介護福祉士からのキャリアアップ全知識|キャリアパスの概要や必要な資格を解説

介護福祉士からのキャリアアップを検討しつつも、

  • キャリアップにはどんなものがあるの?
  • おすすめのキャリアアップ方法は何?

と考えている方も多いと思います。

介護福祉士からのキャリアアップとはいっても「管理職に就く」「現場でプロフェッショナルになる」など様々な方法があります。

そこで本記事では、介護職の転職を数多くの支援してきた私が「介護福祉士からのキャリアアップの全知識」を解説します。

【目次】

  1. 介護福祉士からのキャリアアップ方法4選
  2. 介護現場でのキャリアアップ
  3. 相談業務でのキャリアアップ
  4. 管理職にキャリアアップ
  5. 他業界へのキャリアチェンジ
  6. キャリアで悩んでいるなら、転職サイトのキャリアコンサルタントへの相談がおすすめ
  7. 介護職求人探しにおすすめの転職サイト
  8. 【FAQ】介護福祉士のキャリアアップに関する質問

全てを読めば、介護福祉士からのキャリアアップ方法が分かるようになるでしょう。

1.介護福祉士からのキャリアアップ方法4選

介護福祉士からのキャリアアップ方法は以下4つです。

それぞれを詳しく紹介していきます。

キャリアアップの王道は認定介護福祉士

介護福祉士からキャリアアップする方法として最も一般的なのは「認定介護福祉士」を取得することでしょう。

認定介護福祉士は、「一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構」が正式に介護福祉士の上位資格として認定した民間資格です。

さらに詳しい認定介護福祉士に知りたい方は以下のリンクから見れるので、ぜひ参考にして下さい。

»2-1.認定介護福祉士

2.介護現場でのキャリアアップ

1つ目は、認定介護福祉士や認知症ケア専門士を取得し、介護現場でのキャリアアップをする方法です。

特に「介護現場で入居者と交流したい」「サポートしたい」という方におすすめとなります。

ここでは、以下2つの資格について解説します。

それぞれを詳しく紹介していきます。

2-1.認定介護福祉士

認定介護福祉士は、「一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構」が正式に介護福祉士の上位資格として認定した民間資格です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

(1).役割

「一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構」によると、認定介護福祉士には以下の役割が与えられています。

これまでの経験と修得した幅広い知識等を活用し、利用者、職場、他専門職、地域など、幅広く『かかわる』『支援する』使命を担っています。

出典:認定介護福祉士認証・認定機構

主な仕事内容は、施設の介護職員のリーダーとして介護現場を指揮することです。

その他にも、以下の様々な役割が与えられています。

  • 介護サービスマネージャー・教育・指導
  • 介護サービス提供における連携の中核を担う
  • 地域における介護力向上のための助言・支援者になる

(2).資格要件

認定介護福祉士になるには以下3つの基準を満たしている必要があります。

  • 介護福祉士としての実務経験が5年以上ある
  • 認定介護福祉士養成研修で600時間の研修を修了する
    …認定介護福祉士養成研修を受講するには、「介護福祉士ファーストステップ研修」などの研修を受講する必要があります。
  • 研修の終了後に認定申請し、審査に通過する

(3).給料

認定介護福祉士の給料は、介護福祉士とほとんど変わりません。

参考に介護福祉士の給料を下記の表に載せました。

平均給料32万9,250円
平均年収約395万円

参考:介護福祉士の給料は?男女・年齢・勤務地別&年収・収入を上げる方法を解説

ただ、「介護職員等特定処遇改善加算」が2019年10月に創設されたため、今後優遇される可能性は高いです。

介護職員等特定処遇改善加算とは

介護職員等特定処遇改善加算は、介護人材確保のために「経験や技能のある介護福祉士」に対し、介護報酬をさらに加算して支給する制度です。

月8万円、あるいは、年収440万円まで賃金アップさせることが、主な目標値として設定されています。

2-2.認知症ケア専門士

認知症ケア専門士は、「一般社団法人日本認知症ケア学会」が認定する民間資格です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

(1).仕事内容

主な仕事内容は、認知症に関する専門知識やスキルを用いて、介護現場で認知症ケアをします。

また、認知症の方のサポートに困った際に、よいケア方法を実践したり、他の介護職員へ助言したりする役割を与えられることがあります。

(2).資格要件

認知症ケア専門士になるには以下2つの基準を満たしている必要があります。

  • 認知症ケアの関連機関や団体において、3年間の実務経験がある
  • 認知症ケア専門士認定試験に合格して定められた登録申請を行っている

(3).給料

認知症ケア専門士の給料は、介護福祉士と大きく変わりませんが、資格手当が付く場合があります。

»介護福祉士の給料をみる

実際、「求人ボックス」の求人を見てみると、「認知症ケア専門士」の資格手当が3,000円ついていました。

出典:求人ボックス

このように、資格手当がついている求人が多数あるため、認知症ケア専門士取得後は、手当てが付く職場への転職がおすすめです。

3.相談業務でのキャリアアップ

生活相談員やケアマネジャーの資格を取得し、相談業務でキャリアアップをする方法です。

ここでは、以下3つの資格について解説します。

それぞれを詳しく紹介していきます。

3-1.生活相談員

生活相談員は、介護施設の入居者の受け入れのための窓口業務をする職種です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

(1).仕事内容

生活相談員の主な仕事内容は窓口業務です。

勤務地によって異なりますが、一般的には以下のような仕事を行います。

  • 契約や入所・退所の手続き
  • 入居者や家族に対する相談援助業務
  • 介護職員やケアマネジャーとの連携
  • 計画書の作成
  • 地域との連携・調整

生活相談員の中には、「現場の介護業務」と並行して働いている人もいます。

(2).資格要件

生活相談員になるには以下の基準を満たしている必要があります。

  • 「社会福祉士」「精神保健福祉士」「社会福祉主事任用資格」のいずれかを保有している

ただ、上記の資格を持っていなくても、「自治体が定めている要件」を満たせば、その地域で生活相談員として働ける場合があります。

以下に「神奈川県川崎市の生活相談員資格要件」例を載せました。

生活相談員の資格要件

  • 社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事任用資格いずれかを保有している
  • 介護福祉士
  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)
  • 介護保険施設又は通所系サービス事業所において、常勤で2年以上介護等の業務に従事した人

参考:川崎市生活相談員の資格要件

(3).給料

厚生労働省の調査によると、生活相談員の平均給料は約34万円です。

職種平均給料額
生活相談員34万3,310円
介護福祉士32万9,250円

出典:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」

介護福祉士と生活相談員の給料を比較してみると、約1.5万円の差があることが分かります。

そのため、生活相談員になることで、給与面で収入アップが狙えるでしょう。

3-2.サービス提供責任者

サービス提供責任者は、訪問介護事業所などでケアマネジャーなどと連携をとり、適切な介護サービスが提供されるようにする職種です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

(1).仕事内容

サービス提供責任者の仕事内容は、訪問介護の窓口の役割や多くのヘルパーさんの調整や教育を行います。

地域や施設ごとに異なりますが、一般的には以下の仕事をこなします。

  • 訪問介護の契約や説明
  • サービス内容を決める
  • 計画書の作成
  • ヘルパーさんの調整・教育
  • 担当者会議
  • 入居者や家族の相談対応

(2).資格要件

サービス提供責任者になるには以下3つの基準を満たしている必要があります。

  • 介護福祉士の資格を持っている
  • 実務者研修を修了している
  • 介護職員初任者研修を修了し、実務経験が3年以上ある

(3).給料

厚生労働省の調査によると、介護施設の管理職の平均給料は約34万円です。

職種平均給料額
管理職34万3,840円
介護福祉士32万9,250円

出典:厚生労働省「令和2年度年度介護従事者処遇状況等調査結果」

介護福祉士とサービス提供責任者の給料を比較してみると、約1.5万円の差があることが分かります。

そのため、サービス提供責任者になることで、給与面で収入アップが狙えるでしょう。

3-3.ケアマネジャー

ケアマネジャーは、介護保険制度に基づきマネジメントを行い、要介護者が適切な介護サービスが提供されるようにサポートする職種です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

(1).仕事内容

ケアマネジャーの仕事内容は、入居者や家族に応じたケアプランを作ることです。

地域や施設ごとに異なりますが、一般的には以下の仕事をこなします。

  • 「要介護認定」に関する業務
    ・申請代行
    ・認定調査受託
  • 「介護支援サービス」に関する業務
    ・課題分析
    ・サービス計画を作成
    ・担当者会議の出席
  • 「給付管理」に関する業務
    ・支給限度額の確認や入居者負担額の経理
    ・サービス利用票・提供票の作成
    ・給付管理票の作成

(2).資格要件

ケアマネジャーになるには、ケアマネジャー試験に合格して実務研修を修了しなければなりません。

また、ケアマネジャー試験を受験するためには、以下基準を満たしている必要があります。

  • 国家資格を保有し、業務経験が5年以上ある
  • 相談員業務に従事した期間が5年以上ある

(3).給料

厚生労働省の調査によると、ケアマネージャーの平均給料は約37万円です。

職種平均給料額
ケア
マネジャー
36万8,030円
介護福祉士32万9,250円

出典:厚生労働省「令和2年度年度介護従事者処遇状況等調査結果」

介護福祉士とケアマネジャーの給料を比較してみると、約4万円の差があることが分かります。

そのため、ケアマネジャーになることで、給与面で収入アップが狙えるでしょう。

4.管理職にキャリアアップ

3つ目は、施設全体の管理・運営を施設長やホーム長などの管理職になってキャリアップする方法です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

4-1.仕事内容

管理職の主な仕事内容は、施設全体の管理・運営やスタッフに的確な指示を出すことです。

地域や施設ごとに異なりますが、一般的には以下の仕事をこなします。

  • 介護業務のマネジメント
    …施設の入居者に適切な介護サービスを提供する
  • 人材マネジメント
    …施設のスタッフに対して、教育や支持を行う
  • 収支のマネジメント
    …入居者の確保や経費削減、施設の利益を出す

4-2.資格要件

施設長になるための資格要件は、施設ごとにそれぞれです。

施設資格
介護老人健康施設都道府県知事の承認を受けた医師
小規模多機能型居
宅介護事業所
・認知症介護の経験が3年以上
・認知症対応型サービス事業管理者研修を修了
特別養護老人ホーム特になし
有料老人ホーム特になし
サービス付き高齢者
向け住宅
特になし
デイサービス特になし

特に資格がなくとも管理者になることができる施設はあることが分かります。

そのため、自身が勤めたいと施設がどんな資格要件をなのか、事前に確認しておきましょう。

4-3.給料

厚生労働省の調査によると、介護施設の管理職の平均給料は約34万円です。

職種平均給料額
管理職34万3,840円
介護福祉士31万3,920円

出典:厚生労働省「令和2年度年度介護従事者処遇状況等調査結果」

介護福祉士と施設長の給料を比較してみると、約4万円の差があることが分かります。

そのため、施設長などの管理職になることで、給与面で大幅に収入アップが狙えるでしょう。

5.他業界へのキャリアチェンジ

4つ目は、介護福祉士の経験を活かして看護師などの他の職種へキャリアチェンジする方法です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

5-1.看護師

それぞれを詳しく紹介していきます。

(1).仕事内容

看護師の主な仕事内容は、専門的な知識や技術を用いて入居者の診療をサポートすることです。

地域や施設ごとに異なりますが、一般的には以下の仕事をこなします。

  • 血圧・体温・脈拍などの測定
  • 食事・排せつ・入浴などの介助
  • 患者さんの移送
  • 注射・採血
  • 手術の補助
  • 夜勤の巡回
  • 体位変換
  • 点滴

(2).資格要件

看護師になるには、専門学校か看護大学に入学し、科目を修了し、「看護師国家試験」に合格する必要があります。

ただ現在は、「介護福祉士などの資格を持つ人」が、看護師を目指す場合、1年短いカリキュラムで資格が取得できる制度の検討が始まっています。

まずは看護助手を目指すのもおすすめ

まずは看護助手を目指すのもおすすめです。

看護師は最低でも2年間、専門学校もしくは看護大学に通わなければなりません。

それに対し看護助手は、特別な資格や経験がなくとも現場で働くことができます。

(3).給料

厚生労働省の調査によると、看護職員の平均給料は約38万円です。

職種平均給料額
看護職員37万9,610円
介護福祉士32万9,250円

出典:厚生労働省「令和2年度年度介護従事者処遇状況等調査結果」

介護福祉士と施設長の給料を比較してみると、約5万円の差があることが分かります。

そのため、看護師になることで大幅な給料アップが狙えるでしょう。

看護師についてさらに詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてください。

5-2.作業療法士、理学療法士、言語聴覚士

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は、入居者の機能回復訓練を担当するリハビリ職です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

(1).仕事内容

一口に機能回復訓練といってもそれぞれの職種で担当するリハビリの領域は異なります。

作業療法士基本動作(立つ・歩く)の回復のためのリハビリ
理学療法士日常生活に必要な動作(着替える・入浴する)のリハビリ
言語聴覚士言語コミュニケーション能力や嚥下機能のリハビリ

(2).資格要件

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士になるためには、「大学」「専門学校」で課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。

(3).給料

厚生労働省の調査によると、理学・作業療法士、言語聴覚士の平均給料は約36万円です。

職種平均給料額
理学療法士
作業療法士
言語聴覚士
35万8,560円
介護福祉士32万9,250円

出典:厚生労働省「令和2年度年度介護従事者処遇状況等調査結果」

介護福祉士と理学療法士などの給料を比較してみると、約3万円の差があることが分かります。

そのため、理学療法士などにキャリアチェンジすることで、収入アップが狙えるでしょう。

さらに詳しくそれぞれの職種について知りたい方は以下記事を参考にしてください。

6.キャリアで悩んでいるなら、転職サイトのキャリアコンサルタントへの相談がおすすめ

キャリアに関して悩んでいるであれば、転職サイトのキャリアコンサルタントへの相談がおすすめです。

キャリアコンサルタントとは

求職者の悩みをヒアリングし、最適なキャリアプランを提案してくれる、いわゆる『転職のプロ』のことです。

転職サイトのキャリアコンサルタントに相談するメリットは4つあります。

  • 求人を紹介するだけでなく、キャリア相談にのってくれる
  • あなたが志望する介護業界に精通している
  • 企業へあなたを売り込む営業スキルがある
  • 質が高く、良質な求人案件を持っている

優良なコンサルタントであれば、あなたのキャリアに関するニーズや悩みについて親身に聞いてくれます。

自分にあった働き方を提案してくれた

新しい転職サイト登録したら、その担当の方がめちゃくちゃいい人、わたしに合った働き方提案してくれて、最初に登録したサイトの担当の人と合わなかったんだなと知った今日。転職サイトは、何ヶ所か登録した方がいいって、本当!!

出典:Twitter

このように、キャリアコンサルタントに相談することで「満足のいく転職ができた!」という人は多いです。

これを踏まえて次章では、キャリアコンサルタントの質が高いと評判の転職サイトを5つ紹介していきます。

7.介護職求人探しにおすすめの転職サイト

数ある転職サイトの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い介護職向け転職サイト」をピックアップしました。

転職サイト選定基準

  1. 求人の数・質
    …質の高い求人を多く保有しているか評価
  2. 利用者満足度(提案&サポート力)
    …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアコンサルタントに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。

転職サイト求人数|総合満足度
1位.
レバウェル介護(旧:きらケア)
24,000件|◎4.3
介護職スタッフ満足度No1の転職サイト!総求人数は6万件以上と業界トップクラスで、はじめての転職やキャリアアップ転職におすすめ
2位.
かいご畑
9,800件|○3.9
未経験求人が多く、「介護の仕事に挑戦したい」方や、資格なしからの転職におすすめの転職サイト
3位.
マイナビ介護職
55,000件|○3.8
一人ひとりのペースに合ったサポートが好評の転職サイト。平日忙しい方向けに休日相談会などを実施

※この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『介護職300人が選ぶ転職サイトおすすめ比較!』を参考にしてください。

1位.レバウェル介護(旧:きらケア)

レバウェル介護

レバウェル介護(旧:きらケア)』は、「自宅から徒歩で勤務先に通いたい」「人間関係が良い職場がいい」といった一人ひとりのニーズに応えてくれる転職サイトです。

扱っている正社員求人は27,158件と業界トップクラスであり、幅広い求人を見ることが出来ます。

地域の専門アドバイザーが「自宅から徒歩で通いたい」「人間関係が良い職場に転職したい」といった細かいニーズに応えてぴったりの職場を提案してくれるでしょう。

特に「未経験・無資格可」の求人も多数扱っており、また中でも訪問介護求人は業界最多です。

さらに、「面接に同行してくれる」「ネガティブな情報(離職率や有給消化率など)も包み隠さず教えてくれる」など、転職サイトの中でもサポートのきめ細やかさは群を抜いています。

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当サイトではレバウェル介護(旧:きらケア)のコンサルタントにインタビューを行いました!

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登録すると、元介護士を始め介護の業界に詳しいプロのキャリアアドバイザーから連絡をもらえ、悩みを相談しながら転職について一緒に考えられます。

求人がとにかく多いので、選択肢を増や

すためにも上記2社と合わせて登録することをおすすめします。

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https://kaigoshoku.mynavi.jp/

8.【FAQ】介護福祉士のキャリアアップに関する質問

介護福祉士のキャリアアップに関するよくある質問は以下4つです。

それぞれを詳しく紹介していきます。

Q1.介護業界のキャリアパスってなんですか?

介護業界のキャリアパスとは、人材確保と定着を図るために作られた制度です。

介護職を以下4段階のレベルにわかれています。

どのレベルに自分がいるのかがわかりやすく、「キャリアアップへの意欲がある人」にとって、よりレベルの高いスキルを身につける指針になりました。

Q2.介護福祉士からキャリアアップにおすすめの資格は何ですか?

介護福祉士からのキャリアアップにおすすめの資格は以下2つです。

  • 認定介護福祉士
  • 認知症ケア専門士

上記いずれかの資格を取得することで、介護福祉士から着実にキャリアアップができるでしょう。

Q3.介護福祉士におすすめの研修は?

「介護福祉士ファーストステップ研修」がおすすめです。

原則、「介護福祉士資格取得後2年程度の実務経験を積んだ人」を対象にしており、以下3つのカリキュラム研修を行います。

  • 「ケア」領域
  • 「連携」領域
  • 「運営管理基礎」領域

合計180時間、全15回の講義を受けて学ぶため、介護職の「基礎から応用、チームのマネジメント」まで総合的に身につけます。

8万~10万円程度で受講できるので、特に「コストや時間をかけずにスキルアップしたい方」におすすめの研修です。

9.さいごに

今回は、介護福祉士からのキャリアアップを検討している人に向けて、キャリアアップの方法について解説しました。

もし一人では「キャリアに関する答えが出せない」「今後のキャリアに悩んでいる」という方は、転職サイトのキャリアコンサルタントに相談してみるのもおすすめです。

キャリアコンサルタントの質が高い転職サイト
  1. レバウェル介護(旧:きらケア)
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あなたの人生が豊かになることを願っています。