調剤薬局の転職サイトおすすめ5選|薬剤師が年収を上げるためにプロが解説

「病院やドラッグストアから調剤薬局に転職したい」「調剤薬局に転職すると年収が低くなる可能性があるからどうしよう」と悩んでいませんか?

結論、転職サイトを活用することで、薬剤師が年収アップをしながら調剤薬局へ転職することは可能です。

この記事では転職のプロとして薬剤師の調剤薬局への転職と年収アップをサポートしてきた私が、以下の流れでご紹介します。

  1. 調剤薬局転職で年収を上げたい薬剤師におすすめの転職サイト5選
  2. 調剤薬局薬剤師の年収の上げ方
  3. 薬剤師の年収ランキング
  4. 調剤薬局の薬剤師として働くメリット
  5. 大手調剤薬局ランキング

このページを読めば、「調剤薬局転職と年収アップを同時に実現する転職サイト」が分かり、最高の転職ができるでしょう。

<2020年5月:薬剤師転職の最新情報>

コロナウイルスによる経済状況の変化に伴い、夏以降、企業の採用が大幅に減ることが予想されます。

転職を検討されている方は、早めに動くことをおすすめします。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『薬キャリ』『マイナビ薬剤師』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※登録後、転職エージェントからの連絡に細目に対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。

1. 調剤薬局転職で年収を上げたい薬剤師におすすめの転職サイト5選

調剤薬局への転職と年収アップを同時に実現したい薬剤師におすすめのした転職サイトは下記の5社です。

転職を考えている際は、以下の中からまず3社に登録し、利用してみましょう。

 求人数サポート提案力特徴
薬キャリ◎4.1◎ 4.3◎4.1 抜群にスピーディで丁寧な転職サポートが強み。
マイナビ薬剤師◯3.6◎ 4.4◯3.5全国主要都市で面談を実施。面接が不安な人におすすめ。
ファーマキャリア◯3.9〇3.9◎4.2希望に沿った好条件求人を提案。コンサルタントが優秀
ファルマスタッフ◎4.5◯3.8◯3.6総求人数は業界トップクラス。調剤薬局求人に強み。

リクナビ薬剤師

〇4.0△3.4◎4.3大手故に求人やコンサルタントの質が安定している

では、順にご説明していきます。

薬キャリ|求人数が多く、交渉力が強い転職エージェント

薬キャリ』は、SONYグループが分社してできた薬剤師転職支援サイトです。

15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。

その特徴は何と言ってもオールマイティさです。

また、転職人気の高い病院薬剤師(業界1位)や、調剤薬局(業界3位)以外にも、企業薬剤師求人数も業界1位と様々な職種に強い転職サイトです。

病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。

さらに、『200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職おすすめランキング』によると、転職サポートが抜群にスピーディな事が分かりました。

転職できるまでのフォローが丁寧という口コミも多く、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみることをおすすめします。

公式サイトを見る
https://pcareer.m3.com/

マイナビ薬剤師|豊富な求人数と面談の安定感

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、リクルートと並ぶ転職業界最大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅し、豊富な求人数を抱えているのも特徴です。

マイナビ薬剤師は応募者との「面談」に力を入れており、親身にアドバイスをしてくれる事で有名です。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方でもおすすめできます。

公式サイトを見る
https://pharma.mynavi.jp/

ファーマキャリア|希望に沿った好条件求人を提案

『ファーマキャリア』は、薬剤師専門の転職エージェントで、希望に合わせた好条件求人をオーダーメイドで提案してくれることが特徴です。

求人数は全部で約25,000件ほどあり、電話対応可なのでいつでも気軽に相談できます。

ファーマキャリアには、優秀なコンサルタントが揃っており、一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しているので、ぜひ登録しておきましょう。

公式サイトを見る:
https://pharmacareer.jp

ファルマスタッフ|薬剤師求人No.1 日本調剤グループ

ファルマスタッフ』は大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

もともと、出身母体である調剤薬局を中心に扱っている転職サイトで、そのネームバリューで多数の求人掲載しており、「求人の質・量」は業界トップクラスという評価です。

また口コミ評判によると、面接が不安な転職者向けの面接同行サービスも高い評価を受けています。

面接が不安な方は、登録しておいて損は無い転職サイトだと言えるでしょう。

公式サイトを見る:
https://www.38-8931.com/

リクナビ薬剤師|求人が多く、優秀なコンサルタントが多数

リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトで、高い評判と多くの転職実績があります。

高収入求人で業界1位と、大手とのコネクションが強いリクナビ薬剤師ですが、強みは何と言っても「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富で優秀なコンサルタント

求人紹介だけでなく、希望の求人店舗から欠員補充採用があった際に、いち早く連絡をもらう事ができます。

特に初めて転職する方は、『リクナビ薬剤師』の転職エージェントに相談して損はないでしょう。

ネット上での登録の後、必ず対面での面談を申し込む事をおすすめします。

公式サイトを見る
https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

おすすめの転職サイトが分かったら、次に知りたいのは具体的な年収の上げ方ですね。早速ご紹介していきます。

2. 調剤薬局薬剤師の年収の上げ方

それでは、調剤薬局薬剤師として年収をあげるには、どんな方法があるのでしょうか?以下、2点の方法を検討する事をおすすめします。

2-1. 「管理薬剤師」などの役職経験を経た後に転職する

一つ目の方法は、「管理薬剤師」などの役職経験を得た後に転職するという正攻法です。

大手調剤薬局は「質よりも数重視な」年収を抑えた採用をする傾向があり、あくまでもヒラとしての薬剤師に当てはまる傾向です。

「管理薬剤師」などの役職経験を経た薬剤師はしっかりと優遇され、高待遇で採用されるケースも散見されます。

もし、この記事をご覧になっている薬剤師の方が「ヒラ薬剤師」であれば、一刻も早く管理薬剤師としての役割を任せてもらえるように頑張りましょう。

一度、管理薬剤師としての経験を積んだ後に転職すれば、グッと好待遇での薬剤師キャリアを積むことができますよ。

2-2. 地方で少規模な「穴場」調剤薬局を探す

「管理薬剤師になるのが待てない」「今すぐ年収をあげたい!」と感じる人におすすめなコースが、地方×小規模で年収のよい「穴場」調剤薬局を探すことです。

「大手・都市部」の調剤薬局では年収が低く抑えられる傾向にあるため、その逆をいく選択を考えましょう。つまり、「地方」×「小規模」という不人気な調剤薬局を探すのです。

年収が高い調剤薬局の傾向

  • 3大都市圏以外の地方
  • 薬学部のある大学が近くにない
  • 小規模 店舗数は5店舗以下

薬局業界はM&Aなどで統廃合が進んでいるとはいえ、老人人口が増える一方の日本において医療は成長産業だと言われています。

小規模調剤薬局と言えども、10年程度での大幅なリストラは考え難いでしょう。

逆に大手調剤薬局と合併することがあれば、同年収で大手調剤薬局に勤められる可能性もあります。

ただし、中小調剤薬局のデメリットは「店舗異動ができない」点にあります。

「人間関係がよくない」「旦那の都合で転勤になった」などで転職せざるを得ないケースも出てくるでしょう。

基本的に薬剤師は売り手市場で転職しやすいので、1章でご紹介した転職サイトなどを活用しながら次の職場を探すことがおすすめです。

「穴場」の調剤薬局を探したい人は、薬剤師必見!調剤薬局への転職で絶対後悔しないための全知識を参考にして下さい。

「調剤薬局の薬剤師の年収が他の薬剤師とくらべて低めなのは知っているけれど、実際にどのくらいの差があるのだろう?」と知りたくありませんか?

次の章でご説明します。

3. 薬剤師の年収ランキング

薬剤師の年収は平均553万円と言われていますが、調剤薬局を含む薬剤師の具体的な年収は下記の表のとおりです。

  初任給 初年収 その後の年収
 調剤薬局 22〜30万円 350〜400万円 450〜700万円
 ドラッグストア 25〜35万円 350〜450万円 500〜800万円
 病院 20〜25万円 300〜350万円 400〜650万円
 製薬企業 22万円前後 300万円前後 600〜1200万円

薬剤師の就職先として最もポピュラーで、多くの薬剤師が働いている調剤薬局ですが、やはり「調剤薬局薬剤師の年収は、他の薬剤師と比べると低い」のが現状です。

初任給は悪くありませんが、その後の年収伸びが見込みにくいです。
金銭的メリットを重要視される人は、2章でご紹介した年収の上げ方をもとに調剤薬局への転職を検討するか、調剤薬局以外への転職を検討されると良いでしょう。

3-1. 初任給の違い

薬剤師の初任給は、「ドラッグストア>調剤薬局>製薬企業>病院」の順になっています。ドラッグストアの年収が高い理由は、調剤薬局にはない「薬剤師手当」が月5〜10万円程度支給されるためです。

調剤薬局薬剤師としての初任給は低くなく、大学を卒業した新社会人にとっては、金銭面だと悪く無い勤め先だと感じられます。

3-2. その後の年収の違い

薬剤師全体の年収は、「製薬企業>ドラッグストア>調剤薬局>病院」の順になっています。製薬企業は他一般業界と比べても年種が高いことで有名で、長くキャリアを積んだり外資企業に転職したりすると、破格の年収を得ることも可能です。

一方で調剤薬局薬剤師としての年収は、新卒入社時点から大きな上昇は見込めません。その理由は、調剤薬局薬剤師の離職率が低いためです。
離職率が低いと年収を上げて離職を防いだり、新たに中途採用したりする必要が無くなってしまうのです。

特に管理薬剤師などの役職に付くことがなければ、残念ながら、長く働いてもほぼ新卒入社と同等の年収が続きます。

3-3. 薬剤師の年収をもっと詳しく知りたい方は…

 参考サイト
 調剤薬局調剤薬局薬剤師の年収と年収アップのコツ2選
 ドラッグストアドラッグストア薬剤師の年収と年収アップの全ノウハウ
 病院病院薬剤師の年収と年収アップのコツ2選
 派遣派遣薬剤師の年収と高派遣求人を探すための全知識
 薬剤師全般薬剤師の年収と年収アップの全ノウハウ

を参考にしてください。

4. 調剤薬局の薬剤師として働くメリット

このように、調剤薬局薬剤師の年収は、初任給こそある程度見込めるものの、その後のキャリアでは低く留まってしまう状況にあります。

その一方で、薬剤師として調剤薬局で働くと下記のような3つのメリットがあります。

早速ご紹介します。

4-1. 「働きやすい環境」

口コミ・評判

 M.Kさん(30歳)
何と言っても、調剤薬局は働きやすいですね。休みも取りやすいし、福利厚生も充実していますよ。

一つ目の理由は、働きやすい環境です。

もちろん調剤薬局によりますが、門前薬局であれば完全週休2日制、残業ナシも珍しくありません。

調剤薬局は特に女性薬剤師から人気ですので、育児休暇や産休・育休などの福利厚生は極めて充実しています。
女性薬剤師の定着率を高めようと「生理休暇」といった様々な福利厚生をつける調剤薬局も増えました。ある程度の期間働く事で、勤続手当を支給する調剤薬局もあります。

子育てママ薬剤師が長く働くには、最適な職業と言えるかもしれません。

4-2. 「転勤・異動・復職が容易」

口コミ・評判

 M.Kさん(30歳)
旦那の転勤で辞めようと考えていましたが、転勤先近くの薬局への転勤をすぐにOKしてくれました。

二つ目の理由は、転勤・異動・復職が容易です。

ある程度の規模の調剤薬局であれば、薬剤師の希望する場所での仕事ができるように便宜を図ってくれる傾向があります。

特に既婚女性で働いている方は、旦那の転勤で仕事を辞めざるを得ないケースがありますが、店舗異動しやすいように制度を整えている調剤薬局がほとんどです。

この制度があるので、例えば結婚や家の事情だけでなく「狭い人間関係に疲れてしまった」「嫌な同僚や上司がいる」といったケースでも、辞める事なく別の地域や店舗に異動する事ができ、結果として長く勤めることができます。

4-3. 「薬剤師自身の安定志向」

口コミ・評判

 M.Kさん(30歳)
確かに年収は上がりませんが、仕事にも慣れたので、あえて転職したいとは思いません。

三つ目の理由は、薬剤師自身の安定志向です。

例えば、先生・医者・弁護士・看護師といった「資格を必要とする仕事」に就職する人は、安定志向が強いと言われています。

資格を持たないと仕事ができないため、全員とは言いませんが「長く安定的に働ける」ことをメリットとして勉強・就職するケースが大半です。

調剤薬局の薬剤師は、上記理由も相まって「特に安定志向が強い人」が多く就職しています。

製薬会社や病院薬剤師といった激務な一方でやりがいに溢れる職場でなく、年収が多少低くても「働きやすい環境」「転勤・異動が容易」である調剤薬局を選ぶ薬剤師が多いのです。

5. 大手調剤薬局ランキング

口コミ・評判

K.M さん(28歳)
やはり大手に転職したいと考えています。おすすめの調剤薬局はどこですか?

本章では、大手調剤薬局について、様々な軸でのランキングをご紹介します。

より詳しい情報が欲しい人は、『大手調剤薬局ランキング完全版|企業規模と社員評価のすべて』を参考にしてください。

5-1. 売上ランキング

はじめに、大手調剤薬局の売上ランキングをご紹介します。

薬剤師転職の業界大手である薬キャリが情報提供している「薬キャリPlus」では、調剤薬局売上ランキングを公表していますのでご覧ください。

参照:薬キャリPlus

※イオンリテール株式会社・東邦ホールディングス・株式会社スズケンは、調剤・小売分野の売上比率が低いため除外されています。
※クラフト株式会社は、2008年にMBOによる株式上場廃止しており、ランキングには入っておりません。

5-2. 売上トップ10社の会社評価ランキング9選

調剤薬局売上Top10社について、売上高や前年比増減率・店舗数といった会社業績だけではなく、「働く職場」としての社員口コミを元にした会社評価ランキングをまとめましたので、ご覧ください。

会社評価ランキング

参照:「社員による会社評価」OpenWork 口コミ評価点数を元に作成

一般的に口コミ数は10人以上無いと妥当な評価とは言えず、口コミ数を満たしていない調剤薬局については、参考値としてご確認ください。

8社のうち、1位企業に金色、2位企業に銀色、3位企業に銅色を色付けしています。

口コミ総合評価

1位 日本調剤株式会社

2位 クオール株式会社

3位 株式会社メディカル一光

総合順位の1位は、調剤薬局大手の日本調剤株式会社です。老舗であり、地域や患者の方々から高評価を受けている調剤薬局ですが、働いている社員の口コミ評価も高いようです。

Vokers口コミ評価の多くの項目でTop3にランクインしており、オールマイティな働きやすさが見て取れます。

6. さいごに

調剤薬局転職におすすめの転職サイトと薬剤師が年収を上げる方法について、コツやノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

お伝えした通り、調剤薬局は初任給こそ高いものの、その後の昇給が見込めず生涯年収は低く抑えられています

年収を上げるポイントは管理薬剤師などの役職経験を経た後に転職する」「地方で小規模な穴場調剤薬局を探すの2点です。

これだけで調剤薬局薬剤師としての年収をアップさせる事ができます。ぜひ、転職サイトを活用し、転職成功に向けてトライしてみてください。

以下におすすめのエージェントを再掲しておくので、3社ほど登録して、相談だけでもしてみることをおすすめします。

※薬剤師が転職するときの注意点

薬剤師は転職率が高く、「年収アップ」などの理由で転職する人が多い業界ですが、口コミの通り、職場雰囲気の悪さや長時間労働に後悔するケースが多いのも事実です。
薬剤師の転職で失敗しない!体験談と転職ノウハウの全てを見て、後悔しない転職を実現してください。

特に初めて転職する人は、職場雰囲気のヒアリングや面接対策などのため、転職エージェントを活用することをおすすめします。
薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!を参考にすると良いでしょう。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。