
「Webデザイナーの転職に最適な転職エージェント・サイトを知りたい」、「未経験でもWebデザイナーになれる?」と考えていませんか?
理想の転職先を選ぶためには、Webデザイナーへの転職に強みを持つ転職エージェント・転職サイトの利用が欠かせません。
また、未経験でもWebエンジニアへのキャリアチェンジは可能です。
この記事では、転職アドバイザーとして、3,000人以上の様々な転職者の悩みを解決してきた私が、数ある転職サービスの中から、Web業界への転職に強く、Webデザイナー求人を見つけやすい転職エージェントを厳選しました。
また、Webデザイナー転職を成功させるための知識や知っておくべきポイントも併せて解説します。
- Webデザイナー転職におすすめの大手転職エージェント6選
- 未経験からWebデザイナーを目指す人におすすめの転職エージェント3選
- Webデザイナーになる前に知っておきたい3ポイント
- Webデザイナーになるための3Step
- Webデザイナー転職したい方は、転職エージェントを活用すべし
- 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
- 【図解】転職エージェント利用の流れ
- Webデザイナー転職でよくあるQ&A
すべて読めば、Webデザイナー転職成功のコツがわかり、間違いのない第一歩を踏み出せます。
目次
1.Webデザイナー転職におすすめの大手転職エージェント6選
当サイトでは転職エージェント利用者500人へのアンケートを通して取得したデータをもとに、数ある転職エージェントを比較し、以下の3点を基準に、Webデザイナーの転職に強いおすすめの転職エージェントを厳選しました。
選定基準
- 求人数・質(コロナの影響で求人が減っている今、特に重要!!)
…Web業界の求人の量や質は十分かどうか - 提案力
…求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか - サポート力
…手厚いサポートを受けられるかどうか
※当サイトでは「提案力」と「サポート力」をもとに利用者満足度を算出し、ランキング選定基準としています。
結果をランキング形式でまとめると、Webデザイナーの転職に強いおすすめの転職エージェントは以下の通りとなりました。
転職エージェント | webデザイナーの求人数|利用満足度 |
---|---|
![]() 1位. レバテックキャリア 公式サイトを見る 詳細を見る | Webデザイナー求人数:約100件|満足度:4.3 IT・Web業界のエンジニア・クリエイティブ職に特化 年収600万円以上の求人が7割 |
![]() 2位. リクルートエージェント 公式サイトを見る 詳細を見る | Webデザイナー求人数:約4,400件|満足度:4.2 圧倒的求人数を誇る大型転職エージェント 業界出身者がアドバイザーを担当 |
![]() 3位.GEEKLY 公式サイトを見る 詳細を見る | Webデザイナー求人数:約540件|満足度:4.2 IT・Web・ゲーム業界専門転職エージェント 高年収のハイキャリア求人多数 |
![]() 4位.マスメディアン公式サイトを見る 詳細を見る | Webデザイナー求人数:約380件|満足度:4.0 宣伝会議が運営する転職エージェント 質の高いクリエイティブ求人が豊富 |
![]() 番外編:Green 公式サイトを見る 詳細を見る | Webデザイナー求人数:約1,000件|満足度;4.0 IT・Web業界の求人情報に特化した転職サイト |
![]() 番外編:リクナビNEXT 公式サイトを見る 詳細を見る | Webデザイナー求人数:約1,600件|満足度;3.9 転職業界大手リクルートが運営する転職サイト |
※求人数:2023年4月4日時点
1位.レバテックキャリア
『レバテックキャリア』は、エンジニア・クリエイターの転職において最もおすすめできる転職エージェントです。
すべての業界の求人を網羅的に扱う転職エージェントである『リクルートエージェント』と比較して、『レバテックキャリア』はWebデザイナーを含むIT・Web業界を専門に転職支援を行っています。
さらに、『レバテックキャリア』はIT企業と深い信頼関係を築いてきたことから、好条件の求人を多く保有し、Webデザイナー案件の質が高いと評判を得ています。
『レバテックキャリア』に登録することで、あなたの理想の転職先と出会い、期待以上のキャリアアップが望めるでしょう。
さらに『レバテックキャリア』に在籍しているキャリアアドバイザーは、豊富なWebデザイナーの転職知識を保有しているため、実践的な求人提案に加え、丁寧なサポート受けることが可能です。
デザイナーとして積み重ねてきた経験やスキルを活かして、キャリアアップしたいWebデザイナーにおすすめの転職エージェントです。
Webデザイナー転職において最もおすすめできる転職エージェントである『レバテックキャリア』に、ぜひ登録しましょう。
2位.リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、求人数業界トップクラスであり、幅広いWebデザイナー求人を比較したい方におすすめの転職エージェントです。
求人数が特段多くはない職種であるWebデザイナーですが、『リクルートエージェント』は、公開求人だけでも約4,400件、登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人は約2,100件を保有しています(2023年4月4日時点)。
登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人を含めると、計6,800件以上のWebデザイナー求人を保有しており、他の転職エージェントと比較すると桁違いの求人数であることがわかるでしょう。
さらに、『リクルートエージェント』は求人数が豊富なだけではなく、キャリアアドバイザーの提案力にも期待できる転職エージェントであると評判です。
多くのWebデザイン関連求人を保有しているからこそ、求職者の想像を超える転職サポートを行ってくれると高い人気を誇っています。
Webデザイナー求人を豊富に取り揃えているため、理想の転職先と出会うためにも必ず登録をおすすめする転職エージェントです。
3位.GEEKLY
『Geekly(ギークリー)』は、Webデザイナーの転職におすすめの転職エージェントです。
主にクリエイティブ求人に強みを持っているため、質の高いWebデザイナー求人を多数紹介してほしい方から高い評判を得ています。
例えば、メガベンチャーと呼ばれる有名企業から急成長ベンチャー企業まで、魅力度の高い求人を幅広く保有しています。
『Geekly』は、IT・クリエイティブ業界の企業と信頼関係を築いてきた転職エージェントであるため、Webデザイナーの求人票には載っていない企業文化やリアルな働き方といった知識を豊富に有しています。
Webデザイナー・クリエイティブ転職に関して詳しいキャリアアドバイザーが、丁寧に納得度の高い転職活動を進めてくれるでしょう。
『Geekly』は、Webデザイナー・クリエイティブ業界に精通している転職エージェントに支援してもらいたい方に強くおすすめです。。
4位.マスメディアン
『マスメディアン』は、宣伝会議グループが運営するWeb・広告業界の転職支援を得意とする転職エージェントです。
運営企業である宣伝会議グループが幅広い人脈を持っていることから、質の高いクリエイティブ・Webデザイナー求人を保有しています。
『マスメディアン』は、Webデザイナーの転職知識を豊富に有しているキャリアアドバイザーが多数在籍している転職エージェントであるため、信頼度の高い転職サポートが期待できるでしょう。
さらに、『マスメディアン』ではポートフォリオ制作のサポートやアドバイスも充実しているため、あなたの魅力を最大限に伝えるための支援を行ってくれます。
企業がWebデザイナーを募集する場合、今までの実績や制作をまとめた作品集であるポートフォリオの提出が必須である可能性が高いです。
Webデザイナーの転職では、ポートフォリオの出来栄えによって採用可否を判断されるといっても過言ではありません。
したがって、初めてWebデザイナー転職に挑戦する、Webデザイナーとしてポートフォリオ作成に自信のない方は、必ず『マスメディアン』に登録することをおすすめします。
『マスメディアン』は、あなたのスキルや経験に沿ったWebデザイナー求人を提案してもらえる人気の転職エージェントです。
番外編:Green
『Green』は、Webデザイナー転職を目指す方は必ず登録するべきおすすめの転職サイトです。
Webデザイナーの求人は約1,000件ほど(※2023年2月3日時点)掲載されており、転職の幅を広げるためにも転職エージェントと併せて登録することをおすすめします。
『Green』の魅力は求人数だけではなく、「気になるボタン」を活用し気軽に企業へアプローチできる点が最大のポイントです。
「気になるボタン」とは、Webデザイン関連企業へ自らをアピールすることで、簡単にマッチングを成立させることができる機能です。
さらに、企業側から「気になるボタン」が届くこともあるため、自分では見つけることのできなかったWebデザイン関連企業からスカウトを貰える可能性もあります。
『Green』利用者の60%以上の方が、「気になるボタン」によるスカウトをきっかけにIT関連企業への転職を成功させています。
スカウトをもらうためにも、プロフィールとWebデザインの実績を記したポートフォリオを登録しておくことがスムーズな転職につながるでしょう。
転職エージェントと比較すると丁寧な転職サポートは受けられませんが、Webデザイナーとしての転職の可能性を広げるために登録するべきおすすめの転職サイトです。
番外編:リクナビNEXT
『リクナビNEXT』は、会員数は1,210万人以上、転職者の約8割が使っているという実績のある、人材業界最大手のリクルート社が運営する転職サイトです。
9.4万件の求人数のうち幅広い業界・職種の求人を取り扱っており、Webデザイナー求人は1,600件以上保有しています。
希望条件を入力するだけで、『リクナビNEXT』ならではの求人を提案してくれるため、多くのWebデザイナーから高い評判を得ている転職サイトです。
求人は都心部だけではなく、地方求人も豊富に保有しているため、現在あなたが転職したいと考える地域でも理想の転職先を見つけることができるでしょう。
さらに、『リクナビNEXT』には会員限定の自己分析ツール「グッドポイント診断」があり、Webデザイナー転職の強い味方になってくれると人気のコンテンツです。
選択形式の質問に答えていくことで、自分では気づかない特徴や言語化できない強みを見つけてくれるため、深層心理に潜むあなただけの強みを発見できるツールです。
Webデザイナー求人の情報をできるだけ集めたい方や、自己分析を客観的に行いたい方におすすめの転職サイトといえます。
未経験からWebデザイナーを目指す人におすすめの転職エージェント3選
近年、未経験からWebデザイナーに転職する人も増えています。
未経験からWebデザイナーにキャリアチェンジしたい人や、独学でWebデザイナーになりたい人向けに、未経験からのWebデザイナー転職に強いおすすめの転職エージェントを厳選しました。
特に20代などのいわゆる若手を始め、誰でもなれるチャンスがあるため、1~2社に登録し求人情報を集めましょう。
転職エージェント | webデザイナーの求人数|利用満足度 |
---|---|
![]() 1位.ワークポート 公式サイトを見る 詳細を見る | Webデザイナー求人数:約980件|満足度:4.1 IT・WEB業界でのサポート実績はトップクラス クリエイティブ職に強い |
![]() 2位.マイナビクリエイター 公式サイトを見る 詳細を見る | Webデザイナー求人数:約330件|満足度:4.0 大手マイナビが運営するエージェント 20~30代のクリエイティブ転職に強い |
![]() 3位.dodaエージェント公式サイトを見る 詳細を見る | Webデザイナー求人数:約880件|満足度:4.0 業界大手の転職エージェント 地方のクリエイティブ転職におすすめ |
※求人数:2023年4月4日時点
1位.ワークポート(Webデザイナー未経験におすすめ)
『ワークポート』は、WebデザイナーやエンジニアなどのIT系求人の紹介実績が豊富な転職エージェントです。
特に、若年層の転職支援に強みを持っているため、第二新卒や20代など経験の浅い方がWebデザイナーへの転職を目指す際におすすめの転職エージェントといえます。
Webデザイナー求人を900件以上扱っているため、転職先の選択肢をグッと広げられること間違いありません。
さらに、Webデザイナー・クリエイティブ転職に関する知見が深いアドバイザーが多数在籍していることも『ワークポート』の評判が高い理由の一つでしょう。
Webデザイナー・クリエイティブ業界知識が豊富な、専門性の高いキャリアアドバイザーが多数在籍しているため、初めての転職でも心強い味方となってくれる転職エージェントです。
初めてWebデザイナー・クリエイティブ業界転職に挑戦する方、しっかりと丁寧な転職支援を受けたい方は、Webデザイナー転職支援実績の豊富な転職エージェントである『ワークポート』へ相談することをおすすめします。
2位.マイナビクリエイター(Webデザイナー未経験におすすめ)
『マイナビクリエイター』は、大手人材会社マイナビグループが運営する若年層のWebデザイナー含むクリエイティブ転職を得意とする転職エージェントです。
『マイナビクリエイター』は特に、20代・30代のキャリアアップにも強みを持っているため、未経験からWebデザイナーへ転職する際の支援に期待できます。
クリエイティブ職種のなかでもWebデザイナーは豊富な求人数を保有しており、300件以上の質の高い求人提供が可能です。
掲載されている求人の中には未経験可・第二新卒可の求人も存在するため、Webデザイナーに未経験から挑戦したい場合にも力を発揮するでしょう。
さらに『マイナビクリエイター』は、Webデザイナー転職において提出を求められることの多いポートフォリオの作成を得意としている転職エージェントです。
クリエイティブ業界に強みを持つ転職エージェントである『マイナビクリエイター』であれば、あなたの魅力を最大限にして伝えられるポートフォリオの作成方法を教えてくれるでしょう。
Webデザイナーとして転職したい20代・30代、クリエイティブ業界未経験の方は、若年層の転職支援を得意とする『マイナビクリエイター』に相談することをおすすめします。
3位.dodaエージェント(Webデザイナー未経験におすすめ)
『dodaエージェント』は、幅広いWebデザイナー求人を保有している総合型転職エージェントです。
都市部の求人だけではなく地方の求人も多く取り扱っているため、地方でWebデザイナーに挑戦したい方にもおすすめできる転職エージェントといえます。
さらに『dodaエージェント』は、総合型転職エージェントならではの選考対策が得意であることが高い評判を得ている理由です。
履歴書・職務経歴書のテンプレートが公式サイトに掲載されているため、初めてのWebデザイナー転職であってもスムーズに書類を作成することが可能です。
加えて、選考対策サポートとして面接対策セミナーや職務経歴書・履歴書の書き方講座などをオンラインで配信しているため、簡単に受講することができます。
幅広いWebデザイン関連求人に挑戦したい方、丁寧な選考対策・転職支援を希望するWebデザイナーは、『dodaエージェント』に登録することがおすすめです。
Webデザイナーになる前に知っておきたい3ポイント
この章ではWebデザイナー転職を考える方がおさえるべきポイントを解説していきます。
それでは順にご説明していきます。
Webデザイナーとは?
端的に言うと、「企業目的を実現するためにWeb制作を担う」人のことです。
Webデザイナーというと「デザイン力」に注目されがちですが、活躍しているWebデザイナーは「ビジネス全般への知識」が豊富な方も多いです。
ここは誤解しがちな点なので、留意しておきましょう。
【参考】アートとデザインの違い
アートとデザインの違いを簡単にまとめると、以下になります。
アート | デザイン | |
目的 | 自己表現 | 問題解決 |
手段 | 感情、信念、哲学の表現 | 必要な機能の設計・開発 |
判断基準 | 好き・嫌い | 良い・悪い |
仕事成果 | 精神的価値 | 経済的価値 |
デザインはあくまで「問題解決」を目的としていることに注意しましょう。
Webデザイナーってどんな仕事?
Webデザイナーの仕事は、
- 1.デザイン制作
- 2.デザイン案提案・確認
- 3.コーディング(実装)
- 4.納品・公開
の順に進めていきます。
1.デザイン制作
まずは、Webサイトを美しく、かつ閲覧しやすいようにデザイン制作を行います。
具体的には、「Photoshop」や「Illustrator」などのグラフィックソフトを使い、「ワイヤーフレーム」や、「グラフィックデザイン」の作成をしていきます。
2.デザイン案提案・確認
完成したWebデザインを、クライアントに提出します。
デザイン案のイメージに問題が無ければ、Webサイトの実装に移ります。
3.コーディング(実装)
グラフィックソフトで作ったデザインを、Webページとして機能するためにコーディングを行います。
コーディングとはWebデザインを、パソコンのWeb上で見れるようにプログラミング言語で記述することで、ここでは「HTML」「CSS」「JavaScript」を用います。
会社によっては「マークアップエンジニア」に任せることもありますが、Webデザイナーが行うケースの方が多いです。
4.納品・公開
全ての工程が完了した後、「作成したデザインはクライアントの要望に沿っているか?」「コーディングにミスはないか?」などの納品前チェックを行います。
ここで問題が無ければ、サーバーに公開を行って業務完了です。
以上が、Webデザイナーの仕事内容となります。
Webデザイナーの平均年収
平均年収は363万円で、クリエイティブ系職種では第6位です。
職種 | 平均年収 |
クリエイティブ/アートディレクター(1位) | 489万円 |
Webプロデューサー/ディレクター(2位) | 442万円 |
プロダクトデザイナー(3位) | 426万円 |
編集/デスク(4位) | 420万円 |
ゲーム関連(5位) | 388万円 |
Webデザイナー(6位) | 363万円 |
ファッション/インテリア関連(7位) | 357万円 |
出典:『doda』
転職をする際の年収は、これを基準に高い・低いを判断すると良いでしょう。
ただし、転職をする際は年収だけではなく、「仕事内容」「職場環境」から総合的に判断することを忘れないでください。
例えば、転職先企業の検討については以下のように丁寧にやることをおすすめします。
社名 | やりたい仕事 | 活躍の確度 | 社風の相性 | 年収 | 企業ブランド |
A社 | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
B社 | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ |
C社 | ◯ | ◎ | ◯ | △ | ◯ |
※もっと丁寧にやるなら、軸に重要度を付けて、◎〇△でなく点数による定量評価をして総合評価する方法があります。
3. Webデザイナーになるための3Step
Webデザイナーになるには、以下3Stepを踏む必要があります。
それでは、順にご説明します。
Step1. Webデザイナーの必須スキルを習得する
まずは、Webデザイナーの必須スキルを習得することに専念しましょう。
習得すべきスキルは、以下の通りです。
デザインスキル
- デザイン全般の知識(レイアウト・フォント・配色等)
- Webサイトのワイヤーフレーム設計
- 「Photoshop」「Illustrator」を用いたグラフィック作成
コーディングスキル
- コンピューターシステムの基礎的な理解
- 「HTML」「CSS」での実装
- WordPressでの実装(+α)
もし学習に自信が無ければ、オンラインスクールを活用することをおすすめします。
以下にておすすめのオンラインスクールを2つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
TechAcademy | オンライン特化のスクールで学習・転職までサポート
『TechAcademy』は、10年近く前からプログラミング専門のオンラインスクールを運営している会社で、企業内での研修も手掛けています。
現役エンジニアから指導を受けることができ、オンラインではあるものの1対1でサポートを受けながら進められるので、着実にスキルを身に着けることが可能です。
受講コースとしては、Webデザインの基礎からプログラミング言語まで学べる「Webデザインコース」がおすすめです。
ご興味のある方はぜひ登録してみてください。
Udemy(ユーデミー) | 良質で安価なコンテンツが揃う巨大オンライン学習サイト
『Udemy(ユーデミー)』は、世界中の42,000人以上の講師が10万以上のコースを提供しているアメリカ発の巨大オンライン学習サイトです。
ビジネススキルに直結するものから、ライフスタイルに関わるものまで様々なコースがあるため、幅広い学習ニーズに対応しています。
また、購入したすべてのコースは30日以内なら返金可能と、誤ったコース選択をしてしまった時でも安心です、
ご興味のある方はぜひ登録してみてください。
Step2. ポートフォリオを制作する
Webデザイナーの必須スキルを習得したら、ポートフォリオ(自身の作品集)を作成します。
なお、ポートフォリオは職務経歴書や面接での大きな評価対象となるため、必ずクリエイターからのフィードバックを受けるようにしてください。
有名な制作サービスとしては「RESUME」がおすすめです。
Step3. 徹底的な選考対策を行い、内定を獲得する
ポートフォリオを作成した後、徹底的な選考対策を行って内定獲得を目指します。
ここでは、書類対策と面接対策の2つが必要です。
一般的に、書類選考の通過率は25〜30%、面接通過率は30〜40%と言われていますが、事前準備をしなければ通過率が0%…もない話ではありません。
せっかく可能性があるのに、選考対策を怠ったことでお見送りにならないよう、事前準備は徹底的に行いましょう。
書類、面接それぞれの対策は、以下の記事にて詳しくまとめていますのでご確認ください。
4. Webデザイナー転職したい方は、転職エージェントを活用すべし
ここまでWebデザイナーになるための方法を述べてきましたが、まずは一人で悩まずに転職エージェントを活用することをおすすめします。
その理由は以下3つです。
順にご説明します。
理由1. 最適なキャリア提案をしてくれる
全ての職種には踏むべきステップがありますが、転職エージェントは求職者一人ひとりの要望に合わせたキャリア提案を行ってくれます。
自身の希望条件と、会社の要望を踏まえて「転職のプロ」の視点でアドバイスが無料でもらえるのですから、活用しない手はありません。
この点だけでも、転職エージェントを活用する価値は大いにあると言えるでしょう。
理由2. 独自の非公開求人をもらえる
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていないWebデザイナーの「非公開求人」を大量に保有しており、登録者に紹介しています。
なお、非公開求人は登録者にしか出回りません。
登録しないことで自身の可能性を狭めないためにも、まずは転職エージェントに登録することをおすすめします。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
理由3. 目指す業界・職種に特化した対策が可能
多くの転職エージェントでは「業界別」「職種別」の対策に力を入れており、その対策によって内定を獲得できた方も数多くいます。
このような対策が行える理由は、転職エージェントが企業選考を熟知して突破するノウハウを多く保有していることにあります。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを保有しており、選考前に教えてくれるのです。
これらのメリットがあるので、転職エージェントを使わない手はないでしょう。
5転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
6【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
7. Webデザイナー転職でよくあるQ&A
Q1.未経験からのWebデザイナー転職は本当にできますか?
結論、未経験からのWebデザイナー転職は可能ですが、若ければ若いほど良いです。なぜなら、未経験だと0から企業が育てる必要があり、体力があり素直で吸収率も高い若手の方が育てやすいからです。
世間一般では、キリ良く29歳までというが目安ですので、参考にしてください。
Webデザイナーの仕事に興味を持っている方は、早い段階から積極的に一歩踏み出すことをおすすめします。
Q2. Webデザイナーに資格は必要ですか?
結論、資格は不要です。Webデザイナー転職においては「ポートフォリオ制作」「徹底的な選考対策」が肝なので、そちらに注力するようにしてください。
Q3. インハウスと制作会社との違いは何ですか?
インハウスと制作会社での違いを簡単にまとめると、以下になります。
インハウス | 制作会社 | |
所属企業 | 事業会社 | 受託会社 |
クライアント | 無し | 有り |
メリット | 残業が少ない | 複数のWebサイトに関われる |
デメリット | 単一のWebサイトにしか関われない | 残業が多い |
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
Webデザイナー転職を成功させるコツや、Webデザイナーに強いおすすめ転職エージェント・サイトを紹介してきました。
案ずるより産むが易し、一人で考え込まず初めの一歩を踏み出すことが大切です。
あなたの目的や現状にあわせて、今回ご紹介したおすすめの転職エージェントから話を聞いてみてください。
Webデザイナーの転職に強いおすすめの転職エージェント
転職エージェント | webデザイナーの求人数|利用満足度 |
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