就活生を控えていつつも、
- 「就活なんて絶対したくない!」
- 「でもいつかは就活しないとまずいよね……」
と悩んでいませんか。
「就活したくない」と思っている人は意外と多く、実際にネット上の口コミでも散見されました。
特に今は、新型コロナウイルスの影響により、企業が採用を控える動きも目立つようになっているため、選考に受かる自信がなく、就活に前向きになれない方も多くいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、数多くの就活支援を行ってきた私が、就活をしたくない気持ちとの向き合い方について詳しく解説していきます。
- 就活をしたくない理由6選【学生の本音を徹底調査】
- 就活をしたくない時の対処法4選
- それでも就活をしたくない場合は?就活以外の方法4選を詳しく解説
- 就活をやらなかったらどうなる?考えられる3つのリスク
- 就活をしたくなくてもすべき3つの理由
- 就活をしたくないあなたへ|成功させるための第一歩
全てを読めば、就活をしたくない根本の原因に目を向けられ、解決策を見出すことができるでしょう。
「まだ実績もなにもないのにスカウトされるなんてハードルが高そう」
と思うかもしれません。
しかし、『オファーボックス』など、スカウト型の就活サイトに登録し、アピールすべきポイントをおさえれば、きっとあなたにもスカウトメールが届きます。
おさえておきたいポイント
- プロフィールに自分の顔を設定する
- 記入できる項目はすべて記載する
- プロフィールのレイアウトで印象が決まる
- 自分の実体験に基づいた経歴やガクチカを伝える
企業側は登録された情報のみであなたを判断します。
なかでも、過去の経験、自己PR、写真や動画などから人柄を見ているのです。
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- 適性診断ツール「AnalyzeU+」で自分の強みが分かる
これまでの自分がどのように企業で能力を発揮できるのかアピールをしつつ、採用担当者の目に留まるような、あなただけのプロフィールを作ってくださいね。
過去のコラムはこちら
目次
1. 就活をしたくない理由6選【学生の本音を徹底調査】
この章では、学生の本音と共に、就活をしたくない理由6選を徹底解説していきます。
- 1-1. 就職自体にネガティブなイメージがある
- 1-2. 選考に受かる自信がない
- 1-3. 何から手をつけていいか分からない
- 1-4. 将来やりたいことがない
- 1-5. 面接やESなどの準備が面倒くさい
- 1-6. 金銭面・時間面での負担がかかる
順番に見ていきましょう。
1-1. 就職自体にネガティブなイメージがある
就職自体にネガティブなイメージを持っており、就活に嫌気がさしてしまう学生も多いようです。
事実、「社会人に対してあまり良いイメージがない」と感じる学生が多いという調査結果もありました。
全体を通してみると否定的感情・評価が6割を占めて多くなっていた。
その中では, 「つらそう」 「哀れ」 といった, 同情や哀れみを示す回答が多かった。
これに「自分がなりたくない姿」 「自分を犠牲にしてお金を得ている」 といった記述が続いていた。
出典:大学生が抱く社会人・サラリーマンステレオタイプに関する予備的研究
また、Twitter上でも「社会人に対する良いイメージがあまりない」などの口コミが多く散見されました。
毎日満員電車乗ってる社会人になりたくない
出典:Twitter
満員電車に乗って週5で働ける気がしない
働いてるだけでみんな偉いよ凄いよほんとに。
出典:Twitter
このように、普段私たちが目にする社会人の姿やSNSを通じて、就職自体に対するネガティブな感情が自然と生まれ、結果「就活したくない」と思う学生が多くいるようです。
1-2. 選考に受かる自信がない
就活では、ESや面接などを通過する必要がありますが、それら各選考フローに受かる自信がないという悩みも、就活をしたくない理由の一つです。
何百人何千人もの中から選考を通過するためには、努力や準備が必要となってきます。
しかし、どれだけ努力や準備をしても、選考を受けていく中で、他の就活生の優秀な姿を目の当たりにし、「自分なんてどうせ受からない…」と自信を失ってしまう学生が多くいるようです。
面接できなさすぎて自信を失った
出典:Twitter
自分の面接に全然自信がない
確かに就活とか特に面接なんて全然自信ないけど
出典:Twitter
上記の口コミのように、自分のESや面接の質の低さに落胆したり、自分の強みをアピールするためのエピソード自体がなかったりして、自信を失っている学生が多くいるようです。
選考に受かる自信がないことは、就活から逃げたいという気持ちに繋がるでしょう。
1-3. 何から手をつけていいか分からない
「何から始めればいいか分からない」という理由も就活に前向きになれない理由の一つです。
就活の仕方は、大学の授業で教えてもらうわけではなく、また自分の希望する業界や職種によって異なってくるため、自分で考えて行動していく必要があります。
何から始めればよいか分からず、出口が見えない
出典:Twitter
就活何からしていいかわからない人は多い
「就活何からしていいか分かんない」これが受験教育の弊害。かと思いきや
優秀な層はそんなことでは悩まない。なんなら周囲と同調するから動き出しも早い。
悩む層は受験に失敗したのに、何の反省もなく、怠惰に学生生活を過ごしてしまった人達。著しく努力不足。
2021/07/30
出典:Twitter
ネット上や書籍で就活のやり方に関する情報は非常に多くあり、簡単に情報収集できる時代になってきましたが、さまざまな情報が溢れており、結局どれが正しいのか分からなくなってしまいます。
そのため、何からどう始めていいか分からず、就活に嫌気がさしてしまう学生が多いのも事実です。
1-4. 将来やりたいことがない
将来やりたいことがないために、そもそも就活する気になれないという学生も多くいます。
事実、18~20歳の男女600名を対象にした調査では、「将来やりたいことが決まっていない」「将来やりたいことがわからない」と悩んでいる学生が全体の約3割以上を占めていることが分かりました。
また、ネット上でも「やりたいことがない」と呟いている学生が多く散見されました。
やりたいことがない
勉強したくない…
やりたいことがない。
出典:Twitter
就活しろと言われても、やりたいことすらないから分からない
出典:Twitter
上記のように、就活の明確な目的が定まっていないと、志望企業すら見つからず、就活自体に意味を感じられなくなるでしょう。
1-5. 面接やESなどの準備が面倒くさい
就活をする上で、面接やESなどの選考対策から、スーツなどの身だしなみまでを準備する必要があり、就活に面倒くささを感じる学生も多いようです。
ESの下準備が面倒すぎる
出典:Twitter
髪黒くして、パンプス履いて、リクルートスーツ着るのが面倒くさい
出典:Twitter
上記の口コミのように、就活ではやるべきことや準備することがたくさんあり、特に面倒くさがりな学生にとっては嫌に感じるでしょう。
1-6. 金銭面・時間面での負担がかかる
金銭面・時間面で非常に負担がかかる点も「就活をしたくない」と感じる理由の一つです。
事実、就職活動支援サービスを運営する『サポーターズ』の調査によると、就活にかかった費用が全国平均で約16万円であり、地方と関東在住の学生では、約6万円もの差が出ることが分かりました。
出典:サポーターズ
このように、「説明会や選考に行くための交通費」や「スーツを買う費用」など、就活では意外と多くの出費があることが分かります。
また、学業やアルバイトの関係で就活をするための十分な時間を確保ができないのも学生の悩みです。
実際に、Twitter上でも「時間やお金がない」と悲鳴を上げている学生が多く見られました。
コロナ以前でオンライン面談が加速する前には、以下のようなコメントも寄せられていました。
就活は交通費が飛ぶ
出典:Twitter
就活と卒論と期末試験で、時間にゆとりが持てない
出典:Twitter
このように、金銭面・時間面共に厳しい学生にとっては、就活の存在が嫌に感じてしまうでしょう。
ここまでのまとめ
ここまで、「就活したくない」理由をご紹介してきました。
【就活をしたくないと思ってしまう理由】
- 就職自体にネガティブなイメージがある
- 選考に受かる自信がない
- 何から手をつけていいか分からない
- 将来やりたいことがない
- 面接やESなどの準備が面倒くさい
- 金銭面・時間面での負担がかかる
就活ではやるべきことが多く、非常に大変なため、「就活をしたくない」という気持ちは、決して甘えではありません。
ただし、「就活をしたくない」という感情に任せ、何もしないままでいるのは危険です。あとから振り返って「あのとき行動すればよかった」と後悔してしまう可能性もあります。
そこで次章では、就活をしたくない時にすべき対処法を4選ご紹介します。
2. 就活をしたくない時の対処法4選
ここでは、就活をしたくない時のおすすめな対処法を4つご紹介していきます。
始めやすいことからぜひ実践してみてください。
2-1. 学校の就活支援課に相談する
学校の就活支援課に相談することで、「就活したくない」という悩みが解決する場合もあります。
長年学生の就職についてアドバイスしてきている就活支援課のサポーターは、企業や業界に関する豊富な知識を持っており、就活相談や面接などの選考対策まで一人ひとりの学生に合わせたサポートを行ってくれます。
また、学校独自主催の就活イベントや合同説明会も開催されるため、情報収集としても非常におすすめできる手段です。
そのため、1人で就活をするのが不安な方や情報収集をしたい方は、まず学校の就活支援課を利用してみるのが良いでしょう。
2-2. スカウト型就活サイトに登録してみる
スカウト型就活サイトに登録してみることも、就活をしたくない時の対処法の一つです。
スカウト型就活サイトとは?
スカウト型就活サイトとは、登録すると企業から学生に向けてオファーが送られてくるサービスです。企業に対してアプローチする従来の就活の形式と異なり、企業から「自社にエントリーしませんか?」と連絡がきます。
スカウト型就活サイトでは、ガクチカなどのプロフィール蘭を埋める必要があるものの、それさえできればあとはオファーを待つだけなため、自分から行動しなくても自然と企業や業界を知る機会を持つことができます。
通常の場合、膨大な数の中から企業を選び、面倒なESを何十個も書かなければなりませんが、スカウト方就活サイトに登録していれば、その手間を省くことができます。
そのため、就活するのが面倒だと感じる方には、非常におすすめできる手段です。
2-3. 他のやりたいことをやってみる
就活を一旦放置し、思い切って他にやりたいことをやってみるのも良いでしょう。
就活のことばかりが頭にあるとストレス溜まり、余計に「就活したくない」という不満が募ります。
そこで、就活のことを考えない時間を作り、他の楽しめることに没頭して気分転換することで、「就活も頑張ろう」というモチベーションが上がる可能性があります。
そのため、「就活が嫌すぎて耐えられない」という方は、一旦就活から距離を置き、他の没頭できることをやってみるのも、気持ちを整理するための1つの手段としておすすめします。
2-4. 情報収集を通して、様々な考え方を吸収してみる
情報収集をして、様々な考え方や知識を吸収してみることで、就活に対する前向きな気持ちが持てるきっかけとなる場合もあります。
なぜなら、多くの知識や選択肢を増やすことで、これまで知り得なかった発見があり、自分自身の選択肢や可能性を広げられるからです。
情報収集の手段とは、たとえば以下のようなものです。
- 「リクナビ」や「マイナビ」などの就活サイト
- 就活関連の書籍
- 合同説明会や就活イベント
- ネット上の口コミ
これらの手段を使って情報収集をすることで、企業や社会全体を知るきっかけとなり、就活に対する見方が変わるでしょう。
補足:人と話すことも大切
周りの友人や先輩と話すことで、さまざまな価値観や考え方に触れ合うことができます。
その中には、就活をしない選択をし、他の道に歩んだ人もいるでしょう。
こうした人それぞれの生き方や多様な選択肢を知ることで、広い視野が養われます。
1人で抱え込んでいると、どうしても狭い視野の中で物事を取捨選択するという偏った思考になってしまうため、積極的に周りの気軽に話せる人たちと交流しましょう。
ここまで読んで「よく考えてみると、自分は就活や社会に関する情報や知識をがあまりないな……」という方は、この機に是非情報収集をしてみてください。
この章では、就活をしたくない時の対処法4選についてご紹介してきました。
しかし、「それでも就活は嫌だ」と感じる方も中にはいらっしゃるでしょう。
そこで次章では、就活以外の方法4選を徹底解説してきます。
3. それでも就活をしたくない場合は?就活以外の方法4選を詳しく解説
ここまでの記事を読んで「やっぱり就活はしたくない」という方向けに、就職以外の別の手段を4つご紹介していきます。
それぞれ、順に見ていきましょう。
3-1. フリーターになる
学校を卒業して正社員として就職するのではなく、フリーターとして働く方法もあります。
事実、フリーターとしていろいろな仕事を経験してから、自分に向いている仕事を探す方も多くいます。
フリーターは、働く時間を自由に決めることができ、勤務時間をシフト制にすることが多いため、自分のライフスタイルに合った働き方を実現できます。
しかし、フリーターは正社員と比べて給料の安定がない点がデメリットです。
また、フリーターは既卒扱いになり、就活を再開する場合も、日本では「新卒」を重視している企業が多くあるため、中々思う通りに就活を取り組めないことも本音です。
既卒とは?
大学・大学院・専修学校・短期大学などの高等教育課程を修了・卒業し、正社員として働いたことがない人を指します。
そのため、フリーターになることを考えている方は、デメリットもしっかり把握した上で決断するようにしまよう。
3-2. 大学院に進学する
卒業して就職するのではなく、大学院に進学して勉強や研究を続けることも一つの選択肢です。
大学院に進学することで、就活の時期を先に延ばせるので、自分のキャリアプランをじっくり考える時間が増えます。
また、学部卒よりも大学院卒の初任給が比較的に高い場合が多いため、高給料を狙える点もメリットです。
その反面、大学院進学には膨大な学費と勉強量が必要になるため、ご自身の経済状況を考慮し、「なぜ進学するのか」「何を学びたいか」という目的を明確にした上で、納得のできる判断をしましょう。
3-3. 海外留学・ワーホリをする
大学卒業後に、海外留学や海外で就労するワーホリをする方もいらっしゃいます。
海外留学やワーホリを通じて、様々な価値観や考え方に触れ合い、自分のやりたいことが明確になったり、人生の選択肢を広く考えられるようになったりする可能性もあります。
また、語学力や多様性などグローバル感覚を身につけることができ、就活の際にそれが有利に働く点もメリットです。
ただし、海外留学やワーホリをするためには、多額な資金が必要になります。
海外留学はもっとも、ワーホリの場合も初期費用や就労手続きなどで膨大な費用がかさみます。
そのため、まずは海外留学やワーホリをする目的を明確に定め、家の経済状況を考慮した上で判断しましょう。
3-4. 公務員を目指す
企業で正社員として就職する代わりに、公務員として就職するのも一つの選択肢です。
筆記試験の結果が重視される傾向にあるため、就活特有の面接やグループディスカッションが苦手な方や、学力のほうに自信がある方は公務員を目指すという道もあります。
安定した働き方も実現するため、「とにかく安定を重視したい!」という学生にはおすすめの手段の1つです。
この章のまとめ
- フリーターになる
自由な時間で働くことができ、さまざまな職場を経験することで、自分に向いている仕事を探すことができる。
一方で、フリーターは既卒扱いになるため、転職のハードルが高い。 - 大学院生になる
就活を先延ばしすることができ、学部卒よりも初任給が高い傾向にある反面、膨大な学費と勉強量を要する。 - 海外留学・ワーホリをする
グローバル感覚が身につく上、さまざまな価値観や考え方に触れ合うことで視野や選択肢を広げることができる。
一方で、多額な資金を必要とする。 - 公務員になる
仕事を失うことはないので、安定性を重視したい方にはおすすめである。
ここまで、就職以外の方法4選についてご紹介してきましたがいかがでしたか。
就職以外の方法も様々な選択肢があり、就活が全てではないことが分かりました。
しかし、上記ご紹介した方法は、その道に進む明確な目的のある方におすすめできる選択肢であり、なんとなくの理由で新卒で就活をしないのは様々なデメリットがあります。
そこで次章では、就活をやらなかった場合に考えられるリスク3選について詳しく解説していきます。
4. 就活をやらなかったらどうなる?考えられる3つのリスク
ここでは、就活をやらなかった場合に考えられるリスクを3つ解説していきます。
順番に見ていきましょう。
4-1. 一旦既卒になってしまうと就職のハードルが高くなる
一旦既卒になってしまうと、正社員としての就職のハードルが高くなります。
なぜなら、既卒は新卒と比べて募集求人数がかなり少ないうえに、社会経験が乏しい人材は企業も積極的に採用したがらないからです。
実際に厚生労働省の調査では、フリーターに対してネガティブな印象を持つ企業の7割が「根気がなくいつ辞めるかわからない」という認識であることも分かっています。
「根気がなくいつ辞めるかわからない」(約7割)が一番多く、その次に多いのは「年齢相応の技能、知識が ない」、「職業に対する意識などの教育が必要」という回答です。
出典:厚生労働省
この点から、特にフリーターを検討している方は、今後のキャリアをしっかり見据える必要があります。
4-2. 一生の一度のチャンスを見逃してしまう
「新卒採用」の選考を受けられるチャンスは一生に一度しかありません。
特に、日本の企業は新卒を重視しているため、新卒は比較的に就職しやすいです。
また新卒では、経験や専門知識の有無を問わず、入社後に活躍してくれそうな人材を採用する「ポテンシャル採用」を利用しているため、自分なりの強みや魅力があれば、大企業であっても就職できる可能性があります。
4-3. 金銭的なデメリットがある
正社員と正社員以外の給料を比較すると、正社員以外の人の給料のほうが少ない点もリスクです
事実、ハタラクティブの調査によると、20代における正社員と正社員以外の月平均給料の差は約3~5万円あると分かりました。
年齢 | 正社員 | 正社員以外 |
20~24歳 | 21万4600円 | 18万900円 |
25~29歳 | 24万9500円 | 19万8900円 |
上記のように、正社員は月20万円以上の給料があるのに対し、正社員以外の人は月20万円を下回っています。
このことから、金銭面においても新卒で就活をしないのはリスクであると言えます。
ここまで就活をやらない場合に考えられるリスクについてご紹介してきました。
次章では、就活をすべき理由について解説していきます。
5. 就活をしたくなくてもすべき3つの理由
就活をしたくなくても、以下の3つの観点から就活を出来ればすべきです。
順番に見ていきましょう。
5-1. 新卒ならではのメリットが多い
4章でもご紹介した通り、新卒ならではのメリット面が多いため、出来れば就活をするほうが良いです。
なぜなら、日本は独自の「新卒採用制度」を重要視しているからです。
ここで再度、新卒で就活が有利な点を以下ご紹介しておきます。
- 新卒の求人数が多い
- スキルや経験がなくても就職しやすい
- 安定した収入を得られる
- 今後のキャリアに有利である
上記のように、新卒だからこそ得られる特権が多くあり、「就活したくない」という曖昧な気持ちで新卒を捨ててしまうことは、長期的に見て損失にもなり得ます。
5-2. 自分が思っていたよりも、案外すぐに決まる可能性もある
自分が思っていたよりも、案外あっさりと就職先が決まる可能性もあるため、就活はすべきです。
事実、マイナビの調査によると、「思ったより早く終わった」「思い通りのタイミングで内定した」という方が全体の約5割を占めていることが分かりました。
案外すぐに就職先が決まる人もいるため、「就活は何十社も応募して、何ヶ月もかけてやるものだ」という先入観を持ってしまわず、まずは行動に移してみることをおすすめします。
ただ、就活の期間は個人差があり、個人の運や力量にもよって内定のスピードも異なる点も留意しておきましょう。
5-3. 情報収集や行動を起こすうちに、やりたいことが明確になることもある
情報収集や行動を起こしてみることで、やりたいことが見つかり、就活に前向きになれる場合もあります。
なぜなら、「就活したくない」と思っている方の中には、実際あまり情報収集や行動をしておらず、漠然と「就活=負のイメージ」と思い込んでいる場合があるからです。
実際に、周りの友人や先輩から話を聞いてみたり、説明会やインターンシップに参加したりすることで、自分の知らなかった選択肢や知識が増え、やりたいことが明確になることもあります。
このことから、思い込みや偏見で「就活したくない」と決めつけるのではなく、実際の動いてみることで気持ちが変わる場合もあるため、就活をすべきであると言えます。
6. 就活をしたくないあなたへ|成功させるための第一歩
ここでは、就活をしたくない方向けに、今から簡単に始められることについてご紹介していきます。
順番に見ていきましょう。
6-1. まずは情報収集から手を付けてみる
まずは情報収集を行うことで、選択肢が広まり、やりたいことが明確になる場合もあります。
ここで再度、情報収集の手段を以下ご紹介します。
- 「リクナビ」や「マイナビ」などの就活サイト
- 就活関連の書籍
- 合同説明会や就活イベント
- ネット上の口コミ
「就活は情報戦」とも言われるように、自分の持っている情報や知識があればあるほど、就活の幅も広くなります。
「とりあえず就活サイトに登録してみる」「友人や先輩から話を聞いてみる」など、始めやすいことからぜひ実践していきましょう。
6-2. 自己分析をする
自己分析を入念に行い、「自分が何をしたいか」を明確にすることで、やるべきことが見え、就活をスムーズに進めることができます。
しかし、いざ自己分析を始めようとしても、何から始めれば良いかわからない方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで、自己分析の流れをまとめましたので、以下の流れに沿って行ってみてください。
- Step1. 自分を客観的に判断できるデータを準備する
- Step2. 過去の自分自身の出来事を把握する
- Step3. 過去の経験に感情を付け足す
- Step4. 過去の出来事を深掘りする
- Step5. 過去の出来事に対して「どんな行動をとったか」を考える
- Step6. 過去の出来事を振り返り「共通点」を探す
なお、自己分析で重要なのは、「自分」だけでなく「企業」視点を持ち、「就職活動で伝えやすい自分の特徴」を見つけることです。
上記を念頭に、ぜひ実践してみてください。
6-3. 就活エージェントを利用する
自分1人で解決できる自信がない場合は、就活エージェントを利用してみるのも一つの手段です。
就活エージェントとは?
就活エージェントは、専任のキャリアコンサルタントが就職活動の始めから終わりまでを支援してくれるサービスであり、1人で就活を進めるのが不安な学生にとっては強い味方です。
また、就活エージェントを利用するメリットは以下の通りです。
- 就職活動に必要なサポートを全て『無料』で受けられる
- 就活に役立つ講習・イベントに参加できる
- 表には出ていない『非公開求人』を探してきてくれる
- 特別ルートで早期内定が貰える可能性もある
上記のように、就活エージェントならではの手厚いサポートを受けることができるため、上記に一つでも魅力を感じた場合は、登録することをおすすめします。
以下では、就活生100人の口コミ評判と3つの選択基準を基に、おすすめの就活エージェントをご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
就活エージェントを評価する3つの基準
- 就職支援実績:そのサービスを利用して第一志望の会社から内定を獲得できたか
- エージェントの質:学生を客観的な目線で分析することに秀でており、自身のキャリアを設計するのに役立ったか
- サポート体制:内定まで並走し、最後まで親身にサポートし続けてくれるか
転職エージェント | 総合満足度 |
1位. キャリアチケット |
★★★★★4.5 年間1万人以上が相談するNo.1就活エージェント |
2位. Meets Company |
★★★★☆4.2 本当に自分に合った企業に出会える就活イベント |
3位. キャリセン |
★★★★☆4.1 紹介実績数1,000社以上、利用者数累計6万人の業界屈指のサービス |
4位. ハローナビ |
★★★★☆4.0 面接までのスピード感と独自診断ツールが好評 |
5位. リクナビ就職エージェント |
★★★★☆4.3 サポート充実で大手求人が豊富 |
それでは見ていきましょう。
1位.キャリアチケット|年間1万人以上が相談するNo.1就活エージェント
『キャリアチケット』は、レバレジーズ株式会社運営の、年間1万人以上の就活生が利用するNo.1就活サポートサービスです。
オリコン顧客満足度(R)調査 「新卒エージェントランキング」では、リクナビ就職エージェント・マイナビ新卒紹介を抜き、総合満足度堂々第1位を獲得しました。
他社と比較して、『量より質』を意識した質の良いサービスが高い評判を得ており、「これからの就職活動に不安がある全ての就活生」におすすめできるサービスです。
LINE面談も可能ですので、少しでも興味のある方は、以下から気軽に相談してみましょう。
キャリアチケット公式サイト:
https://careerticket.jp/
2位. MeetsCompany|本当に自分に合った企業に出会える就活イベント
『MeetsCompany(ミーツカンパニー)』とは、株式会社DYMが運営している内定直結イベントです。
説明会と選考会を兼ねた内容で、最初に参加企業(8社)が会社説明をし、就活生同士でグループワークを行い、その後、企業の人事と座談会を行います。
イベントでは、東証一部上場企業から新進気鋭のベンチャー企業まで、自分に合った様々な企業に出会うことができます。
イベント参加後は、業界知識豊富なリクルーターが内定を徹底サポートしてくれるので、就活の際には必ず登録しておきたい一社と言えます。
MeetsCompany公式サイト:
https://www.meetscompany.jp/
3位.キャリセン|紹介実績数1,000社以上、利用者数累計6万人の業界屈指のサービス
『キャリセン』は「相談」から始まる就活支援サービスで累計6万人が利用しており、紹介実績数1000社以上を誇る業界屈指のエージェントサービスです。
元人事担当者や有名なキャリアコンサルタントと1時間ほどマンツーマンの就活相談を実施する個別内定サポートや就活生に合った企業の紹介も行っており、内定獲得率5.4倍を誇っています。
また、3年以内離職率が低いホワイト企業に厳選して紹介する面談会を行う、一部の学生向けの『キャリアスカウト』の機能も大変おすすめですので気軽に登録して話を聞いてみましょう。
キャリセン公式サイト:
https://careecen-shukatsu-agent.com/
4位.ハローナビ|面接までのスピード感と独自診断ツールが好評
『ハローナビ』は、アイハーツ株式会社が提供している新卒学生向けの無料就職エージェントサービスです。
「採用担当者と座談形式で気軽に質問できる」「書類選考なく面接可能」といったサービス特徴が就活生から非常に好評です。
また、面談予約後に受けられる「可能性診断・ポートフォリオ作成ツール」により、自己PRや学チカにとても役立った、との声も多いです。
担当アドバイザーのサポートも手厚く、至れり尽くせりの就職エージェントなので、ぜひ一度登録を検討してみてください。
ハローナビ公式サイト:
https://haloonavi.com/
5位.リクナビ就職エージェント|サポート充実で大手求人が豊富
『リクナビ就職エージェント』は、リクルートが運営している就活エージェントサービスで、非常に手厚いサポートが強みです。
登録すると、コンサルタントとの面談があり、志望している業界・職種や志向・価値観に沿って最適な企業を紹介してくれます。
取り扱っている企業の数も幅広く、面接・書類対策などのサポート体制が充実しているため、ぜひ登録しておくことをおすすめします。
公式サイト:
https://job.rikunabi.com/agent/
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さいごに
ここまで、就活をしたくない理由や対処法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。
就活ではするべきことがたくさんありますが、「新卒」という特権は一生に一度のチャンスであり、メリット面が多いため、なるべく就活をしたほうがよいというのが本音です。
ただし、何より大事なことは、「自分がどんな人生を送りたいか」ということであり、就活はあくまで手段の一つにすぎないということです。
そのため、就活に対してあまりプレッシャーを持ちすぎず、まずは自分の人生軸をはっきりさせましょう。
もし1人では答えを出せない場合は、周りの信頼できる人に相談してみたり、就活エージェントを利用してみたりするのもおすすめです。
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