履歴書の狭いスペースを最大限活かす転職自己PRの書き方

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履歴書 自己PR

転職活動をしていて必ず提出をする履歴書ですが、「自己PR」をどのように書けば良いか悩んでいませんか?

履歴書はスペースも限られているため志望動機をどのように書けば良いのかと悩む方は多くいるのです。

転職コンサルタントとして多くの履歴書を添削してきた経験からお話しをさせていだくと、「自己PR欄などのない履歴書を選ぶことが一番」です。

今回はその理由と、記入欄があった場合の「落ちない履歴書」の書き方をご紹介していきます。

  1. 自己PR欄などのない履歴書を選ぶべき理由
  2. 履歴書に「自己PR欄」が設けられていた場合の書き方ポイント2つ
  3. 自己PRは志望動機の中でアピールすべき理由
  4. 志望動機の中で上手く自己PRを盛り込むノウハウ
  5. 自己PR欄が別に設けられていた場合の書き方2ステップ

これを読めば履歴書でのアピール方法が分かり、印象をグッと上げることができるでしょう。

1. 自己PR欄などのない履歴書を選ぶべき理由

履歴書の自己PRはどのように書けばよいですか?

転職コンサルタントとして、多くの転職希望者の方とお会いしているとこういった相談がよくあります。私は、「自己PR欄などのない履歴書を選びましょう」と強くオススメしています。

その理由は以下のとおりです。

  • 書類選考の多くは“職務経歴書”によって行われ、履歴書は人事情報として保管するもの
  • 履歴書は限られた情報しか伝えることができないため、いかにマイナス点を取らないかが重要

つまり、「自己PR欄などのない履歴書」を選べばマイナス点を取ることもないということです。

また、履歴書のみ提出で書類選考をするという場合もありますが、その場合は「面接重視」の選考としており、上記の理由が同様に当てはまります。

2. 履歴書に「自己PR欄」が設けられていた場合の書き方ポイント2つ

先にお話ししたように、出来る限りマイナス評価を避けるためには「自己PR欄」などのない履歴書を選ぶことをオススメしますが、企業から指定をされた履歴書などの「自己PR欄」が設けられているものを使う場合の書き方のポイントをご紹介します。

履歴書『自己PR』の書き方ポイント2つ

  • 「志望動機」の中に自己PRを盛り込む
  • 「面接のときに聞かれるためのインデックスである」ということを意識し、最も伝えたいことを一つに絞る

履歴書は、職務経歴書と違って枠が決まっていて、書ける量も限られているため書き方のポイントをおさえてマイナス点を取らないようにすることが重要です。

実際の書き方を次から紹介していきます。

3. 自己PRは志望動機の中でアピールすべき理由

「履歴書では自己PRを中心にすべきでしょうか」

転職コンサルタントとして多くの転職希望者の方と接しているとこういった相談をよく受けます。この場合は先にお話ししたように、「自己PRは志望動機の中でアピールしましょう」と強くオススメしています。

なぜなら

  • 履歴書の欄はスペースが狭く、限られた中でいかにマイナス点を取らないかが重要
  • 人事は中途で採用をする際「入社意欲の高さ」と「一緒に働ける人材か」ということを知りたい
  • 履歴書で書くことは面接のためのインデックス

だからです。履歴書は、限られたスペースでいかに「応募先企業のどこに惹かれていて」「自分には何が出来るのか」を伝えることが重要なのです。

4. 志望動機の中で上手く自己PRを盛り込むノウハウ

先にお話ししたように、履歴書の記入欄はスペースが限られているため、いかにポイントをおさえて仕上げるかが大切です。それでは、限られたスペースでも効果的に伝える書き方のステップを3つご紹介します。

志望動機の正しい書き方3ステップ

  • STEP1. 応募企業に惹かれている理由
  • STEP2. 事業・ポジションに惹かれている理由
  • STEP3. 応募企業・事業・ポジションに貢献できる根拠

この3つのステップを意識して簡潔にまとめるようにしましょう。

詳しい書き方が知りたい場合は 「転職者のための完璧な履歴書『志望動機』の書き方3ステップ」を参考にしてください。

5. 自己PR欄が別に設けられていた場合の書き方2ステップ

履歴書の中には「自己PR」の欄が志望動機とは別に設けられている場合があります。

その際は、志望動機欄の中で書ききれなかったアピールポイントを盛り込むようにしましょう。

自己PRの書き方には順を追って考えると必ず良い自己PRが書けるステップがあります。

自己PRの書き方6ステップ

受かる職務経歴書の自己PR|誰でもすぐ書ける6ステップ」で詳しく書いていますが、このページではダイジェスト版として、特に重要な「PRを考える2ステップ」をご紹介します。

5-1. PRする強みを1つ選ぶ

まず初めのステップでは、自己PRする自身の強みを考えます。一般的にPRする強みは、以下の3つに分類されます。この中から「もっとも自分がPRしたい強み」を一つ選択して下さい。

  1. 実績や経験をPRする
  2. 資格やスキルをPRする
  3. 身に付いた力をPRする

(1)実績や経験をPRする

自身のキャリアの中で、成功した仕事を振り返りましょう。その仕事を実現するために、「どんな目標に対して」「どう取り組み」「どんな結果が出たか」を整理します。

一方的に実績を書き連ねるだけでなく、「環境が変わっても同じ成果が出せる」事をPRするため、背景の情報も併せて言語化しておくことがポイントですよ。

(2)資格やスキルをPRする

志望企業が求めているスキルと合致した資格やスキルをアピールしましょう。

ただし、取得した資格数ばかりをPRしてはいけません。「資格取得が目的になる」PRはNGですよ。志望企業での働き方や活躍が目的である姿勢を力強く伝えると、自己PRだけでなく強い志望動機にもなります。

(3)身に付いた力をPRする

「周囲を巻き込みながら仕事を進めていく事が得意」など、身に付いた力をPRする事も一手です。

自己PRする強みが見つからない場合は、自己分析から自分のCanを整理する事が必要です。「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」を参考にして下さいね。

5-2.フレームワーク自己PRの書き方を学ぶ

自己PRする自身の強みを明らかにした次は、いよいよ自己PRの文章を書いていきます。ここでは、誰でも「受かる自己PR文」を書けるフレームワークをご用意しました。

自己PRのフレームワーク

自己PRは、単に実績・スキル・身に付いた力を羅列するものではありませんね。採用担当者に、「どんな実績を出し」「どんな力を得て」「どう企業に貢献できるか」を分かりやすく伝える文章です。

以下に、自己PRの書き方をフレームワークを活用した例文をもとにご紹介します。

フレームワーク 自己PR例
PRタイトル 【顧客の潜在ニーズを聞き出すソリューション営業が強み】
仕事内容 入社以来5年間、大手顧客を中心とした営業職に従事してきました。営業場面で拘っている事は、単なる状況ヒアリングに留まらず、顧客の戦略や事業の仮説をぶつける事です。

顧客の潜在ニーズを聞き出す事で、深い顧客理解をベースとしたソリューション営業を心掛けてきました。

結果 結果、多くの顧客から「○○さんが一番うちの事を知っている。〇〇さんにお願いしたい。」と指名を頂くようになりました。
入社以来、継続的に売上を20%アップさせる事ができ、昨年度は営業全体のMVPを頂く事ができました。
得た強み この経験から得た「顧客の潜在ニーズを聞き出す」「顧客の課題解決を行うスタンス」が私の強みです。
企業に貢献できる事 私の強みを活かし、より深く提案営業を追求したく、貴社の企業コンサルタントとして顧客に貢献し、成長していきたいと考えています。

上記5つのフレームワークに沿って自分の経験/強みを書いていくと、自己PR文になります。ぜひ言語化した自分の強みを整理して、自己PR文を書いてみて下さいね。

PRタイトルにはこだわって!

自己PR文を書く際に、最もこだわって欲しい点はPRタイトルです。PRタイトルは言わば「あなたらしさが表れた名刺の肩書き」のようなもの。書類選考後の面接でも必ず聞かれる部分です。

PRタイトルを付ける際は、「ソリューション営業が強み」といった1テーマの言葉に終わらず、仕事のプロセスも併せて書きましょう。あなたらしさがぐっと高まる強みになりますよ。

例:「行動量」→「どんな欠点もカバーできるだけの行動量」

例:「愚直さ」→「目標に向かって、地道に進み続ける愚直さ」

例:「実行力」→「やると決めたらどんな時も逃げない実行力」

例:「営業力」→「顧客との対話を何よりも重視する営業力」

まとめ

繰り返しになりますが、履歴書はいかにマイナス点を取らないかが重要なため、「自己PR欄」などのない履歴書を使うことをオススメします。

自己PR欄のある履歴書を使う場合には、限られたスペースを上手く活用し、「入社意欲の高さ」「一緒に働ける人材か」を伝えることが重要です。

今回ご紹介したポイントをおさえて「落ちない履歴書」を目指しましょう。

また、上記以外についても職務経歴書や履歴書でお困りの方は、転職エージェントに聞くのが手っ取り早くおすすめです。その際は無料で上手く転職エージェントを利用しながら簡単に職務経歴書を作成する方法をまとめた『職務経歴書の添削に強いおすすめ転職エージェントと活用法』をご参考ください。

※転職エージェントを利用する際の注意点

転職エージェントは完全無料で使えますが、あなたが内定・転職すると企業側から多額の報酬(提示年収の30%前後)を受け取っていますので、言葉巧みに転職へ誘導してきます。

彼らの営業トークにのせられて焦って転職先を決めてしまうことだけは避けてください。

リクルートエージェント』のような大手エージェントは本気で転職を検討していればおすすめですが、担当のノルマも厳しいため注意しないと営業トークにのせられます。

転職検討段階やまだまだ悩んでいるという方は、商売っ気が少なく親身に相談にのってくれる『DODA』や『パソナキャリア』のような中堅エージェントがおすすめです。

転職活動中はとなりの芝は青く見えるものですから、注意しながら次の可能性を探して下さい。

あなたが最高の転職をできることを陰ながらお祈りしております。

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