転職に学歴は必要?学歴が低くても転職を成功させる全知識

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転職 学歴

学歴に自信がないからと、転職活動に及び腰になっていませんか。確かに新卒採用では、学力は採用の合否を左右する、大きな要因の一つとなっていました。

しかし転職における学歴の重要性は、必ずしも新卒採用と同じではありません。

このページでは、転職活動であなたの学歴がどう影響し、どのように対策を立てればいいのかということを、転職エージェントとしての知見と経験を活かして、以下の流れに沿ってご紹介します。

  1. 転職に学歴は必要か?
  2. 学歴に自信がなくても受かりやすい業界4選
  3. 学歴が自信がなくても転職面接を突破するコツ2選
  4. 履歴書での学歴の書き方4つのポイント

最後まで読んでいただければ、転職に学歴はどう関わってくるのかが理解できるとともに、学歴を履歴書にどう書けばいいのかというポイントについても、お分かりいただけるでしょう。

1. 転職に学歴は必要か?

採用に全く関係ないわけではありませんが、転職では新卒採用ほど学歴を重要視されない傾向にあります。

転職コンシェルジュのワークポートの調査によると、「採用に学歴は関係ない」と答えた担当者は、全体の6割に上りました。

「採用に学歴は関係あるかどうか?」のアンケート結果

転職時に学歴が関係あるかどうか

62%の企業が採用に学歴は関係ないと解答している通り、転職では学歴よりも、これまでのキャリアを重要視する企業が多いようです。

それは、両者の採用目的の違いにあります。

新卒採用と中途採用では、採用の目的が違う

企業が新卒者に求めているものは、今後の可能性であり、いわば先行投資のようなものです。これまで社会に出て仕事をしたことのない人材は、いわば何ものにも染まっていない、まっさらな紙のようなもの。一から教育をしなければならないというデメリットはありますが、企業が望む人材を作りやすいというメリットがあります。

また、採用の基準が学歴や自己PRなどしかないというのも、新卒採用時に学歴が重要視される理由の一つとなっています。

一方、企業が転職者に求めているものは即戦力です。言い換えれば、採用することで、確実に企業を強くできる力を求めているといえます。

企業を強くできるかどうかという点に大きく関わってくるのは、学歴よりもこれまでのキャリアです。いくら学歴が高くても、キャリアに乏しければ、企業が即戦力とみなすことはほとんどないでしょう。逆に学歴に乏しくても、企業が求めているキャリアを持っていれば、採用の道は明るくなるといえます。

キャリアをあまり積んでいない第二新卒者は学歴重視

ただし、キャリアをあまり積んでいない第二新卒者は、新卒採用同様、学歴が重要視される傾向にあります。

学歴に対してコンプレックスを持っているならば、ある程度キャリアを積んだうえで、転職に臨むことをおすすめします。

転職のためにキャリアを積むのであれば、社長賞や売上全国No.1など、客観的に評価できる実績を上げることもおすすめです。キャリアについて詳しく説明するよりも、より直感的に相手に皆様の力を示すことができます。

2. 学歴に自信がなくても受かりやすい業界4選

以下業種は、採用時に学歴をあまり重要視しない傾向にあります。学歴に自信がないなら、こうした業種を受けてみるのもおすすめです。

  • 旅行・レジャー業界
  • 小売業界
  • 外食業界
  • IT・WEB業界(クリエイティブ職)

インテリジェンスの調査によると、中途採用時に大卒以上または六大学以上を求める業種は、総合商社や金融業界、教育業界に多いことが分かりました。

大卒以上を求める求人割合業界別

一方、旅行・レジャー業界や小売業界、外食業界では、学歴をあまり重要視しない傾向にあります。

また、WEB業界やIT業界などのクリエイティブ職でも、学歴はあまり重視されません。
【中途採用】職種別大卒以上を求める求人割合

これは、学歴よりもこれまでのキャリアや公私における経験、発想力が即戦力に直結するためです。

転職コンシェルジュのワークポートの調査では、以下のように述べる中途採用担当者がいることも公開されています。

エンジニアは技術がすべて。

参考:転職コンシェルジュのワークポート

どうしても学歴が心配ならば、こうした業界を中心に転職活動を行うのも一つの方法です。

3. 学歴が自信がなくても転職面接を突破するコツ2選

できるだけ学歴に左右されずに転職を突破したいなら、面接時に以下2つをアピールするのがおすすめです。

  • 即戦力とみなされる実績をアピールする
  • モチベーションの高さや会社貢献への前向きなアピールを行う

3−1. 即戦力とみなされる実績をアピールする

面接では社長賞や全国売上No.1の実績を上げたことなど、即戦力とみなされる実績をアピールしましょう。

前述したとおり、企業が中途採用者に求めているのは即戦力です。つまり、これまでどんな実績を上げてきたか、入社後どのように企業に貢献できるのかを面接官に示すことが、採用への道を切り開くための重要なポイントになります。

中でも社長賞や全国売上No.1などといった明確な実績は、実績を明確に伝えられる指標の一つになってくれます。

職種や業種を問わず、何かしらの賞を受賞したということは、社内でも一定の評価を受けるような業績を残したということ。採用担当者からすれば、即戦力かどうかを判断するのに、これほど明確な指標はないといえます。

すでに何かしらの賞を受賞しているのであれば、履歴書作成や面接時にこうした点をしっかりアピールしましょう。これから転職活動を行うのであれば、こうした賞を受賞し、転職活動を有利に進められるよう、実績を積むことがおすすめです。

3−2. モチベーションの高さや会社貢献への前向きなアピールを行う

即戦力かどうかという点とともに、採用担当者が重視するのが、モチベーションの高さや、入社後どのように会社に貢献してくれるかというポイントです。

入社後の働き方のイメージが明確だったり、より具体的に貢献内容についてアピールできたりする人は、学歴を問わず、採用担当者から「即戦力になってくれそう」「企業に力を尽くしてくれそう」というイメージを持たれる傾向にあります。

入社後のキャリアプランを短・中・長期と段階的にしっかりと考えており、それぞれでどのように貢献してくれるのか具体的なイメージが描けたところですね。(システム開発)

参考:DODA

現有スキルを、当社のどの領域で活用したいのか。なぜ活かせるのか。しっかりと業務を理解し、関連付けて具体的に語ってくれているなと感じられたところを評価しました。(メーカー)

参考:DODA

こうした点は、業界研究や自己分析の中で見出していけるもの。受賞歴や高い売上成績がない場合は、こうした点をアピールしてみてはいかがでしょうか。

4. 履歴書における学歴の書き方4つのポイント

履歴書に学歴を記入する場合は、以下の4つのポイントを厳守しましょう。

  • 最終学歴のひとつ前から記入
  • 高校は「高等学校」と記載する
  • 大学は学部と学科まで記載する
  • 長期間のブランクがある場合は理由を記入する

4−1. 最終学歴のひとつ前から記入

学歴は最終学歴のひとつ前の卒業時点から記載しましょう。大卒の場合は高校卒業から、高卒の場合は中学校卒業から記載します。

4−2. 高校は「高等学校」と記載する

高校名は省略せず、「○○高等学校」と正式名称を記載しましょう。

4−3. 大学は学部と学科まで記載する

大学は所属していた学部と学科も記入しましょう。学科編入などを行った場合は、編入後の大学と学部、学科についても忘れず記載しましょう。

4−4. 長期間のブランクがある場合は理由を記入する

長期間浪人や留年した場合は、理由を書いておくと良いでしょう。

1年程度の浪人や留年であれば、理由を特記する必要はありませんが、2年以上のブランクは、学歴を問われにくい転職面接でも、理由を聞かれる場合があります。

「それなら仕方がない」と思われるよう、事前に履歴書に簡潔に理由を記載した上で、面接で聞かれても詰まらないよう。準備をしておきましょう。
履歴書の学歴の書き方

以下は大卒の場合の学歴記載例です(高卒の場合、書き始めの学歴は中学校卒業からになります)。こちらを参考の上、履歴書の作成を進めてみてください。

5. まとめ

転職では一部の業種を除き、学歴よりも、これまでのキャリアや入社後の企業貢献への姿勢が重要視されます。まずは現在勤めている企業で実績を上げ、転職成功への大きな足がかりを作ってみてください。

すでに退職されている場合は、入社後にどのように企業に貢献できるのか、その将来像を採用担当者に具体的に想像してもらえるよう、自己分析を通してアピール方法を考えるのがおすすめです。

自己分析の方法については、「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」をチェックしてみてくださいね。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

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