転職に資格は必要?おすすめ資格20選と成功のポイント

転職 資格

資格さえ取得すれば、転職はうまくいくと、盲目的に信じすぎていませんか。

実は資格さえ取れば、転職がうまくいくというのは大きな間違いです。

もちろん、目指す職種や業界によっては、資格取得が有利に働く場合もありますが、場合によっては転職活動で不利になってしまうこともあります。

限りある時間を有効に使い、転職を成功させるためにも、このページでは以下の流れに沿って、資格習得による転職成功のポイントをご紹介します。

  1. 転職活動に資格は有利?
  2. 今のキャリアをさらに活かすためのおすすめ資格4選
  3. 未経験でも転職を有利にしたい人におすすめな資格2選
  4. 資格取得によって転職を成功させるためのポイント
  5. 資格以外に自分の市場価値を高めるための方法

最後まで読めば、皆様の転職に本当に必要な資格は何か、資格取得によって転職を成功させるために必要なことがわかり、よりよいキャリアを築くことができますよ。

1. 転職活動に資格は有利?

残念ながら、資格を持っていることが必ずしも転職活動に有利にはたらくわけではありません。

有利になることもあれば、逆に不利になることもあります。その線引は、転職したい職種や業種によって変わります。

例えば、経理職に就きたい人が日商簿記検定2級の資格を取得したり、建築士になりたい人が建築士一級の資格する場合など、就きたい職種に関連する知識や技術が、客観的に評価できるような資格は、転職活動に有利にはたらく場合が多いでしょう。

一方、秘書になりたい人が色彩検定や栄養士の資格を持っていても、採用の上で重宝されないことは明らかです。

当然のように感じるかもしれませんが、履歴書の取得資格欄を埋めるために、全く関係のない職種を記載する人は意外と多いものです。

結果、「この資格を持っているのに、なぜこの職種を受けたのか」と突っ込まれたり、取得資格への期待を込めて、希望とは別の部署に配属されることもあります。

口コミ・評判

名前 M.Kさん(30歳)
社長秘書の募集で面接を受けたときのこと。「アクティブな人」と受け取られてしまい、希望ではなかった現場の営業職に配属されてしまったんです。

参考:リクナビNEXT

口コミ・評判

名前 K.Sさん(25歳)
ある企業の社長と面接した際、社長の年齢が高いこともあり、色彩検定のことは知らない様子で、「これはどのような資格なのですか?」「これを活かした仕事は考えていないのですか?」と質問されました。
前職と同じ職種を志望していることもあり、まさか色彩検定のことを聞かれるとは思ってもみませんでした。

参考:リクナビNEXT

どんな資格でもいいから、とりあえず取っておけば転職に有利になる、ということはありません。

これから何らかの資格を取得しようと思っているなら、まずは転職したい職種や業界を決定した上で、必須の資格や評価される資格を確認したほうがよいでしょう。

もし、すでに何らかの資格を取得している場合でも、希望転職先と全く関係のないものは書かないほうがいいかもしれません。

もし記載するのであれば、「当時この資格が必要で、がむしゃらに勉強した。その粘り強さが今も仕事に生きている」など、資格の内容以上にアピールしたいことがある場合だけにしておいたほうが良さそうです。

2. 今のキャリアをさらに活かすためのおすすめ資格9選

全くの未経験の分野ではなく、今のキャリアを活かすための資格を業界別にご紹介します。

2-1. 業界を問わずおすすめの資格

TOEIC・TOEFL

資格ではありませんが、どちらも英語力を図るために重要視されるテストです。

特に外資系企業に対して、アピールしやすくなります。

ただし、採用時に評価される点数のラインは、TOEICだと600〜800点以上、TOEFLだと213点以上と言われているので、それ以下の場合はアピールポイントにはならない可能性があります。

日本国内での知名度は圧倒的にTOEICの方が高いですが、世界的にはTOEFLの結果のほうが評価される風潮にあります。

日本企業に転職するならTOEIC、外資系企業に就職するならTOEFLを受けるのがおすすめです。

《受験料》
TOEIC 5,725円
TOEFL 230ドル(テスト日の7日前までの申込の場合)

2-2. 経理系

日商簿記検定2級

簿記に関する知識について、「株式会社の経営管理に役立つ」レベルを持つことを証明する資格です。

特に女性におすすめですが、男性が取得しておいても有利にはたらきやすいものです。

財務諸表が読めるなど、大手・中小問わずに経理面に強いことが証明できるほか、営業職などでも数字に強いことが証明できる、汎用性の高さがポイントとして挙げられます。

商業簿記と工業簿記の二種類を勉強する必要がありますが、合格率は70%以上と比較的高めです。

しっかり勉強すれば数ヶ月の勉強で取得することも可能です。短期間で有効な資格取得を狙いたい人にもおすすめです。

《受験料》
4,630円

2-3. 事務系

MOS(Microsoft Office Specialist)

ExcelやWord、PowerPointなどのマイクロソフトオフィスのスキルを証明するための資格です。

年齢や性別を問わずチャレンジしやすく、また活用しやすい資格の一つです。

ExcelなどのほかAccessやOutlookなど、ソフトに合わせて計5種類の資格が用意されていますが、一般的にはExcelやWord、PowerPointの3つを持っていれば、転職活動時に十分アピールできます。

バージョンによって試験内容が異なりますが、より転職に生かしたいなら、最新バージョンの試験を受けたほうが良いでしょう。

Excel・Wordについては、一般レベルのスペシャリストと、上級レベルのエキスパートの2種類があります。

短期で取得したいのであればスペシャリストを、時間をかけても、よりパソコンスキルを強くアピールしたいのであればエキスパートを受験するのがよいでしょう。

《受験料》

  • スペシャリスト
    Word・Excel・PowerPoint 各バージョン2013 10,584円
  • エキスパート(※)
    Word 2013 エキスパート Part1・Part2 各10,584円
    Excel 2013 エキスパート Part1・Part2 各10,584円
    ※Part1と2それぞれに合格する必要があります。

2-4. 飲食・サービス業界

調理師

調理に関する知識や衛生法、栄養に関する知識を証明できる資格です。

飲食業ではよく知られた資格で、調理師免許を持っていないと調理に関する仕事に就くことができないところもあります。

飲食業以外でも、介護施設の調理現場や工場の食堂などでも使える資格ですので、調理に関する職業に就きたいなら、取得をおすすめしたい資格です。

《受験料》

  • 実技試験のみ受験 18,800円
  • 学科試験のみ受験 3,700円
  • 実技と学科試験を受験 22,500円

2-5. 医療・介護業界

(1)介護初任者研修

介護に必要な基本的知識を持っていることを証明できます。

以前はホームヘルパー2級と呼ばれていた、介護士に欠かせない資格です。

多くの介護施設では、介護初任者研修の取得を就職の最低条件に挙げています。

訪問介護員になるための必須資格ととして挙げているところも多いので、介護業界でさらなるキャリアアップを目指すなら、ぜひ取得しておきましょう。

《受験料》
養成機関によって異なりますが、60,000円〜150,000円程度が相場です。

(2)アロマセラピスト

健康維持などのために、アロマテラピーを利用するための知識を証明する資格です。

アロマテラピーというと、趣味の資格と考えている人も多いですが、近年は医療や介護現場、スポーツジムなど、様々な場所で取り入れられており、資格活用の幅が広がっています。

1級と2級がありますが、キャリアアップのために取得するのであれば、1級を取得しておいたほうが良いでしょう。

《受験料》
5,140円(税込)
※合格後は別途資格登録認定料10,260円(税込)が必要です

2-6. 金融・不動産・保険業界

ファイナンシャルプランナー

ライフプランの設計や資産運用、不動産や相続など、お金に関するさまざまな知識を有していることを示す資格です。

特に女性におすすめの資格ですが、男性でも金融業界やや不動産業界、士業で活躍したいと思っている人におすすめです。

特に1級は、起業できるレベルのファイナンシャルプランニングの知識を持っていることが証明できるため、キャリアアップとしてはもちろん、未経験でも転職に有利な資格と言えます。

《受験料》

  • 3級 学科と実技:6,000円(税抜)
  • 2級 学科と実技:8,700円(税抜)
  • 1級 実技:20,000円(税抜)

2-7. メーカー・建築業界

インテリアコーディネーター

インテリアのプロフェッショナルとして、内装から住宅設備、照明やファブリックに至るまで、住宅に関する幅広い知識を有していることを証明できる資格です。

住宅メーカーや家具メーカー、デザイン事務所などで求められる資格で、通信講座でも取得することができます。

現場で求められるのは、実務経験を積んだ人であることが多いため、これまで住宅業界などで働いてきた人が、キャリアアップのために取得することが多いのが特徴です。

取得者の多くが女性ですが、合格率が20%程度と低いため、男性でも十分転職時の強みになる資格です。

《受験料》

14,400円
※同一年内に一次試験、二次試験を受験する場合

2-8. 観光業界

通訳案内士

かつて「通訳ガイド」と呼ばれていた仕事で、海外からの観光客に対して、外国語で日本の文化や歴史などを紹介することができることを証明する資格です。

登録者は増加傾向にありますが、日本を訪れる外国人観光客の数は年々増加傾向にあるため、今後の需要に期待できる資格と言えます。

フリーランスとして働いている人も多いため、将来的に独立を目指したい人にもおすすめです。

《受験料》
11,700円

3. 未経験でも転職を有利にしたい人におすすめな資格11選

3-1. 経理・事務系

秘書検定

秘書に必要とされる幅広い知識やビジネスマナー、技能を持っていることが証明できる検定です。

「秘書」と名前がついていますが、ビジネスシーン全般で使える、幅広いビジネススキルを網羅した検定内容なので、業種を問わず、事務系全般で使える資格といえます。

秘書検定は女性の資格、と言うイメージがありますが、ビジネススキルを証明するという意味では、男性も持っておきたい資格といえるでしょう。

履歴書に書きたいなら、2級はとっておきたいところです。

秘書を目指したいのであれば、さらに準1級、1級を取っておくと安心です。

《受験料》

  • 1級    6,100円
  • 準1級   4,900円
  • 2級    3,800円
  • 3級    2,600円
  • 準1・2級 8,700円
  • 2・3級  6,400円

3-2. 飲食・サービス業界

(1)サービス接遇検定

その名の通り、サービス業で求められるスタッフの資質や心構え、対人スキルや言葉遣い、スタッフとして望ましい振る舞いなどを証明する検定です。

級が上がるにつれて、実務に応じたスキルを問われるものもあるので、サービス業だけでなく、金融や不動産、営業など、対人スキルが必要な業種・職種でも役立ってくれます。

《受験料》

  • 1級  5,500円
  • 準1級 3,800円
  • 2級  3,500円
  • 3級  2,300円

(2)販売士

販売に関することだけでなく、店舗運営の仕組みや販促企画の打ち方、マーケティングや経営計画に関することなど、流通・小売業全般の知識・ノウハウを証明できる資格です。

流通・小売業業界の公的資格としては唯一の資格なので、特に小売業界で働きたい人は、取っておいて損はないでしょう。

1級まで取ると、店長クラスの専門知識があることが証明できます。

《受験料》

  • 1級 7,710円
  • 2級 5,660円
  • 3級 4,120円

3-3. 医療・介護業界

(1)医療事務

レセプト業務や医療従事者のサポート、カルテの管理など、医療機関の事務員として働くために必要な知識を有していることを証明できる資格です。

「医療事務」には、歯科や調剤など、いくつか種類があります。

まずは以下3つを押さえておくと良いでしょう。

  • メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)
  • 医療事務管理士技能認定試験
  • 診療報酬請求事務能力認定試験

病院だけでなく、検診センターや損害保険会社、健康保険組合など、幅広い職場で活用できます。病院を始めとした医療機関は、どの地域にもありますから、パートナーが転勤族の人などにもおすすめしたい資格です。

《受験料》
受講形態によって異なりますが、40,000円〜120,000円程度が相場です。

(2)歯科助手

歯科医の助手として、受付から診療のお手伝いまで幅広く対応できる知識を有していることを証明できる資格です。

歯科医は全国的に増加傾向にあるため、医療事務同様、就職先に困りにくいというのが大きなポイントとして挙げられます。

未経験での取得者も多く、通信講座でも十分習得が可能なので、子育て後の働き口を探している人にもおすすめです。

《受験料》

  • 3級 4,200円
  • 2級 5,300円
  • 1級 6,300円

3-4. 金融・不動産・保険業界

(1)宅地建物取引士

「宅建」とも呼ばれる資格で、主に宅地の売買や取引などを行うために必要な国家資格です。

年齢・性別問わずにおすすめできます。

不動産業界ではこの資格を持つ人しか携われない仕事も多いほか、不動産業を経営するにあたり、従業員の5人に1人の割合で、必ず宅地建物取引士を置かねばならないという法律もあるため、未経験でも転職に有利にはたらいてくれる資格と言えます。

ほかにも保険関係の仕事や金融業界などでも重宝されるため、高収入な職種に転職したい人にもおすすめです。

《受験料》
7,000円

(2)証券外務員資格

有価証券の売買など、金融商品の勧誘の際に必須とされる資格です。

金融だけでなく、財務や経済に関する幅広い知識を身につけることができるので、活用の幅が広いのが大きなポイントとして挙げられます。

財務や金融の仕事は、比較的収入も高いので、キャリアアップとともに年収アップを目指したい人にもおすすめの資格です。

一種外務員資格試験と二種外務員資格試験がありますが、未経験で金融業界への転職を目指すなら、二種で十分です。

その後、キャリアアップを図るために、一種を取るという流れがおすすめです。

《受験料》
どちらも8,704円(税込)

(3)管理業務主任者

マンションの契約時に必要な重要事項の説明や、一定の書面に対して記名押印ができる国家資格です。

マンション管理業では必須の資格であるとともに、マンション管理業者では一定数の管理業務主任者が必要ということもあり、男女問わず、未経験でも役立つ資格の一つとなっています。

また、実績を積めば、マンション管理のコンサルタントとして独立の道も開けるので、将来的に独立を目指す人にもおすすめの資格です。

《受験料》
8,900円

3-5. メーカー・建築業界

CAD利用者技術者試験

設計支援ツール「CAD」を使い、設計図の作図を行えることを証明できる資格です。

CADは多くのメーカーや建築業界をはじめ、自動車や電子機器など、様々な業界で使用されているツールなので、転職の選択肢が広がりやすく、未経験の転職にも大いに役立ってくれます。

ソフトを使った仕事のため、在宅で仕事ができる求人もあります。

子育て中の女性はもちろん、手に職を付けたい男性にもおすすめの資格です。

《受験料》
1級・2級どちらも15,000円(税抜)

3-6. メーカー・建築業界

危険物取扱者

ガソリンや石油、化学薬品などの危険物を取扱うことができることを証明できる資格です。

ガソリンスタンドや大学、工事現場や工場など、資格取得者でないと取り扱えないものや、現場に一人資格取得者が必要な現場への転職の際に生かすことができます。生かせる場所の特性から、男性取得者の多い資格となっています。

取り扱う危険物によって、甲種、乙種、丙種の三種類に分かれているため、目的に応じた資格を取得するようにしましょう。

《受験料》
甲種 5,000円
乙種 3,400円
丙種 2,700円

3-7. 観光業界

旅程管理主任者

企画旅行の主任添乗員に求められる資格です。

女性が多く活躍している仕事ということもあり、女性取得者が多いのが特徴です。

添乗員として、旅程の管理などを行うことができることを証明するもので、この資格がなければ、主任添乗員として仕事をすることができないため、未経験の人にもおすすめの資格と言えます。

国内旅程管理と総合旅程管理がありますが、より幅広く活躍したいなら、総合旅程管理を取得しておきましょう。

《受験料》

  • 国内旅程管理 26,000円
  • 総合旅程管理 36,000円

※どちらも語学教本無しの価格

4. 資格取得によって転職を成功させるためのポイント

4-1. 効率的に勉強する

(1)より試験内容に沿ったテキストを選ぶ

対策テキストを購入する際は、より試験内容に沿ったものを選びましょう。

ほとんどの資格には、合格のためのテキストが用意されています。中には公式テキスト以外にも、対策用の教材が販売されているものもありますよね。

しかし、こうしたテキストの中には、試験傾向に沿っていないものやポイントがずれているもの、昔の試験に対応したものなど、試験対策用として内容がそぐわないものもあります。出版時期が古いほど、こうした傾向が強いようです。

より効率的に勉強するためには、最近の試験の傾向に合わせた内容のものや、対策ポイントがわかりやすいテキストを使用しましょう。

(2)過去問題を必ず解く

資格対策テキストや公式サイトに過去問題が掲載されている場合は、試験前に必ず一度は解いておきましょう。

資格によっては、過去とほとんど変わらない内容の問題が出題されることもあります。

また内容が違っても、出題傾向は変わらないという資格も少なくありません。

試験対策問題を解くことも大切ですが、過去問題からは様々なヒントが得られます。

過去問題が公開されている資格は、必ず一度はチェックしておきましょう。

4-2. 期間を区切って資格取得に臨む

転職活動を長引かせないためにも、あらかじめ資格取得のための期間を区切っておくことをおすすめします。

期間を区切らず資格の勉強に励んでいると、資格取得自体がうまくいかず、転職活動が長期化する恐れがあります。

転職活動を長期化させないためにも、あらかじめ資格取得の期間を区切り、メリハリのある転職活動を行いましょう。

4-3. 目指す職種に本当に必要な資格を見極める

転職のために資格を取得するなら、先にどんな仕事に転職したいかを考え、希望の職種や業界で本当に必要なものだけを取得しましょう。

「転職活動に資格は有利?」でもご紹介したとおり、「持ってさえいれば有利になる」という資格はありません。

せっかく取った資格が、採用試験時に不利にはたらいたり、時には時間をかけて取得したのに、全く必要なかった…なんてことになることもあります。

資格取得にはお金も時間もかかります。転職活動に有利にならない資格を取るために労力や時間をかけるのは、転職活動を長引かせるだけでなく、機会損失を生むことにもなりかねません。

転職のためにこれから資格を取ろうと思っているなら、希望する職種や業界で本当に役立つのかを、今一度精査してみることをおすすめします。

4-4. 資格取得を目標にしない

転職における資格取得は、転職活動を生きぬくための武器の一つです。

武器を得ることが目的になってしまうと、本来の目的であった転職活動がおろそかになったり、失敗したりする可能性が高くなります。

dodaが2012年9月に発表したデータによると、「資格が必須」または「資格があると尚可」という求人は、全体の20%に満たないことが分かりました。
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出典: doda「ホンネの転職白書」http://doda.jp/guide/ranking/062.html

一方、職務経験を問わない求人は全体の15%程となり、市場は資格よりも職務経験を問う求人の方が圧倒的に多いことが分かります。

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出典: doda「ホンネの転職白書」http://doda.jp/guide/ranking/062.html

医師免許や薬剤師免許のような、その職に就くために必須の資格でないかぎり、転職において資格とは、あくまで一つの武器でしかありません。

必須ではない資格取得のために時間を費やすなら、未経験でも経験が積める転職先を探して実績を積んだり、今の職場で実績を積んだりするほうが、結果的に転職活動の成功につながるはずです。

資格取得はあくまでも手段(武器)であることを、しっかり認識して転職活動に臨みましょう。

5. 資格以外に自分の市場価値を高めるための方法

5-1. まずは自分の転職市場価値を把握する

口コミ・評判

名前 M.Kさん(30歳)
資格、資格と焦っていましたが、資格がなくても意外とあっさりキャリアアップできました。

自分が思っている以上に、自分のスキル・市場価値が高いなんてことはよくあることで、そのまま好条件で転職…なんてこともよく見受けられます。

本当に資格は必要なのか?キャリアアップの方法は資格だけなのか?を知るために、下記手法をおすすめします。

自分の市場価値と課題を明確にする3STEP

STEP1. 大手の転職エージェントに登録し、面談を行う(電話でも可)

STEP2. 応募可能な案件と妥当年収を教えてもらう(市場価値の把握)

STEP3. 現状に加えてどのようなスキルを身につければ、市場価値が上がるか聞く(課題の明確化)

具体的に転職を検討していない段階でも、転職エージェントはキャリアの専門家ですから、良きアドバイスをもらえることでしょう。

そしてその時、あなたがピンとくる求人を紹介してもらえそうであれば、思い切って転職するのもありかもしれません。

※国内エージェントのTOP社5は下記の通りです。迷った場合、転職検討段階でも特に丁寧にアドバイスをくれる『マイナビエージェント』『パソナキャリア』あたりをおすすめします。

パソナキャリア|サポート充実で満足度No.1

手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方には特におすすめです。

人材派遣領域で業界最大手の『パソナ』が運営しており、16,000社以上と取引実績があるため、求人数も充実。例えば、年収700万円以上の非公開求人を多く取り扱う『ハイクラス向けサービス』など、幅広い層が満足できる求人がそろっています

そしてなにより、パソナの社風自体が「利益よりも社会貢献」を重要視しているため、「親身な転職者サポート」を実現しているようで、その結果として「アンケート満足度No.1」という実績を誇っています。

そのため、転職活動をするのであれば、まず登録すべき転職エージェントの一社です。

パソナキャリア公式サイト:
https://pasonacareer.jp

Point:転職エージェントは複数登録がおすすめ

転職エージェントは3社以上登録すると転職成功率がグッと上がるので、少しだけ面倒かもしれませんが、いくつか併用して自分に合うところを見つけましょう。

例えば、業界大手で好条件求人が多い『doda』や、20代に強い『マイナビエージェント』など、転職エージェントによって特徴が分かれるので、可能な限りたくさん登録することが、転職成功への最初の一歩です。

doda|業界最大級。20代30代は登録必須

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方転職や、狭い業界での転職、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられましたので、これから転職を始める全ての人におすすめできます。

doda公式サイト:
http://doda.jp/

※初回の登録に少し手間がかかりますが、一度登録してしまえば、質の高いサポートと好条件な求人を紹介してもらえるので、転職の成功がグッと近づきます。

JACリクルートメント|年収600万円以上限定

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JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなくトップレベルといえるでしょう。

キャリアや経験にある程度の自信がある方は、そのキャリアを活かすためにも必ず登録すべき1社です。

※年収600万円以上ない方だと、紹介してもらえない可能性があるので、その場合は『パソナキャリア』など、他の転職エージェントに相談しましょう。

JACリクルートメント公式サイト:
http://jac-recruitment.jp/

マイナビエージェント|20代におすすめの1社

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マイナビエージェント』は、中小企業の案件にも強い大手エージェントです。

それぞれの業界の基礎知識や、面接対策、履歴書の添削など、つまづきがちなポイントについて個別にアドバイスをくれますので、転職を考え始めた段階で必ず登録しておきたいエージェントです。

特に20代~30代向けの案件が多いので、該当の方は必ず登録したい一社です。

マイナビエージェント公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/

リクルートエージェント|業界大手、担当に差があるのが懸念

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、『リクナビNEXT』の運営元であるリクルートが運用している、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

求人の数は業界トップレベルなので、キャリアに自信がなくても問題なく求人を探すことができます。

Uターン転職や、第2新卒、狭い業界での転職、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合も、リクルートエージェントであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられました

ただ首都圏では、サポート体制や求人の質を踏まえると、『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』のほうが優れているので、こちらと組み合わせて使うことをおすすめします。

リクルートエージェント公式サイト:
https://r-agent.com/

おすすめの特化型転職エージェントです。

特化型の紹介をまとめたのが下の表です。

自分に合ったものをチェックしてみてください。

 おすすめエージェント業界別解説サイト
IT・Web

レバテックキャリア

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看護師看護roo看護師さん723人が選んだ転職サイトおすすめランキング
薬剤師薬キャリ騙されるな!15サイト比較してわかった本当におすすめの薬剤師転職サイト

※名前をクリックすると公式ページにリンクします。詳しく知りたい方は、解説サイトをご覧ください。

5-2. 今の仕事で高い実績を上げる

社長賞をとったり、大きな案件を成功させるなど、今の仕事で高い実績を上げることで、自分の市場価値を高めることができます。

イーキャリアの連載『徹底討論「こんなヤツはいらない!!」』では、ベンチャーEC企業の人事マネージャーが、こんな言葉を残しています。

口コミ・評判

名前 I.Kさん(35歳)

キャリアチェンジを狙う人には、簿記や税理士など経理系の資格が“パスポート”になると思っている人がいます。

面接でも、そのことをすごくアピールしてくるのですが、経理で一番重要なのはやはり実務経験だと思います。

参考:イーキャリア

どの企業も、中途採用に求めているのは即戦力です。職場で高い実績を上げているということは、即戦力として会社の力になってくれる可能性が高いということ。

そのため企業によっては、資格欄よりも実績を重視するというところも少なくありません。

転職のために資格取得に励むのも大切ですが、今いる場所でしっかり実績を上げることも、転職を成功させる近道になってくれます。

5-3. 副業でスキルを磨く

現在の勤め先で副業が認められているなら、その経験でスキルを磨き、転職に生かすことができます。

口コミ・評判

名前 k.Iさん(32歳)
現在お勤めの両方の企業が、副業を禁止していないのであれば、二つの職歴を記載していただいて問題ありません。
念のため、企業の就業規則をご確認くださいね。
副業が禁止されていない場合、今回の転職で希望する仕事に活かせる点があるのでしたら、副業とはいえ積極的にアピールしてください。

参考:エン転職

ただし、副業が認められていない場合は、不信感を持たれる場合があるので注意しましょう。

5-4. 自分より質の高い仕事をしている人と親しくなる

会社やセミナーなどで、自分より質の高い仕事をしている人と親しくなり、仕事についての姿勢や経営などについて勉強させてもらうことも、市場価値を高めるチャンスです。

相手は同じ会社の上司でも先輩でもいいですし、社外で親しくなった社長や役員でもよいでしょう。

大切なのは、自分とは違った見方をしている人、違った視点から物事を判断している人と親しくなることです。

見方が変われば、仕事に対する価値観や対応方法も変わります。

自分より質の高い仕事をしている人が、どんな視点で仕事をしているかを知ることができれば、仕事に対する姿勢が変わり、今の場所で高い実績を上げるきっかけになるはずです。

実績を上げれば、あなたの市場価値も変わります。

自分の力だけで現状の市場価値を上げるのは難しいと判断した場合は、優れた人の視点を借りることも大切です。

6. まとめ

資格取得が、必ずしも転職の成功に直結するわけではありません。

取得しようとしている資格が、本当に皆様の転職に必要なのかを判断した上で、有益になるものだけを取得することが、転職の成功につながります。

また、資格取得以外の方法で、市場価値を上げることも大切です。

自分の市場価値を知りたい方は、以下の中から2~3社ほど登録し、アドバイザーに相談してみましょう。

まずは自分にできることからはじめてみてください。