Webデザイナーにおすすめの派遣会社7選|派遣のプロが徹底比較【2024年最新版】

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Webデザイナーにおすすめの派遣会社ってどこだろう?」と思っていませんか?

実際、Webデザイナー職の派遣求人数は非常に少なく、安易に目についた派遣会社に登録したところでサポートお断り…というケースも多々あります。

そこでこのページでは、派遣のプロとして多くの求職者の悩みを解決してきた筆者が、絶対に失敗しない派遣会社の選び方と、おすすめできる派遣会社7社をご紹介します。

  1. 自分に合ったWebデザイナーの求人を見つける3Step
  2. Webデザイナーにおすすめの派遣会社7選
  3. 派遣Webデザイナーがおすすめな人
  4. 派遣会社をより効果的に利用するためのポイント8選
  5. 派遣会社利用の流れ
  6. 派遣WebデザイナーによくあるQ&A

全て読めば、自分に合った派遣会社を見つけられる確率が劇的に上がり、派遣Webデザイナーとしての就労成功につながるでしょう。

1. 自分に合ったWebデザイナーの派遣会社を見つける3Step

自分に合ったWebデザイナーの派遣会社は、以下3Stepを行えば見つけることができます。

ここでは、順にご説明していきます。

Step1:Webデザイナーの求人が多い派遣会社を見つける

Webデザイナーへの派遣就労を目指す方は、Webデザイナーの取扱求人が多い派遣会社を見つけるようにしましょう。

前提として、Webデザイナーの派遣求人は非常に少なく、取扱いが無い派遣会社も多く存在します。

※最大手の派遣会社でも、取扱求人数は約250件程度(比較:エンジニアの取扱求人数は6,000件以上)

中には、あれやこれや探し回ってようやく見つけた派遣会社からサポートを受けられず、時間を無駄にしてしまったと感じる方も多くいます。

このようなことにならないよう、Webデザイナーの取扱求人が多い派遣会社を予め当たりをつけておきましょう。

Step2:複数の派遣会社に登録して幅広い求人をカバーする

派遣会社は1社だけではなく、複数登録することを強くすすめます。

なぜなら、先ほど述べたようにWebデザイナーの派遣求人数は非常に少なく、一社だけの登録だと、十分な求人数をカバーできないためです。

派遣会社に複数登録しても、何も咎められることはありません。

ご自身に合ったWebデザイナー求人に出会う可能性を高めるためにも、ぜひ複数登録してみてください。

Step3:担当者との面談から自分に合うか否かを判断する

派遣会社に複数登録した後、担当者との面談から自分に合うか否かを判断しましょう。

以下の判断基準を元に、自分に合う担当者を見つけると良いです。

優秀な担当者の4条件

  • 派遣求人を紹介するだけでなく、あなたのキャリア相談にのってくれる
  • あなたが志望する業界・職種に精通している
  • 自分に合った派遣求人を紹介してくれる
  • 丁寧で迅速な対応をしてくれる

最悪な担当者の4条件

  • 初回面談で特にヒアリングもせず派遣求人を紹介してくる
  • あなたが志望する業界・職種への理解が乏しい
  • 紹介してもらった派遣求人が的外れ
  • 対応が遅く、連絡も不定期

これらを踏まえて、次の章ではWebデザイナーにおすすめの派遣会社を7社ご紹介していきます。

【補足】:Webデザイナーは転職サービスも併用すべし

派遣就労を目指すWebデザイナーであっても、求人数の少なさを補うために転職サービスの併用を検討しましょう。

実際、転職サービス最大手の「リクルートエージェント」はWebデザイナーの求人を3,500件以上保有しているため、派遣以外の働き方も検討している方には一見の価値ありです。

詳細については以下記事にてご紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

2. Webデザイナーにおすすめの派遣会社7選

Webデザイナーにおすすめの派遣会社は以下7社です。

転職エージェント Webデザイナー公開求人数
1位.
エンジニアガイド
約250件
派遣Webデザイナー求人数で業界No1
2位.
modis
約100件
modisにしかない高価な独占求人も保有
3位.
パーソルクロステクノロジー
約80件
スピーディーな対応、丁寧な就業フォローが特徴
4位.
パソナテック
約100件
丁寧で充実したサポート体制に定評
5位.
リクルートITスタッフィング
約150件
営業担当に優秀な方が多く、福利厚生も充実
6位.
typeIT派遣
約130件
一人ひとりへの丁寧なサポートを求めるなら
7位.
エキスパートスタッフ
約50件
精度高いマッチングと熱心な就業後フォローが好評

順に紹介していきますので、気になったものから登録してみるようにしましょう。

2-1. エンジニアガイド|派遣Webデザイナー求人数で業界No1

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『エンジニアガイド』は、大手派遣会社のスタッフサービスが運営している人材派遣サービスです。

サービス名に「エンジニア」とつくものの、「Webデザイナー」の派遣にも強く、求人数は200件以上と業界No1です。

また、就業前後におけるサポートが丁寧であることや、福利厚生が充実していることから、利用者の方からの評判が良いです。

派遣Webデザイナーを考えられる方は、ぜひ登録してみてください。

エンジニアガイドの口コミ(抜粋)

エンジニアガイドの口コミを以下掲載しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

口コミ・評判

バナー制作・20代後半・男性・年収300万台
評価:★★★★★5

他社と比べて、Webデザイナーの求人数が圧倒的でした!

派遣先企業もベンチャーから大手まで幅広くあるので、求職者の様々なニーズに対応できるんだろうなと思いました。

私の場合は、プライベートの時間を増やしたいと思い、就業環境が整っているWeb系企業での派遣就労を決めましたが、実際に働いてみて大満足です!

担当コーディネーターからの提案求人数が多い分、自身で求人を選別する力は必要かと思いますが、その分選択肢が多い派遣会社だなと思います。

関連記事

2-2. modis|modisにしかない高価な独占求人も保有

AKKODiS|IT・エンジニア派遣の求人

AKKODiS(アコーディス 旧:modis)』は、外資系大手人材派遣会社アデコグループが運営する、IT・エンジニアに特化した派遣サービスです。

大手優良企業を含む10,000社以上との取引実績あり、また、一般派遣(有期雇用派遣)や無期雇用派遣、紹介予定派遣と多くの働き方に対応しているため、希望条件にマッチする派遣求人が見つかる可能性も高いです。

高時給の求人も幅広く取り揃えていることに加え、エンジニアとしてキャリアビジョンを実現したい人はもちろん、未経験からエンジニアを目指す人にも対応した「AKKODiS Academy」という就業サポ―トも提供しています。

高単価を狙う人や、キャリアアップしたい人、未経験からエンジニアを目指したい人は、『AKKODiS(アコーディス 旧:modis)』への登録もおすすめします。

modisの口コミ(抜粋)

modisの口コミを以下掲載しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

口コミ・評判

ECサイトコーディング・20代前半・男性・年収300万台
評価:★★★★☆4

サイトを見たところWEBデザイナーの求人が多く、良さそうな案件も多かったので登録しました。

担当のNさんからは狙っていた求人もご紹介していただき、今では1年ほどその企業にお世話になっています。

福利厚生自体は他の派遣会社と比べるとそうでもないですが、Modisにしかない高単価な派遣求人も多いので、気に入っています。

個人的には、登録して損はない派遣会社だと思います。

2-3. パーソルクロステクノロジー|スピーディーな対応、丁寧な就業フォローが特徴

『パーソルクロステクノロジー』は、エンジニア・クリエイター派遣に特化した人材派遣会社です。

旧インテリジェンスの派遣と旧テンプスタッフ・テクノロジーが事業統合した会社であるため優良企業の求人が多いことに加え、担当者の対応スピードも抜群で、短期間で派遣就労が決まった方も多くいます。

また、就業してからのフォローも非常に手厚く、派遣就労が決まった会社で安心して働くことができる方も多くいます。

Webデザイナーの職種を希望していて、自分に合った企業ですぐに働きたい、という方には、ぜひおすすめしたい派遣会社です。

パーソルクロステクノロジーの口コミ(抜粋)

パーソルクロステクノロジーの口コミを以下掲載しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

口コミ・評判

LP制作・20代前半・女性・年収300万台
評価:★★★★★5

パーソルテクノロジースタッフに登録しましたが、担当コーディネーターの迅速な対応に驚きました。

お忙しい中だとは思うのですが、即日もしくは翌日までには返信があり、大変助かりました。

また、就業後も定期的にヒアリングを行っていただき、そこでお話した要望を派遣先に丁寧に伝えてくれるなど、就業環境を良い方向に整えてくださり、本当に感謝しています。

女性スタッフの方が多くてとっても相談しやすい環境でしたので、特に女性の方は登録してみることをおすすめします。

2-4. パソナテック|丁寧で充実したサポート体制に定評

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『パソナテック』は、「パソナキャリア」の運営元である「パソナグループ」が運営する大手人材派遣会社です。

パソナテックの特徴として、就労条件・待遇、サポート体制に定評があります。

実際、eラーニングなどの研修制度や福利厚生などもしっかり整っており、派遣Webデザイナーを考える全ての方が安心して登録できる派遣会社の一つです。

一方、登録するための審査が厳しく、それなりに時間がかかるという話もありますが、逆にその分、一人ひとりへの対応がしっかりしているということにもなります。

全体的に待遇面を中心に評判がよく、登録候補として最もおすすめできる派遣会社です。

パソナテックの口コミ(抜粋)

パソナテックの口コミを以下掲載しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

口コミ・評判

Webデザインアシスタント・20代前半・男性・年収300万台
評価:★★★★★5

今までに何社か派遣会社に登録した中で、パソナテックが自分には一番しっくりきました。

私の前職はHTMLコーディングが中心のルーティン作業だったので、スキルアップにはつながらないような業務が大半でした。

そこで担当コーディネーターの方は、Webディレクションの仕事につながる制作スキルを身につけた方がいいと、これから先のプランまで一緒に考えてくれました。

ご担当の方から紹介された会社は知らなかった会社ではありましたが、Webデザイナーとしての経験を積むには非常に良くて、毎日スキルアップできてる気がします!

次の目標は正社員ではありますが、今はしっかりと経験を積んでから次のステップにいけたらと考えています。

2-5. リクルートITスタッフィング|営業担当に優秀な方が多く、福利厚生も充実

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『リクルートITスタッフィング』は、株式会社リクルートスタッフィングが運営する、IT派遣に特化した人材派遣サービスです。

Webデザイナー領域においても、専門の優秀なコーディネーターが自分のスキルやキャリアにマッチした求人を紹介してくれると評判が良いです。

また、福利厚生も大手ならではの充実度で、派遣元選びとしては文句無しの内容です。

派遣Webデザイナーを考える方すべての方におすすめできる派遣会社ですので、ぜひ登録してみてください。

リクルートITスタッフィングの口コミ(抜粋)

リクルートITスタッフィングの口コミを以下掲載しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

口コミ・評判

Webサイト開発・30代後半・女性・年収500万台
評価:★★★★★5

他にもWebデザイナーに強い派遣会社を利用していましたが、リクルートITスタッフィングが一番良かったです。

この派遣会社は時給の高い求人が多いので、派遣社員でありながら月収40万円を超える案件も相当数ありました。

私はリクルートITスタッフィングを利用することで、前職よりも大幅に年収を上げることができ、キャリアの幅も広げることができたので大満足です。

派遣Webデザイナーを考えるすべての方は、登録して損はない派遣会社だと思います。

2-6. typeIT派遣|一人ひとりへの丁寧なサポートを求めるなら

<アイキャッチ画像>typeIT派遣

『typeIT派遣』は、「type転職エージェント」の運営元である「株式会社キャリアデザインセンター」が運営する人材派遣会社です。

大手派遣会社と比べると求人数、福利厚生が劣る分、一人ひとりへの丁寧なサポートにより差別化を図っており、きめ細かいサポートを期待する方からは好評です。

基本的には他の派遣会社を利用することをおすすめしますが、typeIT派遣にしかない求人もあるので、気になる方は登録を検討してみてください。

typeIT派遣の口コミ(抜粋)

typeIT派遣の口コミを以下掲載しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

口コミ・評判

企業HP作成・20代後半・女性・年収300万台
評価:★★★★☆4

小さな派遣会社からtypeIT派遣に乗り換えた者です。

基本的に途切れなく仕事を紹介してもらっているし、時給も前の派遣会社より高めなので満足はしています。

福利厚生については大手より劣るものの、まずまずといったところです。

個人的には、今ご担当してくださっている方に安心感があるので、当面typeさんを使用させて頂く予定です。

2-7. エキスパートスタッフ|精度高いマッチングと熱心な就業後フォローが好評

<アイキャッチ画像>エキスパートスタッフ

『エキスパートスタッフ』は、クリエイティブ業界で30年以上の実績を持つ人材派遣会社です。

豊富な実績に裏付けされたノウハウと、独自のスキルチェックシステムによるマッチングは精度が高いと好評です。

また、就業後のフォローも熱心に行っており、自身の要望を的確に汲み取って派遣先に伝えてくれたという声も多く聞きます。

大手派遣会社と比べて知名度こそ低いものの、登録に値する派遣会社だといえます。

エキスパートスタッフの口コミ(抜粋)

エキスパートスタッフの口コミを以下掲載しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

口コミ・評判

UIデザイン構築・20代後半・男性・年収400万台
評価:★★★★☆4

最初の技術チェックと筆記テストが現場での仕事内容に近いものを感じ、デザイン業界について熟知している派遣会社なんだなというのが所感。

また、求人数は多くないものの、こちらの要望に沿った求人をピンポイントでご紹介頂けたので、他の派遣会社に比べて信頼出来ると思いました。

仕事の紹介を受けられない人は、何か問題があると思わせる要因があるか、単に技術や経験が無いのではないでしょうか。

私はエキスパートスタッフの対応に概ね満足しています。

3. 派遣Webデザイナーがおすすめな人

以下に当てはまる人は、派遣Webデザイナーがおすすめです。

  • 柔軟性のある働き方をしたい人
  • 様々な会社で働いてキャリアの幅を広げたい人
  • 参画する案件はすべて自分の意志で選びたい人

これらの項目に当てはまった方は、ぜひ1度派遣会社に登録してみることをおすすめします。

参考.正社員Webデザイナーがおすすめな人

参考までに、以下に当てはまる人は、正社員Webデザイナーがおすすめです。

  • 収入の安定が欲しい人
  • 1つの会社でじっくり働きたい人
  • マネジメントスキルを培いたい人

これらの項目に当てはまった方は、ぜひ正社員としてのWebデザイナー転職を検討してみてください。

Webデザイナー転職を考える場合、以下がおすすめの記事となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

転職エージェントおすすめ記事
Webデザイナー転職記事

4.派遣会社を効果的に利用するための8ポイント

この章では、派遣会社をより効果的に利用するためのポイントを8つお伝えします。

良い派遣会社を選んでも、上手に使えなければもったいないので必ずチェックしましょう。

4-1. 派遣会社に複数登録する

派遣会社は、複数登録することがおすすめです。

なぜなら、複数登録することで以下3点のメリットがあるからです。

  • 最適な担当営業を選べる
  • 用途によって派遣会社を使い分けられる
  • 独占案件をカバーできる

具体的には、以下のように2~3社の派遣会社に相談し、対応に満足できた派遣会社のどれかに頼ることをおすすめします。

<画像>派遣会社利用方法

4-2. 派遣就労の意欲を見せる

派遣就労への意欲を見せることで、担当営業があなたの優先順位をあげて対応してくれるようになります。

なぜなら、担当営業には派遣契約の成約目標が課されており、派遣契約に結びつきそうな方を欲しているからです。

こういった背景もあり、担当営業とのファーストコンタクトで必ず「就労時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

なお、会社に在籍中の場合は、最短で退職できる見込み日時を伝えておくと良いです。※一般的に、退職には約1か月半~2か月かかります。

4-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく

派遣会社による就業前後のフォロー体制は、必ず聞いておくようにしましょう。

例えば、就業前のフォロー体制については、「希望条件に合った求人紹介」や「企業との面談対策」をしっかりと行ってもらえるかどうかがポイントとなります。

その一方、就業後のフォロー体制については、「派遣先への訪問頻度」や「派遣会社への連絡体制」を聞き出し、就業後もいつでも相談しやすい環境かどうかを確認しておきましょう。

4-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく

派遣会社の福利厚生・研修制度も必ず聞いておくようにしましょう。

なぜなら、派遣社員が受けられる福利厚生・研修制度は、派遣先企業のものではなく、派遣会社から提供されるものとなるからです。

ここは勘違いしやすいところですが、非常に重要なポイントなので、必ずおさえておくようにしましょう。

4-5. 担当営業をシビアな目でみる

担当営業に情をうつしてはいけません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。

ご支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応いただき感謝をしておりますが、派遣社員としての就労が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他の担当の方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

担当変更がどうしてもしづらい場合は、その派遣会社は諦めて他社を当たりましょう。

4-6. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限り情報が残ります。

派遣会社や企業の中でよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ...」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を制限されるなどの判断が下されます。

4-7. 気になる求人があったら早めに応募する

派遣会社を利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。

なぜなら、派遣の求人は募集ポジションの枠が埋まった時点で、募集が止まってしまうからです。

実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。

このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。

4-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない

数社の派遣会社を使っている場合、同じ求人には複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。

企業から「他の派遣会社からも応募があるんだけど」と担当者に連絡がいってしまいます。

これにより、企業・担当営業の両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。

5.派遣会社利用の流れ

この章では、実際に派遣会社を利用する場合の流れについてご説明します。

この章でご説明することは、派遣社員として就労するに当たって大事なポイントとなりますので、必ず目を通すようにしてください。

Step 1. 派遣会社に登録する

派遣会社公式ページから登録を行いましょう。

登録の際、以下内容を記載します。

  • 名前
  • 住所
  • 経験
  • スキル
  • 希望職種
  • 就業条件

もし希望職種・就業条件について考えが及ばないようでしたら、派遣会社との面談当日の際に聞くことで、具体的なイメージを持てるようにしましょう。

Step 2. 担当者と初回面談を行う

派遣会社に登録した後、担当者と初回面談を行います。

たいていの場合、面談は以下2つのうちいずれかの方法となります。

<画像>直接面談・対面面談

面談方法について選択できる場合は、直接面談を行ってもらうようにしましょう。

というのも、直接面談の方が電話面談に比べて、時間を取って丁寧に行ってくれることが多いからです。

なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 派遣社員として就業するべきかどうか
  • 派遣社員として就業するとしたら、どのような企業で働けそうか
  • 就業先に関する要望の深堀

実際、面談で気づかされることも多く、面談を通じて具体的な就業イメージをつけられた方も多いので、なるべく多くの派遣会社に意見をもらうことをおすすめします。

Step 3. 求人紹介を受ける

初回面談の後、あなたの希望に合いそうな派遣求人を5件〜20件ほど紹介してもらいます。

<画像>派遣会社求人紹介

思ってもいないような大手企業もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれの派遣会社でしか扱っていない独占求人(その多くは非公開求人)もありますので、派遣会社に2~3社登録し、それぞれの会社で求人紹介を受けることを推奨します

Step 4. 希望求人に応募する

求人紹介を受けた中で、実際に応募したい求人があった場合、その旨を担当者に伝えます。

ここで担当者と良好な関係を築けていると、応募企業に自らをプッシュしてくれることで、選考が有利に進むこともあります。

そのため、派遣会社とのやりとりにおいては常に誠実な対応を取り、良好な関係を築けるようにしておきましょう。

Step 5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う

書類選考に通過した後、応募先企業と面談(顔合わせ)を行います。

企業との面談に際しては、派遣会社の担当者が同席をしてくれるので、一人よりも安心して臨むことができます。

ただし、建前は企業との「面談」となっていますが、実質は「面接」であることには注意が必要です。

実際、面談中に以下のような質問を受けることもあります。

  • 自己紹介をして頂けますか?
  • 職務についてご説明いただけますか?
  • あなたの長所・短所を教えて頂けますか?
  • 今までの仕事では何に気を付けていましたか?
  • 以前に経験された資料作成は社内向けですか、社外向けですか?

もし、企業との面談に自信がない場合は、以下の記事に面談(面接)のポイントが記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

Step 6. 就業開始

応募先企業との面談の後、内定が出たら就業開始です。

契約期間が満了するまで、就業先での仕事に精一杯取り組みましょう。

なお、ネット上の大半はここまでの説明で終わっていますが、就業開始後も派遣会社との関係は続きます。

詳しくは、Step7.8にてご説明しますので、しっかりおさえておいてください。

Step 7. 就業後フォローを受ける

就業後も、引き続き派遣会社からフォローを受けることができます。

就業後フォローの一例として、就業後に企業への要望が出てきた場合は、派遣会社が間に入って企業に伝えてくれるといったこともあります。

<画像>派遣会社仲介

その他、派遣会社の研修制度を利用してスキルアップを図ることもできますので、就業後も派遣会社を賢く利用していきましょう。

Step 8. 契約終了前の対応を行う

派遣社員の雇用期間終了が近づくと、以下のうちいずれかの対応を行う必要があります。

  • 契約期間の更新を行う(契約期間3年未満の場合)
  • 他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶ
  • 派遣先企業と雇用契約を結ぶ

また、就業後3年以上になる場合は、他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶか、派遣先企業と雇用契約を結ぶかのうち、いずれかの対応を選ぶこととなります。

というのも、労働者派遣法により、派遣社員は同じ事業所で3年以上働くことができないと定められているからです。

基本的に、今後の対応については派遣会社から提案をもらえますが、このような対応があるということを事前に知っておきましょう。

6. 派遣WebデザイナーによくあるQ&A

ここではWebデザイナーに就く際によくある質問に対して回答していきます。

Q-1. 派遣Webデザイナーの雇用形態は?

派遣Webデザイナーの雇用形態は、大きく以下3つに分けられます。

登録制派遣
  • 派遣会社と企業が結んだ雇用契約期間のみ就業可能
  • 給与は派遣先企業での就業中のみ
無期雇用派遣
  • 派遣会社と労働者が雇用契約を結ぶ
  • 待機期間も就業中も給与がもらえる
紹介予定派遣
  • 最長6ヶ月派遣社員として勤務すれば社員登用の可能性あり
  • ただし正社員になれるとは限らない

この表から分かるように、雇用契約の結び方、給与の支払われ方、正社員登用の有無などで、それぞれに違いがあります。

この記事では詳細を割愛しますが、もし派遣社員の詳細を知りたい方は、以下の記事に記載がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

Q-2. 派遣Webデザイナーって本当に大丈夫?

結論、新たなスキルを磨き続けなければWebデザイナーとして厳しい状況に陥りかねません。

なぜなら、Webデザイン領域は競合サービスの参入が激しく、Webデザイナーが行っていた領域がどんどんシフトせざるを得ない状況になっているからです。

実際、初心者でも簡単にデザイン作成できるようなサービスも多くリリースされており、今後もこの流れは続くと思われます。

そのため、Webデザイナーとして働き続けるのであれば、これらのサービスに代替されないよう自身のスキルを磨き続ける覚悟を持つことが必要です。

Q-3. 派遣Webデザイナーの時給・年収は?

東洋経済ONLINE」によると、派遣Webデザイナーの時給は1,835円という結果が出ています(全職種平均:約1,500円前後)

<枠線画像>Webデザイナー年収

これを年収換算すると約350万円(残業無しで計算)になります。

正社員の年収と比べると、Webデザイナー(30代正社員)の平均年収は374万円であるため、若干下がる程度だと分かります。

これぐらいの金額であるならば、派遣社員と正社員での平均年収は誤差の範囲内だと言えるでしょう。

Q-4. 派遣Webデザイナーから正社員になる方法は?

派遣Webデザイナーが正社員になるための方法は、以下2つです。

  • 方法1:派遣先で3年以上働く
  • 方法2:紹介予定派遣で働く

詳細は『【派遣から正社員を目指す】具体的な方法や、日々の業務で心がけるべきことを解説』にてご紹介していますが、ここでは抜粋してお伝えします。

方法1:派遣先で3年以上働く

派遣先で3年以上働いた場合、派遣会社は労働者の直接雇用を打診する義務があります。

このタイミングで、派遣先から正社員として直接雇用してもらえれば、晴れて正社員になることができます。

もしこの方法からの正社員を目指す方は、派遣先から高評価をもらえるような仕事ができるよう全力を尽くしましょう。

方法2:紹介予定派遣で働く

紹介予定派遣として働くことも、正社員採用につながる方法の1つです。

紹介予定派遣とは、最長6ヶ月派遣社員として働いた後、双方の合意があれば、直接雇用してもらうことができる雇用契約です。

ただし、全ての方が正社員になれる保証があるわけではありませんし、直接雇用の一つである「契約社員」になる可能性もあります。

そのため、紹介予定派遣としての就労が決まったことで浮かれるのではなく、6か月以内に正社員登用してもらえるような結果を出せるよう、全力を尽くしましょう。

Q-5. Webデザイナーのキャリアアップ方法は?

Webデザイナーのキャリアアップは、以下3つのうちいずれかの職種に就くことで実現可能です。

職種 職種説明 必要スキル
Webディレクター Webを通じたクリエイティブ作業全般を取りまとめる 業務全般のマネジメントスキル
UI/UXデザイナー ユーザーにとって最適なサイト設計を行う UI/UX向上につながるデザインスキル
フロントエンドエンジニア サイトのフロント部分(ユーザーの目に見える部分)を実装する CMS構築やPHP言語での実装スキル

ここでご紹介した職種に就くことができれば、ご自身の仕事での影響力が大きくなることに加え、年収も大幅にアップします。

Webデザイナーとして働かれている方は、これらのキャリアアップ先を見据えて必要スキルを身に付けていくようにしましょう。

7. 関連記事まとめ

派遣に関する記事をまとめました。

以下の記事も併せて読むことで、派遣に対する理解を深めることができます。

おすすめの派遣会社
派遣に関する知識

まとめ

これまで、派遣Webデザイナーを目指す方におすすめの派遣会社をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

最終的には担当者との相性ですが、どの派遣会社を選ぶかによって派遣Webデザイナーとしての就労成功につながります。

ぜひ、今回ご紹介した派遣会社から、まずは話だけでも聞いてみてください。

おすすめの派遣会社は以下の通りです。

あなたが最高の派遣先を見つけられることを心から祈っています。