新卒で入った会社や仕事内容に不満があり、第二新卒として転職したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
事実、第二新卒としての転職に成功し新しいスタートを切る方は沢山います。
また、近年は第二新卒の採用に積極的な企業も増加しています。
この事実を知り意外に思う方も多いかもしれませんが、実は、第二新卒に該当する方は社会人基礎力が身についており、ポテンシャルも期待できるため、企業からの人気も高いのです。
一方で、新卒の会社に就職して間もない第二新卒の方自身からしてみれば、社会人としての経験が少なく、初めての転職活動に戸惑いを感じてしまうのが本音でしょう。様々なリスクを考えてしまうあまり、転職活動に踏み出せない方も多いです。
しかし、第二新卒の転職はコツさえ押さえればスムーズに成功させやすいものです。
第二新卒の時期は理想のキャリアをつかみ取る大きなチャンスなので、積極的にチャレンジすることをおすすめします。
そこで当記事では、第二新卒の転職を支えるおすすめの転職サイトや、転職を成功に導くノウハウなど、第二新卒での転職を検討している方に役に立つさまざまな情報を紹介しています。
この記事を読むことで、第二新卒の転職の流れや方法を理解し、第二新卒の転職に抱えている漠然とした不安を解決することができます。
次にとるべき行動も具体的に見えてくるでしょう。
それでは、第二新卒の転職について詳しく見ていきましょう。
- 今がチャンス?第二新卒の転職とは│2022
- 第二新卒におすすめの転職サイト・転職エージェントランキング
- 自分に合った転職サイトの選び方
- 第二新卒で転職するメリット・デメリット
- 第二新卒の転職の流れ
- 第二新卒の転職を成功に導くコツ・方法
- 【図解】転職エージェント利用の流れ
- 【FAQ】第二新卒転職でよくある質問と回答
- まとめ
目次
1. 今がチャンス?第二新卒の転職とは (2022年度版)
第1 章では、第二新卒の転職の概要を2022年の転職動向も参考にしながら解説します。
第二新卒の転職活動の方法やコツを知りたい方は、本記事の五章・六章をご覧ください。
1-1. 第二新卒とは?
一般的に、第二新卒とは学校を卒業後一度就職をし、3年以内に離職して転職活動をする若手の求職者のことと定義されます。
年齢については最終学歴によって異なりますが、20代半ばから20代後半にあたる場合が多いです。
ところで、第二新卒と似た言葉として既卒という言葉があります。
一般的に既卒というのは、大学や大学院卒業後に正社員として勤務したことがない人のことを指します。
つまり、学校(特に大学・大学院)卒業後に正社員などをして就労したことがあるかどうかが、第二新卒と既卒の大きな違いです。
さらに、既卒の場合は卒後の具体的な年数が定まっていないので、卒後3年よりも長い時間が経っていても「既卒」と表現され得る点も覚えておきましょう。
1-2. 2022年の第二新卒転職動向
第二新卒の転職活動を行うにあたって、転職活動がうまくいくのかどうか不安に思う方も多いでしょう。
しかしながら、皆さんが考えているよりも近年の第二新卒の転職動向は活発で、採用に積極的な企業が多いのです。
マイナビが転職活動者にアンケート調査を行い転職の傾向を詳細に調査した、マイナビ『転職動向調査』2022年版によるデータを参考に、第二新卒の近年の転職動向について見ていきましょう。
下の表は2016年から2022年にかけての正社員転職率を年代別にまとめたものです。
〔出典〕:マイナビ:転職動向調査 2022年版(2021年実績), 2022.
マイナビの調査によると、2016年から2021年にかけての正社員転職率は、20代男性で4.7%から14.2%、20代女性で5.8%ら12.5%と、5年間で7〜10%上昇していることが分かります。
また、新型コロナウイルスの流行が始まった2020年は20代男性9.2%、20代女性8.3%と落ち込みましたが、翌年2021年にはそれぞれ5%ほど上昇し、転職が活発化しています。
さらに、同じくマイナビが行った直近の転職活動でのコロナ禍の影響についてのアンケートでは、2021年の結果において「転職に積極的になった」「やや転職に積極的になった」「影響はなかった」と答えた人が20代男性で87.9%、20代女性で78.7%との結果が出ています。
これらのことから、2022年現在は新型コロナウイルスによる転職活動への影響がほとんどないと考えられます。
以上に見た転職率の再上昇や転職活動者の証言から、2022年において第二新卒の転職活動は活発化しており、第二新卒世代の転職意欲も前向きになっていることが分かります。
1-3. 第二新卒の転職の始め方
第二新卒の転職の始め方として最も多いのが、転職サイトや転職エージェントなどの無料職業紹介サービスの利用です。
2022年のマイナビ『転職動向調査』によると、20代の転職者で転職エージェントに相談して「参考になった」「ある程度参考になった」と答えた率が40%前後で、相談先としては家族、配偶者について3位と、転職者にとって重要な相談先になっていることが分かります(マイナビ:転職動向調査2022年版〔2021年実績〕, 2022.)。
また、同じくマイナビの『中途採用状況調査』2022年版によると、中途採用企業が利用した採用方法としては「転職サイト」が50,7%で最多となり、次いで「企業ホームページ」(50,6%)、「人材紹介会社(転職エージェント)」(48,1%)が挙げられています(マイナビ:中途採用状況調査2022年版〔2021年実績〕,2022.)。
以上のことから、第二新卒の転職活動の最初の一歩として「転職サイト」や「転職エージェント」を利用することが主流であることが分かります。
次の章では、第二新卒の転職活動におすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介するので、是非参考にしてみてください。
2. 第二新卒におすすめの転職サイト・転職エージェントランキング
転職サイトや転職エージェントにはさまざまなサービスがあるため、どれを利用すればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
この章では、第二新卒におすすめの転職サイト・転職エージェントをランキング形式で紹介します。
以下のように3つのタイプで分けて紹介しているので、自分に合ったサービスを見つけて積極的に登録・相談してみましょう。
- 2-1. 第二新卒・20代の転職に強い転職サイト7選|第二新卒に特化したサービスを受けたいなら
- 2-2. 日本最大クラスの転職エージェント4選|求人数多数!豊富な情報を得たいなら
- 2-3. 第二新卒でも使えるハイクラス転職サイト2選|年収アップ・挑戦を目指すなら
2-1. 第二新卒・20代の転職に強い転職サイト7選│第二新卒に特化したサービスを受けたいなら
20代の転職に特化した、第二新卒の全ての方におすすめしたい転職エージェントを7つ紹介します。
転職エージェント | サービスの特徴 |
1. マイナビジョブ20’s
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マイナビグループのノウハウを活かした丁寧かつ充実したサポートが魅力! 全求人20代対象、未経験OK求人が70%以上! |
2. えーかおキャリア
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経歴や学歴不問で正社員への転職をサポート! 入社後の定着率97%(同社調べ) 利用者と求人企業との間の長期的なマッチングを重要視 |
3. ワークポート
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異業種からの未経験転職に強い! 特にIT職種案件が豊富 転職決定人数No. 1(2022年度上半期) |
4. アーシャルデザイン
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創業以来「未経験分野への転職」に対して独自のノウハウを蓄積! 抜群のアフターフォローあり! 利用者の95%が20代 |
5. ハタラクティブ
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第二新卒や既卒など若年層に特化! 書類審査通過率91.4%、内定率80.4%! 大企業への転職も多数 |
6. 就職shop
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大手人材会社リクルートが運営! 「未経験から正社員への転職」に特化 直接訪問の取材によって選ばれた累計11,000社から紹介 |
7.DYM就職
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未経験の転職に特化! 東証プライム上場企業からトップベンチャー企業まで幅広い求人あり! |
(1)マイナビジョブ20’s|全求人が20代対象!
『マイナビジョブ20’s』は、全求人が20代対象の、第二新卒・既卒に特化した転職エージェントです。
さまざまな企業の人材課題を解決してきた、安心のマイナビグループのノウハウが活かされた信頼できるサービスを受ける事ができます。
丁寧な書類添削、充実した面接対策はもちろん、世界中で年間数千万人が受験する信頼性が高い適性診断を受検することができます。あらゆる転職エージェントと比べても、サポート体制が非常に充実しています。
職種・業種が未経験でも応募可能な求人が70%以上あるため、第二新卒で新たな職種・業界に挑戦したい方にもおすすめです。
まずは登録して、相談だけでもしてみてください。
関連記事:マイナビジョブ20’sの評判はどう?500人の口コミとその真偽を検証した結果
(2)えーかおキャリア|20代で就職・転職活動を行う全ての方におすすめ!
『えーかおキャリア』は、20代で就職・転職活動を行う全ての方におすすめしたい転職エージェントです。
職歴・経歴や学歴は不問で正社員への転職をサポートしており、必ずマンツーマンでのフォローを受けられるという点が『えーかおキャリア』の特徴です。
実績として『えーかおキャリア』経由で応募した場合の内定獲得率は30%前後で、紹介を受けた利用者が内定を獲得した割合は81%(どちらも同社調べ)と高い数値を誇ります。
ところで第二新卒として転職活動をする方は、「入社してからも満足して働けるのか」も重視したいものですよね。
『えーかおキャリア』の場合には、利用者と求人企業との間の長期的なマッチングを重要視しているのも魅力の1つです。
そのため、『えーかおキャリア』を利用した人の入社後の定着率は97%です(同社調べ)。
内定を獲得させるだけでなく、入社後の活躍・キャリア形成につながる選択を後押ししてくれる転職エージェントなのだと期待できるでしょう。
転職を通して長期的なキャリア形成をしたい第二新卒の方は、ぜひ『えーかおキャリア』で新しい未来をつかみ取りましょう。
(3)ワークポート|異業種からの未経験転職に強い!
『ワークポート』は、異業種からの未経験転職に強い転職エージェントです。
営業や事務、とくにIT業界の職種に強く、未経験歓迎のIT職種案件が豊富である点が注目ポイントです。
IT・Web業界の求人には未経験でもチャレンジできるものも多く、若手のエンジニアを念頭に置いた募集も比較的多いとされています。
したがって若手・未経験者の採用と育成を行った実績がある企業も多く、内定獲得や入社後の活躍見込みが高いと考えられるでしょう。
また、2022年度上半期においての転職決定人数がNo. 1で、利用者専属の転職コンシェルジュによる悩みや要望に寄り添ったサポートが特徴的です。
第二新卒・20代の若年層から支持を受けているサービスであるため、異業種への転職を希望している第二新卒の方は特に、一度利用を検討してみましょう。
関連記事:ワークポートは利用すべき?700人の口コミ評判からわかる特徴と全注意点
(4)アーシャルデザイン|未経験分野に挑戦したい20代の転職支援に強い!
『アーシャルデザイン』は、未経験分野へ挑戦したい20代の転職支援に強みを持つ転職エージェントです。
創業以来注力してきた「未経験分野への転職」に対して独自のノウハウを蓄積しており、自己分析・キャリア相談から内定につながる履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策まで力強くサポートしてくれます。
また、内定獲得後・入社後にも、キャリアビジョンの相談機会を設けてくれたり、就労面や顧客・上司との関係性などの仕事上の悩みについて相談に乗ってくれたりするなど、抜群のアフターフォローを受けることができます。
利用者の95%が20代であり、内定獲得率86%、転職者の年収は過半数以上がアップ(いずれも同社発表、2023年10月時点)と、新しい分野で理想のキャリアを使いたい20代にとって非常に有力な候補と言えるでしょう。
まずは気軽に相談して、希望や価値観について徹底的に耳を傾けてもらえると評判のヒアリングを実感してみてください。
関連記事:難易度が高い「若手・未経験の転職」でも内定獲得率8割以上—『アーシャルデザイン』のキャリアアドバイザーが行う本質に迫るカウンセリング
(5)ハタラクティブ|第二新卒や既卒など若年層に特化!
『ハタラクティブ』は、第二新卒や既卒など若年層をターゲットにした特化型転職エージェントで、第二新卒の転職に強いと評判のサービスです。
2,000件以上の求人案件に加え、キャリア相談、職務経歴書や面接対策について徹底したサポートで、書類審査通過率91.4%、内定率80.4%という非常に優れた実績を誇っています。
また、「ハタラクティブ」を利用して内定獲得をした方のうち86.5%が従業員1000名以上の大企業に転職しています。
いまの仕事に不満があったり、「書類選考が不安」「面接が苦手」「大企業に転職したい」と考えている第二新卒の方に、非常におすすめしたい転職エージェントです。
関連記事:ハタラクティブは利用すべき?500人の評判とその真偽を検証した結果
(6)就職shop|未経験から正社員への転職に特化!
『就職Shop』は、大手人材会社リクルートが運営する「未経験から正社員への転職」に特化した転職エージェントです。
労働環境や職場の雰囲気、教育体制などを直接訪問して取材した累計11,000社から様々な企業を紹介してもらえます。
利用者の9割が20代で、書類選考なしで面接ができる企業が多いなど、未経験者や第二新卒向けの職種の豊富さが『就職shop』の特徴となっています。
このことから、「書類選考をせずに面接で勝負したい方」や「自身のキャリアに自信がない方」におすすめのサービスです。
関連記事:就職shopは利用すべき?500人の評判とその真偽を検証した結果
(7)DYM転職│未経験の就職に特化!
『DYM就職』は、フリーター・第二新卒など、未経験の就職に特化した転職エージェントです。
東証プライム上場企業、トップベンチャー企業などを含めた幅広い求人情報を保有しており、最適な求人を紹介してもらえることで好評を得ています。
採用担当の方と直接交渉ができるため、登録した後はスムーズに面接に進むことが可能でしょう。
そのため、転職をぐっと成功に近づけることができます。
面接、書類作成、服装などの選考対策から円満退社のサポートなど、とても丁寧な指導が特徴で、始めて転職活動を行う第二新卒の方でも、安心して就活に臨むことができるでしょう。
関連記事:DYM就職は利用すべき?300人の口コミ評判からわかる特徴と全注意点
2-2. 日本最大クラスの転職エージェント4選|求人数多数!豊富な情報を得たいなら
全ての人におすすめしたい、多くの人が利用しノウハウのある日本最大クラスの転職エージェントを4つ紹介します。
転職エージェント | サービスの特徴 |
---|---|
1. リクルートエージェント
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総合評価第一位!求人数No. 1 非公開求人数21万件以上! |
2. dodaエージェント
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転職支援実績が豊富! 提案力・求人数ともにトップレベル |
3. パソナキャリア
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満足度4年連続1位!(2022年 オリコン顧客満足度調査) 初めての転職におすすめ! |
4. マイナビエージェント
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20代から30代の若手の転職に強み! 第二新卒のための独占案件多数あり |
(1)リクルートエージェント|総合評価第一位!求人数No. 1
『リクルートエージェント』は、Career Theory編集部が行った500人の転職経験者を対象とした調査で総合評価第1位に輝いた最もおすすめの転職エージェントです。
CareerTheory編集部で行った調査では、求人の選択肢が多い、年収などに関する企業への交渉力が強い、職務経歴書の作成が楽などのポジティブな評価が目立ちました。
求人数No. 1の総合転職エージェントなので、手取りアップを目指す人も希望条件にピッタリ合った仕事が見つかりやすいです。
公開求人だけでも28万件以上あり、登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人まで含めると、約56万件の求人情報を保有しており、主要な転職エージェントのなかでは求人数No. 1に位置しています(2023年10月時点)。
転職活動をする多くの人が利用する転職エージェントであるため、他の転職エージェントと併用することもおすすめです。
関連記事:リクルートエージェントは転職に使うべき?口コミ評価とサービス・使い方を徹底解説
(2)dodaエージェント|提案力・求人数ともにトップレベル!
『dodaエージェント』は、転職支援実績が豊富な大手転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
特に若年層の求人情報や地方在住者への転職支援に強みを持っており、第二新卒など20代での転職や、地方で転職活動を進めたい人におすすめです。
関連記事:doda(デューダ)エージェントひどいって本当?dodaエージェントサービスの口コミ評判を徹底検証
(3)パソナキャリア|利用者の満足度が高い!
『パソナキャリア』は、利用者の満足度が高く丁寧なサポートに定評があるため、初めての転職におすすめの転職エージェントです。
親身で丁寧なサポートで、転職すべきか悩んでいる方にもフラットに対応してくれます。
求人数は顕著に多いというわけではないものの、その分求人の質が良いため、高年収・高待遇の仕事も見つけやすいでしょう。
実際に、年収上昇率は67.1%と、約3人に1人が年収アップを実現しています。
「不安を最小限にして転職活動をしたい」、「年収アップを目指したい」という方におすすめです。
関連記事:パソナキャリアは利用すべき?500人の口コミ評判からわかる特徴と全注意点
(4)マイナビエージェント|20代の転職に特化!
『マイナビエージェント』は、20代から30代の若手に強みを持つ転職エージェントです。
異業種・異職種転職のラストチャンスになりがちな20代の転職の実情を把握し、それに基づいたキャリアの提案などサポートが充実していて、はじめての転職にも心強いのが特徴です。
求人数だけを見るとリクルートエージェントやdodaエージェントといったサービスには及ばないものの、首都圏の20代に焦点を当てると満足度が高いです。
さらに、近年は中小企業求人や第二新卒のための独占案件をかなり増やしており、丁寧なサポートを提供していると評判が高いです。
転職経験が少なく、ポテンシャル採用を狙う第二新卒の転職におすすめです。
関連記事:マイナビエージェントの悪い評判を徹底検証|利用者500人の口コミからわかる全注意点
2-3. 第二新卒でも使えるハイクラス転職サイト2選|年収アップ・挑戦を目指すなら
前職で優秀な成果を出したり、自分のスキルに自信がある方など、ハイクラスな転職を目指す方におすすめの転職サイトを二つ紹介します。
転職エージェント | サービスの特徴 |
---|---|
1. ASSIGN(アサイン)
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若手ハイエンド層に特化! 大手コンサルティングファームへの転職成功実績が豊富 |
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人材業界国内最大大手企業のリクルートが運営 年収600~2000万円のハイクラス向け |
(1)ASSIGN(アサイン)|若手ハイエンド層に特化!
『アサイン』は、若手ハイエンド層に特化した転職エージェントです。異業種・他職種から大手コンサルティングファームへの転職成功実績が豊富な点が大きな特徴です。
コンサル以外にも大手企業の経営企画部門や中核ポジションへの決定実績を多く有しているなど、キャリアアップ支援における実力派サービスです。
『アサイン』では自己のサービスをキャリア支援と位置付けています。
したがって、単に転職・内定獲得を追及するのではなく、就業後も見据えた理想的なキャリアプランの実現のサポートに力をいれているのです。
現職での経験や課題、利用者の思い描く将来像・ライフプランから理想のキャリアプランを明確化し、そのキャリアプランの実現を念頭に「次の職で得るべき経験やスキル」「次の職で必要となる環境」などを抽出します。
第二新卒として転職活動をする方は、はキャリアアップや理想のライフプランを考えている方が多いでしょう。「特に自分にフィットしたサポートを希望している」「本気でキャリアアップを実現したい」という20代の方は、『アサイン』の利用がおすすめです。
(2)リクルートダイレクトスカウト|高収入を狙う全ての人におすすめ!
『リクルートダイレクトスカウト』は人材業界国内最大手企業のリクルートが運営する、年収600〜2000万円のハイクラス向けの転職支援サービスです。
レベルの高い4,300名以上のヘッドハンター(2023年10月時点)から自ら選んで相談をすることもできれば、レジュメを登録して好条件のスカウトも待つこともできます。
求人数は約27.8万件と豊富で、高年収を狙うすべての人におすすめできる転職サービスです。
実際の転職事例としても、次のような年収アップ・キャリアアップを実現しているようです。
- IT企業の事業部長(年収950万円)からIT企業の新規事業開発室副室長(年収1,200万円)に転職
- ITベンダーのSler(年収960万円)からテクノロジーコンサルタント(年収1,000万円)に転職
- 不動産会社の不動産投資業務(年収1,400万円)から外資系不動産会社のアセットマネージャー(年収2,000万円)に転職
- 製薬メーカーの品質管理業務(年収800万円)から製薬メーカーの品質管理責任者(年収935万円)に転職
- 広告代理店アカウントディレクター(年収1,040万円)からコンサルティングファームのマーケティングマネージャー(年収1,100万円)に転職
気になる方は、ぜひ一度登録してみることをおすすめします。
3. 自分に合った転職サイトの選び方
転職サイトにはそれぞれ特色があり、どの転職サイトを利用するかによって転職活動の満足度は大きく変わります。
この章では、自分に合った転職サイトの選び方を紹介します。
3-1. 求人サイトと転職エージェントの違いを理解する
転職活動の際に欠かせない転職サイトには、そのなかさまざまな種類があり、それぞれ異なったサービスを提供しています。
そのため、多種多様な転職サイトの中から、自分が必要とするサービスを提供してくれるものを選ぶことが転職活動を成功に導く鍵になります。
転職サイトの形態として特に一般的なものは、求人サイトと転職エージェントです。
皆さんは、求人サイトと転職エージェントの違いをご存じですか?
求人サイトと転職エージェントの違い | |||
---|---|---|---|
求人サイト | 比較項目 | 転職エージェント
|
|
自分の判断で、マイペースに進めることができる | 自由度 | 転職アドバイザーと面談をしながら計画的に進める | |
多いところでは10万件以上の案件が常時掲載されており、選択肢は多い | 選択肢 | 転職アドバイザーを通して、求人サイトにはない非公開求人にも応募可能 | |
自分で情報を集める | 情報収集 | 転職アドバイザーが、企業の内部情報含め情報を提供してくれる | |
求人情報やHPを見て自分で行う | 選考対策 | 模擬面接などでそれぞれの企業の対策ができる | |
転職サイト経由での応募者数は多い一方、推薦などはつかないため完全に自分の実力勝負 | 転職の成功しやすさ | 面接傾向のアドバイスやエージェントからの推薦文がつきアピール力UP。成功にぐっと近づけられる |
求人サイトとは、オンライン上で求人情報や転職活動に関するノウハウを提供するWebサイトです。
企業からの求人広告の依頼を受けてWebサイト上に求人を掲載することで、企業からの報酬を受けているのです。有名な求人サイトとしては、『リクナビNEXT』『マイナビ転職』『エン転職』などがあります。
ユーザーが自分のペースで気軽に求人を探せる点が魅力であり、転職活動を行う多くの人に利用されています。
続いて、転職エージェントとは、別名「職業紹介サービス」と言い、人材を募集する企業と求職者をスムーズにつなげる役割を果たしています。
具体的に言うと、企業に対しては、募集する人材に求める経験・スキルや人物像、給与などの条件面を確認し、求人情報として保有します。
転職を検討する人(求職者)に対しては、希望する職場の条件やこれまでの経歴などを確認し、企業から提供された求人情報のなかから条件に合う企業を紹介し、内定に繋げます。
つまり、企業と求職者のキューピッド役としてサービスを提供するのが、転職エージェントです。
求職者の仕事選びから応募作業、選考対策まで支援してくれる点が魅力的であり、在職中に転職活動を行う方など、効率的に確実な転職活動を行いたい方におすすめのサービスです。
3-2. 転職活動において自分だけではできないことを明確にする
まずは、転職活動において自分だけではできないことを明確にしましょう。
そうすることで、外部のサービスに頼る必要があるのかどうかや、外部のサービスに頼る場合、どのようなことをサポートしてもらいたいかが分かるようになります。
たとえば、転職活動をする人の多くが、転職先が決まるまでは退職せずに仕事を続けています。
就業しながら転職活動を進める人は転職活動にかけられる時間が少なく、自分一人だけで情報収集や選考対策を行うことは困難です。
このような場合には、情報収集や選考対策のサポートをしてもらえる転職エージェントを利用するのが一番良いでしょう。
一方で、将来的な転職を考えていてまだ時間に余裕があったり、情報収集が得意で自分のペースで転職活動を進めたい人などにとっては、いつでも自由に閲覧できる情報源があるといいですよね。
この場合、多種多様な求人を掲載している求人サイトを利用するほうニーズに合っていると言えます。
これら以外にも、たとえば既に転職したい具体的な企業が決まっている場合などには、企業のホームページから直接応募することもできます。
直接応募のほうが志望先企業とのコミュニケーションが素早く進むこともあり、転職サイトを介さないルートのほうがスムーズに事を進められるという見方も存在します。
転職活動に関して迷いや悩みがない方など、転職サイトを利用する必要がない方もいるのです。
このように、自分ではできないことを明確にすることで、適切なサービスに頼ることができ、転職活動を効率的に進めることができます。
3-3. 転職サイトには複数社登録して相性を見る
転職サイトを利用する場合、どの転職サイトを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
このような場合、登録するサイトを1つに絞る必要はありません。
気になった転職サイトには積極的に登録し、一度利用して他のサイトと比較することで、自分に合う転職サイトだけを利用し続けることをおすすめします。
特に、転職エージェントの場合、各エージェントによって特徴や強みが異なります。
また転職エージェントの場合、実際にあなたを担当してくれるキャリアアドバイザー(コンサルタント/コンシェルジュ)との相性も、サービス利用体験を大きく左右する要因となります。
転職エージェント登録時はほとんど必ず無料面談の機会があるので、まずは面談を通してサービスの雰囲気や担当コンサルタントとの相性を見てから利用継続の判断をしましょう。
また、複数の転職エージェントの並行利用や、求人サイトと転職エージェントの併用等も有効です。
転職サイトの評判や質は気になるところですが、ひとつひとつ調べていると選ぶのにも時間がかかってしまいます。
あまり気にしすぎず、一度登録して相性を見てみるのがおすすめです。
4. 第二新卒で転職するメリット・デメリット
第二新卒の転職で気になる、メリット・デメリットを紹介します。
4-1. 第二新卒で転職するメリット
第二新卒の転職ならではのメリットとして、未経験・異業種への転職がしやすいという点があります。
第二新卒はより社会人経験を積んだ上の世代の求職者よりも職務期間が短いため、柔軟さやこれからのポテンシャルを重視して採用されることが多いです。
通常ならば職務経験が重視されるのが転職です。しかし、第二新卒であれば未経験・異業種への転職も比較的しやすくなるのです。
さらに、社会人経験が一切ない新卒とは異なり、おおむね研修期間は終えていることが多い第二新卒の人材ならば、最低限のビジネスマナーやスキルを身に着けていることがほとんどです。
そうした業務以前の教育に時間を割く必要がない点から、第二新卒は新卒と比べて即戦力になりやすく、重宝する企業も増えています。
4-2. 第二新卒で転職するデメリット
第二新卒の転職ならではのデメリットとして、採用してもすぐにやめてしまうのではないかと疑われる点があります。
第二新卒にあたる方は、新卒で就職してから間もなく転職活動をしている方です。
採用担当者からは、自分の会社に就職してもまたすぐに離職してしまうのではないかと思われてしまう事があります。
その為、選考では、自分が前職を辞めた理由や反省点、さらにそれを踏まえて次の転職先ではどのように継続して働くかをしっかりと伝える必要があります。
とはいえ、このデメリットは上記のような自己分析・対策さえちゃんと行っていれば採用担当者をしっかりと納得させられ、克服できるものです。
第二新卒で転職する本質的なデメリットはないと考えて良いでしょう。
5. 第二新卒の転職の流れ
転職の流れは、ざっくりと以下のようになります。
続いて、第二新卒の転職の流れをさらに詳しく7つのステップに分けて順番に紹介します。
Step1. 転職したい理由を明確にする
まずは、転職したい理由を明確にしましょう。
転職理由をはっきりとさせることで、転職先の候補が絞りやすくなります。
また、選考においても転職の理由を明確に説明できることが面接官に良い印象を与える重要なポイントになります。
続く転職活動をスムーズに行う為にも、このステップを疎かにしないようにしましょう。
Step2. 自己分析を通して転職の軸を決める
多くの方が新卒の就活時に経験していると思いますが、再度自己分析をして転職の軸を決めましょう。
就職して社会人を経験したことで変わった価値観や、新たに発見できた自分のこだわり、適性があるはずです。
転職の軸は、「前職での経験を生かせる」や、「フレックスタイム制でテレワークも可能」、「グローバル企業で語学力を生かせる」、「成果主義」など、仕事内容に対する条件や働き方に対する条件、環境に対する条件など、様々な観点から決めることができます。
丁寧に自己分析を行い、転職の軸を明確にして転職活動に望みましょう。
転職の軸について詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてください。
関連記事:転職の軸とは?しごと選びの基準を明確にする3つのステップ
Step3. 応募企業を探す
転職の軸が決まったら、応募したい企業を探していきましょう。
応募企業を見つける方法としておすすめな4つの方法を紹介します。
(1)求人サイトで求人を探す
多種多様な求人を掲載しており、サイトを通して自由に応募することができるのが求人サイトです。
業務内容や勤務時間など、転職先に求めることが明確に決まっている方は求人サイトの詳細検索機能を利用して効率的に求人を探すことができます。
また、24時間いつでも求人を探すことができるため、隙間時間に自分のペースで転職活動を進めたい方におすすめです。
(2)転職エージェントに登録して紹介してもらう
企業と求職者の希望にマッチした求人を紹介してくれるのが転職エージェントです。
転職エージェントは、求人サイトや企業ホームページには載っていない非公開の求人を持っている事も多いです。
さらに、応募を検討する企業の雰囲気や働き方などについての情報や、求める人物像など転職活動において有利になる情報を提供してもらえます。
求人サイトなどの他のサービスと併用しながら転職エージェントを活用するなど、効率よく確実に転職活動を行いたい方に特におすすめです。
(3)気になる企業の採用ページを見る
既に気になる企業がある方は、企業のホームページから採用ページにアクセスしてみましょう。
転職サイトを利用せず、ホームページで直接人材を募集をしている企業はたくさんあります。
ホームページに採用ページや募集中の記載がなかった場合にも、諦めずに転職エージェントなどに相談してみてください。
非公開の求人に巡り合えるかもしれません。
(4)スカウトサイトに登録する
職務経験やスキルなどのプロフィールを登録することで、プロフィールを閲覧した企業からスカウトが来る仕組みを提供しているのがスカウトサイトです。
求人サイトや転職エージェントを利用して転職先を探しながら、並行してスカウトサイトにプロフィールを登録しておくことで、企業からのスカウトによる転職も狙うことができるでしょう。
第二新卒の方におすすめなスカウトサイトとして、『Re就活』や『キャリトレ』などがあります。
気になる方は、是非登録だけでもしてみてください。
Step4. 選考対策をする|履歴書&職務経歴書・面接対策
応募先が決まったら、選考に向けて準備をしましょう。
(1)履歴書・職務経歴書の作成
応募する際に必要となる履歴書・職務経歴書を作成しましょう。
応募する企業によって形式が異なる場合がありますが、基本になる文章を予め作成しておくと応募の際に手間がかかりません。
自己アピールや職務経歴については、自分のスキルやポテンシャルが伝わりやすいように心がけて書く事が大切です。
(2)面接対策
履歴書・職務経歴書の作成が終わったら、面接の対策を進めましょう。
先輩や友人、転職エージェントなどを頼り、模擬面接を繰り返して面接に慣れておくことが大切です。
特に第二新卒の転職は、転職理由や今後のビジョンについて深堀されることが多いです。
予想される質問には確実に答えられるようにしておきましょう。
Step5. 企業に応募する
選考の対策と並行して企業に応募をしていきましょう。
転職エージェントを利用する方はエージェントが応募作業を進めてくれることが多いです。
エージェントを利用しない方は求人サイトや企業ホームページを通して企業へ応募しましょう。
Step6. 選考を受ける
いよいよ選考本番です。
転職の軸を念頭に精一杯自分をアピールしましょう。
思うようにいかず落ち込むこともあるかと思いますが、気持ちを切り替えて諦めずに挑むことが内定への鍵です。
面接の際の服装やマナーもしっかり把握して挑みましょう。
Step7. 内定獲得・承諾
選考を経て内定の連絡を受けたら、第一志望の場合は迷わず承諾の返事をしましょう。
第一志望が選考中であるなど、すぐに判断できない場合もあると思いますが、なるべく一週間以内に返事をするように心がけてください。
6. 第二新卒の転職を成功に導くコツ・方法
第二新卒の転職を成功させるためにはどうしたらいいのでしょうか?
この章では、第二新卒の転職を成功に導くコツ・方法を4つ紹介します。
6-1. 自己分析を徹底的に行う
まずは、自己分析を徹底的に行いましょう。
第二新卒として転職する方は、どんな経緯であれ、客観的には前職を短い期間で辞めている方です。
企業からすると、採用してもすぐにやめてしまうのではないかという不安があり、面接の際に鋭い質問を投げかける傾向があります。
「数年で転職に至った原因」「5年後の転職先でのビジョン」「自分の長所・スキルが転職先でどのように生かせるか」など、その場ではすぐに答えられないような質問にもこたえられるようにしておかなければなりません。
転職後に後悔しない為にも、自己分析には力を入れましょう。
6-2. 自分に合った企業を選ぶ
自己分析や転職の軸をもとに、自分に合った企業を選びましょう。
第二新卒として転職する方の理由は様々ですが、新卒で入社した企業と理由は何であれ、自分には合わないと感じている方が多いでしょう。
転職サイトやOG・OBを通じて徹底的に情報収集を行い、自分の転職の軸と照らし合わせて企業とのミスマッチを防ぐ事が大切です。
6-3. 選考対策も一社ずつ力を入れる
数十社に応募するような新卒の就活の時とは違い、転職の際は受ける企業を数社に絞るのが一般的です。
そのため、それぞれの企業への選考にも力を入れることができるでしょう。
反対から言えば、応募される企業からしても、ある程度の企業研究・選考対策をしてもらえていることが前提となります。
たとえば、多少なりとも社会人経験がある中で、志望先の事業に理解が及んでいないようなケースでは、よほど特殊な事業でもない限りはすぐにマイナス評価を下されてしまいます。
受ける企業全てから内定をもらう覚悟で、選考対策に力を入れましょう。
転職サイトに記載される情報や、転職エージェントによるアドバイスを参考に抜かりない選考対策をすることが内定を得る鍵です。
6-4. 周りのサービスに頼る|転職エージェント・求人サイト・キャリアカウンセリング
新卒時の就活とは違い、転職はそれぞれ始める時期が異なります。
いわゆる採用説明会のような機会もないため、新卒の就活時と比べて得られる情報も少ないでしょう。
したがって、自分一人だけで転職活動を行うとかなりの負担になるでしょう。
転職エージェントや求人サイト、キャリアカウンセリングなどの外部のサービスに積極的に頼り、効率的に転職活動を進めることが大切です。
なかでも転職エージェントは、情報収集や応募先とのやり取りなどを代行してくれるので、負担を減らすという点で最も有力な選択肢です。
一人での転職活動に限界を感じて投げ出してしまう前に、周りのサービスを積極的に活用しましょう。
7. 【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントなどをお伝えしてきました。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step1. 公式ページから登録
それぞれの公式ページから登録を行います。
2章を参考に、気になったサービスや自分に合うと思ったサービスに登録してみましょう。
「まだ利用するか決めていないけど登録していいの?」
と迷う方も多いと思いますが、初回の面談をしてみて自分に合わないと感じた場合はすぐにやめることができます。
あまり気負わずに、とりあえず登録してみましょう。
Step2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当コンサルタントから数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、概ね下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングの日時設定を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step3. キャリアカウンセリング(面談)
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- 貴方のキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職すべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定を貰えそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらうことで考えがまとまり、後悔のない転職をすることができるでしょう。
Step4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件〜20件ほど紹介してもらえます。
中には、誰もが知るような大手企業もあれば、今まで知る機会がなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してもらえたり、何度も書き直しを行ったりしてもらえます。
転職エージェントが持つ情報やノウハウを最大限に利用し、最高の職務経歴書を作り上げていきましょう。
Step6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文を書いてもらうことはできません。
また、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
Step7. 面接対策を受ける
応募した企業の面接担当者がどのような質問をするのか、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのか、といったような様々な観点からそれぞれの企業に特化したアドバイスをもらいます。
希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いため、積極的に活用して内定に繋げましょう。
Step8. 企業との面談を行う
面接の日時設定などの細かなアポイントメントは担当コンサルタントが全て行ってくれます。
面接を控える皆さんは、対策してもらったことをフル活用して力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、転職エージェントであれば「退職を上司に伝える方法」などのノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
8. 【FAQ】第二新卒転職でよくある質問と回答
この章では、第二新卒が転職するときによくある質問をまとめ、回答していきます。
Q1. 第二新卒におすすめの転職サイト・転職エージェントは?
企業のあらゆる人材戦略に答えてきたマイナビグループのノウハウを活かした丁寧なサポートと実績が特徴です。 また、『えーかおキャリア』も丁寧なマンツーマンのフォローが評判の20代の転職に特化した転職エージェントです。
また、入社後の定着率が97%(同社調べ)の高さも魅力的で、利用者と求人企業との間の長期的なマッチングを重要視していることが分かります。
本記事の2章では特に第二新卒・20代におすすめの転職サイト・エージェントを紹介しています。それぞれ特徴があるので、記事を参考に自分に合うエージェントを選んでみてください。
Q2. 第二新卒の転職の進め方は?何から始めるべき?
第二新卒として転職活動を進めることを決めたら、まずは転職エージェントに登録をしていきましょう。転職エージェントは、非公開の求人を持っていたり、応募作業や面接対策をしてもらえるなど、転職者にとって嬉しいサービスを沢山提供しています。
自分で自己分析などを行いながら、気になる転職エージェントの初回カウンセリングを受けて自分に合う転職エージェントを見つけるのがいいでしょう。
2章ではおすすめの転職エージェントについてタイプ別に紹介しています。少しでも転職に興味がある場合は、登録して初回カウンセリングを受けてみましょう。
5章では第二新卒の転職の進め方について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Q3. 特別なスキルや資格がなくても使える第二新卒になれる?
しかし20代の転職はスキルや経歴だけでなく、将来性やポテンシャルも採用の評価軸となりますので、転職準備の優先度としては、下記の3点が高いと言えるでしょう。
- 志望動機や転職理由を深く突き詰めて考える
- 将来性を感じてもらえるよう、熱意や意欲をアピールする
- 現在のスキルが志望先にどのように役立つのかをアピールする
ただし、未経験職や異業種への転職の場合は、スキルや資格が評価されるケースも少なくありませんので、その点は注意しておきましょう。
Q4. 企業が求めるコミュニケーション能力とは具体的にどんなもの?
社会人で必要となるコミュニケーション能力とは、相手が何を求めているのか、何に困っているのかをしっかり聞き取り、自分の提案を分かりやすく伝えられる能力です。一般的な「コミュニケーション能力がある人」のイメージにあるような「元気で体力がある」「社交的で話し上手」といった適性が役に立つ場面もありますが、仕事において重視されるものではありません。
そのため、話すのが苦手な方や、押しが弱い方であっても、人から信頼されやすく、相談を受けることが多い方であればコミュニケーション能力が高いと判断される可能性は高いです。
Q5. 第二新卒の方はどんな理由で転職しているの?
2022年のマイナビ『転職動向調査』によると、20代の転職理由は以下のようになりました(マイナビ:転職動向調査 2022年版〔2021年実績〕,2022.)。
20代男性の転職理由(抜粋) | 割合 | 20代女性の転職理由(抜粋) | 割合 |
---|---|---|---|
1位:給与が低かった | 22.6% | 1位:仕事内容に不満があった | 32.6% |
2位:仕事内容に不満があった | 19.5% | 2位:職場の人間関係が悪かった | 31.7% |
3位:残業や休日などの待遇に不満があった | 18.9% | 3位:給与が低かった | 27.1% |
3位:会社の将来性・安定性に不安があった | 18.9% | 4位:残業や休日などの待遇に不満があった | 25.8% |
5位:働く環境に不満があった | 16.1% | 5位:会社の将来性・安定性に不安があった | 24.4% |
以上のように、20代前半の方は仕事内容や給与、職場の人間関係に不満があって辞めるケースが非常に多いです。
ただし、転職を成功するための秘訣として、たとえ職場や仕事への不満で辞めたくなっても、不満ではなく、未来への希望を転職理由にできると、印象が良くなります。
補足:退職理由はポジティブに伝えよう
第二新卒の方は、特に「また辞めてしまうのではないか」と懸念される年齢です。
従って、面接で聞かれる可能性が高い退職理由をしっかりと考えなければいけません。
このような場合、以下のように前向きな理由を言えればベストです。
- ○○なスキルを身に着け、自分をさらに成長させたい
- ○○の業務であれば私の強みがもっと大きく活かせると考えた
これらのように将来のキャリアや目標を踏まえた退職理由だと悪い印象を与えません。
このような前向きな志望動機が見つからないという方は、「第二新卒の転職理由を本音で突破!正しい回答法と例文4選」に、本音をぶつけて志望動機を伝えるためのコツを紹介しているので参考にしてみてください。
Q6. 企業は「第二新卒は基本的に使えない」という前提で考えているの?
企業は第二新卒のポテンシャルを評価して採用することが多いため、選考に進んでいるまたは採用されている時点で、「使える第二新卒」と見られている可能性が大きいでしょう。なお、使えない第二新卒と思われないための方法は「使えない第二新卒の特徴は?企業から評価されるためのポイントを解説」にて詳しくご説明しております。気になった方はぜひご覧になってみてください。
Q7. 使える第二新卒と思われる職務経歴書の書き方はありますか?
第二新卒の転職では、将来性やポテンシャルをいかにアピールできるかが、採用の成否を分ける鍵となるからです。そのため職務経歴書では、経験した業務内容を無理に深掘りするのではなく、その業務を通して「どのようなことを教わったのか」「どのような発見、気づきを得たのか」を重点的に書き込むことが大切です。このように「伸びしろ」や「業務に対する姿勢・考え方」「成長意欲」をアピールできれば、書類選考の通過率も高まるでしょう。
9. まとめ
ここまで、第二新卒の転職について、基本的な流れやコツからおすすめの転職サイトまで解説してきました。
第二新卒の転職に近年は注目が高まり、第二新卒の採用に注目している企業も多くなってきています。
今の会社に違和感を感じる方や、異業種に挑戦してみたい方はぜひ、第二新卒として転職することも視野に入れてみてください。
第二新卒はすべての年齢の中でも特に転職先の選択肢が広く、自身のやりたい仕事にチャレンジしやすい絶好の期間ですので、転職サイトなどを有効に活用し、転職の機会を逃さないようにしてください。
当記事では、第二新卒におすすめの転職サイト・転職エージェントとして、「20代・第二新卒特化型転職エージェント」「大手総合転職エージェント」「20代でも使えるハイクラス向け転職エージェント」の3つのカテゴリをおすすめしました。
第二新卒の転職であれば、通常20代・第二新卒に特化した転職エージェントを最低1つ利用し、かつ大手総合系の転職エージェントも併用して応募先の選択肢を確保するやり方がおすすめです。
また、第二新卒のなかでも比較的経験を積んでいて、現状の年収も一定以上の人ならば、ハイクラス向けの転職サイトを利用することで、大きなキャリアアップを実現できる可能性があります。
まず、第二新卒の人が必ず1つは利用したい20代・第二新卒に特化した転職エージェントが次の7つです。
転職エージェント | サービスの特徴 |
1. マイナビジョブ20’s
|
マイナビグループのノウハウを活かした丁寧かつ充実したサポートが魅力! 全求人20代対象、未経験OK求人が70%以上! |
2. えーかおキャリア
|
経歴や学歴不問で正社員への転職をサポート! 入社後の定着率97%(同社調べ) 利用者と求人企業との間の長期的なマッチングを重要視 |
3. ワークポート
|
異業種からの未経験転職に強い! 特にIT職種案件が豊富 転職決定人数No. 1(2022年度上半期) |
4. アーシャルデザイン
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創業以来「未経験分野への転職」に対して独自のノウハウを蓄積! 抜群のアフターフォローあり! 利用者の95%が20代 |
5. ハタラクティブ
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第二新卒や既卒など若年層に特化! 書類審査通過率91.4%、内定率80.4%! 大企業への転職も多数 |
6. 就職shop
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大手人材会社リクルートが運営! 「未経験から正社員への転職」に特化 直接訪問の取材によって選ばれた累計11,000社から紹介 |
7.DYM就職
|
未経験の転職に特化! 東証プライム上場企業からトップベンチャー企業まで幅広い求人あり! |
続いて、特化型転職エージェントとの併用がおすすめな大手総合転職エージェントは次の4つです。
転職エージェント | サービスの特徴 |
---|---|
1. リクルートエージェント
|
総合評価第一位!求人数No. 1 非公開求人数21万件以上! |
2. dodaエージェント
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転職支援実績が豊富! 提案力・求人数ともにトップレベル |
3. パソナキャリア
|
満足度4年連続1位!(2022年 オリコン顧客満足度調査) 初めての転職におすすめ! |
4. マイナビエージェント
|
20代から30代の若手の転職に強み! 第二新卒のための独占案件多数あり |
最後に、ハイクラス転職を目指す第二新卒におすすめの転職エージェント・転職サイトは次の2つです。
転職エージェント | サービスの特徴 |
---|---|
1. ASSIGN(アサイン)
|
若手ハイエンド層に特化! 大手コンサルティングファームへの転職成功実績が豊富 |
|
人材業界国内最大大手企業のリクルートが運営 年収600~2000万円のハイクラス向け |
どれに登録すべきか迷った場合には、まず20代の転職に特化した『マイナビジョブズ20’s』に登録し、面談を受けてみるのがベストです。
第二新卒は、これからのキャリアを大きく変えるチャンスです。
いま応募できる仕事にどんなものがあるのかを確認するだけでも構いません。
きがねせずに、まずは転職サイトへの登録など、スモールステップな1歩目を踏み出してみませんか。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。