「『doda』に断られたけど、どうしたら良い?」と、デューダに断られて悩んでいませんか?
残念ながらdodaで求人を紹介してもらえない場合もあるので、その場合は再挑戦するか、別の転職エージェントに登録するかしなくてはなりません。
大手の転職エージェントを経て企業で中途採用を担当している私が、dodaで断られた場合について下記5点を解説します。
これを読めば、登録を断られた後の対処法が分かるのでぜひご覧ください。
目次
1. dodaで断られる4つの場合
次のような場合、dodaに「紹介する求人がありません」とお断りされてしまう場合があります。
それぞれ紹介します。
お断りされる理由① dodaの拠点と離れているため
dodaは全国8ヶ所に拠点があり、そこでキャリアカウンセリングを受けることになりますが、あまりに拠点から離れていると断られる場合があります。
電話やスカイプでも受けることができますが、取り扱い求人も少ないとなると、「紹介できる求人はない」とお断りされてしまう時があるのです。
『doda』でキャリアカウンセリングを受けることができなくても、求人を探すことは可能ですから登録して損はありません。
全県チェックしましたが、求人が0件という件はありませんでしたから、どこに住んでいても登録する価値ありです。
お断りされる理由② 年齢と職歴が見合っていないため
dodaでは、20〜50代まで幅広い年代の人たちが転職を成功していますが、年齢に見合う職歴が無い場合はお断りされてしまう場合があります。
例えば、「30歳で正社員経験無し」「40歳でマネージメント経験が無い」などの場合です。
dodaはどちらかというと職務経験がある人の転職サポートを得意としているので、年齢が高くて未経験の人は紹介されないこともあります。
お断りされる理由③ 経歴が特殊なため
経歴が特殊な場合は、キャリアカウンセリングをお断りされてしまう場合があります。
具体的には次のような場合です。
- 自営業やアルバイトのみ
- 郵便局員や工場勤務
- 芸能人や俳優業
- 自衛隊や海外の傭兵
正社員経験がない場合は要注意です。
エージェントに頼らず、直接企業に売り込んだ方が良いかもしれません。
お断りされる理由④ 転職が多いため
転職を何度も何度も重ねている人は、「どうせすぐに辞めるんだろう」と疑われてしまい、紹介されてもらえない場合があります。
転職エージェントは紹介した会社側から報酬をもらうため、転職者はタダで利用できるようになっていますが、すぐに辞められてしまうと報酬が減額されてしまいます。
おまけに、「dodaに紹介されたヤツはすぐに辞めてしまう」と思われたら、dodaにも悪評が及んでしまいます。
1~2年でさっさと職を変えてしまうような「ジョブ・ホッパー」の方は要注意です。
2. dodaに断られた場合の3つの対処法
dodaで断られた場合、次の3つの対処法があります。
それぞれ紹介します。
対処法① 再挑戦する
dodaに一度断られても再挑戦することができます。
他にも転職エージェントがありますからこだわる必要はないですが、どうしてもと思う方は再挑戦しても良いでしょう。
ただ、同じように登録しても結果は変わらないですから、次のどちらかを試してみてください。
- プロフィールを充実させて再登録
- 時間を開けて再登録
それぞれ紹介します。
プロフィールを充実させて再登録
自分の経歴に足りなそうなものを分析して、プロフィールを充実させられるようにしましょう。
- 仕事を続けてより高い役職を目指す
- 部署異動をして必要なキャリアを積む
- 行きたい業界の資格を取る
- TOEICを勉強して英語力アピールをする
一番良いのは仕事を続けて、マネージメント経験を積んだり、転職したい仕事内容に合わせて部署異動をお願いすることです。
それに、仕事を続けることに合わせて、行きたい業界に役立つ資格を取得したり、TOEICを勉強することも役に立ちます。
嘘偽りはダメですが、アピールできるものは無いか、また、アピールできることを獲得できないかよく考えて、再びチャレンジしてみましょう。
時間を開けて再登録
一番簡単なのは、単純に3ヶ月から半年ほど待ってみて再び登録してみるだけです。
求人状況は景気によって変わりますし、また、転職活動者が多い時期では手一杯ということで相手にしてもらえない場合があります。
それにエントリーの際は、希望条件をゆるくしたり、職務経歴を詳しく書いたりしてヤル気をアピールするなどを試しても良いでしょう。
対処法② 他の転職エージェントに応募する
dodaに落ちても、他に転職エージェントはいろいろありますから、そちらに登録してみることをおすすめします。
「dodaは断られたけど、リクルートエージェントは大丈夫だった」ということもありますから、挑戦してみる価値は十分にあります。
dodaに断られたからと行って落ち込まず、「数撃ちゃ当たる」という気持ちでいろいろな転職エージェントに応募してみましょう。
おすすめの転職エージェントは、3章「断られた場合に検討したい転職エージェントまとめ」で紹介します。
対処法③ 自力で転職活動をする
もし、他の転職エージェントに断られたとしても、自力で転職活動はできますから、落ち込む必要はありません。
「転職エージェントは登録したけど、結局は普通にエントリーした会社に転職した」という人も多いですし、大事なのは「どうやっても転職してやる」という強い気持ちです。
転職に関する情報はネットにいくらでもありますから、転職エージェントに頼らず、勉強して受かってやるという気持ちで頑張りましょう!
自力での転職活動法については、4章「転職エージェントを使わずに転職する方法」で紹介します。
3. 断られた場合に検討したい転職エージェントまとめ
dodaで断られた場合のおすすめ転職エージェントを紹介します。
転職エージェントは全国で1,800以上あると言われていますが、dodaに並び優秀な転職エージェントをまとめて紹介しておきます。
- リクルートエージェント・・求人数が一番多い転職エージェント
- マイナビエージェント・・圧倒的なサポートのある転職エージェント
- ワークポート・・未経験者の転職に強い転職エージェント
順にご紹介いたします。
おすすめの転職エージェントについて詳しく知りたい方は、こちらのページ「転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!」をご覧ください。
リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は370,307件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると617,997件の求人を扱っています。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、求人数No.2の『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
マイナビエージェント
『マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
ワークポート
『ワークポート』は、IT・WEB業界を始めとした各業界の求人を網羅的に扱う転職エージェントです。
IT・WEB業界が今ほど大きくない頃から、IT分野での転職サポートを行ってきた実績があり、その分企業との信頼関係を築いています。
求人数や取引企業数、転職サポート実績はトップクラスで、ワークポート経由でしか応募できない企業も少なくありません。
また、コンシェルジュ(転職サポートの担当者)の専門性が高く、業界・職種の知識を熟知した担当者がつく仕組みとなっています。
利用者からは「コンシェルジュの対応が非常に丁寧で、履歴書対策から面接対策まで徹底的につきあってくれた」との声が寄せられています。
未経験・第二新卒向けの求人を多く扱っている特徴もあるので、新たな業界に挑戦したいという方におすすめです。
おすすめの特化型転職エージェントです。
特化型の紹介をまとめたのが下の表です。
自分に合ったものをチェックしてみてください。
おすすめエージェント | 業界別解説サイト | |
IT・Webエンジニア | リクルートエージェント | IT転職サイト・エージェントおすすめ11選 |
外資 | リクルートダイレクトスカウト | 外資転職に強い転職エージェント15選 |
管理職エグゼクティブ | リクルートダイレクトスカウト | エグゼクティブ管理職に強い転職エージェント9選 |
海外 | ビズリーチ | 海外就職でも困らない!目的・国別の転職エージェント20選 |
第2新卒/フリーター | リクルートエージェント | 第二新卒に強い転職サイト・転職エージェントおすすめ13選 |
アパレル | クリーデンス | アパレル業界の転職で使う価値あるエージェント14選と活用法 |
看護師 | 看護roo | 看護師さん723人が選んだ転職サイトおすすめランキング |
薬剤師 | 薬キャリエージェント | 薬剤師の転職サイト目的別おすすめ8選|15社を口コミ比較 |
介護 | レバウェル介護(旧:きらケア) | 介護転職に強い転職サイト・エージェントおすすめ14選 |
保育士 | ヒトシア保育 | 保育士転職サイトおすすめ14選|目的別にプロが厳選! |
※名前をクリックすると公式ページにリンクします。詳しく知りたい方は、解説サイトをご覧ください。
4. 転職エージェントを使わずに転職する方法
転職エージェントを使わずに転職する際は、次の4つのステップでポイントを把握しておきましょう。
それぞれ紹介します。
ここでは要点だけ紹介しますので、詳しく知りたい方は、こちらのページ「正しい転職のやり方|失敗しないための6ステップをプロが解説」をご覧ください。
STEP1. 転職活動を始める前
転職活動を始める前に、次の3つをおさえておきましょう。
- 転職期間は3ヶ月〜6ヶ月
- 現職を辞める前に転職活動をする
- 転職活動を始めることは周囲にもらさない
それぞれ紹介します。
転職期間は3ヶ月〜6ヶ月
転職活動にかかる期間は平均して3ヶ月程度と言われています。
内定が出て引き継ぎをするまでの期間を考慮に入れて、3ヶ月〜6ヶ月を見積もっておくようにしましょう。
特に、重要な役職にいる人は引き継ぎでトラブルになることが多いので、引き継ぎ期間を多めに見積もっておくのがおすすめです。
現職を辞める前に転職活動をする
現在、就業中の方は、辞める前に転職活動をするのがおすすめです。
退職後してから転職活動をするとなると、その間収入がゼロになり、貯蓄が少ない人は焦りながら転職活動をすることになってしまいます。
転職活動は、生活費などトータルすると平均54万円かかるので、それだけの余裕が無いなら、仕事をしながら転職活動をするようにしましょう。
転職活動を始めることは周囲にもらさない
転職活動を始める際は、同僚に「俺、転職活動するんだ」と漏らすのは止めましょう。
同僚が他の社員に漏らし、「あいつ、転職するんだってよ」と広まってしまう可能性があり、居づらくなってしまいます。
転職活動に失敗した場合、現職を続けられない原因になるので、信頼できる仲間にも言うことは控えた方が良いですよ。
STEP2. 転職活動開始から面接まで
転職活動開始から面談までは、次のようなポイントをおさえましょう。
- 転職サイトに登録する
- 志望動機と希望条件を考える
- 履歴書と職務経歴書を作る
それぞれ紹介します。
転職サイトに登録する
転職活動を始める時は、最初に転職サイトに登録しましょう。
一番最初に登録するべき転職サイトが「リクナビNEXT」で、あらゆる業界の求人を取り扱っています。
転職サイトに登録すると、やる気も上がってくるはずなので、迷っている人もとりあえず登録してみましょう。
他の転職サイトについて詳しく知りたい方は、こちらのページ「【2021年最新】転職サイトおすすめランキング!年代&目的別にプロが比較して厳選」をご覧ください。
志望動機と希望条件を考える
転職サイトに登録して、すぐに申し込む前に、志望動機と希望条件を明確にしましょう。
「人間関係に疲れた」などのマイナスの動機や「年収と休日を増やしたい」という実利的なものではなく、「どういうことをしたいか」を言えるようにしましょう。
もちろん、待遇面を考えることも大切で、「年収は最低◯万円、休日は120日が理想」など、理想の条件と絶対クリアするべき最低限のラインを考えておくと良いです。
履歴書と職務経歴書を作る
気になる会社の求人にエントリーして、面談に至る場合は履歴書と職務経歴書が必要になります。
履歴書と職務経歴書については知っている人がほとんどだと思いますが、改めて確認しておきましょう。
履歴書 | 職務経歴書 | |
目的 | 内定後に保管するもの | 書類選考で使うもの |
内容 | 人事情報として保管する内容を書く | 書類選考に合格できる内容を書く |
文量 | JIS規格のものに従う | 必ず「2枚」で書く |
書き方 | PCでも手書きでもOK | 必ずPCで書く |
特に、職務経歴書は面接を左右する重要なものなので、「自分が経験してきたこと」「自分が貢献できること」を明確に伝えられるようにしましょう。
職務経歴書の書き方については、こちらのページ「【見本付き】職務経歴書の書き方に関する全知識|通過率を上げるコツや注意点も解説」をご覧ください。
STEP3. 面接から内定まで
面接を経て内定をもらうために、次のポイントをおさえておきましょう。
- 面接で聞かれる質問への答えを用意しておく
- 面接マナーを確認しておく
それぞれ紹介します。
面接で聞かれる質問への答えを用意しておく
面接で聞かれる内容は大体決まっているので、あらかじめどのように答えるか決めておきましょう。
PDFでまとめましたので、転職面接対策をしたい方はご査収ください。
答え方について詳しく知りたい方は、こちらのページ「転職面接の質問99例と答え方のポイントを転職のプロが徹底解説」をご覧ください。
面接マナーを確認しておく
一度就職した方は、ある程度把握しているでしょうが、忘れている可能性もあるので、面接マナーを再び確認しておきましょう。
服装 | 転職面接の服装は?好印象を与えるスーツ・インナー・持ち物などポイントを徹底解説 |
マナー | 転職のプロ直伝!合否の55%を決める転職面接マナー26選 |
持ち物 | 転職面接を万全にする持ち物18選【チェックリスト付】 |
自己PR | 転職面接の自己紹介|第一印象を劇的に上げる5つのポイント |
お礼メール | 面接合否を変える!転職面接後のお礼メール例文と2つのコツ |
転職エージェントは面接のアドバイスもしてくれますが、自分一人でやる場合は、見落としが無いか、自己責任でしっかり確認するようにしましょう。
しっかり面接の準備をして、当日はリラックスして臨めるようにしてくださいね。
STEP4. 内定から転職まで
内定をもらった後は、実際に転職するために次のようなポイントをおさえておきましょう。
- 転職先の待遇面など最終確認を行う
- 現在の会社に転職の意思を伝える
それぞれ紹介します。
転職先の待遇面など最終確認を行う
内定をもらった場合は、最終確認として待遇面や社風をチェックしておきましょう。
あまり確認しないでいると、「前の会社より休みが減ってしまった」というトラブルになりかねません。
社風を知るのは、こちらのサイトがおすすめです。
できれば、申し込む前にチェックしておくのがベストです。
とにかく、「転職して後悔」というようなことがないようにしましょう。
現在の会社に転職の意思を伝える
次の会社に行くことを決めた場合は、現在の会社に退職の旨を伝えてください。
引き止められそうな人は、しっかり対応策を考えておく必要があります。
退職交渉の4つのポイント
- 誠意を見せつつも、退職日を妥協しない
- 退職日までのスケジュール感を意識する
- 想定される引きとめ話への反論を考えておく
- 何があっても意思を変えないこと
重要なポジションにいる人は、引き継ぎなどで最長3ヶ月は見積もってお来ましょう。
揉めることなく辞めるのに不安な人は、こちらのページ「誰でも円満退職!確実に退職するための退職交渉の全ポイント」を参考にしてください。
5. dodaに関するQ&A
dodaで断られる場合についてよくある疑問をQ&A形式にしてまとめました。
それぞれ紹介します。
5-1. dodaは登録が難しいですか?
dodaの登録自体は難しくないです。
ただ、登録できても紹介してもらえない場合があったり、電話対談で軽く済まされてしまう場合もあるようです。
試しに登録してみて、面談を受けられなかったり、求人を紹介してくれなかった場合は、dodaの求める基準に達していなかったということになります。
5-2. 転職エージェントを使わないデメリットを穴埋めするのはどうすれば良いですか?
転職エージェントを活用するメリットは、主に次の通りです。
- 非公開求人を紹介してくれる
- 企業との橋渡しをしてくれる
- 面接のアドバイスをもらえる
- 職務経歴書の書き方を教えてくれる
非公開求人や企業の橋渡しなど、自分一人では埋めることができないデメリットもあります。
しかし、面接の方法や職務経歴書の書き方など、ネットで調べることは容易です。
自力でもできないことは無いですから、不安に思う必要はありませんよ。
5-3. dodaで断られないためのコツはありますか?
断れないためのコツはありませんが、申し込む際は、次のようなポイントをおさえてください。
- 転職希望時期→「すぐにでも」「3ヶ月以内」
- 伝えておきたいこと→転職の意志を熱く語る
dodaに登録することも転職活動の一環だと思って、アピールできる所は最大限利用するようにしましょう。
もちろんウソはだめですので、とにかくやる気を見せられるようにしましょう。
5. さいごに
dodaで断られる原因や対処法について紹介しきましたが、いかがでしたでしょうか?
dodaで落ちたら、まずは他の転職エージェントを試してみましょう。
<おすすめの転職エージェント>
- リクルートエージェント・・求人数が一番多い転職エージェント
- マイナビエージェント・・圧倒的なサポートのある転職エージェント
- ワークポート・・未経験者の転職に強い転職エージェント
もちろん、転職エージェントなしでも転職サイトで自分で活動することはできますから、自分の夢に向けて頑張っていきましょう。
このページが読者の皆様の転職活動にお役に立てることをお祈りします。
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