かかりつけ薬剤師になるには?要件や申請方法を徹底解説

かかりつけ薬剤師の仕事に興味があっても

「自分に合っているかな」
「労働環境が厳しそう」

という不安があると思います。

結論として、やりがいを感じることができる人もいれば、労働環境に問題を感じる人もいるため、安易に決断するにはリスクが高すぎるというのが現実です。

ただ、かかりつけ薬剤師の要件や働き方を理解し、自分に合う制度かどうか見極めることができれば今よりも満足のいく働き方ができる可能性は秘めています。

この記事では、転職のプロとしてかかりつけ薬剤師への転職をサポートしてきた私が、

  • かかりつけ薬剤師に転職する前に知っておくべき現実
  • かかりつけ薬剤師になると決めたら取るべき行動

を紹介していきます。

  1. かかりつけ薬剤師とは、患者の薬を継続的に管理する人
  2. かかりつけ薬剤師になる方法
  3. かかりつけ薬剤師になるメリットデメリット
  4. 【結論】かかりつけ薬剤師になるのがおすすめの人
  5. かかりつけ薬剤師になるために最初にするべきこと
  6. おすすめの転職サイト
  7.  転職サイトをより効果的に利用する7ポイント
  8. 【図解】転職サイト利用の流れ
  9. 【FAQ】かかりつけ薬剤師への転職でよくある疑問と回答

本記事を読めば、かかりつけ薬剤師への転職に関する悩みが解決し、後悔なき決断ができるでしょう。

薬剤師500名が選んだ人気の転職サイト

編集部が実施した薬剤師500名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての薬剤師におすすめの相談先です。

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1. かかりつけ薬剤師とは、患者の薬を継続的に管理する人

かかりつけ薬剤師とは、一人の患者の薬を継続的に管理する薬剤師のことです。

薬の調剤や処方だけでなく、幅広い業務を行ないます。

1-1. かかりつけ薬剤師の仕事内容

かかりつけ薬剤師の主な仕事内容は、以下の通りです。

  • 患者の薬や健康状態に関わる情報を把握し、支援する
  • 似た薬が重複していないか、飲み合わせが悪い薬がないか確認する
  • 時に医師にも相談しながら、適切な成分や量の薬になるよう調整する
  • 日常の健康や介護に関する相談に、24時間体制で応じる(場合によっては自宅に訪問し、調剤を行う)

このように、担当している患者のサポートを徹底的に行うのが特徴です。

1-2. 患者にとってのメリット

健康や介護についても幅広い知識と経験<を持つ かかりつけ薬剤師は、とても信頼がおける存在です。

かかりつけ薬剤師がいることにより、患者は以下のようなメリットがあります。

  • 薬のプロが身近にいることにより、安心して薬を使用することができる
  • 薬局が開いていない時間でも薬の相談ができるため、在宅医療がしやすい

在宅医療や介護を要する人の増加につれ、かかりつけ薬剤師の存在は必要不可欠となってきています。

出典:厚生労働省

次章では、給料や働き方などを目安にかかりつけ薬剤師になるメリットとデメリットをご紹介します。

2. かかりつけ薬剤師になる方法

かかりつけ薬剤師になるには、幾つかの条件があります。

それぞれ見ていきましょう。

2-1. かかりつけ薬剤師の算定要件(2020)を満たす

申請に必要な算定要件の3項目を以下にまとめました。

  1. 薬局での勤務経験
  2. 研修認定薬剤師の認定取得
  3. 医療に関係する地域活動への参加

順に解説していきます。

1. 薬局での勤務経験

まず、以下の薬局での勤務経験を満たす必要があります。

  • 3年以上の薬局勤務経験
  • その薬局に週32時間以上勤務
  • 勤務先の薬局に1年以上在籍

病院での薬剤師業務経験は、年数関係なく「1年」と集計されます。

そのため、病院で勤務経験がある薬剤師の方は、薬局でも2年の業務経験が必須です。

また、同じ薬局への再雇用で1度退職された方の実績はリセットされます。

育児休暇の期間もカウントされないため、要注意です。

2. 研修認定薬剤師の認定取得

次に、研修で一定の単位を取得して研修認定薬剤師になることも必須項目です。

これらの研修は、薬剤師認定制度認証機構により認証された30の団体のものに限られています。

団体は大学や民間団体など様々で、講習会やe-ラーニングなど幅広い学習形態が存在します。

e-ラーニングを用いた講座でおすすめなのが「かかりつけ薬剤師.com」です。

一般社団法人 医歯薬アドバンス365が運営しており、1単位90分の講座をオンラインで受講することができます。

団体から発行される受講証明書には、下記のような規定があります。

  • 証明書はA4版(縦長)
  • 研修受講シール1枚につき証明文書
  • 受講年月日
  • 受講者氏名
  • 受講者の薬剤師免許番号
  • 取得単位数
  • 発行番号

上記を含む多くの団体では3年ごとの更新が必要です。

出典:Ph-port 「研修受講シール「受講証明書」について(公益財団法人日本薬剤師研修センターより)

3. 医療に関係する地域活動への参加

地域活動に参加することも、かかりつけ薬剤師になるための条件です。厚生労働省は、以下の例を挙げています。

  • 地域行政や医療関係団体などが主催する講演会への参加
  • 地域で多種職が連携して行っている研修会への参加や、演者としての実績
  • 委託を受けて行う学校薬剤師の業務 (ex.子供たちに薬の適正使用について説明)
  • 休日夜間薬局としての対応、休日夜間診療所への派遣

このように、行政や薬剤師会が主催する地域活動への参加が主となっています。

メーカー主催のものは地域活動として認められていないのでご注意ください。

2-2. 患者から指名してもらう

かかりつけ薬剤師は、患者からの指名制です。

指名がしたいという意思表示があれば同意書を作成し、患者に内容を説明します。

同意書に署名を得ることができれば次回の処方時から、かかりつけ薬剤師として仕事を行うことができます。

3. かかりつけ薬剤師になるメリットデメリット

かかりつけ薬剤師になるメリットとデメリットを、それぞれ4つずつまとめました。

メリット
デメリット

まずは、かかりつけ薬剤師になるメリットについて、詳しく解説していきます。

3-1. メリット

    1. キャリアアップに繋がる
    2. 異動の可能性が低い
    3. やりがいを感じられる
    4. 地域との関わりが増える

それぞれ見ていきましょう。

メリット1. キャリアアップに繋がる

かかりつけ薬剤師になる1つ目のメリットは、キャリアアップに繋がることです。

理由としては、認定要件を満たすことが薬剤師としての実績となるからです。

また、高齢化により増加するかかりつけ薬剤師の需要に対応できる人材の不足から、転職市場ではとても需要があり、年収が高い傾向があります。

薬剤師全体では以下のように、50代をピークに年収が下がってしまう傾向です。

出典:厚生労働省

薬剤師として成長し続けたい方にはかかりつけ薬剤師への転職がおすすめです。

メリット2. 異動の可能性が低い

かかりつけ薬剤師になると、異動の可能性は低下します。

なぜなら、同じ薬局に週32時間以上勤務する必要があるからです。

また、特定の患者に長期に渡ってサポートしていく体制があります。

つまり、異動が多いことが不満である方はかかりつけ薬剤師になるということも1つの手段です。

メリット3. やりがいを感じられる

患者からの指名を受け、頼れる薬剤師として慕われることは仕事に対する大きなやりがいを感じることに繋がるでしょう。

患者の薬をまとめて管理することで、患者に寄り添った服薬指導をし、薬や健康への不安を取り除くことが可能となります。

患者からの信頼は高まっていくことが、モチベーションの向上にも効果的です。

メリット4. 地域との繋がりが増える

地域活動に参加することで、地域住民と交流する機会が増えるでしょう。

活動を通した出会いが、かかりつけ薬剤師への指名へ繋がる可能性があります。

また、かかりつけ薬剤師の認知度を上げるチャンスにもなります。

一方で、かかりつけ薬剤師になるデメリットも考慮しなくてはなりません。

3-2. デメリット

  1. 勤務時間 (24時間対応)
  2. ノルマがきつい
  3. 維持が大変
  4. プレッシャーが大きい

順に解説していきます。

デメリット1. 勤務時間 (24時間対応)

かかりつけ薬剤師の勤務時間は長く、不規則です。

患者から薬や健康に関する相談がある場合、24時間体制で応じなくてはなりません。

また、受け持つ患者が多くなるほど要請を受ける率は高まり、多忙となってしまいます。

そのため、プライベートの時間を重視する方には不向きであると言えます。

デメリット2. ノルマがきつい

同意書の取得や算定の数にノルマが課される企業も存在するようです。

下記の口コミからも分かるように、特に大手の調剤薬局への転職を検討されている方は、注意すべき点です。

口コミ・評判

匿名さん
かかりつけ薬剤師の算定のノルマがキツイ。1人当たり30件取れと上から命令が来てます。私はまだ算定できないですが、嫌です。この制度。算定取れる時期になる頃には、確実に今の薬局辞めます。大手調剤チェーンには、正社員で2度と勤めたくない

出典:Twitter

ノルマがきつい会社に転職しないためには、頼れる人に相談しアドバイスをもらうと良いでしょう。

デメリット3. 維持が大変

かかりつけ薬剤師になった後も、資格を維持することは容易ではありません。

なぜなら、「研修認定薬剤師」の資格を1度取得しても、3年毎に更新する必要があるからです。

また、更新のためには、研修に参加し30単位以上を取得する必要があります。

よって、仕事の間を縫って勉強し続けることが大切です。

デメリット4. プレッシャーが大きい

業務において高い質を求められるかかりつけ薬剤師の仕事には、大きなプレッシャーが伴ってくるでしょう。

これは、患者の情報を丁寧に管理し、常に患者に合わせた情報提供を行わなくてはならないからです。

信頼を失わないためにも、患者の個人情報の管理なども徹底して行う必要があります。

このような日々のプレッシャーに、耐えることができるメンタルの強さが必要です。

4. 【結論】かかりつけ薬剤師になるのがおすすめの人

以下の項目に多く当てはまる方は、かかりつけ薬剤師になることがおすすめです。

  • キャリアアップして収入を増やしたい                
  • やりがいを感じたい              
  • 異動をしたくない                      
  • 長時間勤務やプレッシャーに耐えられる
  • 勉強し続けることができる

まだ迷われている方はメリットとデメリットをもう1度比較し、自身の生活における優先順位について考えましょう。

メリット
デメリット

5. かかりつけ薬剤師になるために最初にするべきこと

かかりつけ薬剤師への転職を検討している方が、これからするべきことが2つあります。

それぞれ見ていきましょう。

頼れる相談相手を作る

かかりつけ薬剤師は比較的新しい制度であり情報が限られているため、1人でやらずに相談相手を見つけると良いです。ただ、相談相手は誰でも言い訳ではありません。以下の条件に当てはまる人を探してみましょう。

  • 転職そのものに詳しい
  • かかりつけ薬剤師への転職事情に詳しい

とはいえ「身近にそんな人はいない」という方に、無料で使えるサービスをご紹介します。

転職サイトを利用する

多くの方が、無料で利用できる「転職サイト」というサービスに登録しています。

転職サイトに登録すると担当者がつき、その方に色々な相談することができます

例えばかかりつけ薬剤師への転職に本当に向いているのかどうかなどの質問もしてみると良いでしょう。

他にも、転職を決意した際には以下のようなサポートを受けることができます。

  • 履歴書、職務経歴書の作成(添削)
  • 求人探し
  • 求人の応募手続き
  • 面接の日程調整
  • 配属先の交渉
  • 給与・ポジションの交渉
  • 雇用契約書の確認
  • 入社関連手続き

手続きを多く代行してくれるため、企業と直接やり取りする必要が最終面接時以外はほぼありません。

では実際に、かかりつけ薬剤師への転職に強いサイトを紹介していきます。

6. おすすめの転職サイト

5つのおすすめの転職サイトをランキング形式で以下にまとめました。

是非参考にして見てください。

1位. 薬キャリエージェント|求人数が多く、交渉力が強い転職サイト

薬キャリ

『薬キャリエージェント』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、(※エムスリーキャリア調べ)調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

公式サイト:
https://agent.m3career.com/

2位. マイナビ薬剤師|豊富な求人数と面談の安定感

マイナビ薬剤師

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、54,673件の求人を掲載しています

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

※マイナビのプロモーションを含みます。

3位. ファルマスタッフ|日本調剤グループ・病院求人でトップクラス

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

特に調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスです。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。正社員求人だけでなく、派遣求人も多く扱っています。

20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力です。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

4位. ファーマキャリア|優秀なコンサルタントによるオーダーメイドでの提案力が強み

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
https://pharmacareer.jp

5位. リクナビ薬剤師|優秀なコンサルタント・ドラッグストア求人

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

薬剤師におすすめの転職サイトの口コミについて、さらに詳しく知りたい方は「200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職サイトおすすめランキング」を参考にしてみてください。

7転職サイトをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、転職サイトをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職サイトも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

8【図解】転職サイト利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職サイトに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職サイトのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職サイト経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職サイトであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

9. 【FAQ】かかりつけ薬剤師への転職でよくある疑問と回答

かかりつけ薬剤師へ転職する際によくある疑問は以下です。

それぞれ回答を見ていきましょう。

Q-1. 40代で転職することは可能ですか?

可能です。

調剤スキルや電子薬歴への対応スキルをアピールすると良いでしょう。

とはいえ、調剤経験がなくても「調剤未経験の方は研修期間有り」という求人を選ぶことで研修を受け学ぶことができます。

また、謙虚な姿勢やコミュニケーション能力も大切なアピールポイントです。

なぜなら、年下の上司や同僚に仕事を教わったり指導を受けたりする可能性が高いからです。

転職を成功させるためにはこれらのスキルを持ち合わせていることが大切です。

Q-2. 派遣薬剤師はかかりつけ薬剤師になれますか?

派遣薬剤師からの転職は非常に厳しいです。

なぜなら、3年以上の薬局勤務経験という算定要件を派遣業務で満たすことが難しいからです。

派遣の場合最長3年しか同じ職場で働くことができません。

そのため、かかりつけ薬剤師になりたい方は、まず正社員として働かれることをおすすめします。

Q-3. 指導料と包括管理料の違いは何ですか?

指導料と包括管理料の違いは、下記のとおりです。

かかりつけ薬剤師指導料

かかりつけ薬剤師指導料」とは、かかりつけ薬剤師が処方医と連携して患者の服薬状況を継続的にまとめて把握した上で薬を処方する際に算定できるものです。

料金は医療費の負担が3割の人で100円程度です。

包括管理料

包括管理料とは指導料とは違い、対象となる患者に限定して算定される料金です。

これは、かかりつけ薬剤師が追加で行う業務への対価を支払うために設定されているものであり、「地域包括診療加算」「認知症地域包括診療加算」を算定している患者に対し、業務を行う場合に算定できます。

ここでの業務とは、保険医と連携して服薬情報を継続的にまとめて把握した上で服薬指導等を行うことを指します。

Q. かかりつけ薬剤師指導料は必ずもらえますか?

指導料は必ずもらえる訳ではありません。

下記のグラフのように、指導料の届け出をしている人は67%に止まっています。

出典:ネグジット総研「かかりつけ薬剤師に関する調査レポート

指導料を受け取るには様式90」(全国共通)の届け出が必要となります。

10. さいごに

いかがでしたか。

かかりつけ薬剤師の仕事は大変ではありますが、メリットは多くあります。

まだ転職をするかどうか悩んでいる方でも以下の転職サイトに登録し、1度相談してみることをおすすめします。

あなたの転職が成功することを心から願っております。