看護師は辛いと感じる人に捧ぐ!本質的なストレス解消法

看護師 ストレス

「人間関係がストレス過ぎて、毎朝早くに起きれない」「ストレスのせいで入職から10キロも太ってしまった」看護師という最もストレスフルな職に就かれている方の中にも、同じような悩みを持たれているかたも多いのではないでしょうか?

私はこれまで様々な看護師の方々に転職エージェントのクライアントとして会ってまいりました。その中でやはり、独特の人間関係や人の命を扱う責任の重さからとてつもないストレスを抱えてしまった結果、心身に影響が出てしまっている方を非常に多く見てきました。

そこで、看護師のストレス対処方法に就いて、ストレスの原因を明らかにしたうえでご説明したいと思います。

  1. 他人事じゃない 看護師によくあるストレス反応
  2. 最適なストレス管理法=ストレスコーピングの実践

「ストレスコーピング」というと看護師試験のことを思い出してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでは理論ではなく、どうやって実践するかを主眼に置き、看護師の皆様にも具体的なアクションに落とし込めるように解説したいと思います。

<2019年3月:最新情報>

3月は、転職活動を開始するには最高のタイミングです。大手から中小まで、病院、企業が募集しており、最も選択肢が広がる貴重な時期です。

一方で、多くの求職者が動く時期でもあるため、人気の求人は短期間で定員に達してしまう場合があります。良い求人を確実に手に入れるために、可能な限り早いタイミングで転職活動を開始すべきです。

そのため、以下の簡単なステップで早めに転職を開始しましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『看護roo!』『ナースではたらこ』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※3月は求職者数が多く、転職エージェントの担当者は、より多くの人のサポートを行います。登録後、転職エージェントからの連絡に可能な限り細目に対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。


1. ストレスを溜めてしまうとダメな本当の理由

ストレスはもちろん自分自身に溜め込みたくは無いものです。

それでも看護師の方にとっては毎日訪れる仕事自体がストレスの根源になっているようです。

そしてストレスにより心身に影響が出てしまう、といったことは、看護師に於いては特に多いかもしれません。

私が過去に転職志望者として面談に来られた看護師の方々の事例を幾つかご紹介したいと思います。

これを見ると、悩んでいるのは自分だけではないことがわかるかと思います。

1-1. 都内大手病院に務めるAさんの場合

大手病院勤めの看護師の方は特にストレスを感じることが多いようです。

なぜなら大手の病院は巨大な組織として出来上がっており、組織における人間関係が政治的な側面もあって非常に難しいからだと思われます。

また、訪れる患者さんも非常に多く、仕事に対するプレッシャーも非常に大きなものになるようです。

私のところに転職相談にいらしゃったAさんがまさに大手病院での仕事に感じるストレスに悩まれていたようでした。

口コミ・評判

大手病院勤務の Aさん( 3年目 )
 

看護師3年目です。都内の〇〇大学付属病院で働いています

先輩看護師との人間関係にうまくいっていない、というのが正直なところです。

自分のミスも人に押し付けて来て、私も何度も被害に合いました。

それでも先輩の言うことは絶対なので、私もいつも謝ってばかりいる、そんな状況です。

毎日朝起きて仕事に行くのが辛くて、ストレスで押し潰されそうです。

もともと朝は強くて、忙しい時に5時に起きることももそんなに苦ではなかったのですが、最近は6時に起きるのも辛くて、ギリギリに出勤している毎日です。

最近は、ストレスのせいか、帰りもただでさえ遅いのにコンビニによってお酒とおつまみを買ってきて飲んでしまったり、友達との飲みの時にもいっぱい飲んでいっぱい食べてしまいます。

それもあって、入職時と比べて15キロも太ってしまいました

たまの合コンなんかでも、男性に誘われる頻度も劇的に減ってしまいました。こんなことをエージェントさんにお話するのも変なのですが・・・。

とにかくストレスのせいで自分自身の心と体にこんなに影響が出るなんて耐えられなくて、まずは環境を変えたいと思ってご相談に来ました。

彼女は後に地元(地方)の町のクリニックに看護師として転職することになり、同僚の方々ともうまくいっていて、毎朝早めに出勤しては事前準備にも励んで周りの看護師さんやお医者さんからも非常に感謝されているということです。

悩まれていた体型についても元通りになり、ついには御結婚されるにまで至ったと連絡を頂きました。

それでは、この病院に残ったままでのストレス対処は出来なかったのか、そもそもストレスをどうして感じてしまったのか。

あとの事例と含めて後の章でご紹介したいと思います。

1-2. 郊外クリニックに務めるBさんの場合

今度は郊外のクリニックに務めるBさんの事例をご紹介します。

病院ほどでは無いにせよ、どうやら町のクリニックでもやはりストレスは感じるとのことで、私のところに転職相談にいらっしゃいました。

口コミ・評判

クリニック勤務のBさん( 1年目 )
 

看護師1年目の新人です。

私は〇〇市内の〇〇クリニックに勤めております。

一緒に働いている先輩やお医者さんの先生たちもすごくいい人達です。丁寧に教えてもくれますし、仕事終わりにご飯にも連れて行ってくれて、悩みも聞いてくれます。

ですが、私が向いていないのかミスばかりをしてしまって、いつも先生達に迷惑をかけてしまってます。

あまりにもミスが多くて、普段は温厚な先生にも怒られてしまうことも起きてしまいました。

私もなんだか塞ぎこんでしまい、本当に大事な患者さんのことも考えられなくなってきてしまいました。

患者さんよりも自分の仕事が早く終わることを優先的に考えてしまって、閉院直後に来られた患者さんも追い返してしまいそうになったこともあって、又それについて先生に怒られてしまいました。

追いつめられてパニックになってしまったのだと思います。

「新人なのだからミスするのは当たり前」と言われますが、流石に今の職場にいるのは苦しくなってきました。

最近は、好きだった映画や音楽にも興味がなくなってしまい、ボーッと家でテレビを見ているようになっていまいました。

ある友達から「環境を変えてみるのもいいんじゃない?」と言われ、今回伺いました。

私はこの方はまだ今のクリニックでもやっていく価値があるというふうに感じました。

と言うのはよくよく聞いてみると、そのクリニックの先生もあえて厳しくご指導されているように感じたからです。

私はBさんにはストレスの捉え方も重要なんだということを申し上げました。

結果、Bさんはクリニックで立ち直ることができ、今でも先生からは感謝されるようになったとのことでした(この件に就いて同クリニックの先生には一切事情は伝えなかったことは言うまでもありません)。

1-3. 地方の中堅病院に務めるCさんの場合

次に、地方病院から状況するために相談にいらしたCさんの事例をご紹介しようと思います。

口コミ・評判

地方病院勤務のCさん( 4年目 )
 

〇〇県のの病院で看護師を4年やっております。

地方の病院ということもあって、圧倒的に看護師の数が足りていないこともあって、一人あたりの業務量がとても多いです。

いつも夜中まで残って仕事をしているという状況で、患者さんを助けなければならないという責任の重さからストレスをいつも感じています。

そのせいで、友達と会って遊ぶことも減ってしまい、たまに友達と会う機会でも仕事のことが気になって楽しむことが出来ません

この間は、仕事に向かう途中にも車を運転していて事故をしてしまいした

幸いにも大きな事故にはなりませんでしたが、相手からは怪我をして医者からの診断書を警察に提出したことから人身事故になってしまいました。

今の病院で人が悪いということはありませんが、とにかく今の自分に仕事を処理しきれません

このままではもっともっとミスをしてしまいそうで大きな問題になる前に、別のところに転職したいです。

この方は仕事量の多さ、そして看護しての責任の重さからストレスを感じているとのことでした。

私は看護師とは別の仕事を勧め、結果としてMRへ転職することになりました。

というのも、御本人は看護の仕事が好きで、医療には関わっていたいとの要望が強かったためです。

ストレスを溜めるとダメな本当の理由

  • 自分の身体に対する影響を与えるため。(例:体重が15キロ増えてしまった)
  • 自分の精神に対する影響を与えるため。(例:何にもやる気がなくなってしまう)
  • 普段の生活に支障が出るため。(例:もともと朝が強かったのに、全く起きれなくなってしまった)

2. 最適なストレス管理法=ストレスコーピングの実践

一般的に、ストレス反応が発生するまでのプロセスとして下記図のようになります。

ストレス発生のプロセス

(出典:http://www.nivr.jeed.or.jp/download/center/jdsp_material10.ppt)

これを見ると、ストレス対処をするのは、きっかけとなる出来事であるストレッサーの発生とその出来事に対して自分がどのように感じたかという自己評価を経てから行うものになります。

それでは具体的にどういったストレス対処法になるのか、次にご説明します。

2-1. ストレスコーピングの進め方4ステップ

ストレスコーピングの進め方

(出典:http://www.nivr.jeed.or.jp/download/center/jdsp_material10.ppt『ストレスに負けない技術ーコーピングで仕事も人生もうまくいく!』田中ウルヴェ 京 (著), 奈良 雅弘 (著))

(1) まずはストレス反応を鎮める

上記でもご説明したように、ストレス反応と言うのは、いうなればストレスに対する対処をした結果自分自身の心身に現れるものですので、その反応が辛いものである場合は、まずはそれを鎮める必要があります。

というのも、自分のストレスコーピングを知る上ために冷静に考える時間が必要です。

そのためにも反応を抑えるというプロセスから始める必要があります。

それでは具体的にどういったものでしょうか。

Aさんの場合

例えば1章でご紹介したAさんの場合に出てきた反応としては「15キロも太ってしまった」ということがありました。

こういった反応の原因がストレス状態にあるわけですが、「15キロ太った」こと自体に対しては別の対処方法があります。それは例えば「運動をすること」です。

それで実際に運動をして痩せ始めると、今度は自信がついてきます。自信がついてくると、自分がストレスを感じていた状況を冷静に振り返ることが出来ます

Bさんの場合

Bさんの場合であれば、ストレス反応は「何にも興味が持てなくなってしまった」ということでした。

ではまた新たに何かに興味を持つにはどうすればいいか。もちろん方法は様々ですが、Bさんが実際に取った行動は友達とあって会話をすることでした。

まずは人に会って話してみる、そうすると様々な話題が出てきます。仕事の話、ファッションの話、最近の恋愛の話、芸能人の話等、様々。誰かが話題を切り出してきた時に、「なるほど、それって面白いのかも」ということは自然に思いやすいですよね。

(2) 対処の方向性を考える

実は前にも申し上げた様な「ストレス反応を鎮める」ということは実際に非常に多くの方が取り組んでおられます。

ダイエットのために運動を始める、女子会で友達話す、等既に対応はなされているようです。

ストレスへの取り組み方法は大きく次の2方向に分かれます。

・ストレスの原因であるストレッサーを除去・軽減させる

・自分のストレッサーに対する評価を変える

(3) ストレッサーを除去・軽減させる

実は先の転職相談にいらっしゃった方々、彼女達の選択はストレッサー除去だったと言えます。

すなわち、職場での人間関係や業務量等のストレッサーを「転職」という選択によって除去するという選択を考えていたわけです。

若しくは院内異動というのも、要するに今の環境をストレッサーであるという考えからすると、ストレッサー除去の一つといえるでしょう。

(4) 自分のストレス評価を変える

ストレス発生のプロセスの際にもご説明しましたように、斯様なストレス反応が発生するのはそもそも御自身のストレッサーに対する評価というのが起因しています。

例えば先の事例でのBさんは、自分自身がミスを重ねた時に「あぁ、自分がまたミスして迷惑をかけてしまった。自分が全部悪いんだ」と評価していたためにミスに対するストレス度合いが大きなものになってしまったように思います。

ですが、ミスをするというのは自分の欠点に気づけるとても貴重な体験なのだという発想をもつことが、より生産的だと思います。

従って、「ミスをしてしまって私はダメだ」ではなく、「こんなに沢山自分の治すべき点が見つかった!明日から治そう!」と考えて見てはいかがでしょうか。

2-2. ストレス・コーピングをする上での心構え

ストレスを溜め込まない

端的に言うと、ストレスは溜め込まないことが最も重要です。

溜め込む、と言うのは、ストレッサーも自分だけで評価してしまい、自分だけでストレスに対処しようとしてしまうことです。

実はストレス発生のプロセスのどの段階においても、自分自身の考え方の特徴が影響していると同時に、周囲からのサポートを得ることができます。

他人を巻き込む

例えば、ストレッサーに対する評価でも、友達に相談してみて起きた出来事に就いてどう思う聞いてみることが出来ます。

又、ストレス対処の初期段階としてストレス反応を鎮めるという点でも、友達と飲みに行くということで他人を巻き込むことも出来るわけです。

これは飽くまで私の持論ですが、ストレス・コーピングとは「他人を巻き込む」という点が最も重要だと考えます。

転職エージェントに相談する

もし今の自分の問題を友達や親にも相談しづらいといった時には、転職エージェントに駆け込んでみてください。

正直に申し上げると、転職相談を受ける方々の多くが他人に相談しづらい問題を抱えています。従ってそういった重大な、若しくはある種恥ずかしい問題を抱えている方を多く見てきた転職エージェントへの相談は、個人的には最もおすすめするアクションです。

どの転職エージェントに相談するべきか?

私自身は、総合的な転職エージェントに勤めておりますが、辞めたいとお考えの方が相談するのに最適な看護師専門の転職エージェントを下記に御紹介します。

まずはあなたの状況を相談してみて、転職するかどうか決めてみましょう。

当然ながら、利用は完全無料で、転職エージェントに登録したからといって必ず転職する義務は全くありません。

※中には悪質で強引なエージェントもおりますので、こちらでは大手が運営していて業界の中でも評判の良いエージェントのみ、厳選して紹介します。

ただし、担当者によって合う・合わないがあると思いますので、できれば2〜3社に相談してみることをおすすめします。

(1)看護roo!

看護roo!』は東証一部上場企業の株式会社クイックによって運営される看護師向けの転職サイトで、求人数・決定数・満足度ともにTOPクラスです。全ての方にオススメで、必ず登録することを推奨します。

担当者もとにかく親身になってくれると評判で、転職するべきかどうかといった話からフラットにアドバイスをくれます。

(もちろん、担当者によりますから、合わないと思ったら他社を当たりましょう)

(2) ナースではたらこ

ナースではたらこ』はアルバイトの求人媒体「バイトル」なども手掛ける、大手人材会社のディップ株式会社が運営する看護師向け転職サイトです。

看護roo!と同様、とにかく親身な対応が評判で、転職した後でも1年間はサポートを続けてくれます

一見、求人は少なく見えますが、求人に関しても行きたい病院を指名できる、「逆指名」を行なっていますので、下記のように気になる病院があれば求人を探してくれます。

(3)看護のお仕事

看護のお仕事』は日本最大級の看護師向け転職サイトで、全国の方から求人・サポート共に評価が非常に高いです。

公開求人だけでも全国で5万件以上、ネットには出せない良質な非公開求人も豊富(12万以上の事業所)があるため希望の転職先が見つからない..ということはほぼありません

電話にはなりますが、面接~退職の手続きまで徹底的にサポートしてくれるだけでなく、入職後もフォローしてくれるので、登録すれば心強い味方になるはずです。

ちなみに派遣の求人に関しても『看護のお仕事(派遣版)』という特設ページがあるくらい力を入れていて、派遣の求人を探す方にもおすすめです。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介しました事例の中で、自分に当てはまると少しでも感じたら、他人へ相談しましょう。

「そんなの大した問題じゃなかったんだ!」と相談した結果なるかもしれませんし、それが自分の環境も変えずに住むベストな状態だと言えます。

皆さんの今後の大健闘を心から願っております。