医師転職ドットコムに本当に登録すべきなのか、信用できる評判を見てから決めたいと思いませんか?
結論、医師転職ドットコムは、業界最大級に求人数が多いのに加えて、キャリアビジョンを一緒に考えてくれるという点で高評価を得ている転職サイト(転職エージェント)です。
ただ、良い評判がほとんどを占めていたものの「企業求人は少ない」など気になる点に関しても言及されていました。
そこでこの記事では元転職エージェントである私が、当サイトで実施した転職経験者の医師100人に対するアンケート結果をもとに、医師転職ドットコムの評判について徹底解説していきます。
- 医師転職ドットコムの総評
- 医師転職ドットコムの良い評判と口コミからわかるメリット
- 医師転職ドットコムの悪い評判と口コミからわかるデメリット
- 医師転職医師転職ドットコムおすすめ4つの使い方
- 医師転職ドットコムがおすすめな人
- 医師転職医師転職ドットコムと併用したい転職エージェント
- 医師転職ドットコムをより効果的に利用する7ポイント
- 【図解】医師転職ドットコム利用の流れ
- 医師転職ドットコムに関するQ&A
- まとめ
全て読めば、自分が『医師転職ドットコム』に登録すべきかどうか自信をもって判断でき、転職の第一歩を踏み出せるようになるでしょう。
目次
1.医師転職ドットコムの総評
『医師転職ドットコム』は、業界最大級の医師専門の転職エージェントです。
医師のための紹介事業を20年以上続けていて、転職した先生の満足度93.4%を記録しています。
合計100名に対して行った医師エージェントの評価に関するアンケートの結果、『医師転職ドットコム』の評価は下記の通りとなりました。
評価項目 | 総合順位 | 評判 |
---|---|---|
総合評価 | 2位/10社 | 全指標でおおむね高評価。 求人にやや偏りはあるが、すべての年齢層におすすめ。 |
求人の質・量 | 1位/10社 | 求人量は業界で最も多い。 クリニックや企業の求人は少ないが、様々な求人を扱っている。 |
提案力 | 4位/10社 | 希望に沿った求人を提案してくれるが、質がバラバラ |
サポート体制 | 3位/10社 | 対応の丁寧さとスピードが好評 |
医師転職ドットコムの総評としては、求人数が業界最大級という大きなメリット面をもっていることから、利用価値のある優良な転職サイトだと結論づけることができます。
求人数が多いにこしたことはないため、どれに登録すべきか迷っているかたは、まず一番に登録してみましょう。
また、当サイト実施の医師100人に対するアンケートの結果によると、医師転職ドットコムのメリット・デメリットは以下であることがわかりました。
メリット |
|
デメリット |
|
2,3章からは、医師転職ドットコムのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
2. 医師転職ドットコムの良い評判と口コミからわかるメリット
医師転職ドットコムのメリットを、実際の口コミをもとに以下の順にて解説していきます。
では、それぞれ見ていきましょう。
良い評判①:業界最大級に求人が多い
医師転職ドットコムの良い評判・メリットの1つ目は、業界最大級に求人数が多い点です。
実際、2023年10月22日月現在、常勤・非常勤あわせて4万件以上の公開求人が掲載されています(うち、常勤医師の求人は約2.3万件)。
他の主要な医師転職サイトと比較してみると、他サイトより豊富な求人を揃えていることが理解できます。
医師転職サイト | 総求人数 | 常勤求人数 | 非常勤求人数 |
---|---|---|---|
医師転職ドットコム | 40,291件 | 23,946件 | 16,345件 |
民間医局 | 36,368件 | 16,042件 | 20,326件 |
マイナビドクター | 35,560件 | 16,271件 | 19,289件 |
エムスリーキャリアエージェント | 21,034件 | 14,346件 | 6,688件 |
JMC | 20,823件 | 16,105件 | 4,718件 |
リクルートドクターズキャリア | 17,276件 | 12,480件 | 4,796件 |
Doctor Vision | 16,961件 | 11,167件 | 5,794件 |
〔求人数〕各サービス求人検索システムによる編集部調べ、2023年10月22日時点.
求人数はすべて公開求人数のみで集計。
民間医局・マイナビドクター・Doctor Visionはスポットアルバイトの求人数を含む。
医師転職ドットコムは、非常勤求人数では民間医局・マイナビドクターなどに一歩及ばないながらも天秤にかけるには十分な量を有しており、かつ常勤求人数ではそれら2社を大きく上回っています。
また、当サイトのアンケートには医師転職ドットコムについて「求人の豊富さに満足した」という口コミが多数寄せられていました。
医師の求人が豊富であるため、条件に合う求人を見つけやすい
また、医師転職ドットコムでは「働き方別 医者の転職・求人特集」という特集記事も組んでいて、女性医師の求人、QOL重視の求人など、様々なパターンの転職求人を見つけやすいのが他サービスにはない特徴です。
求人数が多ければ多いほど選択の幅が広がり、自身のスキル・条件にマッチした職場と出会える確率が高まるため、理想の職場と出会いたいのであれば、一度は登録しておきたいサービスだと言えるでしょう。
良い評判②:将来を見据えたコンサルティングを実施
医師転職ドットコムの良い評判・メリットの2つ目は、将来を見据えたコンサルティングを実施してくれる点です。
同サービスは、求職者のキャリアビジョンに沿うように手助けするのをモットーとしているため、「転職しないことがベスト」と助言されることもあるようです。
転職しないという選択肢も提示してくれる信頼できるサービス
医師転職ドットコムのコンサルタントの方には、本当に様々なキャリアの提案をしていただいたので、可能性を絞ることなく転職活動ができてとても満足しています。
驚いたのは、今の勤務先で待遇改善ができればそれも検討するべきでは?と言われたことです。
転職エージェントは無理にでも転職をさせると思っていたので、転職をしない可能性まで提案してくれることに、信頼が持てました。
転職サービスは、紹介した病院への転職が決まると、サービス側にお金が支払われる「成果報酬型」のビジネスモデルをとっているため、無理にでも転職させようとするサービスが存在する現状があります。
そんな中、医師のキャリアビジョンを叶えるため「転職させない」という選択肢もしっかり提示してくれるのは、求職者にとって本当に真摯なサービスだと言えるでしょう。
良い評判③:病院の内部事情までしっかり調査してくれる
医師転職ドットコムのメリット3つ目は、病院の内部事情までしっかり調査してくれる点です。
病院の詳細情報だけでなくスタッフの雰囲気までしっかり調査してきてくれるため、職場の雰囲気を大事にしている人でも安心して転職することができるということが以下の口コミから読み取れます。
詳細情報を教えてくれたため安心できた
医局人事で勤務していましたが、頻繁に転勤があることに疲れてきたこと、子どもの教育費のために収入を増やすことが必要だったことから、医局を離れ転職をすることにしました。
コンサルタントにそういった事情を話したところ、「先生でしたら待遇は大幅に良くなりますよ」と言っていただき、実際に部長待遇で2400万円の年収で転職できました。
「高額年収」とは異常に忙しかったり、雰囲気が良くない職場だったり、何か問題があるからだと思っていましたが、コンサルタントが医療機関の詳細な情報やスタッフの雰囲気まで細かく調査してくれたので、不安なく希望にあった転職ができました。
条件の良い職場すぎると、それには何か理由があるのではと勘ぐってしまうことも多いですが、同サービスでは、内部調査がしっかりしているため、余計な心配をする必要はありません。
条件だけじゃなく職場環境も重視している人は、その旨をしっかり伝えて担当者に伝えて内部調査を依頼するようにしましょう。
ここまでは、医師転職ドットコムのメリットについてお話してきました。
ここまでで少しでも興味を持ったかたは、一度気軽に登録してみることをおすすめします。
ただ、デメリット面もしっかり把握したうえで利用するかどうか慎重に判断したい人も多いですよね。
そこで次章からは、医師転職ドットコムの悪い評判・デメリットについてもご紹介していきます。
3. 医師転職ドットコムの悪い評判と口コミからわかるデメリット
医師転職ドットコムを利用する際は、以下2点に注意しましょう。
それぞれ実際の口コミを用いながら解説します。
悪い評判①:企業の求人が少ない
医師転職ドットコムのデメリット1つ目は、企業の求人が少ない点です。
たとえば、企業の求人目当てで登録した人からは「期待外れだった」という声が寄せられています。
企業の求人が少なくてがっかりだった
40代半ばに近づき、外科医として今後は安定した企業で経験を活かしながら勤務したいと思い、転職支援サービスに登録をしました。
しかし、企業からの求人は少なく、自分が住んでいる地域は特に少ないことがわかりました。
仕方なく、別のエージェントに登録して、転職することにしました。
サイトの求人数内訳を調査してみたところ、医師転職ドットコムに掲載されている一般企業(産業医含む)・製薬企業の公開求人(常勤)は約180件と、常勤公開求人の1%にも満たない数でした(2023年10月22日現在)。
医師として企業への転職を考えている方にとっては、選択肢の幅が狭く「求人が少ない」と感じてしまうことでしょう。
しかし実際のところ、医師転職が保有する企業求人は、主要な医師向け転職サイトのなかでも比較的多いのです。
そもそも企業の産業医や製薬企業の医師求人というのはきわめて稀少性が高いもので、雇用する人数自体も少なく、募集も頻回には行わないものです。
たとえば編集部実施の転職サイト満足度アンケートで特に人気の高かった7サービスにおける企業求人数(産業医・製薬企業求人などを含む)をまとめると、以下の通りです。
医師転職サイト | 総求人数 | 企業求人数 | 企業求人の割合 |
---|---|---|---|
医師転職ドットコム | 23,946件 | 179件 | 約0.75% |
民間医局 | 16,042件 | 92件 | 約0.57% |
JMC | 16,105件 | 73件 | 約0.45% |
マイナビドクター | 16,271件 | 70件 | 約0.43% |
Doctor Vision | 11,167件 | 40件 | 約0.36% |
リクルートドクターズキャリア | 12,480件 | 34件 | 約0.27% |
エムスリーキャリアエージェント | 14,346件 | 21件 | 約0.15% |
〔求人数〕各サービス求人検索システムによる編集部調べ、2023年10月22日時点.
求人数はすべて公開求人数のみで集計し、常勤に限定して集計した。
求人数は数日間で変動するためこの順序が常に一定ではないものの、2023年10月22日時点では、上掲7社のなかで医師転職ドットコムが企業系求人(常勤)の公開数トップです。
また全常勤求人に占める割合はどのサービスも1%未満であるなかで、2位の民間医局を0.2ポイント上回るなど、医師転職ドットコムは比較的豊富な企業求人を有していることがわかります。
もっといえば、サービスによっては企業求人をただ「企業」という項目でしか絞り込めないなか、医師転職では「一般企業」と「製薬企業」を分けて検索することができます(上掲7社では他にリクルートドクターズキャリア、エムスリーキャリアがこの項目に対応)。
「製薬企業」の項目を選べる3社(医師転職ドットコム・リクルートドクターズキャリア・エムスリーキャリア)のなかでは、2023年10月22日時点では医師転職ドットコムが16件と最も製薬企業求人が多く、エムスリーキャリアで2件、リクルートドクターズキャリアで0件の公開求人数となっています。
以上のことを考慮すると、「医師の企業求人はそもそも数が少ない」かつ「そのなかでも医師転職ドットコムは企業求人が多いほうだ」と言えます。
したがって、前掲した口コミを寄せてくださったドクターの悩みは、どちらかといえば企業への転職を希望する医師に必ず付きまとってくる不満・悩みと考えられます。
大切なことは、企業求人が少ない・稀少性の高いことをふまえた上で、応募先の選択肢を確保するために複数のチャネルを利用することです。
つまり、複数の転職エージェントや求人紹介サービスに登録し、とにかく新着求人情報を逃さないようにすることが必要です。
そうした観点から言えば、医師転職ドットコムはむしろ、企業求人を確保する上での第一選択肢になり得る転職サイトと言えるでしょう。
悪い評判②:コンサルタントの質がバラバラ
医師転職ドットコムのデメリット2つ目は、コンサルタント(担当アドバイザー)の質がバラバラである点です。
コンサルタントも人なので質にばらつきがあるのは一定程度起こり得る事態ではあるものの、医師への理解が足りないと感じる担当者に当たってしまい、嫌な思いをした求職者の方もいるようです。
コンサルタントの質が悪い
転職を考え、医師転職ドットコム含めて3社の転職エージェントに登録しました。 しかし、担当していただいた転職コンサルタントの方が若い方なのか、医師についての知識があまりないようでした。正直あまりいい印象はありません。
医師転職ドットコムの場合、基本的にはサポートの質に関する良い評判が多いため、このようなことは少ないと考えられます。
ただし、上掲の口コミのように感じたドクターもいるので、担当アドバイザーに対しては常に厳しい目で見るようにしましょう。
今回の転職は、あなたのこれからのキャリアがかかった大切な出来事です。
万が一、頼りない・そりが合わない担当者に当たってしまった場合は、遠慮なく担当者変更を申し出るようにしましょう。
さて、ここまでは、医師転職ドットコムのデメリットについてお話してきました。
次章では、ここまでを踏まえて、医師転職ドットコムの利用がおすすめな人について解説していきます。
4. 医師転職ドットコムのメリットを引き出す4つのおすすめな使い方
医師転職ドットコムは評判も高く、良い転職先探しに大いに役立つ転職サイトです。
しかし、「企業の求人が少ない」「コンサルタントの質がバラバラ」というデメリットがあるように、何も知らずに利用しただけでは納得するような結果が得られない可能性があります。
医師転職ドットコムでより良い転職先を見つけるには、以下の4つの点を心がけると良いでしょう。
- 4-1. 転職サイト・エージェントを複数登録して比較する
- 4-2. 担当コンサルタントの能力を面談で見極める
- 4-3. 求人票の想定年収はあくまで目安として捉える
- 4-4. 自分の希望を担当コンサルタントにはっきり伝える
それぞれ詳しく解説します。
4-1. 転職サイト・エージェントを複数登録して比較する
独占求人の存在を考慮すると、医師向け転職サイト・エージェントには複数のものへ登録しておくことをおすすめします。
人材紹介会社(転職サイトや転職エージェントの運営企業)はそれぞれ、その企業だけが独占的に預かっている求人(独占求人)というものを保有していることが多くあります。
この独占求人は「好待遇」「人気の医療施設」「人気のポジション(産業医等)」であることが多く、応募者数を絞り込むためにあえて1社にだけ、しかも非公開で託している求人であるケースが中心です。
転職サイト側には「この条件にぴったりの候補者がいれば、この求人を見せてあげて欲しい」というリクエスト付きで渡っている求人であるため、紹介するか否かは担当アドバイザーの判断にかかっています。
独占求人は登録すれば必ず見れるというものでもなく、かつ各人材紹介会社(転職サイト)によって保有している施設・ポジションも全く異なるので、少しでも多く紹介してもらえるよう、そうした稀少求人に出会いやすくなるよう行動することが必要です。
そのためにも、まずは独占求人を保有していそうな大手の人材紹介会社が手掛ける医師転職サイト複数に登録しておきましょう。
4-2. 担当コンサルタントの能力を面談で見極める
転職サイト・エージェントには、登録後医師専門の担当コンサルタント(キャリアアドバイザー)が付き、必ず最初に電話やZoom・Teams等での面談が行われます。
この初回面談で、担当コンサルタントの能力を見極めましょう。
というのも、担当コンサルタントの能力によって、転職サイト利用の快適さ・能率や、転職が成功するかどうかは大きく左右されるからです。
優秀なコンサルタントであれば、面談を通してあなたのキャリアプランやニーズをうまく読み取り、データベースの中からあなたにぴったりの求人をすぐにピックアップしてくれます。
また、施設の内部情報や採用基準の傾向を教えてくれたり、あなたのことを応募先施設に追加でアピールしてくれるなど、力強いサポートも行ってくれるでしょう。
優秀なコンサルタントと転職活動を進めるためにも、早い段階で業界のことや紹介を受けた病院の具体的な業務内容を質問して、能力を見極めておきましょう。
特に、以下の3点に注目すると、その後の利用体験を左右する担当コンサルタントのヒアリング力・コミュニケーション力をよく見ることができます。
担当コンサルタントとの初回面談で注目したい評価ポイント3選
- 傾注力
あなたの話を聴くことに時間を割いてくれるか(話を最後まで聞いてくれる) - 要約・分析力
あなたがうまく言葉にできなかった点を的確に言い当ててくれるか、理解してくれるか - 提案力
あなたの仕事・キャリア・職場に対する悩みや不満を解決し得るプラン・方針をすぐ提示してくれるか
これに加えて、初回面談の直後(早ければ即日か翌日頃)に送られてくる求人紹介(面談での要望をふまえたおすすめの求人案件)を見て、ご自身の要望に適ったものかどうかを注視してみましょう。
さらに、仮にやや要望から外れていた場合でも、「この病院はこういった点が満足できない」「これくらいの規模感・待遇面で、もう少し働き方が柔軟なクリニックはないか」などフィードバックを出すのがおすすめです。
それを受けてすぐに求人を再選定し、すぐに追加の紹介を送ってくれる担当コンサルタントであれば問題ありません。
初回ないし2回目の紹介において、てんで見当はずれの求人を紹介してくるようであれば、担当者変更か他の転職サイトに切り替えることを検討しましょう。
4-3. 求人票の想定年収はあくまで目安として捉える
各求人票に記載されている想定年収はあくまで見本・モデル給与であることが多く、実際に採用されるにあたってはいくらか変動することがあります。
もっと言えば、採用オファーが出た段階で想定年収以上の待遇を得ることも可能です。
このとき頼りになるのが、担当コンサルタントの交渉力です。
転職サイト側の法人営業担当者と担当コンサルタントのタッグを通じた交渉によって、年収などの待遇・条件は変更することができます。
求職者の具体的なオファー条件(施設・求職者双方が合意する給与条件)は転職サイト側の収益にも直結する話ですので、採用意向が出たあとの交渉は、転職サイト側もそれまで以上に積極的に動いてくれます。
そのため求人票の想定年収はあくまで目安として捉え、ある程度希望の範囲内ないしそれに近いところであれば、その他の要件(診療科目や担当業務、風土など)が合っているところにはなるべき多く応募してみましょう。
また、引っ越し代や家賃補助、研究費の支給などの条件も、コンサルタントに交渉を依頼するのがおすすめです。
4-4. 自分の希望を担当コンサルタントにはっきり伝える
転職を成功させるためには、自分の希望を包み隠さずコンサルタントに伝えることが大切です。
本当に求めている条件を隠したままでは、紹介される求人が希望と異なるものになってしまい、最終的に妥協して転職するしかなくなってしまいます。
交渉によって、就労条件を変更することもコンサルタントには可能なので、「なぜ転職する・したいのか」を、そのまま正直に伝えることが大切です。
5. 医師転職ドットコムの利用がおすすめな人
医師転職ドットコムは、業界最大級に求人数が多いサービスであるため、基本的にすべての医師におすすめできるサービスではあります。
その中でも、以下の項目に当てはまる人は、必ず利用すべきと言えるでしょう。
- 病院・企業の求人を探している人
- キャリアビジョンがしっかり定まっていない人
- 医師としてステップアップしたいと考えている人
上記に1つでも当てはまる人は、ぜひ以下のリンクから登録してみてください。
ただ、先ほどもお話しした通り、企業の求人については比較的豊富な医師転職ドットコムをもってさえ、総数として多くないものです。
産業医や製薬企業など一般企業への転職を希望する医師は特に、1つの転職サイトだけではなく、複数のサイトに同時に登録しておくことが転職成功の鍵です。
実際、当サイトのアンケート結果によると、アンケート回答者の2/3は、2~3社の転職サイトに同時登録していることがわかっています。
そこで次章からは、医師転職ドットコムと併せて利用したい転職サイトについてご紹介していきます。
6.医師転職ドットコムと併用したい転職エージェント
この章では、「もっと多くの求人を見たい」と考えている人に向けて、医師転職ドットコムと併せて利用すべき転職サイトについてご紹介していきます。
転職サイトの比較・選定基準
- 求人数・質(重要!!)
…コロナ禍で求人が減っている中、どれだけ良質な医師求人を持っているか - 利用者満足度(提案&サポート力)
…医師一人ひとりのニーズにぴったりの提案・サポートをしてくれるかどうか
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、医師転職ドットコム以外に医師の転職におすすめな転職サイト3社は、以下の通りとなりました。
下記3社から、追加で1~2社ほど利用すれば万全です。
医師転職サイト | おすすめポイント |
---|---|
|
満足度:★★★★★4.3点 公開求人数:約2.1万件
|
|
満足度:★★★★☆4.1点 公開求人数:約1.7万件
|
|
満足度:★★★★☆4.0点 公開求人数:約3.5万件
|
〔求人数〕2023年10月22日時点
それでは順に見ていきます。
(1)エムスリーキャリアエージェント|抜群の知名度+交渉力が心強い医師専門転職サイト
『エムスリーキャリアエージェント』は、医師の登録実績8年連続No. 1の信頼できる転職サイト(エムスリー調べ)です。
Career Theory編集部が医師100名に実施したアンケ―ト調査でも総合満足度(求人の質・量&サポート力)1位に輝いたサービスで、非常に人気の高い転職サイトです。
同サービスを提供するエムスリーグループは、29万人の医師(国内の医師の9割に相当)が登録するコミュニティサイト「m3.com」を手掛けており、こちらのサービスについてはよくご存じのドクターも多いでしょう。
こうした大型の医師コミュニティを保有するエムスリー社には、医療機関や製薬・医療機器メーカー等からも日々多くの相談・商談が持ち掛けられており、医療業界・産業のなかで重要な地位を獲得しています。
エムスリーグループはこうしたコネクションを活かして医師・薬剤師に特化した転職支援を行っており、医療機関から厚い信頼を得ているのはもちろん、各医療機関との密接な関係性を構築しています。
そのため、好条件求人が集まりやすく、また病院・施設への強い交渉力があるという点が大きな強みです。
コンサルタントは全員医療経営士の資格取得が義務付けられており、経営者目線で病院と条件面の交渉もしてくれます。
実際に利用者満足度は96%以上(エムスリー調べ)と、高い評価を受けており、転職の際は必ず登録しておくべき転職サイトです。
(2)リクルートドクターズキャリア|医師転職支援歴37年!実績豊富な大手企業のサポート力は抜群
『リクルートドクターズキャリア』は、医師転職サポート歴37年の実績を持つ転職サイトです。
人材業界最大手のリクルートならではの営業力も優れた点であり、医療機関側との年収・条件交渉の際は心強い存在です。
公開求人数は約17,000件と、他のサイトよりは少ないものの、求人の質の高さには定評があります。
医師のニーズに合わせた提案も高評価で、「オンコールのない働き方をしたい」「子育てと両立したいので週3勤務で働きたい」といった希望に合致する求人を提示してくれます。
(3)マイナビドクター|公開求人が豊富な大手の医師専門転職サイト
『マイナビドクター』は、多種多様な求人情報が得られる転職サイトです。
リクルート社と双璧をなす人材業界大手マイナビならではの情報網が魅力の一つです。
2万以上の医療機関との取引を行っており、業界トップクラスの数の求人を保有しています。
またその保有求人の約30%は非公開求人であり、好待遇・人気施設などの求人案件について応募者を絞り込むために公開されていない案件などが多数存在します
産業医求人など企業求人を豊富に扱っているのも、一般企業との取引が多いマイナビならではの特徴です。
非公開求人が多いので登録する必要がありますが、産業医など企業への転職を目指す方にとっては併用のメリットが非常に高いサイトです。
さらに、医師特化型の転職サイトについて詳しく知りたい方は、Career Theoryの人気記事「【徹底比較】医師から評判の転職サイト・エージェントおすすめランキング」をご参照ください。
7医師転職ドットコムをより効果的に利用する7ポイント
この章では、医師転職ドットコムをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
医師転職ドットコムも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
8【図解】医師転職ドットコム利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
医師転職ドットコムに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが医師転職ドットコムのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると医師転職ドットコム経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど医師転職ドットコムであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
9. 転職エージェントによくあるQ&A
転職エージェントや医師転職ドットコムについてよくある疑問にお答えしていきます。
- 医師転職ドットコムは、他の医師転職サイトと比較してどんな特徴がありますか?
- 医師から転職する際のおすすめ転職エージェントを教えてください
- 今の職場にどうやって退職・退局の意向を伝えれば良いのですか?
- 面談のキャンセルは可能ですか?
- 応募を急かされた場合はどうすれば良いですか?
- 紹介料を払うせいで採用されないということはありませんか?
- 転職エージェントに登録すると今の病院や関係者にバレますか?
転職時期はいつが一番おすすめですか?
それぞれ紹介していきます。
Q1. 医師転職ドットコムは、他の医師転職サイトと比較してどんな特徴がありますか?
医師転職ドットコムには、求人数の多さと担当者の質の高さに特徴があります。医師転職ドットコムは医師転職サイトの中でもトップクラスの求人数があり、常勤だけでなく週に1日~3日程度の求人も広く扱っています。
また、交渉力が高いために、理想に近い待遇で雇ってもらえるようになる可能性も高いです。
さらに、病院施設などの調査を医師転職ドットコムが行うため転職活動がバレるリスクがありません。
転職先の体制や内情も含めてしっかり探すことができるので、希望条件に合致する転職ができます。
Q2. 医師から転職する際のおすすめ転職エージェント・サイトを教えてください
医師から転職する際のおすすめ転職エージェント・転職サイトは以下の7社です。
医師におすすめの転職サイトランキング
特に、1位の『エムスリーキャリエージェント』は求人の質・量およびサポート力ともに評価が高い転職サイトなので、まず登録することをおすすめします。
また、医師転職サイトは複数登録して比較しながら求人を探すと、より自分に合った求人を見つけ出すことが可能です。
医師向け転職サイトはそれぞれに特徴・強みも異なるので、自分の転職希望条件にマッチしたサイトを選ぶことが大切です。
Career Theoryの人気記事「【徹底比較】医師から評判の転職サイト・エージェントおすすめランキング」では、医師100名へのアンケート調査に基づくおすすめの転職サイトランキングを紹介しているので、こちらもあわせてチェックしてみましょう。
Q3. 今の職場にどうやって退職・退局の意向を伝えれば良いのですか?
基本的にあなたの現状、転職先との折り合いを踏まえて、転職エージェントの担当にアドバイスをもらい、直属の上司へ退職を切り出すのが正解です。
しかし、医局によってはまずは教授に伝えるといった文化もあり職場によって正解は変わります。
ただし、どの病院でも下記の3つのポイントは大切ですので、意識して切り出しを行いましょう。
①なるべく早く退職は伝える
法的には2週間前までに伝えれば良いのですが、後任者を探さなければいけない医師の場合、3~6ヶ月前に退職の医師を伝えるのがおすすめです。
それより前でもなるべく早く伝えることで誠意を見せられます。
②一度辞意を伝えたら引き返さない
退職の意思を伝えると、あの手この手で引き止めようとしてきます。
その時、何があっても引き返してはいけません。
一度辞意を伝えた後、残ったとしても腫れ物扱いを受ける可能性がありますし、引き留めのために嘘の誘惑をしてくる可能性もあります。
そのため退職を決意するまでは絶対に言わず、一度言ったら引き返さないようにしましょう。
③理由は前向きなものに
転職するとなると必ず理由は聞かれます。その時に下記のどれかであれば波風を立てにくいです。
- 親の介護/継承などの家族の問題
- 出産/結婚などのおめでたい話
- チャレンジしたいことがあるなどの前向きな理由
間違っても今の職場の不満などを出さないように、「これなら仕方がないな」という理由を出しましょう。
Q4. 医師転職サイトでは面談のキャンセルは可能ですか?
面談のキャンセルは当日でも可能ですが早めに連絡しましょう。無断キャンセルは絶対に辞めるべきです。
キャリアアドバイザーはあなたの転職のパートナーとなるわけで、パートナーを大事にしないなら、相手側もそれだけ対応は冷淡になってしまうはずです。
キャリアアドバイザーと上手く協力して転職に取り組みましょう。
Q5. 医師転職サイトで応募を急かされた場合はどうすれば良いですか?
医師転職ドットコムのコンサルタントは、転職を急かしてくるかもしれません。
その場合は、「この求人のここがイヤです」と理由をしっかり話して断るようにしましょう。
それでもし、求人を紹介されなくなるようなら、見限って他の転職エージェントに切り替えるようにしましょう。
転職は人生でも重要なイベントですから、後悔しないようによく考えて応募するようにしましょう。
Q6. 医師転職サイト経由の応募は紹介料のせいで不利になることはありませんか?
ありません。お金を払ってでも優秀な医師を採用したいという病院が多いですし、転職エージェント経由の方が安心できると言う病院の採用担当の方もいます。
病院側は「雇った医師がすぐに辞めた」「全然活躍できない」といったリスクを避けることを第一に考えます。
特にすぐ辞められると、引き継ぎ、退職手続き、別の方の採用など紹介料とは比べものにならない膨大なコストがかかります。
そんな中で、紹介会社のお墨付きのある方なら、ミスマッチも少なく、長く活躍できる可能性が高いので、病院は安心して採用できます。
「その分年収を下げられているのでは..?」という心配もしなくて大丈夫です。
むしろ、転職エージェントが年収交渉してくれる分、より好待遇で転職しやすいです。
高いお金を払ってでもミスマッチの少ない医師を探している病院が多いので、安心しましょう。
Q7. 医師転職サイトに登録すると今の病院や関係者にバレますか?
バレません。あなたを特定できる情報は,あなたが応募しない限り、他の病院にも行くことはありません。
ただし、絶対にバレないためにも、「病院関係者に転職活動のことを言わない」「情報管理が厳重な大手を使う」などを意識するようにしましょう。
Q8. 医師の転職時期はいつが一番おすすめですか?
おすすめの転職時期は4月です。それは、大学医局の人事が4月が多く、一般病院も4月に人の異動が起こることが多いので、それにあわせて欠員補充の医師の求人、募集案件も増えてくるからです。
しかし、7月や9月、10月、12月、1月などの入職も珍しくなく、タイミングが合えば転職時期はあまり気にしなくてもいいでしょう。
10.まとめ
今回は、医師転職ドットコムの評判をテーマに解説してきました。
結論、医師特化型の転職サービスを探すのであれば、基本的に全員へおすすめできるサービスであるため、一度相談ベースで気軽に登録してみることを推奨します。
また、転職活動を始めるにあたってはまず複数の医師転職サイトに登録し、自身にフィットするサービスかどうかを実地で確かめることをおすすめします。
医師転職ドットコムと併用したり、医師転職ドットコム以外の転職サイトを探している人におすすめのサービスは、以下の3つです。
医師転職サイト | おすすめポイント |
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満足度:★★★★★4.3点 公開求人数:約2.1万件
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満足度:★★★★☆4.1点 公開求人数:約1.7万件
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満足度:★★★★☆4.0点 公開求人数:約3.5万件
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〔求人数〕2023年10月22日時点
迷うようであれば、まずはアンケート回答者の満足度点数が最も高かった『エムスリーキャリアエージェント』に登録してみることをおすすめします。
あなたの転職が成功することを心から願っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。
今の職場の勤務状況と給与、当直、休みのアンバランスさに耐えかねて転職をすることにしました。
40代前半で大きなキャリアチェンジになり、正直不安でしたが、求人数がかなり豊富であったこともあり、すぐに条件に合う求人が見つかりました。
退職も支援していただき、満足しています。