どのシーンでも活用できる第一印象を劇的に向上させる方法

第一印象

就職や営業などのビジネスシーン、合コンやお見合いパーティなどの出会いのシーン、引っ越しや進学などで新たな環境がはじまる際のコミュニケーションのシーン、など様々なシーンで「第一印象を良くしたい」と思っていませんか?

実際に第一印象というのは非常に重要で、最初についた印象を覆すには2時間も必要という研究結果も出ています。

ただし、ポイントを抑えれば、簡単に第一印象は良くすることができます。

このページでは、「なぜ第一印象が大切なのか」、「どうすれば第一印象がよくなるのか」ということを、様々な本を参考に効果があったと判断した情報だけを、具体的な手順とともにご紹介します。

  1. 第一印象の重要性
  2. 第一印象を良くするための3つのポイントと具体的方法

全て読んで実践していただけば、あなたの第一印象をグッと上げることができるでしょう。

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1. 第一印象の重要性

1-1. 第一印象の9割は外見と第一声で決まる

人の第一印象ははじめて会ったときの数秒で決まると言われています。

これはアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが行った実験結果によるもので、人が第一印象を判断する情報のほとんどは「視覚情報」から得られているとされています。

それによると初対面の人物を認識する割合は、以下のようになります。

  • 「見た目、表情、しぐさ、視線等」の視覚情報:55%
  • 「声の質話す速さ声の大きさ口調等」の聴覚情報:38%
  • 「言葉そのものの意味話の内容等」の言語情報:7%

パッと会ったときの印象、第一声によってなんと約9割もの印象が決まってしまいます。

これを「初頭効果」といい、これら良くすることができればあなたの第一印象をグッと上げることができます。

1-2. 最初についたイメージを変えるためには最低2時間必要

先ほどお伝えしたように第一印象は会って数秒で決まってしまうものですが、一度得られたイメージを変えようとするには、かなりの時間とエネルギーが必要だといわれています。

最初に受けた印象にもよりますが、一説にはじっくりとお互いが話し合っても2時間かかる、なんて話もあります。

これでは就職面接試験や合コンなどで一度ついたイメージを払拭することは難しいと言えますね。

2. 第一印象を良くするための3つのポイントと具体的方法

繰返しになりますが、第一印象を良くするためには「視覚」「聴覚」「言語」この3つをより良くしていくことが大切となります。

それぞれのポイントをご紹介していきましょう。

ポイント1. 『視覚』:好印象を与える身だしなみと表情

(1)身だしなみに気を付けよう

相手に不快感を与えないよう身なりを整えることは第一印象を良くする上でとても重要です。

身だしなみは相手を尊重する気持ちの表れとも言われるので、きちんと確認をして整えるようにしましょう。

身だしなみのチェックポイント

  • 髪型(清潔感があるか。伸びすぎていたり顔にかかったりしていないか。)
  • ひげ(きちんと剃ってある、または整えられているか。)
  • 化粧(清潔感があるか。場に合った化粧になっているか。)
  • におい(汗などのにおいはしないか。香水は付けすぎていないか。)
  • つめ(きちんと整えられているか。汚れなどはないか。)
  • 姿勢(猫背になっていないか。)
  • 服装(場に合っているか。シワや汚れなどはないか。)

また、様々なシーンで場に合った服装というのは異なってきますが、代表的なシーンで重要とされている服装のポイントを以下紹介します。

<ビジネスシーン>

社会人30代~50代を対象に「THE SUIT COMPANY」が行ったアンケート結果では、 ビジネスシーンにおいての好印象を抱く服装のポイントは「シワがなく清潔感がある」が1位となっています。

ピシッとした印象がビジネスシーンにおいては重要です。

<出会いのシーン>

婚活サービスを提供する会社が会員に対して行ったアンケート結果では、合コンやお見合いパーティとった出会いのシーンでは 個性的なものよりもシンプルなものが好まれ、ジャケットにパンツスタイルが好評です。

(2)好印象を与える表情のポイントをおさえよう

初対面の相手に好印象を与える鍵は「自然な笑顔と明るい表情」です。

自然な笑顔が好印象を与えるということは誰もが分かっていることですが、初対面では特に「こわばってしまい笑顔になれない」「笑顔に自信がない」と言った悩みはありませんか?

表情研究家である広瀬真奈美さんの「愛され笑顔のつくり方」から、愛され笑顔をつくるコツをご紹介します。

1)素顔からキレイになるイメージトレーニングをする前に必要なことは「感情をリセットする」ことです。

悲しいこと、つらいことなどの感情があっては素敵な表情にはなりません。

気持ちが整うまで何度か大きく深呼吸をし、気持ちをリセットさせましょう。

2)表情のスイッチをオンにする

口を「らりるれろ」の「り」を発音する形にします。

このとき舌は上あごの歯ぐきから1 cmほど離れたところに置かれているので、そのままの状態で口を閉じます。

ほんのわずかに口角が上がっていることを感じましょう。

3)あいさつ時のちょうど良い笑顔をつくる

これは初対面の人と会ったとき「笑顔だな」と認識をしてもらえる段階の笑顔です。

頬の筋肉を目じりに向かって引き上げるように口角をあげます。

このとき、口の両側にできる「ほうれい線」がはっきりと八の字を示すよう引き上げましょう。

4)「歯を見せて笑う」笑顔をつくる

これは、会話がはずみ、お互いの距離が縮まったときに見せると好印象を与えることができる段階の笑顔です。

3)の状態からさらに頬を引き上げ、上唇が上の方に引っ張られるようにします。

歯を見せることを意識して、上の歯が6~8本見えるようにしましょう。

このとき、下の歯が見えてしまうとだらしなく下品に見えてしまうことがあるので、下の歯は見せないように注意しましょう。

5)「満面の笑み」の笑顔をつくる

これは最も感情のこもった笑顔です。

口角を目じりに向かって最大限に引き上げます。

このとき、上の歯が8~12本見えるように意識をしましょう。

ほうれい線が八の字から横に広がっていることも確認してみてください。

目元をリラックスさせることもポイントです。

目元がこわばっていると、作り笑顔に見えてしまいます。

鏡を見ながら実際に手順通りに試してみると、自然と笑顔がつくれることが分かります。

慣れてくると鏡を見なくてもできるようになりますが、慣れるまでは朝顔を洗った後に行う、などトレーニングを日常生活に取り入れてみましょう。

ポイント2. 『聴覚』:初対面の印象をぐっと上げる声のつくりかた

第一声を聞いて『元気な人だな』または『なんだか暗い人だな』など声で印象づけられることもありますね。

よく仕事などで、電話だけのやりとりで好印象を抱くこともあるように、「声美人はルックスをもしのぐ」と言われるほど、素敵な声は印象を良くすることができるのです。

プロのナレーターである岡田ルミさんの『きれいな声の作り方』より、印象をぐっと上げる声の作り方をご紹介していきましょう。

「良い感じ」と思われるために

人によって高く明るい声が好き、また低く落ち着いた声が好き、などのトーンの好みはあるかと思いますが、「良い感じの声」とは美声か、悪声か、ということではありません。

どんな美声であっても、無礼であったり、言葉遣いが良くなければ「良い感じ」とはなりません。

「良い感じ」の声になるための手順を実践してみましょう。

①人の声に耳を傾けてみよう

街の人の声や周りの人の声に耳を傾けて「良い感じ」の声か、「嫌な感じ」の声か意識してみましょう。

言葉使いやトーンだけでなく、話し方や声の響きを聞き取るようにしてみてください。

段々と「良い感じ」の声と「嫌な感じ」の声が分かってくるはずです。

②自分の声を録音して聴いてみよう

いつも自分自身が聞いている声は、声は身体の骨格を通して聞こえているため、人に聞かれている声とはズレがあります。

つまり、「良い感じ」の声を出すには、客観的に自分の声を確認してみることが大切です。

何かの文章を読んでみる、または友人との通話を録音する、などの方法で自分の声を録音し、いつも人に聞かれている声を以下のチェックポイントで確認してみましょう。

  • どんな感じがしましたか?
  • 誰かに似ていましたか?
  • 自分の声は好きですか?嫌いですか?(その理由は?)
  • トーンは高い?低い?ふつう?
  • 大きさは大きい?小さい?
  • 話すスピードは速い?ふつう?ゆっくり?
  • どんなしゃべり方ですか?
  • 口癖はありますか?
  • 「良い感じ」ですか?「悪い感じ」ですか?

確認することが難しい場合は家族や恋人、友人などに聞いてみるのもよいでしょう。

③きれいな「声」を出すための呼吸法

日常生活では、胸式呼吸という胸で吸って胸で吐いて話をしています。

しかしナレーターや歌手、アナウンサーなど声のプロは腹筋・背筋を使って呼吸をする腹式呼吸を使うのです。

腹式呼吸は腹筋と背筋を使い、ろっ骨を広げてより深く息を吸い、吸った息を最後まで吐き出す呼吸法なので、声帯を傷めずに一定の声量を長時間持続させることができます。

腹式呼吸をしてみよう

  1. イスに軽く腰をかけ、背筋を伸ばします
  2. 両手を軽くヘソのあたりに当てて、息を全部吐き出してください
  3. 一気に強く吐き出すと、むせたり咳き込んだりするのでゆっくり吐き出すようにしながら、徐々に身体を前に倒しながら手でお腹をおさえて、もうこれ以上は無理というところまで吐き出します
  4. 吐ききったところで自然に息を吸うと、ふわっとお腹に空気を入れましょう
  5. 胸や肩で息をせず、お腹を膨らませることを意識しましょう

声は意識をしないと気にならないものですが、人の声に耳を傾け、自分の声を録音してみるとさまざまなことに気が付きます。

改めて意識をすると印象がぐっと向上します。

腹式呼吸は実際に声の質が変わり、自信をもった印象にもなりますので、実践してみましょう。

ポイント3. 『言語』:話すのが苦手でも初対面で好印象を与える会話術

メラビアンの法則では第一印象を占める割合ではわずか7%でしかない言語情報ですが、 面接や合コンなど、限られた時間で好印象を与え「また会いたい」と思ってもらうためには『会話』も重要です。

しかし、「話すことが苦手で、なるべく人と話したくない」「緊張して何を話しているか分からなくなってしまう」と言った悩みは非常に多くあります。

ここでは、話すことが苦手な人でも好印象を与える会話術を、年間500名以上の人の心を開いているメンタルヘルスカウンセラーである丹後佳代の『初対面の人とでも一瞬でうちとけられる会話術』よりご紹介します。

(1)「こんにちは」からはじまればお互い緊張しにくい

はじめて会った人に対してまず声をかけるのは「はじめまして」が一般的かと思いますが、実はいきなり改まって「はじめまして」と始めてしまうと、自分でも『はじめて会う人なんだ』と意識をして緊張をしてしまうことになります。

まずは「こんにちは。(時間に応じて「おはようございます」「こんばんは」)」と声をかけてワンクッション置いてから、「はじめまして、〇〇です」と続けると、和んだ状態で話をスタートすることができます。

(2)会話中は相手の目を見よう

挨拶の時ももちろんですが、人と話すときは相手の目をみることが大切です。

相手の目を見て話すということは「あなたに興味があります」という意思表示なのです。

緊張していると、目を見て話すのが難しいと感じる方も多いかと思いますが、なるべく目を見るように意識しましょう。

ただし、見つめすぎると威圧感を与えてしまうので、5~10秒に1回、0.5秒ほど視線を外すようにしましょう。

また外す方向によっても相手に与える印象が変わってきます。初対面の会話では、あまり意味を持たない、真下に視線を外すようにするのが無難です。

視線を外す方向の意味

  • 向かって左上(自分からは右上)・・・今までに経験していない視覚情報を想像しているとき
  • 向かって右上(自分からは左上)・・・過去に経験した視覚情報をたどっているとき
  • 向かって左下(自分からは右下)・・・体感覚情報をたどっているとき
  • 向かって右下(自分からは左下)・・・自分と対話したり悩んでいるとき

(3)会話をするときの姿勢でも相手に与える印象が変わる

背筋が伸びていると、自信を持った人、頼りになる人という印象を与えます。

特にイスに座って会話をするときは、あまり深く腰掛けず、イスの半分くらいのところに座って相手に対して真正面を向くと背筋が伸ばしやすくなります。

姿勢のチェック方法

  • ①立って壁に背中をぴったりとつけます
  • ②肩、肩甲骨、おしり、かかと、全てが壁についているか確認をします

日本人の多くは肩が前に出てしまっている姿勢になっています。

その場合は肩甲骨をぐっと内側に寄せるように意識するようにしましょう。

毎日練習をしているとだんだんと良くなってくるはずです。

(4)会話のポイントは相手の気持ちに合わせること

話し上手と言われる人は、「話す内容」が優れているというよりも、相手の気持ちに合わせて会話をすることができる「話し方」が優れています。そのポイントをおさえて、「話し方上手」になりましょう。

会話のポイント

①声のトーンを相手に合わせる

会話をはじめるときは、50センチほど離れた相手に聞こえる大きさを目安に、初めは小さめに出し、だんだんと相手のトーンに合わせるようにしましょう

②相づちや返事に強弱をつければ相手は話しやすくなる

どんなに適切な声の大きさであっても、一本調子では話はなかなか弾みません。

相手の話で納得したところ、興味を引かれたところでは相づちの声を強くします。

逆に分からないところ、納得していないところ、興味がないところでは相づちの声は弱くても良いでしょう。

また、自分が話すときも、強調したいところは強く発音すると伝わりやすくなります。

③言葉ひとつひとつを丁寧に話そう

言葉は省略せずに、はっきりと発音するようにしましょう。

また、俗語や業界用語、専門用語など、「仲間内でしか意味が通じない言葉」は避け、誰にでも伝わる言葉を選ぶようにしましょう。

④沈黙に焦らないようにしよう

会話をしているとお互いに言葉が途切れ、沈黙が訪れる瞬間があります。

しかしここで焦る必要はありません。

相手が言葉に詰まったら、話し始めるまで見守るようにしましょう。

相手の沈黙は、答えを考えているが、これまでの会話を整理しているかが原因なので、相手の考えがまとまるまでこちらも黙って待つのが基本です。

自分が言葉に詰まったら、焦らずにじっくり考えをまとめてから会話をするようにし、ペースを調節しましょう。

この時間が持たないと感じたら、「えーと、そうですね」など適当な言葉を挟んでおくようにしましょう。

ご紹介した内容を自信が受け手になった立場で考えてみましょう。

嫌な気はしないはずです。

「会話が苦手」という方も、相手がどう感じるかを考え、ポイントを意識するだけで印象はグッと上がってくるはずです。

3. さいごに

いかがでしたでしょうか。

どのようなシーンでも「第一印象を良くしたい!」ということは共通の思いです。

今回ご紹介したことを参考にしながら、第一印象をよくするコツをつかんでください。

様々なシーンであなたの印象が良くなることを陰ながらお祈りしています。