「パソナの派遣って、評判良いのかな」「最近良くない評価も聞くけれど、実際のところどうなんだろう」などと、気になってはいませんか?
結論、パソナの派遣は「高時給案件が多い」と利用者から高評価を受けているサービスです。
そのため、特定領域においてある程度の経験があり、スキルを活かして今以上に稼いでいきたい人におすすめの派遣会社だと言えます。
その一方、案件の質の高さから、経験値が浅いと審査が通りにくい可能性も高いです。
そこでこのページでは、元派遣会社の営業担当として多くの求職者の相談に乗ってきた私が、当サイト独自のアンケート調査をもとに、パソナの派遣について徹底的に解説していきます。
このページを読み終わる頃には、パソナの評判がわかり、登録すべきかどうか判断できるようになります。
目次
1.パソナの総評と概要
パソナ(PASONA)は、『パソナキャリア』を運営していることでも有名な株式会社パソナが運営する人材派遣会社です。
パソナは他の派遣会社と比べて高時給の案件も多いのに加えて、女性の就職支援に力を入れているサービスだという特徴があります。
また、月間人材ビジネスの第34回「派遣スタッフ満足度調査」にて「この派遣会社を友人に勧める」部門で第1位を獲得していることからも、満足度の高い派遣会社だということがうかがえます。
出典元:パソナ公式サイト
当サイトでも独自調査をおこなってみたところ、パソナの総合評価は5点満点中【3.75】と、比較的高評価であることがわかりました。
このことから、パソナの派遣は、総じて利用者からの評価が高いサービスだと結論づけることができます。
また、アンケートを詳しく見てみると、パソナのメリット・デメリットは、以下であることがわかります。
メリット | デメリット |
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次章では、パソナのメリット・デメリットについてさらに詳しく見ていきます。
2. パソナの良い評判
パソナのよい評判口コミは、以下の3つです。
2-1. 高時給案件を多数保有している
パソナの良い評判1つ目は、高時給の案件を多数保有しているというものです。
実際に『勤務地不問』『時給1,800円以上』の条件で、他の派遣会社と求人数を比べてみると、以下のような結果になりました。
また、パソナの全体求人割合から見ても、1/4が1,800円以上の高時給求人であることがわかります。
実際、「時給に満足した」という口コミは、アンケート内でも複数見受けられました。
このことから、待遇面を重視している方にとって、パソナはかなりおすすめできる派遣会社のひとつだと言えるでしょう。
2-2. 担当コーディネーターが手厚くフォローしてくれる
パソナの派遣の良い評判2つ目は、担当コーディネーターが手厚くフォローしてくれるというものです。
パソナでは『マイキャリアコーチ』という制度があり、仕事の悩みはもちろんのこと、体調面や家庭のことまで幅広くフォローしてくれます。
出典元:パソナ公式サイト
また、単に仕事だけでなく、家庭の悩みなども含めたトータル的なサポートをしてくれるため、「安心して就業することができた」と利用者から好評を得ていました。
正社員になれるよう徹底サポートしてくれた
修行前も就業後も両方サポートが良かった
求人探しのサポートをしてくれる派遣会社は数あれど、就業後まで手厚くサポートしてくれる所はそう多くありません。
ここからも、パソナの徹底的なサポート姿勢を垣間見ることができます。
2-3. 女性に特化した支援が豊富
パソナの派遣の良い評判3つ目は、女性に特化したサービスがある点です。
パソナグループ全体で「女性活躍推進の取り組み」を行っているため、事務職などの女性に人気の求人が多いだけでなく、福利厚生なども女性が喜ぶサービスが多い傾向にあります。
出典元:パソナ公式サイト
例えば、子宮がん検診などの健康サポートから、ネイルサロンなどの趣味に関するサポートなどです。
実際、アンケートでも「女性に対する支援が手厚い」という口コミが複数寄せられていました。
女性の福利厚生も安定していた
また、アンケート回答者の72%が女性利用者だったことからも、男性よりも女性に多く利用されている派遣会社だということがわかります。
そのため、女性であれば一度は利用を推奨したいサービスだと言えるでしょう。
3. パソナの悪い評判
良い評判がほとんどのパソナですが、もちろん、悪い評判がゼロという訳ではありません。
パソナの悪い評判としては、以下の3つがよく挙がっていました。
それでは順に紹介します。
3-1. 案件を紹介してもらえなかった
パソナの悪い評判1つ目は、「案件をそもそも紹介してもらえなかった」というものです。
実際に以下のような口コミが寄せられていました。
全然案件を紹介されなかった
正直びびった。
登録しても音沙汰ないし、聞いたら聞いたであなたに紹介できる求人はないと言われた。
二度利用しないと決めた。
その理由は、パソナで紹介してもらえる求人の特徴にあります。
実際に『勤務地不問』『未経験OK』を条件に、求人数を他の派遣会社と比較してみると、パソナの未経験歓迎案件の少なさが浮き彫りになります。
ここから、パソナは「実務経験がある人」をメインターゲットにした派遣会社であると言えるでしょう。
そのため、未経験でも応募できる求人をお探しなら、圧倒的に「未経験歓迎」の求人が多い「テンプスタッフ」を利用したほうが良いでしょう。。
補足:パソナは、経験者にとってはかなり優良な派遣会社
このデータだけを見ると「そもそもパソナの求人数自体が少ないのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、パソナの合計求人数は、約7,500件と決して少なくはありません。
前述したとおり、パソナには高時給の優良案件が多いため、実務経験がある人に、優先的に案件を紹介していく傾向があります。
だからこそ、未経験から仕事を探そうとしている方からは「パソナは登録のハードルが高い」「案件を紹介してもらえない」という口コミが寄せられるのでしょう。
3-2. 担当コーディネーターの対応が悪かった
悪い評判の2つ目は、担当コーディネーターが真摯に対応してくれなかったというものです。
実際に、以下のように「期待してたよりは、残念だった」という口コミが寄せられていました。
最低限の業務はこなしてくれるという感じだった
可もなく不可もなく
掛け持ちをしているようで最低限の面談のみ。
派遣先との関係はよく気づけているので問題はないが、悩みを聞いて欲しい人には物足りないのではないか。
パソナの親切丁寧な対応に期待しすぎていた分、担当者によっては、そこまで満足できるものではなかったという声が寄せられていました。
しかし残念ながら、担当者によって当たりはずれがあるというのは、どの派遣会社に起こりえることです。
そのため、対応が悪かったり、あなたと相性の悪いコーディネーターに当たったりしてしまうことも、往々にしてあるでしょう。
その場合は、担当コーディネーターの変更をお願いして、自分にあった担当者を見つけるようにしましょう。
3-3. 営業担当者がコロコロ変わる
パソナ派遣の悪い評判3つ目は「営業担当者がコロコロ変わる」という意見です。
担当者が変わってしまうのは、いたしかたないものの、引継ぎが上手くいっておらずで、求職者側に迷惑がかかっていることが以下の口コミからわかります。
引継ぎができてなくて問い合わせしても放置
異動があるのは仕方がないが、こちらからの問い合わせに対して1週間放置は本当に困った。
また、挨拶に来られる時も、事前に都合や電話もなかったので、忙しく慌てることもあった。
このように、引継ぎがうまくいかずで問い合わせができない場合は、パソナ派遣全体の問い合わせ番号(0120-452-887)に連絡をして、その旨を伝えるようにしましょう。
ここまでは、パソナの良い評判・悪い評判の両方をお伝えしてきました。
次は、ここまでを踏まえて、パソナを利用するのがおすすめな人について解説していきます。
4. パソナの利用がおすすめな人
パソナに関する評判をまとめた結果、利用に向いている人の特徴は、以下となります。
- 実務経験がある人
- 専門的なスキルに自信がある人
- 高時給&待遇の良い会社で働きたい人
- 福利厚生の良い派遣会社を探している女性
ひとつでも当てはまった人は、ぜひパソナに一度登録してみましょう。
『パソナ』公式サイト:
https://www.pasona.co.jp/
とはいえ、パソナにも「登録ハードルが高い」などの悪い評判が散見されたのも事実です。
その欠点をカバーするためには、パソナだけでなく複数の会社に一旦登録してから、取捨選択していくという方法で自分にあった派遣会社を見つけることをおすすめします。
そこで以下からは、パソナと併せて利用したい派遣会社についてご紹介していきます。
5. パソナと併せて併用すべき派遣会社5選
この章では、パソナと併せて登録する人が多い派遣会社を5つほどご紹介します。
気になる派遣会社があれば、積極的に登録していきましょう。
5-1. テンプスタッフ|スキルアップのための研修が充実
『テンプスタッフ』は、人材業界大手の「パーソルグループ」が運営する派遣会社です。
紹介可能求人の数は、常時5万件以上と、派遣会社の中でもトップレベルです。
また、会社としての教育体制も整っており、利用者から「担当者の対応がよかった」と高評価の声もあがっています。
業界最大手で利用満足度の高い『スタッフサービス』と併せて利用すれば、希望にぴったりの求人をスムーズに見つけられるでしょう。
公式サイト:
https://www.tempstaff.co.jp
※スキルに不安な方向けに「テンプオープンカレッジ」といったスキルアップ支援制度もあります。
5-2. マイナビスタッフ|事務職案件豊富。初めての派遣就労におすすめ
『マイナビスタッフ』は、マイナビグループが運営している人材派遣会社です。
一見、求人数が少なく見えるものの、事務職やクリエイティブ職など女性からの人気が高い職種に強い派遣会社であるため、女性には比較的おすすめできる派遣会社だと言えます
実際、求人の7割を事務職が占めているので、人気職種である事務職での派遣をご検討中の方は、ぜひ以下から登録してみてください。
マイナビスタッフ公式サイト:
https://staff.mynavi.jp/
5-3. スタッフサービス|派遣業界No1の求人数で他社を圧倒
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スタッフサービスは、派遣業界No.1の求人数を保有する大手派遣会社です。
実際、職種・業種ともにほぼ全ての派遣領域をカバーしており、2万件ほど保有しています。
相談できる事業所があり、登録利用者からは「仕事紹介のスピードが早い」「他の派遣会社に比べて圧倒的な求人で選択肢が広い」など、高く評価されています。
担当者の質に関しては評判は分かれるものの、求人数は業界No.1であり選択肢を増やすために、ぜひ一度登録することをおすすめします。
<スタッフサービスの派遣サイト>
5-4. リクルートスタッフィング|未経験OKの求人多数保有
『リクルートスタッフィング』は、株式会社リクルートホールディングスの人材派遣子会社が運営しているサービスです。
大手企業の案件が多く、人気企業に勤めたい方には特におすすめできます。
また、リクルートホールディングスは幅広く人材サービスを展開しているため、就職に関するノウハウも豊富です。
未経験や時短勤務、年代別など自分に合った仕事を探すことができるので、初めて派遣会社に登録する人、今まで派遣で働いたことがない人など、初心者にもおすすめの派遣会社と言えるでしょう。
公式サイト:
https://www.r-staffing.co.jp/
5-5.マンパワー|圧倒的な求人数と福利厚生が高評価
『マンパワー』は、マンパワーグループ株式会社が運営している、日本最初の大手人材派遣サービスです。
昭和41年に設立され、50年以上の実績がある派遣会社として知られています。
また、人材ビジネス実施の第32回派遣スタッフ満足度調査では、『また働きたい派遣会社第1位』に選ばれるほど、高い評価を得ています。
非公開の案件や大手案件を多数取り揃えており、登録すれば、希望や適性に合った求人を紹介してくれるでしょう。
公式サイト:
https://www.manpowerjobnet.com/
6.派遣会社を効果的に利用するための8ポイント
この章では、派遣会社をより効果的に利用するためのポイントを8つお伝えします。
- 6-1. 派遣会社に複数登録する
- 6-2. 派遣就労の意欲を見せる
- 6-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
- 6-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく
- 6-5. 担当営業をシビアな目でみる
- 6-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
- 6-7. 気になる求人があったら早めに応募する
- 6-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
良い派遣会社を選んでも、上手に使えなければもったいないので必ずチェックしましょう。
6-1. 派遣会社に複数登録する
派遣会社は、複数登録することがおすすめです。
なぜなら、複数登録することで以下3点のメリットがあるからです。
- 最適な担当営業を選べる
- 用途によって派遣会社を使い分けられる
- 独占案件をカバーできる
具体的には、以下のように2~3社の派遣会社に相談し、対応に満足できた派遣会社のどれかに頼ることをおすすめします。
6-2. 派遣就労の意欲を見せる
派遣就労への意欲を見せることで、担当営業があなたの優先順位をあげて対応してくれるようになります。
なぜなら、担当営業には派遣契約の成約目標が課されており、派遣契約に結びつきそうな方を欲しているからです。
こういった背景もあり、担当営業とのファーストコンタクトで必ず「就労時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
なお、会社に在籍中の場合は、最短で退職できる見込み日時を伝えておくと良いです。※一般的に、退職には約1か月半~2か月かかります。
6-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
派遣会社による就業前後のフォロー体制は、必ず聞いておくようにしましょう。
例えば、就業前のフォロー体制については、「希望条件に合った求人紹介」や「企業との面談対策」をしっかりと行ってもらえるかどうかがポイントとなります。
その一方、就業後のフォロー体制については、「派遣先への訪問頻度」や「派遣会社への連絡体制」を聞き出し、就業後もいつでも相談しやすい環境かどうかを確認しておきましょう。
6-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく
派遣会社の福利厚生・研修制度も必ず聞いておくようにしましょう。
なぜなら、派遣社員が受けられる福利厚生・研修制度は、派遣先企業のものではなく、派遣会社から提供されるものとなるからです。
ここは勘違いしやすいところですが、非常に重要なポイントなので、必ずおさえておくようにしましょう。
6-5. 担当営業をシビアな目でみる
担当営業に情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
ご支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応いただき感謝をしておりますが、派遣社員としての就労が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他の担当の方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
担当変更がどうしてもしづらい場合は、その派遣会社は諦めて他社を当たりましょう。
6-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限り情報が残ります。
派遣会社や企業の中でよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ...」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を制限されるなどの判断が下されます。
6-7. 気になる求人があったら早めに応募する
派遣会社を利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
なぜなら、派遣の求人は募集ポジションの枠が埋まった時点で、募集が止まってしまうからです。
実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。
このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
6-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
数社の派遣会社を使っている場合、同じ求人には複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。
企業から「他の派遣会社からも応募があるんだけど」と担当者に連絡がいってしまいます。
これにより、企業・担当営業の両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。
7.派遣会社利用の流れ
この章では、実際に派遣会社を利用する場合の流れについてご説明します。
- Step1. 派遣会社に登録する
- Step2. 担当者と初回面談を行う
- Step3. 求人紹介を受ける
- Step4. 希望求人に応募する
- Step5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
- Step6. 就業開始
- Step7. 就業後フォローを受ける
- Step8. 契約終了前の対応を行う
この章でご説明することは、派遣社員として就労するに当たって大事なポイントとなりますので、必ず目を通すようにしてください。
Step 1. 派遣会社に登録する
派遣会社公式ページから登録を行いましょう。
登録の際、以下内容を記載します。
- 名前
- 住所
- 経験
- スキル
- 希望職種
- 就業条件
もし希望職種・就業条件について考えが及ばないようでしたら、派遣会社との面談当日の際に聞くことで、具体的なイメージを持てるようにしましょう。
Step 2. 担当者と初回面談を行う
派遣会社に登録した後、担当者と初回面談を行います。
たいていの場合、面談は以下2つのうちいずれかの方法となります。
面談方法について選択できる場合は、直接面談を行ってもらうようにしましょう。
というのも、直接面談の方が電話面談に比べて、時間を取って丁寧に行ってくれることが多いからです。
なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 派遣社員として就業するべきかどうか
- 派遣社員として就業するとしたら、どのような企業で働けそうか
- 就業先に関する要望の深堀
実際、面談で気づかされることも多く、面談を通じて具体的な就業イメージをつけられた方も多いので、なるべく多くの派遣会社に意見をもらうことをおすすめします。
Step 3. 求人紹介を受ける
初回面談の後、あなたの希望に合いそうな派遣求人を5件〜20件ほど紹介してもらいます。
思ってもいないような大手企業もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれの派遣会社でしか扱っていない独占求人(その多くは非公開求人)もありますので、派遣会社に2~3社登録し、それぞれの会社で求人紹介を受けることを推奨します。
Step 4. 希望求人に応募する
求人紹介を受けた中で、実際に応募したい求人があった場合、その旨を担当者に伝えます。
ここで担当者と良好な関係を築けていると、応募企業に自らをプッシュしてくれることで、選考が有利に進むこともあります。
そのため、派遣会社とのやりとりにおいては常に誠実な対応を取り、良好な関係を築けるようにしておきましょう。
Step 5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
書類選考に通過した後、応募先企業と面談(顔合わせ)を行います。
企業との面談に際しては、派遣会社の担当者が同席をしてくれるので、一人よりも安心して臨むことができます。
ただし、建前は企業との「面談」となっていますが、実質は「面接」であることには注意が必要です。
実際、面談中に以下のような質問を受けることもあります。
- 自己紹介をして頂けますか?
- 職務についてご説明いただけますか?
- あなたの長所・短所を教えて頂けますか?
- 今までの仕事では何に気を付けていましたか?
- 以前に経験された資料作成は社内向けですか、社外向けですか?
もし、企業との面談に自信がない場合は、以下の記事に面談(面接)のポイントが記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
Step 6. 就業開始
応募先企業との面談の後、内定が出たら就業開始です。
契約期間が満了するまで、就業先での仕事に精一杯取り組みましょう。
なお、ネット上の大半はここまでの説明で終わっていますが、就業開始後も派遣会社との関係は続きます。
詳しくは、Step7.8にてご説明しますので、しっかりおさえておいてください。
Step 7. 就業後フォローを受ける
就業後も、引き続き派遣会社からフォローを受けることができます。
就業後フォローの一例として、就業後に企業への要望が出てきた場合は、派遣会社が間に入って企業に伝えてくれるといったこともあります。
その他、派遣会社の研修制度を利用してスキルアップを図ることもできますので、就業後も派遣会社を賢く利用していきましょう。
Step 8. 契約終了前の対応を行う
派遣社員の雇用期間終了が近づくと、以下のうちいずれかの対応を行う必要があります。
- 契約期間の更新を行う(契約期間3年未満の場合)
- 他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶ
- 派遣先企業と雇用契約を結ぶ
また、就業後3年以上になる場合は、他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶか、派遣先企業と雇用契約を結ぶかのうち、いずれかの対応を選ぶこととなります。
というのも、労働者派遣法により、派遣社員は同じ事業所で3年以上働くことができないと定められているからです。
基本的に、今後の対応については派遣会社から提案をもらえますが、このような対応があるということを事前に知っておきましょう。
8. 【FAQ】パソナに関するよくある質問
パソナに登録するにあたって、よくある質問に回答しています。
Q1.本登録手続き(面談)はどこに行けばできるのでしょうか。
近くのパソナの拠点で、手続きを行うことができます。
パソナの公式HPからMYPAGEを作成した後、来社面談かWEB面談を選んで予約しましょう。
パソナの拠点一覧はここから確認することができます。
Q2. パソナの研修サービスには、どんなものがありますか?
パソナキャリアカレッジで、資格取得や実務に役立つ講座や、趣味教養を扱う講座まで、幅広いサービスを提供しています。
もしベネフィットステーションの会員であれば、無料のe-learningを受講することも可能です。
※ベネフィットステーションとは、全国で働く皆さんが利用している業界最大の福利厚生サービスのことです。
Q3. 面談当日の服装や持ち物は何か指定がありますか?
当日は職歴メモ(企業名、勤務期間、業務内容など)と、本人確認書類、保有資格の証明書が必要です。また、来社時にはMYPAGEへのログインが必要になるので、IDとパスワードを控えておきましょう。
服装については、スーツは特に必要ありませんが、当日は写真撮影(上半身のみ)があるので、ビジネス仕様の服装で行くのがおすすめです。
※単発のお仕事を希望する場合は、年収証明書類が必要な場合もあります。
なお、本登録手続きでよくある質問は『派遣登録の流れを徹底解説!面談・面接から就職までの流れや注意点とは』にてご紹介していますので、参考にしてみてください。
さいごに
この記事では、パソナの派遣の評判をテーマに解説してきました。
パソナの派遣は、他の派遣会社よりも悪い口コミが少なく、総じて良い派遣会社だと言えます。
そのため、高時給案件を目指すのであれば、ぜひパソナに一度登録してみましょう。
『パソナ』公式サイト:
https://www.pasona.co.jp/
また、パソナと併せて以下の派遣会社に登録しておくと、派遣就労をスムーズに進めることができます。
後から「あの時こうしていれば良かった…」などと後悔しないよう、ぜひ複数社登録してみてくださいね。
- テンプスタッフ|スキルアップのための研修が充実
https://www.tempstaff.co.jp/ - スタッフサービス|派遣業界No1の求人数で他社を圧倒
https://www.staffservice.co.jp/ - マイナビスタッフ|事務職案件豊富。初めての派遣就労におすすめ
https://staff.mynavi.jp/ - リクルートスタッフィング
https://www.r-staffing.co.jp/ - マンパワー|圧倒的な求人数と福利厚生が高評価
https://www.manpowerjobnet.com/
このページが、あなたの人生のお役に立てますことを願っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。
求人数は若干少なかったですが、高時給の良い求人が多かったです。あと、パソナの福利厚生はとても充実していました。
今は結婚で辞めてしまいましたが、パソナで派遣の仕事から紹介してもらってよかったと思っています。