海外で働きたいけど
「求人はどこで探せば良いの?」
「おすすめの転職サイトを知りたい」
と思っていませんか。
転職サイトは様々であり、なりたい職種や行きたい国の求人が豊富な転職サイトを選ぶ必要があります。
また、海外転職の準備を1人で進めることは難しいため、転職エージェントとの併用がおすすめです。
そこで当サイトでは、転職アドバイザーとして海外転職者の悩みを解決してきた私が、求人数が多く、かつコロナ禍での転職を手厚くサポートしてくれるサイト・エージェントを厳選しました。
- エージェント型転職サイトの利用がおすすめ
- 海外転職におすすめのエージェント型転職サイト6選
- 【目的別】海外転職に強い求人広告型転職サイト19選
- 転職エージェントを使う際に注意すべき6つのポイント
- 【FAQ】海外転職でよくある質問9選
全て読めば、海外転職への最善の方法がわかり、キャリアアップを実現する第一歩となるでしょう。
目次
1.エージェント型転職サイトの利用がおすすめ
転職サイトには以下の2種類がありますが、海外転職では準備することが多くあるため、エージェント型転職サイトの支援を受けることをおすすめします。
- エージェント型転職サイト
…担当者のサポートを受けられる - 求人広告型転職サイト
…全て1人で進める
実際、以下のような準備をする必要があり、加えて新型コロナウイルス感染症の影響で渡航制限がされているため、1人で対応するのは大変でしょう。
渡航前のやることリスト
- 現地の文化に会った履歴書を作成する
- 現地企業の人事との面接の日程調整
- 現地企業の人事との入社条件交渉
- 雇用契約書の確認と締結
- 給与規定の確認
- 現地医療保険の制度確認と手続き
- ビザ申請(雇用主による保証と手続き)
- 労働関連の法律(移民法など)の確認
- 渡航前の感染症対策(ワクチンなど)
また、転職エージェントではあらかじめ精査した海外企業を紹介してくれるため、労働環境が整った質の良い求人を見つけやすいです。
そのため、まずはエージェント型転職サイトを使うことをおすすめします。
ただ、転職したい条件が明確に決まっている方は、求人広告型転職サイトを併用することでさらに選択肢が増えるでしょう。
補足1:転職時期を慎重に考える
新型コロナウイルス感染症の影響で転職が難しい状況にあるため、今すぐ転職することはおすすめできません。
事実、2023年10月時点の有効求人倍率は1.20倍と、2019年12月以降に下落を続けていたた流れは止まり上昇傾向にありますがま、依然として低迷状態にあります。(参考:厚生労働省)
しかし、コロナ禍が落ち着いたときのために今のうちから転職エージェントに相談しておくことは重要であり、それにより一歩リードした転職活動ができるでしょう。
補足2:エージェント型と求人広告型の違い
転職エージェントでは、渡航準備のサポートに加えて給与交渉や面接の日程調整なども行ってもらえます。
以下の表でエージェント型と求人広告型の違いをまとめたので、参考にしてみてください。
エージェント型と求人広告型の違い
エージェント型 |
求人広告型 | |||
気軽さ | ◯ |
専任のアドバイザーと打ち合わせをしながら進めていく。 | ◎ |
自分の判断で、マイペースに進めることができる。 |
選択肢 | ◎ | 転職サイトにはない非公開求人にも応募可能で、非公開のものを併せると求人数は10万件を超える。 | ◯ |
多いところでは5万件以上の案件が常時掲載されており、選択肢は多い。 |
企業との 調整 |
◎ |
専任アドバイザーが面接日程、給与交渉、入社時期まで調整してくれる。 | △ |
応募から面接日程、入社条件の交渉などは全て自分で行う。 |
転職 アドバイス |
◎ |
自身の正確な市場価値や、理想のキャリア実現に向けたアドバイスを受けることができる。 | △ |
サイト内のツールは使用できるが、機械的なアドバイスしか受けることができない。 |
渡航準備 | ◎ | ビザ申請や渡航先の入国申請に関する手続きを、アドバイザーと一緒に進めることができる。 |
△ | 1人で情報を集めて渡航するため、不安が大きくリスクがある。 |
2.海外転職におすすめのエージェント型転職サイト6選
当サイトでは以下の基準で転職エージェントを厳選しました。
転職エージェント比較基準
- 求人の質・量【最重要】
…コロナの影響で求人が減っている今、十分な求人を保有しているか - 提案力
…キャリアプランに合った求人を提案してもらえるか - サポート力
…徹底した選考対策やサポートをしてもらえるか
※「提案力」と「サポート力」をもとに利用者満足度を算出し、ランキング選定基準としています。
海外転職をしたい方が登録すべき転職エージェントをランキング形式で紹介していきます。
転職エージェント | 海外の公開求人数 | 利用満足度 |
1位 ビズリーチ |
約1,300件 | ★★★★☆4.3 海外求人多数!登録必須のエージェント |
2位 リクルートダイレクトスカウト |
約1,000件 | ★★★★☆4.2 質の高いスカウトをもらいたい方は登録必須 |
3位 パソナキャリア |
約130件 | ★★★★☆4.1 現年収500万円以上の方におすすめ |
4位 REERACOEN |
約480件 | ★★★★☆4.1 9ヵ国の拠点に日本人スタッフが常駐 |
5位 ランスタッド |
約20件 | ★★★★☆3.9 CMで話題!近年人気急上昇中のサイト |
6位 JACリクルートメント |
約210件| ★★★★☆3.8 ハイクラス転職実績No.1 |
7位 エンワールド・ジャパン |
非公開 | ★★★★☆3.8 グローバル求人が豊富。サポートも手厚い |
※求人数:2023年10月更新
1位.ビズリーチ
『ビズリーチ』は管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化した転職エージェントです。
ヘッドハンター経由での求人紹介もあり、高収入で良質な案件と出会えるでしょう。
求人数も約1,300件と豊富であり、特に中国やアジアへの転職を得意としています。(2023年10月時点)
対象地域
中国 / 韓国 / 香港 / シンガポール / タイ / ベトナム / アメリカ・カナダ / ヨーロッパ / オーストラリア
2位.リクルートダイレクトスカウト
『リクルートダイレクトスカウト(by リクルート)』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職支援サービスです。
レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を自ら選んで相談をすることもできれば、レジュメを登録して好条件のスカウトを待つこともできます。
また、海外求人は1,000件となっており、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスです。(2023年10月時点)
気になる方は、ぜひ一度登録してみることをおすすめします。
対象地域
アジア / 中国 / 韓国 / 香港 / シンガポール / その他アジア / 欧米・その他 / オーストラリア / アメリカ・カナダ / ヨーロッパ / その他
3位.パソナキャリア
『パソナキャリア』は年収500万円以上の方におすすめで、年収アップを目指すなら登録しておくべき転職エージェントです。
海外の求人数は130件(2023年10月時点)とそれほど多いわけではありませんが、求人の質が良いため、高年収・高待遇の仕事も見つけやすいでしょう。
また利用者満足度も高く、オリコン顧客満足度調査では、転職エージェント部門第1位を獲得しています。
対象地域
アメリカ / メキシコ / タイ / ベトナム / インドネシア / 韓国 / 中国 / その他
※年収700万円以上を目指すという方には、さらにハイキャリア転職に強みのある『パソナキャリア(ハイクラス)』がおすすめです。
4位.REERACOEN
『REERACOEN』は、ネオキャリアが運営する東南アジアに特化した転職エージェントです。
9つの国と地域に14カ所の拠点があり、日本人スタッフが常駐しているため、就職後も安心です。
コンサルタントが熱心に相談に乗ってくれるため、一度相談してみると良いでしょう。
対象地域
台湾 / 香港 / タイ / インドネシア / フィリピン / ベトナム / マレーシア / シンガポール / インド
5位.ランスタッド
『ランスタッド』は、人材派遣をメインに、世界39カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系企業です。
独自案件も保有しており、年収1,000万円以上の求人をたくさん見たい方には特におすすめします。
海外求人は約2o件となっていますが、非公開求人もあるため、キャリアアップや年収アップの転職を考えている場合はぜひ相談してみてください。(2023年10月時点)
6位.JACリクルートメント
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなくトップレベルといえるでしょう。
グローバル業界専門のコンサルタントもいるため安心して転職活動を進めることができます。
キャリアや経験にある程度の自信がある方は、そのキャリアを活かすためにも必ず登録すべき1社です。
※年収が600万円以上ない方だと、紹介してもらえない可能性があるため、その場合は『パソナキャリア』など、他の転職エージェントに相談しましょう。
3.【目的別】海外転職に強い求人広告型転職サイト19選
コロナ禍での転職は、いかに多くの求人情報を得られるかが鍵となります。
ます登録しておきたい『マイナビ転職 グローバル』に加え転職の目的に合ったサイトを複数利用するのがおすすめです。
以下の表から、該当する箇所をタップして、あなたに最適な転職サイトを見つけましょう。
目的 | |
職種 | |
地域 |
全ての方におすすめの転職サイト
まずは全ての方におすすめの転職サイトを紹介します。
多様な職種と国に対応しており、求人が充実している転職サイトにまずは登録しましょう。
転職サイト | 公開求人数 | 利用満足度 |
マイナビ転職 グローバル | 約540件 | ★★★★☆4.1 豊富な求人とサポートが好評!海外転職には登録必須 |
※求人数:2023年10月更新
マイナビ転職 グローバル
『マイナビ転職 グローバル』は海外の求人に特化した転職サイトです。
英語の他に中国語や韓国語を活かせる求人も多数あり、様々な職種にも対応しているため、海外の求人を知りたい方がまず登録すべき転職サイトと言えます。
海外の求人数は540件でした。(2023年10月時点)
対象地域
アジア / 中国 / 韓国 / 台湾 / 香港 / タイ / シンガポール / ベトナム / インドネシア / マレーシア / フィリピン / インド / 北米 / ヨーロッパ / オセアニア / 中南米 / 中近東・アフリカ / その他
語学力・経験を活かしてキャリアアップしたい方におすすめの転職サイト
転職でキャリアアップを目指すためには、エグゼクティブ系の求人が多数ある転職サイトを選ぶことが重要となります。
ここでは、求人数・満足度ともに高い評価を示すサービスを2つ紹介します。
転職サイト | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 ABROADERS CAREER |
約6,100件 | ★★★★☆4.3 未経験から経験者まで求人多数! |
2位 Working Abroad |
約780件 | ★★★★☆3.9 キャリアアップしたい方におすすめ |
※求人数:2023年10月更新
ABROADERS CAREER
『ABROADERS CAREER』はアジアの求人を主に扱っている転職サイトです。
求人数は約6,100件と豊富であり、その内エグゼクティブ系の求人は約870件となっています。(2023年10月時点)
現地企業の詳しい情報や治安などの情報も入手することができるためおすすめです。
海外転職を考えている方はぜひ登録してみましょう。
主な対象地域
タイ / インドネシア / シンガポール / フィリピン / マレーシア / 中国 / 香港 / 台湾 / ベトナム / インド / カンボジア / その他
Working Abroad
『Working Abroad』はアジアと北米地域を中心に求人を紹介している転職サイトです。
スカウトサービスがあり、採用担当者が1人1人の履歴書を見て判断した上で直接オファーをしてくるため、質の高い求人を見つけることができます。
求人数は約780件であり、語学力・実務経験を活かし、効率良く転職活動を進めたい方におすすめの転職サイトです。
語学力・経験ゼロで海外に挑戦したい方におすすめの転職サイト
語学力に自信のない方や未経験職種へ転職する方は、いかに選考書類・面接でポテンシャルをアピールできるかが重要です。
ここでは「未経験者向けの求人が多いサイト」を厳選しました。
転職サイト | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 ABROADERS CAREER |
約6,100件 | ★★★★☆4.3 未経験から経験者まで求人多数! |
2位 EARTH TIMES |
約1,320件 | ★★★★☆3.9 海外求人・インターン・留学情報が満載 |
※求人数:2023年10月更新
『ABROADERS CAREER』に加え、『EARTH TIMES』を利用することで、転職の選択肢を増やすことができるでしょう。
EARTH TIMES
『EARTH TIMES』は海外求人に加え、格安留学やインターンシップの情報を扱っている転職サイトです。
語学力不問の求人から専門性を求められる求人まで幅広く揃っています。
求人数は約1,320件でした。(2023年10月時点)
語学力に自信がなくてもとりあえず海外に挑戦したいと思っている方は、インターンから始めてみるのも良いかもしれません。
対象地域
アメリカ / カナダ / イギリス / アイルランド / フランス / イタリア / スペイン / ドイツ / オーストラリア / ニュージーランド / ブラジル / 中国 / 韓国 / タイ / マレーシア / トルコ / その他
フリーランスで海外に行きたい方におすすめの転職サイト
フリーランスで海外に行きたい方におすすめの転職サイトを紹介します。
以下の2つを利用することで、自分のスキルを活かせる案件に数多く出会えるでしょう。
転職サイト | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 Upwork |
非公開 | ★★★★☆4.2 世界中のフリーランサーが使う大手転職サイト |
2位 freelancer |
非公開 | ★★★★☆4.1 エンジニア向けのヘッドハンティングサイト |
Upwork
『Upwork』は世界中のフリーランサーが使う大手転職サイトです。
UpworkではWeb業界の求人に加え、営業や翻訳の仕事も豊富にあり、専門性の高さを求められる案件が多いため、報酬も高くなります。
サイト内は全て英語表記となっており、世界中のフリーランサーがライバルとなるため、自分のスキルを試したい方におすすめです。
freelancer
『freelancer』は海外のエンジニアが多く登録している、フリーランスエンジニア向けのヘッドハンティングサイトです。
サイトは基本的に英語表記となっているためある程度の英語力が求められますが、登録は日本語でもできます。
240ヵ国以上のエンジニアが利用しており、マーケットリサーチやWebデザイン、テレマーケティングなど様々な案件を見つけることができるでしょう。
営業職の方におすすめの転職サイト
営業として海外で働きたい方は、以下の2つの転職サイトを利用することをおすすめします。
転職サイト | 営業職の公開求人数 | 利用満足度 |
1位 ABROADERS CAREER |
約3,600件 | ★★★★☆4.3 未経験から経験者まで求人多数! |
2位 Working Abroad |
約240件 | ★★★★☆4.1 キャリアアップしたい方におすすめ |
※求人数:2023年10月更新
特に『ABROADERS CAREER』は営業職の求人が約3,600件と豊富であり、未経験から シニアの方まで幅広いニーズに応えることができるためおすすめです。(2023年10月時点)
ただ『ABROADERS CAREER』は対象地域がアジア限定であるため、それ以外の地域の求人を見たい方は『Working Abroad』を利用しましょう。
エンジニアにおすすめの転職サイト
エンジニアとして海外で働きたい方は、以下の2つの転職サイトを利用することをおすすめします。
転職サイト | エンジニアの公開求人数 | 利用満足度 |
1位 ABROADERS CAREER |
約4,400件 | ★★★★☆4.3 質の高いスカウトをもらいたい方は登録必須 |
2位 リクナビNEXT |
約40件 | ★★★★☆3.9 大手サービスの手厚いサポートが魅力 |
※求人数:2023年10月更新
特に『ABROADERS CAREER』はエンジニアの求人が約4,400件と豊富であり、未経験からシニアの方まで幅広いニーズに応えることができるためおすすめです。(2023年10月時点)
ただ『ABROADERS CAREER』は対象地域がアジア限定であるため、それ以外の地域で求人探したい方は『リクナビNEXT』を利用しましょう。
リクナビNEXT
『リクナビNEXT』は、人材業界最大手のリクルート社の転職サイトで、会員は700万人以上、転職者の約8割が使っています。
また、会員限定の自己分析ツール「グッドポイント診断」があり、選択形式の質問に答えていくと、自分では気づかない特徴や言語化できない強みを見つけてくれます。
エンジニアの海外求人は約40件となっています。(2023年10月時点)
とりあえず求人だけ見たい方や、自己分析を客観的に行いたい方は登録をおすすめします。
対象地域
アメリカ / カナダ / イギリス / フランス / ドイツ / ロシア / タイ / インドネシア / ベトナム / インド / 韓国 / 中国 / 台湾 / エジプト / アラブ首長国連邦 / サウジアラビア / オーストラリア / ニュージーランド / メキシコ / ブラジル / アルゼンチン / その他
東南アジアで働きたい方におすすめの転職サイト
東南アジアで働きたい方は、以下の2つの転職サイトを利用することをおすすめします。
転職サイト | 東南アジアの公開求人数 | 利用満足度 |
1位 ABROADERS CAREER |
約6,100件 | ★★★★☆4.3 アジアの求人を知りたい方は登録必須 |
2位 カモメアジア転職 |
約1,200件 | ★★★★☆4.2 スカウトサービスで質の高いスカウトを狙える |
※求人数:2023年10月更新
特に『ABROADERS CAREER』はアジアの案件に特化しており、東南アジアの求人数が約6,100件と豊富であるためおすすめです。(2023年10月時点)
また『カモメアジア転職』ではスカウトサービスを利用することができるため、スキルに自信のある方は併用すると良いでしょう。
カモメアジア転職
『カモメアジア転職』は東南アジアの求人を主に掲載している転職サイトで、未経験からハイクラスまで、豊富な求人が揃っています。
スカウトサービスでは、現地職員が実際に厳選した企業の中からスカウトを受けることができるため、質の高い求人を見つけてキャリアアップしたい方におすすめです。
東南アジアの求人数は約1,000件でした。 (2023年10月時点)
主な対象地域
シンガポール / タイ / ベトナム / インドネシア / マレーシア / インド / フィリピン / その他
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中国で働きたい方におすすめの転職サイト
中国で働きたい方は、以下の2つの転職サイトを利用することをおすすめします。
転職サイト | 中国の公開求人数 | 利用満足度 |
1位 ABROADERS CAREER |
約5,300件 | ★★★★☆4.3 アジアの求人を知りたい方は登録必須 |
2位 カモメ中国転職 |
約500件 | ★★★★☆4.2 スカウトサービスで質の高いスカウトを狙える |
※求人数:2023年10月更新
特に『ABROADERS CAREER』は中国の求人数が約5,300件と豊富であるためおすすめです。(2023年10月時点)
また、『カモメ中国転職』ではスカウトサービスを利用することができるため、質の高い求人を見つけたい方は併用することをおすすめします。
カモメ中国転職
『カモメ中国転職』は中国の求人に特化した転職サイトで、未経験からハイクラスまで、豊富な求人が揃っています。
スカウトサービスでは、現地職員が実際に厳選した企業の中からスカウトを受けることができるため、質の高い求人を見つけてキャリアアップしたい方におすすめです。
中国の求人数は約500件でした。 (2023年10月時点)
主な対象地域
上海 / 蘇州 / 北京 / 天津 / 広州 / 深セン / 大連 / 香港・マカオ / その他
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北米で働きたい方におすすめの転職サイト
北米で働きたい方は、以下の転職サイトを利用することをおすすめします。
転職サイト | 公開求人数 | 利用満足度 |
PASONA | 約610件| ★★★★☆4.0 大手転職サイトの手厚いサポートが魅力 |
※求人数:2023年10月更新
PASONA
『PASONA』は人材派遣の大手パソナグループが運営する、アメリカとカナダの求人に特化した転職サイトです。
求人情報だけではなく、VISAの取得方法や英文のレジュメ作成方法など、転職に必要な情報も掲載されているため、登録しておくと心強いでしょう。
求人数は約630件でした。(2023年10月時点)
ヨーロッパで働きたい方におすすめの転職サイト
ヨーロッパで働きたい方は、以下の転職サイトを利用することをおすすめします。
転職サイト | 公開求人数 | 利用満足度 |
centre people | 約280件 | ★★★★☆4.1 イギリス・欧州に特化した転職サイト |
※求人数:2023年10月更新
centre people
『centre people』はヨーロッパの求人に特化したロンドンの転職サイトです。
レジュメを登録したら、すぐに求人へ応募することができるため、気軽に利用できます。
また、レジュメの提出から入社まで、コンサルタントのサポートを受けることもできるため、転職が不安な方は利用してみましょう。
求人数は約280件でした。(2023年10月時点)
主な対象地域
イギリス / オランダ / フランス / ドイツ / アイルランド / オーストリア / スロバキア / チェコ / ノルウェー / マルタ / ロシア / その他
オセアニアで働きたい方におすすめの転職サイト
オセアニアで働きたい方は、以下の転職サイトを利用することをおすすめします。
転職サイト | 公開求人数 | 利用満足度 |
seek | 約25万件 | ★★★★☆4.2 オセアニアで働くなら登録必須の大手転職サイト |
※求人数:2023年10月更新
seek
『seek』はオーストラリアとニュージーランドの求人に特化した大手転職サイトです。
エンジニアや教師など、専門知識や実務経験が問われる求人が多い傾向にあります。
サイト内は完全に英語であるため英語力が必要となりますが、日本の他の求職者より一歩リードすることができるでしょう。
サイト内の総求人数は約25万件でした。(2023年10月時点)
将来的に海外駐在の可能性がある求人を紹介してくれる転職サイト
エンワールド・ジャパン
『エンワールド・ジャパン』は人材業界大手エン・ジャパンのグループ企業で、外資系企業やグローバル企業の求人案件を多く保有しています。
転職希望者のニーズを重視しており、コンサルタントが無理に転職先を薦めることはありません。
また「入社後活躍」という企業ミッションに即して、採用決定後も候補者に対して継続的なサポートを行ってくれます。
年収800万円以上の求人が豊富に揃っており、グローバル人材として活躍したい方だけでなく、高年収を狙う方も登録必須のエージェントです。
4.転職エージェントを使う際に注意すべき6つのポイント
この章では、知らないと損する絶対に注意すべき6つのポイントを解説します。
- 4-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 4-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
- 4-3. 担当コンサルタントはあわなければ変更する
- 4-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
- 4-5. 推薦文は必ず確認する
- 4-6. 同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない
4-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
4-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
4-3. 担当コンサルタントはあわなければ変更する
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいコンサルタントの方と
一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
4-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。コンサルタントでよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
4-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
4-6. 同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない
数社の転職サイトを使っている場合、同じ案件には複数のコンサルタントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
5.【FAQ】海外転職でよくある質問9選
ここからは、海外への転職時によくある9つの質問に対して解説していきます。
- Q1.海外転職に語学力はどれくらい必要ですか?
- Q2.ズバリ海外に行けば給料は上がりますか?
- Q3.海外から帰ってきたら給料は上がりますか?
- Q4.海外の転職に学歴は関係ありますか?
- Q5.転職するならどこの国がおすすめですか?
- Q6.海外転職の職務経歴書はどう書けばいいですか?
- Q7.面接では何を聞かれますか?
- Q8.コロナ禍で転職活動はどのように変化しましたか?
- Q9.コロナ禍において各国はどのような対応をしていますか?
順に見ていきましょう。
Q1.海外転職に語学力はどれくらい必要ですか?
国や地域、ポジションにもよりますが、語学力は日常会話レベルはあった方が良いです。特に、現地の人をマネジメントしたり営業したりするためには高いレベルのビジネス英語が求められます。(TOEIC800点目安)
海外では、未経験者に対する教育制度が整っていないため、専門知識や語学力がないとなかなか採用してもらえません。
しかし、中には「日本人向けの接客業」など、そこまで経験や語学力が問われない職種もあるため、自分のスキルに自信がない方は一度転職エージェントに相談してみると良いでしょう。
Q2.ズバリ海外に行けば給料は上がりますか?
仕事内容、ポジションによって給料は異なるため、一概に上がるとは言えません。また物価が高い国では、給料が高くても手取りが少なくなってしまうことがあるため注意しましょう。
以下の表に、海外の求人をいくつかまとめたので参考にしてみてください。
就業先 | 会社・雇用形態 | 職務内容 | 月給or年収 |
バンコク(タイ) | 日本企業・製造業・現地採用 | 営業 | 22万円/月~ |
ポーランド | 日本企業・製造業・海外駐在 | 営業 | 600~800万円/年 |
ベトナム | 日本企業・サービス業・現地採用 | 翻訳 | 13万円/月~ |
アメリカ | 米国企業・サービス業・現地採用 | 接客 | 23万円/月 |
中国 | 中国企業・製造業・現地採用 | マネジメント | 1,500万円/年 |
転職エージェントによる給与交渉によって、自分の希望に近づけることができるため、年収を上げたい方は転職エージェントに相談することをおすすめします。
Q3.海外から帰ってきたら給料は上がりますか?
海外での仕事が評価されれば、給料が上がる可能性は高いです。海外駐在で海外に行った場合は、もともと日本水準の給料をもらっているため大きな変動はありませんが、昇格・昇給の可能性があります。
また現地採用で海外に行った場合は、日本で再度転職活動をする必要がありますが、そのときに海外での実績や経験を評価してもらえればキャリアアップが叶うでしょう。
海外で何を学びどのようなスキルを身に付けてきたのか、仕事の成果をしっかりアピールしましょう。
Q4.海外の転職に学歴は関係ありますか?
結論から言うと、日本以上に学歴にはシビアな国が多いです。四年制の大卒以上でないと、単なる単純作業員とみなされてしまうケースもあり、自国の雇用を守るために就業ビザが発行されないケースもあります。
ただし、大学の学位さえ持っていれば「大学名」はあまり気にされません。
特にどの大学を出たかではなく「何を学んだか」を重視されるケースが多いです。
国によって考え方は異なるため、あなたの学歴で狙える職業を転職エージェントに相談してみましょう。
Q5.転職するならどこの国がおすすめですか?
どこの国がおすすめかは自分の求めるものによって変わるため、そこを含めて転職エージェントに相談するようにしましょう。ただし、その中で自分の希望やイメージだけでなく「社会情勢」などもきちんと考慮するようにしましょう。
- 政治・経済・治安は安定しているか
- 自分が働きたい業界の景気は良いか
実際に長期間住むことを考える
旅行や留学ではなく「実際に住む」ことを考えたときにやっていけそうか、以下のポイントを踏まえて考えてみましょう。
- 食事:香辛料や食文化の違い
- 水:水道水が飲めるか
- 気候:過ごしやすい気候か
- 医療:日本人医師がいる病院はあるか
- 居住環境:治安や大家さんとの関係は良好か
- 宗教:柔軟に対応することができるか
イメージだけで行きたい国を決めている方は、現地に行った経験のある方の話を聞いて、情報収集すると良いでしょう。
Q6.海外転職の職務経歴書はどう書けばいいですか?
職務経歴書は、状況によっては英語版も提出を求められるケースもあります。転職エージェントに登録をしておけば、職務経歴書に関して必要に応じてアドバイスをもらうことができるため安心です。
とはいえ「自分で調べて進めたい」という方は、下記ページに日本語と英語それぞれの職務経歴書の書き方をまとめたので、参考にしてみてください。
Q7.面接では何を聞かれますか?
基本的に、日本での面接と同様のことを聞かれます。また、面接官は「なぜわざわざこの国で働きたいのか」を気にするため、自分の熱意をアピールしましょう。
面接でよくある質問
- Tell me about yourself.(自己紹介してください)
- Why do you want to work abroad?(なぜ海外で働きたいのですか?)
- How much English can you speak?(どのくらい英語を話せますか?)
- What are your plans in the next 5 years?(今後5年先のプランについて話してください)
- Why are you leaving your job?(なぜ今の仕事を辞めようと思うのですか?)
- Do you have any questions?(何か質問はありますか?)
上記のような質問に、英語で答えられるよう準備しておきましょう。
Q8.コロナ禍で転職活動はどのように変化しましたか?
新型コロナウイルス流行前後での転職活動の違いについて下の表にまとめたのでご確認ください。
Beforeコロナ | Afterコロナ | |
面接方法 | 主に対面での面接 | 電話やオンライン上での面接が主流 ※最終面接だけ対面という企業もあり |
転職活動期間 | 平均で2~3ヶ月 | 3ヶ月以上長期化することが多い |
働く場所 | オフィス中心 |
リモートワーク(在宅勤務)が増えている |
面接がオンラインに移行したことで、以下のようなメリットが出てきました。
- 海外企業とのやり取りがしやすい
- リラックスして話しやすい
- 日程調整がしやすい
時間や場所の融通がききやすくなったことで、転職活動でより多くの会社を見られるといった声が増えています。
Q9.コロナ禍において各国はどのような対応をしていますか?
入国制限を設けている国がほとんどであり、またビザの発行までに長い時間がかかっています。タイ、イギリス、オーストラリアの対応例を挙げたので、参考にしてみてください。(2021年7月時点)
地域 | 入国制限 |
タイ | 日本からの渡航が可能 ※入国後10日間の隔離措置あり (ワクチン接種後の場合は7日間以上) |
イギリス | 日本からの渡航が可能 ※入国後10日間の自己隔離あり |
オーストラリア | 入国禁止 (オーストラリア人、永住者とその配偶者以外) |
国によって対応は様々であり、1つの国の中でも州によって独自の規制を設けている場合もあります。
外務省 海外安全ホームページでは国ごとの対応がまとめられており、また各国の大使館HPではより詳しい情報が載っています。
日々変化する情報に注意しながら、転職エージェントと一緒に準備を進めていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外に転職したい方は、転職エージェントをメインで使いつつ、転職サイトも併用してより多くの求人を見つけましょう。
転職サイト・エージェントは、それぞれ得意とする職種や地域が異なるため、目的に合わせて選ぶことが重要です。
今回ご紹介した中から、あなたの目的にあわせて3社程度選び、話を聞いてみてください。
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。