「リクルートスタッフィングって大手の派遣会社だと聞くけれど、本当に登録して良いのかな」「実際に働いた人ってどう感じているんだろう」などと、疑問に思ったことはありませんか?
結論同社は、大手・人気企業の案件が豊富であるという点で高評価を得ているサービスです。
ただ、基本的には良い評判が多い同社ですが、気になる口コミが全く寄せられていないわけではありません。
そこでこのページでは、元派遣会社の営業担当として多くの求職者の相談に乗ってきた筆者が、当サイト実施のアンケートを結果をもとに、リクルートスタッフィングの評判を徹底的に調査していきます。
- リクルートスタッフィングの評判|総評
- リクルートスタッフィングのメリットと評判・口コミ
- リクルートスタッフィングのデメリットと評判・口コミ
- リクルートスタッフィングがおすすめな人
- 【FAQ】リクルートスタッフィングに関するよくある質問
このページを参考にしていただければ、リクルートスタッフィングに本当に派遣登録するべきか、登録する場合は何に気を付けるべきかがわかるようになります。
目次
1. リクルートスタッフィングの評判|総評
総合評価
軽作業系の求人が中心で、評判にやや懸念あり
求人数
全体求人数は5,000件程度とそこまで多いとは言えない
サポート
「定期的に様子を見に来てくれるので、安心して働ける」との声多数
求人の質
大手・人気企業の案件が多数を占める
『リクルートスタッフィング』は、株式会社リクルートが運営する大手の派遣会社です。
登録利用者からは「大手・人気企業を紹介してくれる」「高時給な案件がたくさんある」と高評価を得ています。
また、スキルアップのための研修やキャリアの相談にも乗ってくれることから、手厚くサポートを受けたい人におすすめの派遣会社です。
公式HP:
https://www.r-staffing.co.jp/
次章からは、実際に確認された口コミからリクルートスタッフィングのメリット・デメリットを解説していきます。
2. リクルートスタッフィングのメリットと評判・口コミ
口コミを分析すると、リクルートスタッフィングの良い評判は以下の4つとなりました。
それでは、ひとつずつ説明していきます。
2-1.知名度の高い大手企業の人気案件が多い
リクルートスタッフィングのメリット1つ目は、知名度の高い大手企業の人気案件が多い点です。
大手企業の案件が豊富だったうえに時給もきちんと評価された
出典:アンケート
大手企業の案件が豊富です
出典:アンケート
リクルートスタッフィングの公式サイトを見てみると、以下のような知名度の高い大企業の案件を多数取り揃えていることがわかります。
大企業の綺麗なオフィスで働くことに憧れがある人は、是非同社を利用して人気案件に応募してみましょう。
ここまではリクルートスタッフィングのメリット面について解説してきました。
時給が高いうえに福利厚生が充実しているなどと良いとこどりな派遣会社であるため、基本的には、全ての人に利用をおすすめできるサービスだと言えます。
2-2. 担当者が定期的に相談にのってくれる
リクルートスタッフィングのメリット2つ目は、担当者が定期的に相談にのってくれる点です。
毎月面談を行ってくれた点が良かった
出典:アンケート
こまめに就業先に来てくれるのがありがたい
出典:アンケート
派遣会社の中には、就労先が決まったら、急に担当者が冷たくなるケースも多いです。
しかし、派遣会社最大手である同社は、サポート体制の仕組みがしっかり整っているため、就労後に悩みを抱えても、担当者にすぐに相談できるようになっています。
そのため転職中だけでなく、就業中も継続的にサポートを受けたい方にはおすすめだと言えます。
2-3. スキルアップ研修が充実している
リクルートスタッフィングのメリット3つ目は、スキルアップ研修などのサポートも充実している点です。
ExcelやOAソフトの使い方などの基礎的なスキルから、キャリアカウンセリング、資格・検定など、リクルートスタッフィングには様々な研修が用意されています。
スキルアップを目指したい方や、未経験から就業したい方にとっては、このようなサポートを受けられるのは嬉しいメリットだと言えるでしょう。
かなり古い口コミですが、ネット上では以下のような声が寄せられていました。
無料の研修に早く気付けばよかった
あんなに良いテキストと問題集を無料て受けられるとは。
早く気が付けば良かった。
出典:Twitter
自分のスキルに自信がない方は、リクルートスタッフィングのスキルアップ研修を利用しながら求人を探すと、効率よく転職活動を進めることができます。
2-4. 紹介予定派遣の案件が多い
リクルートスタッフィングのメリット4つ目は、紹介予定派遣の案件が多い点です。
他の派遣会社と東京都の紹介予定派遣案件数を比較してみると、リクルートスタッフィングの求人数はテンプスタッフに続いて2番目という結果になりました。
テンプスタッフは常時3万件以上と、派遣会社の中でもトップレベルの求人数を誇っているため、相対的に紹介予定派遣の求人数も多くなっています。
しかしそれ以外の派遣会社と比べてみると、リクルートスタッフィングは他社よりも多くの紹介予定派遣求人を保有していると言えるでしょう。
実際に少し古いですが、以下のようなコメントも寄せられていました。
紹介予定派遣が多いのでおすすめ
出典:Twitter
そのため紹介予定派遣で働いてみたい方は、テンプスタッフとリクルートスタッフィングに登録しておくのがおすすめです。
紹介予定派遣でも「正社員」になれない場合
紹介予定派遣で働いたからといって、必ず正社員になれるわけではありません。
紹介予定派遣とは、最長6ヶ月の派遣契約期間を経て、企業と労働者がお互い納得・合意すれば社員になれる、という雇用形態ですが、正社員ではなく契約社員になる可能性もあります。
ここを勘違いしていると派遣会社とのトラブルが起こる可能性がありますので、契約社員になってしまう可能性もあるということはしっかり認識しておきましょう。
上記の方のように紹介予定派遣での就業を目指す方は、まずはリクルートスタッフィングに登録してみましょう。
3. リクルートスタッフィングのデメリットと評判・口コミ
口コミを分析すると、リクルートスタッフィングの良い評判は以下の2つとなりました。
それでは、ひとつずつ説明していきます。
3-1. 担当者がコロコロ変わる
リクルートスタッフィングのデメリット1つ目は、担当者がコロコロ変わる点です。
担当者がコロコロ変わるうえに、対応の仕方がそれぞれ
引用元:アンケート
また、担当者が変わるたびに、求職者側が業務内容や条件等の説明をしなければいけないケースもあるようです。
担当者が短期間で変わるうえに、引継ぎがうまくいっていない
引用元:アンケート
担当者が変わってしまうこと自体は避けられませんが、万が一、対応の悪い担当者に当たった場合は、遠慮なく別の担当者への変更をお願いしましょう。
また、あまりに頻繁に担当者が変わってしまって困っている場合は、その旨をお問い合わせ窓口経由で伝えることをおすすめします。
3-2. 紹介してもらえるはずの求人を紹介してもらえなかった
リクルートスタッフィングのデメリット2つ目は、紹介してもらえるはずの求人を紹介してもらえなかった点です。
少し古い口コミですが、以下のようなコメントが寄せられていました。
急に先方から断られてしまった…
今の仕事辞めちゃってたらどうなってたんだ…派遣てほんと扱いがぞんざいだなあ。いや、リクルートが酷い。
出典:Twitter
このようなことがなぜ起こるのかというと、派遣社員の顔合わせ面談が、実質面接扱いになってしまっているからです。
ただ、顔合わせ面談による面接行為というのは実質禁止されており、派遣会社側からは「面接の結果不採用になりました」とは言えません。
その結果、派遣会社側からは「求人が埋まってしまった」「先方の事情で」などと濁して伝えられるのです。
これに関しては、どの派遣会社でも起こりうる話ですが、同社が扱う案件は、人気企業など入社条件が厳しいものが多いため、必然的にお断りされる可能性が高くなるということを頭にいれておきましょう。
ここまでは、リクルートスタッフィングの評判について解説してきました。
次章からは、ここまでの内容をふまえて、利用がおすすめな人をご紹介していきます。
4. リクルートスタッフィングがおすすめな人
リクルートスタッフィングは、良い評判が大多数を占めているため、基本的にすべての人におすすめできるサービスではあるものの、以下に当てはまる人にとくにおすすめです。
- 大手企業・人気企業で働きたい方
- スキルを身に着けながら働きたい方
- 就労後も継続的にサポートを受けたい方
ひとつでも当てはまった人は、ぜひ以下から気軽に登録してみましょう。
公式HP:
https://www.r-staffing.co.jp/
とはいえ、派遣会社も相性が大切です。
とはいえ、1社にしか登録していないと、足元を見られる可能性が高く、担当者によっては自分によって都合の良い案件(マージン率が高いもの)を押し付けてくる可能性がないとは言いきれません。
このような状況を防ぐためには、最初から複数の派遣会社に登録しておき、良い案件を持ってきてくれた派遣会社に就労するという選択肢をとることをおすすめします。
そこで以下からは、リクルートスタッフィングと併せて利用したい派遣会社について紹介していきます。
5. リクルートスタッフィングと併用すべき派遣会社
当サイトでは、派遣社員1,723人にアンケートを実施し、派遣会社に関するリアルな意見・評価を集めました。
その結果をもとに、リクルートスタッフィングと併せて利用したい派遣会社を厳選しました。
派遣会社の比較・選定基準
- 求人の数・質(重要!!)
…コロナの影響で求人が減っている今、十分な数・質の求人を保有しているか - 提案力
…ニーズに合った求人を提案してくれるか - サポート力
…就業前・後のサポートは手厚いか
※当サイトでは「提案力」と「サポート力」をもとに利用者満足度を算出し、ランキング選定基準としています。
利用者満足度が高く、コロナ禍の今必ず登録すべき派遣会社ランキングは以下の通りです。
- テンプスタッフ|スキルアップのための研修が充実
https://www.tempstaff.co.jp/ - スタッフサービス|派遣業界No.1の求人数で他社を圧倒
https://www.022022.net/
- ランスタッド|外資に強みがある派遣会社
https://www.randstad.co.jp/ - マンパワー|創業50年以上の実績あり
https://www.manpowerjobnet.com/
登録はそれぞれ5分ほどで完了します。
以下で詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
5-1. テンプスタッフ|スキルアップのための研修が充実
『テンプスタッフ』は、人材業界大手の「パーソルグループ」が運営する派遣会社です。
紹介可能求人の数は、常時5万件以上と、派遣会社の中でもトップレベルです。
また、会社としての教育体制も整っており、利用者から「担当者の対応がよかった」と高評価の声もあがっています。
業界最大手で利用満足度の高い『スタッフサービス』と併せて利用すれば、希望にぴったりの求人をスムーズに見つけられるでしょう。
公式サイト:
https://www.tempstaff.co.jp
※スキルに不安な方向けに「テンプオープンカレッジ」といったスキルアップ支援制度もあります。
5-2.スタッフサービス|派遣業界No.1の求人数で他社を圧倒
\n
スタッフサービスは、派遣業界No.1の求人数を保有する大手派遣会社です。
実際、職種・業種ともにほぼ全ての派遣領域をカバーしており、2万件ほど保有しています。
相談できる事業所があり、登録利用者からは「仕事紹介のスピードが早い」「他の派遣会社に比べて圧倒的な求人で選択肢が広い」など、高く評価されています。
担当者の質に関しては評判は分かれるものの、求人数は業界No.1であり選択肢を増やすために、ぜひ一度登録することをおすすめします。
<スタッフサービスの派遣サイト>
5-3. ランスタッド|外資に強みがある派遣会社
『ランスタッド』は、世界最大規模を誇る大手外資系派遣会社です。
求人数は非常に豊富で、特に、事務と製造に強く、派遣先を探しているのであれば、必ず登録したい一社です。
また、外資系企業なだけあって、派遣求人・担当者の雰囲気などに違いがあるので、合う合わない判断するためにまずは話だけでも聞いてみるとよいでしょう。
5-4. マンパワー|創業50年以上の実績あり
マンパワーは、マンパワーグループ株式会社が運営している、日本最初の大手人材派遣サービスです。昭和41年に設立され、50年以上の実績がある派遣会社として知られています。
また、人材ビジネス実施の第32回派遣スタッフ満足度調査では、『また働きたい派遣会社第1位』に選ばれ、高い評価を得ています。
非公開の案件や大手案件を多数取り揃えており、希望や適性に合った求人を紹介してくれる派遣会社です。
マンパワー公式HP:
https://www.manpowerjobnet.com/
6.好条件な派遣求人を探す3つのコツ
派遣会社に登録しただけで、アドバイザーの意見を鵜呑みにしてしまうと、「思ってた以上にブラックだった...」ということに繋がりかねません。
そのため、派遣の求人を探す際に以下の3点に気を付けて求人を選ぶようにしてください。
- (1) 入社後のフォローが手厚い大手企業を選ぶ
- (2) 「未経験」であれば、高時給派遣は避ける
- (3) 派遣会社は2~3社ほど登録する
それでは順に説明していきます。
(1) 入社後のフォローが手厚い大手企業を選ぶ
よく転職希望者から「初めての派遣転職は怖いので、楽に業務ができそうな中小企業の方が良いと思うのですが…」と相談される事がありますが、これは大きな間違いです。
大手企業は、どこも業績拡大のために店舗を増やすために派遣採用を増やしているので、派遣の扱いに慣れています。転職後スムーズな立ち上がりが難しい方でも、しっかりとしたフォロー体制が組まれており、特に導入研修はとても充実しています。
そのため、まずは「入社後のフォロー」が手厚い大手を選ぶ事がおすすめです。
(2) 「未経験」であれば、高時給派遣は避ける
高時給である求人はブラックである可能性が高いため、初めは「高時給求人」を避けた方が良いです。
高時給派遣求人の多くは人が集まらない求人であるため、一人で業務に当たるケースが多く、「慣れない業務でつらい…」「思っていた以上に業務量が多く失敗した…」と後悔した方もいます。
高時給には理由がある・・
出典:Twitter
以上の理由から、未経験の方は初めのうちは高時給求人をできるだけ避けるようにしてください。
(3)派遣会社は2~3社ほど登録する
利用する派遣会社に自分が住む地域の求人が多いことを確認したうえで、2~3社ほど併用して使うようにしましょう。
複数利用するメリットは以下の2つです。
- 様々な選択肢を見たうえで、求人を比較することができる
- 様々なアドバイザーの意見を聞くことができる
一つの派遣会社だけだと求人数が限られるとしても、複数併用することで見れる求人数が増え、求人の幅が広げることができます。
以上のような理由からも、派遣会社は2~3社ほど併用するようにしましょう。
7.リクルートスタッフィングを効果的に利用するための8ポイント
この章では、リクルートスタッフィングをより効果的に利用するためのポイントを8つお伝えします。
- 7-1. 派遣会社に複数登録する
- 7-2. 派遣就労の意欲を見せる
- 7-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
- 7-4. リクルートスタッフィングの福利厚生・研修制度を聞いておく
- 7-5. 担当営業をシビアな目でみる
- 7-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
- 7-7. 気になる求人があったら早めに応募する
- 7-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
良い派遣会社を選んでも、上手に使えなければもったいないので必ずチェックしましょう。
7-1. 派遣会社に複数登録する
派遣会社は、複数登録することがおすすめです。
なぜなら、複数登録することで以下3点のメリットがあるからです。
- 最適な担当営業を選べる
- 用途によって派遣会社を使い分けられる
- 独占案件をカバーできる
具体的には、以下のように2~3社の派遣会社に相談し、対応に満足できた派遣会社のどれかに頼ることをおすすめします。
7-2. 派遣就労の意欲を見せる
派遣就労への意欲を見せることで、担当営業があなたの優先順位をあげて対応してくれるようになります。
なぜなら、担当営業には派遣契約の成約目標が課されており、派遣契約に結びつきそうな方を欲しているからです。
こういった背景もあり、担当営業とのファーストコンタクトで必ず「就労時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
なお、会社に在籍中の場合は、最短で退職できる見込み日時を伝えておくと良いです。※一般的に、退職には約1か月半~2か月かかります。
7-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
派遣会社による就業前後のフォロー体制は、必ず聞いておくようにしましょう。
例えば、就業前のフォロー体制については、「希望条件に合った求人紹介」や「企業との面談対策」をしっかりと行ってもらえるかどうかがポイントとなります。
その一方、就業後のフォロー体制については、「派遣先への訪問頻度」や「派遣会社への連絡体制」を聞き出し、就業後もいつでも相談しやすい環境かどうかを確認しておきましょう。
7-4. リクルートスタッフィングの福利厚生・研修制度を聞いておく
リクルートスタッフィングの福利厚生・研修制度も必ず聞いておくようにしましょう。
なぜなら、派遣社員が受けられる福利厚生・研修制度は、派遣先企業のものではなく、リクルートスタッフィングから提供されるものとなるからです。
ここは勘違いしやすいところですが、非常に重要なポイントなので、必ずおさえておくようにしましょう。
7-5. 担当営業をシビアな目でみる
担当営業に情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
ご支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応いただき感謝をしておりますが、派遣社員としての就労が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他の担当の方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
担当変更がどうしてもしづらい場合は、その派遣会社は諦めて他社を当たりましょう。
7-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限り情報が残ります。
派遣会社や企業の中でよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ...」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を制限されるなどの判断が下されます。
7-7. 気になる求人があったら早めに応募する
派遣会社を利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
なぜなら、派遣の求人は募集ポジションの枠が埋まった時点で、募集が止まってしまうからです。
実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。
このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
7-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
数社の派遣会社を使っている場合、同じ求人には複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。
企業から「他の派遣会社からも応募があるんだけど」と担当者に連絡がいってしまいます。
これにより、企業・担当営業の両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。
8.リクルートスタッフィング利用の流れ
この章では、実際に派遣会社を利用する場合の流れについてご説明します。
- Step1. リクルートスタッフィングに登録する
- Step2. 担当者と初回面談を行う
- Step3. 求人紹介を受ける
- Step4. 希望求人に応募する
- Step5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
- Step6. 就業開始
- Step7. 就業後フォローを受ける
- Step8. 契約終了前の対応を行う
この章でご説明することは、派遣社員として就労するに当たって大事なポイントとなりますので、必ず目を通すようにしてください。
Step 1. リクルートスタッフィングに登録する
リクルートスタッフィング公式ページから登録を行いましょう。
登録の際、以下内容を記載します。
- 名前
- 住所
- 経験
- スキル
- 希望職種
- 就業条件
もし希望職種・就業条件について考えが及ばないようでしたら、リクルートスタッフィングとの面談当日の際に聞くことで、具体的なイメージを持てるようにしましょう。
Step 2. 担当者と初回面談を行う
リクルートスタッフィングに登録した後、担当者と初回面談を行います。
たいていの場合、面談は以下2つのうちいずれかの方法となります。
面談方法について選択できる場合は、直接面談を行ってもらうようにしましょう。
というのも、直接面談の方が電話面談に比べて、時間を取って丁寧に行ってくれることが多いからです。
なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 派遣社員として就業するべきかどうか
- 派遣社員として就業するとしたら、どのような企業で働けそうか
- 就業先に関する要望の深堀
実際、面談で気づかされることも多く、面談を通じて具体的な就業イメージをつけられた方も多いので、なるべく多くの派遣会社に意見をもらうことをおすすめします。
Step 3. 求人紹介を受ける
初回面談の後、あなたの希望に合いそうな派遣求人を5件〜20件ほど紹介してもらいます。
思ってもいないような大手企業もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれの派遣会社でしか扱っていない独占求人(その多くは非公開求人)もありますので、派遣会社に2~3社登録し、それぞれの会社で求人紹介を受けることを推奨します。
Step 4. 希望求人に応募する
求人紹介を受けた中で、実際に応募したい求人があった場合、その旨を担当者に伝えます。
ここで担当者と良好な関係を築けていると、応募企業に自らをプッシュしてくれることで、選考が有利に進むこともあります。
そのため、派遣会社とのやりとりにおいては常に誠実な対応を取り、良好な関係を築けるようにしておきましょう。
Step 5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
書類選考に通過した後、応募先企業と面談(顔合わせ)を行います。
企業との面談に際しては、派遣会社の担当者が同席をしてくれるので、一人よりも安心して臨むことができます。
ただし、建前は企業との「面談」となっていますが、実質は「面接」であることには注意が必要です。
実際、面談中に以下のような質問を受けることもあります。
- 自己紹介をして頂けますか?
- 職務についてご説明いただけますか?
- あなたの長所・短所を教えて頂けますか?
- 今までの仕事では何に気を付けていましたか?
- 以前に経験された資料作成は社内向けですか、社外向けですか?
もし、企業との面談に自信がない場合は、以下の記事に面談(面接)のポイントが記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
Step 6. 就業開始
応募先企業との面談の後、内定が出たら就業開始です。
契約期間が満了するまで、就業先での仕事に精一杯取り組みましょう。
なお、ネット上の大半はここまでの説明で終わっていますが、就業開始後もリクルートスタッフィングとの関係は続きます。
詳しくは、Step7.8にてご説明しますので、しっかりおさえておいてください。
Step 7. 就業後フォローを受ける
就業後も、引き続き派遣会社からフォローを受けることができます。
就業後フォローの一例として、就業後に企業への要望が出てきた場合は、リクルートスタッフィングが間に入って企業に伝えてくれるといったこともあります。
その他、リクルートスタッフィングの研修制度を利用してスキルアップを図ることもできますので、就業後もリクルートスタッフィングを賢く利用していきましょう。
Step 8. 契約終了前の対応を行う
派遣社員の雇用期間終了が近づくと、以下のうちいずれかの対応を行う必要があります。
- 契約期間の更新を行う(契約期間3年未満の場合)
- 他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶ
- 派遣先企業と雇用契約を結ぶ
また、就業後3年以上になる場合は、他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶか、派遣先企業と雇用契約を結ぶかのうち、いずれかの対応を選ぶこととなります。
というのも、労働者派遣法により、派遣社員は同じ事業所で3年以上働くことができないと定められているからです。
基本的に、今後の対応についてはリクルートスタッフィングから提案をもらえますが、このような対応があるということを事前に知っておきましょう。
9. リクルートスタッフィングの評判・口コミ一覧
リクルートスタッフィングの口コミを、厳選してまとめてみました。
古い口コミも多いため、真に受ける必要はありませんが、参考程度に見ておくと良いでしょう。
出典:Twitter
出典:Twitter
リクルートさんの連絡の早さに感動してる。
出典:Twitter
どうせ不動産の釣り物件と同じなんだろうけど「その物件は他の方で決まったようです」とメールしてくる不動産の方がずっとマシ。って思う。結構いい加減か #リクルートスタッフィング
出典:Twitter
もらっておけば良かった
事務職の求人なら、スタッフサービス 、テンプスタッフ、リクルートスタッフィングとか求人多いです!
販売とかだと、他の派遣会社が良いかも?!
出典:Twitter
出典:Twitter
オンラインでリクルートスタッフィングに登録出来たのは良いのですが毎日50件以上メールが来ます。ほとんどが興味がない&通勤不可な場所。
メール配信を停止するか否か。でも他の派遣会社みたいに希望に沿ったものだけをメールで受け取れるシステムなさそうだし(^^;
出典:Twitter
出典:Twitter
そして誰も見向きもしない案件は紹介してくる。ま、仕事だから仕方ないって言われたらそれで終わりですけど。
ぜっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったいに使わない。
出典:Twitter
出典:Twitter
最初に紹介された会社が、
一週間前に辞めたばかりのところだったコーディネーターの適当さが感じられて、ものすごく残念だった
出典:Twitter
派遣スタッフ紹介をお願いする時、リクルートが一番適任で早く紹介してくれます
担当さんも丁寧。高感度高い
出典:Twitter
出典:Twitter
出典:Twitter
出典:Twitter
出典:Twitter
派遣だとリクルートスタッフィングが時給高めで良かった( ・`ω・´)紹介予定派遣ももちろんあるよ~。
出典:Twitter
評判を見ましたが、紹介予定派遣は、リクルートスタッフィングがいいみたいですね。はたらこねっとにも求人数が多かったですし。
フリーターや、就業経験の少ない方た対象みたいなので登録してみます。
出典:Twitter
出典:Twitter
紹介する気あるのかな?
出典:Twitter
出典:Twitter
リクルートスタッフィングはブラックではなさそうです。
出典:Twitter
出典:Twitter
出典:Twitter
出典:2ch
出典:2ch
出典:2ch
出典:2ch
10. 【FAQ】リクルートスタッフィングに関するよくある質問
リクルートスタッフィングに関する、よくある質問をまとめました。
- Q-1. 派遣は正社員や契約社員とどう違うの?
- Q-2. 就業中に困ったら相談できる?
- Q-3. リクルートスタッフィングの仕事にはどんなものがあるの?
- Q-4. 派遣の仕事で残業はある?
- Q-5. 副業をしてもいい?
Q-1. 派遣は正社員や契約社員とどう違うの?
派遣社員は派遣会社と雇用契約を結び、実際の就業先とは直接的な雇用関係がありません。
そのため、派遣会社から給与の支払いを受けることになります。
正社員や契約社員はは実際の就業先と雇用契約を結び、給与の支払いなどは就業先から行われます。
さらに詳しく知りたい方は、「派遣社員とは?正社員アルバイトとの違いやメリットデメリットを徹底解説」も併せてご参照ください。
Q-2. 就業中に困ったら相談できる?
就業環境や仕事に関する相談などは、もちろん可能なので安心してください。
リクルートスタッフィングでは定期的に専任のサポーターが就業先に来てくれるので、困ったことがあればその際に相談するようにしましょう。
Q-3. リクルートスタッフィングの仕事にはどんなものがあるの?
リクルートスタッフィングの仕事には、一般事務や経理、秘書、受付などの事務職が多いです。
とはいっても全てが事務職というわけではなく、金融業やテレマーケティング、アパレル販売、エンジニアなど多様な職種が取り揃えられています。
未経験からの就業も、自分の経験やスキルを活かした就業も可能なので、自分に合った職種を選ぶことが可能です。
Q-4. 派遣の仕事で残業はある?
残業の有無や量は、正直なところ派遣先によって異なります。
残業量について心配な方は、求人を紹介してもらう際に「どれくらい残業時間が発生するかの目安を教えてほしい」と派遣会社の担当者に伝えておきましょう。
リクルートスタッフィングでは「残業なし」の案件を絞り込んで検索することも可能なため、どうしても残業が気になる方は、ここから求人を選ぶのもおすすめです。
Q-5. 副業をしてもいい?
リクルートスタッフィングは「副業可能」と明記しているわけではありません。
その代わり、公式HPには以下のような記載があります。
同時に複数の派遣会社と雇用契約を結び、派遣先を掛け持ちして働くことは可能です。 ただし、会社によっては副業を禁止している場合もあるので、留意が必要です。
また、労働基準法にて、一人の労働者が働くことのできる時間(法定労働時間)は、1日8時間、1週40時間までと決まっており、休日も週1回以上必要です。
従って、すでにフルタイムで派遣就業している場合に、別で「休みの日だけ」や「派遣就業後の夜2時間だけ」などのような働き方はないことをご理解ください。
ここから、1日8時間、1週40時間、休日週1回以上であれば、副業は可能であるというリクルートスタッフィングの見解が読み取れます。
また、実際にCareerTheoryが独自に調査したアンケートでは、副業は可能という口コミもいくつか寄せられました。
ただし公式HPに明確に記載されているわけではないため、副業を考えている方はリクルートスタッフィングの担当者に直接確認するようにしましょう。
※派遣会社の副業に関しては「派遣は掛け持ち可能?会社にばれる?注意すべき点や、社会保険・確定申告の知識を解説!」で詳しく記載しているので、参考にしてください。
11. リクルートスタッフィングの関連記事
リクルートスタッフィングに関連する記事をまとめました。
おすすめ派遣会社 | |
派遣会社の評判 | |
リクルートの関連サービス |
12. さいごに
リクルートスタッフィングの評判についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
少しでも気になった方は、ぜひ以下のリンクからリクルートスタッフィングに登録してみてください。
公式HP:
https://www.r-staffing.co.jp/
また、リクルートスタッフィングと併せて以下の派遣会社へ登録しておくと、転職活動をより効率的に進められるようになります。
気になる派遣会社には、積極的に登録していくのがおすすめです。
- テンプスタッフ公式サイト:
https://www.tempstaff.co.jp/ - スタッフサービス公式サイト:
https://www.022022.net/ - ランスタッド公式サイト:
https://www.randstad.co.jp/office/ - マンパワー公式HP:
https://www.manpowerjobnet.com/
あなたの転職活動が上手くいくことを、心より願っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。