転職ナビの評判は悪い?利用者のアンケート調査を実施して分かった登録前の注意点

  • 「転職ナビって評判悪いの?」
  • 「評判悪いなら使うのやめようかな」

と悩みますよね。

理想の職場に転職できるかどうか、その結果は利用する転職サイト次第で変わることもあります。

登録前には慎重に評判の内容を見極め、利用すべきかどうか判断しなければなりません。

そこで、転職ナビ(旧:ジョブセンスリンク)に関する口コミ・評判を集計したところ、「メールや電話の連絡がしつこい」「求人の質が悪い」などのネガティブな口コミがいくつか見られました

質の低いサービスだと感じる人がいるのは事実です。

ただ転職ナビは、業界最大級の転職求人サイトであり、他の転職サイトにはない強みもあるので、良い面・悪い面を正しく理解したうえで利用すれば、転職活動の心強い存在となるでしょう。

この記事では、転職ナビに関する口コミ・評判の調査結果をもとに、転職ナビの評判はどうなのか、中立な立場で徹底検証しました。

  1. 転職ナビの悪い口コミ・評判まとめ
  2. 転職ナビの悪い口コミ・評判がある4つの理由
  3. 良い口コミとサービスの特徴から分かる転職ナビの5つのメリット
  4. 転職ナビに登録すべき人・すべきでない人
  5. 利用者からの評価が高い大手転職サイト
  6. 転職ナビをより効果的に利用する7ポイント
  7. 【図解】転職ナビ利用の流れ

すべて読めば、転職ナビを使うべきかどうか分かるでしょう。

1.転職ナビの悪い口コミ・評判まとめ

ここでは、ネット上のある転職ナビの口コミを、他のサイトと比較しながら調査した結果、悪い口コミは以下の4通りに分類されることが分かりました。

この章では、まず転職ナビの悪い口コミをまとめて紹介します。

悪い評判1.質の悪い求人がある

転職ナビが紹介する企業の中には、ブラック企業のような条件の悪い企業を紹介されることもあります。

なぜなら転職ナビは、入社が決まった時に企業が転職サイトに支払いをする「成果報酬型」を採用しているため、求人掲載のみでは料金がかかりません。

その場合、資金繰りに困っているブラック企業も掲載している可能性があります。

ブラックで有名な企業ばっかりおすすめしてくる

口コミ・評判

匿名
ジョブセンスリンク(現:転職ナビ)がすさまじく、ブラックで有名な企業ばっかおすすめしてくるので、ここは登録しちゃいけねえなって

出典:アンケート

悪い評判が多く、信用できない

口コミ・評判

匿名
ジョブセンスリンク(現:転職ナビ)は会社名ググるとブラックだとか詐欺だとか引っかかってくる会社ばかり載ってるなーつかえね。

出典:アンケート

ブラック臭漂う企業からスカウトが来る

口コミ・評判

匿名
昨日「転職ナビ」ってサイトに登録してみた。
希望勤務地にチェック入れる欄に「海外」がなかったので「東京都」にチェック入れておいたらブラック臭漂う企業からスカウトメールがたくさん来てる。

出典:アンケート

上記のように、転職ナビの紹介する求人はブラック企業が多いという意見がネット上で散見されました。

ただし、紹介する全ての求人の質が悪いとは限らないので、各求人の応募情報を入念に確認して、応募前に見極めておきましょう。

悪い評判2.メールや電話の連絡がしつこい

利用者の口コミを調査して最も目立ったのは、「メールや電話の連絡がしつこい」という内容のものでした。

メールの数が尋常じゃない

口コミ・評判

匿名
転職ナビそろそろ退会しようかね・・・。メールが半端ない。

出典:アンケート

メールがうるさい

口コミ・評判

匿名
もー、転職ナビのメールうるせぇ……。
あと登録したとたんに電話掛ってくる制度マジ辞めろ。
取らなかったらお電話しました!よろしくね!ってメール来るし。

出典:アンケート

また、登録後すぐに電話が掛かってくるという口コミも多く見受けられました。

登録した途端に連絡が来た

口コミ・評判

匿名
転職ナビのひと悪い人とかじゃないの分かるねんけど電話電話で鬱陶しいな。

出典:Twitter

いい条件の職場を色々紹介されてかえって怖い

口コミ・評判

匿名
転職ナビの人から電話かかってきてんけど、そんないいとこあるん?って条件の職場色々教えてもらってんけどそんなんあるん?なんか怖いねんけど大丈夫なんかな笑

出典:Twitter

不必要なメールや電話での連絡が多すぎると、自分の転職活動のペースを崩しかねません。

そのため、メール配信があまりにもしつこいと感じた場合は、マイページから、または会社に直接問い合わせして対処しましょう。

それでも連絡が止まらない場合は、退会を検討してみるのも一つの手段です。

悪い評判3.他の転職エージェントと比べると、サポート体制は充実していない

転職ナビでは、電話を通じてキャリアアドバイザーから、求人探しなどの必要最低限なサポートを受けることはできるものの、対面でのサポートはありません。

面接や書類選考などの選考対策は、基本1人で行うことが多いです。

基本自分1人で進める感じだった

口コミ・評判

匿名
転職ナビはエージェントというよりは自分でほぼ進める転職サイトのよう感じた

出典:アンケート

 

上記から、キャリアコンサルタントと対面で面談をして、しっかりとサポートを受けたいという方には不向きと言えるでしょう。

面接対策や書類添削など、より体系的な転職サポートを受けたい場合は、『パソナキャリア』など手厚いサポート・フォローをしてくれる大手転職エージェントを併用することがおすすめです。

悪い評判4.他の大手サイトと比べると、求人数は少ない

転職ナビの求人数は、約5,000件(2021年7月時点)であり、他のサイトと比べると少ないです。

事実、他の大手転職サイトの求人数を比較すると、その差は歴然です。

転職サイト 公開求人数
転職ナビ 5,000件
リクルートエージェント 11万件
dodaエージェント 9万件
ワークポート 4.1万件
パソナキャリア 3.5万件
マイナビエージェント 2.7万件

また、以下はネット上の口コミです。

納得した案件がない

口コミ・評判

匿名
んー、納得した案件ない転職ナビ。

出典:アンケート

案件数は大手に負ける

口コミ・評判

匿名
案件数では大手に負けますが、エージェントの方が本当に親身に相談を聴いてくれます。

出典:アンケート

求人数がそもそも少ないと、自分の希望に合った求人に出会う可能性は低くなります。

また、他のサイトでは「転職ナビはハローワーク求人を同時検索できる『転職ナビハローワークペディア』という機能があり、常時20万件以上の求人数を保有している」と記載しているサイトが多いです。

転職ナビには、そのような機能はなく、くわえて他のサイトの最終更新日が古いことから、『転職ナビハローワークペディア』というサービスは終了していると考えられます。

上記から、求人をたくさん見たいという方は、『リクルートエージェント』などの大手転職エージェントを使うほうが賢明でしょう。

ここまでのまとめ

転職ナビの悪い評判をみると、以下のような内容に分類されることが分かりました。

  • 質の悪い求人が中にある
  • メールや電話の連絡がしつこい
  • 他の転職エージェントと比べると、サポート体制は充実していない
  • 他の大手サイトと比べると、求人数は少ない

二人三脚で転職活動を進める担当者のレベルはもちろん、サポート体制や求人数は、どれも転職活動を成功させるうえで重要なので、不安視される方もいるはずです。

ただ、悪い口コミが多い=サービスの質が低いとは言い切れません。

なぜなら、それぞれの口コミを詳しくみると、求職者ニーズとマッチしていない、などが原因であると言えるからです。

そこで次の章では、「転職ナビの悪い口コミ・評判がある4つの理由」を詳しく解説します。

2.転職ナビの悪い口コミ・評判がある4つの理由

転職ナビに悪い口コミが多い理由は、以下の4つが考えられます。

それぞれ具体的に解説します。

2-1.慎重に転職をしたい人は転職ナビの連絡頻度に不満を感じやすい

時間をかけて転職しようと考えている人は、転職ナビからの連絡は「しつこい・連絡頻度が多すぎる」と不満を感じやすいです。

エージェント側としては、自社の利益を得るためにも、エージェント経由で転職者を増やしたいというのも本音でです。

そのため、どうしても連絡が多かったり、担当者によっては転職活動を急かしてきたりするところが多いです。

「早く転職したい」と思っていない人にとっては、連絡がわずらわしいと感じるのも当然ですが、言い換えると、「今の職場から早く転職したい」と考えている人にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

2-2.希望条件が多すぎる人は、なかなか求人が見つからない

希望条件が多すぎる、あるいは理想が高い人は、なかなか求人が見つからない傾向にあります。

特に地方ほど顕著で、複数の条件を満たす求人が数件しかないことも少なくありません。

ただ、これは転職ナビに限ったことではなく、譲れない条件を緩和させない限り、どのサイトを使っても変わりありません。

また、転職ナビに登録すると、電話での面談を行いますが、その際、希望条件が多い・理想が高い人に対しては、以下のような質問がされる可能性があります。

  • その条件が必須だと考える理由は何か
  • 希望条件のうち、妥協できるとしたらどれか
  • 年収をもう少し下げてみることは可能か

これらは、求職者の視野を広げたり、求職者本人も気づいていなかった潜在ニーズを明らかにしたりすることを目的としている、いわば求職者の可能性を広げるための提案・質問です。

ですが、伝え方・受け取り方次第では「条件を妥協するように言われて不愉快だった」と捉えてしまう人も多く、結果として悪い口コミにつながってしまうこともあります。

2-3.不満を感じる人ほど、口コミを投稿する傾向にある

こちらも転職ナビに限った話ではありませんが、サービスに対して不満を感じる人ほど、口コミを投稿する傾向にあります。

不満を発散したり、他の人が使って嫌な思いをしてほしくなかったりするなど、行動につながる強い動機が存在するためです。

一方で、サービスの品質に満足している人が、わざわざ良い評価を書くことはそれほどありません。

結果として、ネガティブな感情を持つ人による口コミが多くなり、一見すると悪い評判ばかりのように見える状態になってしまうのです。

2-4. 掲載料が無料であるため、さまざまな企業の案件が掲載されている

先ほども述べたように、転職ナビは、入社が決まった時に企業が転職サイトに支払いをする「成果報酬型」を採用しています。

そのため、求人掲載のみでは料金がかからず、中には資金繰りに困っているブラック企業も掲載している可能性が高いです。

求人を見る際は、応募情報を入念に見たうえで、企業の良し悪しを見極める必要があります。

とはいえ、転職ナビには「転職ナコウド」というキャリアドバイザーによる無料の転職サポートがあるため、求人選びに迷った時は、気軽に相談できるでしょう。

また、転職ナビ独自のサービスである「スカウト機能」には、特定企業からの閲覧をブロック機能もあるため、ブラック企業からのスカウトを防ぐことができるでしょう。

ここまでのまとめ

転職ナビに悪い口コミが多い理由は、以下の4つがあることが分かりました。

  • 慎重に転職をしたい人は転職ナビの連絡頻度に不満を感じやすい
  • 希望条件が多すぎる人は、なかなか求人が見つからない
  • 不満を感じる人ほど、口コミを投稿する傾向にある
  • 掲載料が無料であるため、さまざまな企業の案件が掲載されている

ただ、「悪い口コミがあるからやめておく」のはやや早計です。

むしろ、転職ナビの良い意見・悪い意見の双方を比べると、ネガティブな側面よりもポジティブな側面のほうが上回るので、サービスの特性を理解してうえで登録すれば、転職活動を有利に進めることができます。

そこで次の章では、転職ナビの良い評判をもとにサービスの特徴や利用のメリットを解説していきます。

3.良い口コミとサービスの特徴から分かる転職ナビの5つのメリット

良い口コミとサービスの特徴から、転職ナビには以下のようなメリットがあることが分かりました。

それぞれ具体的に解説します。

3-1.担当者の対応が丁寧である

転職ナビは、完全無料の転職サポートサービス「転職ナコウド」を提供しており、キャリアアドバイザーによるサポートが受けられ、担当者の対応が丁寧という意見も多くありました。

対応がとても良かった

口コミ・評判

匿名
転職ナビの人対応良すぎるでしょ!

出典:Twitter

苦手な履歴書の作成を手伝ってくれた対応がとても良かった

口コミ・評判

匿名
転職ナビの人の対応が神すぎる!
苦手な履歴書も手伝ってくれてめっちゃ助かる!

出典:Twitter

丁寧に対応してくれた

口コミ・評判

匿名
転職ナビってとこだと結構丁寧に対応してくれましたし紹介してくれましたよ!
担当によるかもしれませんが

出典:アンケート

信頼できるキャリアアドバイザーがいることで、自分にマッチした仕事探しやリアルな情報まで、転職活動を有利に進められるのはもちろん、精神的にも効果的です。

そのため、1人で転職することに不安がある方や在職中で転職活動に十分な時間が取れない方にとっては、転職ナビのようなサポートサービスは非常に重宝するでしょう。

3-2.スカウトメールが届く

転職ナビは、Web履歴書や希望条件を登録することで、企業からのスカウトを受けることができます。

スカウトメールが定期的に届く

口コミ・評判

匿名
とりあえず、で転職サイト登録するならジョブセンスリンク(現:転職ナビ)がおすすめ。
スカウトメールが未だに定期的に来る。

出典:アンケート

ダメ元で登録したものの、意外とスカウトが来て、びっくりしている

口コミ・評判

匿名
転職ナビのスカウト設定
ダメ元で登録したら、意外と多くスカウトが来た
詳細はまだ確認できていないが、びっくり

出典:アンケート

スカウト届いた企業に興味を持った

口コミ・評判

匿名
まだ、仕事をしてた時に、転職ナビに登録したんだけど、さっきとある企業から、スカウトメールが来て、内容を見たら、すんごく興味深かった

出典:アンケート

スカウト機能を利用することで、今まで全く知らなかった企業と出会え、選択肢が広がるでしょう。

なぜなら、自社とマッチング率が高いと思った企業からスカウトが届くため、本当に自分の適性に合った企業と出会える可能性が高まるからです。

ただし、中には求職者の履歴書や条件を加味せず、誰彼構わずランダムにスカウトを送信している企業も存在するため、明らかに定型文のような文言には注意しましょう。

また、スカウト機能を使うことで、仕事を探す手間を省くことができるため、自分で仕事を探すのが面倒に感じる方にもおすすめのサービスと言えます。

3-3.転職に役立つコラムが充実している

出典:公式サイト

転職ナビには、「JOBSHIL」という転職活動に役立つコラム特集が豊富にあります。

これは、転職活動の進め方や各業界のリアルな商法、選考通過のコツがまとめられているコラムです。

JOBSHIL

  • 履歴書の書き方
  • 面接時対策
  • ビジネスマナー
  • 社長のインタビュー
  • 転職活動の進め方
  • 各業界のリアルな情報 etc.

上記のように、「JOBSHIL」には、転職にまつわる基本的な知識が網羅的にまとめられています。

特に初めて転職する場合は、「今の職場にいつどのタイミングで辞めると伝えれば良いのか」「面接では一体何を聞かれるのだろうか」と悩む方もいらっしゃるでしょう。

「JOBSHIL」ではこれらの疑問をすべて解決できるため、これを読むだけで、転職活動を不安なく進められるでしょう。

3-4.全国各地に対応している

転職ナビは、全国各地でさまざまな職種に対応しています。

以下は、エリアごとに転職ナビの求人数(2021年7月時点)をまとめた表です。

エリア 求人数
(ハローワーク案件を除く)
北海道 240件
東北 350件
関東 2,150件
北陸・甲信越 520件
東海 990件
関西 1,020件
中国 420件
四国 250件
九州 560件
沖縄 80件

また、転職ナビで対応している職種は以下の通りです。

転職ナビで募集している職種

  • 営業系
  • 技術系(IT・通信)
  • 事務・経営管理系
  • クリエイティブ系
  • 企画、マーケ、経営企画系
  • 専門職(コンサル・金融・不動産など)
  • 飲食・フード系
  • 販売・サービス系
  • 技術系(電気電子・機械・半導体)
  • 技術系(医薬・食品・素材)
  • 建築・土木系
  • 製造・設備・運輸系
  • ビューティー系
  • 医療・福祉・保育系
  • その他(公務員、講師など)

このことから、エリアに限らず、比較的に自分の希望の地域で求人を探しやすいことが分かります。

ただ、他の大手サイトと比べると求人数は劣るため、求人数の多い『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』を併用するとよいでしょう。

ここまでのまとめ

転職ナビの特徴や良い口コミから、以下のメリットがあることが分かりました。

  • 担当者の対応が丁寧である
  • スカウトメールが届く
  • 転職に役立つコラムが充実している
  • 全国各地に対応している

これらの内容を踏まえた「転職ナビに登録すべきかどうか」の判断基準を、次の章で紹介します。

4.転職ナビに登録すべき人・すべきでない人

転職ナビ利用者の口コミ内容を踏まえると、以下に該当する方は、転職ナビの利用がおすすめです。

転職ナビの登録がおすすめな人

  • さまざま求人を見たい
  • 企業からのスカウトを受けて、スムーズに転職活動を進めたい
  • キャリアアドバイザーからサポートを受けながら基本は自分で転職活動を進めたい
  • 初めて転職をする人

求人の幅が広く、キャリアアドバイザーのサポートがあるため、初めて転職をする方にもおすすめできます。

転職ナビの利用はすべて無料です。

まずは登録してみて、電話面談を受けてみることをおすすめします。

一方で、以下に該当する方には、転職ナビはおすすめできません。

転職ナビに登録すべきでない人

  • キャリアコンサルタントからの対面でのサポートを受けたい
  • ハイクラス向けの転職を目指している
  • 良質な求人の多いサイトを見つけたい(転職ナビと他サイトの併用がおすすめ)
  • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい

転職ナビは、特に連絡の頻度が多いという内容の口コミが目立ちました。

そのため、「ゆっくりと求人を探して、もし良い職場が見つかったら応募したい」という方にとっては、連絡がわずらわしく感じるでしょう。

また、総求人数は他の大手転職サイトと比べても、多いとは言い切れず、さまざまな企業が掲載されているため、なかなか良い求人が見つからないかもしれません。

転職ナビの登録はこちらから

公式サイトを見る
https://job.j-sen.jp/

次の章では、「転職ナビ以外のサイトを使いたい」「他のサイトも併用したい」という方向けに、評価の高い転職サイトをまとめて紹介します。

5.利用者からの評価が高い大手転職サイト

数ある大手転職サイトの中から、以下の点を基準に「総合評価の高い転職サイト」をピックアップしました。

「総合評価」を導き出す3つの基準

  1. 求人の質・量
    保有している求人の量や質は十分かどうか
  2. 提案力
    求職者にぴったりの提案をしてくれるかどうか
  3. サポート力
    キャリアコンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか

その結果、特に総合評価の高かった転職サイトは、以下の通りとなりました。

転職サイト 公開求人数 | 総合評価
1位.
リクルートエージェント
11万件(非公開17万件) | ★★★★★4.6
業界最大手エージェント。選択肢を増やしたいなら登録必須。
対象年収:300~700万
2位.
dodaエージェント
9万件(非公開3.3万件) | ★★★★★4.5
求人数No.2の転職エージェント。求人の質も高く、地方に強い
対象年収:350~600万
3位.
マイナビエージェント
2.7万件(非公開2.5万件) | ★★★★☆4.4
サポートが充実しており、はじめての転職に強い。
対象年収:250~500万
4位.
パソナキャリア
3.5万件 | ★★★★☆4.2
年収・キャリアアップ転職におすすめ
対象年収:400~700万
5位.
ワークポート
4.1万件 | ★★★★☆4.1
IT・メーカーなどものづくり職種に強く、未経験歓迎求人が多い
対象年収:300~700万

それぞれ、順番にご紹介していきます。

1位.リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

◆補足:リクルートが運営している関連サービス

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2位.dodaエージェント

2024年版dudaトップ画像

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

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3位.マイナビエージェント

※マイナビのプロモーションを含みます。

マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。

そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

※マイナビのプロモーションを含みます。

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4位.パソナキャリア

パソナキャリア_新キャプチャ画像

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです

運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。

Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。

親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプラン女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。

パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢有用な提案を受けることができるでしょう。

さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。

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現年収600万円以上なら『パソナキャリア』のハイクラス向けサポートがおすすめ

パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)があります。

取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。

パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。

既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう

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5位.ワークポート

ワークポートTOP

ワークポート』は、IT・WEB業界を始めとした各業界の求人を網羅的に扱う転職エージェントです。

IT・WEB業界が今ほど大きくない頃から、IT分野での転職サポートを行ってきた実績があり、その分企業との信頼関係を築いています。

求人数や取引企業数、転職サポート実績はトップクラスで、ワークポート経由でしか応募できない企業も少なくありません。

また、コンシェルジュ(転職サポートの担当者)の専門性が高く、業界・職種の知識を熟知した担当者がつく仕組みとなっています。

利用者からは「コンシェルジュの対応が非常に丁寧で、履歴書対策から面接対策まで徹底的につきあってくれた」との声が寄せられています。

未経験・第二新卒向けの求人を多く扱っている特徴もあるので、新たな業界に挑戦したいという方におすすめです。

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6転職ナビをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職ナビをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職ナビも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

7【図解】転職ナビ利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職ナビに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職ナビのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職ナビ経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職ナビであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

さいごに

この記事では、転職ナビの評判について解説しました。

転職ナビは、求人数や質などは大手転職サイトに劣るものの、独自のスカウト機能や転職ナコウドサービスがあることが分かりました。

転職活動に不安のある方であれば、登録をおすすめします。

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公式サイトを見る
https://job.j-sen.jp/

また、大手転職サイトも合わせて利用することで、転職活動をスムーズに進めることができます。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。