主婦が働こうと考えたとき、「派遣とパートどっちがいいのかな」と気になりますよね。
結論、派遣の方が給与や条件面が優れていることが多いため、基本的には派遣がおすすめです。
ただ、パートと比べてシフトの柔軟性に欠けるのと、そもそもコロナ禍で派遣求人数が減っているため、探すのが難しいというデメリットもあります。
そこで、このページでは元派遣営業の筆者が、派遣主婦としての働き方に加え、良質求人の見つけ方についても解説していきます。
- パートより派遣をおすすめする主婦の条件
- 派遣とパートの違いは?【徹底比較】
- 主婦が派遣で働く7つのメリット
- 主婦が派遣で働く4つのデメリット
- 主婦が派遣会社を選ぶ際の4つのポイント
- 主婦におすすめの派遣会社5選
- 派遣会社を効果的に利用するための8ポイント
- 派遣会社利用の流れ
- 【FAQ】主婦が派遣として働く際に気になる疑問と回答
このページを読めば、主婦として派遣で働くための全てが分かるでしょう。
目次
1. パートより派遣をおすすめする主婦の条件
まず、以下の項目に多く当てはまる主婦の方には、パートよりも派遣で働くことを推奨します。
派遣に向いている人の条件
- 社会経験が豊富
- キャリアアップも考えている
- 就業後の付き合いは嫌、決まった時間だけ働きたい
- 少しでも多く稼ぎたい
- 少しでも福利厚生の良い環境で働きたい
特に「キャリアアップがしたい」「いずれ正社員として働きたい」と考えている方には、派遣として働くことがおすすめです。
なぜならパートの場合、単純作業やルーティンワークが多いことから、将来的なキャリアアップに繋がりにくいためです。
しかし、派遣であれば登録した派遣会社でキャリアアップ研修を受けたり、正社員へのステップアップを見込んだ求人を紹介してもらえる可能性があります。
2. 派遣とパートの違いは?【徹底比較】
主婦の方が家庭と両立しながら働こうと考える際、派遣とパートで迷われることが多いです。
そこでどちらを選択するか決める前に、以下の違いを理解しておきましょう。
派遣 | パート | |
雇用主 | 派遣会社(派遣元会社) | 勤務先企業 |
給与 | 比較的高い | 比較的低い |
仕事の評価 | 派遣先・派遣元間で評価 | 直属の上司から評価 |
働く期間 | 有期契約のため更新が必要 | 決まっていない |
シフトの自由度 | 自由度低い | 自由度高い |
職種 | オフィス事務が多い | 飲食や販売等の接客業が多い |
違いその1:雇用主が違う
まず派遣とパートでは、雇用主に違いがあります。
派遣社員の場合は「間接雇用」であるため雇用主は派遣会社ですが、パートの場合は「直接雇用」であり、雇用主が勤め先です。
尚、パートと似ている「登録型派遣」の場合は、派遣会社に登録しただけでは雇用契約は結ばれず、実際に働く派遣先企業で勤務が始まる時点で雇用契約が発生します。
よって、派遣とパートの違いは主に雇用主の所在であると理解した上で、雇用契約の発生時期も確認しておきましょう。
派遣の詳しい仕組みは、以下の記事で解説しています。
違いその2:給与は派遣の方が高い傾向にある
パートよりも、派遣の方が高時給の傾向にあります。
なぜなら、派遣の方が「高時給の事務職」や「専門技術を必要とする求人」が多いからです。
また、パートでは扶養内に給与を抑える人が多いことも、派遣の給与が相対的に高い理由の1つとして挙げられます。
例えば、総務省統計局による令和元年の『労働力調査』によると、派遣の平均年収は約128万円、パートの平均年収はや約114万円と、10万円程の差額があることがわかっています。
ただ、派遣はパートよりも平均労働時間が長いことも留意しておきましょう。
違いその3:仕事の評価を受ける先が違う
派遣とパートでは、仕事を評価する人と求められる仕事の基準が異なります。
というのも、パートは直属の上司によって評価されますが、派遣の場合、派遣元・派遣先間で評価が行われるからです。
よって評価の受け方には以下のような違いがあります。
- 派遣の評価は客観的に行われることが多く、公正な評価が得られやすい
- パートは直接フィードバックされることも多く、評価や待遇がスピーディーに反映されやすい
尚、パートと比較し派遣の方が専門知識を求める場合が多く、即戦力を期待される傾向にあります。
つまり即戦力として働けるスキルがあり公正な評価を望む場合は派遣、職務経験が豊富でなかったり、スピーディーな評価を得たい場合はパートとして働くことがおすすめです。
違いその4:有期雇用の派遣に対しパートは無期限
派遣社員は、同じ職場の同じ部署で3年までしか働けないというルールがあります。
一方でパートは雇用期間が決まっていないので、期間満了を気にせずに働き続けることが可能です。
よって、定期的に職場が変わることに抵抗がない方には派遣、同じ職場で働き続けたい方にはパートをおすすめします。
3年ルールについては、以下の記事で詳しく解説しています。
≫派遣3年ルールとは?3年後はどうなる?メリット・デメリットを詳しく解説
違いその5:派遣はシフトに融通がききにくい
派遣とパートでは拘束時間が違いがあり、派遣の方がシフトの融通がききにくいことが多いです。
パートであれば「週3日、午前中だけ働く」といったことも可能ですが、派遣の場合はフルタイム勤務が条件になることが多くなっています。
ですので、正社員と同等の期待や責任はないものの、正社員に近い勤務時間になるでしょう。
このように派遣のシフトは融通がききにくく、拘束時間の自由度は正社員<派遣<パートであると認識しておいて下さい。
違いその6:派遣はオフィス事務、パートは接客業が多い
派遣求人はオフィスでの事務作業が多く、パートは接客や販売等の求人が多い傾向にあります。
そのため派遣社員は、正社員と同じオフィスでアシスタントのような事務を行うので、パートよりも責任が重い場合が多いです。
ただ、パートの接客・販売は繁忙期である土日・祝日に出勤を求められる可能性が高い一方で、派遣のオフィス事務であれば土日に休むことができます。
よって、社会経験があり正社員と同じような労働環境で働きたい方には派遣を、接客・販売の仕事を希望し、休日出勤にも対応できる方にはパートをおすすめします。
3. 主婦が派遣で働く7つのメリット
主婦が派遣で働く7つのメリットは以下の通りです。
- 3-1.時給が高く設定されている
- 3-2.様々な経験を積むことができる
- 3-3.ライフスタイルに合わせて仕事を選択できる
- 3-4.正社員と比較して、スムーズに仕事が決まりやすい
- 3-5.プレッシャーを感じにくく、精神的・体力的な余裕が生まれる
- 3-6.派遣会社のサポートがあるので、安心して働ける
- 3-7.残業が発生しにくい
それぞれを詳しく見ていきましょう。
3-1. 時給が高く設定されている
派遣社員は、アルバイトやパートよりも時給が高く設定されているケースがほとんどです。
以下のグラフは、三大都市圏における派遣とアルバイト・パートの平均時給を比較したグラフです。
三大都市圏における派遣社員の平均時給は、1,742円と言われています。一方、同エリアにおけるアルバイト・パートの平均時給は、1,099円となっています。(2021年7月時点)
派遣とアルバイト・パートの給与には、およそ1.5倍もの差があることがわかるでしょう。
専門スキルが必要ない仕事であっても、時給が高い傾向は変わりません。
そのため派遣という働き方は、アルバイトやパートに比べ、効率的に稼ぐことができるのです。
働きたいときに一気に稼げる
引用元:Twitter
休暇を利用して短期派遣で稼げる!
出典:Twitter
3-2. 様々な経験を積むことができる
派遣社員は、一定期間の契約に基づいて仕事をするため、契約を更新しなければ、スムーズに仕事・職場を移ることができます。
これにより、様々な職場で多様な業務を経験できるというメリットが生まれます。
流動的に環境を変えることによって、より多くの経験を積み、スキルアップに励むことができるのです。
いろんな職場で働ける
引用元:Twitter
大企業で働くこともできる
新卒採用でなければ入社できないような大企業や有名企業で、派遣社員として仕事ができるケースもあります。
正社員の仕事内容とは異なることが多いですが、ハイレベルな環境で就業する経験は、今後のキャリアに大きく役立つでしょう。
社員登用制度を設けている会社であれば、結果を出すことで、正社員を目指すことができるかもしれません。
3-3. ライフスタイルに合わせて仕事を選択できる
自由度の高い働き方ができる点も、派遣の大きなメリットです。
時給や仕事内容、働く時間帯やシフト、残業の有無など、複数の条件を組み合わせて、自分にぴったりの仕事を選ぶことができます。
「家庭の事情でフルタイムの就業が難しい」「プライベートを充実させたい」といった個々のライフスタイルに合わせた働き方が、実現するでしょう。
予定が立てやすくて良い
出典:Twitter
シフトを組みやすく働きやすい
年金控除してくれるのがとても有難いし
有給付けてくれてシフト組みやすいので派遣でやってるよ、いいよ
出典:Twitter
仕事の繋ぎとしてやるには予定が組みやすくて最適
このシフトだったら、直雇用の仕事、面接あっても組みやすいですしね。
引用元:Twitter
3-4. 正社員と比較して、スムーズに仕事が決まりやすい
派遣の仕事を探す際は、まず派遣会社のアドバイザーとの面談を行います。
アドバイザーは、ヒアリングを通してあなたのニーズを汲み取り、最適な求人を案内してくれる存在です。
一般的な転職活動やアルバイトを探す場合は、すべて一人で行わなければなりませんが、派遣の場合は派遣会社からのサポートを受けながら、効率的に求職活動を進められます。
さらに、派遣就業までの過程で行われるのは、就業先との「顔合わせ」のみです。
履歴書や職務経歴書などの書類を作成したり、幾度にもわたる面接選考に臨んだりする必要はありません。
正社員と比較してスムーズに仕事が決まりやすいのです。
いますぐ仕事を始めたいという方は、派遣も視野に入れてみるのも良いのではないでしょうか。
補足:顔合わせとは
顔合わせとは、就業契約前の一度だけ行われる、形式的な面談のようなものです。
派遣会社の営業担当とともに、就業先を訪問して、質疑応答などを行います。
派遣の顔合わせについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
3-5.プレッシャーを感じにくく、精神的・体力的な余裕が生まれる
派遣社員の担当業務は、事前の契約時に明確に定められます。
過度な責任を負うような業務を担うことは少なく、契約時に伝えられた仕事以外を行うことは基本的にありません。
このことから派遣社員は、精神的な余裕を持って働けるというメリットがあると言えるでしょう。
「責任が重く、常に過度なプレッシャーに晒されるような仕事は苦手」という方には、うってつけの働き方です。
ストレスフリーで働ける
出典:Twitter
正社員より派遣のほうがストレスない
夜職の6時間手取り23,000より看護師派遣の時給2,000がストレス少ない
出典:Twitter
人間関係のストレスがほぼない
ただ、人間関係のストレスがほぼない、定時勤務、決められたことを淡々とこなす(難しいことはなし)のイメージで思っているから、
出典:Twitter
3-6. 派遣会社のサポートがあるので、安心して働ける
派遣という働き方の最大の特徴は、自分と就業先の間に「派遣会社」が存在するという点にあります。
仕事の紹介だけでなく、勤怠の申請や社会保険の加入、業務のサポートなどを行うのも、雇用主である派遣会社の役割です。
そして、もし就業に関して何かしらトラブルが発生した場合も、派遣会社が間に入ってサポートしてくれます。
正社員やアルバイトなどの場合、相談先は職場の上司となるのが一般的でしょう。
しかし人間関係などの理由から、相談が難しかったり、スムーズな解決が期待できないことがあります。
一方、派遣社員であれば、電話・メール対応、定期的な就業先訪問などサポート体制も整っているので安心です。
「仕事内容が契約と違う」などのトラブルが起きた場合はもちろん、「就業条件を変更したい」や「職場の人間関係で悩んでいる」などを相談もすることができます。
3-7. 残業が発生しにくい
派遣社員は、就業時間も契約で明確に決められているため、残業が発生しにくいという側面があります。体力的な余裕をもって働くことができるでしょう。
正社員雇用の場合は、あらかじめ固定残業代が含まれていることも少なくありません。定時で帰りづらい雰囲気の職場もあるでしょう。
一方、派遣社員の場合、業務の都合上残業することになれば、残業代はきちんと支払われます。そもそも契約の段階で、どのくらいの残業時間が発生するのか、正確に把握しておくことが可能です。
残業代未払いのトラブルに遭ったり、サービス残業を強いられる可能性は限りなく低いでしょう。
もし金銭面での問題が発生した場合も、派遣会社が間に入ってくれます。
ここまでのまとめ
派遣社員には以下のようなメリットがあることが分かりました。
- 時給が高く設定されている
- 様々な経験を積むことができる
- ライフスタイルに合わせて仕事を選択できる
- 正社員と比較して、スムーズに仕事が決まりやすい
- プレッシャーを感じにくく、精神的・体力的な余裕が生まれる
- 派遣会社のサポートがあるので、安心して働ける
- 残業が発生しにくい
ただ派遣社員は、非正規雇用という働き方のためメリットばかりではありません。次章では、派遣のデメリットを紹介します。
4. 主婦が派遣で働く4つのデメリット
主婦が派遣で働く4つのデメリットは以下の通りです。
それぞれを詳しく見てみましょう。
4-1.働ける期間が決まっている
前述の通り、同じ職場・部署で派遣社員として働ける期間は、最大3年間と定められています。(通称:3年ルール)
派遣社員として仕事をする場合、法律上、働ける期間が限られているのです。
また、派遣の契約を一定期間ごとに更新する場合、「双方の合意」が必須条件となります。
そのため業績が急激に悪化した場合など、更新が行われないケースもあります。
長く続けたいと思っても、契約満了のタイミングで打ち切られてしまうリスクが常に存在するのです。
派遣として働くならば、雇用が安定しないという点は理解しておかなければなりません。
延長してもらえずで将来が不安
3月までは派遣で仕事してたけど、期間満了で延長してもらえず。
去年には病気も分かり、一生付き合わなきゃいけない。
でも今凄く楽しい!けど将来の事で急に不安になる
引用元:Twitter
4-2. 収入が安定しない
派遣の給料は、時給で設定されているため、月収は「働いた時間の長さ」によって変動します。
そのため、祝日が多い月や長期休暇がある月は、収入が大幅に下がってしまうことがあります。
この点は正社員との大きな違いと言えるでしょう。
4-3. キャリアアップにつながりにくい
派遣の仕事はキャリアアップにつながりにくい傾向にあります。
仕事内容は契約時に決められたものに限られますし、責任のある仕事を担うことも少ないからです。
派遣で担当する業務は一般的に、「裁量の大きな仕事」というよりは、「何かしらの作業を指示される、ルーティン要素が強い仕事」が多いと考えておくべきでしょう。
業務を通して、将来的に役立つスキルを身に付けるのは難しいかもしれません。
どんどん新しい仕事に挑戦したい方や、昇進したい方、スキルアップ志向の強い方などにとっては、「やりがいがない」と感じてしまうでしょう。
モチベーションを維持できなくなってしまう可能性がありますので、注意が必要です。
4-4. 高いスキルが求められる
派遣社員の採用基準は、「企業が求めるスキルがあるかどうか」です。
したがって、スキルや経験が豊富な人や、資格を保有している人は、好条件の仕事にも就きやすくなります。
一方で、強みとなるものが何もない場合、自分の希望に合致した仕事を探すのは困難になるでしょう。
ここまでのまとめ
主婦が派遣で働く4つのデメリットを解説しました。
- 働ける期間が決まっている
- 収入が安定しない
- キャリアアップにつながりにくい
- 高いスキルが求められる
5. 主婦が派遣会社を選ぶ際の4つのポイント
ここでは、主婦が派遣会社を選ぶ際のポイントを4点お伝えします。
以下で順番に解説していきます。
1. 優良派遣事業者に認定されているか
まず第1のポイントは、優良派遣事業者に認定されている派遣会社かどうかです。優良派遣事業者認定制度は、法令遵守や良い労働環境の提供などの複数条件において、一定の基準を満たしている派遣会社を厚生労働省が認定する制度です。
平成26年から開始された制度で、2021年時点で160社以上が認定を受けています。
認定されている派遣会社は派遣社員へのフォロー体制が充実しているため、認定派遣会社を利用することをおすすめします。
2.自分の希望にあった求人が掲載されているか
利用する派遣会社に、希望に合う求人が掲載されているかはとても重要です。
主婦の方が派遣として働く際には、以下のようにクリアしておきたい様々な条件があります。
- 自宅から近い勤務地
- 働きやすい、働きたい職種
- 給与
- 勤務期間、時間
- 未経験OK(またはブランクがあっても働ける)
また、派遣会社の求人検索画面には以下のように、様々な条件で求人を絞って検索することができます。
出典:スタッフサービス
派遣会社に登録する前にどのような求人が掲載されているのか見ることもできるので、様々な派遣会社のページを確認してみると良いでしょう。
3. 主婦・子育てママのサポートがしっかりしているか
主婦や子供がいる家庭へのサポートがしっかりしているかも重要なポイントです。
実際に働き始めると、子供の熱などで当日に仕事を休むことになったり、早退したりする場合が出てくるでしょう。
このような場合は、派遣先・派遣元双方の理解を得る必要があります。
派遣元企業が主婦・子育てママに理解があると、より主婦に理解のある派遣先を紹介してくれるためです。
そのような派遣会社を見極めるには以下の2点から判断することができます。
- 主婦ママ特設ページがある
- 求人検索条件に主婦歓迎がある
周囲の協力を得ることができ、主婦が働きやすい環境の職場を見つけるようにしましょう。
4. 産休・育休制度が整っているか
主婦として派遣で働く場合、産休・育休制度が整っているかを確認すると良いでしょう。
派遣会社によって産休育休の取りやすさ、福利厚生の手厚さは異なるため、産休育休取得率や女性からの評判が高い派遣会社を選ぶことがおすすめです。
また大手派遣会社と違い、中小派遣会社は派遣社員の産休育休の手続きについて理解していない場合が多くあります。
このため、産休・育休制度を利用したい方は、大手派遣会社を選ぶと良いでしょう。
次章では、これら4つのポイントを押さえた主婦におすすめの派遣会社を紹介します。
6.主婦におすすめの派遣会社5選
この章では、主婦が最適な派遣会社を選ぶための4つのポイントを押さえたおすすめの派遣会社を紹介していきます。
順位 | 派遣会社 | コメント |
1位 | テンプスタッフ | 女性が働きやすいと評判。サポートも手厚い。 |
2位 | スタッフサービス | 求人数業界No.1。残業なしの案件も多数。 |
3位 | パソナ | 女性の就職支援に力を入れている。条件の良い案件が多い。 |
4位 | リクルートスタッフィング | 福利厚生も充実。大手優良企業の求人も。 |
5位 | マンパワー | 50年以上続く派遣会社。未経験OKの求人を多く保有。 |
テンプスタッフ|求人案件は30,000以上
テンプスタッフは、パーソルテンプスタッフ株式会社が運営する人材派遣サービスです。
常に30,000件以上の求人を抱えており、幅広い業種や職種の中から、自分に合う企業を探すことができます。
また、テンプスタッフには未経験OKの求人が多いのも特徴です。前職とは異なる領域で仕事をしてみたい方には、おすすめの派遣会社と言えるでしょう。
テンプスタッフ公式サイト:
https://www.tempstaff.co.jp/
運営会社 | パーソルテンプスタッフ株式会社 |
公式ページ | https://www.tempstaff.co.jp/ |
公開求人数 | 約3.5万件(2021年12月現在) |
対象地域 | 全国 |
テンプスタッフの口コミ
担当の方は、なんでも相談しやすい雰囲気で定期的に就業先に面談に来てくれたり、就業先とのやりとりもうまく取り持ってもらえました。
就業先はアットホームな職場で私には割と居心地良く、人間関係も悩むことなく働きやすかったです。
不満を言えば交通費の支給がないのでもう少し時給が高ければ良いのにと思いました。
出典:アンケート
毎月面談もあるので困ったことは相談できます。
派遣就業途中で妊娠してしまい、悪阻の期間休ませていただいたのですが、悪阻が終わったら復帰できるよう交渉してくださり、大変親切でした。
結局悪阻が終わらず戻れなかったのですが、退職の手続きや、荷物の撤収などもしてくださったようで、大変助かりました。
交通費はでませんでしたが、いい時給のところを紹介していただけたので満足でした。
出典:アンケート
スタッフサービス|求人数は派遣業界No.1
スタッフサービスは、派遣会社の中で最も多く求人を保有している大手派遣会社です。
実際、職種・業種ともに幅広く案件を保有しているので、自分にあった求人を探しやすい派遣会社のひとつです。
登録利用者からは「仕事紹介のスピードが早い」「他の派遣会社に比べて圧倒的な求人で選択肢が広い」など、高く評価されています。
スタッフサービス公式サイト:
https://www.staffservice.co.jp/
運営会社 | 株式会社スタッフサービス・ホールディングス |
公式ページ | https://www.staffservice.co.jp/ |
公開求人数 | 約12万件(2021年12月現在) |
対象地域 | 全国 |
スタッフサービスの口コミ
また、子供の体調不良で欠勤せざるを得ない時に自分自身で連絡するのが億劫になったことがあったのですがその時に代わりに連絡をして下さりとても助かりました。わたし自身の能力も買って下さり辞める際には条件を変えてでも残ってくれないかと引き止めて下さいました。
土日祝は働けないと言うわたしの希望を聞いて下さりました。楽しくお仕事出来ました。
出典:アンケート
福利厚生、有給制度も充実しています。
今まで2カ所派遣先を紹介していただきましたが、どちらの会社も働きやすかったですし、担当営業の方が月に1回訪問に来てくれていたので、不安なことを話したり相談などをする機会がしっかりありました。また、新婚旅行の為1週間の有給をいただいた時も、営業担当の方に言うと、営業の方から派遣先の方へ承諾を得てくれました。
派遣社員として、すごく働きやすい会社だと思います。
出典:アンケート
パソナ|高時給・優良案件を探すなら
『パソナ』は、株式会社パソナが運営している人材派遣サービスです。株式会社パソナは、転職支援サービスとして名高い『パソナキャリア』を運営していることでも知られています。
パソナは他の企業と比べて高時給の案件も多く、また、女性の就職支援にも力を入れているのが特徴です。
優良案件が多いため、審査に通りにくいといった声がよく聞かれますが、その分就業経験がある人、スキルを活かして働きたい人にはおすすめの派遣サービスです。
パソナ公式サイト:
https://www.pasona.co.jp/
運営会社 | 株式会社パソナ |
公式ページ | https://www.pasona.co.jp/ |
公開求人数 | 約7,500件(2021年12月現在) |
対象地域 | 全国 |
パソナの口コミ
派遣サービス(派遣会社)への満足度:求人数は若干少なかったですが、いい求人が多かったです。パソナの福利厚生はとても充実していました。
担当者への満足度:サポートもしてくれ、面談も実施してくれてとてもよかったです。
転職先への満足度:よい会社を紹介していただき、長く勤めることが出来ました。今は結婚で辞めてしまいましたが、パソナで派遣の仕事から紹介してもらってよかったと思っています。
出典:アンケート
出典:アンケート
リクルートスタッフィング|派遣初心者は登録必須
リクルートスタッフィングは、株式会社リクルートホールディングスの人材派遣子会社が運営しているサービスです。
大手企業の案件が多く、人気企業に勤めたい方には特におすすめできます。
また、リクルートホールディングスは幅広く人材サービスを展開しているため、就職に関するノウハウも豊富です。
未経験や時短勤務、年代別など自分に合った仕事を探すことができるので、初めて派遣会社に登録する人、今まで派遣で働いたことがない人など、初心者にもおすすめの派遣会社と言えるでしょう。
リクルートスタッフィング公式サイト:
https://www.r-staffing.co.jp/
運営会社 | 株式会社リクルートスタッフィング |
公式ページ | https://www.r-staffing.co.jp/ |
公開求人数 | 約5,000件(2021年12月現在) |
対象地域 | 全国 |
リクルートスタッフィングの口コミ
担当者の方は頻繁連絡を下さり、最初のうちは一ヶ月に2回程度職場まで足を運んで下さいました。とても心強かったのを覚えています。
とにかく職場の環境がよく、人間関係も良くてストレスなく過ごせた期間でした。残業もなく定時でしっかり上がれました。こういう職場は珍しかったのだと今になって思います。
出典:アンケート
有給の取り方やわからないことを丁寧に教えてくれた。
こまめに就業先に面談にきてくれるので、相談もしやすい。
自分がやりたいように仕事を進めれて働きやすい。残業や有給も自分の都合で取りやすい。ただ、会社として残業を減らしていく傾向にあるので、時給で働いてる身としては、給料が少ない月もある。人間関係も正社員のように深く関わる場面が少ないので、過ごしやすい。
出典:アンケート
マンパワー |50年の実績を持つ大手派遣会社
マンパワーは、マンパワーグループ株式会社が運営している、日本最初の大手人材派遣サービスです。昭和41年に設立され、50年以上の実績がある派遣会社として知られています。
また、人材ビジネス実施の第32回派遣スタッフ満足度調査では、『また働きたい派遣会社第1位』に選ばれ、高い評価を得ています。
非公開の案件や大手案件を多数取り揃えており、希望や適性に合った求人を紹介してくれる派遣会社です。
マンパワー公式HP:
https://www.manpowerjobnet.com/
運営会社 | マンパワーグループ株式会社 |
公式ページ | https://www.manpowerjobnet.com/ |
公開求人数 | 約6.8万件(2021年12月現在) |
対象地域 | 全国 |
マンパワーの口コミ
担当者はとても頼りがいがあり、こちらから言わずとも変化に気づいて声をかけてくれます。また派遣先と私の間に挟まれながらもお休みや昇給などなにかと力になってくれる方でした。派遣先はとても良いところで、人間関係が特によかったです。仲が良いけど良すぎるわけではなく、業務にも甘えが出ない良い距離感だと思います。お給料も入った当初より少しばかり上がったので尚良いです。
出典:アンケート
正社員とそんなに変わらない待遇の求人が多かった印象があります。
すごく丁寧な対応をしていただいて、結構なわがままを言ったつもりでしたがそれに近しい求人を探していただいたり、私の適性を考えてくれて助かりました。
程よい残業時間で、稼ぎと趣味のバランスがいい感じです。仕事自体は楽しいものではありませんが、人間関係も悪くなくないです。
出典:アンケート
7.派遣会社を効果的に利用するための8ポイント
この章では、派遣会社をより効果的に利用するためのポイントを8つお伝えします。
- 7-1. 派遣会社に複数登録する
- 7-2. 派遣就労の意欲を見せる
- 7-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
- 7-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく
- 7-5. 担当営業をシビアな目でみる
- 7-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
- 7-7. 気になる求人があったら早めに応募する
- 7-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
良い派遣会社を選んでも、上手に使えなければもったいないので必ずチェックしましょう。
7-1. 派遣会社に複数登録する
派遣会社は、複数登録することがおすすめです。
なぜなら、複数登録することで以下3点のメリットがあるからです。
- 最適な担当営業を選べる
- 用途によって派遣会社を使い分けられる
- 独占案件をカバーできる
具体的には、以下のように2~3社の派遣会社に相談し、対応に満足できた派遣会社のどれかに頼ることをおすすめします。
7-2. 派遣就労の意欲を見せる
派遣就労への意欲を見せることで、担当営業があなたの優先順位をあげて対応してくれるようになります。
なぜなら、担当営業には派遣契約の成約目標が課されており、派遣契約に結びつきそうな方を欲しているからです。
こういった背景もあり、担当営業とのファーストコンタクトで必ず「就労時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
なお、会社に在籍中の場合は、最短で退職できる見込み日時を伝えておくと良いです。※一般的に、退職には約1か月半~2か月かかります。
7-3. 就業前後のフォロー体制を聞いておく
派遣会社による就業前後のフォロー体制は、必ず聞いておくようにしましょう。
例えば、就業前のフォロー体制については、「希望条件に合った求人紹介」や「企業との面談対策」をしっかりと行ってもらえるかどうかがポイントとなります。
その一方、就業後のフォロー体制については、「派遣先への訪問頻度」や「派遣会社への連絡体制」を聞き出し、就業後もいつでも相談しやすい環境かどうかを確認しておきましょう。
7-4. 派遣会社の福利厚生・研修制度を聞いておく
派遣会社の福利厚生・研修制度も必ず聞いておくようにしましょう。
なぜなら、派遣社員が受けられる福利厚生・研修制度は、派遣先企業のものではなく、派遣会社から提供されるものとなるからです。
ここは勘違いしやすいところですが、非常に重要なポイントなので、必ずおさえておくようにしましょう。
7-5. 担当営業をシビアな目でみる
担当営業に情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
ご支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応いただき感謝をしておりますが、派遣社員としての就労が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他の担当の方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
担当変更がどうしてもしづらい場合は、その派遣会社は諦めて他社を当たりましょう。
7-6. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限り情報が残ります。
派遣会社や企業の中でよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ...」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を制限されるなどの判断が下されます。
7-7. 気になる求人があったら早めに応募する
派遣会社を利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
なぜなら、派遣の求人は募集ポジションの枠が埋まった時点で、募集が止まってしまうからです。
実際、希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と思う方も多くいらっしゃいます。
このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。
7-8. 同じ求人に複数の派遣会社から応募しない
数社の派遣会社を使っている場合、同じ求人には複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。
企業から「他の派遣会社からも応募があるんだけど」と担当者に連絡がいってしまいます。
これにより、企業・担当営業の両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。
8.派遣会社利用の流れ
この章では、実際に派遣会社を利用する場合の流れについてご説明します。
- Step1. 派遣会社に登録する
- Step2. 担当者と初回面談を行う
- Step3. 求人紹介を受ける
- Step4. 希望求人に応募する
- Step5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
- Step6. 就業開始
- Step7. 就業後フォローを受ける
- Step8. 契約終了前の対応を行う
この章でご説明することは、派遣社員として就労するに当たって大事なポイントとなりますので、必ず目を通すようにしてください。
Step 1. 派遣会社に登録する
派遣会社公式ページから登録を行いましょう。
登録の際、以下内容を記載します。
- 名前
- 住所
- 経験
- スキル
- 希望職種
- 就業条件
もし希望職種・就業条件について考えが及ばないようでしたら、派遣会社との面談当日の際に聞くことで、具体的なイメージを持てるようにしましょう。
Step 2. 担当者と初回面談を行う
派遣会社に登録した後、担当者と初回面談を行います。
たいていの場合、面談は以下2つのうちいずれかの方法となります。
面談方法について選択できる場合は、直接面談を行ってもらうようにしましょう。
というのも、直接面談の方が電話面談に比べて、時間を取って丁寧に行ってくれることが多いからです。
なお、初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 派遣社員として就業するべきかどうか
- 派遣社員として就業するとしたら、どのような企業で働けそうか
- 就業先に関する要望の深堀
実際、面談で気づかされることも多く、面談を通じて具体的な就業イメージをつけられた方も多いので、なるべく多くの派遣会社に意見をもらうことをおすすめします。
Step 3. 求人紹介を受ける
初回面談の後、あなたの希望に合いそうな派遣求人を5件〜20件ほど紹介してもらいます。
思ってもいないような大手企業もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれの派遣会社でしか扱っていない独占求人(その多くは非公開求人)もありますので、派遣会社に2~3社登録し、それぞれの会社で求人紹介を受けることを推奨します。
Step 4. 希望求人に応募する
求人紹介を受けた中で、実際に応募したい求人があった場合、その旨を担当者に伝えます。
ここで担当者と良好な関係を築けていると、応募企業に自らをプッシュしてくれることで、選考が有利に進むこともあります。
そのため、派遣会社とのやりとりにおいては常に誠実な対応を取り、良好な関係を築けるようにしておきましょう。
Step 5. 応募先企業と面談(顔合わせ)を行う
書類選考に通過した後、応募先企業と面談(顔合わせ)を行います。
企業との面談に際しては、派遣会社の担当者が同席をしてくれるので、一人よりも安心して臨むことができます。
ただし、建前は企業との「面談」となっていますが、実質は「面接」であることには注意が必要です。
実際、面談中に以下のような質問を受けることもあります。
- 自己紹介をして頂けますか?
- 職務についてご説明いただけますか?
- あなたの長所・短所を教えて頂けますか?
- 今までの仕事では何に気を付けていましたか?
- 以前に経験された資料作成は社内向けですか、社外向けですか?
もし、企業との面談に自信がない場合は、以下の記事に面談(面接)のポイントが記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
Step 6. 就業開始
応募先企業との面談の後、内定が出たら就業開始です。
契約期間が満了するまで、就業先での仕事に精一杯取り組みましょう。
なお、ネット上の大半はここまでの説明で終わっていますが、就業開始後も派遣会社との関係は続きます。
詳しくは、Step7.8にてご説明しますので、しっかりおさえておいてください。
Step 7. 就業後フォローを受ける
就業後も、引き続き派遣会社からフォローを受けることができます。
就業後フォローの一例として、就業後に企業への要望が出てきた場合は、派遣会社が間に入って企業に伝えてくれるといったこともあります。
その他、派遣会社の研修制度を利用してスキルアップを図ることもできますので、就業後も派遣会社を賢く利用していきましょう。
Step 8. 契約終了前の対応を行う
派遣社員の雇用期間終了が近づくと、以下のうちいずれかの対応を行う必要があります。
- 契約期間の更新を行う(契約期間3年未満の場合)
- 他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶ
- 派遣先企業と雇用契約を結ぶ
また、就業後3年以上になる場合は、他の就業先にて新たな派遣契約を結ぶか、派遣先企業と雇用契約を結ぶかのうち、いずれかの対応を選ぶこととなります。
というのも、労働者派遣法により、派遣社員は同じ事業所で3年以上働くことができないと定められているからです。
基本的に、今後の対応については派遣会社から提案をもらえますが、このような対応があるということを事前に知っておきましょう。
9. 【FAQ】主婦が派遣として働く際に気になる疑問と回答
ここからは、主婦が派遣として働く際に気になる以下の疑問に回答していきます。
- Q1. 扶養の範囲内でも働けますか?
- Q2. 30代、40代でも派遣として雇ってもらえますか?
- Q3. ブランクがあるけど昔と同じ職種に応募できますか?
- Q4. 事務作業以外の職種はありますか?
- Q5. 扶養内のボーダーラインはどこまでですか?
- Q6. 社会保険に加入しても損しませんか?
Q1. 扶養の範囲内でも働けますか?
フルタイム以外の求人で働けば問題ありません。
派遣会社が紹介する求人の中には、フルタイムの他にも短時間勤務のものもありあます。
ですので、1日4時間や週3日から勤務できる求人に応募するようにしましょう。
Q2. 30代、40代でも派遣として雇ってもらえますか?
雇ってもらえますが、年々厳しくなります。
派遣社員が30・40代だと、現場で指揮する社員が自分より年下の場合が数多くあります。
この場合、双方がやりずらさを感じる場合があるため、現場の指揮命令者よりも年上の派遣社員を避けたがる職場もあるのです。
労働基準法では求人の年齢制限は禁止されていますが、企業に雇われやすい若い人材を優先的に派遣先企業に提案しているのが現実です。
以下に30・40代でも派遣社員に採用されやすくなるポイントをまとめておきました。
30・40代でも採用されやすくなる4つのポイント
- 専門性のあるスキルを身に着ける
- 希望条件を緩和・変更する
- 中小企業や人気が低い職種を狙う
- 派遣会社と仲良くなる
企業は、30・40代に職務経験やスキルを求めてくるため、スキルを身に着けることは非常に重要です。
さらに、派遣において意外と重要なのが、派遣会社の方と上手く付き合うことです。
積極的に就業意欲をアピールすることで、採用が有利になることもあります。
Q3. ブランクがあるけど昔と同じ職種に応募できますか?
可能です。
しかし、同じスキルならブランクの無い求職者の方が有利であるため、必ず採用される訳ではありません。
もしも同じ職種に応募したいなら、パートタイム派遣求人に応募すると良いでしょう。
パートタイム派遣は、1週間のうちで希望する数日だけを派遣社員として派遣先の企業で働く仕組みです。
ブランクが長い方や経験やスキルに不安を感じる方でも無理なく就業できるように、派遣会社側で様々な研修制度やサポート体制を充実させているという特徴があります。
このような研修の手厚い求人などを中心に探し、ブランクを埋めていくことがおすすめです。
Q4. 事務作業以外の職種はありますか?
全体的にどの業界でも事務作業が多い傾向がありますが、事務作業以外の仕事もあります。
具体的には、以下のような職種です。
- 販売接客
- ラウンダー
- 介護職
- webデザイナー
- webマーケティング
- 動画映像クリエイター
- エンジニア
- 秘書
これらの職種の中には、実務経験やスキルが必要になる場合があります。
応募職種を選ぶ際は、キャリアアドバイザーとよく相談しましょう。
Q5. 扶養内のボーダーラインはどこまでですか?
控除や保険には、以下のような各種ボーダーラインがあります。
税制上の扶養 | 社会保険上の扶養 | |
100万円 | 住民税発生 ※自治体によって異なる |
- |
103万円 | 所得税発生 | - |
106万円 | - | 自身の勤務先で保険加入の義務が発生 |
130万円 | - | 夫の社会保険の扶養から外れる |
150万円 | 配偶者特別控除の満額(38万円)が受けられる ※夫の年収で減額される場合あり |
- |
201万円 | 配偶者特別控除が受けられる上限年収 | - |
ご覧の通り、税制上と社会保険上の扶養では別のボーダーラインが設定されています。
また、配偶者特別控除の上限年収は夫の年収によって変わる場合があり、詳細は以下の通りです。
出典:日本FP協会
Q6. 社会保険に加入しても損しませんか?
年収によっては損をする場合があります。
損をする場合は以下の通りです。
社会保険に加入しない方が良いケース
- 従業員501人以上の職場で勤務している方
- 年収130~153万円の方
1パターン目の場合、年収106万円~125万円の方が社会保険に加入すると損することになります。
手取り減収分を取り戻すためには125万円以上が必要です。
2パターン目の場合はあらゆる条件に関係なく、年収130~153万円の方は手取り収入が減ってしまいます。
しかし、配偶者が社会保険未加入で自営業やフリーランスとして働いている場合は、社会保険へ加入することで、収入によっては配偶者を自分の扶養に入れることが可能です。
終わりに
主婦が派遣で働くことについて、パートと比較してお話しました。
派遣で働くことは、パートよりも給与や条件面で優れていることが多く、主婦の方に大変おすすめです。
ご自身や家族のライフスタイルに合う、最適な職場を見つけてみてください。
最後に、このページで紹介した主婦におすすめの派遣会社をご紹介します。
主婦におすすめの派遣会社5選
- テンプスタッフ|求人案件は30,000以上
- スタッフサービス|求人数は派遣業界No.1
- パソナ|高時給・優良案件を探すなら
- リクルートスタッフィング|派遣初心者は登録必須
- マンパワー|50年の実績を持つ大手派遣会社
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