「最近、仕事に対するやりがいを感じられず毎日がつらい……」
「どうすれば、やりがいを持って仕事に取り組めるのかわからない」
毎日お仕事を頑張っている方の中には、このような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
実は仕事にやりがいを持つには、少し発想を変えるだけで大丈夫です。
難しいことや時間がかかることに取り組む必要はありません。
この記事を読むことで、仕事にやりがいを感じられない原因や具体的な解決策を理解できて、スッキリした気持ちで仕事に取り組めます。
私は、数年間にわたって仕事にやりがいを見いだせない時期があり、この記事で紹介している方法を1つずつ取り組むことで解決できました。
この記事を読むとわかること
- 仕事にやりがいを感じられずつらいと感じる原因やサイン
- やりがいがなくてストレスを抱えているときの対処法
- やりがいのある仕事を見つけて充実感を得るためステップ
- 現在の会社(部署)でやりがいを感じられないときの対処法
今回お伝えする内容を、一気に取り入れる必要はありません。
できることから取り組んでやりがいを感じられるようになり、毎日ワクワクできる人生を過ごしてもらいたいです。
目次
新卒の時期を終えた20代の半分以上が「仕事が楽しくない」と感じている!
仕事にやりがいがないと感じている方は意外に多いです。
しかし、仕事に対するやりがいがなくても落ち込む必要はありません。
20代でやりがいを感じている割合は3割ほど
株式会社学情による20代の仕事観や働く意識に関するアンケート調査結果(2023年)は、以下のとおりです。
仕事への意識 | 割合 |
---|---|
やりがいを感じている | 約8% |
少しやりがいを感じている | 約22% |
どちらともいえない | 約18% |
あまりやりがいを感じられない | 約27% |
やりがいを感じられない | 約25% |
出典:PR TIMES
仕事に対するやりがいを感じていない20代が半分程度いることがわかります。
仕事にやりがいがないせいでつらいと感じる9つの原因
仕事にやりがいを持てずつらいと感じる原因は、主に9つです。
今のあなたに当てはまる原因を確認してみてください。
不向きな仕事をしている
不向きな仕事を続けると、ストレスにつながります。
例えば、人と話すのが苦手にも関わらず毎日のように営業先で商談するケースを想定してみてください。
苦手なことに取り組み続けて失敗が重なると、仕事へのモチベーションが下がります。
ストレスを抱えやすいケースと抱えづらいケース
- 自分から苦手な仕事にチャレンジしたのか
- 上司から命じられたのか
後者の場合は、余計にストレスを抱える可能性が高いです。
仕事面でストレスがたまると、やりがいを感じられなくなります。
なかなか成果が出ない
たとえやりたい仕事を選んでも、成果が出なければやりがいにつながりません。
仕事上の成果とは、以下のような内容です。
仕事の成果の具体例
- 売上目標を達成できた
- お客様から感謝の言葉をいただけた
- 新規の契約を獲得できた
成果が出ない時期が長く続くと無力感につながり、やりがいを持てなくなります。
成果が評価につながらない
成果に対する評価を得られないなかでやりがいを感じるのは難しいです。
以下の状況が続くと、会社への不信感につながります。
不信感につながるケース
- 売上目標を毎月達成したのに、給料やボーナス額は変わらない
- 部下の育成に貢献したのに、役職は平社員のまま
評価制度が構築されていない会社で働くと適正な評価を受けられず、やりがいを失う可能性が高いです。
仕事量が多すぎる(少なすぎる)
キャパを超えた 仕事量を抱えると、ストレスや体調不良につながります。
逆に、仕事量が少なすぎるとヒマすぎてつまらないと感じ、やりがいを得られません。
「少し忙しい」と感じる仕事量が、やりがいを感じられるちょうど良い基準です。
主体性を発揮できない
主体性を発揮できなければ、会社やお客様の役に立っている実感を得られません。
下記のような環境であれば、主体性を発揮しづらいです。
主体性を発揮しづらい環境
- 自分で考えて提案したことがことごとく上司に却下される
- 失敗するとチャンスをもらえなくなる
- 新たな取り組みを導入する文化が根づいていない
保守的な空気が強いと、時代に取り残されたような感覚になりやりがいを感じる余裕がなくなります。
スキルアップを実感できない
スキルアップが実感できないことも、やりがいを感じられない要因です。
新入社員の頃はわからないことが多いため、スキルアップを実感しながら仕事に取り組めます。
一方、 入社して数年経つと業務に慣れるため、 スキルアップを実感しづらいです。
新しい仕事にチャレンジできる環境であれば、モチベーションはそれほど下がりません。
しかし何年も同じ仕事を続けていると、仕事がつまらなくなりやりがいを失います。
誰かの役に立っていることが実感できない
今の仕事が誰の役に立っているのかわからなければ、むなしさが強まりやりがいにつながりません。
以下のような状況におちいると、他者貢献を実感できなくなります。
他者貢献を実感しづらいケース
- お客様の利益につながらない商品を提案しなければならない
- 会社の売上目標達成のために自分で商品を買わないといけない
- お客様の声を聞く機会がゼロに近い
仕事の目的が明確でなければ、モチベーションが下がりやすいです。
上司や先輩から注意を受けることが多い
普段から上司や先輩から叱責される機会が多いと、自己否定につながります。
叱られたくて仕事をしている人は、1人もいません。
会社でキレる人がいると生産性が低下するだけでなく、職場の空気が悪化しやりがいを感じて仕事に取り組む社員が減ります。
部下や後輩の成長のためではなく、 先輩や上司がストレスを発散するために叱るケースもあるため注意が必要です。
職場の人間関係で悩んでいる
職場の人間関係で悩むと、仕事を辞めたいと感じるほどモチベーションが低下します。
厚生労働省の雇用動向調査(2021年)のデータを見ると、以下の結果を確認できました。
転職入職者が前職を辞めた理由(個人的な理由)
男性 | 女性 | |
---|---|---|
1位 | 給与が少ない | 労働時間や休日数などの労働条件が悪い |
2位 | 職場の人間関係が好ましくない | 職場の人間関係が好ましくない |
3位 | 労働時間や休日数などの労働条件が悪い | 給与が少ない |
男性・女性ともに、職場の人間関係が離職理由の上位にランクインしています。
やりがいが低下する職場の雰囲気
- それぞれの社員が自分のことしか考えていない
- チームワークが悪くて一体感を感じられない
- 協力し合える体制が整っていない
上記のような環境であれば、あなたまで仕事にやりがいがないと感じてしまいよいパフォーマンスを発揮しづらいです。
仕事にやりがいがないと感じる5つのサイン
仕事にやりがいを感じられない日々が続くと、何らかのサインが見られます。
もし今回お伝えする5つのサインに当てはまる場合は、早めの対処を心がけてください。
朝起きるのがつらい
毎朝起きるのがつらければ、仕事面でストレスを抱えている可能性があります。
私たちが朝に目覚められるのは、起きる必要性を体内で感じているからです。
起きるべき時間に起きなければ、学校や会社に遅刻します。
もし、学校や仕事に行きたくない気持ちが強ければ、家を出る時間になってもなかなか起き上がれません。
無意識のうちに、登校や出社を拒否している状況です。
出社してすぐに帰りたいと思う
やりたくない仕事に関わると、出社して数分で帰りたいと思うようになります。
やりがいを感じられない場合や職場の人間関係に悩んでいるときも同様です。
放っておくと毎日がつらくなりストレスが増大します。
心身の不調を解消するために、ストレスの原因を分析してみてください。
早く時間が過ぎることばかり考えている
職場で早く時間が過ぎてほしいと感じるのは、仕事に集中できていない証拠です。
学生時代に、何かに熱中しているときはあっという間に時間が過ぎたものの、授業中はなかなか時間が進まないと感じた経験があると思います。
仕事面で以下のような状況になると、集中力低下につながる可能性が高いです。
集中力低下につながりやすいケース
- やりたくない仕事に取り組んでいる
- 面倒な仕事を押し付けられた
- 簡単な仕事しか任せてもらえない
結果的に、集中力だけでなくモチベーションの低下につながります。
転職したい気持ちが強い
転職したい気持ちが強まると、目の前の仕事に本気で取り組もうとは思えません。
今の職場ではなく別の職場の仕事をしたいと感じるようになります。
とはいえ、何も考えずに転職活動を進めるのは危険です。
仮に転職できても、現在の不満が解消されなければ後悔につながります。
転職への意欲が高まったときは、一度立ち止まって以下の点を考えてみましょう。
転職する前に考えるべきこと
- 何に不満を入れているのか
- 本当に転職したほうがよいのか
- 転職して何を実現したいのか
じっくり分析すると、あなたに合った解決策が見えてきます。
仕事のことを考えるとうつのような気分になる
今の職場や仕事内容にそれほど不満を抱えていなければ、仕事に関する内容を考えることにストレスを感じません。
一方、仕事内容や上司のことを考えるだけで気持ちが沈むのであれば、過度なストレスを抱えている可能性があります。
心身の不調につながりやすいケース
- 大量の仕事を明日までにやらなければならない
- 苦手なクライアントに会わないといけない
- 上司の機嫌を損ねてはいけない
上記のような心配事が重なると、心身ともに不調につながりやすいです。
仕事にやりがいがないせいでストレスを抱えているときの7つの対処法
やりがいがない状態を放置すると、生きること自体がつらくなります。
今回お伝えする7つの対処法を参考にして、やりがいを感じられない原因を早い段階で取り除きましょう。
やりがいを感じられない原因を分析する
やりがいを感じられない原因を分析すると、 具体的な改善策を見つけられます。
以下の内容は、やりがいを感じられない具体的な要因です。
仕事にやりがいを感じられない主な要因
- 仕事内容がやりたいものと異なっている
- 仕事で失敗ばかりしてしまう
- 上司や先輩と相性が悪い
- お客様と関われる仕事ができていない
- 給与面に不満を感じている
- どれほど成果を出しても一切評価されていない
- 残業が多くなかなか休めない
じっくりと時間を確保して、原因を分析してみてください。
上司や先輩に仕事の進め方を相談する
仕事面でなかなか成果が出ないときや失敗が続く場合は、上司や先輩に相談しましょう。
上司や先輩はさまざまな経験を積んでおり、成功体験だけでなく失敗事例も持ち合わせています。
現在のあなたの悩みが、かつて上司や先輩が悩んだ内容と重なることも多いです。
相談すると、解決策がすぐに見つかり仕事へのやりがいにつながります。
相談内容によっては、職場の人を頼りたくないケースもあるでしょう。
もし、上司や先輩に相談しても解決につながらないと感じる場合は、公的機関や民間の相談サービスを利用できます。
相談内容に合わせて、相談先を選んでみてください。
人事に評価制度を確認する
給与面に不満があるケースや、 成果が評価に結びつかないと感じる場合は、 人事に評価制度を確認しましょう。
確認すると、以下の内容を把握できます。
人事課で確認できる内容
- 会社の給与形態
- 給料を上げるために必要なこと
- 自分が評価されたポイント
- 評価を下げた要因
- 評価項目の重要ポイント
とはいえ、現実問題として上司のさじ加減で評価が決まる会社は多いです。
上司が感覚的に評価をおこなう場合は、自身の評価ポイントや改善点を直接上司に尋ねてみましょう。
改善点がわかれば、スキルアップにつながりやりがいが復活します。
同僚とコミュニケーションを取る
同僚とのコミュニケーションは、ストレス解消だけでなく業務を効率よく進めるうえで有効です。
職場でのコミュニケーションが不足すると以下のような悪循環におちいります。
コミュニケーション不足による悪循環
- 相談や情報共有の機会がなく、ミスにつながる
- ミスをフォローするせいで余計な仕事が増える
- 職場の空気が悪化して離職者が出る
とはいえ、最初から多くの人と円滑にコミュニケーションを取るのは難しいです。
まずは、隣に座っている人や声をかけやすい人に対して自ら積極的に話しかけてみてはいかがでしょうか。
同僚の仕事への想いや考えを聞くことで、自ずとやりがいが生まれます。
自分なりの目標を立てて仕事に励む
何のために仕事をしてるのかわからないときは、自分なりの目標を立ててみましょう。
目標があれば、頑張る目的が明確になります。
受験生が勉強を頑張れるのは、 志望校に合格したいという目標があるからです。
目標の具体例
- 今月は新規契約を2件獲得する
- 新商品の案を5つ提出する
- 業務効率につながる方法を1つ提案する
- お客様からのクレームの件数をゼロにする
数値を含めると、達成度を計測できてやりがいにつながります。
小さな成功体験は、やりがいに不可欠な要素です。
ゲーム感覚で、自身の目標をクリアしていきましょう。
没頭できるプライベートや趣味を見つける
仕事以外に楽しさを見いだせずストレスを抱えているのであれば、何か趣味を見つけてみてはいかがでしょうか。
没頭できるプライベートや趣味があれば、 すっきりした気分で仕事に取り組めます。
熱中できる趣味がなくても、問題ありません。
取り組んでみると意外にハマって生きがいにつながるケースもあるからです。
以下のような内容であれば、気軽に始められます。
気軽に始められる趣味の例
- 読書
- 料理
- 筋トレ
- 散歩
- 動画視聴
- 音楽鑑賞
しかし、趣味を継続できるかを考える必要はありません。
興味がわかなければ他のものに移れるのが趣味の良さです。
趣味に取り組むことでオンとオフの切り替えができるようになり、仕事面でも好影響を及ぼしやりがいを高められます。
生活リズムを整える
朝起きるのがつらいケースやなかなか疲れがとれないと感じるときは、生活リズムを整えることを意識してみてください。
生活リズムが整うと、やりがいの敵とも言えるストレスや疲労の軽減につながります。
生活リズムを整える方法
- 起床時間と就寝時間を決める
- 起床後に日光を浴びる
- 朝食をとってから出社する
- 軽い運動を取り入れる
- 夜は早めに寝る
無理のない範囲で、できることから取り組んでみましょう。
やりがいのある仕事を見つけて充実感を得るための7ステップをご紹介
1日のなかで仕事に取り組む時間は長いです。
そのため、やりがいのある仕事に取り組むことで日々充実感を得られます。
やりがいのある仕事を見つけて充実感を得るために今からお伝えする7つのステップを実践してみてください。
自身の将来像を考える
自身のなりたい姿を考えることは、充実した人生を過ごすうえで不可欠です。
充実した人生を過ごすために考えておきたいこと
- 人生を通して実現したいこと
- 仕事を通して実現したいこと
- 解決したい社会問題
- 理想とする人間像
- 出世への意欲
- 居住地
上記のことを考えてみましょう。
自身の理想は、途中で変わっても大丈夫です。
現時点での理想を言語化すると、やりがいを持って仕事に取り組めるようになり高いモチベーションを保てます。
興味のあることや得意なことを書き出す
興味のあることや得意なことを書き出す方法は、自分に向いている仕事を見つけるうえで有効です。
書き出す内容は、仕事に直接関係しない内容でも問題ありません。
以下のように、興味のある内容と理由を書き出しましょう。
興味があることの具体例
- 料理(お客様が満足した表情をを見ると、やりがいを感じられる)
- サッカー(みんなで協力して得点できると、うれしくなる)
- 自らコミュニケーションを取る(人と話すことで、自分が元気になれる)
理由を書き出すことで、自身のやりがいポイントを発見できます。
上記のような人であれば、以下のような仕事がやりがいを感じやすいです。
向いている仕事の具体例
- お客様と直接顔を合わせる仕事
- チームで協力して取り組む仕事
やりがいポイントの発見が、自分に合った仕事の理解につながります。
興味のないことや苦手なことを書き出す
興味のないことや苦手なことを書き出すことは、自分に向いていない仕事を把握するうえで有効です。
例えば、以下のようなことが苦手だとします。
苦手なことの具体例
- 文章を書くこと(普段から大学のレポートを作成するのに時間がかかる)
- デスクワーク(身体を動かさないと、ストレスがたまる)
上記のような人は、じっと机に座って取り組む状況になるとパフォーマンスを発揮できない可能性が高いです。
もし、興味のあることや得意なことがなかなか見つからない人は、興味のないことや苦手なことを先に考えてみましょう。
やりたくないことを理解すると、やりがいを感じられる仕事を見つけることにつながります。
自身の性格を分析する
性格の分析も、やりがいを感じる仕事を把握するために必要です。
性格分析の具体例
- 1人でコツコツ作業に取り組みたい
- 頻繁に社員から話しかけられるとイライラする
- 規則を守ることに重きを置く
- 義理と人情を重んじる
- 臨機応変な対応があまり得意でない
上記のような性格の方が、会社の方針がどんどん変わる体制におかれると実力を発揮するのは難しいでしょう。
自分の性格は、わかっているようでわかっていない側面もあります。
自分を知るうえで、性格診断ガイドのようなサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
自身に合った職場環境や風土を分析する
自身に合った職場環境や風土を分析すると、ミスマッチを防げます。
同じ業種であっても、職場の雰囲気や体制はさまざまです。
チェックすべき職場の雰囲気や体制の内容
- 社員数
- オフィスへの出社日数
- 残業時間や休日数
- トップダウンかボトムアップか
- 年功序列か成果主義か
- 個人で動くかチームで動くか
上記の内容をもとに、どのような環境や風土であれば実力を発揮できてやりがいを感じられるかを考えてみましょう。
欲しい年収額を考える
年収額も、やりがいを感じるために重要な項目です。
いくらやりたい仕事に取り組んでいても、年収が安ければ安心して暮らせません。
希望年収額を考える時の基準
- 月々の生活費や貯金額
- 半年後~1年後に買いたいもの
- 将来的に買いたいもの
- 1年後~3年後の貯金額の目標
- 現年齢での平均年収額
上記の内容を考えてみると、理想の年収額を把握しやすいです。
もし転職した場合、転職1年目の年収は前年度の金額が1つの目安と考えてください。
そのため、今のうちに年収額を上げておくことを念頭に置いて、仕事に取り組みましょう。
自身の希望が現在の職場で実現できるか冷静に分析する
現在の職場で自身の理想を実現できるかの冷静な分析は、仕事と人生のやりがいを得るためにとても大切です。
実現できないとわかっているにも関わらず今の職場にとどまり続けると、やりがいから遠のいてしまいます。
現実を直視するのは、とてもつらい作業です。
ですが、ここまで真剣に記事を読んでいただけた方なら、目の前の現実と向き合う素養を十分に持ち合わせています。
今の仕事にとどまることだけが正解ではありません。
もし「今の職場にいても理想を実現できない」と感じる場合は、視野を広げてみましょう。
現在の会社(部署)でやりがいを感じられないときにやるべきこと
今の会社や部署でやりがいを感じられないケースの対処法は、以下の2つです。
それぞれのポイントを解説します。
部署異動の希望を出す
部署異動は転職と比べて、ハードルが低いです。
とはいえ、理由を述べずに部署異動の希望を伝えても、聞き入れてもらえません。
部署異動の希望を出すときに伝えるべきこと
- 異動したい理由
- 自身が異動した場合の会社側のメリット
- どのような形で会社に貢献できるのか
上記の内容を具体的に伝える準備をしてから、希望を出しましょう。
転職する
部署異動をしても理想を実現できない場合は、転職を視野に入れてもよいです。
とはいえ、やみくもに転職活動を進めても内定を獲得できません。
転職活動を始める前に考えるべきこと
- 現職への不満内容(退職検討理由)
- 転職しなければ現状の不満を解消できないのか
- これまでの経験を転職先でどのように活かすのか
- 転職を通して実現したいこと
転職して後悔しないために、上記の内容を掘り下げて本当に転職すべきかどうかを考えてから転職活動を進めましょう。
転職を成功させるには転職エージェントの利用がおすすめ!
いざ転職活動を進める時に、具体的な進め方がわからないと感じる人が多いです。
特に、はじめて転職活動する場合は、混乱するケースも珍しくありません。
そこでおすすめなのが、転職エージェントサービスの利用です。
エージェントサービスを利用すると、以下のサポートを無料で受けられます。
エージェントサービス利用のメリット
- 転職活動の方向性のアドバイス
- 応募企業の選定
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接の日程調整
- 年収交渉 など
転職に関して気軽に相談できる相手は、なかなか見つかりません。
1人で転職活動を進めると、不安や孤独感を抱きます。
エージェントサービスのアドバイザーは、転職活動を進める人にとって心強い味方です。
もし、担当者と相性が合わなければ変更してもらえます。
この機会にエージェントサービスに登録して、転職活動に向けて一歩ふみだしましょう。
さいごに
今回は、仕事にやりがいがないと感じる原因や解決策をお伝えしました。
まずはやりがいを感じられない原因を分析したうえで、解決に向けて動き出しましょう。
今の職場ではやりがいを得られないのであれば、転職を視野に入れることをおすすめします。
転職は、やりがいと年収を両方手に入れられるチャンスです。
やりがいと年収のどちらか一方ではなく、両方とも手に入れて充実した人生を過ごすことを願っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。