薬剤師がMRに転職するには?必要な免許から年収までを解説

薬剤師からMRへの転職を考えていても
薬剤師免許は役立つのかな?
年収はどれくらいなのかな?
といった疑問をお持ちかと思います。

結論、MRに薬剤師免許は必須ではありませんが、薬剤師がMRに転職することでかなりの高給が見込めます

そのため、この記事では転職のプロとして薬剤師の転職をサポートしてきた私が、

  • 薬剤師からMRに転職する際に知っておくべき現実
  • MRに転職をすると決めたら取るべき行動

を紹介していきます。

    1. MRとは製薬会社の営業・広報担当者
    2. 薬剤師がMRに転職するメリット・デメリット
    3. 【結論】薬剤師からMRへの転職がおすすめの人
    4. 薬剤師がMRに転職する方法
    5. 薬剤師からMRへの転職におすすめの転職サイト
    6. 転職サイトをより効果的に利用する7ポイント
    7. 【図解】転職サイト利用の流れ
    8. 【FAQ】MR 薬剤師への転職でよくある疑問と回答

この記事を読めば、薬剤師からMRに転職すべきかという悩みが解決し、最適な判断ができるようになるでしょう。

1. MRとは製薬会社の営業・広報担当者

MRとはMedical Representativeの略であり、製薬会社の営業・広報担当者です。

本章ではMRについて、以下の流れで紹介していきます。

それでは見ていきましょう。

1-1. MRの仕事内容3ポイント

MRの主な仕事内容は以下の通りです。

  • 商品の品質、効能、安全性などの情報を医師や薬剤師に提供する
  • 競合他社の医薬品や最新の医療知識について調査する
  • 医療現場の薬に関するフィードバックを会社に伝える

MRの情報収集や医薬品情報の提供は、自社の医薬品を適切に使用・開発することを意図しています。

以下の図から、MRは患者との直接的な関わりはないものの、医薬品を通して多くの患者に貢献していることが分かります。

出典:「ジョブメドレー

【補足】MRはイベント企画・実施にも携わる

頻度は低いものの、MRは以下のようなイベントの企画・実施も行います。

  • 講演会にて、権威のある医師に医薬品の説明・PRを行って頂く
  • 製品説明会で、MRが医師に向けて自社製品の説明・PRを行う

これらのイベントは、製薬会社の製品売上を伸ばすことを目標としています。

1-2. MRの平均年収は658万円

2020年度のMRの平均年収は658万円です。

下の表からは、MRの年収が営業系業種では医薬品メーカーと僅差で第2位であることが分かります。

職種平均年収
1位営業 – 医薬品メーカー659万円
2位MR658万円
3位営業 – トイレタリー569万円
4位営業 – リース546万円
5位営業 -医療機器メーカー543万円

出典:doda「平均年収(生涯賃金)ランキング【最新版(2019年)】

国税庁調査に基づくと日本人の平均年収は440.7万円なので、MRの年収は高水準であると言えます。

転職をする際の年収は、MRの平均年収を目安にすると良いでしょう。

ただし、転職をする際は年収だけではなく、仕事内容や職場環境から総合的に判断することは忘れないでください。

2. 薬剤師がMRに転職するメリット・デメリット

薬剤師からMRに転職するメリットとデメリットを以下にまとめました。

メリット
デメリット

それでは見ていきましょう。

2-1. メリット

薬剤師からMRに転職するメリットは以下の4点です。

では、それぞれ詳しく解説していきます。

メリット1. 給料が増える

薬剤師からMRへの転職における1つ目のメリットは、給料が増えることです。

厚生労働省の2018年の調査によると、薬剤師の平均年収が543.5万円である傍ら、MRの平均年収は600万円を超えています

2014年以降、MRの平均年収は600万円を下回ることなく、常に安定して高年収をキープています。

そのことから、収入を増やしたい方にはMRへの転職がおすすめです。

メリット2. 薬の知識を活かせる

薬剤師からMRに転職することで、薬の知識を活かすことができます。

例えば医師に自社商品の情報を提供する際、薬学の知識を持たないMRに比べ、説得力のある説明をすることが可能となるでしょう。

医薬品を通して社会貢献をした実績があることは、MRに転職する薬剤師の大きな強みです。 

面接では、薬剤師免許を持ち医薬品についての深い知識があることをアピールすることが大切です。

メリット3. 幅広いキャリアパスが考えられる

MRの先には経営コンサルタントや臨床開発モニターなどの幅広いキャリアパスがあります。

なぜなら、MRの仕事を通して論理的な思考力やコミュニケーション能力、戦略的な営業力を得ることができるからです。

そのためMR経験者は、汎用性の高いスキルを持つ人材として企業の採用担当者から評価される傾向があります。

よって、キャリアパスの可能性を広げたい方には、MRへの転職がおすすめです。

メリット4. 多くの人との接点がある

MRは医師だけでなく、製薬会社、看護師、薬剤師、他社MRなど多くの方と接する機会があります。

そのため、コミュニケーション能力を磨くことができるでしょう。

人と接するのが好きな人におすすめ

口コミ・評判

匿名さん
この仕事では、医師だけでなく、医薬品の卸先などたくさんの人との接点があるので、人と接するのが好きという人には楽しい仕事ではないかと思います。

リクナビ薬剤師「MRのリアルインタビュー

以上のの口コミからもわかるように、MRの仕事は人とコミュニケーションを取ることが好きな方には適しています。

一方で、薬剤師からMRになるデメリットも考慮しなくてはなりません。

2-2. デメリット

薬剤師からMRに転職するデメリットは以下です。

1つずつ解説していきます

デメリット1. 薬剤師免許が活かせない

薬剤師からMRに転職する最大のデメリットは薬剤師免許が活かせないことです。

MR職には薬剤師免許が必須ではありません

このため、薬剤師としての資格や経験がなくともMRとして活躍している方は多くいます。

よって、薬剤師免許を取得するために費やした時間もお金も勿体無いと言う方もいるでしょう。

ただし薬剤師免許が活かせなくとも、免許取得を通して得た知識は決して無駄にはなりません

今後、MRとしてスキルアップするために「MR認定試験」を受ける際にも、薬学の知識は役に立ちます。

デメリット2. 転勤が多い

MRは転居を必要とする転勤が多い職種です。

医療機関は全国に点在するため、仕方がないと言えます。

転勤頻度は企業にもよりますが、2~3年に1度であることが一般的です。

ただ、一部の企業では転勤がない場合もあるため、MRに転職する際は、その企業の転勤頻度や範囲を事前に確認しておきましょう。

デメリット3. 移動距離が長い

MRの仕事は車での長い移動を伴います。

地方勤務の場合は特に移動距離が長い傾向にあり、都市部勤務だとしても移動時間の長さに悩まされることが多いでしょう。

中には、月に1,000km、週に100kmもを超える距離を移動しているMRもいるようです。

そのため、車の運転が苦手な方はMRに適しているとは言えません。

長時間運転する体力や根気が備わっているか、自身に問いかけてみると良いでしょう。

デメリット4. ノルマがきつい

MRは主に営業を行うため、ノルマが厳しく精神的に追い詰められてしまう方もいます。

ノルマが達成できなければ給料や昇給にも影響を与えます。

また、成績のために長時間労働を繰り返すことは、肉体的にも精神的にも大きな負担となってしまうでしょう。

特に外資系企業は、大きなノルマが課される場合も多くあります。

そこで、ノルマを避けるためにも、転職サイトに登録しコンサルタントに相談することがおすすめです。

社内の雰囲気やノルマに関してなど、ご自身では聞きづらいことを転職コンサルタント経由で確認することができます。→ 5章「薬剤師からMRへの転職におすすめの転職サイト」

3. 【結論】薬剤師からMRへの転職がおすすめの人

以下の項目に多く当てはまる方は、MRへの転職がおすすめです。

  • 給料を上げたい人
  • 薬の知識を活かしたい人
  • キャリアの幅を広げたい人
  • 人と会話することが好き人

ここまで読んできてMRに転職しようと考えている薬剤師の方へ、次章ではMRに転職する具体的な方法をご紹介します。

4. 薬剤師がMRに転職する方法

MRになるには、以下2つの方法があります。

基本的には、方法1がおすすめですが、選考に落ちてしまったり、応募資格が無い場合は方法2を試してみてください。

それでは、順にご説明します。

方法1. 製薬会社にMRとして入社する

MR転職で最もおすすめの方法が製薬会社にMRとして入社することです。

なぜなら、医療業界やMRでの実務経験を問われることが多く、薬剤師としての経験を面接でアピールすることが可能となるからです。

とはいえ、MR未経験者の転職倍率は非常に高いため油断は禁物です。

まずは複数の転職サイトに登録をして応募できそうな企業を探ってみると良いでしょう。

もしこの方法が上手くいかない場合は、以下にてご紹介するコントラクトMRを目指すことをおすすめします。

方法2. CSOにコントラクトMRとして入社する

未経験者のMR転職難易度は高いですが、その中でも採用可能性があるのがコントラクトMRです。

コントラクトMRとは、CSO(MR業務の受託企業)に所属するMRのことです。

1つの製薬会社を2~3年単位で担当し、その会社の名刺を持って活動を行うなど、業務内容において製薬会社のMRとほぼ変わりません。

また、国内中堅製薬会社と同程度の待遇を得られるため、待遇面での心配をする必要もないでしょう。

より良い待遇を望むのであれば、コントラクトMRとして充分な結果を出した後、大手製薬会社のMRを目指して再度転職活動を行うことをおすすめします。

次章では、薬剤師からMRへの転職におすすめの転職サイトをご紹介します。

5. 薬剤師からMRへの転職におすすめの転職サイト

数ある転職サイトから以下の3点を基準に、「総合評価の高い薬剤師転職サイト」を選出しました。

総合評価を導き出す3つの基準

  • 求人の質・量:薬剤師の経験を活かせるMRの求人を豊富に揃えているかどうか
  • 提案力:転勤頻度やノルマの有無などのニーズに合う提案をしてくれるかどうか
  • サポート力:コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか

さらに、当サイトが薬剤師500人を対象に行った独自アンケートの調査結果に基づき、おすすめの転職サイトを、利用者の総合評価順にまとめました。

結果、薬剤師からMRへの転職におすすめの転職サイトランキングは以下の通りとなりました。

転職サイト求人提案力サポート力
1位. 薬キャリ

4.1

4.3

4.1

2位. マイナビ薬剤師

3.6

4.2

3.7

3位. ファーマキャリア

4.5

3.8

4.1

4位. ファルマスタッフ

3.9

3.4

4.1

5位. リクナビ薬剤師

4.0

3.9

3.4

最上位である『薬キャリ』と2位の『マイナビ薬剤師』は求人がとても多く、提案力やサポート力にも定評があるため、登録しておくことを推奨します。

また、3位の『ファーマキャリア』もサポートが手厚いという評価を受けているため、登録することがおすすめです。

MRの転職について、より詳しく知りたい方は「MR転職完全ガイド|おすすめ転職エージェント20選」のページをご確認ください。

それでは、ランキング上位のサイトを1つずつ紹介していきます。

1位. 薬キャリ|求人数が多く、交渉力が強い転職サイト

薬キャリ

『薬キャリ』は、SONYグループが分社してできた薬剤師転職支援サイトです。

15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。

その特徴は何と言ってもオールマイティさです。

また、転職人気の高い病院薬剤師(業界1位)や、調剤薬局(業界3位)以外にも、企業薬剤師求人数も業界1位と様々な職種に強い転職サイトです。

病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。

さらに、『200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職おすすめランキング』によると、転職サポートが抜群にスピーディな事が分かりました。

転職できるまでのフォローが丁寧という口コミも多く、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみることをおすすめします。

口コミ・評判
T. K. さん(20代後半)
調剤薬局→ドラッグストア
初めての転職で薬剤師転職に強いと評判のサイトに登録したが、電話やメールが遅くて不安になり、ネットの評判が良かった薬キャリに登録しました。
登録後、すぐに電話と求人を頂け、その後の対応も大変スピーディでした。転職しようと考えていた求人をいくつか伝えると、「◯◯は職場環境が厳しいのでおすすめしない」と内情も教えて頂けました。
なにより担当の方が親身に対応してくれたのでスムーズに転職することができました。

公式サイトを見る
https://pcareer.m3.com/

2位. マイナビ薬剤師|豊富な求人数と面談の安定感

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、リクルートと並ぶ転職業界最大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅し、豊富な求人数を抱えているのも特徴です。

マイナビ薬剤師は応募者との「面談」に力を入れており、親身にアドバイスをしてくれる事で有名です。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方でもおすすめできます。

公式サイトを見る
https://pharma.mynavi.jp/

3位. ファーマキャリア|優秀なコンサルタントによるオーダーメイドでの提案力が強み

『ファーマキャリア』は、薬剤師専門の転職エージェントで、希望に合わせた好条件求人をオーダーメイドで提案してくれることが特徴です。

求人数は全部で約25,000件ほどあり、電話対応可なのでいつでも気軽に相談できます。

ファーマキャリアには、優秀なコンサルタントが揃っており、一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しているので、ぜひ登録しておきましょう。

公式サイトを見る:
https://pharmacareer.jp

4位. ファルマスタッフ|日本調剤グループ・病院求人でトップクラス

ファルマスタッフ』は大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

もともと、出身母体である調剤薬局を中心に扱っていたサイトですが、そのネームバリューゆえに、求人の質・量は業界No.1という強みがあります。

そして、その豊富な求人数からか、正社員&派遣いずれでも全体的に評価が高い傾向にあり、特に、20代薬剤師の正社員転職においては群を抜いていました。

面接が不安な方は、登録しておいて損は無い転職サイトだと言えるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

5位. リクナビ薬剤師|優秀なコンサルタント・ドラッグストア求人

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトで、高い評判と多くの転職実績があります。

ドラッグストア求人・高収入求人で業界1位と、大手とのコネクションが強いリクナビ薬剤師ですが、強みは何と言っても「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富で優秀なコンサルタント

求人紹介だけでなく、希望の求人店舗から欠員補充採用があった際に、いち早く連絡をもらう事ができます。

特に初めて転職する方は、『リクナビ薬剤師』の転職エージェントに相談して損はないでしょう。

ネット上での登録の後、必ず対面での面談を申し込む事をおすすめします。

公式サイトを見る
https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

薬剤師におすすめの転職サイトの口コミについて、さらに詳しく知りたい方は「200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職サイトおすすめランキング」を参考にしてみてください。

6. 転職サイトをより効果的に利用する7ポイント

この章では、転職サイトをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職サイトも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいものです。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

7. 【図解】転職サイト利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職サイトに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職サイトのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(日程・場所の都合が合わなければ電話面談になります。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職サイト経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職サイトであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

8. 【FAQ】MR 薬剤師への転職でよくある疑問と回答 

薬剤師からMRへの転職でよくある疑問と回答は以下です。

それぞれ見ていきましょう。

Q1. MRになるために必要なスキルは何ですか?

MRになるには、高いプレゼンテーションスキルやコミュニケーション能力が必要です。

なぜなら、MRは医者の元に出向き対話をすることが多い上、説明会などを通して自社製品のことを分かりやすく紹介をする必要があるからです。

またMRは、パワーポイントでの資料作成などをすることもあるためパソコンスキルがあると仕事がしやすいでしょう

他にも、外国の文献を読む機会があるため英語への理解が必要です。英語力があることで、競合他社の医薬品や最新の医療知識について深く調べることが可能となります。

Q2. MRの市場が小さくなってきているというのは本当ですか?

MRの市場が縮小しているというのは事実です。

以下のグラフからも分かるように、MRの数は年々減少傾向にあり、ピークであった2013年と比較し2017年にはMRの数が3,000人余りも減っています。

出典: AnswersNews

理由としては、薬価の引き下げや後発医薬品の普及が挙げられます。

とはいえ、MRという職種がなくなる訳ではありません

待遇も給与も良いMR薬剤師を目指す価値は十分にあリます。

コミュニケーション能力が高い人や、営業成績を高く維持できる人は重宝されるでしょう。

Q3. MRに転職するには、MR認定試験を受ける必要がありますか?

MRへの転職の際、MR認定試験を受けることは必須ではありません。

しかし、合格することで 公益財団法人MR認定センターから交付される「MR認定証」を取得することで選考時に有利となるでしょう。

なぜなら認定書の所持により、即戦力とみなされ面接通過率が高くなるからです。

ただ、「MR認定証」を取得するには、試験に合格した上で6ヶ月間のMR経験を修了する必要があります。

尚、薬剤師の有資格者は、MR認定試験の疾病と治療、薬理学、薬剤学の3科目が免除されます。

9. さいごに

いかがでしたか。

薬剤師からMRへの転職により生じるデメリットもありますが、特に待遇面でのメリットは非常に大きいです。

まだ転職をするかどうか悩んでいる方でも以下の転職サイトに2~3社登録し、一度相談してみることがおすすめします。

あなたの転職が成功することを心より願っております。