大阪で転職したい薬剤師におすすめの転職サイト・エージェント5選|最高の転職のためにプロが解説

「大阪府内で薬剤師として転職したい」「薬剤師として大阪で転職するとき、どの転職サイトを使ったらよいのだろう」と考えていませんか?

大阪府の薬剤師は、求人の幅も広く、正しい手順を踏めば、理想の転職を実現することが可能です。

しかし、選び方を間違えてしまうと年収が大幅に下がってしまう恐れもあります。

そこでこの記事では、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた私が、転職で失敗しないための基礎知識や、大阪の薬剤師求人の探し方を解説していきます。

  1. 【大阪】薬剤師に特化したおすすめ転職サイト5選
  2. 大阪の薬剤師に人気の求人
  3. 大阪の薬剤師求人は年収が低い傾向にある
  4. 大阪で高年収求人を見つける方法
  5. 【大阪】薬剤師転職成功のための3つのステップ
  6. 転職サイトをより効果的に利用する7ポイント
  7. 【図解】転職サイト利用の流れ
  8. 大阪の薬剤師転職サイトに関するよくある質問
  9. 薬剤師の転職ノウハウに関連する記事

このページを読めば、大阪で最高の薬剤師転職をするための方法を理解できるでしょう。

 

1. 【大阪】薬剤師に特化したおすすめ転職サイト5選

まずは、数ある転職サイトの中から、大阪の薬剤師転職に最もおすすめのものを、以下の点を基準に選定しました。

  1. 大阪の公開求人数:ホームページで公開している大阪の求人数
  2. 求人の質:紹介してくれる求人の質は良いか
  3. サポート体制:サポート体制に強みがあるか

その結果、大阪の薬剤師転職に強みのある転職サイトは、以下の通りとなりました。

大阪の求人数サポート提案力特徴
薬キャリエージェント
約2,200件

4.3

4.1
抜群にスピーディで丁寧な転職サポートが強み。
マイナビ薬剤師
約5,900件

4.4

3.5
全国主要都市で面談を実施。面接が不安な人におすすめ。
ファーマキャリア
約4,300件

3.9

4.2
希望に沿った好条件求人を提案。コンサルタントが優秀
ファルマスタッフ
約5,100件

3.8

3.6
総求人数は業界トップクラス。調剤薬局求人に強み。
リクナビ薬剤師
約3,200件

3.4

4.3
大手故に求人やコンサルタントの質が安定している

※求人数は2021年9月時点

大阪で薬剤師転職を考えている方は、まず上記の中から気になるサービスを2~3社に登録・利用してみることをおすすめします。

そのうえで、担当のコンサルタントとの相性が良い転職サイトをメインに、転職活動を進めていきましょう。

それでは、ご紹介します。

1-1. 薬キャリエージェント|実績豊富で満足度95%

薬キャリ

『薬キャリ』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

公式サイト:
https://agent.m3career.com/

当サイトでは薬キャリのコンサルタントにインタビューを行いました!

薬キャリの強みコロナ禍における薬剤師の転職事情をお話いただいたので、転職を検討している方はぜひご覧ください。

こちらをタップ ▼

薬剤師の人生を照らす転職を――薬剤師満足度No1『薬キャリ』のコンサルタントによる「求職者ファースト」の転職支援とは

1-2. マイナビ薬剤師|親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、54,673件の求人を掲載しています

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

※マイナビのプロモーションを含みます。

1-3. ファーマキャリア|好条件求人をオーダーメイドで提案

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
https://pharmacareer.jp

1-4.ファルマスタッフ|調剤薬局と派遣の求人が豊富

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

特に調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスです。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。正社員求人だけでなく、派遣求人も多く扱っています。

20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力です。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

1-5.リクナビ薬剤師|優秀なアドバイザーが全面サポート

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

2. 大阪の薬剤師に人気の求人

大阪の薬剤師に人気の求人は以下の通りです。

  1. ドラッグストアの求人
  2. 調剤薬局の求人
  3. 企業の求人

それぞれの求人の特徴を詳しく見てみましょう。

2-1. ドラッグストアの求人

ドラッグストアは薬剤師に人気の高い就業先の一つです。

買い物客からの相談を受けながら、最適な薬を案内し、第一種医薬品を販売する際には用法の説明などを行います。

ドラッグストア勤務の薬剤師は、比較的給与が高い傾向にあります。

その一方で、専門性を発揮できない・一般的な販売業務をすることが多いなどがデメリットとして挙げられます。

2-2. 調剤薬局の求人

病院や診療所の近隣にある調剤薬局で、薬の調剤・提供を行います。

処方箋が適切かどうか、どのような薬剤処方歴があるかといった確認を実施し、複数の薬を処方する場合は、相互作用の確認、副作用や服用時の注意点の説明を行います。

調剤薬局は就業先の選択肢も非常に多く、その他の就業先と比べて転職しやすいと言えるでしょう。

落ち着いた環境で働くことができるという点も人気の理由です。

2-3. 企業の求人

薬剤師の就業先の一つとして、企業で働くという選択肢もあります。

主に医薬品を扱う部署で、問い合わせ対応や品質管理、在庫管理を行う仕事が多いのが特徴です。

また、製薬会社や化粧品メーカーに就職し、商品開発に携わるというケースもあります。

不特定多数の人を相手にするわけではないので、落ち着いた環境で働くことができますが、その反面やりがいを感じづらいという方もいらっしゃるようです。

MR(医薬情報担当者)

MRは、企業で働く薬剤師に人気の職種の一つです。

主に、製薬企業が開発する医薬品の普及をすすめることが仕事であり、病院・医療施設を訪問して、医薬品の情報提供などを行います。

MRの最大の特徴は、高年収が期待できるという点です。

事実、MR平均年収は658万円、営業系業種では医薬品メーカーと僅差で2位となっています。

一方で、全国へ異動や出張があったり、接待などを行う慣習があったりと、体力的な負担が大きい仕事であると言えます。

3.大阪の薬剤師求人は年収が低い傾向にある

大阪の薬剤師は年収が低い傾向にあると言われています。

薬剤師求人サイト「薬キャリエージェント」の調査の『都道府県別薬剤師の平均年収』をみると、大阪府薬剤師の平均年収は510万円であり、全国平均543万円を下回る結果が出ています。

また年収をランキング形式にすると、大阪府の薬剤師は47都道府県中、33位であることがわかりました。

一般的に職種の地域別年収は、都市部であるほど高くなりますが、薬剤師の場合はその限りではありません。

同調査では、大阪府以外にも、愛知県(21位・532.8万円)、福岡県(22位・532.2万円)などの都市部も、全国平均を下回る結果となっています。

大阪の薬剤師の年収が低い理由

大阪の10万人あたりの薬剤師数は197人と、全国平均(181人)よりも多く、薬剤師の数がすでに十分足りているため、年収が上がりにくいためです。

これには、大阪府内には薬剤師を育成する大学が多い(5大学)という点も影響していると考えられます。

したがって、立地条件の観点から、大阪府は薬剤師の数(転職市場におけるライバルの数)が多いため、年収が上がりにくいと考えられるのです。

では大阪府内で転職しても年収が下がらないようにするには、どうすれば良いのでしょうか。

具体的な方法を次の章で解説します。

4. 大阪で高年収求人を見つける方法

大阪府内で高年収求人を見つける方法は、以下の通りです。

  1. 調剤薬局・ドラッグストアを狙う
  2. 郊外の就業先を狙う

それぞれ詳しくみていきましょう。

4-1. 調剤薬局・ドラッグストア求人を狙う

薬剤師の就業先の中で、調剤薬局とドラッグストアは特に年収が高い傾向にあります

就業先平均年収(都市部)
ドラッグストア542万円
調剤薬局507万円
企業504万円
病院467万円

参考:薬キャリエージェント

その理由は、ドラッグストアは調剤業務だけでなく、一般用医薬品や化粧品なども販売しており、高い利益を出しやすいビジネスモデルだからです

そのため、調剤薬局などの就業先よりも、高い利益を上げられ、従業員へ還元することができるのです。

大手ドラッグストアと調剤チェーンの売上高を比較すると、以下のような結果となりました。

参考:薬剤師求人サイト『ファーマボックス』

売上高の大きい企業上位8つはすべてドラッグストアチェーンであることがわかります。

高収入を目指しているという方は、ドラッグストアを転職先候補に入れておきましょう。

4-2. 郊外の就業先を狙う

高年収を目指したいと考えているのであれば、就業先は大阪市内よりも、郊外の地域の方が適しています。

なぜなら都市部から離れた郊外は、人員を確保しにくいためです。

特に大手チェーンのドラッグストアなどは、この傾向が顕著であり、利便性の高い都市部の店舗よりも、郊外の方が高い給与が設定されている、という状況となっています。

ただし求人数自体は都市部が圧倒的に多い

「収入を上げたい」という視点でみると郊外の方が適していますが、求人数自体は都市部が圧倒的に多いというのも事実です。

実際に薬剤師転職サイト『薬キャリエージェント』に掲載されている求人をみると、郊外の地域は平均して「100件程度」であるのに対し、大阪市は「1,200件」もの求人が募集されています。

転職先を決める際には、「得られる年収」と「転職のしやすさ」の両方の視点から考えるべきでしょう。

5. 【大阪】薬剤師転職成功のための3つのステップ

大阪の薬剤師転職を成功させるためには、以下の3つのステップを踏むことを意識しましょう。

  1. 大阪府内の良質な求人をできるだけ多く集める
  2. 人間関係や職場環境など本当にあなたに合った就業先かを検討する
  3. 入念な準備を経て選考を受ける

それぞれ詳しく解説していきます。

ステップ1. 大阪府内の良質な求人をできるだけ多く集める

まずは大阪府内の求人情報を、できるだけ多く集めましょう。

選択肢が多いほど、細かい要望に合致する求人を見つけやすくなり、結果として、自らの希望にぴったりの求人に出会える確率を高めることができます。

情報収集は転職サイトを活用するのが一番の近道

情報収集を行うならば、まずは薬剤師転職に特化した転職サイトを利用しましょう。

良質な薬剤師求人は、転職サイトが独占して保有していたり、一般的な求人サイトでは公開されていなかったりすることが多々あります。

効率的に多くの求人情報を集めるならば、複数の転職サイトに登録し、検索することが最善の方法です。

ステップ2. 人間関係や職場環境など本当にあなたに合った就業先かを検討する

転職を検討している就業先が、本当にあなたにあっているのかどうかを見極めることも欠かせません。

職場の内部の情報は、以下の方法で確認しましょう。

職場の内部事情を事前に知るには

  1. 面接時に採用担当者へ質問する
  2. 転職サイトのキャリアアドバイザーから、情報を教えてもらう
  3. 知人の紹介で転職する場合は、事前に遠慮なく聞いておく

面接時に採用担当者へ質問するのがもっとも確実ですが、状況次第ではなかなか質問しづらいケースも想定されます。

また紹介で転職するケースはそれほどないでしょう。

したがって、内部の情報を知るためには、転職サイトのキャリアアドバイザーから事前に聞いておくというのが、最も現実的な方法です。

ステップ3. 入念な準備を経て選考を受ける

行き当たりばったりの応募・面接では、選考通過の確率も低くなり、転職活動がむやみに長引いてしまう恐れがあります。

就業先へ応募する際は、書類作成から面接対策まで、事前の入念な準備が欠かせません。

例えば、確実に聞かれるであろう「頻出の質問」に対する回答を、あらかじめ考えておくだけで、スムーズな応答が可能になり、的確に自分をアピールすることができるでしょう。

面接で頻出する質問

  • 「あなたの強みは何ですか?」
  • 「なぜ転職しようと思ったのですか?」
  • 「弊社を志望した動機を教えてください」
  • 「弊社に活かせるスキルや経験を教えてください」

また、面接特有の空気感に緊張してしまい、本番で思うように受け答えができないという方も少なくありません。

このような事態を防ぐためにも、面接の練習を行っておくことが大切です。

薬剤師転職のプロの視点を得られるとなお良し

転職サイトを利用すれば、薬剤師転職のノウハウを熟知したプロフェッショナルから、的確な面接アドバイスをもらうことができます。

特に「面接に不慣れ」「緊張してしまう」という方にとっては、心強い助けとなるでしょう。

この3ステップをうまく行うためには、転職サイトの利用がおすすめ

高年収の求人を狙うためには、薬剤師に特化した転職サイトに登録することが欠かせません。

転職サイトを利用することで、以下のようなサポートを受けることができます。

サポート例

  1. 履歴書・職務経歴書の作成(添削)
  2. 求人探し
  3. 求人の応募手続き
  4. 面接の日程調整
  5. 配属先の交渉
  6. 給与・ポジションの交渉
  7. 雇用契約書の確認
  8. 入社関連手続き

転職サイトの担当者は、数多くの薬剤師転職を成功に導いてきた実績があり、「どのように自己PRをすれば、採用確率が高くなるか」といったノウハウを熟知しています。

一人ひとりに合った転職活動の進め方も、具体的にアドバイスしてくれるでしょう。

転職理由をうまく伝える方法が分からないという方は、一度プロの意見を聞いてみることをおすすめします。

登録から利用まですべて無料で行えますので、転職活動の準備に不安のある方は、利用を検討してみてください。

6転職サイトをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職サイトをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職サイトも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

7【図解】転職サイト利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職サイトに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職サイトのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職サイト経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職サイトであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

8. 大阪の薬剤師転職サイトに関するよくある質問

大阪の薬剤師転職サイトに関する、よくある質問をまとめました。

それでは、ひとつずつご説明します。

Q1. 現時点で大阪に住んでいなくても転職できますか?

大阪在住でなくても、もちろん転職は可能です。

転職サイトによっては、Web面接などの別の方法で選考を実施してくれるところもあります。

ただし、最終面接などは大阪に出向かなくてはいけない可能性もありますので、事前に転職サイトの担当者に確認しておくのがおすすめです。

Q2. 登録する転職サイトは1社で良いのですか?

転職サイトは、複数登録することをおすすめします。

何故かというと、複数登録しておくことで「求人の幅が広がる」「様々な担当者の意見が聞ける」といったメリットがあるからです。

また、1社しか登録していない場合、担当者との相性が悪ければ、良い求人を見つけられないこともあります。

転職活動後に後悔しないためにも、転職サイトは複数登録した上で活用しましょう。

Q3. そもそも転職サイトを利用しなくてはならない理由はなんですか?

転職サイトを利用することで得られるメリットは、

  1. 豊富な求人を見ることができる
  2. 転職のプロにサポートしてもらえる

の2点です。

転職サイトに登録することによって、非登録者には公開されない、非公開求人の紹介を受けることができます。

そして、この非公開求人には通常よりも待遇が良い求人が多いため、普通に転職するよりも好条件で就業できる可能性が高まるのです。

また、転職にあたっての手続きや企業とのやり取り、選考対策などはサイトの担当者にサポートしてもらうこともできるため、より効率的に転職活動を進めることもできます

このように、より良い求人に巡り合い、そして転職活動を効率的に進めるためにも、転職サイトを利用するのがおすすめなのです。

Q4. 大阪は転職しやすい地域なのでしょうか。

転職のしやすさをお答えするにあたり、ひとつの指標となるのが有効求人倍率です。

関西地方の2021年6月の有効求人倍率をグラフにして比較してみると、大阪は関西地方の中で4番目に有効求人倍率が高い、という結果になりました。

※各都道府県の公式HP、または各都道府県労働局の公式HPを参考にしています(大阪府京都府兵庫県滋賀県奈良県和歌山県)。

この数値を見ると、大阪は関西地方の中で、特筆すべきほどの転職しやすい地域である、とは言えないということがわかります。

むしろ転職のしやすさだけを見れば、大阪よりも京都の方が、転職には適していると言えるでしょう。

ただし、有効求人倍率は月ごとに変わりますので、あくまで参考程度の数値として見ておくことをおすすめします

Q5. 大阪の転職サイトに全て断られた場合、どうしたら良いですか?

転職サイトの保有している案件と、経歴やスキルがマッチしていない場合には、サイト担当者から紹介を断られる可能性があります。

その場合は、『1. 【大阪】薬剤師に特化したおすすめ転職サイト5選』でご紹介した中から別の転職サイトに登録するか、担当者がつかない代わりに自分で企業を探すことがおすすめです。

Q6. 大阪で転職する人は、どれくらいいるのでしょうか。

大阪労働局のの調査によると、2021年度6月において大阪で転職する人数(有効求職者数)は162,029人で、ここ1年は減少傾向にあります。

その中でも、正社員への転職を希望しているのは102,257人、また、最も転職希望者が多い職種は事務系で、21,384人です。

その他大阪の労働市場について詳しく知りたい方は、こちらから大阪労働局公式HPをご覧ください。

9. 薬剤師の転職ノウハウに関連する記事

薬剤師の転職ノウハウに関連する記事を集めました。

以下の記事も併せてお読みいただくことで、薬剤師の転職に関する知識が深まります。

転職先
ノウハウ・コツ
 業界別年収アップのコツ

10. さいごに

大阪での薬剤師の転職について、コツやノウハウをご紹介しました。

理想通りの転職を実現するためには、情報収集をして、正しい手順で転職活動をしていくことが欠かせません。

そのためにはまず、下記の転職サイト2~3社にぜひ登録してみてください。

大阪薬剤師の転職に強く、必ず登録すべき転職サイト5選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

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