「語学力を生かした転職を支援してくれるところはないかな?」とバイリンガル向けの転職エージェントを探していませんか?
どの転職エージェントもバイリンガルの方を歓迎していますが、しっかり厳選して選ばなければ、あなたが満足できる求人が一切見つからない…ということにもなりかねません。
そこで、このページでは、転職エージェントとして3,000人の転職支援をしてきた経験を生かして、バイリンガルの方の転職エージェントの選び方とおすすめを下記の流れで解説していきます。
- バイリンガルこそ転職エージェントを利用すべき!その理由は?
- バイリンガルの転職エージェントの選び方
- バイリンガルの方におすすめの転職エージェント12選
- 転職エージェントのサービスの流れと、6つの注意点
このページを読めば、ベストな転職エージェントを選べ、最高の形で利用することができます。
このページでは、転職エージェントのメリット、バイリンガルの方の選び方、おすすめのサービスを紹介していきます。
長くなってしまうので結論を先に言うと、特におすすめなのはキャリアに自信があるか、ないかに合わせてそれぞれ下記の3社です。
語学力+キャリアに自信がある方向け
- リクルートダイレクトスカウト:https://directscout.recruit.co.jp/
- ビズリーチ:https://www.bizreach.jp/
- エンワールド・ジャパン:https://www.enworld.com/
- JACRecruitment:https://www.jac-recruitment.jp/
- リクルートエージェント:https://r-agent.com/
語学力はあるが、キャリアに特に自信がない方向け
- パソナキャリア:https://www.pasonacareer.jp/
- doda:https://doda.jp/
- マイナビエージェント:https://mynavi-agent.jp/
まずは2~3社登録し、担当者からの連絡を待ちましょう。
目次
1. バイリンガルこそ転職エージェントを利用すべき!その理由は?
転職エージェントは下記のようなサービスで、バイリンガルの方にもおすすめです。
転職エージェントを利用することで、転職活動全般をサポートしてくれますが、下記の3つの理由で、バイリンガルの方こそ転職エージェントを使うべきです。
- 非公開の良質な求人が多い
- あなたの語学力をどう活かすかアドバイスをもらえる
- 転職活動が楽になる
1-1. 非公開の良質な求人が多い
転職エージェントには世の中に公開されていない「非公開求人」が豊富にあります。
例えば、「リクルートエージェント」は8割が非公開求人、非公開求人だけで22万件以上求人があります。
引用:リクルートエージェント
この非公開求人は、下記のような理由で非公開になっているケースが多いです。
- 世の中に公開されたら応募者が殺到してしまう
- 極秘プロジェクトのためのポジション
- 今働いている人の心象を悪くするような好待遇案件
いわゆるいい求人が多いのですが、特に「ピンポイントで欲しい人材を獲得」するときに非公開にされやすいです。
そのため、バイリンガルのような特定の強みを持っている方を探している求人は、実は非公開求人の方が豊富です。
1-2. あなたの語学力をどう活かすかアドバイスをもらえる
バイリンガルの方には「外資or日系グローバルか」から「国内or海外か」など様々な選択肢があります。
すでに進む道、業界・業種が定かであればいいのですが、転職エージェントに登録することで、キャリアカウンセリングを受けられます。
「あなたの経験・語学力を活かすためにこんな会社はどうですか?」のような、客観的なプロのアドバイスをもらえます。
気づかなかった強み・キャリアに気づける可能性もあるので、特にキャリアをどうするか決めていない方は積極的に活用したいです。
1-3. 転職活動が楽になる
バイリンガルの方だけではありませんが、転職エージェント経由で応募すると、応募の手続き、内定後の調整も代理で行ってくれるので転職活動が非常に楽になります。
特に、海外へ行くという選択肢もある方は、現地の慣例に合った対策も必要ですし、雇用契約関連のトラブルの予防も必要です。
エージェントに任せれば状況に合わせて必要な手続き、調整を行ってくれるので、この面でも助かります。
2. バイリンガルの転職エージェントの選び方
以上のようにバイリンガルの方は転職エージェントを使うことで、より理想に近い転職を実現できる可能性が高いです。
ただし、エージェントによって差があったり、悪質なエージェントも存在しているためどこでもいいわけではありません。
そこで、下記のように選んでいきましょう。
STEP1. グローバル案件に強い大手のエージェントに2~3社登録する
まずは、グローバル案件に強い大手のエージェントが鉄板です。「バイリンガル専門」などアピールしている中規模エージェントよりも下記の面でおすすめです。
- 中規模エージェントより独占の優良案件が多い
- 面接質問例などノウハウが蓄積している
- 幅広い求人からベストなキャリアを選べる
特に1点目が重要で、それぞれの転職エージェントには、そのエージェントでしか取り扱っていない「独占案件」が存在しています。特に外資系企業などでは企業戦略の漏洩防止のため徹底されています。
その中で、優秀な人を早く採用するために、企業側は少しでも登録者数の多い転職エージェントに依頼しようとするため、独占案件は大手総合エージェントに集中しているケースが多いです。
大手の中でも選び方に注意!
ただし、大手にはたくさんの求職者も登録するので、経験やスキルに見合わなければ、相手にしてくれなかったり、後回しにされるケースもあります。
そのため、あなたのスキルに合ったエージェントに合わせて選んで行くことがおすすめです。
実際、ハイクラスのエージェントの方が好待遇の求人が多いのですが、バイリンガルの方でも下記のような方は避けたほうがいいでしょう。
ハイクラスなエージェントを避けるべき人
- 特に語学力以外のスキルは自信がない
- 語学力を生かして、未経験の領域にチャレンジしたい
- 社会人として職歴がない
これらの方も、「3-2. 語学力はあるが、キャリアに特に自信がない方向けエージェント3選」にて良質な求人を大量に抱えていて、経験が少なくても助けてくれるエージェントを紹介します。
STEP2. 求人が足りなければ転職エージェントに追加で登録する
グローバルに強い、大手の転職エージェントに2~3社登録すれば案件に困ることはほぼありません。
しかし、それでも「もっとたくさんの求人を見たい!」ということであれば、「バイリンガル専門」としている中堅エージェントなどに追加で登録していきましょう。
また、担当者をつけずに自分で求人を探す「転職サイト」というサービスもありますので、合わせて使っていきましょう。
3. バイリンガルの方におすすめの転職エージェント13選
では、下記のようにおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
- 3-1. 語学力+キャリアに自信がある方向けエージェント4選
- 3-2. 語学力はあるが、キャリアに特に自信がない方向けエージェント3選
- 3-3. 幅を広げるために追加で登録したいエージェント4選
- 3-4. その他自分で転職先を探すタイプのサービス2選
特におすすめの「3-1」「3-2」で紹介する6社は実際に公開されている求人の一例を掲載しました。どんな求人があるのか参考にしましょう。
3-1. 語学力+キャリアに自信がある方向けエージェント4選
- アピールできる実績過去を残している
- 経歴を生かして、日系グローバル企業や外資系企業に転職したい
- 語学力以外に専門的なスキルがある
語学力だけでなく、上記のようにキャリアになんらかの自信があるバイリンガルの方はこの4社をおすすめします。
リクルートダイレクトスカウト
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。
レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
公開求人を調べてみました!
『リクルートダイレクトスカウト』はほとんどが非公開求人なので、公開されている求人はごく一部ですが、英語力を活かせそうな求人はいくつもありました。
下記は一例ですが、高い英語力が求められる「海外営業と海外事業開発責任者」の仕事です。
ビズリーチ
『ビズリーチ』は管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化した、登録型のヘッドハンティングサービスです。
場合によっては2000万越え案件もあり、語学力を生かしたポジションも豊富に存在します。下記のように登録しておくことでヘッドハンターや企業からスカウトがきたり、逆に相談・応募もできます。
求人件数はJACに比べたら少ないですが、高収入で良質な案件が多いのが特徴です。
ただし、今すぐに転職したい場合は不向きのため(ヘッドハンティングをじっくり待たなければならないため)、その場合は『JACリクルートメント』『リクルートエージェント』を優先して登録しましょう。
公開求人を調べてみました!
『ビズリーチ』もほとんどが非公開求人なので、公開されている求人はごく一部ですが、英語力を活かせそうな求人はいくつもありました。
下記は一例ですが、流暢な英語の読み書きが求められる「カントリーマネージャー」の仕事です。
引用:ビズリーチ
エンワールド・ジャパン
『エンワールド・ジャパン』は人材業界大手エン・ジャパンのグループ企業で、外資系企業やグローバル企業の求人案件を多く保有しています。
転職希望者のニーズを重視しており、コンサルタントが無理に転職先を薦めることはありません。
また「入社後活躍」という企業ミッションに即して、採用決定後も候補者に対して継続的なサポートを行ってくれます。
年収800万円以上の求人が常に10,000件以上あるのでグローバル人材として活躍したい方だけでなく、高年収を狙う方も登録必須のエージェントです。
公開求人を調べてみました!
『エンワールド・ジャパン』には英語力を活かせるハイクラス求人が多くありました。
下記は一例ですが、ビジネスレベルの英語力を求められる食品サービス会社のマーケティングディレクターの求人です。
引用:エンワールド・ジャパン
JAC Recruitment
『JAC Recruitment』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、イギリスや中国など世界に8拠点を持ちます。
外資系の各業界専門部署も強化されており、業界出身者を中心に、実際の仕事内容や面接のポイントなど有益な話を聞くことができます。
外資系企業・グローバル日系企業の独占案件数は国内エージェントでも最大級なので、経歴に自信のあるバイリンガルの方は必ず登録すべきエージェントとして推奨します。
JAC Recruitmentは英語を生かした転職に特化した転職サイト「英語転職.com」も運営していますが、JAC Recruitmentの登録に促されるので、最初からこちらに登録しましょう。
公開求人を調べてみました!
『JAC Recruitment』はほとんどが非公開求人なので、公開されている求人はごく一部ですが、英語力を活かせそうな求人はいくつもありました。
下記は一例ですが、ビジネスレベルの英語力が求められる「外資系ヘルスケアカンパニーのマーケティング」の仕事です。
リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、決定数・案件数ともにトップクラスの転職エージェントです。世界規模ではアデコ、ランスタッド、マンパワーについで4位の位置にいます。
国内に強いのはもちろん、RGFというブランド名で外資系エージェントの買収を繰り返しており、外資系企業との取引はJACと首位争いをしている状態です。
ただし、コンサルタントの質に差があると言われているので、JACと併用しながら、相性の合わない担当がついた場合は担当変更をすることをおすすめします。
公開求人を調べてみました!
『リクルートエージェント』もほとんどが非公開求人なので、公開されている求人はごく一部ですが、英語力を活かせそうな求人はいくつもありました。
下記は一例ですが、ビジネスレベルの英語力が求められる「外資系ソフトウェア開発会社の営業」の仕事です。
引用:リクルートエージェント
3-2. 語学力はあるが、キャリアに特に自信がない方向けエージェント3選
- 特に語学力以外のスキルは自信がない
- 語学力を生かして、未経験の領域にチャレンジしたい
- 社会人として職歴がない
語学力に自信はあっても上記のように、キャリアや経験に自信がなければ、ここで紹介するエージェントがおすすめです。
パソナキャリア
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
マイナビエージェント
『マイナビエージェント』は、大手人材会社の株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
就職活動で定番になりつつあるせいか、20~30代向けの転職も利用者・掲載企業が急増しています。
また、「マイナビグローバル人材紹介」という、日本で働きたい海外留学生・日本人留学生・海外大学生向けの人材紹介サービスを行っていることから「グローバル人材が欲しい」という企業とのパイプも強いです。
マイナビグローバル人材紹介(Mynavi Global Agent)
こちらも30代までであれば、基本的に社会人未経験でも対応してくれるので、キャリアに自信がなくてもおすすめです。
公開求人を調べてみました!
『マイナビエージェント』もほとんどが非公開求人なので、公開されている求人はごく一部ですが、英語力を活かせそうな求人はいくつもありました。
下記は一例ですが、英語力が歓迎され、未経験でもチャレンジできる「外資系のコンサルタント」の仕事です。
引用:マイナビエージェント
doda
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
海外営業から、英語塾講師、英語必須の秘書業務まで、とにかく幅広く語学力を活かせる求人が幅広く存在するので、バイリンガルでキャリアが決ま
公開求人を調べてみました!
『doda』もほとんどが非公開求人なので、公開されている求人はごく一部ですが、英語力を活かせそうな求人はいくつもありました。
下記は一例ですが、英語力が求められる「グローバルIT企業でのプロジェクトマネージャーのサポート」の仕事です。
引用:doda
3-3. 幅を広げるために追加で登録したいエージェント4選
上記のエージェントにキャリアに合わせて登録すれば理想の転職先を見つけることはできるでしょう。
しかし、担当者と合わない、もう少し他のところで求人を探したいとなったら下記の転職エージェント に合わせて登録していきましょう。
Spring転職エージェント(アデコ)|上記で満足できなければまず登録すべき1社
『Spring転職エージェント(アデコ)』は、スイスに本社を置くグローバル企業で、派遣事業などを含めて人材事業では世界1位の規模を持っています。
日本ではまだやや中堅のイメージですが、外資系の企業でアデコでしか求人を出していないグローバル企業は非常に多いです。
ハイキャリア~未経験まで対応してくれるので、上記エージェントに満足できなければまずがアデコがおすすめです。
CareerForum.Net|転職イベントも豊富なバイリンガル専門サービス
『CareerForum.Net(CFN)』はバイリンガルの方専門の就職・転職支援サイトです。
バイリンガルの方を採用したいという企業が参加する就職イベントなどを積極的に行っていますので、より幅広く求人を探したいときにおすすめです。
ただし、大手エージェントと比べると、求人数の物足りなさがあるので、大手エージェントと組み合わせて使っていきましょう。
ロバートウォルターズ|ハイクラス案件をもっと見たい方におすすめ
『ロバートウォルターズ』は、世界28カ国で人材紹介ビジネスを展開する外資系転職エージェントです。
グローバル企業に強く、アドバイザーは全員バイリンガルという徹底ぶりで、特にハイキャリア向けのグローバル案件が充実しています。
案件の数では大手エージェントに劣りますが、キャリアに自信がある方は追加で登録しておきましょう。
ヘイズ・ジャパン|派遣のポジションなど求人の幅をもっと広げたいときに
『ヘイズ・ジャパン』は、外資系企業をはじめとするグローバル企業に特化した転職エージェントです。
幅広い業界に対応していて、英語を生かした派遣のポジションの紹介もしています。
他にはない案件もいくつもあったので、ここまで紹介したエージェントで物足りなければ求人を覗いてみましょう。
3-4. その他自分で転職先を探すタイプのサービス2選
転職エージェント以外にも、自分で転職先を探して応募するタイプの「転職サイト」と呼ばれるサービスもあります。
基本的にエージェントのような手厚いサポートを受けられませんが、好きに検索し、応募できるので、縛られたくないという方には向いているかもしれません。
リクナビNEXT
『リクナビNEXT』は、求人の量、使いやすさを考慮してバイリンガル含め全ての方におすすめしている転職サイトです。
求人の量・質に関しては、大手グローバル企業含め、膨大な量の取り扱いがあり、この量で満足できない人は少ないはずです。
「語学を活かす」という条件で求人を検索すると3,900件以上見つかり、バイリンガルの方も満足できる求人と出会えるかもしれません。
doda
『doda』はパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する総案件数No.2の総合転職サイトです。
案件の質ではリクナビNEXTに劣りますが、求人の幅広さや、面接対策・職務経歴書の実践的なアドバイスの評判は非常に高く、20代から非常に高い評価を受けています。
登録後に連絡が来るので、『転職するかどうか迷っているので、アドバイスを頂けないでしょうか』と伝えて、気軽に一歩を踏み出してみましょう。
4. 転職エージェントのサービスの流れと、6つの注意点
ここまでがおすすめの転職エージェントです。
まずは上からできる限り登録し、サポートしてくれそうなところを見つけ、そこに支援をお願いしましょう。
※登録後は基本的に下記のようにサービスを受けます。まずは登録し、連絡を待ちましょう。
ただし、転職エージェントも商売ですから、より熱意のあって、転職をすぐに決めてくれる方を優先することが多いです。
※転職エージェントが無料で使えるのは下記のようにあなたが転職することで紹介料をもらえるからです。
転職エージェントと良好な関係を築くため、あなたも上手く使うために、下記の6つのポイントを意識しつつ転職エージェントを使っていきましょう。
4-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
4-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
4-3. 担当コンサルタントは合わなければ変更する
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいコンサルタントの方と
一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
4-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。コンサルタントでよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
4-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
言ってることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
4-6. 同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない
数社の転職サイトを使っている場合、同じ案件には複数のコンサルタントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
5. まとめ
以上がバイリンガルの方におすすめの転職エージェントの選び方とおすすめでしたがいかがでしたか?
バイリンガルの方は、語学力以外のスキルや経験に自信があるかに合わせて、大手エージェントに2~3社登録、その上でより多くの求人を得たければ追加で登録するようにしましょう。
語学力+キャリアに自信がある方向け
- リクルートダイレクトスカウト:https://directscout.recruit.co.jp/
- ビズリーチ:https://www.bizreach.jp/
- エンワールド・ジャパン:https://www.enworld.com/
- JACRecruitment:https://www.jac-recruitment.jp/
- リクルートエージェント:https://r-agent.com/
語学力はあるが、キャリアに特に自信がない方向け
- パソナキャリア:https://www.pasonacareer.jp/
- マイナビエージェント:https://mynavi-agent.jp/
- doda:https://doda.jp/
まずは上記エージェントに登録し、担当者と会ってみましょう。
まだ進むべき道が明確でない場合も、上記のエージェントであれば幅広い求人の中から、あなたに合うキャリアを提案してくれます。
このページがあなたの転職のお役に立てることを心から祈っています。
また、このページでピンとこなかった方は下記の記事を読めば選択肢を広げられます。
- 全ての方に:転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!
- 外資志望の方に:外資転職でキャリアアップ!おすすめ転職エージェント15選
- 海外に転職したい方に:海外就職でも困らない!目的・国別の転職エージェント21選
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。