東京への転職で後悔しないためのポイント集|全て読んで不安を解消!

東京 転職

「転職して、東京に移住しようかな…」と考えていませんか?

東京都は日本の首都であり様々な企業や仕事が存在するため、地方在住でも「東京で転職したい!」と考えている方は多いのではないでしょうか。一方で、様々な理由で「東京生活に疲れて、地方に帰る事にした…」と失敗する人もいるのは事実です。

このページでは、奈良県の田舎出身で、現在東京在住の転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、東京への転職についてご紹介します。

  1. 東京の特徴と転職事情
  2. 東京への転職はいい事ばかりでは無い?
  3. 東京転職のメリットデメリット
  4. 東京の求人情報
  5. 転職前の東京移住はNG!
  6. 東京転職を成功させるコツ4選
  7. 東京転職で必ず登録すべき転職サイト5選
  8. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
  9. 【図解】転職エージェント利用の流れ

このページを読めば、東京で働くメリットデメリット東京への転職ノウハウが分かるでしょう。環境を変えて東京に移住したいと考えている方は、ぜひご覧ください。

1. 東京の特徴と転職事情

この章では東京の特徴と、転職事情について以下の順で紹介していきます。

それでは順に説明していきますので、参考にしてください。

1-1. 東京の特徴

東京都は日本の首都であり、名実ともに政治・経済・文化の中心都市と言えるでしょう。

関東経済圏である神奈川県・千葉県・埼玉県、遠くは栃木県や群馬県から通勤する人も多く、多くの人で賑わう都市である一方で、「殺人的」とも言われる朝夜の通勤ラッシュは凄まじいものがあります。

多くの人に利用されている駅としては、東京駅・渋谷駅・池袋駅・新宿駅などが挙げられており、特に新宿駅は乗降客数が世界一としてギネス認定されています。

また、上記以外にも、電気店やアニメ文化が集結した秋葉原駅や、高層ビルが立ち並び外国人にも人気のある六本木駅、新名物となった東京スカイツリーのある押上駅など、様々な都市が違った魅力を持っている事も地方からの移住者を魅了する一因だと言えます。

1-2. 東京の仕事事情

上記の通り政治・経済・文化の中心で、多くの人口が集まる東京には様々な仕事があります。

まず、全国的な金融機関企業は、ほぼ全て東京の大手町・丸の内に拠点を置いています。金融営業職は全国どこでもありますが、事業投資・為替運用といった高度な金融業務は東京でしか無い仕事と言って過言ではないでしょう。

また日本の中心である事・交通の便が良い事から、外資系企業の日本支社もほぼ東京に集中しています。外国人のビジネスパーソンも多く、英語を活用した仕事に従事したい方は、東京への移住・転職をおすすめします。

他にも、テレビ局・新聞社・広告業界といったマスメディア業も東京が中心となっていますし、海外からの旅行者増加にあわせて宿泊業界や旅行業界も活発です。

4章でもお伝えしますが、東京には様々な仕事がありますので、東京転職を希望される方は一度調べてみる事をおすすめします。

1-3. 東京の年収

東京 年収

参照:年収ガイド

2020年の統計によると、東京都の年収は【595.2万円】となりました。

全国平均は436万円ですので、この数値はダントツの全国一位となっています。内訳を見ると【平均月収:39.6万円】【ボーナス:119.6万円】となっており、地方職場では考えられないような年収ですね。

東京の年収はリーマンショックの後に一時期落ち込み、2014年から回復基調にありましたが、コロナの影響があり2020年には再び年収が落ち込む結果となりました。

1-4. 東京の有効求人倍率

東京 有効求人倍率

参照:ファンジョブ

2021年6月の統計を見ると、東京都の有効求人倍率は【1.15倍】となっています。全国平均は1.13倍で、全国ランキングを見ると33位という結果になっています。

東京では、東京オリンピックに向けて転職市場が活発化していましたが、コロナの影響が大きく有効求人倍率が下がっています。

職種によって有効求人倍率の幅はありますが、東京移住&転職を検討するのであれば、このタイミングは避けた方が良いと言えるでしょう。

2. 東京への転職はいい事ばかりでは無い?

結論、隣県と比較すると、東京への転職はかなりしやすいといえます。

実際に、ハローワークで東京と隣県での求人数を比較したところ、他県よりも求人数は圧倒的に多く、チャンスもあります。

ただ、私は東京転職で失敗するケースをお話し、「自分には東京転職が合うのか、しっかり考えてください」とお伝えしています。下記事例をご覧ください。

口コミ・評判

A. S. さん(28歳)
評価:★☆☆☆☆1
地方大学を出て、初めは地元企業に就職しましたが、東京への憧れが強く、「一度は東京に住みたい!」「もっと成長できる環境で働きたい!」と思い、社会人2年目が終わったタイミングで東京に転職しました。転職先は、業界で大人気だったインターネット企業。会社は六本木駅から徒歩5分、入社初日は心踊った記憶を覚えています。
仕事がツラくなったのは、入社4ヶ月目でした。「もう慣れたよね」と上司に言われ、大変な環境のプロジェクトに入る事になりました。ドライな社風なこともあり、業務でわからない事があっても、誰も助けてくれません。24時過ぎまである終電を逃すこともしょっちゅう。体を壊して休職した後に、実家のある沖縄に帰ることになりました。
「家賃が高いから」と周囲に言われ、会社から1時間ほどの賃貸に住んだ事もツライ要因でした。朝夜と殺人的な通勤電車に揺られ、日中は仕事で怒られ、休まる場所がありません。自分には、東京での生活は馴染めませんでした…

上記はほんの一例ですが、東京生活に憧れて転職したものの、1〜2年で地元に帰ってしまう人は大変多いのです。

もちろん、東京で楽しく仕事にやりがいを持って働いている方も多いのですが、東京は働く人によって合う/合わないがはっきりとある場所だと言えるでしょう。

東京移住を本格的に考える前に、「自分には東京転職が合うのか」しっかり考える事をおすすめします。

3. 東京転職のメリットとデメリット

3章では、東京転職のメリットとデメリットをまとめました。

自身にあてはまる項目を探し、メリットよりデメリットの数が多いようであれば、東京転職は再検討された方が良いでしょう。

3-1. 東京転職のメリット

東京に転職することのメリットは大きく分けて6つです。

東京転職のメリットは多い順に紹介します。

(1) 転職求人数が多い

まず初めに挙げられる東京転職のメリットは、転職求人数が多い事です。

東京には多くの人が集まり、経済活動が盛んに行われています。企業の本社機能も東京に集中しており、圧倒的に多数の求人を探す事ができます。

求人数が多ければ、あなたにぴったりの仕事を探す事ができる上に、仮に合わない会社に転職したとしても次の仕事を見つける事も容易です。

(2) 求人の種類が圧倒的に多い

求人の種類が圧倒的に多い事も東京転職のメリットです。

1章でお伝えした通り、高度な金融業務外資系企業マスメディア業などは、ほぼ東京での求人が中心です。またインターネット系のベンチャー企業も、近年ではLINE福岡のような地方拠点も増えているとはいえ、東京一極集中状態は今後も続くと言えます。

また、東京には企業の本社企業が集まっている事から、法務・経理・総務・人事といったコーポレート業務は東京求人がほとんどです。これらの仕事に未経験でも転職したいと考えるのであれば、東京転職が最も手っ取り早い手段となるでしょう。

(3) 幅広い出会いと人脈

東京転職のメリットとして、幅広い出会いと人脈を挙げる人も多くいます。

もちろん地方でも人脈を広げる事は可能なのですが、東京移住した際に得られる出会いや人脈ははるかに大きいものです。

というのも、東京にはセミナーや朝活といった出会いのチャンスがあり、また上昇志向を持った人が多いため人脈を探す仲間と巡り会える機会が多いのです。

ただし、あくまでも「機会が多い」だけで、自ら積極的に行動しないと出会いは増えません。東京移住後、新しい出会いに尻込みする地方出身者の方も多く、ぜひ自ら行動する事をおすすめします。

(4) 年収アップのチャンス

年収アップも、東京転職の大きな魅力です。

東京の年収は平均595.2万円となっており、全国平均(436万円)よりもはるかに高い年収を獲得する事が可能です。

高年収の理由は、人材不足で給与水準が高い・専門職が多い・企業規模が大きいなどが挙げられますが、転職者にとって年収が高い事は大きなメリットでしょう。30代で年収1000万を超えるケースも珍しくありません。

ただし、東京は地方に比べて「成果報酬主義」が浸透しており、全員が等しく高年収になる事はありません。業務内容がハードで残業が多いというデメリットもあります。また、家賃などの生活費が高く、年収アップほどの金銭的な余裕は感じられないでしょう。

(5) 交通移動手段が豊富

地方から東京に移住した方が挙げる意外なメリットとして、交通移動手段が豊富という点があります。

東京では電車やバスなどの公共交通機関が発達しており、24時を大幅に超えても終電があるという駅がほとんどです。どこに行くにも電車移動が可能で、運行本数も多いため、通勤や休日の外出にも大変便利です。

一方で乗車人数も大変多いため、通勤時の満員電車に閉口する移住者も多く、住む場所には細心の注意が必要です。

(6) ワクワクする休日の過ごし方

最後に挙げるメリットは、充実した休日やプライベートです。

東京にはディズニーランドや東京スカイツリーといったテーマパークはもちろん、飲食店やクラブ・バーなども充実しており、プロモーションイベントなども毎週末のように開催されています。

好奇心が強く、休日やプライベートを充実させたいと考える人には、東京以上に最高な場所はないでしょう。

3-2. 東京転職のデメリット

東京で転職をする際には、大きく以下の6つがデメリットと言えます。

それでは順に紹介します。

(1) 地方に比べて圧倒的に生活費が高い

地方出身者が東京に転職して、まず驚くのは物価の高さです。

もちろん、マクドナルドなどのチェーン店だと価格は変わりませんが、銀座などの都心だとランチで1000円以上は当たり前の価格だと言えます。食費・生活雑貨など、あらゆる場面で物価の高さに驚くでしょう。

何よりも地方と比較して高額になる出費は家賃です。私が東京に出てきて初めて住んだ家は、駅徒歩10分の築15年ワンルーム賃貸で月9.5万円(!)でした。郊外に住むと家賃は下がりますが、通勤ラッシュに巻き込まれる事間違い無しなので、ある程度の家賃出費は見込んでおきましょう。

(2) 仕事がハードで体調を壊す人もいる

東京では高年収求人が多いのですが、仕事がハードで大変という側面もあります。

メリットでもお伝えした通り、東京には外資系・マスメディア・ベンチャー企業などが集まっていますが、どの業種も高年収がある程度約束されている一方で、激務でも有名な業態です。日が変わるまで残業する事も、冗談抜きに珍しい事ではありません。

法務や経理といった本社業務も会社の風土や働き方に左右されるため、基本的に長時間労働になるケースがほとんどです。働く企業や業務はあなた次第ですが、楽な仕事はないと覚悟して転職する事をおすすめします。

(3) 入社したらブラック企業だったというケースも

東京転職者で強く後悔されるのは、入社した企業がブラックだったというケースです。

地方だとコミュニティが狭く、異常な低賃金・長時間勤務の企業はすぐに噂になるのですが、東京は企業の数が多いため、転職求人票を見ていてもブラック企業を見極める事は至難の技です。

最近は働き方改革運動が広まりつつありますが、東京には上昇志向が高い人が多く成果至上主義が強いため、今後もブラック企業が無くなる事は無いでしょう。転職先企業は、しっかり選ぶ事が大切です。

(4) 成果主義が強く、社内の競争が激しい

社内競争の激しさについていけないという転職者も多くいます。

メリットでお伝えした通り、東京求人は年収が高いので外国人も含めて優秀な人材が集まっています。もちろん、優秀な人材に多く囲まれて働ける事も東京の魅力なのですが、成果主義志向が強い事も相まって、社内競争は大変激しくなります。

成長意欲が高くライバルとの競争が気にならない人は問題ありませんが、競争が苦手で周囲と協力しながら仕事を進めるタイプの人には耐えられない環境とも言えるでしょう。

(5) 人が多く、ドライな人間関係

東京移住者の中には、ドライな人間関係が苦痛だと話される方もいます。

そもそも、東京に住む人の多くは地方からの移住者です。地域コミュニティは薄く、「引越しの挨拶をしたら不審者扱いされた」というケースもよくあります。地方に比べて、職場内に転職者が多い事からドライな人間関係が普通だとも言えるでしょう。

社外サークルやイベントは頻繁に開催されているので、人脈や出会いを広げたい方は自身の趣味にあった活動に参加される事をおすすめします。

(6) 通勤ラッシュが酷い

最後のデメリットは通勤ラッシュの酷さです。

一度でも平日朝の電車に乗った方は分かると思いますが、東京の通勤ラッシュは殺人的です。同じ大都市である大阪や名古屋と比べても満員で、特に地方からの移住者は想像以上の人混みに肉体・精神共に消耗するでしょう。

4. 【正社員】東京の求人情報

この章では、東京の求人情報をご紹介します。

大手転職エージェントであるリクルートエージェントdodaを使って求人を調べると、以下の特徴がわかりました。

順に紹介します。

4-1. 高年収求人はハイスペックなスキルが必要

東京での高年収求人をJACリクルートメントで検索すると、上記のような求人が見つかりました。年収800万提示可能な求人を探す事は容易だと言えるでしょう。

しかし、どちらの求人も業界や職種での経験が求められ、高度なスキルが必要とされています。自身のキャリアに自信がある方はぜひチャレンジされる事をおすすめします。

4-2. 未経験OKの求人も多い

一方、未経験OKの仕事をdodaで検索すると、こちらも大量の求人が見つかりました。

内訳を調べてみると、営業職・販売サービス職がそれぞれ3〜4割を占めており、未経験OKの仕事は限定される事が分かります。

とはいえ、未経験OKの技術職採用もある程度あり年収も様々なので、「未経験の仕事でもいいので、東京移住を実現したい!」と強く考えている方は、一度検索される事をおすすめします。

5. 転職前の東京移住は絶対にNG!

東京転職を考える人の中には、「まずは東京に行かないと!」「東京移住の覚悟をPRしたい!」とすぐに仕事を辞めて東京移住される方がいますが、転職先が決まる前の移住は絶対にNGです。

絶対に転職前に移住してはいけない理由は、以下の4つです。

それでは順に紹介します。

5-1. 空白職歴は面接でマイナス印象

転職前の移住が絶対にNGな理由は、面接でマイナス印象になる事です。

東京に移住したとしても、仕事を得る事ができなければ生きていけません。その際に一番大事なのは面接に合格する事ですが、東京移住で仕事を無くしてしまうと職歴に空白ができ、面接でマイナス印象になってしまいます。

また、東京移住に明確な理由がなければ、「計画性の無い人なの?」と疑われる可能性もあります。「既に内々定が出た企業がある」「知り合いの企業から声がかかっている」といった境遇の方以外は、面接でマイナス印象を持たれる事は避けるべきでしょう。

5-2. 社会的信用が無いと賃貸を断られる

会社勤めの方が気づかないNG理由は、賃貸を借りれないリスクです。

特に田舎に住んでいると気づかない事が多いのですが、東京は様々な人が移住してくる事から、賃貸の契約条件の厳しさで有名です。また「会社勤め」という社会的信用は想像以上に大きく、無職だと様々な手続きに時間がかかるでしょう。

できる限り社会的信用=「仕事がある」状態での移住をおすすめします。

5-3. 就職活動が長引くと金銭面で厳しい

なかなか面接に合格できず、就職活動が長引く事も予想されます。

多くの転職者は「だいたい1ヶ月ぐらいで内定出るか」とイメージを持たれるのですが、時と場合で状況は変わります。例えば、多くの企業は4月採用なので、東京移住が5月だと「10月入社まで待って欲しい」と言われるケースもあります。

転職活動が2ヶ月・3ヶ月と続くにつれ、金銭面で厳しくなってくるでしょう。中には「転職活動資金が尽きてしまい、実家に帰ります」と話される方もいます。

5-4. 焦って条件の悪い企業に入社してしまう事も

上記のように転職活動を進めていると、どうしても焦ってしまいますよね。その際に「来月から働いていいよ」と言われる企業が出てくると、すぐに内定承諾してしまうのですが、条件が悪い企業やブラック企業のケースもあります。

会社に勤めながらの転職活動だと金銭面の余裕に加え、「今の仕事があるから」という安心感と自信を持ちながら転職活動を進める事ができます。早まって東京移住する事なく、必ず今の会社に所属しながら転職活動を進めましょう。

6. 東京への正社員転職を成功させるコツ5選

6章では、東京に転職するためのコツをご紹介します。

1章でお伝えした通り、東京転職では誰もが希望の仕事に従事できるわけでなく、転職に失敗して後悔する人もいます。

以下のコツを試すと良いでしょう。

それでは順に紹介していきます。

6-1. 東京転職の理由をきちんと整理しよう

東京転職に踏み出す前に、あなたがなぜ今の会社を辞めて転職したいのかを一度考えてみましょう。きちんと分析することには以下のような3つの意味があります。

転職したい理由を分析する3つの理由

  • 「東京転職の理由」について、必ず面接で聞かれるから
  • 転職しなくても済む問題で悩んでいるかもしれないから
  • 転職したい理由を整理することでスッキリできる可能性があるから

ではそれぞれの側面から解説していきます。

理由1. 「東京転職の理由」について、必ず面接で聞かれるから

地方から東京に移住する転職者は、必ず面接で聞かれて苦労するのが「なぜ東京で働こうと思ったのですか?」という質問です。

というのも、「本当に東京にしか無い仕事」であれば明確に答える事ができるのですが、インターネットやリモートワークが発達した今では、ほぼ全ての仕事が地方在住でも行える可能性が高いと言えます。

今までのキャリアや仕事経験、今後どんな仕事で働きたいかを考えた上で、「その機会が東京にある」と明確にPRできるように準備しておきましょう。

理由2. 東京転職しなくても済む問題かもしれないから

あなたがなぜ東京転職したいかを考えた結果、「今の仕事が面白くない」「人間関係が狭い」といった理由だと、地元に残りながら転職する事で解決できる可能性もあります。

もし、地元に残りながら解決できるのであれば、一度は地元転職を検討すると良いでしょう。理由は以下の2点です。

筆者が地元転職の検討を勧める2つの理由

  • 築いてきた地域人脈や友人関係がなくなるから
  • 仕事の変化以上に、住環境の変化は大きなストレスだから

特に、交友関係と住環境の変化は、人によっては想像以上にストレスになるものです。一度は地元転職を検討されると良いでしょう。

理由3. 理由を分析することでスッキリできるかもしれないから

東京転職しようと思ったことは一時的な衝動に過ぎない可能性があります。

一度冷静に整理をすることで「持っている不満や悩みは東京転職するに値しない問題だ」という結論を出せる可能性もあります。

6-2. 自己分析は徹底的に行おう

上記の通り、地方から東京に出て転職される方は、必ず転職理由を面接で聞かれます。また、地方での仕事以上に、東京での転職には「経験」や「スキル」が求められます。

東京に出てきて何をしたいのか、会社に何を貢献できるのか、面接で聞かれてもしっかり自己PRできるように、過去・現在・未来のそれぞれの側面に対する自己分析が必要です。

どのように自己分析をすれば良いのかわからない方は、すべての自己分析の手順をまとめた下記シートを埋めるだけで、転職に必要な自己分析ができます。1~2時間程度で出来ますので、転職活動の第一歩として休日に試してみてください。

(画像をクリックすればpdfが開きますので、印刷してお使いください)

シートを埋めていく中でわからないことがあれば、自己分析のすべてのステップを解説した「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ」を参考にしてみてください。

6-3. 東京開催の転職フェア・イベントに参加しよう

もし東京転職を決めたのであれば、休日などを利用して、一度は転職フェア・イベントに参加してみましょう。現在はオンラインでのイベントもあるため、地方にいても参加は可能です。

実は、転職フェア・イベントに参加して企業採用担当と話をしても、その企業への転職選考が有利になる事は全くありません。よって、通常の転職だと転職フェア・イベントへの参加は強くおすすめしないのですが、地方からの東京転職は別です。

地方在住者の東京転職での失敗の一つが、「東京の高層ビルに圧倒された」「いざ面接となると緊張した」とプレッシャーです。一度でいいので、転職フェア・イベントに参加して、東京での転職活動に慣れておく事に損はありません。

東京での転職フェア・イベントへの参加を検討される方は、転職フェアを有意義にする3つのポイントと大手4社徹底比較転職イベント完全攻略|行く前に知っておきたい全知識を参考にしてください。

東京転職ワンポイントアドバイス

  • 東京面接の際に、中には交通費を出してくれる会社があります。「最終面接のみ」といった条件がほとんどですが、交通費が出るタイミングで、転職イベントや他面接を重ねると移動費が節約できますので、うまく活用しましょう。

6-4. 社風を確認しておこう!

転職に失敗しないためにも、その企業が自分に合っているか確認・調査するようにしてください。

その際は「カイシャの評判」や、「Openwork」といった口コミサイトで、社風を確認しておくといいでしょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

出典:Openwork

入社後、「ちょっと合わないな」ということにならないためにも、事前調査をしておくことをお勧めします。

6-5. 転職サイトは使わず、転職エージェントを使おう

多くの地域在住者は、「まずは東京求人を探してみよう」と転職サイトへの登録を進めますが、これは大きな間違いです。

というのも、もし行きたいと思える会社が見つかり、運良く書類選考に通過して東京まで面接に行ったとしても、あっさりと落とされる可能性もあります。行き帰りの交通費と時間が全くの無駄になってしまうのです。

そんな地域在住者こそ、転職エージェントを活用しましょう。転職エージェントとは、登録をすると「完全無料」で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。

総合転職エージェント

地方在住者こそ転職エージェントを使うべき理由は主に以下の4つがあります。

  • 書類の通過率が高まるから
  • エージェントしか知り得ない情報を知れるから
  • 自分の経験やキャリアを客観的に見つめ直せるから
  • 面倒な手続きを代理で行ってくれるから

それぞれの理由を具体的に紹介していきます。

理由1. 書類の通過率が高まるから

地方在住者は思った以上に書類選考が通らず、転職サイトを使った場合、100通だして1社も通らないことも普通です。

理由としては、一般的に「地方在住者は理由がないと採用しない」からで、例えば「業界経験がある」「専門職である」「マネジメント経験がある」などです。

ここで転職エージェントを使えば、エージェントが企業の採用担当者に、「こんな人(あなた)がいるのですが、この方の前職経験が御社ではこのように役立ちそうなので、会ってみませんか?」とプッシュしてくれます。

書類だけでは伝えることの難しい、「あなたを採用すべき理由」を営業してくれるので、書類選考率はもちろん、面接についても有利に進められます。

東京の候補者に戦略的に勝つために、エージェントの営業力をうまく活用しましょう。

理由2. エージェントしか知り得ない情報を知れるから

書類選考に運良く通ったとしても、採用数の少なさから地方在住者の選考は厳しい戦いが続きます。意を決して東京まで出向いても、あっさり一次面接で落選するケースが大半でしょう。

そんな中で、成功率を大きく左右するのが「情報量」です。

転職エージェントもあなたの転職を成功させて初めて利益になるため、あなたが選考に通過するために彼らが持っている様々な情報をあなたに提供してくれます。

特にエージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、こういった事前情報が雲泥の差となります。

数いるライバルの中であなたしか知り得ない有益な情報を知れれば、選考を有利に進められることができます。

理由3. 自分の経験やキャリアを客観的に見つめ直せるから

転職エージェントでは、キャリア面談を経て求人を紹介してもらえるケースが多く、転職のプロに相談しながらあなたの経験やキャリアを見つめ直すことができます。

一人で転職活動をしていたら気づけなかったようなあなたの市場価値や、最新の情報を転職エージェントは教えてくれます。

転職に失敗できない地方在住者だからこそ、プロのエージェントと相談しながら客観的にあなたを見つめ直すことが重要です。

理由4. 面倒な手続きを代理で行ってくれるから

転職エージェントを通して転職を行うと、普通だったらあなたがしなければならない以下のことをエージェントが代わりに行ってくれます。

  • 履歴書・職務経歴書の作成(添削)
  • 求人探し
  • 求人の応募手続き
  • 面接の日程調整
  • 配属先の交渉
  • 給与・ポジションの交渉
  • 雇用契約書の確認
  • 入社関連手続き

転職活動で面倒なことは全て自分の代わりにやってくれて、本番面接以外で企業と直接やりとりすることはほぼありません。

地方在住者が特にありがたい手続きは「面接の日程調整」です。地方在住者だと、土日や都合のつく日にピンポイントで面接を入れる必要がありますが、転職エージェントは転職希望企業に連絡して、一度の上京タイミングで複数の面接を受ける事のできるよう選考調整をしてくれます。

以上のようなメリットがありますが、適切な転職エージェントを選ばないといい求人になかなか巡り会えないため、後ほどの記事を参考にして、あなたにベストなエージェントを選びましょう。

ちなみに転職エージェントは完全無料で使えるので試しに使ってみることにデメリットは特にありません。ただし、きちんと仕組みを理解してから使いたい方は「転職エージェントとは|1から理解し使いこなすための全知識」を参考にしてみてください。

備考:一度は通勤ラッシュを体験しよう

  • 東京転職を本気で検討される方に、私は必ず「一度は通勤ラッシュを体験してみましょう」とアドバイスしています。
  • 東京の通勤ラッシュは、地方在住者には想像できないほどのストレスで、「あのストレスに耐えられない」と地方に戻る方もいらっしゃるぐらいです。一度体験する事で、よりリアルに「東京に住む事」を実感できるでしょう。

7. 東京転職で必ず登録すべき転職エージェント5選

お伝えした通り、東京への移住&転職を希望しているなら、転職サイトでは無く転職エージェントに登録しましょう

ここのページでは、おすすめの転職サイトを5つピックアップしましたので、全て登録して自分に合うエージェントを探す事をおすすめします。

登録自体は3分程度で、もちろん完全無料で費用等は一切かかりません。

では、一つずつご紹介していきます。

リクルートエージェント|大手だが担当に差がある

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

◆補足:リクルートが運営している関連サービス

リクルートダイレクトスカウト|年収600万円以上限定

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです

ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。

レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。

また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます

レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。

doda|業界最大級。20代30代なら登録必須

2024年版dudaトップ画像

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

マイナビエージェント|サポート充実で満足度No.1

※マイナビのプロモーションを含みます。

マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。

そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

※マイナビのプロモーションを含みます。

パソナキャリア|首都圏特化でサポート充実

参考(1)専門職で働きたい方におすすめの転職エージェント

ここまで東京にお住いの全ての方におすすめの転職エージェントを紹介してきましたが、中には看護師薬剤師といった、専門職で働きたいなと考えている方もいらっしゃると思います。

そのような方のためにも、以下の記事で個別に紹介しているので、該当する方はそれぞれ一読することをおすすめします。

専門職

※東京の転職エージェントをうまく活用する方法を「東京のおすすめ転職エージェント4選と200%活かす使い方」に記載していますので、参考にしてください。

派遣も選択肢に入れよう!

正社員へ転職するだけでなく、派遣も選択肢として入れておくと、希望の仕事が見つかりやすいです。東京でのおすすめ派遣会社については、「東京の派遣会社おすすめランキング|500人の口コミを基に146社を徹底比較」で紹介していますので、参考にしてください。

8転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

9【図解】転職エージェント利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

さいごに

東京での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

特に地方在住者にとって東京への転職は大きな憧れですが、中には「転職活動で失敗した…」「東京での生活に疲れてしまった…」と後悔する人もいます。

ポイントは東京転職のコツを知る東京転職に強い転職エージェントに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

東京転職に強く、必ず登録すべき転職エージェント5選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。