履歴書は手書きかパソコンどっちが良い?送付状・職務経歴書と併せて解説

履歴書 手書き

履歴書を作成していて

「手書きで書くべき?」
「パソコンで作成しても問題ない?」

と悩んでいませんか。

結論からいうと、パソコン・手書きどちらで書いても問題ありません

採用担当者への調査では、「どちらでも構わない」と回答した企業が最も多数を占めています。

ただし、「手書きの方が良い」という意見もあるため、迷った場合は応募先への熱意を伝えるためにも手書きで書くのも良いでしょう。

今回は、多く転職サポートをしてきた筆者が、手書きかパソコンかを判断するポイントと、採用担当者に好印象を与える履歴書の書き方について、以下の流れでご紹介していきます。

  1. 【結論】履歴書・送付状は手書きでもパソコンでもどちらでも構わない
  2. 履歴書は「手書き」か「パソコン作成」か判断するポイント
  3. 履歴書を手書き作成する場合のポイント
  4. 履歴書を「パソコン作成」する場合のポイント

この記事を読めば、履歴書の書き方について、納得のいく判断ができるようになるでしょう。

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1.【結論】履歴書・送付状は手書きでもパソコンでもどちらでも構わない

結論、履歴書・送付状は手書き・パソコンのどちらでも良いです。

実際に以下のグラフの通り、選考の際「どちらでもかまわない」という企業が最も多いです。

履歴書_手書きorPC

出典:doda

迷ったら「手書き」にする方が良い

パソコンか手書きか迷う場合は、手書きで書くと良いでしょう。

というのも、採用担当者の4割手書きで作成した方が良いと回答しているからです。

なお、転職者の過半数が「手書き」で履歴書を作成しており、手書きの方がパソコンよりも多数派であるといえます。(リクナビNEXT)

一昔と比べると現在はパソコン作成でも問題ないという企業が多くなっているようですが、悪目立ちするリスクを避けるためには、手書きの方が無難です。

2. 履歴書は「手書き」か「パソコン作成」か判断するポイント

まだまだ手書きが多数派であるとはいえ、パソコン作成に魅力を感じる方も多いです。

「パソコンで作成したいかも」という方は、以下の表を参考に判断すると良いでしょう。

 手書きが良いケース  パソコン作成が良いケース
  1. 応募先が歴史のある日系企業/公庁関係
  2. 面接官/役員の年齢層が高い
  3. 事務/秘書など業務に“手書き”がある職種
  1. 応募先が先進的なベンチャー/外資系企業など
  2. 提出方法がWEBやメール

2-1. 手書きが良いとされるケース

(1)応募先が歴史のある日系企業/公庁関係

歴史のある日系企業や官公庁関係は、手書きの方が好印象になる場合があります。

なぜなら、誠意や丁寧さを重んじている場合が多く、「手書き=誠意」という印象に受ける風潮があるためです。

実際に以下の口コミの通り、日系の企業では「手書きが良い」という方がいらっしゃいます。

慣習的に、手書きの方が良い

口コミ・評判

採用担当者
サービス系 5,000人以上の企業
手書きの方が慣習的に印象が良い

出典:リクナビNEXT

(2)面接官/役員の年齢層が高い

面接官/役員の年齢が高い場合も、手書きで書くと良いでしょう。

「履歴書は手書きで書くもの」という認識がまだ強く残っている方もいるからです。

実際に、以下から転職先の平均年齢について調べることができます。

  • 企業の公式サイト
  • 就職四季報
  • 転職エージェント

(3)事務/秘書など業務に“手書き”がある職種

日常業務の中で、手書きでの書類記入・宛名書きなどがある職種の場合は、手書きの履歴書が好印象になる場合があります。

事務や秘書などのオフィス系職種が良い例です。

文章の丁寧さを見られるため、慎重に記入しましょう。

2-2. パソコン作成が良いとされるケース

(1)応募先が先進的なベンチャー/外資系企業など

システムでの管理が当たり前の先進的なベンチャー企業や外資系企業の場合、パソコン作成の方が好印象になります。

なぜなら、手書きで書くと「非効率な人」という印象を与えてしまうことがあるからです。

また以下の口コミの通り、電気・電子系のメーカーでも「パソコンの方が良い」という担当者もいらっしゃいます。

履歴書を通してパソコンスキルを確認している

口コミ・評判

採用担当者
メーカー系(電気・電子・機械系)
履歴書を通して、パソコンスキルと作成能力を見ています。

出典:リクナビNEXT

(2)提出方法がWEBやメール

WEB上やメールで履歴書の提出を求められた場合は、パソコンで作成したものを提出しましょう。

というのも、手書きで書いた履歴書の写真を撮って添付すると、見づらくなってしまうからです。

パソコンで履歴書を作成する方は、以下のリンクから作成時のポイントをご確認ください。

履歴書を「パソコン作成」する場合のポイント>>

3. 履歴書を手書き作成する場合のポイント

実際に、手書きで履歴書を作成する際の注意点について知りたいという方もいるでしょう。

この章では、以下の3ポイントについて解説します。

では、見ていきましょう。

3-1. 黒のボールペンで記入する

正式文書なので黒のボールペンで記入するようにしましょう。

使用するペンははっきりと字の書ける万年筆やゲルインクのボールペンがオススメです。

ペン先に詰まりなどがある場合があるので、記入前には必ず試し書きをしてから書きましょう。

3-2. 消せるボールペンは使わない

フリクションボールペンと呼ばれる消せるタイプのボールペンは使わないようにしましょう。

フリクションボールペンは摩擦熱によって色が透明になるインクのため、高温状態やこすれた摩擦熱で消えてしまう危険性があるためです。

また、フリクションボールペンは見て分かってしまうため、人事担当者からの印象が悪くなってしまう可能性があります。

3-3. 修正液/修正テープは使わない

履歴書は正式文書のため間違えたら「書き直し」が原則です。

間違えた箇所に二重線を引いて修正することも避けた方が無難です。

もしものために予備の履歴書を用意しておきましょう。

どうしても心配な場合は、鉛筆で跡が残らない程度の筆圧で下書きをし、ボールペンで清書をして完全に乾いてから消しゴムで消すとキレイに仕上がります。

4. 履歴書を「パソコン作成」する場合のポイント

ここからはパソコンで履歴書を作成する場合のポイントをご紹介していきます。

以下の3点を念頭に置いておいてください。

それでは、ご紹介します。

4-1. 自分に合ったダウンロードフォーマットを使う

パソコンで作成する場合は、ダウンロード形式を利用して作成するようにしましょう。

2つの形式をご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

(1). シンプルで書きやすいフォーマット

こちらの形式は必要最低限の項目に絞られているため、マイナス評価を避けることが出来ます。

職務経歴書と同時に提出する場合や、履歴書持参で面接の場でアピールを重視したい場合などにオススメです。

(2). JIS規格フォーマット

JIS規格フォーマットには以下について記載できる「自由記載項目」があります。

  • 志望の動機
  • 特技
  • アピールポイントなど

そのため、履歴書のみ提出する場合など、履歴書内でアピールをしたい方に最適です。

4-2. 見やすく作成するポイント

履歴書を見やすく作成するためには「文字サイズ・フォントを揃えること」「企業ごとに名前をつけてフォルダ保存すること」が大切です。

(1). 文字サイズとフォントを履歴書内で揃える

履歴書は「見やすさ」が大切なので、パソコンで作成する際は文字フォントを統一し、文字サイズを揃えましょう

ダウンロードフォーマットでは既に文字サイズやフォントが設定されている場合が多いですが、きちんと自分で確認をして、バランスを整えるようにしましょう。

■文字サイズとフォント

•文字サイズ(通常文):10.5pt もしくは 11pt
•文字サイズ(氏名やアピールポイントなど、目立たせたい部分):14p~18pt程度
•フォント:明朝体

(2). 履歴書は応募企業ごとに作成し保管する

履歴書を作成したら、応募先企業ごとに名前をつけ、フォルダを分けて保存しておきましょう。

というのも、面接の際に履歴書に書かれた内容を踏まえて質問をされることがあるからです。

「書いた内容を忘れてしまった」ということがないように、企業ごとに保管することをオススメします。

4-3. 印刷するときの注意点

印刷する際は「履歴書のサイズをA3かB4にすること」「写真を印刷後に貼付すること」に注意しましょう。

(1). 履歴書のサイズはA3かB4

履歴書のサイズはA3二つ折り、B4二つ折りが一般的であるため、印刷時はA3、またはB4にします。

A3サイズは家のプリンタでは印刷ができないことが多いので、A4プリンタでA3を印刷出来る用紙の利用やコンビニで印刷をすることがおすすめです。

どうしても家でA4サイズ2枚で印刷をする場合は、履歴書にページ番号をふり、印刷の質が見劣りしないよう、普通紙よりもしっかりとした上質紙を利用しましょう。

(2). 写真は印刷後に貼付

証明写真は、必ず履歴書を印刷をしてから貼付しましょう。

履歴書をパソコンで作成した場合でも、紙で提出する場合、データ写真の添付はNGです。

なお、貼付する写真の裏に名前を書いておくことで、紛失を防ぐことができます。

5. まとめ

いかがでしたか?

履歴書は手書きとパソコン作成とでそれぞれ有利になる場合があるものの、大切なことは「見やすさ」です。

今回お伝えしたポイントをおさえて、読みにくい履歴書でマイナス評価にならないよう、どちらの場合でも丁寧な履歴書作成を心がけましょう。

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あなたの転職活動が最高のものになるよう、陰ながらお祈りしています。