転職で後悔する3つのパターンと後悔しないための全対処法

転職 後悔

転職したいと思っているものの、後悔しないか不安に感じてはいませんか?または、すでに内定をもらっているものの、このまま転職して本当に後悔しないか踏ん切りがつかないという人や、すでに転職し、今まさに後悔しているという人もいると思います。

インターネット上の失敗事例や、転職に対する後悔などをみていくと、共通したパターンがあることに気づきます。このページでは、後悔しない転職をするために知っておきたい、以下のポイントをご紹介します。

  1. 後悔する3つのパターンと対処法
  2. 後悔しない転職をするための6つの方法

これらはすでに転職し、今まさに後悔しているという人が、現状を打開するためのポイントでもあります。このページを読めば、後悔せずに転職できるだけでなく、現状打開できる光が見えるはずです。

1. 後悔する3つのパターンと対処法

1-1. 内定時と条件が違う

「どこでもいいからとにかく内定を取りたい」という思いが強い人や、「面接で条件を確認したので大丈夫」と安心している人に多いパターンです。

「そんなことはないだろう」と思う人は多いかもしれませんが、意外と多いのがこの事例。実際にインターネットには、こんな失敗談が寄せられています。

退職したのが4カ月前。なかなか転職先が決まらず、ようやく1社から内定が出ました。給与や待遇、福利厚生は前職と同水準だったので、すぐに入社の意志を伝えました。ところが、入社後に分かったのですが、試用期間中は給与が下がるし、月に1度は土日出勤。もう、耐えられません。

参考:DODA

原因

大きく2つに分けられます。

内定時と採用時の条件に違いが生じる原因

  • 採用段階で細かな話を確認していなかった
  • 内定明示書や労働条件通知書をしっかり確認していなかった

給与や待遇などの条件面について、ほとんどの企業は面接で具体的なことを話しません。それは本人の働き方や働く時期によって、変動することが多いため。「頑張り次第では…」「平均的には…」「繁忙期には…」という枕詞を面接で聞いた人は多いでしょう。

実際の給与や待遇は、採用後に提示される内定明示書(労働条件通知書)のものが採用されます。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためには、内定後であっても労働条件通知書をしっかり確認することが大切です。

対処法

面接の段階で確認したい場合は、例えば同じキャリアで中途入社した人の平均年収や帰宅時間などを確認したり、繁忙期と閑散期の就業状況などを聞くといった対応ができます。

もしあなたが現在内定をもらっている段階なら、まずは内定明示書を取り交わし、書かれている条件をしっかり確認しましょう。

万一、面接時の情報や募集要項と差異があれば、その旨を先方または人材派遣担当者に申し出て、確認を行いましょう。内定辞退の段階であればキャリアにカウントされません。

言いにくいと感じる人も多いでしょう。しかし、入社後に「こんなはずじゃなかった…」とイヤイヤ仕事を続けるよりも、先に申し出て「今回はいい縁ではなかった」と割り切ってしまったほうが、本人にとっても相手の会社にとってもいいはずです。

すでに転職先で働いている場合の対処法

すでに入社してしまった後であれば、お願いしていた転職エージェントに相談してみましょう。

1-2. 思っていた仕事内容と違った

「今の職場から早く離れたい」という人や、やりたい仕事に対して高い理想を抱いている人に多いパターンです。インターネット上には以下のような失敗談が寄せられています。

洋服の接客販売からの転職でした。前職では、お客さまに似合う服を積極的に提案するなど、売り上げにも貢献しました。そういうコミュニケーション力を武器に、いろいろな人に自分から提案できる法人向け新規の営業がしたくて転職しました。でも、お客さまの笑顔は見られないし、上司からは「売り上げ伸ばせ」とプレッシャーばかり。 正直、もうキツくなってきました…。

参考:DODA

前からやってみたかった仕事内容に引かれ転職したが、自分が思っていた仕事と違った。給料も低く、社内の雰囲気も悪かった。

参考:マイナビ転職

原因

今の職場がつらいと、隣の芝は青く見えるもの。また、やりたい仕事に対する思いが強すぎると、理想的な部分ばかりを想像してしまい、厳しい部分にまで目が向かないといったことが、主な原因です。

対処法

転職先で働いている人に話を聞いたり、可能であれば職場見学をさせてもらうことで、現実の労働環境を確認しましょう。インターネットの情報を確認したり、転職エージェントに状況を聞いてみるのもよいでしょう。

まだ面接段階であれば、働いている人の一日のスケジュールなども聞いてみるといいかもしれません。自分が知らなかった業務や避けたい業務などが入っていたり、思いのほか出勤時間が早かったり、帰宅時間が遅かったりするかもしれませんよ。

大切なのは、冷静な目で転職先の状況や仕事内容を確認すること。「状況は今の会社よりもマシに決まっている」「あこがれの仕事はきっとこうだ」という固定概念を捨て、実際の労働状況や働いている人の様子などを客観的に見た上で、転職するかどうかを判断しましょう。

すでに転職先で働いている場合の対処法

すでに転職している人は、転職した時の気持ちをもう一度思い出してみるのも一つの方法です。

転職してしばらくは、慣れない仕事や職場環境に疲れてしまい、なぜ転職したのかを忘れてしまいそうになるもの。やりたい仕事へ転職できた人は、自分が実現したい姿になるために、何が足りないのかを今一度考えてみると、状況を打開できるかもしれません。

前職から離れたい一心で転職先を決めてしまった人は、一からキャリアを積むという覚悟を持つことが大切かもしれません。

転職先では、これまで積んだ経験やキャリアが役に立たないこともあるでしょう。しかし、あなたがどんなキャリアを積んでいても、転職すればキャリアは一から積み直しとなります。キャリアを積んでいけば、転職先の新たな魅力を発見できるかもしれませんし、条件の良い別会社へも転職しやすくなります。現状を打開するためにも、まずは今の状況でキャリアを積んでみてはいかがでしょうか。

1-3. 人間関係

転職先の人間関係は、採用段階ではなかなかわかりにくいもの。そのため多くの人が、転職後の人間関係に悩んでしまうようです。

エン ミドルの転職」によると、転職後の人間関係に満足している人は、なんと全体の21%。転職をしても人間関係に満足できないという人は少ないくないのです。

仕事での人間関係について」(エン・ジャパン)

インターネットにも、転職後の人間関係に悩んでいるという声が多数投稿されています。

最近、3年間働いていた会社を退職し、転職をしました。
それまでそれなりに仕事が出来ていて、上司も結構頼りにしていてくれていました。ですが、新しい職場では失敗ばかり。そのせいで男性社員の目がすごく冷たく感じます。この間はある男性社員から「今まで楽しくやってたのに、あなたのせいでギスギスしちゃってるよ」と言われました。

休日でも仕事の事や、怒られた時の事が頭をよぎって怖くて仕方がありません。

参考:エキサイトお悩み相談室

とても良い上司・メンバーの下で働いていましたが、給与の高いお誘いがあり転職しました。高給で人を集めた職場だけあって、能力はあるが自分の成果にこだわる人ばかりのギスギスした職場です。

参考:エン人事のミカタ

原因

転職先の人間関係ばかりに目が行きがちですが、少し自分自身を振り返ってみましょう。前職の実績やキャリアから、ついプランドを捨てきれずにいる…なんてことはありませんか。また、以前の職場のやり方やルールを、そのまま転職先に持ち込んではいませんか。

職場に根付いた人間関係や環境を変えることは難しいですが、自分を変えることはできます。まずは自分自身の振る舞いを客観的に見て、原因を探ってみましょう。

対処法

現在転職活動中の人は、転職先で働いている人に話を聞いたり、可能であれば職場見学をさせてもらうなどで、職場の人間関係を確認しておくとよいでしょう。

また、面接時のやり取りから職場の状況をさり気なく探るという方法もあります。もちろん「人間関係は良好ですか」と直接聞くことはできませんが、担当者や現場で働く人たちとのやり取りから、状況を判断するのも一つの方法です。

すでに転職先で働いている場合の対処法

すでに転職先で働いている場合は以下を心がけることで、人間関係を改善できることがあります。

転職先の人間関係を改善するために心がけるべきこと

  • 「教えてもらう」という謙虚な気持ちで対応する
  • これまでのキャリアやプライドを捨て、一から臨む覚悟を持つ
  • 自分が常識だと思っていたことが非常識でないかを疑う
  • しっかり挨拶をする
  • 前職の経験から知ったかぶりをしない

2. 後悔しない転職をするための6つの方法

個人で転職活動をする場合は、下記の6つを強く意識してください。ただし、転職が初めての方や細かいところに気を回す自信のないかたは無難に転職エージェントを使いましょう。

2−1. 口コミサイト『Vokers』で転職先の実態を知る

後悔しない転職をするためには、応募先の企業の情報をしっかり探ることが大切です。その際に便利なのが、口コミサイト『Vokers』です。

無料のユーザー登録を行えば、「入社理由と入社後ギャップ」「組織体系・企業文化」など、外側からは見えないさまざまな情報が確認できます。書き込みは元社員なので、情報ソースも安心です。

2−2. 面接で給与や待遇について詳しく聞く

面接時には、さり気なく給与や待遇について確認しておいたほうが良いでしょう。

ただし、直接的に聞くと失礼にあたるため、同じように中途採用で活躍している人の状況などを聞くとよいかもしれません。

2−3. 内定明示書を取り交わす

内定時に出される条件は、面接時や募集要項の内容と差異がある可能性があります。労働条件通知書などの確認だけでなく、内定明示書を取り交わし、その内容が面接や募集要項と差異がないかチェックしましょう。

2−5. 職場見学をお願いする

会社によっては、職場環境を見学させてくれることもあります。実際の職場からは、就業状況や人間関係などがかいま見えるもの。実際に入社してみて「こんなはずじゃなかった」と思わないためにも、ダメ元で一度お願いしてみましょう。

2−6. 大手の信頼できるエージェント経由で転職する

転職で後悔しないためには、なるべく大手で信頼できるエージェント経由で入社しましょう。

優良なエージェントであれば、求人を紹介する上での責任が生じるため取り扱い求人を審査している場合が多いためです。

その場合は中小エージェントではなく、無難に下記のような大手どころ(上場している有名エージェント)を使うことを推奨します。

転職が初めての方や、まだまだ転職・再就職は検討段階だけど、どんな転職先候補があるか知りたいという方は、面談が親身でガツガツしてないパソナキャリアやDODAがおすすめです。

上記で紹介した「面接で給与や待遇について詳しく聞く」「内定明示書」「職場見学」について企業に直接言いにくい方も、エージェント経由であれば頼みやすいことでしょう。

2−6. 転職の軸になる条件を決めておく

給与面や待遇、人間関係など、絶対に譲れない軸を決めておきましょう。

軸が決められないということは、自己分析がしっかりできていない可能性があります。自己分析不足は転職の失敗に直結しますので、時間をかけてしっかり自己分析を行うことをおすすめします。

自己分析については、「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

たくさんの会社を受けると、どうしても自分の転職理由が見えなくなってしまうもの。また、「とにかく今の会社を辞めたい」と焦ってしまうあまり、転職先のいいところばかりを見て、内定を受諾してしまう人もいます。

まずは冷静に自分の転職理由を見直し、絶対に譲れない軸が何かを再認識しましょう。軸が認識できていれば、転職後のつらい時期も乗り越えやすくなります。

2−7. キャリアが積み直しになることを覚悟する

前職でどれだけ輝かしい実績を残していても、新天地ではキャリアは全て積み直しになり、転職先では新人として扱われます。自分より年齢が下のものが先輩になることもあるでしょう。

時にはプライドが傷つくこともあるかもしれませんが、下手なプライドは人間関係を悪化させることもあります。

前職の栄光は一旦捨て、再スタートする気持ちで転職に臨みましょう。

3. まとめ

入社後に後悔しないためには、事前の準備に時間をかけること、そして覚悟が大切です。自己分析をしっかり行った上で、面接で何を聞くべきか、先方に事前に確認しておくことはないかなどをしっかり確認して、面接に臨みましょう。

あなたの転職後の生活が、より素晴らしいものになるよう応援しています。