公務員試験の結果が思うようにいかず進路に迷う方、民間企業への就職に切り替えた方、公務員試験に受かる自信がない方など、公務員試験終了後からスタートする就職活動に不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
実は、公務員志望から民間企業就職に切り替えることは皆さんが想像しているほど難しい事ではありません。
実際に、多くの方が公務員試験終了後の夏からの就職活動で民間企業への就職を勝ち取っています。
一方で、公務員試験対策に集中していた方にとって、いきなり就職活動に取り組むことは情報や前提知識が乏しく簡単ではないというのが現実です。
この記事ではそのような方に向けて、公務員志望から民間企業就職へ切り替える際に大切なことや、夏以降の就職活動の流れ・コツなどを紹介します
- 公務員試験に落ちた場合どのような選択肢があるのか
- 公務員試験に落ちてからの就活の流れ
- 公務員試験に落ちてからの就活は難しい?
- 公務員試験を落ちてからの就活を効率的に進める方法
- 公務員試験を落ちてからの就活にもおすすめの就活エージェント
- 公務員試験を控えている方がやっておいた方がいい事
- 公務員から民間企業に切り替えるか決められない時に考えるべきこと
- 公務員として働くことと民間企業で働くことの違い
- 公務員試験に落ちてからの就活についてよくあるQ&A
- 最後に
目次
1. 公務員試験に落ちた場合どのような選択肢があるのか
公務員試験を終えた方も、公務員試験を控える方も、公務員試験に落ちた時のことが気になりますよね。
まずは、公務員試験に落ちた場合に取ることができる主な選択肢を3つ紹介します。
1-1. 休学・留年して次の公務員試験を受ける
まず1つ目が、大学に在学しながら一年後の公務員試験をもう一度受けるという方法です。
この方法では、休学・もしくは留年して大学生として公務員試験を受けます。
1年間勉強することができるので、1度目の反省を生かして十分な対策ができるでしょう。
留年すると授業料がかかってしまうので、前期のうちにある程度十分な単位を取得できている人は休学制度を利用して公務員試験対策に集中するのがおすすめです。
後期および翌年の前期を休学することで、ある程度授業料の出費を抑制できるでしょう。
加えて、この方法では、2度目の公務員試験に落ちてしまった場合も、新卒として就活をすることができます。
1-2. 卒業してから公務員試験に再挑戦する(就職浪人)
2つ目が、就職せずに卒業し、再度公務員試験を受けるという方法です。
一般に「就職浪人」と呼ばれるルートの1つで、在学しながら再受験する方法とは異なり留年・休学費用はかかりません。
講義へ出席することも当然ないため、試験対策に集中できるでしょう。
一方で、万が一公務員試験に受からなかった場合、新卒として就活をすることはできません。
企業によっては卒後3年以内の人を新卒枠で採用することもありますが、そうでない企業を志望する場合には「社会人経験ゼロの中途人材」という扱いでのエントリーになります。
中途採用では即戦力人材すなわちある程度のビジネス経験を持つことが求められるので、就職活動は難航するものと覚悟しなければなりません。
したがって、就職浪人は基本的におすすめできない方法と言えるでしょう。
1-3. 就職活動をして民間企業に就職する
最後に、民間企業に切り替え就職活動をして新卒として就職する方法です。
この場合、公務員試験後の就活になるので通常の就活に比べてスタートが遅くなってしまいます。
したがって就活対策や選考のスケジュールはタイトになってしまいますが、夏以降の就活でも十分チャンスがあります。
企業によっては3月よりも後に採用活動を始めるところもあるほか、より多くの有望な人材を求めて夏以降も採用活動継続・追加募集を行っている企業もあるのです。
また、一度就職してから再度社会人枠として公務員に挑戦することもできます。
民間企業に就職したからと言って、公務員になる道が完全に断たれるわけではありません。
夏以降の就活についてはこの後詳しく解説していきます。
2. 公務員試験に落ちてからの就活の流れ
では、公務員試験後に始める就活はどのように進めたらいいのでしょうか。
公務員試験後の就活の一般的な流れは以下のような流れになります。
この章では以上の4つのステップを具体的に紹介します。
2-1. 就活の軸を決める
まずは就活の軸を決めましょう。
あなたはどのような仕事をしたいですか? 仕事をするうえで一番大切なことは何ですか?
就活の軸を決めるうえでとても重要なのが自己分析です。
自分の人生を振り返ることで、大切にしている価値観や方向性を定めることができます。
就活の軸が定まると、企業・業界選びも簡単になるでしょう。選考の際も軸に基づいた一貫性がある方が有利になります。
就活の軸の決め方については、以下の記事も参考にしてみて下さい。
新卒の就活ではなく、転職の軸について詳しく解説している記事ですが、軸を決める上で参考になる点を沢山紹介しています。
2-2. 自分に合う業界・職種・企業を選ぶ
続いて、就活の軸を参考に自分に合う業界・職種・企業を選んでいきましょう。
夏以降の就活は選考の締め切りを考慮すると余裕がないので、大学のキャリアサポートセンターや就職エージェントなどを利用して業界や企業を紹介してもらいましょう。
頼れるサービスは有効利用し、効率的に進めていくのが就活を成功させる鍵です。
2-3. 選考対策
選考を受けたい企業がある程度決まってきたら、選考対策も同時に進めていきましょう。
選考対策としては主に、ES(エントリーシート)の作成と面接対策があります。
(1)ES(エントリーシート)の準備
ES(エントリーシート)とは、就活において企業に提出する応募書類です。
細かい部分は企業ごとに異なりますが、基本的には学生時代に力を入れたことや、長所・短所、自己PR、志望動機などの質問に答える必要があります。
複数の企業に対応できるように、それぞれ数パターン作っておくと便利です。
ESに記載された内容を基に一次選考や面接が行われるため、自己分析や企業分析を入念に行い丁寧に書く必要があります。
(2)面接対策
面接対策はできる限りしておきましょう。
夏以降の選考では「どうしてこの時期まで就活をしているのか?」という質問をされることもあります。
その際に、公務員を目指していたという事実だけでなく、公務員を目指していたからこそ聞かれるような質問にも答えられるようにしておかなければなりません。
企業側は、公務員のつなぎとして就活をしている可能性を疑っています。「どうして公務員を諦めたのか?」「公務員に未練はないのか?」など、厳しい質問も飛んでくるでしょう。
「公務員から民間企業に切り替えた理由」や、「社員として活躍する自分」を明確にして面接に臨む必要があります。
2-4. 内定獲得
以上のステップを経て最終選考をクリアすると、内定を得ることができます。
複数内定を得られた場合は、就職の軸を頼りに企業を選び内定承諾をしましょう。
3. 公務員試験に落ちてからの就活は難しい?
公務員試験後の就職活動の流れを理解しても、就活が成功する可能性や難易度が気になりますよね。
この章では公務員試験に落ちてからの就活の難易度について解説します。
3-1. 公務員試験に落ちてからの就活は難しい
単刀直入に言うと、公務員試験に落ちてから始まる夏以降の就活は簡単ではありません。
就職みらい研究所が実施した就職プロセス調査による就職内定率と就活実施率の結果によると、2021年卒の就職内定率が2月1日から8月1日にかけて9.0%から81.2%まで上昇しているのに対して、8月1日から3月卒業時点までの上昇率15%ほどと緩やかなのがわかります。
〔出典〕リクルート 就職みらい研究所:就職プロセス調査(2023年卒)2021年7月1日時点 内定状況,2021.
8月以降の就職内定率上昇率が15%程度である一方で、以下のグラフより就職活動実施率は8月1日時点で全体の30%であることから、夏以降の就職活動が通常に比べて厳しいことが分かります。
〔出典〕リクルート 就職みらい研究所:就職プロセス調査(2023年卒)2021年7月1日時点 内定状況,2021.
しかしながら、3月卒業時点では96%の人が内定を獲得しています。
諦めずに丁寧に望めば、十分に内定を獲得できるでしょう。
3-2. どうして公務員試験に落ちてからの就活は難しいの?
これまでは公務員試験に落ちてからの就活が難しいことをデータに基づいてお伝えしました。
では、どうして夏以降の就活は通常よりも難しいのでしょうか。以下では、主に三つの原因を紹介します。
(1)夏以降の新卒採用が少ない
公務員試験に落ちてからの就活が難しい理由の1つ目が、夏以降の新卒採用が少ないという事です。
先ほども示したように、大学生全体の内定率が3月始めから7月終わりにかけて80%程度まで上がるのに対して、8月以降は上昇率が15%程でありかなり緩やかです。
このことから、企業側は夏までにほとんどの採用を行い、夏以降は積極的な採用を行っていないことが分かります。
(2)民間企業への選考対策が不十分
公務員試験に落ちてから就活をする方は、公務員試験対策に集中しているため民間企業への選考対策をしていない方が大半です。
そのため、業界分析や企業分析をゼロからする必要があり、選考までに対策を間に合わせるのが難しくなります。
短期間で業界・企業分析、自己分析、選考対策をこなすのは大変なので、先輩や大学のキャリアサポートセンター、就活エージェントなど頼れるものは頼って効率的に進める必要があります。
(3)企業からの質問が鋭くなる
夏以降になると、春選考の内定辞退を埋める形で選考を行う企業も多いです。そのため、春の選考以上に慎重な選考になることが予想されます。
「公務員を本当にあきらめたのか?」「うちじゃなくてもいいんじゃない?」など、鋭い質問が飛ばされることもあるでしょう。
しっかり対策をして面接に挑む必要があります。
4. 公務員試験に落ちてからの就活を効率的に進める方法
公務員試験に落ちてからの民間企業志望という事で、体力的にも精神的にもできるだけ早く就活を終えたい人が多いと思います。
この章では効率的に就活を進めるための3つの方法を紹介します。
4-1. OB・OGからの紹介・大学のキャリアサポートセンター経由での応募
大学の先輩や、キャリアサポートセンターを通じて企業に応募するという方法があります。
先輩から具体的なアドバイスをもらえる上、紹介という形の応募であれば信頼があり、通常よりスムーズに選考が進むでしょう。
一方で、自分で企業を探すのに比べて選択肢が狭まる可能性があります。また、実際にそのような先輩がいたり、紹介があるとは限りません。
過度に期待しすぎず、頭の片隅にこの方法を置いておく程度が良いでしょう。
4-2. 公務員試験対策中に自己分析などをしておく
公務員試験がまだ終わっていない方で落ちたときのことを不安に思っている場合は、公務員試験対策と並行して自己分析や業界分析をしておく方法があります。
これらを先に済ませておくことで、公務員試験後はすぐに応募に進むことができます。
しかし、まずは公務員試験に受かることが重要です。余裕があり、民間企業に少しでも興味がある場合はしておくとよいでしょう。
4-3. 就活エージェントを利用する
最後に、就活エージェントに登録して効率的に就活を進める方法があります。
就活エージェントに登録すると、一般には公開されてない非公開求人などを紹介してもらえます。
さらに、エージェントの担当者が求人を紹介・エントリー手続きを代行してくれるため、自分で求人を探し応募するという手間が省けます。
就活を効率的に進めるという点では一番有効な方法と言えるでしょう。
一方で、就活エージェントのビジネスモデルから、担当者によっては一方的に求人を紹介される場合があります。
エージェントのおすすめではなく、紹介された求人の中から自分の判断軸でを選ぶことが大切です。
次の章では、就活生におすすめの就活エージェントを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
5. 公務員試験を落ちてからの就活にもおすすめの就活エージェント
就活エージェントを利用するのなら、口コミ・評判が良くサポート力に優れたエージェントを頼りたいですよね。
Career Theory編集部では、実際に就活エージェント・就活サイトを利用した学生100名に対するアンケート調査に基づき、本当に満足度の高い就活エージェントを次の3ポイントから厳選しました。
就活エージェントを評価する3つの基準
- 就職支援実績
その就活エージェントを利用して第一志望の会社から内定を獲得できたか - エージェントの質
エージェント(キャリアアドバイザー)が客観的なアドバイスや提案をしてくれるか。必要な対応を提供してくれるか - サポート体制
就活エージェントが内定まで並走し、最後まで親身にサポートし続けてくれるか
この結果、就活生の満足度が高いおすすめの就活エージェントベスト5は、次の5サイトでした。
〔数値実績等の出典〕各サービス公式サイトによる編集部調べ,2023年2月20日閲読.
どれか1つに迷ったら、まずは利用者の満足度平均点が1位だった『キャリアチケット』に登録してみるのがおすすめです。
『キャリアチケット』は良い企業の求人を紹介してもらえたと評判なだけでなく、就活相談に対するサポート体制やES添削・面接対策などといったアドバイスについても抜群の高評価を集めている就活エージェントなので、最初の相談先にするのが良いでしょう。
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また、可能であれば就活エージェントにはもう1~2社ほど追加で登録し、初回面談・初回の求人紹介での対応を見比べてからメインのエージェントを選抜するようにしましょう。
というのも、就活エージェントの利用にあたっては、実際にあなたを担当してくれるアドバイザーとの相性が重要となるからです。
人によっては熱心すぎるアドバイスに引いてしまったり、反対に、コンパクトなサポートがかえって物足りなく感じたりといったことも十分考えられます。
本当に自分へフィット感を感じる就活エージェントを利用し続けるのがベストな選択と言えるので、就活初動ではなるべく複数の就活エージェントを試すところから始めましょう。
ここからは上掲の各就活エージェントについて特徴やおすすめポイントを紹介していくので、ぜひサービスの比較・検討に役立ててくださいね。
1位:キャリアチケット|就活生の4人に1人が利用する大人気就活エージェント
キャリアチケットのおすすめポイント
- 就活生の4人に1人が登録する大人気就活エージェント(21卒学生登録者数から算出)
- 最短2週間で内定獲得(21年度実績)
- ES添削がLINEでできると就活生から好評
- 強みや志望企業に合わせて1社ずつ選考対策してくれる
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『キャリアチケット』は、就活生の4人に1人が登録している大人気の就活エージェントです(21年卒学生の累計登録者数から算出,公式サイト発表)。
オリコンの新卒エージェントランキングでもランキング上位常連のエージェントで、特にアドバイザーへの相談のしやすさ・サポート力について高い評価を集めています。
『キャリアチケット』では1社ずつ選考対策をしてもらうことができ、対策後の内定率は78%アップと非常に有用なアドバイスを受けることができます(数値はサービス利用者における選考対策の実施有無比,公式サイト発表)。
加えて紹介企業数も絞りに絞った厳選企業のみの紹介としており、利用者1人あたりの紹介企業数は5社とコンパクトな提案をしてもらえます。
じっくりとヒアリングした結果あなたにフィットする企業に絞って紹介してもらえるので、その量の紹介だけで十分応募先候補を見つけられた・就職決定に十分だったという利用体験談が多く寄せられています。
やみくもにエントリーして何度も選考に落ちるという就活から脱却したい就活生には、特におすすめの就活エージェントと言えるでしょう。
効率的に就活を進めたい学生、本当に自分に合う企業を紹介してほしい就活生は、ぜひ『キャリアチケット』に相談しましょう。
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2位:irodas|サービス利用満足度95%
irodasSALONのおすすめポイント
- サービス利用満足度95%(2022年度実績)
- 優良求人400社の中から自分にあった企業を厳選してもらえる
- 丁寧な初回カウンセリングで就活の方向性をがっちり固める
- 企業側が求めている人材を教えてもらえる
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『irodasSALON』は、利用者満足度95%の就活エージェント(2022年度)です。
約60分の丁寧な初回カウンセリングで、利用者の強みや魅力、仕事の軸などを引き出してくれるので、就職活動の方向性を序盤でしっかり固めてもらえるでしょう。
カウンセリングの情報をもとに、優良求人400社の中から専属のキャリアアドバイザーが一人ひとりにあった企業を厳選してくれるのも魅力の一つ。企業側が求めている人材を教えてもらえるほか、選考企業1社1社にあわせた書類・面接対策をおこなってくれるので内定率アップも期待できます。
また最短2週間で内定獲得した実績も!「なるべく早く内定をもらってて安心したい」という方には嬉しいサポート内容といえるでしょう。
プロと一緒に理想の就職先を探したいなら、irodasSALONをぜひ利用してみてください。
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3位: JobSpring(ジョブスプリング)|企業イベント、就活セミナーなどのイベントが充実
JobSpringのおすすめポイント
- 企業イベント、就活セミナーなど就活に関するイベントが充実
- CUBIC適性検査を活用した自己分析を実施
- 就活のノウハウが詰まったテンプレが入手できる
- 厳選した3~4社を紹介してもらえる
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『JobSpring(ジョブスプリング)』は、就職活動の包括的なサポートのみならず、企業イベント、就活セミナーなどのイベントが充実しているのが特徴の就職サイトです。
就活生自身が積極的にイベントに参加することで、自分にあった理想の仕事を見つけられたり、将来のキャリアを真剣に考えたりするきっかけになるでしょう。
イベント参加者の満足度も高く「参加されていた企業担当の方と近い距離で お話を伺える機会は貴重でした」「各企業のご担当者様のキャリアが掘り下げられていたため、働くイメージがつくりやすかった!」といった感想の声もあります。※調査概要:2021年3月26日~2021年9月15日までに開催したイベントのアンケート結果に基づく
また、就職活動に関する情報が詰まったテンプレートが受け取れたり、面談やセミナーを通してエージェントが保有するノウハウを知れたりする機会も豊富。
受け身ではなく積極的に就職活動をしていきたいと考えている方は、参加型のイベントが充実しているJobSpringがおすすめです。
サービスはLINEに登録すれば利用可能。わざわざパソコンを開かなくとも、手軽に情報が閲覧できるのは嬉しいポイントといえるでしょう。
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4位:キャリアスタート|入社後定着率92%の求人紹介を実現
キャリアスタートのおすすめポイント
- 入社後定着率92%!入社後に後悔しない選択を徹底サポート(2018年10月~2019年9月実績から算出)
- Zoom・電話などでどこでも相談可能!スキマ時間の就活に最適
- 20代~30代の若手エージェントが多くて相談しやすい雰囲気
- 力強い面接対策・トレーニングが役立つと大評判
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『キャリアスタート』は、最短2週間内定という実績がある就職エージェントです(2012年4月11日~2020年11月30日までの実績から算出,公式サイト発表)。
入社後の定着率が92%と非常に高く(2018年10月~2019年9月実績から算出,公式サイト発表)、入社して良かったと思えるような企業を紹介してもらえたという口コミが多く寄せられています。
『キャリアスタート』では約10年間にわたって若手の転職支援に力を入れてきたノウハウを活かして、就活生に対してもES作りや面接対策まで全力でバックアップしてくれます。
特に面接対策・面接トレーニングに力を入れており、応募先企業や各就活生の特性をふまえたアピール方法をみっちりと教えてもらえます。
紹介先の企業も年々増加中のサービスであるため、豊富な企業の中から自分にあった求人を選んでほしいと考えている就活生におすすめの就活エージェントだと言えるでしょう。
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5位: JOBRASS(ジョブラス)新卒紹介|厳選された非公開求人や独自の推薦フローの案内が受けられる!
JOBRASS新卒紹介のおすすめポイント
- 大手の人材サービス会社運営なので大手・有名企業とのコネクションが強い
- 面談満足度93%(同社調べ)と質の高いキャリア面談
- 求人企業各社の選考ポイントを詳しく教えてくれる
- 募集企業への詳しさを活かした企業ごとのES添削・面接対策も充実
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『JOBRASS(ジョブラス)新卒紹介』は、求人媒体大手企業のアイデム社が運営する新卒者向け就活エージェントです。
半世紀近くにわたる企業向け採用支援実績を通して培われた各企業との力強いパートナーシップが同社の武器であり、それが可能とする「求人の質」に大きな強みがあります。
約2,400社(JOBRASS会員企業数)の求人情報が掲載されており、特に、選りすぐりの人気・希少求人である約600社の非公開求人情報から厳選しての求人紹介を受けられるのが大きなメリットです。
さらに『ジョブラス』独自の推薦フロー(特別な内定ルート・選考フローなど)を案内してもらえるなど、求人企業との強固な信頼関係があるからこそ実現できるサポートを受けられる点も、就活生にとってはとても嬉しいポイントです。
また担当エージェントからの紹介だけでなく、企業からの特別オファーを受けることも可能です。
『ジョブラス』が持つ求人企業との太いパイプは求人紹介以外の面でも発揮されています。
たとえば各選考プロセス(1次面接、2次面接、3次面接のそれぞれなど)に対する企業側の所感を担当エージェントからフィードバックとして受け取ることができたり、求人票には表れていない各企業の❝リアル❞な実状を聞くことができたりと、企業選びから内定獲得まで力強いアシストを得ることができます。
各企業の募集背景や人材にかける期待にも詳しいので、その点をふまえたアピール方法をES添削・面接対策の場面で教えてもらえることに期待できます。
さらに情報を受け取るだけでなく、選考当日に自分からうまく発信できなかった熱意やアピールポイントであったり、聞きそびれてしまった質問事項であったりといった補足・フォローアップ事項についてもしっかりと企業側へ橋渡し・伝達してもらえます。
まずは登録して、初回の面談でエージェント(キャリアアドバイザー)に希望や不安をぶつけてみましょう。
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6.公務員試験を控えている就活生がやるべき事
この記事を読んでいる方には、この先に公務員試験を控えていて、落ちたときのことを不安に思っている方もいると思います。
そのような方に向けて、公務員試験に落ちたときのためにやっておいた方がいいことを3つ紹介します。
6-1. 自己分析
まず一つ目が、自己分析です。
自己分析をして自分を知る事は、公務員を目指す就活においても民間企業への就活において最も重要なことです。
自己分析は民間企業の選考だけでなく公務員試験の面接の際にも大いに役立ちます。
就活・公務員試験どちらにおいても大切なことなので、自己分析は早めに済ませておきましょう。
6-2. 新卒求人サイトに登録
民間企業に就職するつもりがなくても、求人サイトに登録しておくことをおすすめします。
求人サイトに登録すると、定期的に就活に関するメールが届きます。気が向いたときに少し目を通すだけで就活についての基本知識が付きます。
民間企業に切り替えなくてはならなくなった時、就活についての基本知識があると走り出しがスムーズになるでしょう。
6-3. スカウトサイトに登録
スカウトサイトとは、登録された学生のプロフィールを見て企業側がスカウトする制度を提供するサイトです。
これらのサイトにプロフィール情報を登録しておくと向こうから声をかけてくれるシステムなので、自分から企業情報を検索する手間がかかりません。
公務員試験に集中しながらも民間企業の内定を獲得することが可能となるでしょう。
下記の記事でおすすめのスカウトサイトを紹介しています。気になる方は登録してみてください。
8. 公務員から民間企業に切り替えるか決められない時に考えるべきこと
公務員を目指してきた方の中には、このまま公務員を目指し続けるか民間企業に切り替えるか悩んでいる方も多いでしょう。
この章では、そのようなときに考えるべきポイントを3つ紹介します。
8-1. 公務員を目指した理由・目的
まずは、自分が公務員を目指した理由や、公務員になる目的を思い出してみてください。
公務員になりたい理由や、公務員になることで叶えられる物事は、公務員として働くことでしか実現できないことですか。
例えば、公務員を目指した理由が「故郷のまちおこしに関わりたい」であれば、地域創生に取り組むベンチャー企業やNPO法人に就職してみることで実現できます。
公務員を志す理由が民間企業でも叶えられる事であるならば、公務員にこだわらず民間企業に就職してみるのも良いかもしれません。
8-2. 自分が民間企業で働く姿
自分が民間企業で働く姿を想像してみてください。
公務員を目指してきた方は、公務員として働く自分を想像したことは何度もあるでしょう。
その想像を、一度民間企業で働く自分の姿に置き換えてみてください。
実際に生活で利用する商品に関わったり、実力に合わせてお給料が上下する職場で活躍する自分が想像できますか?
違和感を感じなかった方は、民間企業に切り替えてみても良いかもしれません。
8-3. 再度受験するならば公務員試験へのモチベーションを維持できるか
公務員試験を再度受ける場合、周囲の同級生が就職し卒業していく中でさらに1年間勉強を続けなければなりません。
そのような状況を耐え抜く自信はありますか?
社会人枠として公務員を募集している所もたくさんあります。その為、大学卒業後すぐに公務員になることにこだわる必要はありません。
民間企業に就職後、やはり公務員になりたいと想った場合は社会人枠として公務員になることができるのです。
公務員試験へのモチベーションを保つ自信がない場合は、一度民間企業に就職してみることをおすすめします。
9. 公務員として働くことと民間企業で働くことの違い
公務員として働くことと民間企業で働くことで実際に異なることを具体的に3つの側面から見ていきましょう。
9-1. 働き方
公務員の働き方の特徴として、長期的なスパンでコツコツと、比較的決まった仕事をこなすという点があります。
人の流動は少なく比較的閉鎖的な環境で働くことになります。
一方で民間企業では、利益を第一に、時には大胆さやスピードを重視した働き方が求められます。
近年は日系企業でも転職が盛んになり、一般的に公務員よりも開放的な環境で働くことになります。
9-2. 収入
公務員の場合、給料は年功序列型で、終身雇用制であり解雇(免職)される事はほとんどありません。
ボーナスも必ず支給されるなど、安定した収入が見込めます。一方で副業などで収入を得ることは禁止されています。
民間企業の場合、近年は成果によって給料やボーナスが変わる成果主義が増えています。
倒産や解雇によって職を失う可能性もあり公務員に比べて不安定です。
一方で、就職先や実力によっては高収入が狙えます。
また、副業が禁止されていない場合は副業をしてさらなる収入を得ることができます。
9-3. 活動の目的
公務員は、国もしくは地方自治体のために活動をします。
地域や国に貢献し、利益を目的としない社会奉仕を最大の目的として活動しています。
一方で民間企業では、営利を目的として活動します。
社会的貢献を行う企業も多く存在しますが、利益が第一の目的です。
そのため、国内だけではなく国外まで活動を広げることもあります。
10. 公務員試験に落ちてからの就活についてよくあるQ&A
この章では、公務員試験に落ちてからの就活についてよくある6個の質問にお答えします。
今後の進路の参考にしてみてください。
Q1. 公務員試験に落ちてから就活する人はいる?
公務員試験に落ちてから就活する人はいます。公務員試験の倍率は国家総合職(大卒・法律)で15.7倍、東京都で13〜14倍、大阪府(大卒程度)で5.0倍と、合格するのは簡単ではありません。
その為、公務員試験の結果が思うようにならず夏以降に就活を始める人は少なくありません。
Q2. 公務員試験に落ちてからの就活をしても間に合う?
Q3. 公務員試験に落ちてからの就活は不利?
公務員試験に落ちてからの就活は、3章でデータでも示したように、春からの就活に比べると不利になります。一方で、夏以降の就活で内定を勝ち取る人も数多くいます。
就活のスタートが遅れても、諦めずに外部のサービスに頼るなど、粘り強く続けることで内定を得ることができるでしょう。
Q4. 公務員試験に落ちてからの就活を有利に進める方法は?
外部のサービスをうまく活用することで就活が有利に進むでしょう。大学のキャリアサポートセンターや、就活エージェント、OG、OBを頼りに効率的に就活を進めるとよいです。
又、公務員試験前から民間企業を意識した対策やスカウトサイトに登録をしておくという事も有効です。
Q5. 公務員試験全落ちの前から保険で就活するのはアリ?
ありです。公務員試験は受かる確率よりも落ちる確率の方が高い試験です。
落ちた後のことを意識して動いておくと万が一の時に役に立つでしょう。
しかし、二兎を追う者は一兎をも得ずということわざが表すように、就活を保険でするばかりに公務員試験への対策がおろそかになってしまうと本末転倒です。
優先順位を意識して行動することが大切です。
Q6. 公務員試験落ちてからの就活の流れは?
まずは民間企業に切り替えることを決めたら、自己分析や企業分析と並行して積極的に外部のサービスに頼り応募につなげていきましょう。夏以降の選考は時間に余裕がありません。立ち止まらずに、自己分析や企業分析と並行して選考対策を行う事が重要です。
11. 最後に
この記事では、公務員試験に落ちてから始まる夏以降の就活について紹介しました。
今後公務員試験を受ける予定の方は、万が一のことを考えて自己分析や就活の流れの確認など、民間企業への対策を少しでもしておくと安心でしょう。
公務員試験が終わり、これから就活を始めるという方も不安を抱える必要はありません。
夏以降の就活は簡単なものではありませんが、3章で紹介したように2021卒の全体の96%の人が3月末には内定を取得しています。
このように、粘り強く諦めずに続けることができれば内定を勝ち取る事ができるのです。
公務員試験に落ちてから就活を始める方は、勉強熱心で努力家な優秀な方が多いので、内定を得ることは難しくはないでしょう。
民間企業への切り替えを決めた方も、公務員試験の再受験を決めた方も、諦めずに努力を続けて未来を勝ち取りましょう。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。