プロが教えるエグゼクティブが使うべき転職エージェント4選

エグゼクティブ 転職

エグゼクティブ(社長、取締役、社外取締役、執行役員、部門責任者)の転職をするときは、どこのエージェントを使えば良いの?そもそもエージェントは使うべきなの?と思っていませんか。

結論からいうと、転職エージェントは活用するべきなのですが注意が必要です。

なぜなら、エージェントは成約時に仲介料として年収の30%〜40%を得るというシステムのため、エグゼクティブ層の転職が決まると大きな売上になります。そのため、質の低いエージェントだとあなたを騙して転職を成立させることも有り得るからです。

このページでは、現役人事コンサルタントの経験から、エグゼクティブ転職のエージェント選びについて、下記3点をご紹介します。

  1. エグゼクティブ向け転職エージェントの選び方とおすすめ5選
  2. 転職エージェントを使う際に注意すべき5つのポイント

全て読めば、あなたが本当に使うべき転職エージェントと、それらを最大限活用する方法がわかり、最高の転職を実現できるでしょう。

1. 転職エージェントは”転職希望期間”に応じて2つの形式から選ぶ

エグゼクティブが使うべき転職サービスは2パターン有り、すぐに転職したい人は総合転職エージェントを、中長期的にじっくり転職したい人はヘッドハンティング型転職エージェントをおすすめします

  • 総合転職エージェント
  • ヘッドハンティング型転職エージェント

※時間に余裕があって具体的に転職を考えているのであれば、サービスは基本的に無料なのでできればどちらとも利用し、キャリアについてアドバイスをまずは受けてみるのもおすすめです。

1-1. 総合転職エージェント

一般的な形式のエージェントです。あなたに専任のコンサルタントが付き、エージェント内の膨大なデータベースからあなたにマッチする案件を探してきてくれて、提示してくれます。

最大のメリットは、大量の案件が常時存在するため、一気に接触できる案件数が多く、自分にあった求人を迅速に見つけたり、比較できることです。

転職エージェント

具体的に転職エージェントをどのように選んだら良いか、どこに登録したら良いかは第2章でお伝えします。

1-2. ヘッドハンティング型転職エージェント

エグゼクティブ転職特有のスタイルで、あなたに専任コンサルタントは付かず、あなたの条件にあわせてコンサルタント(ヘッドハンター)から連絡が来る形式です。

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最大のメリットは、総合転職エージェントでは触れることのできない、エグゼクティブの中でもさらにハイクラスな案件と出会うことができることです。

なぜなら、エグゼクティブの求人は重要な事業戦略に紐付いているので公にはしたくないため、こっそり内々にエージェント(ヘッドハンター)に頼むことが多いからです。

そのような内々の案件をExclusive案件と呼んでおり、総合転職エージェントのデータベースにはほとんど掲載されないと言っても良いでしょう。

ただしそもそもエグゼクティブのExclusive案件は母数が少ないため、中長期的な転職活動となります。

2. エグゼクティブ向け転職エージェント4選

エグゼクティブの方は普段から多忙だと思いますので、なるべく無駄なく転職エージェントを選ぶべきでしょう。

総合転職エージェントで使うべき2社、ヘッドハンティング型転職エージェントで使うべき2社、合計4社について、おすすめな理由とともにご紹介します。

2-1. 総合転職エージェントで使うべき2社

結論からいうと、国内企業での転職なら『リクルートエージェント』、外資案件をご希望なら『JAC Recruitment』をおすすめします。

転職エージェントの選定基準としては、下記2項目です。

  • 実績
  • 国内案件か、外資系案件か

転職エージェントの社格は、実績(案件数と登録者数)で決まります。

話は単純で、サービスが向上すれば登録者数が増え、登録者数が増えると多くの会社が利用し、そうなると多くの会社が登録していれば登録者数が増え、投資できるようになりサービスが向上し…と繰り返した結果だからです。

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「リクルートは何となく嫌いだけど、登録者数もダントツだし、すぐに採用しなければならないからな・・・」と、リクルート嫌いの人事もリクルートエージェントを結局使います。

業界特化型エージェントで優れている企業も確かに存在し、小さな市場(例えば看護師や士業)では強い場合がありますが、総合転職エージェントの質は実績にひもづきます。

ただし、担当するコンサルタント次第ですので、第3章「転職エージェントを使う際に注意すべき7つのポイント」を参考にしてうまく活用しましょう。

※また、英語がネイティブレベルでグローバルポジションを狙う場合は、上記に加えて『ロバートウォルターズ』もおすすめします。

各公式サイト

2-2. ヘッドハンティング型転職エージェントで使うべき2社

下記2社が圧倒的首位で、推奨は最大手の『ビズリーチ』です。

  • 『ビズリーチ』
  • 『キャリアカーバー』

『キャリアカーバー』は規模では『ビズリーチ』に劣るものの非常に優れているサービスですが、2015年12月に3.7万人の個人情報が流出する騒動があったため、現状は無難に最大手のビズリーチを活用することを推奨します。

『ビズリーチ』

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ビズリーチ』は管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化した転職エージェントです。

約1700名以上のヘッドハンターが登録しており、数では約600名のキャリアカーバーを圧倒しています。

2000万越え案件も多数保有しており、特に外資系案件に強く、ベンチャーから大手の案件まで全てカバーしています。

一度登録し、連絡があったヘッドハンターとあってみると、あなたのキャリア観を変えるような発見があるかもしれません。

『キャリアカーバー』

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キャリアカーバー』は転職業界最大手のリクルートが運営する転職支援サービスです。

スカウト案件も充実しており、ヘッドハンティング大手と提携し、エグゼクティブの独占案件も数多く保有しています。

他社で起きがちな、担当コンサルタントとの性格的なミスマッチや転職希望業界に詳しくなかったりといったトラブルを避けることができ、転職活動をより効率的に進めることができます。

しかしながら、前述した通り2015年12月に3.7万人の個人情報が流出する騒動があったため、現状は無難に最大手のビズリーチを活用することを推奨します。

3. 転職エージェントを使う際に注意すべき7つのポイント

この章では、エグゼクティブ転職で知らないと損する絶対に注意すべき7つのポイントを解説します。

3-1. 口コミサイト『Vokers』を使い紹介された会社の実態を知る

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいものです。

優良なエージェントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトのVokersを利用して裏をとるようにしましょう。

下記は外資コンサルティングファームに転職した方の例です。

入社時にエージェントから「幅広い領域でコンサルティングを行っているため、幅広く活躍できますよ」とプッシュされても、サービスを使えばあらかじめ実態を知り、ミスマッチを回避できます。

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上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

3-2. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります

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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

3-3. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

3-4. 担当コンサルタントをシビアな目でみる

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。

現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいコンサルタントの方と

一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

3-5. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。コンサルタントでよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

3-6. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

3-7. 同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない

数社の転職サイトを使っている場合、同じ案件には複数のコンサルタントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。

すぐに転職をしたい方は、下記2社の総合転職エージェントに相談すると良いでしょう。

※英語がネイティブレベルでグローバルポジションを狙う場合は、上記に加えて『ロバートウォルターズ』もおすすめします。

中長期的にキャリアを磨きたいと考えている方は、下記2社に相談すると良いでしょう。

時間に余裕のある方は、利用するのは無料なので全てに登録してとりあえず話を聞いてみるだけでも、あなたのキャリアに対してのプロのアドバイスがもらえて、新たな発見があるかもしれません。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

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