職務経歴書は手書きかPCか?正しい判断基準と書き方のコツ

職務経歴書 手書き

転職活動を始めるため職務経歴書を書こうとして、「手書き」か「PCで書く」か悩んでいませんか?

「手書きなのかPCなのか」と質問される応募者を見かけますが、間違えて職務経歴書を出してしまった事で、「採用担当者に読んでもらえず、書類選考で落ちてしまった…」と失敗される人をたびたび見かけます。

私が多くの採用担当者と会話する中で、「手書きかPCか」1つとっても、職務経歴書には「コツ」がある事がわかりました。このページでは、転職コンサルタントとして多くの転職者を成功に導いてきた知見と経験をもとに、以下をわかりやすくご紹介します。

  1. 手書きかPCか、人事はどちらを評価する?
  2. 職務経歴書をPCで書く3つの理由
  3. 職務経歴書を手書きで書くだけで落とされる2つのケース

このページを読めば、あなたはどんな場合でも、「手書き」か「PC」どちらを選択すべきか自信をもって判断できるようになります。

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1. 手書きかPCか、人事はどちらを評価する?

職務経歴書と履歴書、手書きで書いた方が良いのでしょうか?それともPCで書くべきでしょうか?

これは、私が転職コンサルタントとして数々の職務経歴書対策を支援する中で、応募者から何百回と受ける相談です。

この質問に対して、私は下記のように明確にお伝えしています。

  • 職務経歴書は必ずPCで書くこと
  • 履歴書は手書きでもPCでもOK

「職務経歴書は必ずPCで書く」理由

採用担当者「Web上で見るため、職務経歴書はPCで書いて欲しい」

職務経歴書は「ビジネス文書」であり、転職コンサルタントや採用担当者・現場面接者が見て書類選考に使う書類になります。

3者間の共有はメールやWebを通じて行われます。もし手書きの職務履歴書が送られてくると、採用担当者は書類をPDF化して共有しなければいけません。短い時間で見やすいように、また文書をWeb上で保管しやすいように、採用担当者はPCで書いた職務経歴書を好みます。

「履歴書は手書きでもPCでもOK」な理由

採用担当者「履歴書は内定後に保管するものなので、体裁は問わない」

履歴書は「私文書」であり、入社後に人事情報として保管するための書類です。「熱意が伝わるので手書きが好ましい」というWeb記事を見かけますが、採用担当者が書類選考で判断しているのは職務経歴書。「手書きでもPCでもOK」というのが採用担当者のホンネのようです。

2. 職務経歴書をPCで書く3つのメリット

ここでは、職務経歴書をPCで書くメリットを3つお伝えします。

理由1. 読みやすい職務経歴書を書く事ができる

職務経歴書は書く量が多く、手書きだとごちゃごちゃしてしまう…

職務経歴書は、A4用紙2枚が適切だといわれています。職務経歴や自己PR、志望動機など書く量が多く、手書きだと採用担当者に読みづらいという印象を与えてしまいます。

WordやExcelを活用してレイアウトを調整しましょう。文章だけでなく、フォントサイズや改行、行間の調整や太文字・下線などの工夫次第で、あなたの強みをPRできる職務経歴書を作成する事ができます。採用担当者にとって読みやすいレイアウトを心掛けると良いですよ。

理由2. 他企業に使い回す事ができる

せっかく書いた職務経歴書、手書きだと他企業に使い回せない…

頑張って書いた職務経歴書、せっかくなら他企業に使い回したいと思いますよね。手書きで職務経歴書を作成すると、一度提出してしまったら手元に残りません。PCで作成すれば職務経歴データが残るので、志望動機や自己PRを応募企業ごとに変更するだけ。効率的に多くの企業に応募する事ができます。

志望動機・自己PRの使い回しはNG!

応募者の中には、効率化を追求しすぎるあまり志望動機や自己PRまで使い回す方がいますが、これはNGです。志望動機・自己PRは面接で必ず聞かれる項目です。ぜひ、各企業にあったものを考えて書くようにしましょう。良ければ、下記サイトを参考にして下さいね。

理由3. ミスを直す事ができる

頑張って書いた職務経歴書、最後の自己PR欄で間違えてしまった…

丁寧な字を心掛け一生懸命書いた職務経歴書、最後の最後で書き間違いしてしまうと、目もあてられません。企業に出す書類に修正液の使用はNGですので、手書きだと全て書き直す必要があります。

PCであれば、すぐにミスを直す事ができます。ぜひ、手書き作業に労力を使う事無く、志望動機や自己PR文の推敲に時間を使って下さいね。

3. 職務経歴書を手書きで書くだけで落とされる2つのケース

残念ながら、職務経歴書を手書きで書くだけで、書類選考に落ちてしまう場合があります。いかに職務経歴書を上手にまとめてもマイナスイメージになるので、注意しましょう。

ケース1. 外資系企業

「手書きで職務経歴書を書く人は、仕事効率が悪い人だと感じます。」

上記は、外資系企業の採用担当者から聞いた言葉です。海外では職務経歴書をPCで書いて、署名のみ手書きで書く事が一般的。手書きは避け、書類選考で落ちる事の無いようにしましょうね。

ケース2. ベンチャー/IT企業

「手書きで職務経歴書を書く人は、ネットへの親和性が無い人だと感じます。」

上記は、ベンチャー企業の採用担当者から聞いた言葉です。ベンチャー企業の多くは「IT」を活用する事で新しいビジネスを生み出そうとしており、PCというツールがあるのに手書きで職務経歴書を作成する人は、「ベンチャー企業」に親和性が無い印象を与えてしまいます。

「直筆で」と指示がある場合は手書きで!

大変稀ですが「直筆で」と指示があるケースもあります。志望度が高い企業であれば、「面倒くさい」と思うかもしれませんが、丁寧に気持ちを込めて直筆で書きましょう。

4. さいごに

職務経歴書の書き方について、ポイントやノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

何度もお伝えしますが、職務経歴書は「必ずPCで書く」ことをお薦めします。手書きでなくPCで書く事で捻出された時間を、志望動機や自己PRの推敲にあてて、よりよい職務経歴書を作成して下さいね!

また、上記以外についても職務経歴書や履歴書でお困りの方は、転職エージェントに聞くのが手っ取り早くおすすめです。その際は無料で上手く転職エージェントを利用しながら簡単に職務経歴書を作成する方法をまとめた『職務経歴書の添削に強いおすすめ転職エージェントと活用法』をご参考ください。

※転職エージェントを利用する際の注意点

転職エージェントは完全無料で使えますが、あなたが内定・転職すると企業側から多額の報酬(提示年収の30%前後)を受け取っていますので、言葉巧みに転職へ誘導してきます。

彼らの営業トークにのせられて焦って転職先を決めてしまうことだけは避けてください。

リクルートエージェント』のような大手エージェントは本気で転職を検討していればおすすめですが、担当のノルマも厳しいため注意しないと営業トークにのせられます。

転職検討段階やまだまだ悩んでいるという方は、商売っ気が少なく親身に相談にのってくれる『マイナビ』や『ワークポート』のような中堅エージェントがおすすめです。

転職活動中はとなりの芝は青く見えるものですから、注意しながら次の可能性を探して下さい。

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あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。