「転職して、大阪に移住しようかな…」と考えていませんか?
大阪は西日本の中心都市で多くの企業や仕事が存在するため、地方在住でも「大阪に転職したい!」と考えている方は多いのではないでしょうか。一方、様々な理由で「大阪転職に失敗した…」と後悔する人もいるのは事実です。
このページでは、地方の田舎出身で、現在は大都市で転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、大阪への転職についてご紹介します。
- 大阪の特徴と転職事情
- 大阪への転職はいい事ばかりでは無い?
- 大阪転職のメリットデメリット
- 大阪の求人情報
- 転職前の大阪移住はNG!
- 大阪転職を成功させるコツ4選
- 大阪転職で必ず登録すべき転職サイト3選
このページを読めば、大阪で働くメリットデメリット・大阪への転職ノウハウが分かるでしょう。環境を変えて大阪に移住したいと考えている方は、ぜひご覧ください。
目次
1. 大阪の特徴と転職事情
「一度は大阪で働きたい」と考えています。まずはじめに、大阪の特徴と転職事情について教えてください!
1-1. 大阪の特徴
大阪は古くから西日本の中心都市であり、主に経済面で関西を引っ張っています。
関西経済圏である京都府・兵庫県・奈良県、遠くは和歌山県・滋賀県から通勤する人も多く、多くの人で賑わう都市である一方で、東京ほどでは無いものの朝夜の通勤ラッシュは凄まじいものがあります。
多くの人に利用されている駅としては、下記が挙げられます。
- 「キタ」の大阪駅・梅田駅
- 「ミナミ」のなんば駅
- 新幹線停車駅である新大阪駅
また、上記以外にも、戦国時代から商人の町として発展してきた堺市や、万博記念公園のある吹田市など、様々な市が発展している点も大阪府の魅力です。
1-2. 大阪の仕事事情
上記の通り西日本経済の中心で、多くの人口が集まる大阪には様々な仕事があります。
技術者として働きたい方におすすめ
パナソニック・積水ハウス・サントリーなどの企業に代表されるように、大阪には多くの優良メーカーが集中しています。
なので、技術者としてメーカーで働きたい方は特に、大阪への移住・転職をおすすめします。
製薬会社で働きたい方におすすめ
また大阪は「薬の街」として有名です。
例えば、製薬業界No.1である武田薬品工業も本社は大阪です。
道修町と呼ばれる地域に多くの企業が集中しており、製薬企業で働きたい方にとって大阪は重要な選択肢になると言えるでしょう。
外国語を話せる方は重宝される
また、大阪には関西国際空港・大阪国際空港(伊丹空港)があり、京都や奈良への海外観光客が多く利用しています。
海外観光客の数は年々増加しており宿泊業界や旅行業界も活発です。
なので、外国語を話せる方は転職市場で重宝されるでしょう。
1-3. 大阪の年収
参照:年収ガイド
グラフから分かるように、大阪府はリーマンショックの前後でも大きな落ち込みはなく、2012年から上昇傾向にありましたが、2020年はコロナの影響もあり、【平均年収:504.2万円】と一気に落ち込みました。
しかし、平均年収の落ち込みは全国的なものであり、全国平均の436万円に対して、大阪の年収は70万円近く高い結果となりました。
内訳を見ると【平均月収:34.1万円】【ボーナス:95.0万円】となっており、地方職場では考えられないような年収を得られています。
1-4. 大阪の有効求人倍率
2021年度の統計によると、大阪府の有効求人倍率は【1.16倍】となっています。
全国平均は1.18倍ですので、全国平均よりやや低いレベルである事が分かりました。
以前は全国平均より高いレベルでしたが、コロナの影響もあり、有効求人倍率が下がる結果となりました。
大阪は平均年収が高く、近隣の奈良・和歌山などから移り住む人も多いのですが、東京と比較すると仕事が多い訳ではありません。
高年収求人が多い一方でライバルも多いのが大阪転職だと言えるでしょう。
2. 大阪への転職はいい事ばかりでは無い?
大阪転職はいいことばかりですね!すぐにでも大阪に転職したいと考えています!
大阪での転職状況をご説明すると、大阪で転職エージェントを行っている私の元には、数多くの地方在住者がいらっしゃいます。
しかし、私は大阪転職で失敗するケースをお話し、「自分には大阪転職が合うのか、しっかり考えてください」とお伝えしています。下記事例をご覧ください。
上記はほんの一例ですが、大阪での働き方に憧れて転職したものの、1〜2年で再転職してしまう人は大変多いのです。
もちろん、大阪で楽しく仕事にやりがいを持って働いている方も多いのですが、大阪は働く人によって合う/合わないがはっきりとある場所だと言えるでしょう。
大阪移住を本格的に考える前に、「自分には大阪転職が合うのか」しっかり考える事をおすすめします。
3. 大阪転職のメリット/デメリット
大阪に住んだ事が無いので、大阪転職が合うかどうか分かりません…。メリット/デメリットを教えてください。
3章では、大阪転職のメリット/デメリットをまとめました。自身にあてはまる項目を探し、メリットよりデメリットの数が多いようであれば、大阪転職は再検討された方が良いでしょう。
3-1. 大阪転職のメリット
大阪転職のメリットは多い
- 転職求人数が多い
- 求人の種類が圧倒的に多い
- 幅広い人脈と出会い
- 年収アップのチャンス
- 交通移動手段が豊富
1. 転職求人数が多い
まず初めに挙げられる大阪転職メリットは、転職求人数が多い事です。
大阪は西日本経済の中心地であり、多くの人が集まり、経済活動が盛んに行われています。東京と比べると少ないものの企業本社機能も大阪には多くあり、圧倒的に多数の求人を探す事ができます。
求人数が多ければ、あなたにぴったりの仕事を探す事ができる上に、仮に合わない会社に転職したとしても次の仕事を見つける事も容易です。
2. 求人の種類が圧倒的に多い
求人の種類が圧倒的に多い事も大阪転職のメリットです。
1章でお伝えした通り、大阪には古くから栄えるメーカー・製薬企業が多く存在します。また、日本第二の都市として多くの金融業も発展しており、様々な求人が見つかるでしょう。
また、大阪には企業の本社企業が集まっている事から、法務・経理・総務・人事といったコーポレート業務の求人を見つける事も容易です。これらの仕事に未経験でも転職したいと考えるのであれば、大阪転職を選択肢に入れない手はないと言えます。
3. 幅広い出会いと人脈
大阪転職のメリットとして、幅広い出会いと人脈を挙げる人も多くいます。
もちろん地方でも人脈を広げる事は可能なのですが、大阪移住した際に得られる出会いや人脈ははるかに大きいものです。というのも、大阪にはセミナーや朝活といった出会いのチャンスがあり、また上昇志向を持った人が多いため人脈を探す仲間と巡り会える機会が多いのです。
ただし、あくまでも「機会が多い」だけで、自ら積極的に行動しないと出会いは増えません。大阪移住後、新しい出会いに尻込みする地方出身者の方も多く、ぜひ自ら行動する事をおすすめします。
4. 年収アップのチャンス
年収アップも、大阪転職の大きな魅力です。
大阪の年収は平均504.2万円となっており、全国平均(436万円)よりもはるかに高い年収を獲得する事が可能です。高年収の理由は、人材不足で給与水準が高い・専門職が多い・企業規模が大きいなどが挙げられますが、転職者にとって年収が高い事は大きなメリットでしょう。
ただし、大阪は東京ほど「成果報酬主義」が浸透しておらず、30歳で年収1000万円といったインターネット企業のような年収モデルは多くありません。また地方に比べると家賃などの生活費が高く、年収アップほどの金銭的な余裕は感じられないでしょう。
5. 交通移動手段が豊富
地方から大阪に移住した方が挙げる意外なメリットとして、交通移動手段が豊富という点があります。
大阪では電車やバスなどの公共交通機関が発達しており、24時を超えても終電があるという駅がほとんどです。どこに行くにも電車移動が可能で、運行本数も多いため、通勤や休日の外出にも大変便利です。
一方で乗車人数も大変多いため、通勤時の満員電車に閉口する移住者も多く、住む場所には細心の注意が必要です。
3-2. 大阪転職のデメリット
デメリットで苦労される方も多い
- 地方に比べて生活費が高い
- 仕事がハードで体調を壊す人もいる
- 入社したらブラック企業だったというケースも
- ノリと笑いの文化に馴染まない
- 通勤ラッシュが酷い
1. 地方に比べて生活費が高い
地方出身者が大阪に転職して、まず驚くのは物価の高さです。
よく大阪の飯は「安い早い旨い」と言われますが、海外観光客の増加に合わせて、大阪・梅田などの都会だとランチで1000円以上は当たり前の価格になってきました。食費・生活雑貨など、あらゆる場面で物価の高さに驚くでしょう。
何よりも地方と比較して高額になる出費は家賃です。私が大阪に出てきて初めて住んだ家は駅徒歩5分ワンルーム賃貸で月8.5万円でした。職場の先輩から「もっと安くていいとこあるで」と言われ引越ししたのですが、
郊外に住むと家賃は下がりますが、通勤ラッシュに巻き込まれる事間違い無しなので、ある程度の家賃出費は見込んでおきましょう。
2. 仕事がハードで体調を壊す人もいる
大阪では高年収求人が多いのですが、仕事がハードで大変という側面もあります。
メリットでもお伝えした通り、大阪には古くからある電機メーカーや金融業などが集まっていますが、どの業種も高年収がある程度約束されている一方で、激務でも有名な業態です。日が変わるまで残業する事も珍しい事ではありません。
法務や経理といった本社業務も会社の風土や働き方に左右されるため、基本的に長時間労働になるケースがほとんどです。働く企業や業務はあなた次第ですが、楽な仕事はないと覚悟して転職する事をおすすめします。
3. 入社したらブラック企業だったというケースも
大阪転職者で強く後悔されるのは、入社した企業がブラックだったというケースです。
地方だとコミュニティが狭く、異常な低賃金・長時間勤務の企業はすぐに噂になるのですが、大阪は企業の数が多いため、転職求人票を見ていてもブラック企業を見極める事は至難の技です。
最近は働き方改革運動が広まりつつありますが、大阪には上昇志向が高い人が多く、今後もブラック企業が無くなる事は無いでしょう。転職先企業は、しっかり選ぶ事が大切です。
4. ノリと笑いの文化に馴染まない
大阪移住者の中には、ノリと笑いの文化が苦痛だと話される方もいます。
よく大阪の仕事スタイルは「GNN」と呼ばれており、義理・人情・浪花節という「ベタベタな人間関係・コミュニケーション」の事です。地方移住者は、必要以上にあけすけな人間関係や、ノリと笑いを強要される空気に馴染まない方も多いようです。
大阪在住者は、「ノリと笑いが不得手な方」を特に嫌っているわけでは無いケースがほとんどですが、地方移住者の中には「除け者にされている」ように感じる方もいるようです。
5. 通勤ラッシュが酷い
最後のデメリットは通勤ラッシュの酷さです。
東京に比べると比較的マシですが、大阪の通勤ラッシュも十分に殺人的とも言える酷さです。
特に大阪のベッドタウンとなっている吹田・枚方・奈良といった地域からの沿線や、地下鉄・環状線などが大変です。特に地方からの移住者は想像以上の人混みに肉体・精神共に消耗するでしょう。
4. 大阪の求人情報
大阪への転職はメリット/デメリット共にあるのですね。転職するとなると、どんな求人がありますか?
この章では、大阪の求人情報をご紹介します。大手転職エージェントであるJACリクルートメント・dodaを使って求人を調べると、以下の特徴がわかりました。
4-1. 高年収求人はハイスペックなスキルが必要
大阪での高年収求人をJACリクルートメントで検索すると、上記のような求人が見つかりました。年収800万提示可能な求人を探す事は容易だと言えるでしょう。
しかし、どちらの求人も業界や職種での経験が求められ、高度なスキルが必要とされています。自身のキャリアに自信がある方はぜひチャレンジされる事をおすすめします。
4-2. 未経験OKの求人も多い
一方、未経験OK×大阪勤務の仕事をdodaで検索すると、こちらも大量の求人が見つかりました。
内訳を調べてみると、営業職・販売サービス職がそれぞれ3〜4割を占めており、未経験OKの仕事は限定される事が分かります。
とはいえ、未経験OKの技術職採用もある程度あり年収も様々なので、「未経験の仕事でもいいので、大阪移住を実現したい!」と強く考えている方は、一度検索される事をおすすめします。
5. 転職前の大阪移住は絶対にNG!
大阪求人を調べてみると、今すぐに転職したい仕事が見つかりました。すぐに大阪へ移住しようと考えています。
上記のように、大阪転職を考える人の中に、「まずは大阪に行かないと!」「大阪移住の覚悟をPRしたい!」とすぐに仕事を辞めて大阪移住される方がいますが、転職先が決まる前の転職は絶対にNGです。その理由をご説明します。
転職前の大阪移住が絶対にNGな4つの理由
5-1. 空白職歴は面接でマイナス印象
転職前の移住が絶対にNGな理由は、面接でマイナス印象になる事です。
大阪に移住したとしても、仕事を得る事ができなければ生きていけません。その際に一番大事なのは面接に合格する事ですが、大阪移住で仕事を無くしてしまうと職歴に空白ができ、面接でマイナス印象になってしまいます。
また、大阪移住に明確な理由がなければ、「計画性の無い人なの?」と疑われる可能性もあります。「既に内々定が出た企業がある」「知り合いの企業から声がかかっている」といった境遇の方以外は、面接でマイナス印象を持たれる事は避けるべきでしょう。
5-2. 社会的信用が無いと賃貸を断られる
会社勤めの方が気付かないNG理由は、賃貸を借りれないリスクです。
特に田舎に住んでいると気付かない事が多いのですが、大阪は様々な人が移住してくる事から、賃貸の契約条件が厳しい地区もあります。また「会社勤め」という社会的信用は想像以上に大きく、無職だと様々な手続きに時間がかかるでしょう。
できる限り社会的信用=「仕事がある」状態での移住をおすすめします。
5-3. 就職活動が長引くと金銭面で厳しい
なかなか面接に合格できず、就職活動が長引く事も予想されます。
多くの転職者は「だいたい1ヶ月ぐらいで内定出るか」とイメージを持たれるのですが、時と場合で状況は変わります。
例えば、多くの企業は4月採用なので、大阪移住が5月だと「10月入社まで待って欲しい」と言われるケースもあります。
転職活動が2ヶ月・3ヶ月と続くにつれ、金銭面で厳しくなってくるでしょう。中には「転職活動資金が尽きてしまい、実家に帰ります」と話される方もいます。
5-4. 焦って条件の悪い企業に入社してしまう事も
上記のように転職活動を進めていると、どうしても焦ってしまいますよね。
その際に「来月から働いていいよ」と言われる企業が出てくると、すぐに内定承諾してしまうのですが、条件が悪い企業やブラック企業のケースもあります。
会社に勤めながらの転職活動だと金銭面の余裕に加え、「今の仕事があるから」という安心感と自信を持ちながら転職活動を進める事ができます。
早まって移住する事なく、必ず今の会社に所属しながら転職活動を進めましょう。
6. 大阪転職を成功させるコツ4選
大阪転職をしっかり検討したいと思います。転職活動をうまく進めるコツを教えて下さい!
6章では、大阪に転職するためのコツをご紹介します。
1章でお伝えした通り、オリンピックに向けて転職市場は活発化しているのですが、誰もが希望の仕事に従事できるわけではありません。
以下のコツを試すと良いでしょう。
大阪転職を成功させるコツ4選
6-1. 転職の理由をきちんと整理しよう
転職に踏み出す前に、あなたがなぜ今の会社を辞めて転職したいのかを一度考えてみましょう。
きちんと分析することには以下のような3つの意味があります。
転職したい理由を分析する3つの理由
- 「転職の理由」について、必ず面接で聞かれるから
- 転職しなくても済む問題かもしれないから
- 理由を整理することでスッキリできる可能性があるから
ではそれぞれの側面から解説していきます。
理由1. 「転職の理由」について、必ず面接で聞かれるから
地方から移住する転職者は、必ず面接で聞かれて苦労するのが「なぜ大阪で働こうと思ったのですか?」という質問です。
というのも、「本当に大阪にしか無い仕事」であれば明確に答える事ができるのですが、インターネットやリモートワークが発達した今では、ほぼ全ての仕事が地方在住でも行える可能性が高いと言えます。
今までのキャリアや仕事経験、今後どんな仕事で働きたいかを考えた上で、「その機会が大阪(御社)にある」と明確にPRできるように準備しておきましょう。
理由2. 転職しなくても済む問題かもしれないから
あなたがなぜ転職したいかを考えた結果、「今の仕事が面白くない」「人間関係が狭い」といった理由だと、地元に残りながら転職する事で解決できる可能性もあります。
もし、地元に残りながら解決できるのであれば、一度は地元転職を検討すると良いでしょう。理由は以下の2点です。
筆者が地元転職の検討を勧める2つの理由
- 築いてきた地域人脈や友人関係がなくなるから
- 仕事の変化以上に、住環境の変化は大きなストレスだから
特に、交友関係と住環境の変化は、人によっては想像以上にストレスになるものです。一度は地元転職を検討されると良いでしょう。
理由3. 理由を整理することでスッキリできる可能性があるから
大阪転職しようと思ったことは一時的な衝動に過ぎない可能性があります。
一度冷静に整理をすることで「持っている不満や悩みは転職するに値しない問題だ」という結論を出せる可能性もあります。
6-2. 自己分析は徹底的に行おう
上記の通り、地方から大阪に出て転職される方は、必ず転職理由を面接で聞かれます。また、地方での仕事以上に、大阪での転職には「経験」や「スキル」が求められます。
大阪に出てきて何をしたいのか、会社に何を貢献できるのか、面接で聞かれてもしっかり自己PRできるように、過去・現在・未来のそれぞれの側面に対する自己分析が必要です。
どのように自己分析をすれば良いのかわからない方は、すべての自己分析の手順をまとめた下記シートを埋めるだけで、転職に必要な自己分析ができます。1~2時間程度で出来ますので、転職活動の第一歩として休日に試してみてください。
(画像をクリックすればpdfが開きますので、印刷してお使いください)
シートを埋めていく中でわからないことがあれば、自己分析のすべてのステップを解説した「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ」を参考にしてみてください。
6-3. 大阪開催の転職フェア・イベントに参加しよう
もし大阪転職を決めたのであれば、休日などを利用して、一度は転職フェア・イベントに参加してみましょう。
実は、転職フェア・イベントに参加して企業採用担当と話をしても、その企業への転職選考が有利になる事は全くありません。よって、通常の転職だと転職フェア・イベントへの参加は強くおすすめしないのですが、地方からの転職は別です。
地方在住者の大阪転職での失敗の一つが、「高層ビルに圧倒された」「いざ面接となると緊張した」とプレッシャーです。一度でいいので、転職フェア・イベントに参加して、大阪での転職活動に慣れておく事に損はありません。
大阪での転職フェア・イベントへの参加を検討される方は、転職フェアを有意義にする3つのポイントと大手4社徹底比較・転職イベント完全攻略|行く前に知っておきたい全知識を参考にしてください。
転職ワンポイントアドバイス
- 面接の際に、中には交通費を出してくれる会社があります。「最終面接のみ」といった条件がほとんどですが、交通費が出るタイミングで、転職イベントや他面接を重ねると移動費が節約できますので、うまく活用しましょう。
6-4. 転職サイトは使わず、転職エージェントを使おう
多くの地域在住者は、「まずは大阪求人を探してみよう」と転職サイトへの登録を進めますが、これは大きな間違いです。
というのも、もし行きたいと思える会社が見つかり、運良く書類選考に通過して大阪まで面接に行ったとしても、あっさりと落とされる可能性もあります。行き帰りの交通費と時間が全くの無駄になってしまうのです。
そんな地域在住者こそ、転職エージェントを活用しましょう。転職エージェントとは、登録をすると「完全無料」で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。
地方在住者こそ転職エージェントを使うべき理由は主に以下の4つがあります。
- 書類の通過率が高まるから
- エージェントしか知り得ない情報を知れるから
- 自分の経験やキャリアを客観的に見つめ直せるから
- 面倒な手続きを代理で行ってくれるから
それぞれの理由を具体的に紹介していきます。
理由1. 書類の通過率が高まるから
地方在住者は思った以上に書類選考が通らず、転職サイトを使った場合、100通だして1社も通らないことも普通です。
理由としては、一般的に「地方在住者は理由がないと採用しない」からで、例えば「業界経験がある」「専門職である」「マネジメント経験がある」などです。
ここで転職エージェントを使えば、エージェントが企業の採用担当者に、「こんな人(あなた)がいるのですが、この方の前職経験が御社ではこのように役立ちそうなので、会ってみませんか?」とプッシュしてくれます。
書類だけでは伝えることの難しい、「あなたを採用すべき理由」を営業してくれるので、書類選考率はもちろん、面接についても有利に進められます。
多くの候補者に戦略的に勝つために、エージェントの営業力をうまく活用しましょう。
理由2. エージェントしか知り得ない情報を知れるから
書類選考に運良く通ったとしても、採用数の少なさから地方在住者の選考は厳しい戦いが続きます。意を決して大阪まで出向いても、あっさり一次面接で落選するケースが大半でしょう。
そんな中で、成功率を大きく左右するのが「情報量」です。
転職エージェントもあなたの転職を成功させて初めて利益になるため、あなたが選考に通過するために彼らが持っている様々な情報をあなたに提供してくれます。
特にエージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、こういった事前情報が雲泥の差となります。
数いるライバルの中であなたしか知り得ない有益な情報を知れれば、選考を有利に進められることができます。
理由3. 自分の経験やキャリアを客観的に見つめ直せるから
転職エージェントでは、キャリア面談を経て求人を紹介してもらえるケースが多く、転職のプロに相談しながらあなたの経験やキャリアを見つめ直すことができます。
一人で転職活動をしていたら気づけなかったようなあなたの市場価値や、最新の情報を転職エージェントは教えてくれます。
転職に失敗できない地方在住者だからこそ、プロのエージェントと相談しながら客観的にあなたを見つめ直すことが重要です。
理由4. 面倒な手続きを代理で行ってくれるから
転職エージェントを通して転職を行うと、普通だったらあなたがしなければならない以下のことをエージェントが代わりに行ってくれます。
- 履歴書・職務経歴書の作成(添削)
- 求人探し
- 求人の応募手続き
- 面接の日程調整
- 配属先の交渉
- 給与・ポジションの交渉
- 雇用契約書の確認
- 入社関連手続き
転職活動で面倒なことは全て自分の代わりにやってくれて、本番面接以外で企業と直接やりとりすることはほぼありません。
地方在住者が特にありがたい手続きは「面接の日程調整」です。地方在住者だと、土日や都合のつく日にピンポイントで面接を入れる必要がありますが、転職エージェントは転職希望企業に連絡して、一度のタイミングで複数の面接を受ける事のできるよう選考調整をしてくれます。
以上のようなメリットがありますが、適切な転職エージェントを選ばないといい求人になかなか巡り会えないため、後ほどの記事を参考にして、あなたにベストなエージェントを選びましょう。
ちなみに転職エージェントは完全無料で使えるので試しに使ってみることにデメリットは特にありません。ただし、きちんと仕組みを理解してから使いたい方は「転職エージェントとは|1から理解し使いこなすための全知識」を参考にしてみてください。
備考:一度は通勤ラッシュを体験しよう
- 転職を本気で検討される方に、私は必ず「一度は通勤ラッシュを体験してみましょう」とアドバイスしています。
- 東京ほどで無いものの、大阪の通勤ラッシュも地方在住者には想像できないほどのストレスで、「あのストレスに耐えられない」と地方に戻る方もいらっしゃるぐらいです。一度体験する事で、よりリアルに「大阪に住む事」を実感できるでしょう。
7. 大阪転職で必ず登録すべき転職エージェント3選
大阪への転職を決めました!活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい。
お伝えした通り、大阪への移住&転職を希望しているなら、転職サイトでは無く転職エージェントに登録しましょう。転職サイトは「幅広く企業を探す」事が可能ですが、地方からの転職手続きを考えると転職エージェントが適していると言えます。
地方在住者が転職エージェントへ登録する際は、【求人が豊富か】観点に併せて【サポートは十分か】という観点に沿って選べば間違いありません。
ここのページでは、おすすめの転職サイトを3つピックアップしましたので、全て登録して自分に合うエージェントを探す事をおすすめします。登録自体は3分程度です。もちろん完全無料で費用等は一切かかりません。
求人量 | サポート | 特徴 | |
リクルートエージェント | ◎ 業界1位 |
◯ 業界3位 |
求人数No.1。コンサルタントが優秀、初転職におすすめ。 |
doda | ◎ 業界2位 |
◯ 業界3位 |
求人数No.2。面接対策などの実践的サポートも評判。 |
パソナキャリア | ◯ | ◎ 業界1位 |
親切・丁寧だと、サポート体制は最高評価。 |
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
ただし、とにかく転職を決めることを強く勧めてくるといった口コミも見受けられたので、リクルートエージェント以外のエージェントと併用しながら慎重に転職することをおすすめします。
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。転職選考が不安な方は、まずはリクルートエージェントに登録して、担当者や求人内容に不満があれば登録すると良いでしょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、「サポート体制の評価はNo.1」と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では、業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
さいごに
大阪での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
特に地方在住者にとって大阪への転職は大きな決断ですが、中には「転職活動で失敗した…」「大阪での生活に疲れてしまった…」と後悔する人もいます。
ポイントは大阪転職のコツを知る・大阪転職に強い転職エージェントに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
大阪転職に強く、必ず登録すべき転職エージェント3選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
大阪転職で活用すべき転職エージェントを詳しく調べたい方は、大阪のおすすめ転職エージェント5選|3つの軸から徹底比較を参考にしてください。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。