「リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いは?」
「どっちを使うべきかな」
とお考えではありませんか?
結論、リクルートエージェントとリクナビNEXTの主な違いは「求人数・担当者の有無」です。
違いまとめ
- リクルートエージェント
…求人数22万件以上で、担当者がサポートしてくれる転職エージェント - リクナビNEXT
…求人数は4万件ほどで、自分で求人を探す転職サイト
この記事では多くの方の転職をサポートしてきた私が、それぞれのサービスの特徴と連携方法について解説します。
- リクルートエージェントとリクナビNEXTの違い
- リクルートエージェントが向いている人
- リクナビNEXTが向いている人
- リクルートエージェントとリクナビNEXTは、併用すると最大限に活かせる
- リクルートエージェント・リクナビNEXTの「書類作成」に役立つサービス
この記事を読めば、リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いがわかり、両サービスを有効的に活用できるでしょう。
リクルートエージェント公式サイト
https://www.r-agent.com/
リクナビNEXT公式サイト
https://next.rikunabi.com
目次
1. リクルートエージェントとリクナビNEXTの違い
両サービスの違いを表にまとめました。
特に、「求人数」「転職成功率」に注目していただくと、違いがわかりやすいです。
リクルートエージェント | リクナビNEXT | |
求人数 | ◎ 32万件 (非公開求人あり) |
○ 5.3万件 |
気軽さ | ○ 申し込み後、面談をしてから求人に応募。 担当者と打ち合わせをしながら進めていく。 |
◎ Web上で登録するだけで、全ての求人に応募可能。自分のペースで進めることができる。 |
企業との調整 | ◎ 担当者が面接日程、給与交渉、入社時期まで調整してくれる。 |
△ 応募から面接日程、入社条件の交渉などは全て自分で行う。 |
転職成功率 | ◎ 面接指導や、企業への推薦をしてくれるため、成功率は高い。 |
△ 転職活動はすべて一人で進めるため、間違ったやり方をしていても気づけない。 |
転職アドバイス | ◎ 自身の市場価値や、理想のキャリア実現に向けたアドバイスをもらうことができる。 |
△ サイト内のツールは使用できるが、機械的なアドバイスしか得られない。 |
面接対策 | ◎ 豊富な転職支援実績を元にした模擬面接で、それぞれの企業の対策ができる。 |
△ 一人で練習することになり、客観的なアドバイスをもらえない。 |
情報収集 | ○ 担当者を通して、企業の独自情報を容易に入手できる。 |
△ 複数のサイトから企業情報を探す必要があり、時間がかかる。 |
※求人数:2021年8月更新
両者の違いについて、より詳しく解説していきます。
それぞれ詳しく見てみましょう。
1-1. リクルートエージェントはリクナビNEXTよりも求人数が多い!
リクルートエージェントの求人数は約32万件と、リクナビNEXTと比較して6倍以上の求人を扱っています。
というのも、転職エージェントは数多くの非公開求人を保有しているからです。
非公開求人とは
事業戦略上などの理由から、一般的な求人情報サイトでは募集されない求人のこと。
公開すると応募が殺到してしまうような好条件求人(給与・ポジション)であるケースが多い。
このことから、選択肢を広げるという点において、リクルートエージェントを積極的に活用することをおすすめします。
1-2. リクルートエージェントは担当者がつくが、リクナビNEXTではつかない
リクルートエージェントには担当者がつきますが、リクナビNEXTでは自分で転職活動を行います。
リクルートエージェント の場合はプロの視点から「魅力的な職務履歴書の書き方」「面接で好印象を与える方法」といったアドバイスを受けられます。
一方でリクナビNEXTでは、求人検索はもちろん、選考対策から企業との交渉まですべて自力で行わなければなりません。
1-3. 初めての転職活動は、リクルートエージェントの方が進めやすい
特に「転職が初めて」という方は、リクルートエージェントの方が転職活動を進めやすいといえます。
というのも、担当者が企業との調整を行なってくれたり、面接・書類の準備を手伝ってくれたりするからです。
特に転職のプロの客観的な視点でアドバイスがもらえるというのは、最短期間で理想の転職を実現するうえでは欠かせません。
一人ではどうしても視野が狭くなってしまううえに、もし仮に間違ったやり方で転職活動を進めていた場合、気づく術がないからです。
そのため、転職成功率を高めるためにも、まずはリクルートエージェントの利用がおすすめです。
リクルートエージェント公式サイト
https://www.r-agent.com/
2. リクルートエージェントが向いている人
リクルートエージェントの利用に向いている方には、以下の3つの特徴があります。
おすすめな人の3つの特徴
- 初めて転職する人
- 担当コンサルタントからサポートを受けたい人
- 多くの求人を見たい人(どの地域にも対応)
実際に、以下の通り「初めての転職に成功した」「サポートが役に立った」という口コミが集まっています。
丁寧なサポートのおかげで、初めての転職に成功した
出典:アンケート
地方で、大手企業に転職できた
出典:アンケート
まだ転職するか迷っている方でも、担当者に相談することができます。
ぜひ、以下のリンクから登録してみてください。
関連記事
登録方法と内定を得るまでの流れに関しては、「リクルートエージェントは転職に使うべき?口コミ評判とサービス・使い方を徹底解説」の9章をご確認ください。
3. リクナビNEXTが向いている人
リクナビNEXTが向いている人の特徴は、以下の通りです。
おすすめな人の3つの特徴
- 自分のペースでゆっくり進めたい人
- 転職準備・企業との交渉をすべて自力で行える人
- 中小企業・ベンチャーにも興味がある人
以下の通り、「転職活動は大変だったが、自分に合う求人が見つかった」「行きたかった中小企業へすぐに転職できた」という口コミが寄せられています。
求人を自分で取捨選択できた
出典:アンケート
中小企業の求人を見つけやすかった
自分は大企業ではなく、社員100名くらいの会社で裁量を求めて仕事を探しました。
中国語が得意なので、語学が活かせる会社を検索で簡単に探せます。
エージェントを通さず直接先方の人事の方とやりとりすることができるのその会社の対応から会社の特徴をつかむことができます。
検索の容易性、ヒットする会社の多さもあって比較的短い期間で転職先をみつけることができました。
出典:アンケート
リクナビNEXTでは、登録するだけで全ての求人に応募できます。
以下のリンクから、気軽に利用してみてください。
関連記事:リクナビNEXTは転職で使うべき?口コミ評判と求人の探し方を徹底解説
4. リクルートエージェントとリクナビNEXTは、併用すると最大限に活かせる
以下の特徴に当てはまる方には、両方のサービスを併用がおすすめです。
両サービスの併用が特におすすめな人
- 担当者からのサポートを受けつつ、主体的に転職活動を行いたい人
- 転職エージェントだけでは、自分に合う求人が見つけられるか不安な人
- 多くの選択肢の中から、自分に適した求人を見つけたい人
具体的には、リクルートエージェントを中心に、リクナビNEXTを補助的な役割として用いると良いでしょう。
併用することで、両サービスの良いところを活かすことができます。
補足:リクルートエージェントとリクナビNEXTは登録時連携される
リクナビNEXTの登録時に、「転職エージェントも登録」項目にチェックを入れると、自動的にリクルートエージェントにも登録される仕様となっています。
「できるだけたくさんの求人が見たい」という方は、両サービスの連携がおすすめです。
一方、「エージェントサービスは使いたくない」という方は、「転職エージェントも登録」にはチェックを入れないように気をつけてください。
また、リクナビNEXTでは匿名の履歴書・職務経歴書を登録すると、リクルートエージェントだけでなく、提携している400社もの転職エージェント からオファーが届きます。
オファーをもらって効率的に転職活動を進めたい方向けに、次章では、職務経歴書などの作成に役立つサービスをご紹介します。
5. リクルートエージェント・リクナビNEXTの「書類作成」に役立つサービス
本章では、書類作成に役立つサービスをご紹介します。
では、見ていきましょう。
5-1. 職務経歴書エディター|応募書類を簡単に作成できる(リクルートエージェント)
「職務経歴書エディター」は、リクルートエージェント登録者だけが利用できる、職務経歴書作成サービスです。
ガイドに沿って入力するだけで、簡単に職務経歴書を作成することができます。
それぞれの項目につき、豊富な入力例を紹介してもらえるため、初めての転職でも安心です。
また、PCだけでなくスマホにも対応しているため「PCを持っていない」という方にもおすすめします。
職務経歴書エディターがおすすめな方
- 転職活動に慣れておらず、書き方が分からない方
- 自分のキャリアをアピールする方法が分からない方
- PCを持っておらず、スマホで作成したい方
リクルートパイセンのサイトで職務経歴書エディターなるものがあって、そこで入力すればなんとなしに形にしてくれるのか便利ぃ…
出典:Twitter
職務経歴書ブラッシュアップしてるけど、昔に比べてリクルートのエディタかなり使いやすくなってるなぁ
出典:Twitter
作成した職務経歴書はWord形式でダウンロードし、そのまま担当者に提出できます。
※なお、リクルートエージェントに登録していない方は、作成途中に「保存」ができません。
登録した方が転職サポートを受けたり、経歴書を途中保存したりできるので、おすすめです。
リクルートエージェントの公式サイトを見る:
https://www.r-agent.com/
5-2. グッドポイント診断|自分の強みが分かる(リクナビNEXT)
「グッドポイント診断」とは、「リクナビNEXT」内にある会員限定の自己分析ツールです。
選択形式の質問に答えていくと、自分では気づかない特徴や言語化できない強みを見つけてくれます。
なお、グッドポイント診断はリクナビNEXTに登録すると誰でも無料で受けることが可能です。
転職活動を始めたときに、何からやればいいかわからず、友達に薦められてグッドポイント診断してみました。就職活動のときにやったSPIみたいな感じで、30分くらいで自分の強みが驚くほどわかりました!職務経歴書や履歴書の自己PRなどは、そのままコメントを使って書けてすごく楽でした!
出典:アンケート
リクナビのグッドポイント診断、30分かけて正確に分析してくれるから結果にも納得。教採2次の自己PRにバッチリ使えるからおすすめです!
出典:Twitter
診断結果は書類作成に役立つ!
グッドポイント診断を受検すると、あなたの強みが合計5つ出てきます。
中でも上位2つが「特にあなたらしい強み」と言えるものなので、積極的に自己PRポイントに盛り込んでみることをおすすめします。
書類にどのような書き方をすれば良いか分からないという方は、グッドポイント診断の結果をエージェントに提出してみるのも良いでしょう。
リクナビNEXTの公式サイトから登録する:
https://next.rikunabi.com
さいごに
リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いを解説しました。
両者は求人数やサービス内容をはじめ、様々な違いがあります。
両サービスを活用することで、転職の成功率を上げることができるでしょう。
ぜひ、以下のリンクから登録してみてください。
- リクルートエージェント :https://www.r-agent.com/
- リクナビNEXT:https://next.rikunabi.com
あなたの転職が上手くいくことを願っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。