薬剤師の紹介予定派遣に関する全知識|メリット・デメリットやおすすめ転職サイトを紹介

  • 「薬剤師の紹介予定派遣って何?」
  • 「普通の派遣と何が違うの?」

と、考えていませんか?

紹介予定派遣とは、派遣社員として一定期間働き、職場を見極めてから、直接雇用に切り替えられる働き方です。

ただし、必ず正社員として採用してもらえるとは限らないため、事前に仕組みを理解しておく必要があります。

そこで、本記事では薬剤師が紹介予定派遣として働くメリット・デメリットやおすすめの転職サイトについて詳しく解説します。

  1. 薬剤師の紹介予定派遣とは
  2. 薬剤師が紹介予定派遣で働くメリット
  3. 薬剤師が紹介予定派遣で働くデメリット・注意点
  4. 薬剤師の紹介予定派遣が合っている人の特徴
  5. 紹介予定派遣として働きたい薬剤師が登録すべき転職サイト3選

全て読めば、薬剤師の紹介予定派遣についてよくわかり、自分の働き方の選択肢を増やすことができるでしょう。

1.薬剤師の紹介予定派遣とは

そもそも紹介予定派遣がどのような仕組みなのかわからないという方が多いと思います。

そこで、本章では紹介予定派遣について詳しく解説します。

順に読み進めてみてください。

1-1.紹介予定派遣の仕組み

紹介予定派遣とは、一定期間(最長6ヶ月)派遣社員として働いたのち、派遣先薬局と派遣社員の双方の合意の上で、正式に社員として直接雇用される働き方のことです。

実際に一定期間働くことで、仕事内容や職場、人間関係が自分にマッチするかどうか見極めてから、正社員や契約社員として働くことができます。

ただし、派遣先薬局も派遣社員が働き続けることを望んでいる場合に限るため、必ず直接雇用されるわけではありません。

逆に薬局側が働き続けることを希望しても、派遣社員が断ることも可能です。

1-2.派遣会社に登録してから正社員になるまでの流れ

薬剤師の紹介予定派遣として働くことを希望する場合は、まずは派遣会社に登録する必要があります。

以下の画像に流れをまとめたので、ご確認ください。

派遣会社に登録して、派遣先が決まったのち、最長6ヶ月の派遣就労を経て契約終了です。

このタイミングで、双方が合意すれば直接雇用(正社員、契約社員、アルバイト・パート)になります。

1-3.紹介予定派遣と通常派遣の違い

通常の派遣と紹介予定派遣の違いは以下の4点です。

順に解説します。

(1)紹介予定派遣の方が派遣期間が短い

通常の派遣は最長3年間働けますが、紹介予定派遣は最長6ヶ月になります。

なお、紹介予定派遣は一般的には3~6ヶ月程度の派遣期間が多いです。

(2)紹介予定派遣は派遣期間中でも直接雇用できる

通常の派遣の場合、契約期間中に直接雇用することは契約違反になります。

しかし、紹介予定派遣であれば最長6ヶ月の契約期間の途中であっても双方の合意の上であれば直接雇用に切り替えることが可能です。

(3)紹介予定派遣は直接雇用が前提

紹介予定派遣は通常の派遣と異なり、契約期間終了後に直接雇用することを事前に明示する必要があります

そのため、求職者も派遣先薬局も直接雇用を前提とした派遣であることに同意した上で契約を進めることになります。

(4)紹介予定派遣は就業前の書類選考や面接が可能

通常の派遣だと、派遣社員と派遣先薬局は雇用契約を結んでいないため、就業前の選考が禁止されています。

一方、紹介予定派遣であれば将来的に直接雇用する前提があるため就業前の選考が認められています。

そのため、就業前の選考内容の結果よっては、働く前に断られる可能性があるため注意が必要です。

次章では、薬剤師が紹介予定派遣で働くメリットについて詳しく解説します。

2.薬剤師が紹介予定派遣で働くメリット

薬剤師が紹介予定派遣として働くメリットは多数あります。

本章では、以下の流れで薬剤師の紹介予定派遣のメリットについて解説します。

順に読み進めてみてください。

2-1.就職時のミスマッチが少ない

最大のメリットは就職時の職場とのミスマッチが少ないことです。

というのも、紹介予定派遣は通常の転職とは異なり、実際の業務を通じて社風や仕事内容を理解することができるからです。

また、社風や仕事内容以外にも、社内の仕組みや業務のフロー等を早く把握することができるため、直接雇用後もスムーズに新しい環境に適応できるでしょう。

そのため、職場のミスマッチによる退職を経験したことがある方や、できるだけ自分に適した職場で働きたいと考える方にはおすすめの働き方といえます。

2-2.正社員より待遇が良いことがある

派遣の薬剤師求人は、正社員よりも待遇が良いことがあります。

実際にファルマスタッフの求人を確認したところ、紹介予定派遣求人1,174件のうち、年収600万円以上の求人は全体の37.2%を占めていました。(2021年3月時点)

出典:ファルマスタッフ

日本の薬剤師の平均年収は561万円のため(出典:e-Stat)、約4割の求人が正社員よりも好待遇だといえます。

【補足】正社員より待遇が良い理由

正社員よりも派遣社員の待遇が良い最大の理由は、採用のコストを抑えられることです

一般的に採用するとき、求人広告費用や採用担当の人件費など、多くの手間とコストがかかります。

一方、派遣社員を採用すると、それらのコストがなくなるため、多少給料が高くても派遣薬剤師を雇うメリットがあるのです。

また、派遣社員だとボーナスが不要、有期雇用のため必要な時期だけ雇えるといったメリットも好待遇の理由の一つです。

2-3.派遣会社のサポートを受けられる

紹介予定派遣として働くことで、派遣会社のサポートを受けることができます。

具体的には、求人紹介だけでなく、就業期間の悩みや不安などの相談、薬局との交渉などのサポートです

また、各種保険や福利厚生は派遣会社のものが適用されます。

加入条件は会社によって異なるため、登録時に確認しておきましょう。

次章では、薬剤師が紹介予定派遣で働くデメリットや注意点について解説します。

3.薬剤師が紹介予定派遣で働くデメリット・注意点

薬剤師の紹介予定派遣はメリットが多い働き方ですが、以下のデメリットもあります。

順に解説します。

3-1.必ず正社員になれるとは限らない

紹介予定派遣で予定されているのは、あくまで「直接雇用」であり、「正社員とは限らない」点を理解しておきましょう。

あなたにとっての見極め期間は、派遣先の薬局にとってもあなたを見極める期間になります。

派遣期間終了後の直接雇用契約をあなたが希望しても、薬局があなたの能力や適性に問題があると判断した場合、そこで契約は終了です。

また、契約社員やアルバイト・パートなどの雇用形態で打診されることもあります

参考までに、「はたらこねっと」の調査によれば紹介予定派遣として働いてから正社員になったのは全体の26%でした。

出典:紹介予定派遣に関する調査|はたらこねっと

そのため、必ずしも正社員で働けるとは限らない点を理解しておきましょう

3-2.再就職手当がもらえない

失業保険給付期間を経て、就職が決まった場合、一定の条件を満たせば再就職手当が支給されますが、紹介予定派遣としての就職の場合、受け取ることはできません。

再就職手当とは

失業保険の給付を受けている期間中に再就職が決まった場合、まとまった金額が支給される手当のことです。支給日数が3分の1以上残っているなど、一定の要件を満たす必要があります。

再就職手当の支給要件の一つに「1年を超えての勤務が確実であること」と定められているからです。最長6ヶ月と決まっている紹介予定派遣では再就職手当が支給されません

ただし、直接雇用に切り替わったタイミングで1年を超えての勤務が確実であると認められれば支給対象になるため、該当する方は忘れずに申請しましょう。

次章では、ここまで解説したメリット・デメリットを踏まえて、薬剤師の紹介予定派遣が適している人の特徴を紹介します。

4.薬剤師の紹介予定派遣が合っている人の特徴

ここまでのメリット・デメリットを踏まえて薬剤師の紹介予定派遣が適している人の特徴は以下の通りです。

  • 転職先とのミスマッチを絶対に避けたい
  • 派遣会社のサポートを受けて転職したい
  • 今すぐ正社員になりたいわけではない
  • 必ずしも正社員にならなくてもいい

上記に該当する方で、紹介予定派遣という働き方に興味がある方は、次章で紹介する転職サイトに登録してみることをおすすめします

5.紹介予定派遣として働きたい薬剤師が登録すべき転職サイト3選

大手派遣会社だと、薬剤師の派遣求人を扱っていないことがほとんどです。

そこで、本章では以下の観点でおすすめの転職サイトを厳選しました。

転職サイトの比較・選定基準

  • 求人の数・質(重要!!)
    …コロナの影響で求人が減っている今、十分な紹介予定派遣求人を保有しているか
  • 提案力
    …ニーズに合った求人を提案してくれるか
  • サポート力
    …就業前・後のサポートは手厚いか

なお、十分な求人数が確認できたのが以下の3社のみのため、全て登録して選択肢をできるだけ増やすことをおすすめします。

転職サイト公開求人数 | 利用満足度
1位.
ファルマスタッフ
1,200件 | ★★★★☆4.3
紹介予定派遣求人が豊富で、サポートも手厚い
2位.
アプロドットコム
1,700件 | ★★★★☆4.1
紹介予定派遣求人数No.1
3位.
ヤクジョブ
400件 | ★★★★☆3.7
業界最大級の求人サイト

※求人数は2021年3月現在の値です。

ランキング形式で紹介していきます。

1位.ファルマスタッフ | 紹介予定派遣求人が豊富で、サポートも手厚い

求人の量・質

4.3

求人数は6万件以上。調剤薬局と派遣求人に強み

提案力

4.1

支店は全国15拠点にあり、地方の転職にも強い

サポート

4.0

20年以上にわたる転職支援実績も魅力

『ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積された豊富な転職ノウハウを惜しみなく伝えてくれる点が魅力です。

薬剤師の紹介予定派遣求人も1,000件以上保有しているため、紹介予定派遣として働きたい方は登録必須の転職サイトといえます。

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登録&利用は完全無料!1分でかんたん登録

関連記事:ファルマスタッフの評判

2位.アプロドットコム | 紹介予定派遣求人数No.1

求人の量・質

3.7

総求人数3万8,000件以上。好条件の求人を見つけやすい

提案力

3.5

ニーズに合わせて最適な提案をしてくれると好評

サポート

3.1

丁寧な転職相談が魅力、転職意思がそれほどなくてもOK

アプロドットコムは1998年に設立された薬剤師転職支援サービスです。

「転職希望者のニーズを徹底的に聞いて求人を探す」ことをモットーに成長してきました。

勤務地の細かい要望があった時は、当該駅周辺の薬局にコンタクトを取って求人を探すといった姿勢が高評価を受けています。

また、本記事で紹介している3社の中で最も多くの紹介予定派遣求人を保有しているため、紹介予定派遣を検討している方には必ず登録していただきたい転職サイトです。

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登録&利用は完全無料!1分でかんたん登録

関連記事:アプロドットコム評判

3位.ヤクジョブ | 業界最大級の求人サイト

求人の量・質

4.3

総求人数9万9,000件以上あるが、紹介予定派遣の求人は少ない

提案力

3.6

ニーズを丁寧に整理してもらえる

サポート

3.7

20年以上のサポート実績あり

ヤクジョブ』は20年以上にわたって薬剤師の転職・就職・派遣をサポートしてきた実績があります。

扱っている求人の幅が広いため、薬剤師としての転職を考えている方にはぜひ登録していただきたい転職サイトです。

紹介予定派遣の求人は決して多くはないものの、「ファルマスタッフ」「アプロドットコム」と併用していただきたい転職サイトになります。

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まとめ

ここまで薬剤師の紹介予定派遣について解説しましたが、いかがでしたか?

薬剤師の紹介予定派遣はメリットが多いものの、必ずしも正社員として雇ってもらえるわけではありません。

メリットやデメリットを理解した上で、興味がある方はぜひ本記事で紹介した転職サイトに登録して、求人情報を探してみてください。

転職サイト公開求人数 | 利用満足度
1位.
ファルマスタッフ
1,200件 | ★★★★☆4.3
紹介予定派遣求人が豊富で、サポートも手厚い
2位.
アプロドットコム
1,700件 | ★★★★☆4.1
紹介予定派遣求人数No.1
3位.
ヤクジョブ
400件 | ★★★★☆3.7
業界最大級の求人サイト

※求人数は2021年3月現在の値です。

あなたの転職がうまくいくことを心から願っています。