50代での派遣は厳しい?自分に合った仕事を見つけるために知るべき全知識

派遣求人を探している50代の方は、

  • 「50代での派遣は厳しいの?」
  • 「おすすめの派遣会社はどれ?」

と疑問に思っているでしょう。

結論からいうと、50代でも応募可能な派遣求人は多く、経験の多さが問われる求人では若年層よりも歓迎されます。

ただ職種によっては、30~40代と比べると仕事を紹介してもらえない・希望が通りにくい場合もあります。

このページでは、派遣営業として多くの50代求職者をサポートしてきた私が以下の順で解説していきます。

  1. 50代での派遣が厳しくなる2つのケース
  2. 50代で働きやすい派遣求人を見つける3つのポイント
  3. 全ての50代におすすめ!中高年向け派遣会社4選
  4. 派遣会社を効果的に利用するための8ポイント
  5. 派遣会社利用の流れ
  6. 派遣以外も視野に入れている方向け!ミドル層向け求人サイト3選
  7. 50代におすすめの仕事6選
  8. 【FAQ】50代の派遣に関してよくある質問と回答

すべて読めば、50代の方でも自分に合った仕事を見つけることができるでしょう。

1. 50代での派遣が厳しくなる2つのケース

以下の職場・求人の場合、50代での派遣就業は厳しくなる傾向にあります。

なお、派遣就業の際に企業が選考を行うことはありませんが、「顔合わせ」という体裁で企業の担当者と面談をしたり、派遣会社の社内選考が行われたりするため、実質的な選考は行われるというのが現状です。

ケース1. 職場の平均年齢が著しく低い

職場の平均年齢が著しく低い場合、環境に馴染めない可能性を考慮されることがあります。

現場の上司が派遣社員より年下の場合、あなたも上司もやりずらさを感じるでしょう。

したがって、派遣先企業の人事部は直属の上司の年齢を考慮して、50代の派遣社員を敬遠する傾向があるのです。

ケース2. 体力を使う仕事

仕事内容が体力を使う・体を酷使する場合、問題なく勤務を続けられるかという懸念を抱かれる可能性もあります。

工場作業やピッキングなどの体力仕事で、かつ若年層を求めている仕事の場合は、社内選考に通らないこともあるでしょう。

ただし実際のところ、年齢層が高い=体力がないというわけではなく、むしろ「50~60代がすでに活躍中の職場」などでは、年齢問わず採用ニーズは高いです。

2. 50代で働きやすい派遣求人を見つける3つのポイント

50代で派遣の仕事をやりたいのであれば、以下の3ポイントを抑えて仕事探しをするのがおすすめです。

順に見ていきましょう。

ポイント1. すぐに働けるタイミングで仕事を探す

すぐに働けるタイミングで仕事を探すことで、スムーズに就業へとつなげやすくなります。

なぜなら、派遣会社は「就労可能性が高い人材(すぐに働いてくれる人)」を優先的に企業に紹介するからです。(派遣会社は派遣契約の成約目標が課されており、派遣契約に結びつきそうな方を求めています)

こういった背景もあり、担当営業とのファーストコンタクトで必ず「就労時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

ポイント2. 「急募」求人を探す

急募の求人は「スタッフの年齢やスキルを問わず、なるべく早い働き手が欲しい」という企業の可能性が高いので、年齢に関わらず採用される傾向にあります。

特に短期派遣でこの傾向は顕著で、たいていの場合「年齢・スキル不問」という形で募集が行われています。

ただし、「中々人材が集まらない企業」という場合もあるので、事前に働きやすさや労働条件はしっかりと確認しておきましょう。

ポイント3. 派遣会社には複数登録する

派遣会社には複数登録するすることをおすすめします。

複数の派遣会社に登録することで、求人の選択を増やすことができ、さらに「より待遇の良い仕事」を選べるようになるからです。

事実として、派遣社員の約7割が、2社以上の派遣会社を利用しているという調査結果が出ています。

参考:社団法人日本人材派遣協会

50代でも派遣就業は可能ですが、どうしても若年層と比較すると、求人の選択肢は少なくなります。地方の場合は特に難易度が高くなります。

そのため、できるだけ多くの派遣会社を活用し、「50代の人材を求めている企業の求人」を紹介してもらう準備をしておきましょう。

関連記事

≫派遣会社の複数登録は大丈夫?併用のメリット・デメリット

3. 全ての50代におすすめ!中高年向け派遣会社4選

本章では、全ての50代におすすめの派遣会社を以下の順でご紹介していきます。

順に見ていきましょう。

ここでは4社に厳選して紹介します。評判の良い派遣会社についてより詳しく知りたい方は『派遣会社おすすめランキング』の記事を参考にしてください。

3-1. スタッフサービス|ミドル向け求人最多の大手派遣会社

スタッフサービスは、派遣業界No.1の求人数を保有する大手派遣会社です。

実際、職種・業種ともにほぼ全ての派遣領域をカバーしており、ほど保有しています。

相談できる事業所があり、登録利用者からは「仕事紹介のスピードが早い」「他の派遣会社に比べて圧倒的な求人で選択肢が広い」など、高く評価されています。

担当者の質に関しては評判は分かれるものの、求人数は業界No.1であり選択肢を増やすために、ぜひ一度登録することをおすすめします。

<スタッフサービスの派遣サイト>

3-2. テンプスタッフ|手厚いサポートサービスが評判

テンプスタッフ』は、人材業界大手の「パーソルグループ」が運営する派遣会社です。

紹介可能求人の数は、常時3万件以上と、派遣会社の中でもトップレベルです。

また、会社としての教育体制も整っており、利用者から「担当者の対応がよかった」と高評価の声もあがっています。

業界最大手で利用満足度の高いスタッフサービスと併せて利用すれば、希望にぴったりの求人をスムーズに見つけられるでしょう。

公式サイト:
https://www.tempstaff.co.jp

※スキルに不安な方向けに「テンプオープンカレッジ」といったスキルアップ支援制度もあります。

3-3. パソナ|それぞれの年代に応じた働き方を提案

『パソナ』は、高時給案件の豊富さに強みのある派遣派遣会社です。

大企業や人気企業のオフィスワーク求人を見つけやすく、女性の就業支援にも力を入れている点が特徴的です。

「PCスキルを活かして好条件の職場で働きたい」という方は、登録しておくと、就業先の選択肢が広がるでしょう。

公式サイト:
https://www.pasona.co.jp/

3-4. アヴァンティスタッフ|50代派遣にも手厚い派遣会社

アヴァンティスタッフ』はシニア向けサービスを展開する、優良派遣会社にも認定された人材派遣会社です。

数ある派遣会社の中でもシニア向けのサービスを手厚く行っているため、50代向けの求人を厳選して選択することができます。

また、コーディネーターが親身に話を聞いてくれるので、自身の年金給付等のライフスタイルに合った働き方を紹介してくれます。

アヴァンティスタッフ公式サイト:
https://www.avantistaff.com

4. 派遣会社を効果的に利用するための8ポイント

この章では、派遣会社をより効果的に利用するためのポイントを8つお伝えします。

良い派遣会社を選んでも、上手に使えなければもったいないので必ずチェックしましょう。

4-1. 派遣会社に複数登録する

派遣会社は、複数登録することがおすすめです。

なぜなら、複数登録することで以下3点のメリットがあるからです。

  • 最適な担当営業を選べる
  • 用途によって派遣会社を使い分けられる
  • 独占案件をカバーできる

具体的には、以下のように2~3社の派遣会社に相談し、対応に満足できた派遣会社のどれかに頼ることをおすすめします。

<画像>派遣会社利用方法

4-2. 派遣就労の意欲を見せる

派遣就労への意欲を見せることで、担当営業があなたの優先順位をあげて対応してくれるようになります。

なぜなら、担当営業には派遣契約の成約目標が課されており、派遣契約に結びつきそうな方を欲しているからです。

こういった背景もあり、担当営業とのファーストコンタクトで必ず「就労時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

なお、会社に在籍中の場合は、最短で退職できる見込み日時を伝えておくと良いです。※一般的に、退職には約1か月半~2か月かかります。

4-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく

派遣会社による就業前後のフォロー体制は、必ず聞いておくようにしましょう。

例えば、就業前のフォロー体制については、「希望条件に合った求人紹介」や「企業との面談対策」をしっかりと行ってもらえるかどうかがポイントとなります。

その一方、就業後のフォロー体制については、「派遣先への訪問頻度」や「派遣会社への連絡体制」を聞き出し、就業後もいつでも相談しやすい環境かどうかを確認しておきましょう。

4-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく

派遣会社の福利厚生・研修制度も必ず聞いておくようにしましょう。

なぜなら、派遣社員が受けられる福利厚生・研修制度は、派遣先企業のものではなく、派遣会社から提供されるものとなるからです。

ここは勘違いしやすいところですが、非常に重要なポイントなので、必ずおさえておくようにしましょう。

4-5. 担当営業をシビアな目でみる

担当営業に情をうつしてはいけません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。

ご支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応いただき感謝をしておりますが、派遣社員としての就労が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他の担当の方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

担当変更がどうしてもしづらい場合は、その派遣会社は諦めて他社を当たりましょう。

4-6. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限り情報が残ります。

派遣会社や企業の中でよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ...」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を制限されるなどの判断が下されます。

4-7. 気になる求人があったら早めに応募する

派遣会社を利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。

なぜなら、派遣の求人は募集ポジションの枠が埋まった時点で、募集が止まってしまうからです。

実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。

このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。

4-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない

数社の派遣会社を使っている場合、同じ求人には複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。

企業から「他の派遣会社からも応募があるんだけど」と担当者に連絡がいってしまいます。

これにより、企業・担当営業の両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。

5. 派遣会社利用の流れ

この章では、実際に派遣会社を利用する場合の流れについてご説明します。

この章でご説明することは、派遣社員として就労するに当たって大事なポイントとなりますので、必ず目を通すようにしてください。

Step 1. 派遣会社に登録する

派遣会社公式ページから登録を行いましょう。

登録の際、以下内容を記載します。

  • 名前
  • 住所
  • 経験
  • スキル
  • 希望職種
  • 就業条件

もし希望職種・就業条件について考えが及ばないようでしたら、派遣会社との面談当日の際に聞くことで、具体的なイメージを持てるようにしましょう。

Step 2. 担当者と初回面談を行う

派遣会社に登録した後、担当者と初回面談を行います。

たいていの場合、面談は以下2つのうちいずれかの方法となります。

<画像>直接面談・対面面談

面談方法について選択できる場合は、直接面談を行ってもらうようにしましょう。

というのも、直接面談の方が電話面談に比べて、時間を取って丁寧に行ってくれることが多いからです。

なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 派遣社員として就業するべきかどうか
  • 派遣社員として就業するとしたら、どのような企業で働けそうか
  • 就業先に関する要望の深堀

実際、面談で気づかされることも多く、面談を通じて具体的な就業イメージをつけられた方も多いので、なるべく多くの派遣会社に意見をもらうことをおすすめします。

Step 3. 求人紹介を受ける

初回面談の後、あなたの希望に合いそうな派遣求人を5件〜20件ほど紹介してもらいます。

<画像>派遣会社求人紹介

思ってもいないような大手企業もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれの派遣会社でしか扱っていない独占求人(その多くは非公開求人)もありますので、派遣会社に2~3社登録し、それぞれの会社で求人紹介を受けることを推奨します

Step 4. 希望求人に応募する

求人紹介を受けた中で、実際に応募したい求人があった場合、その旨を担当者に伝えます。

ここで担当者と良好な関係を築けていると、応募企業に自らをプッシュしてくれることで、選考が有利に進むこともあります。

そのため、派遣会社とのやりとりにおいては常に誠実な対応を取り、良好な関係を築けるようにしておきましょう。

Step 5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う

書類選考に通過した後、応募先企業と面談(顔合わせ)を行います。

企業との面談に際しては、派遣会社の担当者が同席をしてくれるので、一人よりも安心して臨むことができます。

ただし、建前は企業との「面談」となっていますが、実質は「面接」であることには注意が必要です。

実際、面談中に以下のような質問を受けることもあります。

  • 自己紹介をして頂けますか?
  • 職務についてご説明いただけますか?
  • あなたの長所・短所を教えて頂けますか?
  • 今までの仕事では何に気を付けていましたか?
  • 以前に経験された資料作成は社内向けですか、社外向けですか?

もし、企業との面談に自信がない場合は、以下の記事に面談(面接)のポイントが記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

Step 6. 就業開始

応募先企業との面談の後、内定が出たら就業開始です。

契約期間が満了するまで、就業先での仕事に精一杯取り組みましょう。

なお、ネット上の大半はここまでの説明で終わっていますが、就業開始後も派遣会社との関係は続きます。

詳しくは、Step7.8にてご説明しますので、しっかりおさえておいてください。

Step 7. 就業後フォローを受ける

就業後も、引き続き派遣会社からフォローを受けることができます。

就業後フォローの一例として、就業後に企業への要望が出てきた場合は、派遣会社が間に入って企業に伝えてくれるといったこともあります。

<画像>派遣会社仲介

その他、派遣会社の研修制度を利用してスキルアップを図ることもできますので、就業後も派遣会社を賢く利用していきましょう。

Step 8. 契約終了前の対応を行う

派遣社員の雇用期間終了が近づくと、以下のうちいずれかの対応を行う必要があります。

  • 契約期間の更新を行う(契約期間3年未満の場合)
  • 他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶ
  • 派遣先企業と雇用契約を結ぶ

また、就業後3年以上になる場合は、他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶか、派遣先企業と雇用契約を結ぶかのうち、いずれかの対応を選ぶこととなります。

というのも、労働者派遣法により、派遣社員は同じ事業所で3年以上働くことができないと定められているからです。

基本的に、今後の対応については派遣会社から提案をもらえますが、このような対応があるということを事前に知っておきましょう。

6. 派遣以外も視野に入れている方向け!ミドル層向け求人サイト3選

本章では、派遣で仕事が見つからなかった50代の方に向けて、おすすめの求人サイトをご紹介します。

順に見ていきましょう。

6-1. タウンワーク|人材大手リクルートが運営する求人サイト

タウンワーク』は全国の豊富な求人を取り揃えた、業界最大手の求人サイトです。

アルバイトのイメージが強いかもしれませんが、派遣求人も約35,000件と豊富に取り揃えています。

特徴として関東圏だけでなく全国の求人を多く保有しているため、自宅周辺の勤務地を選びやすいです。

また、「ブランクOK」や「ミドル活躍中」など細かな条件から求人を絞り込むことができるため、希望の求人に最短ルートでたどり着くことができます。

タウンワーク公式サイト:
https://townwork.net

6-2. FROM40|日本最大級の40代・50代専門求人サイト

FROM40』は40代・50代向けサービスに特化した転職求人サイトです。

ミドル向けに特化しているにも関わらず求人数が約17,000件以上と豊富で、非公開求人は約3,000件以上となっています。

1度登録すると自身で求人に応募することができる他、スカウトサービスやマッチングサービス、非公開求人サービスを利用することもできます。

FROM40公式サイト:
https://www.from-40.jp/

6-3. しゅふJOBパート|主婦(夫)のためのパートアルバイト情報サイト

しゅふJOBパート』は、主婦(夫)のためのパートアルバイト情報サイトで、「扶養枠内」・「自宅近辺」などこだわりポイントを満たした求人を見つけることができます。

また、『住所/駅』『勤務条件』で検索できるだけでなく、求人保存機能・希望求人メールで、家事・育児の忙しい合間でも求人チェックが手軽にできるようになっています。

ライフスタイルに合わせた、主婦(夫)向けの求人を探しているのであれば、ぜひしゅふJOBパートを利用しましょう。

しゅふJOBパート公式サイト(東京版):
https://part.shufu-job.jp/

7. 50代におすすめの仕事6選

本章では、50代におすすめの仕事を以下の順でご紹介していきます。

それぞれ見ていきましょう。

7-1. 施設警備

建物の警備員や交通誘導など警備関係の現場では、50代以上の男性が多く働いています。

警備の仕事の特徴として、勤務時間の調整が比較的容易であり、他の職種と比べて給与水準が高いことが挙げられます。

体力のある50代なら、未経験でも若手の即戦力として喜ばれますので、50代男性におすすめです。

7-2. タクシー運転手

タクシー業界は高齢者が多いこともあり、採用される可能性が非常に高い業界です。

『普通自動二種免許』が必要になりますが、最近は免許取得を支援してくれる会社も多く、未経験の50代ドライバーも増えています。

また『普通自動二種免許』があれば、タクシーは単なるタクシーに留まらず介護タクシーなどの業務、さらに運転代行といった業務にも就くことができます。

7-3. ビルメンテナンス

ビルメンテナンスの仕事は主に下記の通りです。

  • 電気、空調、設備の管理、メンテナンス
  • 電気、水道、ガス等のメーターの記録、管理
  • 不具合のある設備の保守、点検、業者手配
  • 職場によっては警備や清掃の仕事も兼務

設備の管理や点検が主な仕事であり、大掛かりな修理や工事を要する場合は、専門の設備業者に修理依頼をします。

無理な残業もなく、余裕をもって働きたい方、自分の時間を有効に使いたい方におすすめです。

7-4. 運輸・倉庫業

運輸・倉庫業界は人手不足で、未経験や高齢者の採用を積極的に行っています。

『フォークリフト運転免許』を持っていれば、運転業務だけで済む会社も多いので、体力的な負荷を大幅に下げることもできます。

この『フォークリフト運転免許』は、1週間以内に取得可能な上、時給1,200円以上の求人が多くあり、コストパフォーマンスが高い資格です。

7-5. 保育士

育児と仕事の両立に励む人が増えるなか、保育士のニーズは社会的に高まっており、保育士の資格があれば未経験でも歓迎される可能性が高くなっています。

これまでサラリーマンとして働いていたものの、年齢が高まるとともにこれからの世代を育てたいと考え、50代で保育士に転職する方も増えています。

7-6. 介護

介護職は人手不足で、介護業界は未経験でも積極採用を行っており、50代の採用も増えています。

また、まず『介護職員初任者研修』の資格を取得し、経験を積みながら『介護福祉士』や『ケアマネジャー』などの上位の資格を取得することで、キャリアアップの道も目指せます。

尚、介護の仕事を検討している方は、介護に特化して求人を掲載している以下のサイトへの登録がおすすめです。

8. 【FAQ】50代の派遣に関してよくある質問と回答

本章では、50代の派遣に関してよくある以下の質問に回答していきます。

それぞれ見ていきましょう。

Q1 50代の派遣社員が就く職種にはどんなものがありますか?

以下のような職種は50代でも採用されやすいと言われています。

  • 働く環境がやや厳しいコールセンター
  • 体力を使う工場のライン
  • 清掃業
  • 病院などの清掃

特別なスキルがない限り、人気職種である事務・庶務などに採用されるのは厳しいです。

自身のスキルや経験を活かすか、多少不人気の求人でも妥協できるよう、年齢の壁は意識しておくと良いでしょう。

Q2. 50代で事務の派遣社員になれますか?

50代で事務派遣の仕事を得るのは容易ではありません。

というのも、事務の仕事は人気な上に、求人数が少ないからです。

特に、都心部の企業や通勤に便利な駅近くにある企業、綺麗なオフィスビルにある企業などは、まず若い年齢層が応募する人気求人で、このような求人では50代は不利になる傾向にあります。

そのため、求人を探す際は、都心ではなく郊外にある中小企業や、駅からバス通勤が必要な企業といった、若い世代があまり応募しなさそうな企業を狙うようにしましょう。

Q3. 50代女性におすすめの派遣の仕事を教えてください。

50代女性が派遣の仕事を探す際は、以下の2ポイントをおさえるようにしましょう。

  • 時短勤務ができる企業
  • 人間環境が良好な職場

というのも、主婦の方、特に子供がいる家庭の場合、時短勤務が可能な企業であれば、自分自身も働きつつ、子供の面倒も無理がない範囲で見ることができるからです。

また、女性は子供の体調不良など予測できない事態が起こった時、やむを得ず仕事を休まなければならない状況に陥る場合があります。

その際に、職場の人間関係が悪いと、後々嫌味を言われてしまったり、そもそも休むことを許してもらえなかったり、という事態が起こる可能性があるのです。

そのため、50代女性が派遣の仕事を探す際は、上記2ポイントをおさえるようにしましょう。

Q4. 50代でも無期雇用派遣で働けますか?

同じ派遣会社で一定期間働くと、申し出によって無期雇用に転換することが可能です。

出典:厚生労働省『有期契約労働者の無期転換ポータルサイト

派遣会社との有期雇用契約期間が通算5年を超えたタイミングから、申し込みの権利が発生します。

出典:厚生労働省『無期転換ルールのよくある質問

以上の図からも分かるように、これまで1回以上の契約を更新し、同じ派遣会社との有期雇用契約期間が通算して5年間を超えれば無期雇用に申込みできるという仕組みです。

そして、実際に無期雇用に切り替わるのは、申し出た時の有期労働契約が終了する日の翌日からです。

尚、無期雇用転換の申し込みに対して会社側は拒否できません。

Q5. 派遣先で上手くやれるか不安です。

50代に限らず、派遣のトラブルの多くは人間関係が原因です。

直属の上司が自身より年下で、双方がやりずらさを感じる場面が多い50代の場合は、特に注意が必要でしょう。

ですが、大切なことは挨拶や返事、最低限のマナーを守るなどの基本的なコミュニケーション能力です。

自分より若い上司との働きずらさや、50代で派遣社員として働く肩身の狭さなどがあるかもしれませんが、礼節をわきまえて目の前の仕事を丁寧にこなせば心配する必要はありません。

Q6. これまでの経歴が派遣のみだと雇って貰えませんか?

基本的には、経歴が派遣ばかりだから求人を紹介してもらえない、ということはありません。

しかし、派遣会社は募集求人に対して見合うスキルや経験を持っている人材を紹介します。

ですので、希望する求人が求めるスキル・経験・人間性があれば採用されます。

Q7. 契約社員に誘われたら受け入れるべきですか?

派遣と契約社員の違いを以下にまとめたので、どちらがいいか判断しましょう。

派遣契約社員
給料時給制で高い月給や年俸制で低い
雇用主派遣元会社就業先企業
福利厚生派遣元会社に準ずる就業先企業に準ずる
雇用期間原則3年短期から長期まで様々

※就業先企業と相談

仕事について決められた業務が多い創造的な仕事が多い

これらの違いを踏まえると給与を優先するなら派遣社員として、仕事の範囲や長く雇用されていたいと考える方は契約社員として働くことがおすすめです。

まとめ

ここまで50代で派遣として働く実情を詳しく説明してきましたが、いかがでしたか?

50代での派遣は厳しいと言われますが、以下のポイントをおさえることで、50代でも派遣として働ける可能性が高まります。

  • ポイント1. すぐに働けるタイミングで仕事を探す
  • ポイント2. 短期・単発・「急募」求人を探す
  • ポイント3. 「急募」求人を探す
  • ポイント4. 派遣会社には複数登録する

特にポイント4について、以下に改めて、本ページで紹介した50代におすすめの派遣会社をまとめましたので、2~3社一気に登録しておきましょう。

全ての50代におすすめ!中高年向け派遣会社4選

本記事を通じて、あなたに合った派遣会社が見つかることを祈っております。