20代から介護職に転職できる?未経験でも転職を成功させる3つのポイント

20代で介護職への転職を考えていて、
「未経験であっても転職できるのだろうか」
「働きやすい環境で働けるのだろうか」
と思っていませんか?

結論としては、未経験であっても介護職への転職は十分可能です。
20代はまだまだ若い人材であり、介護職の転職市場においても、あなたを欲しがる事業者は少なくありません。

さらに、事前に介護職として働く際の問題点を理解し、ポイントを押さえた転職活動ができれば、いまよりずっと満足のいく働き方ができる職場へ就職することが可能です。

そこで、転職コンサルタントとして多くの20代の介護職への転職を支え続けてきた私が、

  • 介護職に向いている人・いない人
  • 入職後の介護職としての働き方
  • 転職後に後悔しないための注意点

について紹介していきます。

  1. 前提として20代の介護士転職は可能!だけど注意が必要
  2. 事例からわかる向いている人・向いていない人
  3. 介護職の働き方をイメージしよう
  4. 転職活動をすると決めたら気を付けるべきポイント
  5. 介護業界未経験の20代におすすめの転職サイト3選

あなたがこの記事を読めば、介護職への納得のいく転職が実現できるようになります。

1.前提として転職は可能!だけど注意が必要

結論として、介護職への転職は年代・経験を問わず可能です。

なぜなら、高齢者の増加によって介護職の需要が増えているにも関わらず、3Kと呼ばれるようなハードな労働環境のせいで人気が出ず、常に人手不足に陥っているからです。

以下でそれぞれ解説していきます。

1.1.介護職は人手不足なので転職は容易

日本の高齢化に伴って介護への需要が拡大しているため、20代未経験であっても介護転職は可能です。
有効求人倍率は、全職業平均である0.97倍に対し介護分野は3.48倍となっています。
介護職 有効求人倍率
これは求職者1人に対し働き手を募集している求人数が約3件以上あるという意味になりますので、求職者が職場を選べる環境であり、転職しやすい業界といえます。

1.2.とはいえ、3Kと言われるようにハードな職場

介護業界は転職しやすい業界ではありますが、3K・5Kという言葉がよく聞かれる業界でもあります。

5Kとは以下の5つの要素の頭文字をとったものです。

  1. 肉体的にきつい
  2. 精神的にきつい
  3. 臭い・きたない
  4. 危険
  5. 給料が安い

では、それぞれ解説していきます。

口コミ・評判

Nさん
評価:★☆☆☆☆1

【介護のイメージ】

「汚い」「危険」「きつい」代表的な3Kですね、これ。

「臭い」「給料が安い」これもよく聞きますね。合わせて5K

確かにこれだけ聞けば確かにやりたくないかも。

⑴肉体的にきつい

介護の仕事イメージとして介助を含めた肉体労働が挙げられます。例えば以下のようなケースで肉体的にきついと感じる方がいるようです。

  • 身体の大きい人を抱えたり、車いすに移乗させたりといった場面で腰を痛めてしまう
  • 夜勤がある職場の場合、変則的な勤務に体調を崩してしまう
  • 職場によっては人手不足のしわ寄せから、自分のキャパを超えた業務量を依頼されることがある

そのため、体力に自信がある方でも初めての介護現場は体力的に疲弊してしまうかもしれません。

また、介護職がきついといわれるのは肉体的なものだけではありません。

⑵精神的にきつい

介護職は精神的にもきつい場面に直面することがあります。例えば、以下のようなケースです。

  • 人の死やその家族に直面すること
  • 苦手な利用者がいても、コミュニケーションをとらなければならないこと
  • 利用者と施設の方針に板挟みになること
  • 女性の場合、利用者からセクハラをされる可能性があること

弊社独自のアンケートではこのような声も上がっていました。

口コミ・評判

Yさん
評価:★☆☆☆☆1
転職先の派閥争いに悩んでいます。2人のベテランスタッフがそれぞれ派閥を作っていて、お互いの悪口を言ったり、仕事やミスを押しつけ合ったり…。
私はどちらの派閥にもつかず、中立の立場で仕事をしていたら「八方美人」と言われてしまいました。上司は相談しても取り合ってくれないし。
もっと介護の仕事に集中できる職場に転職しようかと思い始めています。

出典:アンケート

口コミ・評判

Sさん
評価:★☆☆☆☆1
18歳から介護を始め、21歳でデイサービスへと転職しました。
その職場で、胸を鷲掴みにしたり「裸になって一緒に入ろうよ」と言いながらおしりを触ってきたりなどのセクハラ行為に悩んでいます。
家族やケアマネに相談してみましたが、誰も本人に何も言ってくれません。
私も旦那もいい加減にしてくれという気持ちです。

出典:アンケート

(3)汚い・臭い

介護をする上で必要なおむつ交換や排泄介助では、どうしても他人の排泄物や局部を目にしなくてはいけません。
また食事介助でも同様に、食事中によだれが止まらない人や、食べこぼしが多い人も見られます。これらを「汚い」「臭い」といって避けて通ることはできませんが、人によっては割り切れない方もいるようです。

(4)危険

昨今の新型コロナウイルスの流行にもみられる通り、老人ホーム・障害者養護施設は、室内で多くの人が長時間共にするという感染リスクの高い環境に置かれています。
また、特に排泄介助を行う必要のある介護士は、排泄物の中に入っていた大腸菌やウィルスに感染するリスクがあるため、伝染病のリスクが高い仕事といえるでしょう。

また、介護士は「利用者からの暴力行為」が非常に多いです。
共栄学園大学の論文によると「不快な経験をしたことがある」と答えた介護士は全体の約7割にのぼり、その多くが利用者・利用者の家族からのパワハラや暴力であったといわれています。
2018年には厚生労働省が介護ハラスメント防止のためのガイドラインを制定しましたが、実際に介護ハラスメントを完全に抑止するには至っていません。

口コミ・評判

匿名さん
評価:★☆☆☆☆1

夜勤明けです。突然ですが、介護士が利用者さんから暴力を受けるのは、守られないのでしょうか?「あなたが悪いからじゃない?」なのでしょうか?暴力には色々と種類があると思いますが、理不尽な事が多くあると思います。心や身体の傷が癒えません。 #介護福祉士 #利用者から受ける暴力 #理不尽

出典:Twitter

(5)給料が安い

また介護職は他業界職種と比較しても給料が安く、事業所によっては、ボーナスが出ない・残業代が出ない事業所もあるようです。

参考までに、厚生労働省『令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果』によると、介護職の29歳以下の平均年収は350万円程度です。(平均月給×12ヶ月で算出)

介護業界の年収は20代から40代まで上がっていく傾向にあり、50代や60代にかけて下がっていく傾向にあります。50代や60代になると体力的に厳しくなり、雇用形態を変えたり夜勤のない勤務に変えたりすることも影響しているでしょう。

口コミ・評判

匿名さん
評価:★★☆☆☆2
介護も保育も誰でもできる仕事って言われて 未だに給料低い所多いけど… どっちも命を預かる大切な仕事ってそろそろ気づいて欲しいし、ないと困るって事もそろそろ気づいて欲しいし、誰でもできる訳ではないって事もそろそろ気づいて欲しい。
このままではは本当にやる人居なくなっちゃうよなー。。

出典:Twitter

このようなネガティヴな要因があるため、転職しやすいからといって安易に介護業界にチャレンジするのは危険です。

しかし、介護業界で働くことは悪いことばかりではありません。

それでは介護職で働く具体的なメリットについて確認しましょう。

1-3. 悪いところが目立つ介護職にもいい点はある!

介護業界で働くメリットは大きく3点です。

それでは以下の章で詳しく述べていきます。

(1)需要が高いことから職に困らない

前述したように介護需要が高まっていることから、介護職は辞めても比較的に再就職しやすい職種といえるでしょう。特にスキルを身に着けた人材は貴重なため、事業者からのスカウトや国からの支援も受けられるようになります。

例えば、1年以上の経験を持つ離職者は再就職準備金として最大40万円を国から借り受けることができ、再就職後に介護職として2年間働いた場合、その返済を免除できる制度があるなど、国からの就職制度が手厚く需要の高い仕事といえます。

口コミ・評判

匿名さん
評価:★★★★☆4
辞めても直ぐに再就職できる。 これは今日も介護業界が人手不足を続けてくれているからこそ言えること。 給料が上がり優秀な人材が集まると再就職は難しくなる。 人気業界は倍率も高いからです。 介護業界に人が集まるわけないと思っているから、直ぐに再就職できるなんて安心していられるのだと思う。

出典:Twitter

(2)職場環境・待遇が改善傾向にある

国や事業所でも人を集めて定着させるために、介護士の職場環境と待遇の改善に力を入れています。

具体的な取組みとして、事業所内に保育施設の開設やキャリアアップの仕組み作りなど、安心して長く働ける環境を作った事業所には国から介護職員処遇改善加算※2を支給する制度が挙げられます。

このような取組みから、介護士の賃金と賞与は年々増加傾向にあり、他業界との差は縮まりつつあります(図1,図2)。基本給は低く見える介護職ですが、手当を含めるとそれなりの金額がもらえるのではないでしょうか?

介護職 給与引き上げ状況図1 サービス種類別、給与状況

令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果

介護職員 給与の変化

図2.処遇改善加算を取得している事業所における介護職員の平均給与額

令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

※2:介護職員処遇改善加算:介護職員の待遇改善について取り組んでいる事業所に、賃金アップに使えるお金を介護報酬に加算する形で国から支給する制度

(3)スキルをプライベートで活かせる

介護のスキルをプライベートで活かすこともできます。

皆さんのご両親・大事な方が介護を必要とした時に仕事で培ったスキルや知識を持って適切に判断を下すことができます。

介護が必要な時に施設に入れないケースもあるため、高齢化社会に生きる私たちにとって介護スキルがあることはメリットと言えましょう。

まとめ:介護業界の前提知識

ここまでで以下の2点を述べてきました。

  • 介護業界は人手不足であるため、比較的転職しやすい
  • しかし、良い点と悪い点があるので安易な転職は注意が必要

ここからは、事例を見ながら、介護職に向いている人・向いていない人について紹介していこうと思います。

2.事例からわかる向いている人・向いていない人

介護職に向いている人と向いていない人の違いは次の通りです。

介護職に向いている人
  • お年寄りを敬う気持ちや、気配り・気づきができる人
  • 協調性がある人
介護職に向いていない人
  • 潔癖症な人
  • せっかちで効率を求める人
  • 忍耐力と体力がない人

では、それぞれ解説していきます。

2-1.介護職に向いている人

(1)お年寄りを敬う気持ちや、気配り・気づきができる人

介護施設の利用者は私たちより年配の方になります。

お年寄りのペースに合わせて、穏やかな気持ちで接することができ、対応を行える方に向いています。

また細やかな気配りや、お年寄りの小さな変化なのにも気づくことのできる人にもとても向いています。

現役の介護士もこのように述べています。

口コミ・評判

匿名さん
評価:★★★☆☆3
介護に必要な3つの気】 介護と真剣に向き合っていると『人間力』が鍛えられます。
・ 気遣い
・ 気づき
・ 気配り
こんなに常日頃、3つの気を考えながら仕事をしている介護士はスゴい。人間としても成長していけます。
もっと誇りを持つべきだと思うし、世間も重要なお仕事だと実感するべき。

出典:Twitter

(2)協調性がある人

介護職が接するのは利用者だけではありません。施設内には同じ介護スタッフや看護士など様々な年齢・職業の方が働いています。仕事上、複数人で連携して介助を行う場面もあるため、協調性を持って働ける人は向いている仕事です。

2-2.介護職に向いていない人

(1)潔癖症な人

介護職は利用者と触れ合うことや、3Kでも挙げたように高齢者の入浴介助 トイレの介助などをすることもある仕事です。そのため、そのような部分に抵抗がある方には向いていない仕事と言えます。

(2)せっかちで効率を求める人

高齢者の方の多くは 私たちと同じペースで生活をすることができません。そのため、 相手を思いやることが出来ずに行動を急かしてしまう人は利用者から反感を買ってしまうかもしれません。

また、介護は対象者の生活を支える仕事のため、対象者の意思決定や意向は尊重しなければなりません。そのため、話を聞かずに自分本位で物事を考えてしまう人には向いていないと言えます。

(3)忍耐力と体力がない人

介護職は時に罵声を浴びたり、暴力的な利用者にも穏やかに接することが必要となる仕事です。

また、介助やベッド移動などの力仕事が仕事上必要な場面もあります。

よって、忍耐力と体力を兼ね備えていないと少しハードに感じてしまうかもしれません。

転職を希望している看護師からも、このような意見が出ていました。

口コミ・評判

匿名さん
評価:★★☆☆☆2

入浴中、利用者さんの足を洗っていたら、ツバを吐きつけられて「はよせい!」と言われた。普通に「すいません」と答えた。慣れ。この程度ではイラつきはしない。ただ、新人がこういう扱いを受けたときに「これを我慢するのも介護の仕事だから」なんて言いたくない。職員の人権問題。ずっと悩んでる。

出典:Twitter

介護士に向いている人の特徴についてこれまで述べてきました。

もし自分が向いていると感じたなら、次章から解説介護職の働き方をイメージして、実際に転職準備に入りましょう。

3.介護職の働き方をイメージしよう!

それでは、介護業界に転職しようと考えた際に、未経験からだとどのような仕事がおすすめなのでしょうか。

具体的なキャリアパスも含めて解説していきます。

3.1.未経験から入れる介護施設別の仕事内容

結論、20代未経験から介護職を始めるなら、有料老人ホームがおすすめです。

なぜなら、先輩や同僚に仕事を教えてもらえる体制が整っているため、安心して働くことが出来るからです。

以下の表は、介護職の人が働く勤務施設を、4つの軸で比較したものです。
※介護職の勤務施設例

種類運営元勤務体系概要
有料老人ホーム民間企業24時間介護・夜勤有最も一般的な入居型の介護施設
特別養護老人ホーム国や自治体24時間介護・夜勤有要介護認定された高齢者が入居する施設
デイサービス民間企業日勤のみ通所型介護サービス
訪問介護民間企業日勤のみ自宅で介護が受けられるサービス

この表からわかる通り、有料老人ホームは他の施設と比べると、職員1人が担当する介護人数が2~3人と少ないことが特徴であるため、仕事を教えてもらえないということはあまりなく、最初にしっかり基礎を身に付けることができます。

また人員に余裕がある分、ギスギスした職場の雰囲気になりづらいため、しっかりと利用者さんに寄り添いたい・落ち着いて仕事を身に着けたい方にはおすすめの施設です。

3.2.目指したい資格・キャリアパス

入職後は最初の目標として「介護職員初任者研修」、長期的な目標として「介護福祉士」を取ることを目指してみましょう。なぜなら、資格を取得することで業務の幅が広がり、待遇面向上やキャリアアップに繋がるといったメリットがあるためです。

介護職員初任者研修は3カ月程度で取得が可能で、取得することで利用者さんの体に触れる身体介助ができるようになります。

その後、初任者研修の上位資格である「実務者研修」を取得し、実務期間3年経過後には、国家資格である「介護福祉士」の受験資格を得ることができます。介護福祉士を取得することで、介護のプロとしてより信頼されるようになり、待遇向上や施設の管理者候補としても有利になります。また事業所によっては資格を取得する費用(スクールなど)を負担してもらえるなど、介護福祉士になる体制を整えているところもあります。

平均給与額無資格と比較
無資格275,920円
介護職員初任者研修301,210円+25,290円
実務者研修303,230円+27,310円
介護福祉士329,250円+53,330円

出典:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

この表のように、上位の資格を持つことによって給与や待遇を大きく上げることができるので、上記の資格を取ることをおすすめします。

ここまでは、介護士として実際に働く際のイメージや実情について解説してきました。

ここからは、実際に介護士に転職する際に気を付けるべきポイントについて解説していきます。

4.転職活動をすると決めたら気を付けるべきポイント

ここまで紹介してきたように、需要が高く、待遇が改善されつつある介護職への転職は20代の業界未経験者であってもメリットの大きい選択です。

しかし、だからといって納得した転職ができるかといえばそれは別問題です。

介護業界に転職しても、最初の3ヵ月以内にほとんどの方が辞めてしまうのが現状です。

理由として「人間関係」や「聞いていた雇用条件と実際の条件が違った」、「そもそも自分に介護が向いているかをしっかり検討しなかった」が挙げられますが、これらを突き詰めると「情報収集が足りなかったこと」が要因として考えられます。

この章では、納得した転職を実現するための3つのポイントをお伝えします。

4.1.自己分析し、転職の軸を明確にする

介護職はハードな部分もあるため、転職の軸が明確でないと納得して長く働くことは難しいかもしれません。

そのため、なぜ介護業界に転職するのか・なぜ介護業界でないとだめなのか・転職にあたって一番大事にしている価値観は何か・施設選びにおいて重要視している点は何かなど、自分のことを掘り下げて分析することが大切です。

自分を知るというのは大変な作業かもしれませんが、自己分析を行うことによって面接の通過率のみならず、今後の生活においても自分にとっていい選択が取れるようになると思います。

4.2.施設の雰囲気や運営方針を施設見学で確認する

同じような施設であっても、種類や運営母体によって雰囲気や運営方針が異なります。

例えば、利用者ファーストを唱えながらも利用者の人権を無視した対応をとるような職場では、やりがいを持って働くことはできません。情報収集を行う際は、HPや口コミを見ることも大事ですが、実際に自分の目で施設の雰囲気を感じることができる施設見学を行うことをおすすめします。

口コミ・評判

匿名さん
評価:★★★★☆4
というのも、その日施設見学した面接者は、資格いっぱい持ってて介護30年以上のベテランなのはすごいけど、対応した私に質問する時に「ここ〇〇はどうなってます?△△は?」みたいな、とても面接官ぽい上からの聞き方で、この人に色々教えて素直に聞いて貰える気がしなくて、人事に断って貰ったので

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名さん
評価:★★★☆☆3
楽しみです! 介護士の就職サイトで見つけた求人で、施設見学もさせて頂き見つけました 結構雰囲気がいいので、大変な事もありますが、ここで頑張りたいって思って、内定を承諾しました!

出典:Twitter

4.3.応募施設は比較した上で決める

実際に求人に応募する際は、他の求人と比較した上で応募することをおすすめします。理由として、比較することによって、その施設の良いところ・悪いところが明確になったり、自分の大事にしたい価値観が再認識できるためです。

選考を受ける際も1社ずつ受けるのではなく、より良い条件の施設に転職するために、常に複数の施設を応募して選考を進めるようにしましょう!

補足:まずは派遣社員として働いてみる

とはいえ、未経験からいきなり不安の多い介護業界で働くのは少し不安という方は派遣社員として働くことをおすすめします。理由としては大きく3点あります。

  1. リスクなく、介護職として働くイメージがつく
  2. 家庭やプライベートの両立がしやすい
  3. 正社員より給料が高い事例もある

それぞれ解説していきます。

1. リスクなく、介護職として働くイメージがつく

正社員として働く場合、就業前のイメージと違ったからと言って短期間で仕事を変えることはリスクを伴います。特に家庭を持っている方はなおさらだと思います。

はじめに派遣社員からスタートすることで、口コミや施設見学ではわからないところが実業務を通じて知ることができるため、低リスクで介護職として働くイメージがつけることができます。また紹介予定派遣であれば、契約期間終了後にお互いの合意があれば正社員雇用されるためよりリスクがない選択と言えるでしょう。

2. 家庭やプライベートの両立がしやすい

介護転職だけでなく、未経験職種に転職してフルタイムで働くことは心身ともに大きな負担を与えます。

派遣社員として働くことで、「週2~3」・「1日6時間」など

自分の要望を派遣会社を通じて伝えることができるので自分のペースで無理なく働くことが可能です。

また、正社員と異なり残業は少なく定時で帰れることが多いので自分の時間を大事にしたい方にもおすすめです。

3.正社員より給料が高い事例もある

施設によっては正社員より派遣社員のほうが給料が高いケースもあるようです。

時給で比較した場合、平成30年度の正社員の平均時給は1106円※ですが、派遣社員では平均1,191円と派遣社員のほうが高くなっています。。

口コミ・評判

匿名さん
評価:★★★☆☆3

介護業界は正社員で働くと基本的に ・薄給 ・重労 ・重責 の3つですが、派遣だと ・給料良い ・残業なし ・責任ない の3つですので全然働きやすいです。

出典:Twitter

このように、介護の現場は雇用形態などによって実態が異なります。
介護業界未経験の方は以下で紹介する転職サイトを利用することをおすすめします。

5.介護業界未経験の20代におすすめの転職サイト3選

ここまでを読んで、介護業界への転職を決意した方にお勧めの転職サイトは以下の3つです

レバウェル介護(旧:きらケア)|実績豊富で満足度No,1

レバウェル介護

レバウェル介護(旧:きらケア)』は、「自宅から徒歩で勤務先に通いたい」「人間関係が良い職場がいい」といった一人ひとりのニーズに応えてくれる転職サイトです。

扱っている正社員求人は27,158件と業界トップクラスであり、幅広い求人を見ることが出来ます。

地域の専門アドバイザーが「自宅から徒歩で通いたい」「人間関係が良い職場に転職したい」といった細かいニーズに応えてぴったりの職場を提案してくれるでしょう。

特に「未経験・無資格可」の求人も多数扱っており、また中でも訪問介護求人は業界最多です。

さらに、「面接に同行してくれる」「ネガティブな情報(離職率や有給消化率など)も包み隠さず教えてくれる」など、転職サイトの中でもサポートのきめ細やかさは群を抜いています。

「はじめての転職で不安」「次の転職は絶対に失敗したくない」という方におすすめです。

当サイトではレバウェル介護(旧:きらケア)のコンサルタントにインタビューを行いました!

レバウェル介護(旧:きらケア)の強みコロナ禍における介護業界の転職事情をお話いただいたので、登録を検討している方はぜひご覧ください。

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https://kaigoshoku.mynavi.jp/

6.まとめ

ここまで、未経験から介護職に向いている人の特徴や転職時の注意点をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

介護業界は、人手が足りていないことが多く、未経験であっても良い条件での転職を狙うことができます。

実際に、介護業界に行くべきかどうか悩んでいる方も含めて、まずは転職サイトに登録して、プロに相談してみることをおすすめします。

このページがあなたの転職の成功にお役に立てることを心から祈っています。