介護職辞めてよかった!元介護士の口コミや体験談をもとにおすすめの転職先を紹介

介護職を辞めてよかったおすすめの職種解説

「長時間労働やストレスが多くメンタルが限界でやってられない」

「転職したいけど、介護職で得たスキルを活かせるのか?」

人間関係や介護職特有の職場環境、しかも給料が安いと不安になりますよね。辞めた後、他の業界に転職できるのかわからず、退職に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?

結論、「介護職を辞めてよかった!」「別の分野で新しいチャレンジを始めて正解だった!」などと後悔なく介護職を辞められた方はたくさんいます。

介護職からの就職成功に必要なポイント
  • 介護職で得たスキルや経験を別の仕事で活かせるか検討する
  • 自分が求めているものや、どのような職業が適しているか考える
  • 転職エージェントを利用して、業界の最新情報や求人をチェックする
  • 転職がうまくいかない場合の別の選択肢を考えておく

とはいえ、労働環境に苦労しながらも仕事にやりがいを感じていたり、専門資格を活かした仕事に誇りをもっていたりすれば、なかなか辞める道に進めないでしょう。

そこで本記事では、介護職を辞めた人たちの口コミをもとに、辞めるべきかどうかを正しく判断するポイントを解説します。同じ悩みを抱えた先輩の声は、大切な決断をする際に役立つので、ぜひ参考にしてみてください。

注:介護士の本音や悩みの対処法について、「介護職を辞めたいあなたへ!介護士の本音や悩みの対処法&後悔しない決断の全知識」でご紹介しています。

この記事を読むとわかること


1. やってられない!介護職を辞めたいと考える4つの理由

介護職を辞めたい理由

まずは、介護職を辞めたいと考えてしまう原因を紹介します。

それでは、介護職を辞めたいと感じてしまう原因を順番に確認していきましょう。

1-1. 労働時間が変則的で生活リズムが不安定になった

介護職は、変則的な労働時間によって生活リズムが定まらない場合があります。特に24時間体制で介護する宿泊タイプの施設では、夜間から早朝にかけての出勤が一般的です。

不規則な生活リズムをストレスに感じてしまう介護士も多いことでしょう。生活リズムの乱れは身体の不調にもつながるため、注意が必要です。

1-2. 職場環境が悪く、身体的・体力的な負担がある

介護職による身体的・体力的負担が、辞めたい気持ちを生み出す場合もあるようです。

例えば、利用者の身体を支える着脱入浴などのサポートは力仕事であり、体力的な負担があります。利用者さんとの対応や意思疎通に悩んでしまう精神的な負担も考えられるでしょう。

身体の節々に痛みを感じるようになってしまう方も多く、辞めたくなるようです。心身ともに負担を抱え、辞めたいと感じるケースがあります。

1-3. 介護失敗のプレッシャーが重い

介護失敗へのプレッシャーも、介護職を辞めたくなってしまう原因の1つです。

介護職では、利用者やご家族との信頼を得る必要があります。

ただ、無理難題な介護を要求されたり介護を拒否をされたりなど、マイナスなケースがないとは限りません。利用者やご家族の方と十分なコミュニケーションは、心を許してもらうためにもおろそかにできない内容です。

1-4. 違法医療行為が当たり前になっている

介護職では、保健師助産師看護師法などの法律によって介護士が実施できる処置が定められています。

定められた内容以外の処置を当たり前に実施する職場は、より注意が必要であり、不満も募りやすくなります。なお、詳しい処置の項目としては以下のとおりです。

介護士が実施できる主な処置

  • 耳掃除(耳垢栓塞の除去は不可)
  • カテーテルの準備・体位の保持
  • 口腔ケア(歯周病などの異常がある場合は不可)
  • ストーマのパウチの排泄物除去(パウチの取り換えは不可)
  • 市販の製品での浣腸(使用する製品に規定があるため注意)
  • 爪切り(爪・周辺の皮膚に異常がある場合、疾患に伴う管理が必要な場合は不可)

上記の内容は、専門的な管理が必要な場合は医療行為と判断される傾向があります。

医師や歯科医師、看護師へ報告や事前確認をおこないましょう。

2. 介護職を辞めてよかった!気になる離職者の体験談を紹介

介護職を辞めた人の体験談

介護業界で働いている人のなかには、「介護職が辛い、けど本当に辞めていいのかな?」と悩んでいる方も多いでしょう。

この章では、実際に介護職を辞めた方の口コミをもとに「介護士を辞めてよかった!」と感じる内容を5つ紹介していきます。

ご自身の介護職を辞めたい理由に当てはめながら、読んでみましょう。

2-1. 人間関係の悩みから解放されメンタルが改善した

「人間関係がうまくいかなくて辛い」という悩みは、介護職を辞めたいと感じる理由の1つです。

介護職を辞めたことで、人間関係の悩みから解放されたという方は多くいるようです。

実際に介護職を辞めたことで「先輩から無視されるなどのいじめを受ける」「利用者の家族から陰口を言われる」といった悩みから解放された方の経験を確認してみましょう。

口コミ・評判

人間関係で色々あったので、介護職辞めてよかった
匿名さん
何度も書いているけど、給料日の度に、介護職を辞めて良かったと思うわ。
介護職は給料、待遇、人間関係全て最悪やったし。
あんな酷い会社と業界を辞めてホンマに良かった。

出典:Twitter

口コミ・評判

人間関係が最悪だった
匿名さん
介護職を辞めた理由
①:給料が安すぎ
②:人間関係が最悪
③:派遣社員で良かった

出典:アンケート

2-2. プライベートに余裕ができ余暇が充実している

介護職を辞めてプライベートに余裕ができた」「自分のやりたいことができるようになったという方も多いです。

「計画が立てにくい」「身体が休まらない…」などの悩みから解放され、心身ともにリラックスできる時間の確保にもつながっています。

口コミ・評判

転職して土日祝休みになりました
匿名さん
介護施設は看護学校入学前に働いてたこともあって好きな仕事に戻れてうれしい。人間関係素晴らしい。休みの日に買い物に行けるようになった。心に余裕ができた。辞めてよかった。

出典:Twitter

口コミ・評判

土日は家から出る必要なし
匿名さん
介護職辞めて事務職になってよかったです。
土日は家から出る必要がありません。

出典:アンケート

上記のように介護職を辞めることで、休日にはしっかりと休むことができ、自分のプライベートな時間を確保できるようになるでしょう。

2-3. 身体的な負担がなくなり腰痛が改善した

介護職を辞めて、身体的な負担がなくなった方も多くいます。

実際に、辛い腰痛に悩むことがなくなったという口コミが見られました。

口コミ・評判

ひどかった腰痛に悩むことがなくなった
匿名さん
介護の仕事を辞めてから、とてもひどかった腰痛が落ち着きました。

出典:Twitter

口コミ・評判

介護職を辞めてぎっくり腰がすぐに治った
匿名さん
介護職員を辞めた後は、工場工員、営業マン、肉屋、ラーメン屋などをやりました。
辞めた理由は、ぎっくり腰でした。辞めてからぎっくり腰はすぐに治りました。

出典:アンケート

介護職員の約9割が腰痛を抱えている

介護職員の89.4%が腰痛を抱えているという結果も報告されています。(参考:社会福祉施設の介護職職員における腰痛の実態調査

2-4. 不規則な生活から解放され決まった休みが取れる

介護士の悩みとして挙げられる不規則な生活から解放されたという方も多くいます。

日勤と夜勤のシフトが発生したり、労働時間が16時間を超えたりと介護職の勤務は不規則になりがちです。

休日になかなか休みが取れないケースもあるようです。

口コミ・評判

まとまった休みが取れる
匿名さん
介護士辞めて10年ぶりに盆休みなるものがあった。コロナと雨で5日の休み引きこもりしたぁ!!

出典:Twitter

口コミ・評判

決まった休みが取れる
匿名さん
今は派遣ではありますが工場で勤めてます。
良かった所は精神的に悩まされなくなった。
決まった休みがとれる。

出典:アンケート

上記のように介護職を辞めて転職したことで、規則的な生活を送れるようになったという方がいるようです。

2-5. 精神的な悩みがなくなり気持ちが楽になった

介護職を辞めることで、精神的な悩みから解放された方も多くいるようです。

詳しく紹介します。

口コミ・評判

精神的に楽になった
匿名さん
介護辞めて思ったけど介護以外の仕事って精神的苦痛と身体的苦痛両方からのダブルパンチがないので気持ちがとても楽だなと思った
介護のときは毎日しんどかったし行きたくなかったときもあったけど今全然思わない

出典:Twitter

口コミ・評判

鬱になり辞めた
匿名さん
私は仕事でコロナ病棟へ行ったり、難病で口がしっかり閉じれない、もちろんマスクもまともにできない人の介護の仕事で鬱になり、耐えられず仕事を辞めて今は無職で失業給付をもらっています。

出典:Twitter

ここまで介護職に関する口コミを通して、辞めるメリットを紹介しました。

次章では、介護職を続けるデメリットについて紹介していきます。

3. 辞めたいと思いながら介護職を続けるリスク3選

辞めたいと思いながら介護職を続けるデメリット

辞めたいと思いながら介護職を続けるデメリットは以下3点です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

3-1. ストレスを抱えたまま続けると身体的に疲弊してしまう

ストレスを抱えたまま介護士を続けることで、身体的に疲弊してしまう可能性があります。

実際に介護職員のおよそ80%ほどが、今の仕事は負担が大きいと感じているようです。

介護職 負担

出典:介護労働者のストレスに関する調査

介護職を続けることで身体的に疲弊し、仕事自体ができなくなる可能性があることを理解しておきましょう。

3-2. 勤務先に将来性がない場合がある

このまま介護職を続けても、勤務先に将来性がない場合があります。

介護職の離職理由の約15%「職場の将来に見込みがなかった」であると報告されています。(参考:令和2年度「介護労働実態調査」 )

また、将来性のない職場の特徴は以下のとおりです。

将来性のない事業所の特徴

  • パワハラが横行する
  • 仕事を部下に任せている上司が多い
  • コンプライアンスを守っていない
  • 職場教育ができていない

ただ介護職自体は要介護者が増えていたり、人手不足が深刻化していたりするため、将来性のある仕事といえます。

今の職場で「将来性がないな」と感じた場合は、他の職場への転職を検討するとよいでしょう。

3-3. 年齢の壁などが理由で転職が難しくなる

実際、介護業界からの転職に苦労している方は多くいるようです。

なぜなら介護職のスキルや資格は異職種や異業界に活かしにくく、転職難易度が高いからです。

他の職種へ転職したいと考えたとしても、すぐに転職するのは難しいため注意しましょう。

口コミ・評判

匿名さん
転職活動全く上手くいかない…。 介護職やめようかなぁ。 事務職も探してるんだけど、運転免許必須が多いからツラい

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名さん
介護職で転職活動中ですが、 年齢の壁は相変わらずですね。 面接で面接官から今回は女性を採用したいとよく言われます。 男性の転職は厳しいです。

出典:Twitter

次の章では、介護職を辞めるべきかを選択するための判断方法について解説していきます。


4. 介護職を辞めるべき?後悔しない選択に必要な2つの判断基準

介護職を辞めたい人の判断基準

介護職を辞めたいと思った際は以下の2つの方法を通して、本当に辞めるべきかを判断しましょう。

それぞれの内容について詳しく紹介していきます。

4-1. 職場を辞めたいのか、介護職そのものを辞めたいのかを考える

まずは職場を辞めたいのか、介護職そのものを辞めたいのかを考えましょう。

職場を辞めたい場合は働く施設を変えるのも選択肢の一つ

職場環境に問題がある場合、働く施設を変えるだけで、現状抱えているストレスから解放されます。

職場環境に問題があるケース

  • 労働環境に関する悩み
    …長時間勤務が続くなど
  • 雇用条件に関する悩み
    …給与が低いなど
  • 人間関係に関する悩み
    …パワハラが横行しているなど

人手不足の施設では、周囲への申し訳なさから気軽に辞めるのは難しいかもしれません。

ただ職場環境の問題をご自身で解決するのは難しいため、今の職場に居続ける限り我慢を強いられる場面に直面するでしょう。

「これ以上辛い思いをして働きたくない」と考えている方は、転職して環境を変えるのも1つの方法です。

介護職そのものを辞めたい場合は他の職種への転職を検討する

介護職そのものを辞めたい場合、他の職種への転職を検討しましょう。

介護職そのものを辞めたほうが良いケース

  • 体調的に働き続けるのが難しい
    …怪我や腰の痛み
  • 働くモチベーションの低下
    …やりがいや意義を感じられない

介護職は利用者との距離が近く、やりがいのある仕事です。

ただハラスメントや長時間労働などに疲弊して、モチベーションを失う方も少なくありません。

また介護職のなかでも、職場によっては体力的な負担が少ない場所もあります。

特に特別養護老人ホームは、他の介護の職場と比較して体力的負担が少ないという声が多いです。

口コミ・評判

特養は業務量が少なく、比較的楽
匿名さん
思い返せば特養の時が1番精神的に楽やったなぁ。 あの頃は特定処遇改善加算もなかったし特養に転職しよかな

出典:Twitter

「職場自体に問題があるな」と感じている場合は、他の職場への異動を検討してみることがおすすめです。

以下に『他の職場への転職』におすすめの記事を載せたので、ぜひ参考にしてください。

4-2. 当てはまると要注意!「退職するべき職場の特徴」

今の職場が、辞めるべき職場の特徴に当てはまるかどうか見極めることも大切です。

辞めるべき職場の特徴

  • 研修制度が整っていない
  • 違法行為が横行している
  • 待遇が著しく悪い
  • 人間関係が悪い

特に「研修制度が整っていない」「人間関係が悪い」という職場は人材の定着率が悪く、介護職員への負担が増すでしょう。

働き手を軽視する経営体制悪しき風習が残る施設は、辞めるべき職場といえます。

以下に介護転職に強い転職サイトに関する記事を載せたので、ぜひ参考にしてください。

次章では、介護職からの転職を考えている方に向けた、転職先の決め方を紹介します。

5. 介護職を辞めたあとで失敗しない転職先の決め方

介護職が失敗しない転職先の決め方
この章では、以下の順番で介護職を辞めた後で失敗しない転職先の決め方を紹介します。

それぞれを詳しく紹介していきます。

5-1. 異職種×同業界:現在の経験を活かせる介護業界の別職種

異職種 同業界

同じ介護業界であれば、異職種だとしても転職成功の可能性が高いといえます。

前職で得た知見をそのまま活かして転職できるケースがほとんどだからです。

ただし介護士としての経験が浅い方は、採用されるまでに時間を要する可能性があるため注意しましょう。

5-2. 同職種×異業界:介護職で得たスキル(接客力)を活かせる

同職種 同業界

他業界であっても同じ専門職であれば、転職に成功しやすいといえます。

なぜなら、介護職で得たコミュニケーション力を接客に活かせる職種があるからです。

利用者さんとの意思疎通が求められる介護職で得た対応力なら、接客業においても問題なく活躍できるでしょう。

5-3. 異職種×異業界:転職のハードルは高いが新しいスキルが手に入る異職種 異業界

異業種・異業界はもっともハードルが高く、転職できるところが限られています。

ただチャレンジを通して、新しいスキルを手に入れることができます。

未経験でまったく関係ない業界だとしても「介護職以外の職場で活躍したい」という方は、チャレンジすることをおすすめします。

補足:転職のプロに相談すると最適なアドバイスが受けられる

現在の職場に不満はあるものの転職に踏み出せないという方は、転職サイトのキャリアコンサルタントに相談してみるのがおすすめです。

転職エージェントとは

転職エージェントは、求人探しから選考対策まで転職活動をトータルでサポートしてくれる人材サービスです。

「転職しようか迷っている」という段階でも利用できます。
←左右にスクロールできます→

求人数/質ネットに載せたら応募者が殺到してしまう「非公開求人」を紹介してもらえる。
内部情報働かないとわからない「人間関係」「職場環境」などの内部事情を教えてくれる。
テクニック履歴書・職務経歴書の作成(添削)など、採用されるためポイントを教えてくれる。

「介護職を辞めたいがこの先が不安」「転職すべきか判断できない」という方は、プロの意見を聞いてみるとよいでしょう。

転職サイトの担当者は転職に関するノウハウを熟知しており、求職者に寄り添った転職活動のアドバイスをしてくれます。

6. 介護職を辞めた後でも転職しやすい職種9選

介護職を辞めたあとにおすすめの職種

介護職を辞めて転職する際におすすめの職種を以下の流れで紹介します。

それでは順に紹介していきます。

6-1. 営業(介護関連)|特別なスキルなく挑戦できる!

介護職から転職するなら営業職がおすすめです。

きつい肉体労働が少なくなり、特別なスキルを必要としない傾向があります。

介護の営業職は施設の利用者を獲得するのが目的になるため、通常の営業と比べて難易度が少し高いのが懸念点です。

6-2. 介護事務|PCスキルさえあれば転職可能!

介護事務とは、介護サービス施設・事業所などに勤務する事務職の一つです。

通常の受付業務のほか、介護報酬請求業務や介護に関する手続きを任され、介護職の頃の経験を活かせるのでおすすめです。

6-3. メーカー職|介護に関連するモノ作りで経験を活かせる!

メーカー職は簡単にいうと、モノを製造する職種です。

介護職で必要とする商品など、どういった商品がほしいかということを把握しやすいため、介護職についていた経験を活かして業務に取り組むことができます。

少し転職難易度は高いですが、大きなやりがいのある仕事です。

6-4. 保育補助|介護で培った経験を活かせる!

保育補助は、無資格で保育士の資格を持たずに保育に関わることができる職種です。

仕事内容は、保育園の活動をサポートする業務で、準備や片付けがメインとなります。

介護と仕事内容が共通するところもあり、特別なスキルも資格も必要ないので、挑戦しやすくおすすめの職種です。

6-5. 接客・サービス業|コミュニケーション力を活かせる!

接客・サービス業も、介護職を経験した方にはおすすめです。

対人業務だからこそ、介護職で培ったコミュニケーション力が活かせるからです。

そのため、たとえ未経験であっても、人と話すことが好きであればおすすめの職種です。

6-6. 看護助手|特別なスキル必要なく挑戦できる!

看護助手は病院やクリニック、介護施設などにおいて看護師のサポートをおこなう仕事です。

仕事内容としては、検査室や手術室への患者の移送やシーツの取り換え、清掃など多岐に渡ります。

無資格・未経験でも始められる仕事なので、おすすめの転職先の1つです。

6-7. 営業(介護関連以外)|仕事で基本となるようなことが体系的に学べる!

営業職は、顧客に自社のサービスや商品、情報の購入を促し、契約する仕事です。

営業職を通して、コミュニケーションの仕方、商談の進め方、客とのアポ取り、契約の基本など、仕事で基本となるようなことが体系的に学ぶことができます。

給与も基本給に加えて、インセンティブが加味されるので、がっつり稼ぎたいという方にはおすすめです。

※中でも、B to B(法人向け)の営業がおすすめです。

なぜならB to Cと比べて、理不尽な要求、物言いはなく、精神的にゆとりを持てるからです。

6-8. マーケティング|AIに仕事を奪われる可能性は低い

次におすすめなのが『マーケティング職』です。

スマートフォン・SNSなどの普及にともない、膨大な量の顧客情報を収集・分析が大切になっています。客の状態や関心を調査する必要が出ているので、マーケ職のニーズが高まっています。

事業の進め方や、会社を動かしていくための意思決定が必要となり、AIにはできない仕事が多いので仕事がなくなることはないでしょう。

ただ、経験者が有利な職種ではあるので、未経験だと少しハードルが高くなってしまいます。

補足:マーケティング×営業の両方を経験したいなら広告代理店!

なかには、マーケティングと営業の両方を兼任できる職種として、広告代理店が挙げられます。

別名、アカウントプランナーとも呼ばれ、クライアントの情報管理や広告企画・提案、実施のスケジュール・予算管理などの役割を担います。

両方経験してみたいという方には非常におすすめな職種です。

6-9. プログラマー/エンジニア|スキルさえ手にいれれば一生稼ぐ力が付く!

プログラマーはIT化が進んでいる現在、需要が高まりつつある職種の1つです。

以下のグラフのとおりIT・通信の求人倍率が5倍近くと非常に人手不足な状況になっています。

doda 求人倍率

参考:doda

AI化・ネット普及に伴い、今後もエンジニアの需要が高くなると考えると、将来性は高いといえます。

7. 介護職を辞めたい方におすすめの転職エージェント

介護職を辞めたい方におすすめの転職エージェント

今回は、以下の職種別で介護からの転職におすすめの転職エージェントを紹介していきます。

紹介していく転職エージェントは、下記4つの基準で選んでいます。

選ぶ基準

  • 求人の質・量
    …求人も十分にあり、優良案件が多い
  • 未経験OKの求人が豊富
    …業界職種未経験の方向けの求人が多い
  • 提案力
    …業界の経験の有無に関わらず、希望条件に合った求人を紹介してもらえる
  • サポート力
    …求職者一人ひとりのニーズに合った面接・書類対策など、選考対策を丁寧に行ってくれる

それぞれを詳しく紹介していきます。

7-1. リクルートエージェント|転職支援No.1の実績!未経験者OKの求人多数

リクルートエージェントの紹介

リクルートエージェントは、転職支援No.1の実績(※)のある、優良求人から大手求人まで取り扱っている転職エージェントです。※厚生労働省調査をもとに2021年度実績を自社集計

業界問わず求人を紹介しているため、幅広い選択肢から転職先を比較検討したい方におすすめします。

また、キャリアアドバイザーからの支援を受けながら転職活動を進められるのも特徴の1つです。

「事務職への転職に失敗したくない」「自分の強みが分からない」と悩んでいる方は、ぜひ登録してみてはいかがでしょうか。

相談
無料
リクルートエージェント公式サイト

さらに詳しく営業職への転職について知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

7-2. doda|顧客満足度No1の実績!首都圏だけでなく地方の転職にも強い

dodaの紹介

相談
無料
doda公式サイト

dodaは、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだといわれています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、地方での転職や高齢での転職など、全ての人におすすめできる転職エージェントです。

相談
無料
doda公式サイト

7-3. ジョブメドレー保育|担当者がつかないので自分のペースで転職が可能

ジョブメドレー保育の紹介

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ジョブメドレー保育公式サイト

ジョブメドレー保育は、都心だけでなく全国の求人情報を豊富に扱っているため、地方の人にもうれしいサービスです。

またジョブメドレー保育では担当者がつかないので、自分のペースで転職を進めたい方におすすめです。

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ジョブメドレー保育公式サイト

さらに詳しく保育助手への転職について知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

7-4. ジョブメドレー介護|利用者満足度96%!全国の求人情報が豊富

ジョブメドレー介護の紹介

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無料
ジョブメドレー介護公式サイト

ジョブメドレー介護は、利用者満足度96%(ジョブメドレー介護調べ:2018年12月)で都心に限らず全国の求人情報を豊富に扱っている、地方の人にもうれしいサービスです。

ジョブメドレー介護では、企業からスカウトの連絡がくるスカウトメール制度があります。

担当者がつかないため、自分のペースで転職を進めたい方におすすめです。

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ジョブメドレー介護公式サイト

さらに詳しく看護助手へ転職について知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

7-5. ワークポート|IT業界への転職支援15年以上の実績!未経験でも転職可能

ワークポートの紹介

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ワークポート公式サイト

ワークポートは、15年以上にわたってIT業界の転職支援を行ってきた、実績のある転職エージェントです。

その実績に裏打ちされた、きめ細やかな対応が魅力です。

700人を対象に行ったワークポートの評判に関するアンケートでは、担当者の対応に満足したという評価が多く集まりました。

またワークポートは、取り扱う職種の幅も広く、未経験からのキャリアチェンジも得意としています。

プログラミングスクールである『みんスク』を運営するなど、IT業界未経験の転職支援実績も豊富ですので、キャリアチェンジに不安を抱えている方は、登録しておくことをおすすめします。

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ワークポート公式サイト

さらに詳しくIT職種へ転職について知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

9. 介護職を辞めてよかったことに関する質問

介護職を辞めてよかったよくある質問

続いて、介護職を辞めてよかったことの質問を紹介します。

それでは、介護職を辞めてよかったことの各質問に回答していきます。

9-1. 介護職の離職率は他の職種と比べて高いですか?

介護職の離職率は低下傾向が続いています。

介護労働安定センターによって報告されている平成29年度 介護労働実態調査によると、介護士の離職率は年間14.3%でした。ピーク時の21.6%から、およそ3分の2低下しています。

また、厚生労働省が調査した雇用動向調査結果の概況によると、他の職種の平均離職率は年間で12.4%です。

平均値と比べても大差がなく、他の業種と比べても介護職の離職率は特別高いとは言いきれません。

9-2. 介護職へ就職したあとすぐに辞めるのは問題ないですか?

介護職に限らず、入社して間もない期間で退職するのはリスクの高い行為です。

職場に対して不満がある場合でも、一定期間は様子を見ましょう。ミスが多発して挫けそうになる場合も「ただ単に仕事に慣れていないだけ」と考えられます。

また、早期退職は転職する際に「仕事を続けられないのでは?」と思われる可能性もあり危険です。ただ、心身の限界やハラスメントの横行などの場合は、転職に向けて早めに行動しましょう。

9-3. 介護職を辞めるベストなタイミングはいつですか?

介護職に限らず退職のタイミングは、施設の就業規則によって異なります。

ゆとりを持って退職の申し出をし、業務の引き継ぎを終えてからの退職が基本です。なお、「辞めてよかった」と思える退職タイミングは、ボーナスが支給されたあとが最適です。まとまった収入を得てからの退職は、金銭的不安を軽減できます。

加えて、退職してから転職活動をスタートする場合は、最長3ヶ月分の貯蓄があると安心です。自己都合退職の場合、雇用保険の失業給付が受けられるのが3ヶ月後だからです。安心して転職活動に専念できる準備を整えましょう。

9-4. 介護職がきついときの対処法はありますか?

介護職のきつさに悩んでいる場合は、まず「なぜ悩んでいるのか」を可視化しましょう。

紙やノート、電子端末のメモ機能に書き出し、ご自身の現在を客観視してみてください。書き出した内容をもとに、悩みを解消する対策や方法を検討してみましょう。

業務遂行のために、いきなり大きな目標を立ててしまうと挫折につながりやすくなります。小さな目標を1つずつ達成していくかたちで仕事に取り組んでみてください。

「自分に介護職は向いていない、辞めたい」と考えている方は、1度ご自身のスキルと目標を照らし合わせましょう。

介護技術の習熟度に合わせて、スキルアップしていく姿勢も大切です。

9-5. 介護職を辞めさせてくれない職場への対処法はありますか?

介護職をはじめとする会社が退職を許さない場合は、内容証明郵便退職代行サービスを活用しましょう。

また、労働基準監督署に相談するのも1つの方法です。

労働基準監督署への相談は無料であり、相談内容も厳守されるため安心して利用できます。会社が辞めさせない理由としては、人件費や離職率などの原因が考えられます。しかし、退職を渋られた場合でも、円満退職に向けての行動が大切です。

10. 介護職を辞めてよかったと思える最良の転職をしよう

介護職を辞めてよかったと思える転職をしよう

本記事では、介護職を辞めて良かった人たちの声やメリット・デメリット、おすすめ転職サイトなどについて解説しました。

介護職に限らず、現在の職場を勢いで辞めてしまうのは、転職失敗のリスクが高い行為です。

まずは辞めたい原因を突き止めたうえで、後悔のないように判断しましょう。

もし1人では決断が出せないという方は、転職サイトのキャリアコンサルタントに相談してみるのもおすすめです。

介護職からの転職におすすめの転職エージェント

異職種×同業界

同職種×異業界

異職種×異業界

あなたの人生が豊かになることを願っています。