転職活動を検討していて、
「ハローワークは使うべき?」
「ハローワークで転職できるのかな」
といった疑問をお持ちではないですか?
結論から言うと、ハローワークは掲載求人が多く、転職活動をする上で役に立ちます。
ただし、ハローワークは企業が無料で求人を載せることができるために、質の悪い求人が掲載されることもあるので、ハローワークしか使わないというのは少々リスクが高いです。
場合によっては、民間の転職サービスを使う方が良いこともあります。
利用の際は、まずハローワークのメリット・デメリットを正しく理解し、本当に自分が使うべきか判断しなければなりません。
そこでこの記事では、ハローワークを利用する前に知っておくべきポイントを、以下の流れに沿って紹介します。
- ハローワーク1本での転職はリスクが高い
- 知っておきたいハローワークの基礎知識
- ハローワークに向いている人と向いていない人|転職エージェント・サイトと比較
- ハローワークの転職で良い求人に出会うための5つのポイント
- ハローワークとの併用におすすめの転職エージェント
すべて読めば、ハローワークを使うべきかどうか決断でき、転職成功への一歩を踏み出すことができるでしょう。
目次
1.ハローワーク1本での転職はリスクが高い
ハローワーク(公共職業安定所)は国営の信頼の置ける行政機関であり、転職活動に役に立ちますが、ハローワークだけしか使わないのはリスクが高いと言えます。
なぜなら、ハローワークには質の低い求人が紛れ込んでいることがあり、ブラックな職場に転職してしまう危険があるからです。
民間の転職サービスと異なり、ハローワークに求人を掲載するのはお金がかかりません。
そのため、「採用にできるだけお金をかけたくない」と考えるような企業の求人も、多く掲載されています。人材への投資に消極的な企業ほど、給与が低かったり、待遇が悪かったりする可能性が高いです。
また、ハローワークの求人掲載では厳格な審査が行われておらず、粗悪な求人でもそのまま掲載されてしまう仕組みになっています。
出典:アンケート
実際に、雇用条件に関するトラブルは多発しており、「求人票の記載内容と実際の労働条件が異なる」という報告は6,811件(平成30年度)確認されています。(出典:厚生労働省)
ハローワーク利用者の声
実際にハローワークを利用した方からも、不評が相次いでいます。
まとめると、「ハローワークは役に立つ行政機関であるが、粗悪な求人に応募してしまうリスクがある」と言えます。このことから、ハローワークだけしか使わないというのは、少々リスクが高いです。
場合によっては、民間の転職サービスを利用する方が、良い求人が見つかることも多いでしょう。民間の転職サービスは、求人掲載時に費用がかかるため、「お金をかけて早く良い人材を採用したい」を考える企業が多いからです。
転職で失敗しないためにも、まずはハローワークの利用方法やメリット・デメリットを理解し、ハローワークの全体像を把握したうえで、利用すべきかを判断することが欠かせません。
まずは次の章から、ハローワークの基礎的な知識を解説していきます。
2.知っておきたいハローワークの基礎知識
ハローワーク(公共職業安定所)とは、国が運営する職業紹介事業です。
人材を探している企業に就職希望者を紹介しており、民間の転職エージェントと同様に求職者の利用は無料となっています。
この章では、ハローワークの基礎情報を紹介していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2-1.ハローワークでできること
ハローワークの主な業務は、求職者と企業の間に入り転職活動のサポートをすることです。
求職者は具体的に以下のようなサポートを受けることができます。
- 求人の紹介
- 相談窓口における相談
- 自己分析サポート
- 職業訓練に関する相談
- 履歴書の書き方サポート
- 面接対策
- 紹介状の発行
ハローワークで取り扱っている求人情報は、ハローワークインターネットサービスを利用することで、オンラインからでもアクセスすることができます。
また、ハローワークは雇用保険制度の窓口としても機能しており、以下のような手続きが行えます。
- 雇用保険の資格の変更等に関する手続き
- 失業等給付の受給手続き
- 事業主を対象とした各種助成金の支給に関する手続き
2-2.ハローワーク利用の流れ
ハローワークへ行ったら、まずは総合窓口で初めて来たことを伝え、詳しい案内を受けましょう。
転職サービスは以下の流れで利用することができます。
(1)求職者登録を行う
ハローワークへ行ったら、まずは求職者登録を行いましょう。
求職者登録には以下のような情報を記載します。
- 基本情報(氏名・住所)
- 希望条件(雇用形態・月収)
- 学歴や資格、免許
- 業務経歴
求職者登録をすることで、ハローワークの相談員が求職者の情報を見ることができるようになります。
求職者登録の情報をもとに転職先の紹介や就職相談をしてもらえるため、詳しく書くようにしましょう。
(2)求人検索をする
求職者登録を行ったら、ハローワークの窓口や設置されているPCで個々に求人を検索します。
自宅のパソコンやタブレット、スマートフォンからでも検索できるため、何度もハローワークに通う必要はありません。(ハローワークインターネットサービス)
気になる求人があったら、面接ができるかどうか相談員に確認し選考に進みましょう。
(3)キャリアカウンセリングを受ける
ハローワークの相談窓口では、キャリアカウンセリングを受けることができます。
自分に向いている仕事が分からない場合や、履歴書や面接に不安がある場合など、就職に関する相談ができます。
また、希望条件に合った求人がなかなか見つからない時や、募集要項に不明な点がある時など、困った際に有効に活用しましょう。
(4)応募したい企業が見つかったら面接準備をする
ハローワークでは、希望する求人の応募状況を確認し、面接日の日程調整を行った後に紹介状を発行してもらうことができます。
求人票だけでは分からないことや直接質問しにくいことは、相談員が代わって問い合わせてくれるため安心です。
求人内容に合わせた書類の書き方や面接の受け答えなど、役立つアドバイスをしてもらえるでしょう。
(5)面接を受ける
ハローワークで選考対策をしたら、面接を受けます。
ハローワークでは採用が決まった後も相談することができるため、労働条件について疑問がある場合は早めに相談しましょう。
不採用となった場合でも、希望職種や条件の再検討、応募書類の見直しなど、引き続き転職サポートを受けることができます。
2-3.ハローワークの4つのメリット
ここからはハローワークを利用するメリットを4つ紹介します。
順に説明していきます。
(1)地元就職に強い
ハローワークは、地元企業の求人を多く保有しているため、自宅近くの求人を見つけやすいです。
実際に地域を絞って比較してみると、それぞれの転職サービスの求人数は下のグラフのようになりました。
求人がなかなか集まらない地方でも、ハローワークでは2万件以上の求人を見ることができます。
※求人数:2023年10月時点
※地方は人口の少ない県TOP3とした(鳥取・島根・高知)
出典:ハローワーク、doda、マイナビ転職
ハローワークが地元企業の就職に強いのは、職業安定法の以下の内容に基づいて運用されているためです。
職業安定法 第二節 職業紹介
(職業紹介の地域)第十七条 公共職業安定所は、求職者に対し、できる限り、就職の際にその住所又は居所の変更を必要としない職業を紹介するよう努めなければならない。
出典:職業安定法
もちろん、ハローワークのネットワークを利用し、全国の求人をチェックすることもできますが、基本的には現在の住まいから転居のない職業を紹介してくれます。
地元で転職したいという人はもちろん、UターンやIターン転職など特定の地域で転職したい方に嬉しい特徴と言えるでしょう。
(2)求人数が多い
転職サイトや転職エージェントと異なり、企業は無料でハローワークに求人票を出すことができるため、求人数が多いという特徴があります。
またハローワークは全国に540ヶ所以上あり、その求人情報全てが1つのネットワークでつながっています。
そのため、転職サイトや転職エージェントに比べ、求人数が多い傾向にあります。
実際に、以下のグラフで転職サービス別に総求人数を比較してみても、ハローワークの求人数が多いことは一目瞭然です。
※求人数:2023年10月時点
出典:ハローワーク、doda、マイナビ転職
(3)自己分析や職業訓練の相談が無料で受けられる
ハローワークは就職支援のほかに、職業訓練や自己分析なども無料でサポートしてくれます。
実際に、職業安定法の中にも、以下のような内容が含まれています。
職業安定法 第二節 職業紹介
(公共職業訓練のあつせん)第十九条 公共職業安定所は、求職者に対し、公共職業能力開発施設の行う職業訓練(職業能力開発総合大学校の行うものを含む。)を受けることについてあつせんを行うものとする。
出典:職業安定法
「自己分析の方法がわからない」という方や、前職からブランクがあり、職業訓練を受けてから転職先を探したい方には嬉しいサービスです。
(4)採否が必ず通知される
ハローワークで応募した案件には、必ず採否が通知されます。
転職サイトの場合、応募したものの、結局何の音沙汰もないことがよくあります。
一方ハローワークの場合、一度応募した案件には必ず採否が通知されるため、気持ちが切り替えやすいでしょう。
2-4.ハローワークの4つのデメリット
続いて、ハローワークを利用するデメリットについて話していきます。
それでは見ていきましょう。
(1)募集要項と実際の求人内容に差異があることが多い
ハローワークの求人では、募集要項と実際の仕事内容が異なるケースが多いようです。
実際に、求人票の内容と労働条件が異なるという報告が、平成30年には2,967件も寄せられています。(参考:厚生労働省)
これには、以下の理由が存在します。
ハローワークの求人情報に虚偽の記載が多い理由
- 求人掲載の時に、厳格な審査が行われない
- 求人数を増やすことを目的に、掲載の延長が行われることがある
-
虚偽の内容に対する罰則がない
注意すべき求人には「頻繁に同じ職種の募集をしている」「就業時間や給与額が曖昧である」といった特徴があるものの、虚偽の記載がある求人を見分けることは容易ではありません。
転職サイトや転職エージェントの場合は、こうした差異がないか比較的しっかりチェックされますが、ハローワークの場合はチェックが甘い傾向にあると考えられます。
求人情報と雇用形態が異なる
参考:Yahoo!知恵袋
いざ入社してみると勤務条件が違った
参考:Yahoo!知恵袋
(2)相談員によって対応がまちまち
ハローワークの相談員は、人によって対応の質が異なることがあるようです。
また、相談員は志望業界・職種に精通しているわけではないため、十分な対策ができないというデメリットがあります。
実際に、以下のような口コミが多数見られました。
転職のプロではない
参考:Twitter
不誠実な対応を取られた
出典:Twitter
相談員が自分に合わないと感じた時には、 担当を変えてもらうか日を改めて相談に訪れるようにしましょう。
逆に、自分に合っていると感じた相談員がいれば、名前を聞いたり名刺をもらったりして、相談の最後に次回もできれば対応してほしい旨を伝えることをおすすめします。
(3)自分で行動を起こさないと求人が見つからない
スカウトメールや自分にマッチした案件を紹介してくれる転職サイトや転職エージェントとは違い、ハローワークは自分で行動を起こさないと求人情報を得られないというデメリットがあります。
数多くの求人の中から自分に最適な企業を見つけることは大変です。
また、企業の詳しい内部情報や面接対策などは、転職サイト・エージェントを介さないとなかなか得られないため、自分で転職活動を進めることに不安な方にとってはデメリットとなるでしょう。
(4)画像情報が少ない
ハローワークの求人情報には、職場の写真や会社の外観といった画像情報が少ないという傾向があります。
最近では画像情報を掲載する企業も増えていますが、画像情報がほぼ必須となっている転職サイトや転職エージェントに比べれば、まだまだ少ないのが実情です。
画像情報から職場の雰囲気やイメージを知りたい人にとっては、大きなデメリットとなります。
【ハローワークと転職サイトの求人票の比較】
出典:ハローワーク
3.ハローワークに向いている人と向いていない人|転職エージェント・サイトと比較
ハローワークのメリット・デメリットを踏まえ、ハローワークでの転職に向いている人と向いていない人の特徴をまとめました。
ハローワークの利用に向いている人 | ハローワークの利用に向いていない人 |
|
|
このように、ハローワークの利用には向き不向きがあります。
ハローワークが自分には向かないと感じた方は、民間の転職エージェントを利用するのがおすすめです。
反対にハローワークを利用してみたいという方にとっても、転職サイト・エージェントに登録することで優良求人を見つけやすくなるため、併用してみることをおすすめします。
以下の表でハローワークと転職エージェント・サイトを比較したので、自分がどのサービスを使えばよいか検討してみてください。
ハローワーク | 転職サイト | 転職エージェント | |
求人検索方法 | 訪問 インターネット |
インターネット 展示会 |
訪問 インターネット |
求人数 | ◎ | ○ | ○ |
求人の質 | △ | ○ | ◎ |
情報量 | △ | ○ | ◎ |
サポート体制 | △ | △ | ◎ |
掲載企業の傾向 | 中小企業 零細企業 |
大手企業 中小企業 |
大手企業 中小企業 |
転職エージェントを利用したい方は、5章へスキップしましょう。
5.ハローワークとの併用におすすめの転職エージェントへ進む>>
4.ハローワークの転職で良い求人に出会うための5つのポイント
ハローワークでの転職は、いくつかのポイントを抑えることで成功の確率が上がります。
この章では、以下の6つのポイントを紹介していきます。
- 4-1.企業の詳しい情報を自分で調べる
- 4-2.仕事内容や譲れない条件は面接で必ず確認する
- 4-3.毎回募集のかかっている求人には注意する
- 4-4.相性の良い相談員を探す
- 4-5.ハローワーク以外の転職サービスも利用する
それでは見ていきましょう。
4-1.企業の詳しい情報を自分で調べる
選考を受ける企業の詳しい情報は本社HPや口コミサイトを使って自分で調べましょう。
ハローワークで得られる企業の情報は、業務内容や労働条件、選考に関する情報など、基本的なものばかりです。
企業についてより詳しい内容を得るためには、ハローワーク以外で入念に調べる必要があります。
特に口コミサイトは、企業で実際に働いた方が投稿しているため、社風や働きやすさなど様々な視点から企業の実態を知ることができるでしょう。
4-2.仕事内容や譲れない条件は面接で必ず確認する
ハローワークで紹介されている求人の中には、募集要項と実際の求人内容や福利厚生が異なるものがあります。
就職後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、募集要項のみを鵜呑みにせず、面接時に募集要項の内容について確認しておきましょう。
ここで明確な返答がもらえなかったり、募集要項と異なる回答があった場合は注意し、ハローワークの相談員に話しましょう。
提示された条件が魅力的な内容であっても、しっかり内情を見極めた上で転職を決めることが大切です。
4-3.毎回募集のかかっている求人には注意する
数ある求人の中には、毎回同じ内容で募集がかかっているものがあります。
こうした案件は人が定着していないため、労働条件や職場に問題がある可能性があります。
「この求人情報、以前も見たな…」と思ったものは、避けたほうが良いでしょう。
4-4.相性の良い相談員を探す
前述のとおり、ハローワークの相談員の質はさまざまであるため、熱心に相談に乗ってくれる人や、しっかり対応してくれる相談員を見極め、相談に乗ってもらいましょう。
同じ求人でも、企業に対する問い合わせで相手に好印象を与えないような話し方をする相談員と、要点を押さえて的を得た話し方をする相談員とでは、回答内容や採否に違いが出ることもあります。
相性の良い相談員を見つけたら、積極的にキャリアや転職先選びの相談に乗ってもらいましょう。
4-5.ハローワーク以外の転職サービスも利用する
転職では、ハローワーク以外にも複数の転職サービスを利用して選択肢を増やしましょう。
転職をする際に利用できるサービスには以下のようなものがあります。
- ハローワーク
- 転職サイト・エージェント
- 求人情報誌・新聞・チラシ
- 勤務している会社の就職斡旋
どの年代でもハローワークを利用する方が多いですが、民間の就職支援サービスである転職サイト・エージェントを併用することで、周囲より一歩リードした転職活動ができるでしょう。
5.ハローワークとの併用におすすめの転職エージェント
当サイトでは転職エージェント利用者500人へのアンケートを通して取得したデータを、以下の基準で評価しました。
転職エージェント比較基準
- 求人の数・質(重要!!)
…コロナの影響で求人が減っている今、十分な数・質の求人を保有しているか - 提案力
…キャリアプランに合った求人を提案してくれるか - サポート力
…徹底した選考対策やサポートをしてもらえるか
※当サイトでは「提案力」と「サポート力」をもとに利用者満足度を算出し、ランキング選定基準としています。
ここからは、転職活動を始める際にまず登録すべき転職エージェントをランキング形式で紹介していきます。
転職エージェント | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 dodaエージェント |
約18.8万件 | ★★★★☆4.1 業界大手のエージェント!地方転職にも強い |
2位 マイナビエージェント |
約6.3万件 | ★★★★☆4.0 選考アドバイスが的確、はじめての転職におすすめ |
※求人数:2023年10月10日更新
求人数が豊富で、地方での転職にも強い『dodaエージェント』や『マイナビエージェント』は、転職を考える全ての方におすすめです。
また、上の表で紹介した大手エージェントに加えて、「転職の目的に合った転職サービス」を併用すると良いでしょう。
人気職種や専門職の転職の場合は、その職種に特化したサービスを選ぶことも欠かせません。
以下の表から、該当する箇所をタップして、自分に最適なサービス見つけましょう。
目的 | (1)年収600万円以上を目指したい (2)未経験職へ転職したい (3)女性に寄り添ってくれるコンサルタントに相談したい (4)既卒・フリーターから正社員を目指したい |
職種 | 営業職 / IT職種 / 事務職 看護師 / 薬剤師 / 介護職 / 保育士 |
年収600万円以上を目指したい方におすすめの転職サイト
高年収を目指すなら、ハイキャリア向け転職に特化したヘッドハンティング型転職サイトの利用をおすすめします。
転職エージェント | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 リクルートダイレクトスカウト |
42.4万件 | ★★★★☆3.7 年収800万円以上の求人多数 |
2位 ビズリーチ |
8.3万件 | ★★★★☆3.7 CMで話題!近年人気急上昇中のサイト |
3位 JACリクルートメント |
1.3万件 | ★★★★☆4.1 年収600万円以上を目指す方におすすめ |
※求人数:2023年10月更新
今より高年収を目指すならば、急いで転職を決めてしまわず、複数のヘッドハンティングサイトに登録し、スカウトを待つことをおすすめします。
ヘッドハンティングサイトであれば、レジュメ(プロフィール)の登録後は、特に行動を取る必要がありません。
『リクルートダイレクトスカウト』と『ビズリーチ』などのハッドハンティング型転職サイトをメインに使いつつ、『JACリクルートメント』(転職エージェント)を併用すると、さらに高年収求人を見つけやすくなるでしょう。
未経験職へ転職したい方におすすめの転職エージェント
未経験職種への転職では、いかに選考書類・面接でポテンシャルをアピールできるかが重要です。
そこで、選考対策のサポートが手厚いと好評のエージェントを厳選しました。
転職エージェント | 未経験歓迎の公開求人数 | 利用満足度 |
1位 マイナビエージェント |
4,353件 | ★★★★☆4.2 選考アドバイスが的確、はじめての転職におすすめ |
2位 リクルートエージェント |
13.8万件 | ★★★★☆4.0 総求人数No1!選択肢を増やすなら登録必須 |
※求人数:2023年10月更新
『マイナビエージェント』は担当に当たり外れが少なく、書類作成や面接対策のサポートが充実しているとの利用者からの声が寄せられていました。
選考通過が課題となる未経験転職の際は、登録必須と言えるでしょう。
女性に寄り添ってくれるコンサルタントに相談したい方におすすめの転職エージェント
女性の転職には、各エージェントが女性向けに特化して提供しているサポートサービスの利用がおすすめです。
女性に人気な職種や、子育てと両立しやすい求人を多く保有しているからです。
そこで、女性への転職サポートを強みとしているサービスを以下に厳選しました。
転職エージェント | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 マイナビAGENT |
4.5万件 | ★★★★☆4.2 女性向けの転職支援実績が豊富 |
2位 type (女性の転職エージェント) |
1.8万件 | ★★★★☆4.0 キャリアアップを目指すなら利用必須 |
3位 DYM就職 (女性版) |
非公開 | ★★★★☆3.8 気軽に相談できる点が魅力 |
※求人数:2023年10月更新
女性の転職では、求人数よりも「女性目線でアドバイスをしてくれる担当者と出会えるか」が重要です。
『マイナビAGENT』など、女性の転職支援実績が豊富なサービスを利用すれば、キャリアの築き方や仕事選びの方法など、具体的なアドバイスをもらうことができるでしょう。
既卒・フリーターから正社員を目指したい方におすすめの転職エージェント
既卒・フリーターから正社員を目指したい方は、「正社員経験がない方向けに特化したエージェント」の利用がおすすめです。
そこで、フリーター向けに特化したエージェントの中から、利用者満足度の高いサービスを厳選しました。
転職エージェント | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 マイナビジョブ20’s |
4,122件 | ★★★★☆4.2 初めての二卒転職におすすめ |
2位 DYM就職 |
非公開 | ★★★★☆4.0 フリーターやニートの就職に強い |
3位 キャリアスタート |
非公開 | ★★★★☆3.8 徹底サポートで正社員に! |
※求人数:2023年10月更新
既卒・フリーターから正社員を目指したい方は、「正社員経験がない方向けに特化したエージェント」の利用がおすすめです。
『マイナビジョブ20’s』は全求人が20代対象の、第二新卒・既卒に特化した転職エージェントであり、職種・業種が未経験でもOKな求人が50%以上あります。
また『DYM転職』は、採用担当の方と直接交渉ができるため、登録した後はスムーズに面接に進むことが可能です。
営業職の転職におすすめのエージェント
数ある転職エージェントの中から、営業職の転職に強いエージェントを紹介します。
転職エージェント | 営業職の求人数 | 利用満足度 |
1位 リクルートエージェント |
4.4万件 | ★★★★☆4.1 営業職の求人数No1! |
2位 dodaエージェント |
4.0万件 | ★★★★☆4.2 業界大手のエージェント!地方転職にも強い |
※求人数:2023年10月更新
営業職の求人を多く保有する転職エージェントを、上記にまとめました。
特に『リクルートエージェント』は数ある転職エージェントのうち、営業職の求人数がもっとも多いため、営業への転職には利用必須です。
IT職種の転職におすすめのエージェント
ここでは、IT転職に強いエージェントを紹介します。
転職エージェント | IT職の求人数 | 利用満足度 |
1位 レバテックキャリア |
1.7万件 | ★★★★☆4.3 エンジニア経験者向けのエージェント! |
2位 ワークポート |
3.1万件 | ★★★★☆3.8 IT・WEB業界未経験者も利用可能 |
3位 DYM_IT転職 |
非公開 | ★★★★☆4.0 大企業からベンチャーまで、幅広い求人を保有 |
※求人数:2023年10月更新
『レバテックキャリア』は、IT分野での転職では利用者から高い評価を受けており、エンジニア・クリエイター系職種の中でも開発系・インフラ系求人への転職サポート実績が多いのが特徴です。
また『ワークポート』は、取り扱う職種の幅も広く、特に未経験歓迎求人が多いためぜひチェックしてみてください。
関連記事:IT転職エージェントおすすめランキング
事務職の転職におすすめのエージェント
事務転職に強いエージェントは以下の通りとなりました。
転職エージェント | 事務職の求人数 | 利用満足度 |
1位 リクルートエージェント |
2,700件 | ★★★★☆4.3 求人数No1!選択肢を増やすなら登録必須 |
2位 dodaエージェント |
4,400件 | ★★★★☆3.8 業界大手のエージェント!地方転職にも強い |
3位 マイナビAGENT |
760件 | ★★★★☆4.0 女性向けの転職支援実績が豊富 |
※求人数:2023年10月更新
事務職は数ある職種の中でも人気が高く、倍率は0.35倍と狭き門です。(3人に1人しか採用されない)
そのため、大手エージェントを利用し数多くの求人情報を手に入れ、応募数を増やすことが、転職成功の近道となります。
関連記事:事務職の転職エージェント・サイトおすすめランキング
看護師の転職におすすめの転職サイト
看護師転職に強いサイトは以下の通りです。
転職サイト | 求人数 | 利用満足度 |
1位 看護roo |
3.9万件 | ★★★★☆4.3 看護師満足度No.1 |
2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) |
14万件 | ★★★★☆3.8 豊富な求人数とサポートが評判 |
3位 マイナビ看護師 |
5万件 | ★★★★☆4.0 看護師向けコンテンツが充実 |
※求人数:2023年10月更新
『看護roo!』は、看護師の利用満足度96%を誇る人気の転職サイトです。
病院の種類や、施設の種類など細かい条件で求人検索が可能で、常に5万件以上の求人を掲載しているため、看護師の転職を考えている方は登録しておきましょう。
関連記事:看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング|口コミ評判&求人数を徹底比較
薬剤師の転職におすすめの転職サイト
数ある転職サイトの中から、薬剤師転職に強いサイトを紹介します。
転職サイト | 求人数 | 利用満足度 |
1位 薬キャリエージェント |
約6.0万件 | ★★★★☆4.3 実績豊富で満足度95%(※エムスリーキャリア調べ) |
2位 ファルマスタッフ |
約5.1万件 | ★★★★☆3.8 調剤薬局の求人が豊富 |
3位 マイナビ薬剤師 |
約4.6万件 | ★★★★☆4.0 親身なサポート体制に高評価 |
※求人数:2024年5月7日更新
『薬キャリエージェント』は総合満足度No1の薬剤師転職サイト(※)で、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。
※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)
また、『ファルマスタッフ』は好条件の正社員求人を多数そろえているため、今より良い条件で転職したい方におすすめです。
関連記事:薬剤師500人が選ぶ転職サイトおすすめ比較!口コミ評判&求人数ランキング
介護職の転職におすすめの転職サイト
数ある転職サイトの中から、介護職転職に強いサイトを紹介します。
転職サイト | 求人数 | 利用満足度 |
1位 レバウェル介護(旧:きらケア) |
3万件 | ★★★★☆4.3 実績豊富で利用者満足度No,1 |
2位 かいご畑 |
9,700件 | ★★★★☆3.8 未経験の方でも安心して利用できる |
3位 マイナビ介護 |
6.3万件 | ★★★★☆4.0 質の高い求人・提案力の高さが評判! |
※求人数:2023年10月更新
『レバウェル介護(旧:きらケア)』は、「自宅から徒歩で勤務先に通いたい」「人間関係が良い職場がいい」といった一人ひとりのニーズに応えてくれる転職サイトです。
『レバウェル介護派遣(旧:きらケア派遣)』という派遣サービスも運営しているため、正社員にこだわりがない方にもおすすめできます。
保育士の転職におすすめの転職サイト
数ある転職サイトの中から、保育士転職に強いサイトを紹介します。
転職サイト | 求人数 | 利用満足度 |
1位 ジョブメドレー保育 |
2.7万件 | ★★★★☆4.3 保育士の方の利用者満足度96% |
2位 ほいてんパートナー |
6.7万件 | ★★★★☆3.8 面接対策など真摯にフォローしてくれる |
3位 ほいく畑 |
3,978件 | ★★★★☆4.0 未経験の方でも安心して利用できる |
※求人数:2023年10月更新
『ジョブメドレー保育』は求人の質が高く、「残業なし」「年間休日120日以上」など希望条件に沿った求人を探すことができます。
また、サイトの利用満足度は96%と、保育士からの評価が高いのも特徴です。
関連記事:保育士におすすめの転職サイト・エージェントランキング|目的別にプロが比較しておすすめを厳選
補足:転職エージェントに断られた場合に使いたい転職サイト
転職エージェントでのサポートを断られてしまった方は、転職サイトを利用してみましょう。
転職サイト | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 リクナビNEXT |
10.2万件 | ★★★★☆4.1 総求人数No1!選択肢を増やすなら登録必須 |
2位 doda転職サイト |
18.7万件 | ★★★★☆4.1 サポート充実で満足度No.1 |
3位 type |
2,592件 | ★★★★☆3.9 コンサルタントの提案力が高い |
※求人数:2023年10月時点
『リクナビNEXT』は転職業界最大手のリクルートが運営する求人型サイトであり、すべての人におすすめできる転職サイトです。
また、豊富な求人を持つ『doda転職サイト』や利用者の人気が高い『type』なども併用し、求人の幅を広げましょう。
まとめ
ハローワークについてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
- 地元で働きたい人
- 自分のペースで転職したい人
上記の方にはハローワークの利用がおすすめです。
ハローワークは圧倒的な求人数を誇り、転職エージェントや転職サイトにはないメリットがあります。
しかし、初めての転職で不安を感じる方、中小・大手企業で働きたい方は転職エージェント・サイトを活用することをおすすめします。
ハローワークとの併用におすすめの転職エージェント
自分の目的に合わせて、ハローワークや転職エージェントを併用しましょう。
あなたの転職が成功することを願っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。