「ランスタッドってどんなサービスなんだろう」「評判はどうなっているのかな」など、気になってはいませんか?
ただ、既存のネット上にある情報は「素人」が片手間に書いていて誤りが多い上に、評判もアンケートをしている層に偏りがある印象を受けるので、鵜呑みにしてしまっては危険だと、私自身は感じております。
そこで、このページでは、転職のプロとして多くの求職者の相談に乗ってきた私が、幅広い「年齢」「性別」「年収」「業界」の人たち計500人以上からのアンケート調査や、2ch、Twitterの口コミを参考に、ランスタッドの評判を客観的に分析していきます。
このページを読めば、「ランスタッドがどんなサービスなのか」と「実際にあなたは使うべきなのか」がわかります。
ランスタッド公式サイト:
https://randstad.co.jp/【事務】
https://randstad.co.jp/【製造】
注意:転職エージェントと間違えないように!
ランスタッドは派遣サービスの他に、転職エージェントサービスも運営しているので登録先を間違えないようにしましょう!
目次
1.ランスタッドの評判|他サイトと比較して
ランスタッドは、人材派遣をメインに世界39カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系企業です。
大手だけあって全体的に求人数は多い傾向にあるのですが、特に外資系企業での派遣求人に強いのが特徴です。(例えば、英語を必要とする仕事や、製薬系、金融系などハイスペックな仕事など)
そのため、CareerTheoryが実施した『合計500名の利用者に対して行った派遣会社の評価に関するアンケート』でも、ランスタッドは総合評価4位の高評価を獲得する結果となりました。
順位 | コメント | |
総合評価 | 4位 | 求人に偏りがあるが、サポート体制が良いので、必ず利用すべき1社 |
求人の質・量 | 3位 | 釣り求人も存在するが、オフィスワーク・製造・軽作業の案件が多い |
提案力 | 7位 | 担当者によって差がある |
サポート体制 | 2位 | スキルアップ制度が充実している |
上記のように、年収帯の高い方への提案力に関しては懸念が残るものの、求人面やサポート体制が優れているので、「しっかりサポートしてほしい!」という派遣初級者の方には非常におすすめできる一社です。
また、ランスタッドに寄せられた口コミ評判を集計すると、以下のようなメリット・デメリットがあることがわかりました。
メリット | |
デメリット |
それでは、以下の章より具体的に説明をしていきます。
2. 口コミ評判からわかるメリット
口コミを分析すると、メリットは大きく下記3点でした。
順に説明していきます。
2-1. 外資系企業への派遣に強い
ランスタッドのメリット1つ目は、外資系企業への派遣に強い点です。
「英語なし」「未経験OK」と言った条件で選ぶこともできるので、外資で働きたいけれど英語力が不安な方にも対応しています。
求人がグローバル!
語学力が活かせる!
語学力を活かそうと、外資に強いランスタッドに登録しました。
ランスタッドでは英語力を活かせるお仕事が多く、スピーディーに職場が決まりました。
ランスタッドには「外資系企業」の求人が首都圏だけで100件以上も存在します。
このことから、外資系企業で働きたい方や語学力を活かしたいという方は必ず登録すべき派遣会社だと言えるでしょう。
2-2. スキルアップ制度が充実している
ランスタッドのメリット2つ目は、充実した研修制度や講座、提携スクールなど、スキルアップを目指すためのサポートが充実している点です。
下記の通り、各OA・IT系スクールから語学系スクール、ビジネス系スクール、通信講座、レジュメの書き方まで、幅広くサポートしています。
出典:ランスタッド公式HP
また、業務に必要な資格・免許を取得した場合、取得費用の半額をランスタッドが負担するという制度もあるので、金銭的負担を減らせるのも魅力です。
金銭的負担を減らしながらスキルアップできた!
スキルに自信がない方は、応募したい求人を探すことと同時に、上記講座も一緒に受講してみることをおすすめします。
2-3. オフィスワーク・製造・軽作業の案件が多い
ランスタッドのメリット3つ目は、オフィスワーク・製造・軽作業の案件が多い点です。
オフィスワークの求人だけで4,000件以上、製造・軽作業の求人数は合わせて8,000件あるため以上あるため、職場選びには困りません。
事務職の案件が多い!
このことから、オフィスワーク・製造・軽作業の派遣を探している方に、おすすめの派遣会社だと言えるでしょう。
ただ、地域によっては案件がない、もしくは少ないことがあるので、事前にコンサルタントに確認してもらうことをおすすめします。
ここまでは、ランスタッド派遣のメリット面をご紹介してきました。
「外資系企業で派遣就労してみたい」「スキルアップ制度を利用してみたい」と考えている人は、是非、以下から登録してみましょう。
ランスタッド公式サイト:
https://randstad.co.jp/【事務】
https://randstad.co.jp/【製造】
ただ、メリット面だけでなくデメリット面もしっかり知ったうえで、利用を検討したい人も多いでしょう。
そこで以下からは、ランスタッドのデメリットについて解説していきます。
3. 口コミ評判からわかるデメリット
口コミを分析すると、デメリットは大きく下記2点でした。
それぞれ実際の口コミを用いながら解説します。
3-1. 釣り求人が多い
ランスタッドのデメリット1つ目は、紹介してくれる求人の中には、釣り求人が紛れ込んでいることがあるという点です。
釣り求人だった…
見ていた求人の仕事内容と違う…
希望に沿った案件を紹介するとなるとこの案件は釣りだけど、希望に添えると必死にアピールしてきてイライラした。
本当に釣り案件が多すぎてほんとに迷惑。
残念ながら、釣り求人はランスタッドだけではなく、どこの派遣会社にも少なからずあります。
条件の良い求人でまずは派遣会社への登録を促し、その後は「この求人は定員に達してしまいました」と言って別の求人を紹介する…という手口は、派遣会社ではよくあることです。
釣り求人の見極めはかなり難しいですが、強いて言うならば、以下の3点に当てはまる求人を避けるようにするとよいでしょう。
好条件すぎるものは避ける | 未経験可で時給1,800円、などと目を惹かれるもの |
「大量募集」と記載されているものは避ける | 登録へのハードルが低くなり、手っ取り早く登録者が増えるため |
長期間同じ求人が掲載されているものは避ける | 就業条件が悪いか、好待遇なように見せかけて登録者を増やすか、どちらかの可能性が大きい |
3-2. 連絡回数が多くしつこい
就業前、面談や求人に関する連絡が多すぎて煩わしいという意見も見受けられました。
電話多すぎ…
未だに出てないけど、、
連絡がしつこい…
俺はこれだけのつもりで行ったのに、毎日毎日、しつこくメールが来ます!ほんとに迷惑メールみたいに
しつこいです!同じ内容の電話も来ます!
派遣会社側にも営業目標があり、売上を立てなくてはならないという事情があります。
そのため、就業者を増やそうと仕事紹介の電話をかけたり、近況報告と称して営業をかけられたり、というのは、ランスタッド以外の派遣会社でもよくあることです。
どうしても連絡が多いと思った場合は、登録自体を抹消してもらうか、連絡頻度を減らしてほしいと担当者に伝えるようにしましょう。
4. ランスタッドの派遣登録をおすすめできる条件
ランスタッドは以下の項目を満たす方におすすめです。
- とにかく外資系企業で働きたい方
- スキルを身に着けながら働きたい方
- オフィスワーク・製造・軽作業の仕事がしたい方
ネット上には様々な口コミがありますが、ランスタッドは、派遣として働きたい方におすすめの派遣会社と言えます。
以下のページから登録できますので、派遣として働くことを考えている方は利用するようにしましょう。
登録は5分程で完了します。
ランスタッド公式サイト:
https://randstad.co.jp/【事務】
https://randstad.co.jp/【製造】
参考:派遣会社は複数併用するのがおすすめ
派遣先を見つける際には、派遣会社を絞らずに複数併用するのがおすすめです。
なぜなら、併用することで以下3点のメリットがあるからです。
- 最適なキャリアコンサルタントを選べる
- 用途によって会社を使い分けられる
- 独占案件をカバーできる
実際、併用先の派遣会社で自分に最適なキャリアコンサルタント・案件を見つけて成功した方も多いので、以下で紹介するところと併用するようにしましょう。
5. ランスタッドと併用すべきサービス3選
ここではランスタッドを活用する人が併用すべき派遣会社を紹介します。
- スタッフサービス|派遣業界No.1の求人数で他社を圧倒
https://www.022022.net/ - テンプスタッフ|圧倒的な求人数と女性への対応が高評価
https://www.tempstaff.co.jp/personal/
- リクルートスタッフィング|未経験OKの求人多数保有
https://www.r-staffing.co.jp/
登録はそれぞれ5分ほどで完了します。
以下で詳しくご紹介しますので、参考にしてみてください。
スタッフサービス|派遣業界No.1の求人数で他社を圧倒
\n
スタッフサービスは、派遣業界No.1の求人数を保有する大手派遣会社です。
実際、職種・業種ともにほぼ全ての派遣領域をカバーしており、2万件ほど保有しています。
全国に相談できる事業所があり、登録利用者からは「仕事紹介のスピードが早い」「他の派遣会社に比べて圧倒的な求人で選択肢が広い」など、高く評価されています。
担当者の質に関しては評判は分かれるものの、求人数は業界No.1であり選択肢を増やすために、ぜひ一度登録することをおすすめします。
<スタッフサービスの派遣サイト>
テンプスタッフ|圧倒的な求人数と女性への対応が高評価
『テンプスタッフ』は、人材業界大手の「パーソルグループ」が運営する派遣会社です。
紹介可能求人の数は、常時5万件以上と、派遣会社の中でもトップレベルです。
また、会社としての教育体制も整っており、利用者から「担当者の対応がよかった」と高評価の声もあがっています。
業界最大手で利用満足度の高い『スタッフサービス』と併せて利用すれば、希望にぴったりの求人をスムーズに見つけられるでしょう。
公式サイト:
https://www.tempstaff.co.jp
※スキルに不安な方向けに「テンプオープンカレッジ」といったスキルアップ支援制度もあります。
リクルートスタッフィング|未経験OKの求人多数保有
リクルートスタッフィングは、人材業界最大手のリクルートホールディングスグループが運営する大手派遣会社です。
求人数は同グループの「スタッフサービス」には劣りますが、大手企業から中小企業まで様々な派遣業務を豊富に保有しています。
福利厚生も大手ならではの充実度で、派遣元選びとしては文句無しの内容です。
また、難易度の高いリクルートグループの本流なだけあって、質の高い営業担当についての良い口コミも目立ちます。
大手の派遣会社に複数登録する場合は、パソナキャリアと並び、登録候補として非常におすすめです。
リクルートスタッフィング公式サイト:
https://www.r-staffing.co.jp/
6.派遣会社を効果的に利用するための8ポイント
この章では、派遣会社をより効果的に利用するためのポイントを8つお伝えします。
- 6-1. 派遣会社に複数登録する
- 6-2. 派遣就労の意欲を見せる
- 6-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
- 6-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく
- 6-5. 担当営業をシビアな目でみる
- 6-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
- 6-7. 気になる求人があったら早めに応募する
- 6-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
良い派遣会社を選んでも、上手に使えなければもったいないので必ずチェックしましょう。
6-1. 派遣会社に複数登録する
派遣会社は、複数登録することがおすすめです。
なぜなら、複数登録することで以下3点のメリットがあるからです。
- 最適な担当営業を選べる
- 用途によって派遣会社を使い分けられる
- 独占案件をカバーできる
具体的には、以下のように2~3社の派遣会社に相談し、対応に満足できた派遣会社のどれかに頼ることをおすすめします。
6-2. 派遣就労の意欲を見せる
派遣就労への意欲を見せることで、担当営業があなたの優先順位をあげて対応してくれるようになります。
なぜなら、担当営業には派遣契約の成約目標が課されており、派遣契約に結びつきそうな方を欲しているからです。
こういった背景もあり、担当営業とのファーストコンタクトで必ず「就労時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
なお、会社に在籍中の場合は、最短で退職できる見込み日時を伝えておくと良いです。※一般的に、退職には約1か月半~2か月かかります。
6-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
派遣会社による就業前後のフォロー体制は、必ず聞いておくようにしましょう。
例えば、就業前のフォロー体制については、「希望条件に合った求人紹介」や「企業との面談対策」をしっかりと行ってもらえるかどうかがポイントとなります。
その一方、就業後のフォロー体制については、「派遣先への訪問頻度」や「派遣会社への連絡体制」を聞き出し、就業後もいつでも相談しやすい環境かどうかを確認しておきましょう。
6-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく
派遣会社の福利厚生・研修制度も必ず聞いておくようにしましょう。
なぜなら、派遣社員が受けられる福利厚生・研修制度は、派遣先企業のものではなく、派遣会社から提供されるものとなるからです。
ここは勘違いしやすいところですが、非常に重要なポイントなので、必ずおさえておくようにしましょう。
6-5. 担当営業をシビアな目でみる
担当営業に情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
ご支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応いただき感謝をしておりますが、派遣社員としての就労が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他の担当の方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
担当変更がどうしてもしづらい場合は、その派遣会社は諦めて他社を当たりましょう。
6-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限り情報が残ります。
派遣会社や企業の中でよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ...」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を制限されるなどの判断が下されます。
6-7. 気になる求人があったら早めに応募する
派遣会社を利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
なぜなら、派遣の求人は募集ポジションの枠が埋まった時点で、募集が止まってしまうからです。
実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。
このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
6-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
数社の派遣会社を使っている場合、同じ求人には複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。
企業から「他の派遣会社からも応募があるんだけど」と担当者に連絡がいってしまいます。
これにより、企業・担当営業の両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。
7.派遣会社利用の流れ
この章では、実際に派遣会社を利用する場合の流れについてご説明します。
- Step1. 派遣会社に登録する
- Step2. 担当者と初回面談を行う
- Step3. 求人紹介を受ける
- Step4. 希望求人に応募する
- Step5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
- Step6. 就業開始
- Step7. 就業後フォローを受ける
- Step8. 契約終了前の対応を行う
この章でご説明することは、派遣社員として就労するに当たって大事なポイントとなりますので、必ず目を通すようにしてください。
Step 1. 派遣会社に登録する
派遣会社公式ページから登録を行いましょう。
登録の際、以下内容を記載します。
- 名前
- 住所
- 経験
- スキル
- 希望職種
- 就業条件
もし希望職種・就業条件について考えが及ばないようでしたら、派遣会社との面談当日の際に聞くことで、具体的なイメージを持てるようにしましょう。
Step 2. 担当者と初回面談を行う
派遣会社に登録した後、担当者と初回面談を行います。
たいていの場合、面談は以下2つのうちいずれかの方法となります。
面談方法について選択できる場合は、直接面談を行ってもらうようにしましょう。
というのも、直接面談の方が電話面談に比べて、時間を取って丁寧に行ってくれることが多いからです。
なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 派遣社員として就業するべきかどうか
- 派遣社員として就業するとしたら、どのような企業で働けそうか
- 就業先に関する要望の深堀
実際、面談で気づかされることも多く、面談を通じて具体的な就業イメージをつけられた方も多いので、なるべく多くの派遣会社に意見をもらうことをおすすめします。
Step 3. 求人紹介を受ける
初回面談の後、あなたの希望に合いそうな派遣求人を5件〜20件ほど紹介してもらいます。
思ってもいないような大手企業もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれの派遣会社でしか扱っていない独占求人(その多くは非公開求人)もありますので、派遣会社に2~3社登録し、それぞれの会社で求人紹介を受けることを推奨します。
Step 4. 希望求人に応募する
求人紹介を受けた中で、実際に応募したい求人があった場合、その旨を担当者に伝えます。
ここで担当者と良好な関係を築けていると、応募企業に自らをプッシュしてくれることで、選考が有利に進むこともあります。
そのため、派遣会社とのやりとりにおいては常に誠実な対応を取り、良好な関係を築けるようにしておきましょう。
Step 5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
書類選考に通過した後、応募先企業と面談(顔合わせ)を行います。
企業との面談に際しては、派遣会社の担当者が同席をしてくれるので、一人よりも安心して臨むことができます。
ただし、建前は企業との「面談」となっていますが、実質は「面接」であることには注意が必要です。
実際、面談中に以下のような質問を受けることもあります。
- 自己紹介をして頂けますか?
- 職務についてご説明いただけますか?
- あなたの長所・短所を教えて頂けますか?
- 今までの仕事では何に気を付けていましたか?
- 以前に経験された資料作成は社内向けですか、社外向けですか?
もし、企業との面談に自信がない場合は、以下の記事に面談(面接)のポイントが記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
Step 6. 就業開始
応募先企業との面談の後、内定が出たら就業開始です。
契約期間が満了するまで、就業先での仕事に精一杯取り組みましょう。
なお、ネット上の大半はここまでの説明で終わっていますが、就業開始後も派遣会社との関係は続きます。
詳しくは、Step7.8にてご説明しますので、しっかりおさえておいてください。
Step 7. 就業後フォローを受ける
就業後も、引き続き派遣会社からフォローを受けることができます。
就業後フォローの一例として、就業後に企業への要望が出てきた場合は、派遣会社が間に入って企業に伝えてくれるといったこともあります。
その他、派遣会社の研修制度を利用してスキルアップを図ることもできますので、就業後も派遣会社を賢く利用していきましょう。
Step 8. 契約終了前の対応を行う
派遣社員の雇用期間終了が近づくと、以下のうちいずれかの対応を行う必要があります。
- 契約期間の更新を行う(契約期間3年未満の場合)
- 他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶ
- 派遣先企業と雇用契約を結ぶ
また、就業後3年以上になる場合は、他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶか、派遣先企業と雇用契約を結ぶかのうち、いずれかの対応を選ぶこととなります。
というのも、労働者派遣法により、派遣社員は同じ事業所で3年以上働くことができないと定められているからです。
基本的に、今後の対応については派遣会社から提案をもらえますが、このような対応があるということを事前に知っておきましょう。
8. ランスタッドに関するQ&A
この章ではランスタッドに関する質問に対して回答していきます。
Q-1. 派遣は正社員や契約社員とどう違うの?
大きく違うところは、就業条件の明示や給与の支払いが派遣会社で行われることです。
派遣社員として仕事している間、ランスタッドと派遣先は「労働者派遣契約」で結ばれ、ランスタッドと就業希望者とは雇用契約で結ばれているからです。
Q-2. 就業中に困ったら相談できる?
もちろん相談できるので、安心してください。
定期的に専任のサポーターが就業先に来てくれるので、困ったことがあればその際に相談するようにしましょう。
Q-3. 派遣の仕事にはどんなものがある?
派遣の仕事は様々で、経験や能力を活かした仕事選びができます。
その中から自分が気になったものに応募するようにしましょう。
Q-4. 派遣の仕事で残業はある?
残業の有無や量は派遣先によって異なります。
仕事を案内してくれる際に、どれくらい残業時間が発生するかの目安も伝えてくれるのでその時に判断するようにしましょう。
9. 関連記事まとめ
ランスタッドに関連する記事をまとめました。
以下の記事も併せて読むことで、派遣に対する理解を深めることができます。
ランスタッドに関連する記事 | |
おすすめの派遣会社 | |
派遣に関する知識 |
まとめ
いかがだったでしょうか。
ランスタッドに登録すれば、良い派遣先が見つかることにつながります。
特に下記に当てはまる方は、ランスタッドへの登録がおすすめです。
- とにかく外資系企業で働きたい方
- スキルを身に着けながら働きたい方
- オフィスワーク・製造・軽作業の仕事がしたい方
ランスタッド公式サイト:
https://randstad.co.jp/【事務】
https://randstad.co.jp/【製造】
ただ、他社は一切使わないと考えている方は、もっとじっくり比較したほうがより良い就職先が見つかるかもしれません。
そういった方は、登録無料なので全て登録し、求人・担当者を比較しながら厳選するのがおすすめです。
- スタッフサービス|派遣業界No.1の求人数で他社を圧倒
https://www.022022.net/ - テンプスタッフ|圧倒的な求人数と女性への対応が高評価
https://www.tempstaff.co.jp/personal/
- リクルートスタッフィング|未経験OKの求人多数保有
https://www.r-staffing.co.jp/
このページを参考に、あなたに合った派遣会社が見つかることを祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。