
「SEに強い転職サービスってどこだろう」と探していませんか?
実際SE転職は、難易度が高いため転職活動の途中で挫折する方が多く、転職サービスの選び方によって命運が分かれます。
本記事では、転職コンサルタントの私が、SEの方200人に実施した独自のアンケートを元に、『SE転職で失敗しない方法』と『おすすめの転職サービス』を紹介します。
- 転職活動はやらねば損!強気に一歩踏み出そう!
- SE転職でつまずく3つの理由
- SE転職で失敗しない5つの対策
- 転職エージェントを活用しよう
- 【目的別】SE(システムエンジニア)におすすめ転職エージェント15選
- 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
- 【図解】転職エージェント利用の流れ
- 【目的別】SE(システムエンジニア)におすすめ転職サイト11選
- 転職サイトをより効果的に利用するための5ポイント
- SE転職の基本ノウハウまとめ
- SE関連記事まとめ
- SEの転職でよくあるQ&A9選
全て読めば、SE転職の全体像と、あなたが本当に使うべき転職エージェント・サイトがわかり、転職を成功させることができるでしょう。
もし、おすすめの転職サービスを早く知りたい場合は、以下よりスキップください。
→スキップする(5章:【目的別】SE(システムエンジニア)におすすめ転職エージェント15選へ)
1. 転職活動はやらねば損!強気に一歩踏み出そう!
SEとして働く方であれば、今の職場に以下のような面で不満を持って転職を考えているのではないでしょうか?
- お客様に近く、システム全体に関わる上流工程の仕事をしてみたい
- 単調な仕事ばかりでつまらないし、やりたい仕事をやらせてもらえない
- 毎日終電まで残業でプライベートの時間がない上に、給料も低い
私は、SEの方の転職をたくさん支援してきましたが、SEの方であれば気軽に転職に向けて1歩踏み出すべきだと考えています。
そう考えるのは以下の理由からです。
これらの理由を今まで直接対話してきた方のエピソードを交えながら説明していきます。
1-1. 転職で理想を実現している人がたくさんいるから
転職に向けて一歩踏み出すべき理由の一つが、気軽な気持ちで転職活動を始めた方の多くが理想の職場を見つけているからです。
実際のところ、約3人に2人が転職に『満足』と回答するなど、理想を実現された方も数多くいらっしゃいます。
たとえば、以下のような方もいます。
一概にSEといえども、業種・会社の特性・働き方によって、SEの待遇やキャリアパス、得られるスキルが全然違います。
そのため、少しでも今の職場に不満があるのであれば、一歩前に出て見渡してみることで、理想の職場に巡り会える可能性が生じます。
反対に何もしないと、今の悩みを解決できる可能性はほとんどありません。
1-2. 転職しなくても現職でスッキリして働けるようになるから
転職活動を通して心のモヤモヤが晴れて、現職でスッキリして働けるようになる方が多くいます。
大手Sierに在籍し、今の待遇には満足しているものの、SEとしてのスキル面で不安になり、転職活動をしました。
ただ、求人を見たり、SEに詳しい転職エージェントの話を聞いたりしていると、転職するよりも、いまの会社で開発案件のリーダー経験を積むことで、理想のキャリアを実現できると分かりました。
おかげで今までのモヤモヤがなくなり、転職がちらついていた以前よりも目の前の仕事に集中できるようになりました!
結果、転職はしませんでしたが、転職活動を行ったことは自分にとって大きなメリットとなりました。
Yさんは、漠然とした将来への不安から転職活動を決意されました。
しかし、きちんとキャリアを考えて情報収集をした結果、自身のキャリアビジョンが明確になり、「今の会社に残る」という結論を出しました。
それまで、モヤモヤと転職について考えていたのがスッキリし、前よりももっと仕事に打ち込めるようになったとのことです。
このように、一度転職活動をして「残る」という決断をしても、その後のキャリアに大きくプラスになっているケースは非常に多いです。
そのため、少しでも現状に不安があったら、転職活動を行うことをおすすめします。
1-3. いま踏み出さないと将来後悔するから
チャンスがあるうちに転職活動に踏み出さなかったことで、大きな後悔をしている方も多くいます。
転職がちらついた時に、動かなかったことを後悔している人はたくさんいます。
特に、歳をとってからスキル面に自信がないと、身動きが取れなくなり、若いうちに転職を真剣に考えなかったことを後悔します。
SEの方はよくご存知かと思いますが、SEの仕事は以下のようにピラミッド構造になっています。
下請けの会社になればなるほど、単純作業が増えてしまい、高度なスキルが身につきにくいです。
また、歳をとればとるほど転職に不利になるため、特に下請けでSEをされている方はなるべく早く動かないと取り返しがつかなくなります。
元請となる大手SIerのSEは狭き門ですが、最近はWeb会社の自社SEを始め、社内SEの求人が多くなっているので、スキルを身につけるチャンスのある転職は実現しやすいです。
1章のまとめ. 悩んだ今動き出そう
この章で伝えたかったのは、転職について考えた今、なるべく早く一歩目を踏み出そうということです。
多くの方が転職のような面倒なことを後回しにしがちですが、思い立った今動かないと「今のままでいいや」という感覚が芽生えこのままズルズルいく可能性が高いです。
そうすると5年後、10年後に思い出した時ずっと後悔することになってしまいます。
特に今、スキルが身につく仕事をできていない方は後になればなるほど不利になっていきます。
『5.【項目別】SEにおすすめ転職エージェント15選』で転職の際におすすめなエージェントを紹介しているので、まずは気軽な気持ちで相談してみることをおすすめします。
参考. SEは転職しやすいの?
結論、全体感だけで言えば、SE転職はしやすいです。
実際に、有効求人倍率で見ても、全職種平均で1.86に対して、SEが該当する技術系(IT/通信)だと7.84あり、人手不足であることが分かります。(参考:doda 2021年6月)
業種 | 有効求人倍率 |
技術系(IT・通信) | 7.84 |
参考:全職種 | 1.86 |
とはいえ、条件の良い会社へ転職することは簡単ではありません。
SEとして、自分のキャリアや転職活動について深く考えずに済むのは、新人レベルの給与レンジになってもいいとか業務内容は選ばないとかいう場合だけなので、油断せずしっかりとした対策をする必要があります。
2. SE転職でつまずく3つの理由
SE転職で失敗しないようにするために、以下の3つの理由を知っておきましょう。
2-1. キャリアに対する考えが浅い
まず、キャリアに対する考えが浅いSEの方は、転職でつまずくことが多いです。
というのも、企業側としても「活躍するイメージがわかない」「早期退職するリスクがある」と思われてしまうからです。
実際に、「将来どうありたいのか、これからなにがしたいのか」と「その企業、職種でできること」のバランスが釣り合っていないとモチベーションの面でも続きませんし、当然活躍することなんてできません。
そのため、転職に成功するためにも、ご自身のキャリアに対する考えを深めておく必要があります。
2-2. 企業が求めるスキルを持っていない
当然ですが、能力(経験、スキル)が低い人は採用されません。
なぜなら、「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」というナポレオンの名言にあるように、能力のない社員を採用すると、他の優秀な社員の時間を奪うことになるからです。
例えば、仕事が遅い場合は、他の社員がカバーする必要がありますし、できない分は丁寧にフィードバックして教えるなど、教育コストが非常にかかります。
もちろん、少しばかり能力が足りない程度であれば、熱意や意欲を伝えることで「すぐ成長してできるようになる」と思ってもらえて、採用されることもありますが、なるべく実力相応のところで働くのがお互いに幸せなのは間違いありません。
そのため、転職しやすくするためにも、また転職してお荷物にならないためにも、希望する企業では『どんなスキルや経験が求められていて、自分はそれをどの程度満たせているのか』を客観的に把握する必要があります。
2-3. 転職活動で必要な選考対策ができていない
いくら企業が求めるスキル・経験を持っていても、書類や面接で「自分を採用するメリット」を伝えることができず、内定をもらえないSEの方も多くいます。
転職活動では「自分が企業で活躍する人材である」と相手に納得してもらうことが必要です。
そのためにも、これまでに積み上げてきたご自身のスキル・経験をもとに、入社後「どんなことができるのか」「企業にどう貢献できるのか」を論理的に説明することが求められます。
一見むずかしそうですが、正しい方法で選考対策を行っていれば、選考通過は可能です。
自分を採用するメリットを企業側に正確に伝えることができるよう、選考準備はしっかりと行いましょう。
2-4. SEがつまずく理由まとめ
これまで述べてきたように、SEがつまずく理由は、必ず以下のどれかに当てはまります。
- キャリアに対する考えが浅い
- 企業が求めるスキルを持っていない
- 転職活動で必要な選考対策ができていない
後悔のない転職をするためにも、これら3つをしっかりと対策していきましょう。
3. SE転職で失敗しない5つの対策
SE転職での失敗を防ぐために絶対に外せない対策は、以下の5つです。
では、これら5つの対策について、それぞれ理由とともに詳しく説明していきます。
3-1. 転職の全体像を理解してスケジュールを立てる
転職活動において、まずはじめにやるべきことは、転職の全体像を理解してスケジュールを立てることです。
以下にて重要な理由と、具体的な方法について、ご説明します。
《重要な理由》
転職の全体像を理解してスケジュールを立てると、効率的な転職活動を行うことができるためです。
具体的には、以下3点のメリットがあります、
- 転職活動のモチベーションが上がる
- 先のことを見据えた行動ができる
- 転職活動が長期化することを防げる
実際、転職の全体像が分からないことで大きな不安を抱える方や、スケジュールを立てないことで非効率な転職活動をされる方も多くいらっしゃいます。
その結果、自身が思ったような転職活動ができず、大きなストレスを抱えてしまい、転職活動自体を断念される方もいらっしゃいます。
転職活動を成功させるためにも、まずは転職の全体像を理解してスケジュールを立てるようにしましょう。
《具体的な方法》
転職を完了させたい時期(例えば、今年の◯月中などおよその時期)から、逆算方式で立てていきます。
希望通りのタイミングで転職をするためにも、転職の全体像とスケジュール感を把握した上で、転職活動を行っていきましょう。
3-2. 転職の目的となりたい将来像を考える
転職活動でまずはじめに行うことは、転職の目的となりたい将来像を考えることです。
以下にて重要な理由と、具体的な方法をご説明します。
《重要な理由》
「転職の目的」と「なりたい将来像」は、いずれも転職活動の軸となるためです。
また、目的と将来像を設定することは、今転職することが本当に賢明なのかを判断する鍵にもなります。
転職の理由は人によってさまざまです。
例えば、一時の感情や日々のストレスなどで、急に思い立って転職したいと思うこともあるでしょう。
そんな時、上記を深掘りすることで、転職すべき時期は今なのか、そもそも本当に転職すべきなのかを、冷静に判断することができます。
《具体的な方法》
以下ポイントを具体化しておきましょう。
- 転職の目的・理由(なぜ転職したいのか)
- 転職後の将来像(仮に転職に成功したとして、5年後、10年後にどんな自分になっていたいか)
- 転職の必要性(今の会社では実現できないことなのか、必ず転職しなければいけないのか)
- 転職に求める条件(仕事内容・社風・年収など)
そして、転職に求める条件については、必ず優先順位をつけておきましょう。
なぜなら、「全ての条件をMAXで満たす最高の転職先というのは存在しない」という前提で、いくつかの会社から1社を選ぶという「あなたの人生における重要な意思決定」をより合理的なものにするためには、判断軸の明瞭化が必要不可欠だからです。
例えば、フィーリングや人間への魅力に始まり、仕事のワクワク感や年収だけで決めてしまうと、そのときは深く考えていなかった他の要素(例えば、なかなか活躍できず評価がもらえない..など)によって、転職後に後悔をしてしまう可能性があります。
そのため、例えば以下のように、転職先企業の検討については丁寧にやることをおすすめします。
社名 | やりたい仕事 | 活躍の確度 | 社風の相性 | 年収 | 企業ブランド |
A社 | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
B社 | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ |
C社 | ◯ | ◎ | ◯ | △ | ◯ |
※もっと丁寧にやるなら、軸に重要度を付けて、◎〇△でなく点数による定量評価をして総合評価する方法があります。
3-3. 自己分析・キャリアの振り返りを行う
転職の目的となりたい姿を考えたら、次は自己分析・キャリアの振り返りを行いましょう。
《重要な理由》
これまでどんな仕事をしてきたのかを整理して、自分にはどんな仕事が合っているのかを知ることで、より自分自身にマッチした転職先を探すことができます。
また、企業に自分の強みをうまくアピールし、弱みをうまくカバーするためにも必要な作業です。
転職先に対して夢ばかりが膨らんでしまうと、いざ就職した時に思ったほどうまくいかなかったり、「実際に就職してみたら、自分には合っていなかった…」と後悔してしまうことがあります。
自己分析やキャリアの振り返りは、こうした転職の失敗を防ぐために、今自分が持っているキャリアや特性に、正直に向き合うための作業です。
虚勢を張らずに、今の自分が持っているものや過去の経験を書き出すことで、本当に自分にマッチした転職先がどこなのかが見えるようになります。
《具体的な方法》
これまでのキャリアや取得している資格とともに、「転職の目的と将来像を考える」でご紹介したポイントを、紙に書き出してみましょう。
文字にすることで、自分の現在の状況や今後求められる行動などが明らかになり、書類作成や情報収集が行いやすくなります。
当サイトでは「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」コラム内で、自己分析の方法をシート付きでご紹介しています。
このシートを使ってぜひ自己分析を行ってみてください。
3-4. 転職に関わる情報収集を行う
将来ありたい姿を明確にして、自己分析ができたら、次は転職をするために情報収集をしましょう。
《重要な理由》
業界や職種の実情、市場の転職ニーズを知るために必要です。
自己分析やキャリアの振り返りが、自分の状況を客観的に整理するための方法だとすれば、情報収集は転職自体を客観的に把握するための作業といえます。
例えば、どんな転職先があるのか、実情はどうなっているのかなどを知ることで、本当に自分に合った転職先を見つけましょう。
《具体的な方法》
ここでは以下の3つの方法を紹介します。
- 転職サイト・転職フェアを利用する。
- ビジネス特化型SNSを利用する。
- 口コミサイトを利用する。
では、以下にそれぞれ紹介していきます。
(1)転職サイト・転職フェアを利用する
業界全般を知りたいのであれば、転職サイトや転職フェアの活用がおすすめです。
各業界・職種に関する情報を幅広く提供しているので、転職したい企業や業界が決まっていない人は、転職サイトやフェアをチェックしてみましょう。
おすすめの転職サイト(求人サイト)については、当記事の第6章にてご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
転職フェアの特徴や大手5社の比較については、「転職フェア・イベント完全攻略|行く前に知っておきたい全知識」でご紹介していますので、こちらを参考に自分に合った転職フェアを探してみてください。
(2)ビジネス特化型SNSを利用する
ビジネス特化型SNSを利用することで、転職に関わる情報収集もできます。
いきなり選考という形ではなく「気軽に話を聞きに行く」といったことから転職に関わる情報集をすることができます。
代表的なサービスとしては、「Wantedly」「Linkedin」があります。
用語説明:ビジネス特化型SNSとは?
ビジネスに関する情報収集、企業からのスカウト、ビジネス上で知り合いになった人との交流などを目的としたSNSサービスのことです。FacebookやTwitterなど一般的に普及しているSNSとは違い、主に転職やキャリアアップのために使われます。
また、ビジネス特化型SNSにプロフィールを登録することでそれがそのまま履歴書、職務経歴書代わりになり、企業からスカウトを受けるといった可能性もあります。
(3)口コミサイトを利用する
すでに転職したい企業がある程度決まっている場合は、「OpenWork」(5月23日よりVorkersから社名変更)などの口コミサイトを利用するのがおすすめです。
「OpenWork」は、実際にその会社で働いている(または働いていた)社員による口コミサイトです。
「組織体制・企業文化」「入社理由・入社後ギャップ」など、さまざまな観点からの口コミと評価が寄せられています。
受けたい企業まで決まっているなら、入社後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、ぜひチェックされることをおすすめします。
3-5. 選考対策を徹底的に行う
受ける企業まで絞れたら、最後は選考対策をして内定をもらいに行くだけです。
《重要な理由》
実際、私は転職エージェントとして3,000人以上の転職志願者を支援してきましたが、せっかくやる気や能力があっても、選考で落ちてしまう人を数多く見てきました。
いくら転職理由の整理や自己分析によって自分の軸を確立したとしても、理想の会社から内定をもらえなければ理想のキャリアは実現できません。
ご自身が思い描く理想のキャリアを実現するためにも、選考対策は徹底的に行う必要があります。
《具体的な方法》
書類対策と面接対策の2つが必要です。
一般的に、書類選考の通過率は25〜30%、面接通過率は30〜40%と言われていますが、事前準備をしなければ通過率が0%…もない話ではありません。
せっかく可能性があるのに、選考対策を怠ったことでお見送りにならないよう、事前準備は徹底的に行いましょう。
また、SE転職の場合、企業によっては『GitHub』が選考に使用される場合もありますので、事前に確認が必要です。
書類、面接それぞれの対策は、以下の記事にて詳しくまとめていますのでご確認ください。
4.転職エージェントを活用しよう
これまで述べてきた対策を全て一人でこなすことは大変です。
なぜなら、現職での仕事と平行しながら行う転職活動では、時間の制約があることに加えて大きな負荷がかかり、一人で全てをこなすことは非常に難しいためです。
実際、一人で転職活動のすべてをこなそうとするあまり現職との折り合いがつかず、転職活動を断念してしまった方も数多く見てきました。
そこで、転職活動では、転職エージェントというサービスを活用することをおすすめします。
この章では、転職エージェントを知らない方のために詳しくご説明しますが、すでにご存じであればスキップしてください。
4-1. 転職エージェントのサービス概要
転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。多くの方がこのサービスを使って、転職のプロに相談をしています。
例えば、全国展開している有名大手エージェントだと、『マイナビ』『doda』などがあります。
転職エージェントは、よくある求人サイトとは違い、登録すると担当者がつき、その方に相談しながら転職するかどうか、そしてどこを受けるかを一緒に決めることができます。
そもそも転職すべきなのかという軽い気持ちでサービスを利用する方がすごく多いです。
いい転職エージェントに巡り会えれば以下の男性のようにキャリアにすごくプラスになります。
転職エージェントは、会社によって差はあれど、基本的に親身に相談に乗ってくれ、必要に応じてあなたの人生を豊かにするための提案をしてくれます。
今の悩みにフィットした事例を紹介してくれるので、悩んでいる今のあなたにぴったりなサービスです。
4-2. 転職エージェントのサポート内容
転職エージェントは担当者が身近な相談相手になってくれるだけでなく、もし転職を決意したときは以下のようなサポートをしてくれます。
- キャリア相談
- 希望に沿った求人紹介
- 企業の詳しい情報
- 選考対策(書類添削や面接練習)
これら全てを転職のプロとして対策してくれることにより、転職での成功確率も『劇的に』上がります。
参考. 他にもこんなサポートをしてくれる
他にも、転職エージェントはこんなサポートをしてくれます。
- 【内定前】事務手続き全般(日程調整~メールやり取り)
- 【内定後】給与交渉・入社手続きなど
転職活動で面倒なことは全て自分の代わりにやってくれて、本番面接以外で企業と直接やりとりすることはほぼありません。
今の仕事やプライベートとこれらの面倒な手続きを両立させることは非常に苦労します。そのため、手間を少しでも減らすために転職エージェントはおすすめです。
4-3. 自分に合う転職エージェントを選ぶための3Step
転職エージェントの選び方は非常にシンプルで「多くのキャリアコンサルタントと効率よく接触し、その中から最適な担当者を選ぶ」で、具体的には次の3STEPです。
- Step1. 大手総合転職エージェントに2社以上登録する
- Step2. 特化型転職エージェントに1社登録する
- Step3. 自分と合う担当コンサルタントにしぼる
もし、上記3Stepについて面倒と感じる方は、すべてのSEにおすすめな『レバテックキャリア』『ワークポート』『doda』に登録しましょう。
なぜなら、これらの転職エージェントには優秀な人が多く在籍し、自分に合う担当コンサルタントを見つけやすいためです。
5. 【目的別】SE(システムエンジニア)におすすめ転職エージェント15選
転職エージェントはどれを使ってもいいというわけではありません。
転職エージェントによって案件内容やサポートに大きく差が出るため、SEとしての転職に興味を持った方は以下のような観点で相談するエージェントを選ぶことをおすすめします。
- 「転職すべきなのか」というところから親身に相談に乗ってくれる
- いざ転職する時にSE関連の求人を豊富に揃えている
- 転職を決めた場合、対策を親身にサポートしてくれる
基本的に上記の3つを抑えた転職エージェントに2~3つ登録をしてみて、一回軽い気持ちで担当者の話を聞いてみることをおすすめします。
また、これらの条件を揃えたエージェントは複数ありますが、あなたがどんな方かによっても登録すべきエージェントが変わって来るので、ここでは以下のように紹介させていただきます。
- 5-1. すべてのSE経験者におすすめ
- 5-2. IT/Webベンチャー向け
- 5-3. 高年収向け
- 5-4. フリーランス向け
- 5-5. 女性向け
- 5-6. 未経験向け
- 5-7. 【参考】派遣就労を考える方向け
5-1. すべてのSE経験者におすすめ
ここでは、すべてのSE経験者におすすめのエージェント4社を紹介します。
1位.リクルートエージェント(IT)|IT業界求人数No.1
リクルートエージェント(IT)は、求人数No.1の総合転職エージェントであり、よりよい転職先と出会うためにも必ず登録すべき1社です。
公開求人だけでも39,422件、登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人を含めると、合計88,135件のIT業界求人を保有しています。(2022年1月時点)
また、年収600万~1,000万までの求人数が8割と、高年収求人を多数保有しています。(2022年1月時点)
さらに、専門のキャリアアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートを受けることができるので、経験者の方にもおすすめです。
利用者数も多く、転職支援実績も豊富なので、利用すれば転職成功確率を高められるでしょう。
こんな方におすすめ
- 信頼できる大手のエージェントを利用したい
- とにかくたくさんの求人を見たい
- できるだけ早く内定を決めたい
公式サイト:
https://www.r-agent.com/
レバテックキャリア
『レバテックキャリア』は、IT・Webに特化した転職エージェントで、一般的な人材紹介会社としての知名度は低いかもしませんが、IT業界の転職では大手です。
特徴としては、元々システムの受注から始まった会社なので社内のコンサルタントはSE出身者も多く在籍しており、技術的な知識が豊富なエージェントが多いです。
さらに、その知識豊富なコンサルタントが、人事だけでなく現場プロジェクトマネージャーと欲しい人材をしっかりと共有しているため、質の高い求人が高いです。
特に首都圏、関西、福岡に強いので、対象地域にお住まいの方は登録することをおすすめします。
レバテックキャリア公式サイト:
https://career.levtech.jp/
『DYM就職×IT』|エンジニア経験者向けの特化型サービス
『DYM就職×IT』は、一部上場企業、トップベンチャー企業などを含め幅広い求人情報を保有しており、最適な求人を紹介してくれるエンジニア経験者向けの特化型エージェントサービスです。
大手IT企業との強いネットワークを用いて、DYM就職独自の『完全非公開』の求人を多数所有しています。
また、システム・Web開発から、インフラ・ネットワーク構築など、様々なプロジェクトの求人を取り扱っているため、『さらなるスキルアップを目指す全てのエンジニア』におすすめの転職エージェントサービスです。
エンジニア経験者の方は、是非以下から登録して自身に合った求人を探してみましょう。
エンジニア経験者向け公式サイト:
https://www.dshu.jp/
また、未経験でエンジニアへの転職を検討している方は、以下への登録をおすすめします。
未経験者向け公式サイト:
https://www.dshu.jp/
ワークポート
『ワークポート』は、15年以上前からIT専門で転職支援をしている会社で、SEへのサポートにも定評があります。
また、SE転職を熟知した担当者が、丁寧なヒアリングの上で、良質な求人をたくさん紹介してくれると好評でした。
実際、「700人を対象に行ったワークポートの評判に関するアンケート」の結果、ワークポートから紹介される案件の質や、担当者の対応に満足した方が非常に多かったです。
転職後のキャリアステップについて非常に丁寧なアドバイスをしてくれるなど評判が良いですので、ぜひ登録してみてください。
ワークポート公式サイト:
https://workport.co.jp
5-2. IT/Webベンチャー向け
ここでは、IT/Webベンチャーを狙うSEにおすすめの転職エージェント1社を紹介します。
Geekly
『Geekly』はIT・Web・ゲーム業界に特化している転職エージェントです。
DeNAなどのメガベンチャーと呼ばれる企業から、クラウドワークスなどの急成長ベンチャー企業の案件を多数保有しています。
元SEのエージェントが多いことに加え、リクルートが選ぶ優秀エージェント賞で1位を獲得するなど実績も十分です。
IT/Web系のベンチャー企業を見たいSEは登録することをおすすめします。
Geekly公式サイト:
https://www.geekly.co.jp/
5-3. 高年収向け
ここでは、高年収を狙うSEにおすすめの転職エージェント2社を紹介します。
JACリクルートメント
『JACリクルートメント』は、ロンドンが発祥の外資系転職エージェントで、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1です。
大手転職エージェントの中でも、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートによると、ハイキャリア層にとっては全指標において、最高クラスの評価でした。
なので、キャリアやスキルに自信のある方は、必ず登録しましょう。
JACリクルートメント公式サイト:
https://www.geekly.co.jp/
TechClips
『TechClips』は、首都圏のITエンジニアを専門としたハイクラス転職エージェントで、高年収&高待遇の案件に特化しています。
特徴としては、全ての案件が年収500万以上で、取り扱い求人もSEが好条件で活躍できる求人を多数保有しています。
また、現役システムエンジニアによる手厚いサポートも好評です。
高年収を狙いつつ手厚いサポートを受けたいSEの方は、必ず登録をしましょう。
Techclips公式サイト:
https://agent.tech-clips.com
5-4. フリーランス向け
ここでは、フリーランスを狙うSEにおすすめの転職エージェント2社を紹介します。
レバテックフリーランス
『レバテックフリーランス』は、IT・Web系の常駐型フリーランスエンジニア(個人事業主)専門のエージェントです。
IT業界で有名な「レバテックキャリア」と同じ会社が運営しており、フリーランスの利用者からの評判は非常に良いです。
また、転職後の平均年収862万円と高年収案件も多数保有しているため、高単価を狙うSEの大半がレバテックフリーランスに登録しています。
実際、「200人を対象に行ったレバテックフリーランスの評判に関するアンケート」の結果、フリーランス転身により年収200万円アップできた事例もあるため、年収アップの可能性も大いにあります。
フリーランス転身を考えるSEは必ず登録しましょう。
レバテックフリーランス公式サイト:
https://freelance.levtech.jp
ギークスジョブ
『ギークスジョブ』は、独立した後の確定申告の仕方や取引先との関係性の作り方なども丁寧に無料で教えてくれて、駆け出しのフリーランスエンジニア・Web職には非常にありがたいサイトです。
担当コンサルタントも優秀なので一度会って話を聞いてみると勉強になります。下記のような情報も無料で提供しており質が高いためいつか独立と考えているのなら非常にオススメです。
ギークスジョブ公式サイト:
https://geechs-job.com
5-5. 女性向け
ここでは、女性SEにおすすめの転職エージェント2社をご紹介します。
パソナキャリア
『パソナキャリア』は、大手の中でもキャリアコンサルタントが親身で、女性からの評判が非常に高い総合転職エージェントです。
パソナグループは、『女性が社会で活躍すること』を打ち出しており、女性が活躍する会社として多数の実績があります。
また、『自社の利益よりも正しい転職』をモットーに運営しているため、キャリアアドバイザーは一人ひとりによりそって、どのような些細な悩みにも対応してくれると評判です。
女性ならではの視点から手厚い転職支援を受けたい方におすすめです。
パソナキャリア公式サイト:
https://pasonacareer.jp
type女性の転職エージェント
『type女性の転職エージェント』は、転職サイト大手の株式会社キャリアデザインセンターが運営する女性専門の転職エージェントです。
2005年から、女性に特化した転職サイトの「女の転職@type」を運営しており、女性の転職支援については10年以上の歴史があり、女性が働きやすい案件を大量に保有しています。
女性のアドバイザーを中心に、職種ごとに専門チームを作り女性の転職支援をしています。全ての女性におすすめで、『パソナキャリア』と一緒に登録して、まずは話を聞いてみることをおすすめします。
type女性の転職エージェント公式サイト:
https://type.career-agent.jp
5-6. 未経験向け
ここでは、未経験からSEを目指す方におすすめの転職エージェント3社をご紹介します。
ワークポート
『ワークポート』は、10年以上前からIT専門で転職支援をしている会社で、その蓄積したノウハウや採用担当への深いパイプなどから非常に質が高いです。
IT業界の転職を熟知した担当者が、丁寧なヒアリングの上で、良質な求人をたくさん紹介してくれると好評でした。
また、転職後のキャリアステップについて非常に丁寧なアドバイスをしてくれるとのことで評判が良いです。
未経験からのSE転職を考えられている方は、登録をおすすめします。
ワークポート公式サイト:
https://workport.co.jp
DMM WEBCAMP
『DMM WEBCAMP』は、未経験や初心者の方でも3ヶ月という短期間で、高いエンジニアスキルを身に付けることができる転職・就職保証型プログラミングスクールです。
実務を意識した実践的なカリキュラムや、講師の方にいつでも質問できる体制があることにくわえ、3,000名のエンジニアを輩出してきた専属アドバイザーによる手厚いサポートも受けられます。
受講完了後、3ヶ月以内に転職できない場合は全額返金しているなど、受講後のキャリアにも徹底的に寄り添うサポート体制も魅力です。
DMM WEBCAMP公式サイト:
https://web-camp.io
TechAcademy
『TechAcademy』は8週間で自宅でプログラミングのスキルを身につけた後、キャリアカウンセラーが転職支援までしてくれる手厚いスクールです。
週に2回ビデオチャットを使ってマンツーマンサポートを受けながらプログラミングを学べますが、就職が決まった場合は条件を満たせば受講料を全額キャッシュバックしてくれるオンラインスクールです。
実質0円でスキルを学べ、転職先も見つけられる画期的なサービスです。
TechAcademy公式サイト:
https://techacademy.jp
5-7. 【参考】派遣就労を考える方向け
ここでは、SEの派遣就労を考える方におすすめの派遣会社1社をご紹介します。
エンジニアガイド
『エンジニアガイド』は、大手派遣会社のスタッフサービスが運営している、IT・メーカーエンジニアに特化した人材派遣サービスです。
大手メーカーを中心に22,000件以上(2021/6時点)の求人を保有しており、エンジニアガイドを活用して就業されている方は10,000名以上と、豊富な支援実績があるのが特徴です。
実際、求人に関しては、時給2,300円以上の高単価求人から、ブランクがある方や、少しの知識や経験しかない方でも応募できる求人まで、幅広く保有しています。
また、就業前後におけるサポートが丁寧であることや、福利厚生が充実していることから、利用者の方からの評判が良いです。
派遣SE転職を考えられる方は、ぜひ登録してみてください。
エンジニアガイド公式サイト:
https://www.engineersguide.jp/
6. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 担当コンサルタントをシビアな目でみる
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
キャリアコンサルタントも売上目標があり、日々追われています。
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば遠慮なく変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
7. 【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
8. 【目的別】SE(システムエンジニア)におすすめ転職サイト10選
ここでは、SEにおすすめの転職サイトを目的別で以下のように紹介させていただきます。
8-1. 大手企業志望のSE向け
ここでは、大手企業の求人を見たいSEの方におすすめの転職サイトを2社ご紹介します。
リクナビNEXT
『リクナビNEXT』は、人材業界最大手のリクルート社の転職サイトで、会員は1200万人以上、転職者の約8割が使っています。
また、会員限定の自己分析ツール「グッドポイント診断」があり、選択形式の質問に答えていくと、自分では気づかない特徴や言語化できない強みを見つけてくれます。
とりあえず、求人だけ見たい方や、自己分析を客観的に行いたい方は登録をおすすめします。
リクナビNEXT公式サイト:
https://next.rikunabi.com
8-2. スタートアップ企業志望のSE向け
ここでは、スタートアップ企業を目指すSEの方におすすめの転職サイトを3社ご紹介します。
Green
『Green』は、キャッチーな広告と、「完全成功報酬型」で着実にシェアを拡大している転職サイトで、求人数はIT業界トップと言えます。
実際、「700人を対象に行ったGreenの評判に関するアンケート」の結果、Greenの求人数・求人の質に満足した方が非常に多かったです。
また、サイト内の特集記事・スカウト機能も充実しており、特集記事を通じて業界研究・企業研究に活かした方や、企業スカウトから、実際に内定を獲得した方も多いです。
特集記事を読むだけでも転職活動の情報収集に有用なため、ぜひ一度登録してみることをおすすめします。
Green公式サイト:
https://www.green-japan.com/
Wantedly
『Wantedly』は、Facebookを活用した「ソーシャルリクルーティングサイト」で、いきなり選考ではなく、気軽に話を聞きに行く形で企業訪問することができます。
実際、Wantedlyを通じて自分に合う企業と出会った方も多くいますので、一度登録することをおすすめします。
Wantedly公式サイト:
https://www.wantedly.com/
forkwell jobs
『forkwell jobs』は、ITエンジニアに特化した転職サイトです。
他の転職サイトに比べて求人票の情報量が豊富であることに加え、登録後のスカウト機能により企業とカジュアル面談できるのが特徴です。
実際、カジュアル面談を通じて自分に合う企業と出会った方も多くいますので、一度登録することをおすすめします。
forkwell jobs公式サイト:
https://jobs.forkwell.com/
8-3. 高年収を狙うSE向け
ここでは、高年収を狙うSEの方におすすめの転職サイトを4社ご紹介します。
ビズリーチ
『ビズリーチ』は、管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティング型転職サイトです。
企業の求人掲載、求職者の登録の双方に事前審査が行われることにより、質の高いマッチングを実現しているのが特徴です。
基本的な検索サービスなどは無料で利用できますが、求人応募やプラチナスカウトの受信などの機能は有料会員への登録が必要となります。
- タレント会員
年収750万円未満の方対象 / 月額3,278円(税込) - ハイクラス会員
年収750万円以上の方対象 / 月額5,478円(税込)
月額課金制の転職サイトは業界でも珍しく、利用をためらってしまう人もいるかもしれませんが、その分質の高い求人が揃っているので、「本気で転職したい」と考える方に特におすすめです。
公式サイト:
https://bizreach.jp/
リクルートダイレクトスカウト|幅広い求人を探すなら
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は106,871件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスです。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
公式サイト:
https://directscout.recruit.co.jp/
転職ドラフト
『転職ドラフト』は、従来の転職サイトと異なり、ITエンジニアの公開競争入札を取り入れている転職サイトです。
実際、転職ドラフトを通じて年収アップを実現した方や、自身のリアルな年収が提示されることでモチベーションアップにつながった方も多々います。
また、他人のプロフィール・入札結果を閲覧することで、SE転職の相場観が分かるため、転職前の情報収集にも有用です。
登録して損はない転職サイトなので、ぜひ一度登録を検討してみてください。
転職ドラフト公式サイト:
https://job-draft.jp/
Findy
『Findy』は、スキル偏差値が高いITエンジニアに人気のテック企業からオファーが届く転職サイトです。
実際、GitHubのリポジトリを元に、自身のITエンジニアとしてのスキルを偏差値化した後、ハイスキルなSEを中心に企業からいいねやオファーが届きます。
また、スキル偏差値に基づいた最低単価保証もあるため、給与のミスマッチに後から気づくといった無駄な時間の浪費を防ぐこともできます。
スキルに自信のあるSEの方は、ぜひ一度登録を検討してみてください。
Findy公式サイト:
https://findy-code.io/
8-4. 副業・在宅勤務希望のSE向け
ここでは、副業・在宅勤務を目指す方SEの方におすすめの転職サイトを2社ご紹介します。
CODEAL
『CODEAL』は、「働くをもっと自由に」をミッションに掲げ、SEの複業(副業)やフリーランスといった柔軟なワークスタイルに特化したサービスです。
求人全体の51%が完全リモートであることに加え、提携先の企業数は東証一部上場企業からスタートアップまで700社を超えているため、柔軟な働き方を目指す方には非常におすすめのサイトです。
在宅フリーランスのSEを目指すのであれば、ぜひCODEALへの登録を検討してみてください。
CODEAL公式サイト:
https://www.codeal.work/
ITPRO PARTNERS
『ITPRO PARTNERS』は、週2、3日勤務や、リモート勤務可能な求人を豊富に掲載しているフリーランス特化型転職サイトです。
基本的に、副業・在宅勤務希望であれば「CODEAL」の利用をおすすめしますが、「IT PROPARTNERS」にしかない求人もあるため、併用して使うと良いです。
選べる求人の選択肢を増やすためにも、ぜひ一度登録を検討してみてください。
ITPRO PARTNERS公式サイト:
https://itpropartners.com/
参考. 『転職エージェント』と『転職サイト』の違い
転職エージェントと転職サイトの大きな違いは、「担当者がつくかつかないか」という点です。
転職エージェントであれば、面談をした上で応募作業、面接日程調整、最終交渉などをすべてしてくれますが、転職サイトの場合は、Webサイト上にある求人情報を自分で調べて、全て自分で行う必要があります。
結論、転職サイトよりもエージェントの方が圧倒的に優れており、転職サイトはあくまでエージェントをつかってうまくいかない(サポートを断られた)時に使う存在です。
実際に、以下7つの観点で比較しましたが、転職活動においては『転職サイト』ではなく、『転職エージェント』を利用するメリットの方が大きいです。
そのため、転職活動を始める場合、まずは『転職エージェント』に登録することをおすすめします。※サービスは全て無料です。
9.転職サイトをより効果的に利用するための5ポイント
この章では、SEの方が転職サイトを効果的に利用するためのポイントを5つご紹介します。
以下にて詳細をご説明しますが、転職エージェントに登録するために説明不要な方は、10章へスキップしてください。※10章:SE転職の基本ノウハウまとめ に飛びます。
9-1. 基本情報は空白が無いように記載する
以下のような基本情報は応募に必須、もしくは優位に働くことがあるので、空白が無いように記載をするようにしましょう。
- 氏名
- 電話番号
- 現住所
- 最終学歴
- 語学
- 資格
- 現(前)年収
- 職務経歴書
9-2. 質の高い職務経歴書をアップする
選考通過率や企業スカウトの受信率を向上させるためにも、質の高い職務経歴書をアップするようにしましょう。
また、「いきなり質の高い職務経歴書をアップすると言われても…」という方もいらっしゃるかと思いますが、転職サイトには職務経歴書のテンプレートがあることが多いので、そのような心配は不要です。
実際、テンプレートを活用すれば、手軽に企業からの反応が良い職務経歴書を作成することができますので、転職サイトに登録した際は、ぜひ活用してみてください。
なお、職務経歴書の書き方を詳しく知りたい方は、以下の記事にて詳細を記載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
9-3. 希望条件は広めに設定する
希望条件を広く設定することで、企業からのスカウトが受け取りやすくなったり、選考に通りやすくなります。
希望条件については選考過程ですり合わせを行うこともできるので、選考当初においてはなるべく希望条件を狭めないようにしておきましょう。
9-4. スカウト機能の受信設定をする
多くの転職サイトでは、スカウト機能を設定することで企業からのスカウトを受け取ることができます。
実際に、スカウト機能から内定につながった方も多くいますので、ぜひスカウト機能の受信設定をしてみてください
9-5. 気になる求人があったら早めに応募する
転職サイトを利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
なぜなら、転職活動は就職活動と違い、募集ポジションの枠が埋まった時点で募集が止まってしまうからです。
実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。
このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
10. SE転職の基本ノウハウまとめ
ここでは、未経験からのSE転職を目指す方が転職の時に必要なノウハウをご説明していきます。
なお、転職活動に不安を抱えているSEの方にもお役に立てる内容ですので、対象の方はぜひ一度目を通してみてください。
SE転職の基本ノウハウとしておさえておくべきは、以下の5つです。
この5つは、転職を成功させるためにも重要な項目となりますので、必ず押さえておいてください。
10-1. 履歴書・職務経歴書
まず、履歴書と職務経歴書では、用途・目的が違います。
その違いは以下の通りです。
履歴書の目的 | 職務経歴書の目的 |
内定後に保管するもの | 書類選考で使うもの |
そのため、履歴書・職務経歴書に実際に書く内容として、目的を理解し、それに沿う内容にすることが重要です。
履歴書の内容 | 職務経歴書の内容 |
人事情報として保管する内容を書く | 書類選考に合格できる内容を書く |
以上二つを紹介しましたが、職務経歴書は書類選考で非常に重要になるので、職務経歴書に重きをおいて書くようにしてください。
その際、必ず書いて欲しい事項が5つあります。
- 職務要約
- 職務経歴
- 活かせる経験・知識・能力
- 自己PR
- 志望動機
この5つを必ず書くようにしてください。
より詳しく知りたい方は、次の記事を一度読むことをおすすめします。
10-2. 面接
ここでは、SE転職する際によく聞かれる質問を3つ紹介します。
- なぜこの企業・職種を志望するのか
- 転職理由は何か
- 会社へどのように貢献できるか
以下で、回答例を示しますが、自分なりの回答を用意しておいてください。
なぜこの企業・職種を志望するのか
いわゆる志望動機は、SEに限らないのですが、どこの企業でも必ずといっていいほど聞かれます。
「9-2 志望理由」でお伝えした通り、3つのポイントを意識して、自分なりの回答をできるようにしておきましょう。
転職理由は何か
未経験からのSE転職では、面接の際に特に聞かれる質問です。
未経験からSE転職を目指した背景をしっかりと伝える必要があります。
会社へどのように貢献できるか
SE経験が未経験といえども、会社へどのように貢献できるかは必ず聞かれます。
例えば、以下のように現時点でのスキルアップの取り組みを答えても良いでしょう。
面接を成功させるたった一つのポイント
面接を成功させるたった一つのポイントは「PREP」を意識して回答することです。
PREPとは、まず結論を述べ(P)、次にその理由を伝え(R)、わかりやすく具体例を示し(E)、最後に再度結論を伝える(P)事で、自分の意見を効果的に相手に伝える回答フレームです。
質問への回答セオリー「PREP」
- 「P」Point:結論
- 「R」Reason:理由
- 「E」Example:例
- 「P」Point:結論
より詳しく知りたい方は、以下の記事を参考に面接対策を進めてみてください。
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10-3. 志望理由
未経験SEの志望動機では以下のポイントを抑えれば、ライバルに差をつけられる志望動機が書けるようになります。
- 応募企業に惹かれている理由
- SEに惹かれている理由
- そこであなたが活躍できる根拠
この3つを抑えればいい志望動機が書きやすいです。ただし、注意点としては、前向きでない志望動機や転職理由は避けるということです。
「ITに触れてみたいから」「手に職をつけたいから」というものではなく、「貴社の、、、というビジョンに共感しました」「貴社の、、、という仕事内容に携わって成長し続けたいです」など前向きに労働意欲、成長意欲を見せられると相手に刺さります。
例文に頼るのはNG
例文に頼るのはおすすめしません。なぜなら、例文を使ってしまうと、バレてしまうだけでなく、あなたの意欲や人柄が伝わりきらないからです。
そのため、基本的に例文には頼らず、迷ったら転職エージェントの担当者に相談するところから始めましょう。
とはいえ、イメージをつけていただくために先ほどの3つの例を元に以下のように例文をまとめました。
ポイント | 志望動機例 |
1. 応募企業に惹かれている理由 | 「クライアントの根本的な課題を解決するシステム開発」に携われることに魅力を感じ、貴社を志望しました。 |
2. SEに惹かれている理由 | 私がSE職を志望する理由は、成長産業といわれるIT業界で、技術力をつけ社会貢献していきたいと考えているからです。 SEとして成長した後、出来上がった物をただ提供するのではなく、自分自身もIT化を進めていく側に回り、人材不足が深刻化しているIT業界で世の中により貢献できる人材になりたいと考えています。 |
3. そこであなたが活躍できる根拠 | 私は、3年間の法人営業経験において、常にお客様の気持ちに立って考えて行動し、お客様からの信頼関係を築いてきました。 また、最近ではプログラミング言語の学習だけでなく、実際にWebサイトを構築するなど実践的な学習を合計150時間行ってきました。 貴社では、3年間の法人経験で培ったお客様との「信頼構築力」を生かして、クライアントの根本的な課題を解決するSEとして貢献していきたいと思います。 |
このように、3つ全て考えてみて繋げるだけで、ライバルに差をつける志望動機が作れます。
10-4. 自己PR
自己PRについても志望動機と同様、例文に頼ってはいけません。
しかし、伝えるべきポイントは大体決まっていますので、その形に合わせて埋めていきましょう。
※こちらも悩んだら転職エージェントに相談すれば親身になってくれます。自分で解決できなさそうな時は以下のフレームワークを使ってみましょう。
①仕事内容で頑張ったこと、②その結果、③どんな強みを得たか、④次の職場ではどう活かせるかというポイントをまとめてみましょう。
フレームワーク | 自己PR例 |
1. 仕事内容 | 法人営業として3年間勤務をしてきました。 業務内容としては、既存クライアント5社への課題ヒアリングと、それに対するソリューション提案を行ってきました。 具体的には、自ら進んで自社サービス・他社サービスの好事例を勉強し、お客様の課題解決策を複数案考えました。 また、それに加えて先輩や他部署の方にもアイデアに対する助言をお願いすることで、お客様の困り事を解決する方法をブラッシュアップし、お客様へ提案してきました。 |
2. 結果 | その結果、部内売上3位とお客様満足度1位を獲得し、部長表彰も頂くことができました。 |
3. 得た強み | 相手の立場に立ってとことん考えることと、周囲の方を巻き込んで課題解決の方法を磨き込むことの大切さを知りました。 |
4. 次の職場に貢献できる事 | 相手の立場に立って一生懸命考えることと、周囲の方と良好な関係を築いた上で協力し合うことでお客様への課題解決を行い続けていきます。 |
もっと詳しくこのフレームワークについて知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
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10-5. 服装
服装は基本的にスーツで行くようにしましょう。
イメージとしては、男性・女性ともに以下のような落ち着きのある色のスーツを着ていくと良いです。
より詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
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11. SE関連記事まとめ
この記事をご覧いただいた方は、以下の記事も併せて読むことをおすすめします。
これらの記事は、エンジニア・SE転職の全体像が分かる記事となっていますので、ぜひご覧ください。
12. SEの転職でよくあるQ&A9選
ではここで、SE転職でよくある質問に対して答えていきたいと思います。
- SEとPG(プログラマー)の違いは?
- SEとITコンサルタントとの違いは?
- SEはプログラミング言語は必須?どんな言語があるの?
- 社内SEへの転職って難しいの?
- 年収アップならどの職種に転職するのがおすすめ?
- 未経験・40代からSE転職って本当にできるの?
- 未経験からのSE転職に有利な資格はあるの?
- SEからの公務員転職は可能?
- 女性のSE転職はどうなの?
Q1. SEとPG(プログラマー)の違いは?
SEは開発すべきシステムを設計するのに対し、PG(プログラマー)はSEの作成した設計書をもとにプログラムを作成するという違いがあります。
もちろんプログラムが動くかなどのテストはプログラマーが担当するなど、案件や状況によっても変わってきますが、よくあるシステム開発だと大まかに以下のような流れになります。
また、SEよりもプログラマーのほうが転職しやすいため、未経験の方の中には、プログラマーとして一度経験を積んだ上でSEを目指すという方もいらっしゃいます。
未経験からSEの転職を狙う方は、そこも含めて転職エージェントに相談をしてみましょう。
Q2. SEとITコンサルタントとの違いは?
さきほど述べたように、SEの仕事は開発すべきシステムを設計することです。
実際の仕事では、システム設計で多くの技術者と関わることから、IT技術への知見が求めれます。
一方、ITコンサルタントは顧客の経営課題を抽出し、ITによる解決策を提案する仕事です。
仕事において顧客の経営課題を特定する必要があることから、経営に関わる知見も求められます。
また、一般的にITコンサルタントは高年収を狙える職種なため、SEの方のなかにはキャリアアップとしてITコンサルタントを選ぶ方もいます。
Q3. SEはプログラミング言語は必須?どんな言語があるの?
必須ではないケースもありますが、SEはプログラミング言語への深い理解があった方がいいです。
言語への理解があれば、工数やコストの見積もりの精度やスピードが大幅に向上しますし、顧客・プログラマ双方の気持ちになって設計書を書くことができます。
これから学ぼうという人は基本的にエージェントにどんな言語を取ればいいのか相談しながら習得していけばいいですが、悩んでいる方には以下の言語が今おすすめです。
JAVA
非常に汎用性が高い言語でなんでもできる。かなり広い分野で使われていて、勉強もしやすい。
Ruby
twitterなどのWebサービスから、大規模なシステムまで使われる、今存在感を増している言語。C/C++やJavaよりも覚えることが少ない。
PHP
Web系のサービスでよく使われる言語。習得はしやすいが、最近のWeb業界の盛り上がりで需要も高い。
このほかにもC、C++、Object C、Swiftなど様々な言語がありますが、迷った場合は上記3つが私のおすすめです。
どうやって勉強すればいいの?
プログラミングの基礎は、専門のスクールか、オンライン学習サービスや本などを使って学習できます。
1.専門のスクールで勉強する
プログラミングのスクールに通ってスキルを習得するというものです。独学だと一人では理解できないところも講師などの指導が入るので理解も深まります。
学習効率が良く、SEとしてのキャリア設計支援もあるため、この方法が最もおすすめです。
私がオススメするプログラミングのスクールは、先ほど紹介した以下2つ紹介です。
2.オンライン学習サービスや本などを使って独学する
独学で勉強してSEになることも十分可能ですが、この方法はおすすめしません。というのも、勉強を習慣化させることと、挫折せずに学習を続けることが難しいためです。
とはいえ、プログラミングスクール以外での学習を考えられている方もいると思うので、その方向けにおすすめなオンライン学習サービスをご紹介します。
paizaラーニング
「paizaラーニング」は1本3分の動画でプログラミングを学び、動画レッスンを見ながら実際にオンライン上でプログラミングを書く練習ができるサービスで、基本から理解しやすと好評です。
くわえて、料金も 1,078円(税込)/月ということから、手軽に利用することができ、おすすめです。
Q4. 社内SEへの転職って難しいの?
結論、社内SEへの転職は非常に難しいです。
なぜなら、社内SEは他の職種と比べて、競争倍率が非常に高いためです。
実際、あるエージェントでは登録者の約50%以上が社内SEへの転職を希望し、そのうちの約10%しか社内SEになれていないとの話も聞いています。
このことから、社内SEを狙う方は入念な選考対策が必要といえます。
Q5. 年収アップならどの職種に転職するのがおすすめ?
結論、自身の経験や強みを活かせる職種が待遇を上げて転職しやすいです。
そのため、転職エージェントに年収をあげたい旨も相談をして、ご自身の要望や強みにフィットする求人を紹介してもらいましょう。
ただ、私が多くの方を支援してきた経験上、金融SE(銀行・保険会社の社内SE)や、ITコンサルタントへの転職は比較的高収入を目指せる傾向にあります。
収入を上げたい方はこれらの選択肢をぜひ検討してみてください。
Q6. 未経験・40代からSE転職って本当にできるの?
結論、未経験・40代からのSE転職は可能ですが、若ければ若いほど良いです。
なぜなら、SE未経験だと0から企業が育てる必要があり、体力があり素直で吸収率も高い若手の方が育てやすいからです。
SEの転職市場において、未経験からの転職がしやすい年齢は29歳までが目安ですので、SEの仕事に興味を持っている方は、早い段階から積極的に一歩踏み出すことをおすすめします。
Q7. 未経験からのSE転職に有利な資格はあるの?
結論、以下3つの資格がおすすめの資格です。
- ITパスポート|IT業界に必要な基礎知識
- 基本情報技術者|最も基本的な情報処理の資格
- 応用情報技術者|高度IT人材に必要な情報処理の資格
ここでおすすめの資格をご紹介しましたが、未経験からSE転職を成功させるには選考対策が大事です。
ですので、未経験からのSE転職を狙う方は資格取得を狙うよりも、徹底した選考対策を行うことを心がけましょう。
Q8. SEからの公務員転職は可能?
SEからの公務員転職は可能ですが、明確な目的がない場合おすすめしません。
実際、公務員転職を目指すSEの方は、安定やワークライフバランスを期待している方も多いと思いますが、公務員転職はそんなに簡単なものではありません。
よほどの理由がない場合、同じエンジニア職での転職を考えるようにしましょう。
Q9. 女性のSE転職はどうなの?
女性SEの場合、出産・育児などのライフイベントを気にする企業が増えます。
これは、企業側が「あなたが結婚してやめてしまうのではないか」「育児と仕事を両立できるのか」などの不安を抱くことが多いためです。
そのため、採用者のそういった不安を取り除けるように、結婚・出産後も働く意思があることなどを書類や面接などでさりげなくアピールできると望ましいです。
13. まとめ
これまで、SEとして転職をする前に検討するべきことと、転職を成功させるためにするべきことを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントとは最終的に担当との相性ですが、どの転職エージェントを選ぶかによって失敗の確率を大きく下げることができます。
ぜひ、今回ご紹介した転職エージェント、転職サイトに登録をしてみてください。
おすすめの転職エージェントは以下の通りです。
すべてのSE経験者におすすめの転職エージェント
あなたの人生がより明るいものになることを心から祈っています。