介護士を辞めたい・・・1000人の相談に乗って分かったこと

介護士 辞めたい

介護士として就職してみたものの「介護士を辞めたくてしょうがない」「介護士の仕事が辛い」と、思い悩んでいませんか?

実際に転職エージェントとして支援してきましたが「精神的にきつい」「施設内の人間関係にウンザリ」などの声が多く、真剣に悩んでいる方が多いと感じます。

このページでは、私が過去に転職エージェントとして1000人以上の介護士の方の転職を支援した時の事例をもとに、介護士を本当に辞めるべきかどうかを判断するヒントをまとめています。

1.多くの介護士が仕事が辛いと感じる3つの理由
2.介護士を辞める前にあなたがやるべき3つのこと
3.介護士を本当に辞めていいの?
4.場合によって使い分ける転職サイト6選

この記事が、悩みを解消する助けになれば幸いです。

<2020年10月:介護転職の最新情報>

コロナ禍による不況で、総求人数は減り、転職の難易度は日を追うごとに高まっています。転職を考えているならば、早めに行動に移すべきです。

特に好条件の求人であるほど、競争が激しくなります。ライバルに差をつけるためにも、転職のプロの力を借りて、しっかりと対策を行いましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『きらケア』『かいご畑』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

未だかつて誰も経験したことのない事態だからこそ、周囲よりもいち早く行動を開始し、戦略的に転職活動を行っていくことが重要です。

1.多くの介護士が仕事が辛いと感じる3つの理由

介護士というのは人に寄り添うやりがいのある仕事ですが、辛いことも多い仕事です。

実際に私が過去に担当した介護士出身の転職希望者の方は1000人以上いますが、「とにかく辛すぎて辞めたい」と考えて相談にいらっしゃる方が多いです。

多くの方が辛いと感じている理由は次の3つです。

介護士 悩み

1-1.人間関係がうまくいかない

入職する際の雰囲気が良くても、時間が経ち人が入れ替わると一気にその雰囲気が変わることがあります。

ある方は次のような悩みを持って相談にいらっしゃいました。

有料の施設に勤め始めて2年目になりました。現在、職場の雰囲気が悪くて悩んでいます。自分自身、些細な事で怒られるし、新人として入ってきた介護士の子に対する当たりが強いです。もちろん怒ることで、新人に仕事を覚えてもらうことが必要であることはわかりますが、変に仕事を押し付けたり、上司のミスも合わせて新人になすりつけている部分もあるように感じます。

私が入職した時はここまでひどくはなかったですが、今はこれにより若手間でも士気が下がっており「なあなあでもいれば給料もらえるし」という声すら聞こえて、我々介護士は利用者さんがいるから給料が入るのに、利用者さんに呼ばれても行かない人とかざらにいます。

このような環境において、本当に利用者の方やご家族のために仕事ができているのか、ということに不安を感じざるを得ません。

人間関係は、どこの職場においても必ず問題になり得ます。

他にも、「先輩から無視されるなどのいじめを受ける」「利用者の家族から陰口を言われている」など人間関係による問題は様々なものがあるように感じます。

1-2.激務が耐えられない

夜勤中に、1人で複数人を担当しなければならない施設が多いようです。

最初のころはなかったのですが、私が仕事に慣れてくると徐々に夜勤に入る人数が減り、1人で複数人の利用者様を担当しなくてはならなくなりました。従業員が足りないことが原因かもしれませんが人を増やしてほしいと言っても、聞いてくれず毎日夜勤に向かう道中で吐きそうになっています。とにかく1人あたりの業務量が多いように感じます。そのため、休みもなかなか取れず、日勤でもみんな深夜まで残っていて、若手で早く帰ろうとすると白い目で見られます。どうすることも出来ず、とりあえず働いていますが、流石に限界です。資格を活かせる別の職種は無いのでしょうか?

日本における介護士の数は年々増えてはいるものの、まだまだ介護士数が需要に追いついていない状況です。

なので、とにかく体力的にも精神的に負担が大きく、転職を検討したいと訪れる介護士の方が最近増えています。

1-3.給料が低くて生活が苦しい

家族を養うのに、不十分な賃金に悩む方が多いようです。

3人の子どもの育児が終わり、主人の収入だけでは正直苦しく、子育てからの社会復帰をすることにしました。資格もあったので近所の施設で働かせてもらうことになりましたが、ブランクがあるということで月の手取りは15万円ほどです。大きくなったとはいえ、子供の面倒や家事をしなくてはならないので夜勤は滅多にできません。夜勤をしないと給料がもらえないことは知っていましたがさすがに苦しいです。

長く働けば給料は上がるものの、子育てからの復帰のようにブランクがある場合、希望する給料を貰えず再転職を考える方も多いようです。

他にも、介護職の資格を持っていないことが低い給料になりがちですが、介護職は働きながら資格取得を目指せる職種なので、給料アップの為に資格を取ることを目指しましょう。

2.介護士を辞める前にあなたがやるべき3つのこと

介護士を辞める前にあなたがすべきことは以下の3点です。

  • 信頼できる人に相談する
  • 職場で改善を求める
  • 次の職場を決めておく

どんな仕事でも辛い時がありますが、まずは、悩みを打ち明けて、改善できないと判断できた時に辞める判断をしましょう。

それぞれ説明していきます。

2-1.信頼できる人に相談する

あなたの身近な信頼できる人に相談してください。

1人で悩みこむことは体力的にも精神的にも負担がかかり、判断が遅くなりがちです。

ですから、気の許せる友人や家族などの信頼できる人に現状を伝えて悩みを打ち明けてください。

もし、周囲には相談しづらい、という方は「きらケア」や「かいご畑」など専門のコンサルタントに相談しましょう。

2-2.職場で改善を求める

職場の上司に悩みや改善点を伝えて、現職場の変化を要求しましょう。

転職は時間と労力を使うため体力的に負担がかかる上に、環境が変わることによるリスクも伴います。

そのため、まずは職場内で今の悩みが改善できるかどうかを上司と話し合いましょう。

ただし、どうしても改善が見込めない場合は転職をおすすめします。

2-3.次の職場を決めておく

次の職場が決まっていないと、一時的に収入がなくなり生活が苦しくなります。

退職した場合、給料から天引きされていた「健康保険料、年金保険料、住民税」を自分で支払うことに加え、生活費も支払わなければなりません。

もし、これらを支払わないでいると、病院で高額な診療費を請求されたり、滞納し続けると延滞料金が課せられることがあり、生活に支障をきたします。

ですから、現在の職場に限界を感じているとしても現在の職場にいながら転職活動をすることをおすすめです。

退職後に支払う主な費用
国民健康保険料・・・月1万円~4万円(保険料の計算方法について:新宿区
国民年金保険料・・・月16,410円(日本年金機構
住民税・・・・・・・年20万円~(パソナキャリア
生活費・・・・・・・月5万円~(総務省統計局
<住民税例>
給与額1,800,000円以上3,600,000円以下の場合、所得控除額は
給与金額×30%+180,000円
3,600,000円以上6,600,000円以下の場合、
給与金額×20%+540,000円
給与金額が500万円であれば、所得控除額は
154万円(=500万円×20%+54万円)
346万円(=500万円-154万円)
これにに所得割税率10%をかけると
34.6万円(=346万円×10%)=年間で支払う住民税

3.介護士を本当に辞めていいの?

介護のお仕事は長く働けばキャリアが積めて給与が上がりやすいお仕事です。

また、利用者との距離が近く、「ありがとう」などの温かい言葉を直接聞ける、やりがいのある仕事です。しかし、その反面で暴言や暴力などの心が痛む事象が起きてしまうのも事実です。

介護のお仕事を辞める時はよく考えてから行動しましょう。

介護職が好きで、今の職場は限界だけどまだ介護業界で働く意欲がある方と、もう介護の仕事は嫌だ、という方がいます。
それぞれ転職すべき業界に影響するので、自分が介護士に向いているかどうか『リクナビNEXTグッドポイント診断』で診断して考えましょう。

以下で、今すぐ辞めるべき職場、且つ転職する際に確認すべき項目を説明します。

辞めた方がいい職場

従業員の数が少ないことで、負担が大きい職場や、違法行為をさせられたりする職場、人間関係が悪い職場は辞めるべきです。

以下が介護士の退職で多くある理由です。

  • 従業員の数が少ない
  • 無資格者に違法な医療行為を行わせている(摘便やインスリン注射など)
  • 残業代が支払われない(自宅での持ち帰り仕事、タイムカードを切った後も残業させられるなど)
  • 人の入れ替わりが激しい
  • ハラスメントやいじめ、利用者の暴力が横行している
  • 仕事に支障が出るほど心身の状態が悪化している

これらの項目のどれか1つでも当てはまっている場合は、職場を変えるべきで、次の職場選びの参考にする項目なので1度確認してみてください。

実際に、転職をする際は、介護業界のままか、全く違う業界に転職するかの2つのケースがあります。

前述したように、転職するにしても1人で悩みこむのは良くありません。以下で、介護業界での転職とその他の業界への転職の2パターンで利用すべき転職サイトを紹介していきます。

4.場合によって使い分ける転職サイト6選

介護業界で転職する場合は介護に特化した転職サイト、違う業界への転職希望の場合は総合転職サイトの利用をおすすめします。

理由は、介護業界の転職事情に詳しい転職コンサルタントがいるので、あなたが悩んでいることをどうしたら解消できるのかを親身になって話を聞いてくれて、良い転職ができるようになるからです。

もし、違う業界に転職する場合は以下で説明する転職サイトを利用してください。

それでは順に紹介します。

4-1.介護業界で転職する場合のおすすめ転職サイト3選

介護の仕事は好きだけど今の職場に限界を感じている方は以下の転職サイトを利用しましょう。

数ある介護に特化した転職サイトの中でも上位にランクインした転職サイトです。

きっとあなたの悩みを解決することでしょう。

それぞれ説明していきます。

きらケア|実績豊富で満足度No,1

きらケア正社員

きらケア』は、「自宅から徒歩で勤務先に通いたい」「人間関係が良い職場がいい」といった一人ひとりのニーズに応えてくれる転職サイトです。

特徴は、数多くの職種、就業形態、そして提供サービスから最適な求人情報を、介護業界に特化したアドバイザーが、スピーディーに紹介してくれるところです。

また、『きらケア派遣』という派遣サービスも運営しているので、正社員にこだわりがない方にとってもおすすめできます。

公開求人数約21,000件
対象地域
  • 北海道:札幌
  • 東北:宮城
  • 関東:東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城
  • 東海:愛知・静岡
  • 関西:大阪・京都・兵庫・奈良
  • 中国:広島
  • 九州:福岡
サポート(口コミ)4.3
★★★★☆
公式ページhttps://job.kiracare.jp

かいご畑|未経験の方でも安心して利用できる

かいご畑

かいご畑』は介護向けの人材紹介サービスから、資格講座まで、介護業界で幅広い事業を行うニッソーネットの転職支援サービスです。

求人数は1万件と、多くの求人数を保有し、悩みをしっかりと聞いてくれた上で求人を紹介してくださると多くの方から好評でした。

また、正社員の求人紹介の他に、派遣としての紹介も行なっていますが、派遣スタッフとして勤務する場合は以下のような資格の講座を無料で受けることができます。

  • 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)・・・75,000円→0円
  • 介護福祉士 受験対策講座・・・・・・・・・37,000円〜→0円

そのため、資格を取ってキャリアアップしたい!という方がステップアップとして使うのもおすすめです。

求人数約10,000件
対象地域
  • 北海道:札幌
  • 東北:宮城・福島
  • 関東:東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城
  • 関西:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山
  • 東海:愛知・岐阜・静岡・三重
  • 中国:広島・山口・岡山
  • 九州:福岡・佐賀
サポート(口コミ)4.1
★★★★☆
公式ページhttps://kaigobatake.jp

スマイルサポート介護|非公開も含めて100,000件保有!

スマイルサポート介護は、業界最大級の求人数を保有している転職サイトです。

非公開求人も含めると100,000件ほどの求人を保有しており、派遣としても勤務することができるので、希望に合った求人を非常に見つけやすいです。

無料で利用でき、就業までコンサルタントがしっかりサポートしてくれますので、上記2つの転職サイトと併用して利用するようにしましょう。

公開求人数約60,000件
対象地域全国
サポート(口コミ)4.0
★★★★☆
公式ページhttps://www.h-career-support.com/

4-2.介護業界とは違う業界に転職したい場合のおすすめ転職サイト3選

介護士自体を辞めて違う業界に飛び込む決意をした場合は以下の転職エージェントを利用しましょう。

利用を進める中で、担当者とのコミュニケーションが継続的に発生するため、噛み合わない担当者に当たってしまうと転職活動自体が上手く進まなくなってしまいます。

以下の5つの観点で評判の良いサービスを3つ紹介します。

  • 求人数|どれくらいの求人を持っているか
  • アドバイス|丁寧にキャリア相談をしてくれるか
  • サポート|仮に転職を決心したら、どれくらいサポートしてくれるか
  • 運営会社|情報管理の徹底した大手エージェントがおすすめ
  • 商売っ気のなさ|エージェントによってはすぐ転職するよう仕向けてくる

まずは複数に登録して、担当者とコミュニケーションを取った上で一番相性の良いサービスの利用を継続しましょう。

マイナビエージェント|どんな方にもおすすめの1社

マイナビエージェント
マイナビエージェント』は、中小企業の案件にも強い大手エージェントです。

新卒採用で多くに企業が使うこともあり、特に20代向けの案件が多いです。しかし、大手であり信頼と実績は間違いないのでどんな方でも必ず登録したい一社です。

丁寧なサポートも好評ですので、あなたの要望をカウンセリングでしっかり聞いてもらえ、あなたにフィットした求人を紹介してくれることでしょう。

マイナビエージェント公式サイト:https://mynavi-agent.jp

パソナキャリア|特に親身に相談に乗ってくれる1社

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

丁寧なカウンセリングも強みで、転職しようか悩んでいる方は、自分では気付かなかったキャリアに気付けるかもしれないので、気軽に相談してみましょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp

doda|業界最大級のエージェントで、求人の質・量ともに申し分ない

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。

人気企業の求人・好待遇な求人も多く、登録しておけば、いい求人をどんどん紹介してくてます。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

doda公式サイト:https://doda.jp

まとめ

今はつらい時期かも知れませんが、長く働けばキャリアとして残る職ですので、きっと皆さんの経験や知見が生きる場面が訪れることと思います。

そのためにも、自分の可能性を狭く考えないようにして、ご自身の新たな道を探してみるのもいいのではないでしょうか。

まずは気軽に下記の介護士のキャリアのプロに相談してみることをおすすめします。

介護士を辞める前に利用するべきおすすめの転職サイト3選

あなたの今後の人生がより明るいものであることを祈っています。