派遣保育士として働くメリット・デメリットは?注意点や仕事内容・待遇についても解説

  • 「派遣保育士ってどんな働き方なんだろう?」
  • 「正社員と何が違うのかな?」

と考えていませんか?

派遣保育士は正社員と比べて柔軟で、プライベートと仕事の両立をしやすい魅力的な働き方です。

ただし、派遣の仕組みやメリット・デメリットを理解せずに転職してしまうと、後悔する恐れがあります。

そこで、本記事ではプロのキャリアコンサルタントとして保育士の悩みを数多く解決してきた私が、派遣保育士の働き方、メリット・デメリット等を詳しく解説します。

  1. 保育士向けおすすめ派遣会社5選
  2. 人手不足から派遣を雇う保育施設は少なくない
  3. 派遣保育士と正規雇用の保育士の違い
  4. 派遣保育士のメリットまとめ | 正社員にはない魅力がある
  5. 派遣保育士のデメリットまとめ | 登録前に知るべき注意点
  6. 派遣保育士に関してよくある質問

全て読めば、派遣保育士の待遇や注意点、派遣保育士を希望する場合は登録すべき派遣会社がわかるでしょう。

1. 保育士向けおすすめ派遣会社5選

この章では、保育士向けのおすすめできる派遣会社をご紹介します。

  • 求人の量・質:良質な求人を多く保有しているか
  • 就労条件や待遇:福利厚生や就労のサポートは充実しているか
  • 口コミの評価:利用者の満足度が高いか

上記の3点を基準に厳選したので、ぜひ気になった数社に登録して、まずは気軽に話を聞いてみてください。

派遣
会社名
派遣
求人数
口コミ
満足度
(平均:3.2)
【1位】
保育情報どっとこむ
約4,200件 ★★★★☆
3.8
【2位】
わたしの保育
約4,700件 ★★★☆☆
3.2
【3位】
ほいく畑
約2,700件 ★★★★☆
4.0
【4位】
保育士ワーカー
約1,000件 ★★★☆☆
3.6
【5位】
保育のお仕事
約750件 ★★★☆☆
3.5

※求人数は2021年12月現在のものです。

1位. 保育情報どっとこむ|新卒やベテラン向けに様々な求人情報を掲載

保育情報どっとこむ』は、人材派遣アスカグループが運営する保育専門求人サイトです。

求人数が非常に多いため、まずは多くの求人を見て選びたいという方には必ず登録していただきたい派遣会社です。

派遣社員の求人以外にも、正社員の求人や紹介予定派遣求人もあるため、いずれは正社員になりたいという方にもおすすめできます。

求人数 約4,200件
地域 全国
雇用 正社員、派遣、パート・アルバイト
公式ページ https://hoikujyouhou.com

2位. わたしの保育|保育の研修制度が充実!

わたしの保育』は、テンダーラビングケアサービスが運営する、求人転職・派遣情報サービスで、創業25年を超える実績があります。

未経験の方向けの保育スキルの基礎を身につける研修や、就業中の方を対象にした保育研修といったサポート体制が充実した派遣会社です。

正社員・紹介予定派遣・派遣社員など、多くの求人があるため、自分のライフスタイルにあった働き方を選択することができます。

専任コーディネーターは、転職活動中はもちろん、就業後もきめ細やかなサポートをしてくれるため、派遣保育士を考える方には登録していただきたい派遣会社といえます。

求人数 約4,100件以上
地域 首都圏、関西
雇用 正社員、紹介予定派遣、派遣社員
公式ページ https://www.watashi-hoiku.jp

3位. ほいく畑|未経験の方でも安心して利用できる

ほいく畑』は株式会社ニッソーネットが運営する厚生労働大臣認可の保育士就職支援センターです

特徴として、ブランクあり・未経験歓迎求人の多さがあげられます。

また、正社員・パート、紹介予定派遣、派遣といった3つの働き方の選択肢があり、自分に合った働き方が見つけられます。

コーディネーターとの面談は電話か対面かを選択でき、土日や夜間でも対応してくれるため、忙しくてなかなか時間が取れない方でも相談することが可能です。

求人数 約2,700件
地域 関東、関西中心
雇用 正社員、紹介予定派遣、派遣社員、パート
公式ページ https://hoikubatake.jp

4位. 保育士ワーカー | 2年連続支持率No.1

『保育士ワーカー』は、業界最大級の求人数を誇る保育士特化型の転職サイトです。

公開求人だけで約2万件以上と業界トップクラスの求人数である点が、最大の魅力と言えます。

また、アンケート結果を見てみると、転職経験のある保育士さんの過半数が、一度は利用を経験したことがあると回答していました。

ただし、正社員やアルバイト・パートの求人が大半のため、派遣保育士になりたい方は『保育情報どっとこむ』や『ほいく畑』に登録した上で併用することをおすすめします。

求人数 約1,000件以上
地域 全国
雇用 正社員、派遣社員、パート・アルバイト
公式ページ https://hoikushi-worker.com/

5位. 保育のお仕事 | 保育士・幼稚園教諭専門の転職支援サービス

保育のお仕事』は株式会社ウェルクスが運営する保育士・幼稚園教諭専門の転職支援サービスです。

時給1,500円以上・月給25万円以上といった条件の良い非公開求人が充実しています。

ただし、7割以上を正社員の求人が占めているため、派遣保育士を希望する方には強くおすすめできない派遣会社です。

求人数 約750件
地域 全国
雇用 正社員、派遣社員、契約社員、パート・アルバイト
公式ページ https://hoiku-shigoto.com/

2. 人手不足から派遣を雇う保育施設は少なくない

人手不足から派遣を雇う保育施設は多く、その背景には、保育士の人手不足があります。

実際に、人手不足が起こっている施設の22.3%が、対策として「派遣職員の採用」を行っています。(参考:独立行政法人福祉医療機構の『「保育人材」に関するアンケート調査結果』)

なお、派遣保育士の割合は全体の9%、保育施設に勤める約10人に1人が派遣保育士と考えると、そこまで珍しくないということがわかります。

3.派遣保育士と正規雇用の保育士の違い

派遣保育士の正社員との大きな違いは、雇用関係です。

この章では、雇用関係の違いや派遣の仕組みについて以下の流れで解説します。

  1. 派遣保育士は人材派遣会社と雇用契約を結んでいる
  2. 派遣保育士と正社員の保育士の違い

順に見ていきます。

3-1.派遣保育士は人材派遣会社と雇用契約を結んでいる

派遣社員とは、人材派遣会社と雇用契約を結んで他の企業に派遣される社員のことです。

上記の図の通り、派遣保育士が雇用契約を結んでいるのは人材派遣会社のため、給与の支払いや健康保険、社会保険といった福利厚生の加入などは派遣元である人材派遣会社が請負います。

人材派遣会社と雇用契約を結ぶことで、正社員とどのような違いが生まれるのか以下で詳しく解説します。

3-2.派遣保育士と正社員の保育士の違い

派遣保育士と正社員の保育士の違いの以下の表にまとめました。

派遣 正社員
雇用主 人材派遣会社 勤務先
給与の支払い 人材派遣会社 勤務先
給与形態 時給制 月給制
ボーナス ないことが多い 勤務先の規定による
社会保険・福利厚生 人材派遣会社の規定が適用 勤務先の規定が適用
雇用期間の定め あり(最長3年間) なし

派遣社員は、「同じ職場の同じ部署では最長3年までしか働けない」というルールがあります。(関連記事:派遣3年ルールとは?

そのため、長期的に働き続けることができないという点は、事前に知っておくべき大きな違いです。

参考:派遣保育士の平均勤続年数は1.7年

全国保育協議会会員の実態調査報告書 2016』によれば、派遣契約の保育士の平均勤続年数は1.7年となっています

最長3年間というルールがあるものの、実際に3年間働いているケースは決して多くないということです。

もちろん本人の都合などで契約を更新しないこともありますが、予期しないタイミングで契約を切られる可能性も十分にあります。

派遣保育士を検討する方はその点を理解しておきましょう。

補足:派遣保育士の仕事内容は施設による

派遣保育士の仕事内容は施設によって異なります。

担任を持たない保育士として、複数のクラスの業務サポートや保育補助をするというケースが多いですが、担任を任されたというケースも散見されます。

少し古い口コミですが、紹介しておきます。

派遣先で1人で担任を任せられた

口コミ・評判

匿名
面談の時は担任と言われていなかったのですが勤務開始日の2日前に1歳の担任ということを派遣先の保育園の方から教えられ,出勤日に「本当はここの担任は2人なのだけれど,まだ1人決まっていないので決まるまでは担任1人でお願いします」と言われました。

出典:Yahoo!知恵袋

契約のタイミングでミスマッチがないよう入念に確認しておきましょう。

万が一、あなたが想定していた仕事内容とギャップがあった場合は、登録している派遣会社に相談して交渉してもらうこともできます。

4. 派遣保育士のメリットまとめ | 正社員にはない魅力がある

この章では、正社員にはない派遣保育士のメリットについて詳しく解説します。

  1. 派遣保育士の時給は1,200〜1,800円とアルバイト・パートよりも高い
  2. 派遣保育士は柔軟な働き方ができる
  3. 時短勤務の仕事を探しやすい
  4. 派遣会社のサポートがある

順に紹介していきます。

4-1.派遣保育士の時給は1,200〜1,800円とアルバイト・パートよりも高い

派遣保育士の時給は1,200~1,800円でパート・アルバイトとして働くよりも高い傾向にあります。

実際に、『保育情報どっとこむ』の求人を調べると、派遣求人は過半数が時給1,500円以上であるのに対して、パート・アルバイト求人で1,500円を超えるものはわずか1.8%しかありませんでした。(2021年12月現在)

このことから、派遣保育士はアルバイトと比べて給料が良いことがわかります。

少し古い口コミですが、ネット上でも派遣保育士の時給の高さについて触れられていました。

口コミ・評判

匿名(保育士)
派遣社員の保育士が多いのは正社員より時給の面で遥かに利点があるから。殆ど定時で帰れるし(うちの園は)、基本的に時給千円超えるのがほとんど。

出典:Twitter

条件を満たせば有給休暇が付与される

登録している人材派遣会社によって違いはありますが、多くの場合、以下の条件を満たすことで派遣保育士でも有給休暇が付与されます。

  • 雇用契約から6ヶ月以上同じ職場に継続して勤務している
  • 同じ人材派遣会社から就業している
  • 全労働日の8割以上勤務している

有給を使用する際は、派遣元と派遣先である保育園の両方に報告する必要があるため気をつけましょう。

【補足】社会保険は派遣会社に事前に確認しよう

契約期間が2ヶ月を超えている場合、社会保険に加入することになります。

一方、2ヶ月以下の場合は自分で国民年金や国民健康保険に加入する必要があるのです。

対象となるかどうか、また自分の契約期間がどれくらいなのかについて、詳しくは派遣会社に事前確認するようにしましょう。

補足:正社員との格差は是正されつつある

同一労働同一賃金の考え方に基づく派遣法改正が行われており、正社員との格差は徐々に是正されつつあります。

同一労働同一賃金とは、「仕事内容が同じであれば、給料・待遇も同じにする」という考え方です。

2020年の改正労働者派遣法によって、派遣社員の待遇が見直されています。

詳しい内容は、【2021年最新】派遣の同一労働同一賃金とは?派遣社員への影響やメリットを詳しく解説で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

4-2.派遣保育士は柔軟な働き方ができる

派遣保育士は柔軟な働き方ができるため、育児や家事といった家庭を優先させる必要がある方に人気のある働き方です。

具体的には以下の理由から、柔軟に働きやすくなっています。

残業が少ない傾向にある

派遣保育士は正社員と比べると残業が少ないです。

実際に、「時間外労働なし」という労働条件が盛り込まれていることもあります。

なお、正社員はサービス残業をすることもありますが、派遣保育士の場合は人材派遣会社が時間単位で保育園に請求してくれるため、残業代が支払われないことがなく安心です。

正社員と違って縛りがない

口コミ・評判

匿名(派遣保育士)
正社員就職を辞めて、また派遣保育士として働きます。
”正社員だから残業したり持ち帰ってまでやらなきゃいけない”そんな風に縛られるのが嫌だと思ってしまった。
正社員だからって縛られて良いはずないのにね。

出典:Twitter

育休や産休を取得できる

会社によって条件が定められていますが、育休・産休は取得可能です。

産休

産休は、産前休業と産後休業に分けられます。

産前休業は、出産予定日の6週間前(多胎妊娠の場合は、14週間前)から、人材派遣会社に請求する必要があります

一方、産後休業は、労働基準法により出産の翌日から8週間は就業できないことになっているため、申請の必要はありません。

育休

育休は育休開始予定日の1ヶ月前までに申請が必要であると法律で定められています。

そのため、出産後すぐに育児休業も取得したい場合は、就業中あるいは産前休業中に申請することになります。

ただし、法律上、以下に該当する場合は取得できないこともあるため注意が必要です。

  • 入社1年未満の者
  • 子が1歳に達する日を超えて雇用される見込みのない者
  • 子が1歳に達する日から1年を経過する日までに、雇用契約が満了し、更新されないことが明らかな者

上記に該当する方は、事前に人材派遣会社に確認するようにしましょう。

派遣の育休・産休については、以下の記事で解説しています。

≫派遣でも産休・育休は取得できる?復帰は可能?条件や手当など詳しい知識

4-3.時短勤務の仕事を探しやすい

派遣保育士は短時間勤務の求人が多いです。

実際に、『わたしの保育』には、実働5時間以内の派遣保育士求人が約800件ありました

そのため、育児や家事があるためフルタイムでは働けないという方や、保育士に復帰したいが体力的にフルタイムは厳しいという方にはおすすめの働き方といえます。

また、土曜保育や行事を断りやすいのも、主婦の方にとっては大きなメリットです。

時短かつ時給が高いものも多い

口コミ・評判

匿名(派遣保育士)
5月くらいから働くことを目指して派遣のサイトを見てるのだけど、時短週4とかで保育士時代の年収超えてるのとかあって泣きたくなるやつ

出典:Twitter

4-4.派遣会社のサポートがある

人材派遣会社のサポートがあるのは派遣保育士のメリットです。

具体的には、以下のようなサポートを受けることができます。

  • 職場でのトラブルや悩みの相談
  • 研修やフォローアップ
  • キャリアカウンセリング
  • 契約内容に関する交渉

派遣会社によってサポートの充実度は異なるため、慎重に選びましょう。

5. 派遣保育士のデメリットまとめ | 登録前に知るべき注意点

この章では、登録前に理解すべき派遣保育士のデメリットについて解説します。

柔軟に働きやすいといったメリットだけでなく、デメリットも理解した上で、本当に自分に適した働き方かどうか確認しましょう。

  1. 気に入った職場でも契約期間満了で離れなくてはならない
  2. 人間関係で疎外感を感じやすい
  3. 契約期間内は辞めにくい
  4. 賞与がないため年収は上げにくい
  5. 派遣会社選びに失敗する恐れがある

順に解説します。

5-1.気に入った職場でも契約期間満了で離れなくてはならない

派遣社員は最長でも3年間しか働けないというルールがあります。

そのため、どれだけ職場環境やメンバーのことを気に入ったとしても、契約満了のタイミングで離れなくてはなりません。

5-2.人間関係で疎外感を感じやすい

派遣社員であるがゆえに、人間関係で疎外感を感じることがあります

というのも、保育施設の正規雇用で働く人にとって、派遣社員はいわば「外部の人間」だからです。

この立場の違いが、様々な局面で見えない壁を作り出すこともあります。

正規との壁を作っている

口コミ・評判

匿名(派遣保育士)
派遣だから、アルバイトだからという見方が差別的で正規との壁を作っていると思います。

出典:Twitter

また、施設によっては派遣と正社員で明確に区別して仕事を割り振るといったケースもあるようです。

5-3.契約期間内は辞めにくい

契約期間内は辞めにくいというデメリットがあります。

というのも、派遣保育士は契約期間が明確に定められており、やむを得ない事情がない限り、途中で辞めることは原則できません。

派遣されて「今すぐに辞めたい」「職場が合わない」といったことが起こらないように、事前に派遣保育士のメリット・デメリットを理解した上で、ミスマッチがないように派遣会社に相談しておきましょう。

5-4.賞与がないため年収は上げにくい

アルバイトと比べて時給は高い派遣保育士ですが、賞与がないケースがほとんどであるため年収は上げにくいです

また、時給という賃金体制であるため、長期休暇や体調不良による欠勤などが重なると、収入が落ち込んでしまうこともあります。

少し古い口コミですが、以下のような内容が寄せられていました。

賞与がないのが悩みどころ

口コミ・評判

匿名(派遣保育士)
保育士でも派遣なら定時で帰れるし派遣で働こうかも悩みどころだけど派遣だと賞与ないのがなー

出典:Twitter

5-5.派遣会社選びに失敗する恐れがある

派遣会社選びに失敗すると、以下のような問題が起こる恐れがあります。

  • 契約内容の説明が不十分で安心できない
  • 福利厚生が充実していない
  • 待遇の悪い保育施設を紹介される
  • 就業開始後にトラブルがあっても対応してもらえない
  • 契約更新や昇給などの交渉に応じてもらえない

このような事態を避けるためにも、派遣会社選びは慎重に行うべきです。

6. 派遣保育士に関してよくある質問

派遣保育士に関するよくある質問にお答えします。

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

Q1. 時短・短期雇用で働くことは可能ですか?

派遣保育士は、短時間勤務や短期契約の求人も多いため十分に可能です。

そのため、体力的な不安や家庭との両立といった事情がある方には、魅力的な働き方といえます。

Q2. 未経験でも働けますか?

未経験でも派遣保育士として働けます。

実際に『わたしの保育』では、約3,500件の初心者を歓迎する派遣保育士求人があります。

ただし給与面は、経験者が優遇されるというのは理解しておきましょう。

Q3. ブランクがあっても働けますか?

ブランクがあっても派遣保育士として働くことは可能です。

実際に『わたしの保育』では、約3,500件のブランクがある方を歓迎する派遣保育士求人があります。

補足すると、長いブランク期間がある方にこそ、派遣保育士はおすすめの働き方であるといえます。

というのも、ブランクを解消するために短期間・短時間だけ働いてみるといったやり方ができるからです

派遣保育士として働けば、徐々に感覚を取り戻しつつ、自分のペースで現場へ戻っていくことができるでしょう。

Q4. よりよい条件の仕事に就くには、どんな資格があれば有利ですか?

倍率が高い公立の保育園で働いたり、より良い条件で契約を結ぶためには、資格を持っていた方が有利になるケースがあります。

チャイルドマインダー

チャイルドマインダー」は家庭的保育(保育ママ)のスペシャリストの資格です。

持っていると、保育園などの施設での勤務だけでなく、自治体や保護者と契約をしてあなたの家などで保育の仕事もやりやすくなるなど、キャリアの幅を広げることができます。

認定病児保育スペシャリスト

認定病児保育スペシャリスト」は病児保育のプロになるための資格です。預かっている子供が体調を崩したときに迎えが来るまで適切なケアができる証になるので保育園での転職に有利です。

持っていれば病児保育施設など、転職の幅がグッと広がります。

子育てアドバイザー

子育てアドバイザー」は子育てに不安を抱える保護者にアドバイスできる人であることを示す資格です。

育児の悩みを抱えている保護者に対しても、正しいアドバイスができる人と判断され、面接などで有利働く可能性があります。

Q5. 男性でも派遣保育士として働けますか?

男性でも派遣保育士として働くことは可能です。

実際に『わたしの保育』では、約1,000件の男性を歓迎する派遣保育士求人があります。

体力面や防犯面で利点があることなどから、男性の保育士を積極的に受け入れている施設も多いようです。

保育士は人手不足のため、男性の派遣保育士のニーズは今後も増加していくと考えられるでしょう。

Q6. 苦手な業務を任されることはありますか?

苦手な業務を強制されることは基本的に少ないと考えて問題ありません。

というのも、派遣社員は担当する業務が、事前の契約で明確に定められるからです。

そのため、不得意なことや苦手なこと(例えば、ピアノが苦手など)はあらかじめ伝えておき、双方の合意のうえで契約を結ぶことが可能になるのです。

万が一、就業を開始してから、あらかじめ話していた苦手な業務を強制されるといった場合は、担当のコーディネーターに相談しましょう。

7. 最後に

派遣保育士という働き方について、詳しく解説しましたが、いかがでしたか?

派遣という働き方には一長一短がありますが、もし自分には適していると感じた方はぜひ検討してみてください。

ただし、派遣会社選びに失敗すると、「こんなはずじゃなかった」といったことになりかねません。

本記事で紹介したおすすめの派遣会社に登録して、そういったことがないように気をつけてください。

あなたの人生がより明るいものになることを心から祈っています。