26歳の平均年収は?中央値や男女別・学歴別の収入の違いを徹底解説

  • 26歳の平均年収はどのくらいだろう
  • 周囲と比べて自分の年収は低いのだろうか

と考えていませんか?

結論からいうと、26歳の平均年収は363万円と言われています。

ただ、平均年収は性別や企業規模によって異なります。

そこでこの記事では、26歳の年収事情をより詳しく知りたいと考えるあなたに向けて、「26歳の平均年収」について、転職サイトや公的機関調査をもとに分かりやすく解説します。

(目次)

すべて読めば、26歳の平均年収を詳しく把握でき、周囲と比べてあなたの年収は高いのかが分かるでしょう。

1. 26歳の平均年収は363万円

26歳の平均年収は、363万円です。

参考:doda『年代別・年齢別 平均年収情報』

男女別にみると、

  • 男性:384万円
  • 女性:339万円

と、約45万円の差が生じていることがわかります。

なお、上記は転職エージェント利用者を対象にした調査です。

2018年9月~2019年8月の1年間にdodaエージェントサービスに登録した人の平均年収データを20歳から65歳までの年齢別に集計しました。

参考:doda『年代別・年齢別 平均年収情報』

平均年収は調査によって若干の変動があるものの、26歳の平均年収は330~390万円というのが一般的のようです。

国税庁が実施する「民間給与実態統計調査」によると、20代の平均年収は以下の通りとなっています。

年代平均年収
20代前半
(20~24歳)
267万円
20代後半
(25~29歳)
370万円

参考:平成30年度『民間給与実態統計調査』

こちらは、26歳だけを対象にしたものではありませんが、上記の表をみる限り、20代中盤である26歳の平均年収は「300万円後半」辺りが妥当であると判断できます。

26歳の年収の「中央値」は320万円前後

26歳男女総合の年収中央値は、320万円前後と考えられます。

厚生労働省の調査をもとにした、20代の年収中央値の推定金額は以下の通りです。

年代男性女性
20代前半
(20~24歳)
297万円288万円
20代後半
(25~29歳)
341万円319万円

※「月収中央値 × 12 + 平均賞与」で算出
参考:平成30年賃金構造基本統計調査

年代や男女によって異なりますが、概ね320万円前後であると判断できます。

補足:平均年収と年収中央値の違い

  • 平均値
    …対象者の年収を足し、対象者の数で割った値
  • 中央値
    …対象者の年収を上から順に並べ、ちょうど真ん中に位置する値

平均値は一部の極端な値が全体に大きな影響を及ぼします。

一方で中央値は、極端な値が含まれていたとしても、その影響はほとんどなく、よりリアルな結果が導き出されます。

※参考記事:『年収の中央値はいくら?年代別・男女別・雇用形態別に解説』

ここまでは26歳の平均年収を紹介しました。

次の章からは、同年代の年収をより詳しく把握するために、20代後半(25歳~29歳)の「条件別の平均年収の違い」を解説していきます。

2. 【条件別】 20代後半の平均年収

20代後半(25歳~29歳)の平均年収を、以下の区分で解説します。

  1. 【男女別】20代後半の平均年収
  2. 【学歴別】20代後半の平均年収
  3. 【雇用形態別】20代後半の平均年収
  4. 【企業規模別】:20代後半の平均年収
  5. 【産業別】20代後半の平均年収 

それぞれの違いを把握しておきましょう。

2-1.【男女別】20代後半の平均年収

年代男性女性
20代前半
(20~24歳)
284万円249万円
20代後半
(25~29歳)
404万円326万円

参考:平成30年度『民間給与実態統計調査』

2-2.【学歴別】20代後半の平均年収

学歴全体男性女性
大学・大学院卒366万円379万円345万円
高専・短大卒327万円 339万円314万円
高校卒310万円327万円274万円

※「平均月収 × 12 + 平均賞与」で算出
参考:平成30年賃金構造基本統計調査

2-3.【雇用形態別】20代後半の平均年収

雇用形態全体男性女性
正規雇用350万円362万円329万円
非正規雇用282万円296万円266万円

※「平均月収 × 12 + 平均賞与」で算出
参考:平成30年賃金構造基本統計調査

2-4.【企業規模別】:20代後半の平均年収

企業規模全体男性女性
大企業 365万円379万円342万円
中企業332万円344万円313万円
小企業316万円331万円293万円

  ※「平均月収 × 12 + 平均賞与」で算出
参考:平成30年賃金構造基本統計調査

2-5.【産業別】20代後半の平均年収

20代後半の平均年収を、産業別にまとめました。

20代後半の平均年収を、産業別にまとめました。

参考:平成30年度『民間給与実態統計調査』

業界別の年収ランキングは以下の通りとなりました。

それぞれ簡単に説明します。

1位.学術研究・技術サービス:383万円

1位は、学術研究・技術サービスで、平均年収は383万円でした。

企業の研究職や弁護士などが主に該当します。

なおSNSマーケティング企業の調査によると、仕事の満足度が高い業種でも1位となっています。(参考:17業種別の仕事満足度ランキング

2位.情報通信:382万円

2位は情報通信業で、平均年収は382万円でした。

IT技術の進展などにより、業界全体が拡大傾向であり、かつ人材不足が顕著なため、他の業種と比べて高い給与が得られやすい特徴があります。

3位.鉱業・採石業:378万円

3位は、鉱業・採石業で、平均年収は378万円でした。

好物などの地下資源を取り出す産業です。

石油や天然ガスなどの採掘も含みます。

4位.電気ガス水道(インフラ):375万円

4位は電気ガス水道などのインフラ業界で、平均年収は375万円でした。

電気・ガス・水道などを供給し、私達の生活を支える仕事です。

インフラ系企業は、安定性も高く、他の業種と比較して給与も高くなる傾向にあります。

5位.金融保険:364万円

5位は金融・保険業で、平均年収は364万円でした。

金融・保険業界は、証券会社や投資銀行など、高収入の職種が多いのも特徴です。
ここまでは、20代後半の年収について、いくつかの区分で詳しく解説しました。

次の章では、26歳の平均年収から、生活費の目安を紹介します。

3. 26歳平均の生活費目安【年収363万円の場合】

363万円の場合、月収はおよそ30万円、手取り換算するとおよそ24万円となります。

手取り24万円の生活費目安は以下の通りです。

家賃 7万7,000円
食費 4万円
水道光熱費1万円
通信費1万円
交通費8,000円
雑費(日用品・消耗品)1万円
娯楽費・交際費(自由に使えるお金)2万5,000円
その他、貯金など5万円

※生活スタイルや居住地によって変動します。

家賃や生活費について、以下の流れで解説します。

  1. 家賃は手取りの3分の1を目安に
  2. 食費は4万円前後を目安に
  3. 貯金可能額は月々5万円ほど

それぞれ詳しく見ていきましょう。

3-1.  家賃は手取りの3分の1を目安に

家賃は、手取りの3分の1を目安にすると考えておきましょう。

手取りが24万円の場合は、7~8万円ほどとなります。

これを大幅に上回ってしまうと、食費や娯楽費を削らなければなりません。

3-2.  食費は4万円前後を目安に

食費は4万円前後を基準に考えておきたいところです。

ただしこれは1日あたりに換算すると、およそ1,300円となるので、「自炊をする」「弁当を作る」など、食費をできるだけ抑える意識が必要となってきます。

基本的に食事は外食が多いという方は、その分他の生活費を削減する工夫が欠かせません。

食費を抑えるコツ

  • タイムセールなどを狙い食費を節約する
  • 外食や飲み会は控える
  • 自販機やコンビニは極力利用しない
  • 昼食は弁当を作る

3-3. 貯金可能額は月々5万円ほど

手取りが24万円の場合、毎月貯金に回せるのは5万円ほどになります。

年間換算すると60万円程となります。

20代全体の平均貯蓄額は106万円

20代全体の平均貯蓄額(株式や生命保険など金融資産含む)は106万円と言われています。(参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]

厳密に26歳を対象にした調査ではありませんが、20代中盤である26歳の貯蓄額も、それほど大きな差はないと考えて良いでしょう。

ただし、20代の貯蓄額中央値は5万円であると判明しています。

ごく一部を除いて、20代の多くは貯蓄がほとんどないというのがリアルな実態であると言えるでしょう。

4. 年収をアップさせる3つの方法

収入を増やす具体的な方法は、以下の通りです。

  1. 昇進や昇格などによる給与アップを目指す
  2. 空いた時間で副業する
  3. 給料の高い職場に転職する

それぞれ具体的に見ていきましょう。

今の年収が適正か、一度確かめてみませんか?

年収・手取り額に悩みを抱えている方は、dodaが提供する「年収査定」の利用をおすすめします。これはあなたの適正年収を、AI技術によって導き出すツールです。

能力・経歴に見合った給料を得られているかどうか、一度チェックしてみましょう。

dodaに登録して適正年収をチェックする:
https://doda.jp

4-1.  昇進や昇格などによる給与アップを目指す

もっとも堅実に収入を上げる方法は、昇進や昇格によって給与をベースアップさせることです。

成果を上げることを常に意識し、日々の業務に取り組みましょう。

この際、企業の評価基準を把握しておくことも大切です。

資格を取得するのも有効

資格手当などの制度が職場にある場合は、資格を取得することで月々数千~数万円の給与アップが見込めます。

資格勉強はスキルとして身に付きますので、仕事に活かせる場面も多いでしょう。昇給や昇格への足掛かりとなることもあります。

ある程度長期的に学習する意欲があるのであれば、現職に活かせる資格の勉強をしてみるのもおすすめです。

ただし、同じ職場でのキャリアアップを目指す場合は、長期的な視点を持っておく必要があります。

昇進や昇格の機会は多くても年に数回程度ですし、必ずしも結果が評価されるとは限りません。

したがって、いますぐ収入を増やしたいという方にとっては、適した方法とは言えないでしょう。

4-2.  空いた時間で副業する

本業とは別に副業を行うことで、収入を増やすことも可能です。

ダブルワークをしたり、クラウドソーシングを通して仕事を請け負ったりすることで、空いた時間を活かして効率的に稼ぐことができます。

ただ、本業に加えて仕事をすることになるため、体力的・精神的な負担が大きくなるという懸念は拭えません。

本業に支障が出てしまっては本末転倒ですし、またそもそも企業によっては副業を容認していないこともあります。

4-3.給料の高い職場に転職する

誰にでも実現可能かつ最も確実な収入アップの方法は、転職です。

職種や仕事内容は同じでも、職場を変えるだけで、月々数万円ほど給与が上がるケースも珍しくありません。

月給にそれほど違いがなくても、ボーナスのある職場に転職するだけで、年収が数十万円アップすることもあるでしょう。

また、「昇格や昇進が見込めない」「業績がかんばしくなく、ボーナスや手当も支給されない」という場合は、現職よりも条件の良い企業への転職を検討してみることをおすすめします。

まずは転職エージェントに相談してみるのもおすすめ

転職を検討している方は、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』などの、転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。

また、『転職エージェントおすすめランキング』では、当サイトが独自に取得したアンケートから、利用者満足度の高い転職エージェントを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

5. 平均年収に関するFAQ

平均年収に関するよくある質問をまとめました。

気になることがあればここで解消しておきましょう。

Q-1.20代の平均年収はいくらですか?

同調査で明らかになっている「20代の平均年収」は346万円です(男性367万円、女性319万円)。

20代の平均年収を年齢ごとに区分したものを以下にまとめました。

平均年収
全体男性女性
20歳 279万円300 万円263万円
 21歳 277万円 302万円 258万円
 22歳 280万円 293万円 268万円
 23歳 294万円 309万円 279万円
 24歳 322万円 339万円 305万円
25歳344万円362万円324万円
 26歳 363万円 384万円 339万円
 27歳 378万円 401万円 348万円
 28歳 390万円 415万円 354万円
 29歳 402万円 427万円 361万円
20代全体346万円367万円319万円

出典:doda

年齢が上がるに連れて、平均年収も数万円~数十万円ずつ上昇していることがわかります。

Q2. 26歳で年収500万円以上の人の割合を教えてください

dodaの調査によると、20代で年収500万円以上を稼ぐ人の割合はわずか10%程度であると判明しています。

年収は年齢が上がるにつれて増えていくことから考えると、26歳の段階で年収500万円を超えている人は、全体の10%を下回ると判断できるでしょう。

そもそも年収500万円以上を稼ぐ人は、すべての年代を含む労働者のうち、およそ30%ほどです。(参考:平成30年分民間給与実態統計調査

26歳の段階で年収500万円を超えるためには、以下のような戦略を立てて、行動していく必要があります。

年収500万円を稼ぐ戦略

  • 金融、不動産、商社など、高収入を見込める分野へ転職する
  • IT業界など大幅な成長が見込める業界で働く
  • 専門的なスキルを身につけるなど、希少価値の高い人材を目指す
  • 自分のスキルや経験を最大限活かせる企業へ転職する

Q3. 26歳で年収1000万円稼ぐことは可能ですか?

26歳で年収1000万円稼ぐことは不可能ではありません。

ただし、dodaの調査では、20代のうちに年収1000万円を超えている人は全体のわずか0.2%でした。

このことから、非常に難度の高いものであることを理解しておく必要があると言えるでしょう。

26歳で年収1000万円を達成する方法のひとつとして挙げられるのが「起業」です。

自ら事業を興し軌道に乗せることができれば、会社員では得られないほどの収入を手にできるでしょう。

また、以下は特に高収入を得られやすい業種・企業となります。

  • 金融、不動産、総合商社
  • 外資系企業
  • 営業成績がインセンティブに反映される企業

年収1000万円を目指すのであれば、上記のような業種・企業を選ぶことが必須です。

さいごに

26歳の年収事情を紹介しました。

現時点で年収が350万円を超えているのであれば、周囲よりも高収入であると考えて問題ないでしょう。

しかし、年収350万円を下回っている場合、周囲にやや遅れをとっていると言えます。

副業をはじめたり、転職をしたりするなど何かしらの行動に踏み切ってみることをおすすめします。

もしも転職を検討しているのであれば、以下の転職エージェントにまずは相談してみるとよいでしょう。

あなたの暮らしが、より良いものになるよう願っています。