度
  • 退職金の有無

上記の内容は、なかなか質問しづらいものも多いかもしれません。

しかし、これらを曖昧にしたまま入社を決めてしまうと、「思っていた条件と違った」「こんなはずではなかった」と後悔してしまいやすくなります。

あくまで面接は、双方のマッチングの場です。

「残業時間を聞いたら、印象が悪くなるかもしれない」と遠慮せずに、気になることはすべて質問しておくべきでしょう。

確認しづらいという方は転職サイトの利用がおすすめ

もし質問するのが難しいという方は、転職サイトの利用がおすすめです。

気になることは転職サイトの担当キャリアコンサルタントに質問することで、疑問を解消できるからです。

特にキャリアコンサルタントは、実際の現場を見ていることが多いため、「職場の雰囲気」や「人事担当者がどのようなことを考えているか」といった、求人情報からは把握できないことも教えてくれるでしょう。

5.失敗しない転職を実現する薬剤師転職サイト5選

数ある転職サイトの中から、以下の3点を基準に、「利用者からの満足度の高い薬剤師転職サイト」をピックアップしました。

転職サイト選定3つの基準

  1. 求人の質・量:薬剤師求人の量や質は十分かどうか
  2. 提案力:求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか
  3. サポート力:コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか

さらに、当サイトが薬剤師500人を対象に行った独自アンケートの調査結果を加味し、利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、薬剤師におすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。

転職サイト求人の質・量提案力サポート力
1位.薬キャリ
約3万4,000件

4.3

4.1
2位.マイナビ薬剤師
約5万件

4.2

3.7
3位.ファルマスタッフ
約6万1,000件

3.8

4.1
4位.ファーマキャリア
約3万6,000件

3.4

4.1
5位.リクナビ薬剤師
約5万4,000件

3.9

3.4

それぞれ詳しく紹介します。

1位.薬キャリ | 実績豊富で満足度95%

薬キャリ

『薬キャリ』は、SONYグループが分社してできた薬剤師転職支援サイトです。

15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。

その特徴は何と言ってもオールマイティさです。

また、転職人気の高い病院薬剤師(業界1位)や、調剤薬局(業界3位)以外にも、企業薬剤師求人数も業界1位と様々な職種に強い転職サイトです。

病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。

さらに、『200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職おすすめランキング』によると、転職サポートが抜群にスピーディな事が分かりました。

転職できるまでのフォローが丁寧という口コミも多く、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみることをおすすめします。

口コミ・評判
T. K. さん(20代後半)
調剤薬局→ドラッグストア
初めての転職で薬剤師転職に強いと評判のサイトに登録したが、電話やメールが遅くて不安になり、ネットの評判が良かった薬キャリに登録しました。
登録後、すぐに電話と求人を頂け、その後の対応も大変スピーディでした。転職しようと考えていた求人をいくつか伝えると、「◯◯は職場環境が厳しいのでおすすめしない」と内情も教えて頂けました。
なにより担当の方が親身に対応してくれたのでスムーズに転職することができました。

公式サイトを見る
https://pcareer.m3.com/

2位.マイナビ薬剤師 | 親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、リクルートと並ぶ転職業界最大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅し、豊富な求人数を抱えているのも特徴です。

マイナビ薬剤師は応募者との「面談」に力を入れており、親身にアドバイスをしてくれる事で有名です。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方でもおすすめできます。

公式サイトを見る
https://pharma.mynavi.jp/

3位.ファルマスタッフ | 調剤薬局と派遣の求人が豊富

ファルマスタッフ』は大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

もともと、出身母体である調剤薬局を中心に扱っていたサイトですが、そのネームバリューゆえに、求人の質・量は業界No.1という強みがあります。

そして、その豊富な求人数からか、正社員&派遣いずれでも全体的に評価が高い傾向にあり、特に、20代薬剤師の正社員転職においては群を抜いていました。

面接が不安な方は、登録しておいて損は無い転職サイトだと言えるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

4位.ファーマキャリア | 好条件求人をオーダーメイドで提案

『ファーマキャリア』は、薬剤師専門の転職エージェントで、希望に合わせた好条件求人をオーダーメイドで提案してくれることが特徴です。

求人数は全部で約25,000件ほどあり、電話対応可なのでいつでも気軽に相談できます。

ファーマキャリアには、優秀なコンサルタントが揃っており、一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しているので、ぜひ登録しておきましょう。

公式サイトを見る:
https://pharmacareer.jp

5位.リクナビ薬剤師 | 優秀なアドバイザーが全面サポート

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトで、高い評判と多くの転職実績があります。

ドラッグストア求人・高収入求人で業界1位と、大手とのコネクションが強いリクナビ薬剤師ですが、強みは何と言っても「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富で優秀なコンサルタント

求人紹介だけでなく、希望の求人店舗から欠員補充採用があった際に、いち早く連絡をもらう事ができます。

特に初めて転職する方は、『リクナビ薬剤師』の転職エージェントに相談して損はないでしょう。

ネット上での登録の後、必ず対面での面談を申し込む事をおすすめします。

公式サイトを見る
https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

さいごに

薬剤師の失敗しない転職について、コツやノウハウを紹介しました。

転職しやすい薬剤師業界と言えども、誰もが簡単に転職成功できる訳ではありません。

「薬剤師転職の失敗例を理解すること」「転職エージェントに相談しながら進めること」の2点を意識することで、満足いく転職可能性を高めることができます。

失敗しない転職を実現する転職サイト5選

上位3サイト(『薬キャリ』、『マイナビ薬剤師』、『ファルマスタッフ』)は薬剤師向けのサポートが特に手厚いという評価を受けているため、すべて登録しておくことを強く推奨します。

それぞれのサイトの利用者からの評判を知りたい方は、以下を参考にしてください。

また、年代別の薬剤師転職の難易度・年収については、以下にまとめています。

全ての方
20代
30代
40代
50代

※薬剤師が転職するときの注意点

薬剤師は転職率が高く、「年収アップ」などの理由で転職する人が多い業界ですが、口コミの通り、職場雰囲気の悪さや長時間労働に後悔するケースが多いのも事実です。薬剤師の転職で失敗しない!体験談と転職ノウハウの全てを見て、後悔しない転職を実現してください。

特に初めて転職する人は、職場雰囲気のヒアリングや面接対策などのため、転職エージェントを活用することをお勧めします。薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!を参考にすると良いでしょう。

転職活動は、将来のキャリアや待遇などに悩み、すぐに決められるものではありません。しっかり考えた上で、次の一歩を踏み出してくださいね。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。