「マンパワーの評判って良いのかな?」と、疑問に思ったことはありませんか?
同社は、「大企業の案件を多数保有している」などの良い口コミが複数寄せられていることから、比較的評判の良い派遣会社だと結論付けることができます。
ただ利用者数が多い分、良い口コミだけでなく、気になる内容の口コミが散見されたのも事実です。
そこでこのページは、転職のプロとして多くの方の相談を聞いてきた筆者が、最新のネット上の口コミと、派遣社員1,723人から取得したアンケート結果をもとにマンパワーの評判を徹底解説していきます。
目次
1. マンパワーの会社概要|総評
総合評価
「また働きたい派遣会社第1位」を獲得した実績を持つ
求人数
約1万件の求人数と業界トップには敵わない印象
サポート
老舗の派遣会社ならではの経験にもとづいたサポート支援が魅力
求人の質
大手求人が他社よりも豊富だと好評
マンパワーは、マンパワーグループ株式会社が運営している日本最初の大手人材派遣サービスです。
昭和41年に設立され、実績ある派遣会社として知られています。
非公開の案件や大手案件を多数取り揃えており、希望や適性に合った求人を紹介してくれる派遣会社である点が魅力です。
また、『月刊人材ビジネス』が実施している第35回派遣スタッフ満足度調査では『また働きたい派遣会社第1位』に選ばれていることからも、高い評価を得ていることがうかがえます。
当サイト実施のアンケート結果を見てみても「大企業の案件が多い」「担当者の対応に満足した」などの口コミが多かったことから、総じて利用者からの評価は良い派遣会社だと結論付けることができます。
求人数は若干物足りないものの、長年の実績を活かして、求職者を全面的にサポートしてくれる点が魅力ですので、どの派遣会社に登録するか迷っている人は、一度検討してみても良いでしょう。
マンパワー公式サイト:https://www.manpowerjobnet.com/
2.3章では、実際の利用者から寄せられた口コミを通して、マンパワーの良い点・悪い点を、客観的に分析していきます。
2. マンパワーのメリットと評判・口コミ
マンパワーは、50年以上の歴史を持つ、大手の人材派遣会社です。
その評判を見てみると、マンパワーには、以下の3つのメリットがあることがわかりました。
2-1. 大手企業の求人を紹介してくれる
マンパワーのメリット1つ目は、紹介可能な大手求人が多い点です。
同サービスの公式サイトを見てみると、資生堂やソフトバンクなど名高い企業の案件が取り揃えられていることが理解できるでしょう。
出典:マンパワー公式HP
大手や外資の案件も豊富だった
引用元:アンケート
50年以上もの歴史を持つ日本初の人材派遣会社ということもあり、マンパワーには企業に対して、派遣社員を送り続けてきたという実績があります。
そのため、企業側からの信頼が高く、大手企業の案件も多く紹介することができるのです。
補足
また、マンパワーグループは、世界80カ国・地域に2,600のオフィスを持っているグローバルカンパニー、ManpowerGroupの日本法人でもあります。
世界80カ国とのパイプがあることから外資系の求人も多く、特に語学力に自信のある方などは、自分の能力を活かした求人を探すことも可能です。
このようにマンパワーは、大手企業や外資系企業などの優良案件を紹介してもらいやすい派遣会社のひとつだと言えるでしょう。
このことから、大手企業で派遣として働いてみたいと考えている場合は、是非マンパワーに登録してみましょう。
2-2. キャリアアップサポートが手厚い
マンパワーのメリット2つ目は、キャリアカウンセリングやeラーニング、セミナーなど、多くのキャリアアップサポートが用意されている点です。
「どのサポートを選べばよいかわからない」などと悩んだ場合も、ラーナビリティサポーター(通称ラナサポ)に相談し、一緒に学習目標を立てたり、アドバイスをもらったいりできるのは、同社の魅力でしょう。
少し古い口コミですが、以下のような内容がネット上にて挙げられていました。
キャリアアップシステムがしっかりしている
出典:Twitter
このような手厚いサポートが受けられるのは、派遣会社として長年実績を積み重ねており、システムがしっかりと確立しているマンパワーだからこそです。
キャリアアップを見据えての就労を検討している場合は、是非同サービスを利用してみましょう。
2-3.高時給案件が豊富
マンパワーのメリット3つ目は、高時給案件が豊富である点です。
実際に当サイト実施のアンケートには、以下のような声が寄せられていました。
時給が高い案件が豊富
正社員とそんなに変わらない待遇の求人が多かった印象があります。
引用元:アンケート
時給が他社よりも高い理由として、マージン率(派遣会社の仲介手数料)の低さが一因として考えられます。
下の表は、マンパワーと他の派遣会社のマージン率を比較したものです。
このグラフによると、マンパワーのマージン率は、他の企業に比べて比較的低いことがわかりました。
マージン率が少なければ少ないほど、求職者に入ってくる収入が増える傾向にあります。
このことから、高時給の案件を探している場合は、同社を利用してみるのも良いでしょう。
3. マンパワーのデメリットと評判・口コミ
これまでマンパワーの良い評判についてお伝えしてきましたが、もちろんそれだけではなく、悪い本音も目立ちました。
口コミからわかるマンパワーのデメリットは、以下の2つです。
3-1. 職務経歴書が手抜きだった
マンパワーのデメリット1つ目は、職務経歴書が手抜きだったという点です。
多くの場合、派遣会社はあなたを応募先企業に紹介するために、推薦文や職務経歴書を提出しています。
この推薦文は、企業にあなたを知ってもらうための最初のアプローチになるので、手を抜かずにしっかりと提出してもらう必要があるのです。
ただ、あまり優秀ではない担当者だった場合、あなたの経歴をそのまま移しただけの書類を提出してしまうなどのひどいケースがあるようです。
内容が粗末だった
これだったら、そもそも企業側も採りたいと思わないよねって感じです。
引用元:アンケート
そのような事態を防ぐために、「面接時に相違があると困るので」「今一度自分を客観的に見直したい」などと一声かけて、推薦文をしっかり見せてもらいましょう。
3-2. 求人の量がそこまで多くない
マンパワーのデメリット2つ目は、求人の量がそこまで多くない点です。
実際に、他の業界トップの派遣会社と比べると、30%程度しかないことがわかります。
他の大手派遣会社よりは求人が少ない印象
ただ、担当者はとても頼りがいがあり、こちらから言わずとも変化に気づいて声をかけてくれます。
派遣先はとても良いところで、人間関係が特によかったです。
出典:アンケート
案件が少なければ、選べる仕事の幅も狭まってしまいます。
そのため、一度は様々な求人を幅広く見てみたいと考えている方には、マンパワーはあまりおすすめできない派遣会社だと言えるでしょう。
ここまでは、マンパワーのメリット・デメリットについて紹介してきました。
次章は、ここまでを踏まえてマンパワーの利用がおすすめな人についてまとめていきます。
4. マンパワーを利用するべき人
これまで見てきた口コミ・評判を分析すると、マンパワーには、以下のような人が向いている派遣会社だと言えます。
- 大手企業、外資系企業の案件を探している人
- 語学スキルを活かせる仕事を探している人
- キャリアアップに意欲的な人
もしひとつでも当てはまるものがあれば、ぜひマンパワーに登録してみてください。
マンパワー公式HP:https://www.manpowerjobnet.com/
ただ、1社にしか登録していないと、足元を見られる可能性が高く、担当者によっては自分によって都合の良い案件(マージン率が高いもの)を押し付けてくる可能性がないとは言いきれません。
このような状況を防ぐためには、最初から複数の派遣会社に登録しておき、良い案件を持ってきてくれた派遣会社に就労するという選択肢をとることをおすすめします。
そこで以下からは、マンパワーと併せて利用したい派遣会社について紹介していきます。
5. マンパワーと併せて登録したい派遣会社5選
優良企業に勤めたい方やキャリアアップを目指す方にとってマンパワーは非常におすすめですが、複数の派遣会社に登録しておくことで、求人の幅が広がり、就職後の満足度もグッと上げることができます。
当サイトでは、派遣社員1,723人に実施したアンケートの結果をもとに、以下の3軸をもとに厳選しました。
派遣会社の比較・選定基準
- 求人の数・質
…コロナの影響で求人が減っている今、十分な数・質の求人を保有しているか - 提案力
…ニーズに合った求人を提案してくれるか - サポート力
…就業前・後のサポートは手厚いか
※当サイトでは「提案力」と「サポート力」をもとに利用者満足度を算出し、ランキング選定基準としています。
利用者満足度が高く、コロナ禍の今必ず登録すべき派遣会社ランキングは以下の通りです。
派遣会社 | 求人数 | 利用者満足度 |
1位. テンプスタッフ |
約3.5万件 | ★★★★☆ 4.3 求人数No.1!!女性が働きやすい制度が整っている |
2位.
スタッフサービス |
約13万件 | ★★★★☆4.1 求人数が豊富で選択肢を増やすなら登録必須 |
3位. ランスタッド (事務 / 工場) |
約1.3万件 | ★★★★☆ 4.0 事務・工場の派遣希望なら登録必須 |
4位. パソナ |
約7,500件 | ★★★☆☆ 3.8 高時給求人が多い!スキルに自信がある人向け |
5位.
リクルートスタッフィング |
約5,000件 | ★★★★☆ 4.0 口コミ評価が高い派遣会社 |
1位.テンプスタッフ
『テンプスタッフ』は、人材業界大手の「パーソルグループ」が運営する派遣会社です。
紹介可能求人の数は、常時5万件以上と、派遣会社の中でもトップレベルです。
また、会社としての教育体制も整っており、利用者から「担当者の対応がよかった」と高評価の声もあがっています。
業界最大手で利用満足度の高い『スタッフサービス』と併せて利用すれば、希望にぴったりの求人をスムーズに見つけられるでしょう。
公式サイト:
https://www.tempstaff.co.jp
※スキルに不安な方向けに「テンプオープンカレッジ」といったスキルアップ支援制度もあります。
ジムや英会話などの福利厚生も充実していた
就業先はよく、繁忙期であったものの業務量は多くなく、社員さんのフォローもしっかりとしておりいい職場でした。
出典:アンケート
2位.スタッフサービス
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スタッフサービスは、派遣業界No.1の求人数を保有する大手派遣会社です。
実際、職種・業種ともにほぼ全ての派遣領域をカバーしており、2万件ほど保有しています。
全国相談できる事業所があり、登録利用者からは「仕事紹介のスピードが早い」「他の派遣会社に比べて圧倒的な求人で選択肢が広い」など、高く評価されています。
担当者の質に関しては評判は分かれるものの、求人数は業界No.1であり選択肢を増やすために、ぜひ一度登録することをおすすめします。
<スタッフサービスの派遣サイト>
求人数も多く福利厚生が手厚い
求人数も多く、福利厚生も手厚いと感じました。特に担当者から提案してもらう案件以外にも自分でサイトで探す際にとても探しやすいサイトで良かったです。
連絡の頻度は通常月1でしたが、こちらから相談などがあった時は親身に対応してくれました。とても満足しています。
退社する際も、担当者の方にはご尽力いただき、スムーズに退社→次の職場へと移れました。
出典:アンケート
3位.ランスタッド
ランスタッドは、オランダに本社がある大手外資系の派遣会社です。
大手だけあって案件の数は多く、事務系だけで見ても常時4,000件以上の求人を保有しています。
また、外資系企業なだけあって、テンプスタッフやなどの日系企業大手とは異なり、高時給の案件が多いのも魅力です。
外資系企業のオフィスワーク案件も豊富なので、高時給を狙っている、もしくは外資系企業で事務をしてみたい人は、登録を検討してみましょう。
ランスタッド公式サイト:
https://www.randstad.co.jp/
こちらの要望をかなり聞いてくれる
出典:アンケート
4位.パソナ
『パソナ』は、高時給案件の豊富さに強みのある派遣派遣会社です。
大企業や人気企業のオフィスワーク求人を見つけやすく、女性の就業支援にも力を入れている点が特徴的です。
「PCスキルを活かして好条件の職場で働きたい」という方は、登録しておくと、就業先の選択肢が広がるでしょう。
公式サイト:
https://www.pasona.co.jp/
当日の面接で聞けなかったことまで聞いてくれた
他の派遣会社も使用したが、パソナが一番良かった。アドバイザーからのしつこい電話はなく、希望に沿った求人情報を提示してくれた。
また、履歴書添削や面接対策を前日までに行ってくれ、安心して面接に挑めた。
内定後、当日の面接では聞にくいことなど積極的に聞いてくれたので大変助かった。
出典:アンケート
5位.リクルートスタッフィング
『リクルートスタッフィング』は、株式会社リクルートホールディングスの人材派遣子会社が運営しているサービスです。
大手企業の案件が多く、人気企業に勤めたい方には特におすすめできます。
また、リクルートホールディングスは幅広く人材サービスを展開しているため、就職に関するノウハウも豊富です。
未経験や時短勤務、年代別など自分に合った仕事を探すことができるので、初めて派遣会社に登録する人、今まで派遣で働いたことがない人など、初心者にもおすすめの派遣会社と言えるでしょう。
公式サイト:
https://www.r-staffing.co.jp/
営業のかたがベテランばかりだった
出典:アンケート
6.マンパワーを効果的に利用するための8ポイント
この章では、マンパワーをより効果的に利用するためのポイントを8つお伝えします。
- 6-1. 派遣会社に複数登録する
- 6-2. 派遣就労の意欲を見せる
- 6-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
- 6-4. マンパワーの福利厚生・研修制度を聞いておく
- 6-5. 担当営業をシビアな目でみる
- 6-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
- 6-7. 気になる求人があったら早めに応募する
- 6-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
良い派遣会社を選んでも、上手に使えなければもったいないので必ずチェックしましょう。
6-1. 派遣会社に複数登録する
派遣会社は、複数登録することがおすすめです。
なぜなら、複数登録することで以下3点のメリットがあるからです。
- 最適な担当営業を選べる
- 用途によって派遣会社を使い分けられる
- 独占案件をカバーできる
具体的には、以下のように2~3社の派遣会社に相談し、対応に満足できた派遣会社のどれかに頼ることをおすすめします。
6-2. 派遣就労の意欲を見せる
派遣就労への意欲を見せることで、担当営業があなたの優先順位をあげて対応してくれるようになります。
なぜなら、担当営業には派遣契約の成約目標が課されており、派遣契約に結びつきそうな方を欲しているからです。
こういった背景もあり、担当営業とのファーストコンタクトで必ず「就労時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
なお、会社に在籍中の場合は、最短で退職できる見込み日時を伝えておくと良いです。※一般的に、退職には約1か月半~2か月かかります。
6-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
派遣会社による就業前後のフォロー体制は、必ず聞いておくようにしましょう。
例えば、就業前のフォロー体制については、「希望条件に合った求人紹介」や「企業との面談対策」をしっかりと行ってもらえるかどうかがポイントとなります。
その一方、就業後のフォロー体制については、「派遣先への訪問頻度」や「派遣会社への連絡体制」を聞き出し、就業後もいつでも相談しやすい環境かどうかを確認しておきましょう。
6-4. マンパワーの福利厚生・研修制度を聞いておく
マンパワーの福利厚生・研修制度も必ず聞いておくようにしましょう。
なぜなら、派遣社員が受けられる福利厚生・研修制度は、派遣先企業のものではなく、マンパワーから提供されるものとなるからです。
ここは勘違いしやすいところですが、非常に重要なポイントなので、必ずおさえておくようにしましょう。
6-5. 担当営業をシビアな目でみる
担当営業に情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
ご支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応いただき感謝をしておりますが、派遣社員としての就労が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他の担当の方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
担当変更がどうしてもしづらい場合は、その派遣会社は諦めて他社を当たりましょう。
6-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限り情報が残ります。
派遣会社や企業の中でよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ...」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を制限されるなどの判断が下されます。
6-7. 気になる求人があったら早めに応募する
派遣会社を利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
なぜなら、派遣の求人は募集ポジションの枠が埋まった時点で、募集が止まってしまうからです。
実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。
このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
6-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
数社の派遣会社を使っている場合、同じ求人には複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。
企業から「他の派遣会社からも応募があるんだけど」と担当者に連絡がいってしまいます。
これにより、企業・担当営業の両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。
7.マンパワー利用の流れ
この章では、実際に派遣会社を利用する場合の流れについてご説明します。
- Step1. マンパワーに登録する
- Step2. 担当者と初回面談を行う
- Step3. 求人紹介を受ける
- Step4. 希望求人に応募する
- Step5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
- Step6. 就業開始
- Step7. 就業後フォローを受ける
- Step8. 契約終了前の対応を行う
この章でご説明することは、派遣社員として就労するに当たって大事なポイントとなりますので、必ず目を通すようにしてください。
Step 1. マンパワーに登録する
マンパワー公式ページから登録を行いましょう。
登録の際、以下内容を記載します。
- 名前
- 住所
- 経験
- スキル
- 希望職種
- 就業条件
もし希望職種・就業条件について考えが及ばないようでしたら、マンパワーとの面談当日の際に聞くことで、具体的なイメージを持てるようにしましょう。
Step 2. 担当者と初回面談を行う
マンパワーに登録した後、担当者と初回面談を行います。
たいていの場合、面談は以下2つのうちいずれかの方法となります。
面談方法について選択できる場合は、直接面談を行ってもらうようにしましょう。
というのも、直接面談の方が電話面談に比べて、時間を取って丁寧に行ってくれることが多いからです。
なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 派遣社員として就業するべきかどうか
- 派遣社員として就業するとしたら、どのような企業で働けそうか
- 就業先に関する要望の深堀
実際、面談で気づかされることも多く、面談を通じて具体的な就業イメージをつけられた方も多いので、なるべく多くの派遣会社に意見をもらうことをおすすめします。
Step 3. 求人紹介を受ける
初回面談の後、あなたの希望に合いそうな派遣求人を5件〜20件ほど紹介してもらいます。
思ってもいないような大手企業もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれの派遣会社でしか扱っていない独占求人(その多くは非公開求人)もありますので、派遣会社に2~3社登録し、それぞれの会社で求人紹介を受けることを推奨します。
Step 4. 希望求人に応募する
求人紹介を受けた中で、実際に応募したい求人があった場合、その旨を担当者に伝えます。
ここで担当者と良好な関係を築けていると、応募企業に自らをプッシュしてくれることで、選考が有利に進むこともあります。
そのため、派遣会社とのやりとりにおいては常に誠実な対応を取り、良好な関係を築けるようにしておきましょう。
Step 5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
書類選考に通過した後、応募先企業と面談(顔合わせ)を行います。
企業との面談に際しては、派遣会社の担当者が同席をしてくれるので、一人よりも安心して臨むことができます。
ただし、建前は企業との「面談」となっていますが、実質は「面接」であることには注意が必要です。
実際、面談中に以下のような質問を受けることもあります。
- 自己紹介をして頂けますか?
- 職務についてご説明いただけますか?
- あなたの長所・短所を教えて頂けますか?
- 今までの仕事では何に気を付けていましたか?
- 以前に経験された資料作成は社内向けですか、社外向けですか?
もし、企業との面談に自信がない場合は、以下の記事に面談(面接)のポイントが記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
Step 6. 就業開始
応募先企業との面談の後、内定が出たら就業開始です。
契約期間が満了するまで、就業先での仕事に精一杯取り組みましょう。
なお、ネット上の大半はここまでの説明で終わっていますが、就業開始後もマンパワーとの関係は続きます。
詳しくは、Step7.8にてご説明しますので、しっかりおさえておいてください。
Step 7. 就業後フォローを受ける
就業後も、引き続き派遣会社からフォローを受けることができます。
就業後フォローの一例として、就業後に企業への要望が出てきた場合は、マンパワーが間に入って企業に伝えてくれるといったこともあります。
その他、マンパワーの研修制度を利用してスキルアップを図ることもできますので、就業後もマンパワーを賢く利用していきましょう。
Step 8. 契約終了前の対応を行う
派遣社員の雇用期間終了が近づくと、以下のうちいずれかの対応を行う必要があります。
- 契約期間の更新を行う(契約期間3年未満の場合)
- 他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶ
- 派遣先企業と雇用契約を結ぶ
また、就業後3年以上になる場合は、他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶか、派遣先企業と雇用契約を結ぶかのうち、いずれかの対応を選ぶこととなります。
というのも、労働者派遣法により、派遣社員は同じ事業所で3年以上働くことができないと定められているからです。
基本的に、今後の対応についてはマンパワーから提案をもらえますが、このような対応があるということを事前に知っておきましょう。
8. マンパワーの口コミ・評判一覧
マンパワーの口コミを、厳選してまとめてみました。
古い口コミが混ざっているため、あまり真に受けすぎず、参考程度に見ておくと良いでしょう。
ありえないことが多い
出典:Twitter
退職証明書も離職票も送ってこない
出典:Twitter
求人数は多いと感じた
①派遣サービス(派遣会社)への満足度:求人数は多いとおもう。大手が多いイメージ。
②担当者への満足度:担当者が最低だった。気づいたら更新させられていることがあった。
②転職先への満足度:働きやすかった。現場環境は良かったので特にの不満はなかった。
長く勤めていても昇給などがあまりないのが不満だった。
残業は会社の規則で残業は禁止であって
仕事がたくさんあり、忙しいのに、残って作業できなかったのが不満だった。
出典:アンケート
連絡がこない
出典:Twitter
マンパワーおすすめ
選ぶなら大手!パソナとかマンパワーがお薦めー
私はマンパワー登録してたんだけど、未だに時々打診くるよw
出典:Twitter
派遣エンジニア目指している人におすすめ
派遣エンジニア目指してる方へ
マンパワーグループも登録してみてください。自分はそこで現場決まりました。
案件数自体は、パーソルテクノロジースタッフやITスタッフィング比べ少ないです。
ただ、『経験浅OK』、『未経験だけどプログラミング学習済み』くらいで開発案件があったりします
出典:Twitter
マンパワーはホワイト
出典:Twitter
次々と案件を送ってくれる
出典:Twitter
マンパワーの担当者はきめ細やかな対応が魅力
出典:Twitter
支店によって満足度は変わる
実際その派遣会社の支店で事務やってたから私が居た支店はとてもよかったwww他の派遣会社より良くしてくれたなー。
出典:Twitter
仕事が早くてさすがだと感じた
出典:Twitter
直接雇用の案件も送ってきてくれる
マンパワーグループさんから、
医療・福祉業界関係で、直接雇用(正社員等)の案件のメールが届きました。ありがとうございます。
出典:Twitter
マンパワーは親身に相談に乗ってくれる
出典:Twitter
凄く丁寧な対応をしてもらえた
正社員とそんなに変わらない待遇の求人が多かった印象があります。
②すごく丁寧な対応をしていただいて、結構なわがままを言ったつもりでしたがそれに近しい求人を探していただいたり、私の適性を考えてくれて助かりました。
③程よい残業時間で、稼ぎと趣味のバランスがいい感じです。仕事自体は楽しいものではありませんが、人間関係も悪くなくないです。
出典:アンケート
9. 【FAQ】マンパワーで気になる質問と回答
ここではマンパワーで働く際によくある質問に回答していきます。
- Q-1. 派遣はどういう人が向いているの?
- Q-2. 派遣と正社員の違いは?
- Q-3. 登録する派遣会社がブラックじゃないか心配です
- Q-4. 派遣から正社員になることは可能ですか?
- Q-5. 日払いは可能?
- Q-6.マンパワーでは有給休暇がもらえると聞きましたが、本当ですか?
- Q-7.ジョブネットとは何ですか?
- Q-8.マンパワーで前払い制度はありますか?
順に紹介していきます。
Q-1. 派遣はどういう人が向いているの?
派遣に向いている人は、例えば以下のようなことに当てはまる方が向いています。
- プライベートを充実させたい方
- スキルアップに専念したい方
- 兼業や副業で働きたい方
派遣は正社員と比べて、働き方を自由に選べるので、自分の時間を確保したい方には向いていると言えます。
Q-2.派遣と正社員の違いは?
「派遣」とパートやアルバイトなどの「直接雇用」で大きな違いは、以下の3点です。
- 雇用期間
- 福利厚生
- 平均月収
雇用期間は、正社員なら長く勤務することも可能ですが、派遣だとあまり長く勤務することができません。
平均月収に関しては、派遣の方が時給が高く設定されているため、まとまった収入は見込めます。
Q-3. 登録する派遣会社がブラックじゃないか心配です
以下の条件に当てはまり、登録する派遣会社がブラックだと思った場合は、利用をすぐにやめることをおすすめします。
- 担当者が信頼できない
- 派遣先が中小企業が多い
- 釣り求人が目立つ
- 福利厚生について記載がない
ブラックだと思った場合は、すぐに他の派遣会社を利用するようにしましょう。
Q-4. 派遣から正社員になることは可能ですか?
もちろん可能です。
ただ、会社側の都合などが関係してくるため、難易度的に少し難しいです。
加えて、スキル・人間性など、正社員に必要なスキルを保有しておくことが必要です。
詳しく知りたい方は、『【派遣から正社員を目指す】具体的な方法や、日々の業務で心がけるべきことを解説』にてご紹介していますので、参考にしてください。
Q-5. 日払いは可能?
これは派遣先によります。
求人を応募する際に、日払いは可能か問い合わせてみるといいでしょう。
Q-6.マンパワーでは有給休暇がもらえると聞きましたが、本当ですか?
本当です。
マンパワーグループは6ヶ月以上継続で勤務している方は、その日数に応じて年次有給休暇が付与される制度があります。
有給休暇を取れば、休みをとっても給与が減ることがありませんので、病気など止むを得ず休む場合でも安心して休むことができます。
Q-7.ジョブネットとは何ですか?
マンパワーグループが開設しているウェブサイトのことです。
ジョブネットで派遣求人を探し、応募することができます。
Q-8.マンパワーで前払い制度はありますか?
マンパワーグループ自体で、前払い制度は行なっていません。
マンパワーは条件によって違いますが、ほとんどが次の月に払われる方式を取っていますので、前払い制度自体はありません。
10. マンパワーの関連記事
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11. さいごに
マンパワーは50年以上の歴史の中で実績を上げてきた、信頼できる大手の派遣会社です。
このページを読んで少しでもマンパワーが気になった方は、ぜひ登録してみてくださいね。
マンパワー公式HP:https://www.manpowerjobnet.com/
また、以下の派遣会社にも併せて登録しておくと、選択肢が広がり、満足度の高い就職先を見つけることができます。
マンパワーと併せて2~3社ほど登録し、効率良く仕事を探しましょう。
- テンプスタッフ|求人案件は30,000件以上
https://www.tempstaff.co.jp/ - スタッフサービス|派遣業界No.1の求人数で他者を圧倒
https://www.staffservice.co.jp/ - ランスタッド|外資に強みがある派遣会社
https://www.randstad.co.jp/office/ - パソナ|高時給・優良案件を探すなら
https://www.pasona.co.jp/ - リクルートスタッフィング|派遣初心者は登録必須
https://www.r-staffing.co.jp/
あなたの就職が上手くいくことを、心より願っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。