キャピタル・アセット・プランニングに転職すべき？口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、キャピタル・アセット・プランニングに転職しようかな…？」と考えていませんか？

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、キャピタル・アセット・プランニング（”CAP”）への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、CAPへの転職についてご紹介します。

まとめ｜CAPの特徴と転職のポイント
CAPの企業情報
CAPの採用情報
CAPの求人情報
CAPに関する口コミまとめ
CAPへの転職を成功に導くたった1つのコツ
CAP転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

すべて読んでいただければ、あなたがCAPへ転職すべきか判断できるとともに、CAPへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ｜CAPの特徴と転職のポイント
2. CAPの企業情報
3. CAPの採用情報
4. CAPの求人情報
5. CAPに関する口コミまとめ
6. CAPへの転職を成功に導くたった1つのコツ
7. CAP転職で必ず登録すべき転職エージェント5選
さいごに

1. まとめ｜CAPの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「CAPに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

CAPの特徴

生命保険などの資産運用システムでは業界首位級を誇る独立系SIer
エンジニアを中心に特にやりがいや実力成長も実感されている
全社員のうち約9割が中途で、人の入れ替わりも多め
給与は実力主義で平均年収は571万円(口コミベース)
働き方は職種・部署によっても大きく異なる(残業は月平均40時間)
業界的にもまだまだ女性は少なめ／産休育休などの制度も完備

CAPへの転職のポイント

中途採用は随時行なっている
採用HP・おすすめ大手転職サイト(公開求人)ともに「エンジニア職、コンサルタント職」など様々な職種で募集あり
非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. CAPの企業情報

	概要
本社所在地	大阪市北区堂島2-4-27（新藤田ビル6F, 7F）
代表者	代表取締役社長　北山雅一
設立	1990年
資本金	約9億円
売上	連結73億円（2019年9月期）
従業員	連結296名、単体286名（平均年齢36.4歳/2019年12月）
事業内容	金融機関向けシステムインテグレーション

2-1. 事業内容

CAPは、生保/銀行/証券などの金融機関向け業務コンサルティングやシステム開発を手掛けるSIer(システムインテグレーター)です。

特に資産運用システム(生命保険の販売支援システム等)では国内首位級の実績を誇り、プライム案件9割以上、自社開発も9割以上で、戦略立案や要件定義から運用まですべてのプロセスを一貫体制も強みです。

2-2. トップメッセージと事業計画

CAP企業HPより

CAPは、「FT(Financial Technology)とIT(Information Technology)の統合を企業ミッションに掲げ、革新的な金融インフラを提供しています」とメッセージしています。

現時点で大企業を中心に30社以上の金融機関との取引があり、プロジェクト数は年間300件程度です。足元では、相続税対策の個人資産管理システムを育成中です。

その他にも、顧客データベース構築など様々なシステムを自社開発領域とし、あらゆる生命保険クライアントのニーズに的確なソリューションを提供する”ブティック型システムインテグレーター”としての地位確立などを目指しています。

2-3. グローバル展開

CAPは、例えば日系企業の海外事業もITシステム面から積極的に支援していますが、現時点ではあくまで国内事業メインです。

（現時点で私が調べた限りでは、海外事業について特に目立った情報は見当たりませんでした。）

グローバルに活躍したい人は・・

もし海外赴任等グローバルに活躍することを望むなら、積極的に海外進出をしている日系メーカー/金融機関への転職をおすすめします。

例えば外資系企業の場合、キャリアステップによっては海外の他支社で働くチャンスもあります。

しかし、結局日本支社は支社のひとつに過ぎないので、日本国内のビジネスに関わることが中心となりやすいためです。

CAP企業HP：https://www2.cap-net.co.jp/
見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

	見るべきポイント
事業概要	自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報	「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ	会社がどこへ向かっているのかをチェックします。会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. CAPの採用情報

ファイナンスとテクノロジーを軸とするSIerなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか？

3章では、CAPの採用情報についてお伝えします。

3-1. CAPの採用職種

現在、同社の採用HPでは以下の通り、「エンジニア職、コンサルタント職など」様々な職種で中途の募集があります。(以下参照)

職種	募集中の職種
エンジニア職	ソリューションエンジニア職スマートフォンアプリ開発エンジニア職クラウドエンジニア職 AI開発エンジニア職
コンサルタント職/技術職	コンサルタント職（富裕層向け事業承継・財産承継システム）技術営業職（富裕層向け事業承継・財産承継システム）
その他	デジタルストラテジスト生命保険業務のプロフェッショナル

その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。（例えばエンジニアとして同社のキャリアパスも参考になります）

3-2. 平均年収

転職時の平均年収　：　500~600万円
社員の平均年収　：　571万円（平均年齢36.4歳）

会社四季報より

CAPの平均年収は571万円で以下の通り、同業大手と比べて平均的です。

社名	平均年収	平均年齢
システム情報	611万円	38.4歳
CAP	571万円	36.4歳
日本システム技術	571万円	36.9歳

給与は年俸制(12分割して毎月支給)で、労働裁量制も採用しており、給与はみなし残業代込み(月約30時間分)です。給与は実力主義で、昇給のチャンスは年1回(4月)、賞与は年1回(業績連動)支給されます。

また、福利厚生は一般企業並みに完備されており、例えば住宅手当、財形貯蓄、持株会、退職金制度、資格取得支援制度、大手福利厚生会社のプラン(宿泊費・レジャー費の補助等)などもあります。

3-3. 労働環境

平均残業時間　月：40時間

CAPの平均残業時間は【月40時間程度】で、競合(日本システム技術やシステム情報など/残業月平均30時間程度)と比べて残業はやや多めです。

自身の業務に支障さえなければ有給も比較的とりやすいようですが、職種や担当案件などによっても「ワークライフバランスは大きく異なる」という声も目立ちます。

労働環境(残業時間など)については、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

CAP採用HPより(メッセージ本文)

採用HPでは新卒・中途向けに、「Finance(金融工学)×Information(情報技術)の統合／破壊的な行動こそが、イノベーションにつながる」とメッセージしています。

様々なイノベーションも通じて成長してきた同社ですが、社風や雰囲気を知るためには社員インタビューや事例紹介なども参考になります。

同社は中途が約9割(バックグラウンドも様々)を占めており、同社の経営理念などへの共感はもちろん、イノベーションを創造できる高い専門性を有することなどをしっかりアピールするのも良さそうです。

※CAPの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

企業採用HP：採用トップ、中途採用、採用メッセージ、事例紹介

4. CAPの求人情報

CAPへの転職を検討しています。どんな求人がありますか？

おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「エンジニア職」「事業承継コンサルタント職」「金融業務コンサルタント職」で中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、CAPの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. “エンジニア職”で中途の求人あり

dodaでは、「Webアプリエンジニア職」などで中途の募集があります。

具体的には、生命保険などの大規模な金融機関向けフロントエンドシステム（投資信託販売支援システム・保険設計システム等）開発における要件定義から運用まで担当するやりがいのある仕事です。

ちなみに必須要件は「JavaやC#を使用してのオープン系・Web系開発経験(3年以上)」で、年収は350~600万円です。

4-2. “事業承継コンサルタント職”などの職種で中途の求人あり

dodaでは、「富裕層向け事業承継・財産承継コンサルタント職」でも募集があります。

具体的には、単なる節税対策だけにとどまらず、財産の分割方法、納税資金をはじめ、例えばオーナー経営者に対しては自社株式の引継ぎ方法なども含めて提案するやりがいのかる仕事です。

ちなみに必須要件はつぎのいずれかで、「①税理士、②税理士科目合格3科目以上(相続税必須)、③CFP, CMA(日本アナリスト協会検定会員)」で、年収は600~900万円です。

4-3. “金融業務コンサルタント職”でも求人あり

dodaでは、「金融業務コンサルタント職」でも募集があります。【年収500~800万円】

具体的には、金融機関の業務革新のためのシステムソリューション導入に際し、FPの知識や生命保険営業の経験なども活かして活躍できます。

ちなみに、必須要件は「生命保険の営業経験あるいは生命保険に関わる業務経験（代理店経験なお可）」です。

5. CAPに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、CAPの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

CAPに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

	コメント
給与・福利厚生（待遇）	給与(実力主義)は競合並み福利厚生は一般企業並みに完備
仕事のやりがい・成長	営業職では特にやりがいや自己成長も実感されている人事評価の基準があいまいという声も目立つ
人間関係・社員の雰囲気	年齢, 年次を問わず風通しが良いと好評人の入れ替わりも多く、全社員のうち中途が約9割
その他	業界的にもまだまだ女性は少なめ産休育休などの各種制度も完備されています目立つ

5-1. 給与・福利厚生（待遇）

給与(実力主義)は前職の給与も考慮して決定され、「成果を出し続ければ昇給ペースも早い」という中途の声もあります。

平均年収(571万円)は競合並みですが、残業時間や仕事量は多めなので “拘束時間も考慮すると給与は物足りない”と感じる可能性もあります。

ちなみに、残業代は深夜残業分(22時以降)のみ支給されるという声もある他、福利厚生について特に大きな不満の声は見当たりませんでした。

5-2. 仕事のやりがい・成長

大手金融機関との直取引も多数である他、エンジニア職では要件定義から開発・運用を一気通貫で担当するため、やりがいや自己成長も実感されています。

生命保険向けでは業界首位を誇り、高い技術力を有しているため、システムエンジニアとしてキャリアを積みたい人には特に向いています。

ちなみに、人事評価(年1回)については評価基準があいまいで、モチベーションを維持しづらいという声も目立ちます。（例えば役員クラスが決定した年俸や昇給額は、評価対象者の直属の上司にも知らされないようです）

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

年齢や年次を問わず、上司や役員にも話しかけやすいなど風通しも良いと好評です。

人の入れ替わりは多く、全社員のうち中途が約9割(そのうち約8割が異業種からの転職者)です。バックグラウンドも様々ということもあり、社員同士の各種イベントも多め(懇親会やスポーツイベント等)のようです。

ちなみに男女関係なく活躍できる環境で、特に女性エンジニア職はまだまだ少なめですが、近年は女性も働き続けやすい環境づくりも積極的に推進中です。

※CAPを志望する人におすすめな他の企業は？

CAPが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
日本システム技術株式会社(SIer)
バステル株式会社
ノバシステム株式会社
株式会社システム情報
株式会社JR西日本ITソリューション

6. CAPへの転職を成功に導くたった1つのコツ

CAPに転職することを決めました！転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

CAPへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

独自の非公開求人をもらえる可能性がある
業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能
年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、CAPの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか？」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…？」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. CAP転職で必ず登録すべき転職エージェント5選

CAPへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい！

CAP志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

CAPに関する求人（非公開を含む）を保持する可能性が高いか
CAP以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。（登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません）

	登録必須度	特徴
リクルートエージェント	全員必須◎	業界最大手で求人数No1。大企業への転職実績多数。
doda	全員必須◎	業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
マイナビエージェント	20,30代なら◎	業界最大手で親身なサポートから満足度が高い
パソナキャリア	初めて転職は◎	サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
リクルートダイレクトスカウト	外資・技術系は◎	ハイクラス求人数No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

親身なサポートを得たい方は『マイナビエージェント』も合わせて登録
転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
ハイクラス求人をお探しの方は、『リクルートダイレクトスカウト』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。